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2015/21/03天気がよくて安心した。昼食は簡単にレトルトカレー。準備して実家へ。兄夫婦は既に到着していた。急いで四十九と納骨とお斎のうちあわせした。お寺に行くまでけっこう時間ないのに兄がいきなり「パート譜貸してほしい」などと言うしかも「明日早く帰るからできれば今楽譜出しておいてほしい」とゆーリクエスト(-_-;)。おれは人間が小さいのでちょっといらいらする。大量にある中から出すのでけっこう手間なのだで、いらいらしてるのに左が麻痺してることで着替えに手間取って更にいらいらする。出がけに老母がまたいろいろとんちんかんなこと言うので、更にまたいらいらいらいらする。これだけでけっこうくたびれた。ああ、器の大きい男になりたい菩提寺に集合して四十九の法要。過去帳、新しく作り直してもらって受け取った。これでよかった。過去帳は親父が無くしちゃったのだ。なぜ無くす(-_-;)親父は家族にはひたすらその事実を隠していたが、親戚には「過去帳無くしちまったんだ」などとこっそり告白してたらしい死んでから過去帳が無いことが発覚したのだ。浄土真宗の場合、位牌の有無などはまったく問題にならず、そのかわり、とにかくもう過去帳がいちばん大事こんどは墓地に移動して納骨。開けて覗いてみるとずーっと以前に亡くなった祖母の骨がまだ少しあった。けっこう残ってるもんだね。納骨はみんなで順番に骨を手づかみでお墓に入れた。納骨で手づかみは初老母だけが異様にびびっていたが、特に怖さも嫌悪感もないですね。綺麗なもんです。これで仏間にあった老父の骨もおさまるべきところにおさまった。親父、みんなと仲良くやれよ。夕刻、某ホテルに移動してお斎親父の好物がずらっと並ぶ。きっとご機嫌だっただろう。少人数で和やかにやりました。実家寄って帰宅。さすがに疲れた。一応施主は兄だが、東京に住む兄は何もできない。実際にすべてを取り仕切っているのはおれと家内なのでけっこう疲れる。今日から兄は「喪主」は卒業して「施主」になったんだそうです。住職がそう言ってた。
2015/03/23
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2018/08/29午前、ひたすら休養。昼食、安城湯麺非常にオーソドックスな韓国インスタント麺。際立った特徴はないのだが、時々食べたくなって、たまに通販で買って食べる。美味しいよ。そんなに辛くない。安心できる味じゃないかなと思う。【韓国食品】【韓国ラーメン】農心安城湯麺(アンソンタンメン)午後、長野ロキシー。瀬々敬久監督「菊とギロチン」(2018)公開を心待ちにしていた!これは特別な作品。傑作だ。凄まじい気迫と熱量。あっとゆー間の約3時間。感動。ものすごいインディーズだ。大手映画会社と関係なく国映中心の自主映画として撮ったからこれほどの強さを獲得できたのかなと思う。ここ数年の瀬々監督の商業作品もどれも高水準で素晴らしかったが、この作品はちょっと半端ない。異常なテンションが終始貫かれる。それなのに語り口は悠然としてる。マスターピースだ。熟練と若々しい情熱の両立。ハンマーで脳天を殴りつけられたような衝撃がある。監督の執念だな。除き穴から覗くように映画は始まる。見世物小屋の覗き穴っぽい淫靡で猥雑な感じもあるし、現代から過去(大正時代)を覗きこむような感じも起こさせる。時代設定は関東大震災の頃。革命を夢見るギロチン社のアナーキストたちと女相撲一座の物語。アナーキストたちに女相撲を絡めたところがミソ。絶妙だ。アナーキストの男たちはみんな偉そうに元気よく天下国家を語り、夢や詩を語る。でも、やってることといえば、金持ちから金を巻き上げて、酒飲んで女買って抱いてるだけ。地に足が全くついてない。まあ、男なんて全世界どの時代どこに行ってもこんな程度のものだ。まあ、しっかり地に足がついた堅実さがあれば、革命などなかなかできない。堅実なリアリストはそもそも革命など考えない。夢見るように天下国家を語れるから革命を考えたりする。こーゆー夢見るような男の中でホンの数名だけが革命を成し遂げて世の中を変えて名が残る。でもほとんどの革命の志士は犬死にだ。中浜鉄役の東出昌大くんが素晴らしすぎだ。もう完璧に瀬々組の役者って感じ。それにしても、そーゆー男たちに比べて女相撲の一座の女たちはひたすら実質的でしっかり地に足がついてる。女性差別がごく普通のことだったこの時代。自分らしく生きるためには強くなるしかなかった。ここの一座の女性たちはそうやって相撲に身を投じた女ばかりだ。事情は様々だが…相撲がガチですごい。これはマジで練習したらしいね。取り組みのシーンはフィクションだとわかって観てても思わず力が入り、前のめりになって観てしまうほどの迫力。贔屓の花菊の取組なんか、マジで応援しちゃった。女子プロレスもそうだが、女相撲もどこか「キワモノ」っぽさが抜けない。それでも、戦ってるレスラーや力士たちはもちろんガチで本気なのだ。命がけ。客もなんとなく「ちょっと裸が見れるんじゃないか」とかエロ目線だったり、キャットファイトを暇つぶしで見るような感覚で観にきてる人が当時も多かっただろう。しかし、いざ取り組みが始まるとその勝負はひたすら真剣で、男の相撲と何ら変わらない。もちろんエンタテインメントな興行なので、胸ポロリみたいなお色気サービスがちらっとあったり、歌や踊りもあるし、口で米俵を持ち上げるといったサーカスみたいなことだってやっちゃう。でも、正式な取組になると豹変する。女相撲の相撲甚句、いいなー。特にラストの相撲甚句は超泣けた。マジでボロボロ泣いた。仁科あいさん、感動的名唱だ。彼女たちは本気で強くなって勝って番付を上げたいと思っている。不純なエロな動機で来た客たちも、いつの間にかマジで熱く応援するようになってる。めっちゃかっこいいんだよな。一座の結束感も半端ない。ほんとの一座みたい十勝川の天皇陛下万歳のシーンに心引き裂かれた。十勝川役の韓英恵さん、凄い演技。このときの在郷軍人会のリーダー役の大西信満さんの悲喜劇的に高らかな爆裂的万歳がこれまた凄まじくて、十勝川の万歳の悲劇性がより一層際立つ。大西さんこーゆー役もすっごくいいなあ。当時の日本の在郷軍人会の雰囲気ってのは、この作品を観るとすごくよくわかるかも。在郷軍人会もそうだけど、第一次大戦が尾を引いてるんだな…。世界中がそうだった。だから世界中がどうしようもない勢いで第二次大戦に突き進んでいった。日本で言えば、おそらく日露戦争から第一次大戦を経てずっと何か尾を引いているように思う。今も。ずっと。十勝川役の韓英恵さんはこの作品の中のエロ要素の全てを背負って立つ存在。全く脱がないし濡れ場もほぼないのに異常にエロい。説得力あったー。凄かった。おれも、もし十勝川が側に居たらたまらん。彼女はエロの象徴でもあり、朝鮮人で人種差別の象徴でもある。女性で朝鮮人で、しかもエロくて男にモテまくる。幾重にも差別される存在。こうやって書いていくと、これは大正時代が舞台だけれど、現在の映画であることは明白だ。関東大震災は東北の震災だし、地方の問題、貧困の問題、人種差別や性差別など様々な差別の問題は現代と何も変わらない。かつては飢饉のときには、雨乞いのためにわざわざ女相撲を呼ぶことすらあったそうだ。穢れた存在の女が神聖な土俵に上がると神様が怒って雨を降らせるのだとか。ひどい理屈だ。その一座を守る座長を演じる渋川清彦さん、かっこよかったー。終盤はシビレたー。女相撲は太鼓だけじゃなくて三味線が入るんだね。興味深い。花街の神社の祭の神楽には三味線入ったりすることがあるよね(権堂も三味線が入る)。おれはいいもんだなと思う。花街の神楽はそれで良いと思う。花菊に惚れたー。木竜麻生ちゃん超魅力的。パンフ読むとかなり監督に絞られたようだが、それだけのことはあったのではないかな。だいぶ頑張って体重増やしたみたいだけど、ウェイト増やしてもひたすらかわいくて健気。木竜麻生ちゃんホントに、素晴らしかった。花菊を演じたことは彼女の一生でも特別に大きな事件だろうと思う。次回作が楽しみな女優さん。川瀬陽太さんや宇野祥平さん、下元史朗さん、鈴木卓爾さんなどなど書き始めるとキリがないくらい大好きな役者さんばかり沢山出てて、最高だった。海辺のダンスシーンが最高。重要な場面。時代考証も国境も何もかも投げ出して、ここだけはひたすらアジア的に自由を謳歌する。パーカッションの凄さを再認識。ジャンベとか出て来ちゃうもんね。でも極めて自然。何の違和感もない。美しいシーン。家内と待ち合わせて日光飯店で夕食。日光飯店、久しぶり。
2018/08/30
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2017/12/18朝、千種。昨日に引き続き駅前コメダ。横家ちゃんと打ち合わせ。2018秋の曲決め。楽譜の入手が容易なものからどんどん決めてゆく。好きなものを何でも歌わせてあげたいが、オケの編成の制約もあるので、何でもOKってわけにはいかないのが申し訳ない。それでも、なかなかいいプログラムになりそう。宮本むなしで昼食鶏のコチジャン炒め定食 760円 うまいシネマテークで引き続きメルヴィル。メルヴィルの「いぬ」(1963)シビレたー。おれは初めて観る作品。かっこよすぎ。ラストの帽子のショットは鳥肌モノだ。話が入り組んでてちょっと難しい。複雑で凝ったストーリーなのにひたすらクールで余計な説明ショットも余計な説明台詞も説明的なものが一切ないので、ますます難しい(笑)。さすがにもうちょい説明した方がいいと思うが、絶対にしない。結果としてエンタインメントなのに異様に難解になってる....でも、そーゆーところも含めてかっこいいんだよな…。「光と影」、フィルムノワールの見本のような作品階段の場面の影のかっこよさは信じがたいレベル。ジャン=ポール・ベルモンド、かっこよすぎ。「リオの男」と同年、「勝手にしやがれ」と「気狂いピエロ」のちょうど中間くらいの時期の映画だが、いちばんシブくかっこよく決まってるのはこの「いぬ」だろうと思う。名駅戻る。ホテルで勉強、読書。佐藤優「テロリズムの罠 左巻」テロリズムの罠 左巻/佐藤優【1000円以上送料無料】宮本むなしで簡単に夕食。玉子丼390円宮本むなしばかりだな。スコーレもシネマテークも近くに宮本むなしあるからなんとなくこうなっちゃっただけ。〈禁断の若松孝二監督作品上映会〉@シネマスコーレ、第2夜。若松孝二監督「松居一代の衝撃」2回目の鑑賞。本当に久々。初めて観たのはリアルタイムか、ほぼリアルタイムに近い時期。これはスクリーンで観る機会はないだろうと思ってた。それがこの離婚報道の中、グッドタイミングで公開される。しかも井上淳一監督のトーク付き。これはもう行くしかない。今後も上映機会は少ないだろうし...そんな訳で行ってきました。フィルム上映。いい状態のプリントでよかったー。やっぱりフィルムはいいな。若き松居一代さんの汗ばんだ喘ぎ顔が最高の艶っぽさで記録されてる。本当に見事な撮影。ライティングだ...いろんな点で問題のある作品。バストが超貧弱な松居さんのスタイル。松居さんの演技力の問題....etc..etc...それでもおれは好きな作品だし傑作と思ってる。久しぶりに鑑賞してもその気持ちに変わりはない。ほとんど一室から出ずの二人芝居。女性教師と生徒。結界(カーテン)を破るクライマックスに向けて、グイグイとテンションをあげてゆく演出はやっぱり見事だ。松居さんの貧乳のことがあるので、アングルを工夫してるなーってことがとてもよくわかる。いやあ大変だ...。若松監督にしては珍しく 政治的思想的メッセージがなく、ひたすら男女の性に特化して純粋なエロ映画を撮ってる少年が希望する通りに意気揚々とヨットで広い海に出たものの、年上の女と少年は結局ヨットの狭い船室でセックスに明け暮れるだけ。海もマンションの部屋も同じじゃん。皮肉だ。そして、ヨットを買う資金の足しにするために車を売ったときの免許証から足がつく車屋さんは安岡力也。少年の父親が佐藤慶。何気に豪華キャスト。それにしても上映後の井上監督のトークがおもしろすぎ。最高に楽しい一夜。感謝です。井上監督は「衝撃」の助監督だったのだ!しかも初助監督。撮影時の裏話が悶絶のおもしろさ。例によって坪井さんの絶妙なアシスト。全体として興味深い貴重なお話。映画史的にも大変貴重。大爆笑しながら貴重なお話を聞く喜び。(この作品に、この時期の若松監督と足立正生監督の関係性が反映されてるとゆー井上監督の指摘には唸った)支配人の木全さんが加わってからのトークが、これまたよかった。スコーレのイベントのトークのおもしろさは尋常じゃない。場所のオーラもあるだろうけど坪井さんの話の引き出し方がうまいんだよなー。すごい!坪井さんはご存知の通り映画のことになると怒濤のようにキチ喋る人だが、聞き手に回ると、とても静か。ポイントでアシスト入れるのが超うまい。しかもいいタイミングで。キチ喋ってトランスっぽくなってるときの坪井さんとは全然ちがう。中川運河の映画楽しみです。そうそうおれはこの「衝撃」のマンションの部屋はもっと殺伐とした、内装などほとんどされていない部屋のように記憶していた。記憶がいつのまにか脳内補正されてたんだな。久々に観てみるとかなり綺麗な内装で驚いた。おれは若松監督が当初おもしろいと言ったような壁にただ単に紙が貼ってあるような殺風景な部屋として記憶してたのだ。記憶の不思議。そーゆー若松監督の感覚が画面の内側に内包されているのかもしれない。そうそう、もう一つ脳内補正。仕切りのカーテンを引きちぎる劇的な場面。おれはもっと一気に引きちぎって、すごい勢いでセックスになだれこむようなかなりスピード感のある場面のように記憶していたが、実際は芝居がかったスローモーションだった...しかもちょい間延びした感じにすら見えるスローモーション...。おれは自分がこうあってほしいと思う方向に無意識に補正してたんだな...終演後井上監督とちらっとお話させてもらった。楽しみな話あり!わーい。いい気分でホテル戻って寝る
2017/12/22
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2015/12/21前日の練習の疲れ。前日の疲れだけじゃないな。先週の高校オケからの疲れが少しずつ残っていてそれがミルフィーユ状に堆積しているのだ。そーゆー感じ。親父の命日だなあと思いながら過ごしたoffの一日。あっとゆー間に暮れた。墓の草取りして、ざっと除草剤を撒いてきた。(これは叔父の墓のあたりから見た風景)除草剤を撒くのと撒かないのではぜんぜん違う。残った除草剤は叔父2人の墓に撒く。叔父たちの墓の草取りも軽くやって除草剤の残りも撒いてきた。墓3軒分だと除草剤ぜんぜん足りない。それにしても雑草の強いこと。雑草魂。親父は昨年の今日、死んだ。87歳。長生きだった。そういえば昨年の今頃は雪がしっかり積もっていた。親父が死んだ日もしっかり雪が積もっていて、親父の遺体を実家の表門から運び入れるために、家内と親戚のHちゃんが真夜中にあわてて表門の前の雪かきして道を作って運び入れたのだった。よく覚えてる。それに比べると今年は暖くて雪がない。結露も格段に少ない。今のところ暖冬。冬が遅いだけなのかな。もちろん、そこそこ寒い日もあるのだけれど...このまま雪がなければおれは足不自由なのでうれしい。でもスキー場など降るべきところで降らないのは困る。スキー場にはドカッと降りますように!神さまお願い。墓のあと、実家。仏壇で手を合わせる。年賀状の裏面印刷作業。家内と合わせて200枚程度。プリンタの調子よく、さくさく進む。実家近くの大好きな食堂で昼食。支那そば。これ、ほんとに最高なんだよ。正しい昭和的大衆食堂のラーメン。おれにとってこれは最高に癒される食い物なのだ。墓ですっかり身体が冷えてしまったので熱燗1本。ほっこり暖まって、帰宅。とにかく休養23、26、27。あと3日ちゃんと過ごせるように。梁井一監督の「かたりたがーる 青山未来」観る。とてもよかった。非常に特異なキャラの子彼女が何度も繰り返す「幸せー!」という言葉とテロップにはちょっと心が動いた。ちょっとAVから離れてしまうのだが、おれは梁井監督が撮る動物のショットが好き。例えば「テレキャノ」の猫。「⚪︎⚪︎し愛好家 あずみ真奈」の北海道の牛。この作品のサファリパークの動物たち。みんなすごくかわいくて魅力的だ。監督の目線なんだよな。これはAVなのでよい子のみなさんは観ちゃダメ。一応検索もなしってことでよろしく。夕食タニタな感じ。タラのコチュジャンソース、おいしい。このソースはおいしいと思う。タニタはたしかさわらでやるんだったと思う。
2015/12/29
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2024/07/05いつもの式典の仕事で朝から市内某ホテル。上着着てネクタイ締めて過ごすのはしんどい。控室で軽食のサンドイッチ頂く、けっこう時間かかったなあ選曲を喜んでもらえると嬉しい。冥利に尽きる。式典の仕事は効率や質の維持も考えると、曲は毎年同じ方がいいのだ(定型化・マニュアル化していくみたいなこと)フォーマルな場だから、工夫よりもミスなく安定してるのが大事。でもこの式典は部分的に毎年曲を変える必要がある。ほんの短い時間のために譜面を用意し、必要があればアレンジもする。ずっとそうやってきた。コロナ以後中止だった立食パーティーも昨年くらいから復活。今回はパーティー後に直会もあった。もちろんこれもコロナ以来。世の中、戻ってきてるんだよね暑い暑い。夕メシ、焼き魚。
2024/11/06
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2014/10/18全体に調子悪い。なぜだ?昼食パン少し、豆腐とベーコンのスープ少し、バナナ1本、トマトジュース、牛乳寒天。田尻裕司監督「痙攣」(2004)観る。もちろんピンクです。元々のタイトルは「淫らな唇 痙攣」。田尻裕司監督の作品が観たいのもあったが、今回は佐々木ユメカさんが観たくて、観た。やっぱりユメカさん素敵だー。ホントに魅力的な女優さん。この作品はカメラマン役。広島弁でしゃべるのがとても良い。ちょびっと土屋アンナを思わせる感じもあるが、やっぱりユメカさんはユメカさん。個性的。この作品は濡れ場にかなり力が入っている。監督のインタビューによると、いまおか監督の「たまもの」の濡れ場(ハードコア)をかなり意識して撮ったらしい。2014/10/19午前、県文へ。e-NOVAのコンサート聴く。沢山のお客様。大入りだ。先生方のCDもけっこう売れたようだ(家内が売り子をした)。ほんとにうれしいことです。Mずの先生指揮でMozart Bizet、演奏、とても素敵でした。みなさんおつかれさまでした、おれは楽屋で楽譜作業。渡せる人にはちゃんと渡せてよかった。おれがやってるのは4月の分。家内も大車輪でがんばって12月の楽譜もこの日でだいぶケリがついた模様。よかったです。こうした作業は少しずつだけどまじめにやればちゃんと終わってゆく。うれしいこと。終演後駅前でアイザワ先生と飲んで帰宅。ものすごく楽しい、たくさん映画の話ができてよかった、テレクラキャノンボール、絶対観るぞ。おれは劇場版(映画)ではなくDVDでAVとして観るつもりです
2014/10/18
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2019/03/22夜「囚われの美女」のあと、ロビーで映画友だち・ももかと合流。アラン・ロブ=グリエ監督「快楽の漸進的横滑り」(1974)観る。主演がアニセー・アルヴィナってのが良い。「フレンズ」(1971)とか「夢・夢のあと」(1981)とかだよね。懐かしいなあ。当時の青少年たちのアイドルだった。アニセー・アルヴィナのヌード、綺麗だったんだよなあ。あまりに綺麗すぎてちょっとエロい気分にならないほどだった。「夢・夢のあと」は作品の記憶は全くない。ジャーニーの担当したサントラは妙に気に入って購入してヘビロテで聞いていた。夢、夢のあと [ ジャーニー ]で、この作品のアニセー・アルヴィナはロリータ的で、綺麗で、可愛くて、エロくて、ヌードが美しく、しかも邪悪。すごくよかった。すっかり魅了された。彼女の素晴らしさを初めて知った。彼女はこの時期ロブ=グリエ組の女優だったんだね。そうだったのかー。「危険な戯れ 」絶対観よう。危険な戯れ [ ジャン=ルイ・トランティニャン ]この作品はロブ=グリエ監督の変態が炸裂しまくった作品(SM、フェチ、人形愛、ロリコン、レズ・プレイ、ネクロフィリアなどなどなど)。刺激的で美しい。舞台は教会の感化院。エロ牧師やエロシスターたちが登場する。この作品が各国で上映禁止になったのは、その変態描写だけでなく、それを教会に持ち込んだからだろうと思う。監督の芸術性を省いてこの作品を乱暴に要約して語るとほとんど東映ポルノやロマンポルノの同傾向の映画と同じになってしまう。でも、たぶんロブ=グリエの方がずっと過激でやばい。教会の琴線に触れてマジで怒らせてしまうのは東映ポルノよりもロブ=グリエだろうと思う。(ブニュエルもそうだけど...)エロ牧師、最高(笑)。異常に美しい作品。圧倒された。モチーフの反復が執拗に行われる。ミニマルミュージックのように反復して微妙にずらしてゆく。つまり「漸進的に横滑」っているわけだ。それがあまりにも執拗でおれは後半ちょっと食傷気味だった。そんなに長い作品ではないのに若干長さを感じた。執拗な反復は元気がないとできない。おれは監督の元気の良さに付いていけなかったんだろうな。でも、不思議なことにもう一度観たいと思うんだよね。原作とゆーかシネロマンも読んでみたいと思う。ボディペインティングの場面が美しい。円のモチーフと赤のモチーフが同時に出た場面。卵も印象的。赤ワインと卵でわかめ酒みたいにするシーンもあったりする。新品北米版Blu-ray!【快楽の漸進的横滑り】 Successive Slidings of Pleasure [Blu-ray]!拷問、マジで描写するのかな、やばいな と思ってたら意外とそうでもなかった。感化院の制服のワンピースがめっちゃ可愛い。寝間着も可愛い。衣装の監督の趣味が最高。変態。この作品も「囚われの美女」も、時代をほとんど感じさせないのが凄い。感覚が全く古びていない。終映後ダオタイでももかと夕食。映画の後のメシは楽しい。プーパッポンカレーなど。うまい。
2019/03/26
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2020/11/05フェデリコ・フェリーニ「カサノバ」(1976)モーツァルトの関連でDVDでじっくり観直す。なぜこーゆーことになってるかってことはおれのnoteの記事を見て貰えば...。以下の二つの記事と、11/28日頃にアップされるはずの「フィガロの結婚」の記事を見てもらえれば、まあ、わかってもらえると思う。https://note.com/_a_kato/n/nef2fc0ed0837https://note.com/_a_kato/n/n8241f80057fdそれにしても美しい作品だ!感激。昔観た時の何百倍もおもしろい。いきなり問答無用で瀉血する医者がおもろい。患者の顔もろくに見てないうちから「瀉血じゃ!」などと言う(笑)いやあ18世紀だなあ。ここんとこサントラもヘビロテで聴いてる。ニーノ・ロータとブルーノ・ホフマン。凄い。【中古】 カサノバ /ドナルド・サザーランド,ティナ・オーモン,フェデリコ・フェリーニ(監督、脚本),ジャコモ・カサノヴァ(原作),ニーノ・ロータ(音楽) 【中古】afbそう、おれはブログやSNSではクラシック音楽について自分の好みを述べたりとか好きなCDやら演奏についてとか、そーゆーことを発信することはほとんどなかった(めんどくさいからやらなかった)。最近おれはまずnoteにレクチャー原稿を書くようになって、それから昔の解説原稿やレクチャーをnoteに整理するようになってきた。そしたら、レクチャーの補強とか自分のアタマの整理のために全く新しいことも書くようにもなってきたのだ。読者のことは全く意識せず、好きなようにどんどん脱線して取り留めもなく書くようにしてる。自分のためにやってることだからね。他人のことは気にしない。もし万が一興味のある方は見てくださいな。夕めし、ハッシュドビーフ作る。
2020/11/22
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2024/06/22墜落JKと廃人教師Lesson2#01「煙景」見る第1シーズンも何話か見てわりと気に入っていたドラマ。高石あかりちゃんめっちゃいいし…第2シーズンはNAんと枝優花監督も監督するみたいなので、楽しみにしてた。1話はお目当ての枝監督回。やっぱりとても良かった。これほど美しくてかっこいいドラマもあまりないんじゃないかな。高石あかりちゃん👍素敵だ✨二宮健監督のオープニング映像がこれまた冴えてる!家内は仙台の実家へ昼メシあんかけスパゲティーミラカン風にキノコ入れて楽譜作業と勉強しんどい。自分の頭悪すぎてその上身体も不自由でとても悲しい夕メシはひとりメシ、オムカレー作って食う。カレーはレトルト
2024/11/02
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2024/06/25暑い相生座ロキシーマルコ・ベロッキオ監督「エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命」(2023)観る。素晴らしい!感動。ひたすら美しかった。ベロッキオ監督凄い。年を重ねてますます充実して力が漲ってる印象。うーむ。これ、実話なんだよなー…。カトリックの闇はやっぱり深い。怖い映画。スピルバーグもこれをやりたかったらしいが、スピルバーグが撮ってもおもしろかっだろうけど、ここまでカトリックに肉迫できたのはやっぱりイタリア人の監督ならではかもなあ。肌感覚で理解してる感。スピルバーグはもっとユダヤ側から描くだろうなあ。ベロッキオ監督の「シシリエンヌ」と今作の間に撮った「夜の外側」、観られるといいなあ…【送料無料】エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命/パオロ・ピエロボン[DVD]【返品種別A】昼メシパセリごはんと肉もやし炒めこーゆーのでいいよね夕メシ家内飲みで不在パセリごはんで豆腐丼
2024/11/03
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2024/06/27「虎に翼」に茨田さん登場!原廣利監督「朽ちないサクラ」(2024)観る杉咲花さん主演ってことももちろんあるが、萩原利久くんが出てて、しかも杉咲さんとバディ的な役柄とゆーことでこれは観たいなと思っていた。杉咲さんやっぱり素晴らしいね。利久くんもよかった👍杉咲さんとのコンビもいい感じだった。キャストはみなよかった。安田顕さんシブいなー。最近の豊原功補さん、すごくいい感じだよなー。充実感あり。これはスクリーンだとちょい弱いかなー。テレビドラマだと見応えありとゆー評価になると思うけど…杉咲さんはじめとするキャスト陣にだいぶ助けられてるかな。アンメットで杉咲さんにやられてこの映画を観た人も多かろうし…昼。セブンのコロッケとご飯。カレーちょいがけこーゆーチープめしもけっこう好きだ。勉強。つらい。夕飯、麻婆豆腐、業スーのレトルト「大人の麻婆」で。これ旨いんだよな。うちはこればかり使ってるこれにひき肉(大豆ミートのことが多いかも)、唐辛子や豆板醤、花椒など足して。手を加えるとかなり本格的になる。
2024/11/04
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2024/07/03実家。午前早めに少し庭仕事それでも もう暑い相生座ロキシーアンドレアス・ドレーゼン監督「ミセス・クルナスvsジョージ・W・ブッシュ」」(2022)ドイツ在住のトルコ人のおっかさんが、グァンタナモに収容されてしまった息子を救い出すべく奮闘する物語(タリバンと間違えられた)。これ、実話なのか。すげえなー。とてもよかった。おれはドレーゼン監督は前作の「グンダーマン」もよかったけど、今回は作風も軽やかになってかなりエンタメ寄り、とゆーかコメディになった。でもそうなっても社会問題を掘り下げてゆくところはブレないのが👍弁護士先生とおっかさんが凸凹バディになってゆくのが素敵だった。おっかさんが電話帳で見つけた人権派弁護士を演じたアレクサンダー・シェアーが絶妙。おっかさんを演じたメルテム・カプタン、めっちゃ良かった。コメディ感覚で描く現代ドイツのリアル。昼メシ、uranで背脂たまり醤油中華そば、煮たまごトッピングうめー。実家でレッスン勉強。しんどすぎる。夕メシ、ピザ。スーパーの安いピザに追いチーズして、ミニトマト、オリーブを追加トッピング
2024/11/06
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202407/04朝から実家。楽譜作業と少し庭仕事。暑すぎて30分が限界ネトフリで「ドクタースランプ」#01#02パク・シネ、パク・ヒョンシクの共演。パク・シネ👍これはラブコメなんだろうけど、かなり重い感じのスタート。医療ミス裁判、鬱、パワハラなどなど手術室のシーン ちょいスプラッタでびっくりする。昼メシパスタ、インゲンとベーコントマトペースト地味に勉強。つらいよ。弦楽のスコア見るとホッとする。夕メシ、冷やし中華作る
2024/11/06
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2024/07/06相生座ロキシー入江悠監督「あんのこと」(2024)観る。河合優実ちゃん主演で、しかも入江監督なので公開を超楽しみにしてた。今までの流れだとロキシーには来ないのかなあと思ってたら今回はロキシーの公開になってうれしや。入江監督ロキシーに来てほしかったなあ。次回作では、ぜひロキシーでイベントを!とても良かった。ヘヴィな作品だが、観てよかった。入江監督は社会問題を扱い続けているが、今作は大きな成果として結実したと思う。優実ちゃんも最高だった。優実ちゃんは素晴らしすぎる演技。圧倒的。その微妙な表情のゆらぎ、変化にやられまくる。ものすごく繊細!佐藤二朗さん と吾郎ちゃんを単なるいい人として描かないのがおもろい。それでも、二人とも十分以上にいい人なんだけどね。ただそうではない部分もあるとゆーこと。そーゆーリアル。人間の複雑さ。ラーメン屋の吾郎ちゃん二朗さん、優実ちゃんの三人のシーンが好きだ。二朗さんはクセ強な役者さんで、今作も例によってそれがかなりのノイズになってるんだけどあまり気にならない不思議。吾郎ちゃんはこうやって主役ではないけど大事な役でいい作品にコンスタントに出てるのがいいなあ。ホントにいいスタンスだと思う。つよぽんもそうだよね。主演でもやるけど、脇でも出ちゃう。昼メシほうれん草ベーコン豆乳パスタ。勉強。アタマに入らない。夕メシ、カオマンガイ作る
2024/11/06
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2018/05/22午後まで延々と準備&デスクワーク。おもしろいこと特になし。朝の「半分、青い」が救い。週末まで無事でいることが大事なので、できるだけ外出は控える。甲斐博和監督「イノセント15」観た。松本で小川紗良ちゃんのトークを聞いて、どうしても観なけれと思ってDVDで鑑賞。これは素晴らしかった。傑作だと思う。観てよかった。ウィッチ・フウィッチコンビの小川紗良ちゃんと萩原利久くん二人とも最高だった。特に小川紗良ちゃんの存在感!この作品は「順撮り」だったそうだが、映画と一緒に紗良ちゃん自身もどんどん成長して変わってゆくのがよくわかる。このドキュメンタリーとフィクションの中間のような感覚が凄い。「ロケ」場所のチョイスも絶妙だが、この点も優れてドキュメンタリー的おれはそーゆーところがこの作品の大きな魅力だと思う。隅々まで繊細な作品。15歳、微妙な時期だ....ヒリヒリと心の奥底が痛むような繊細さ。紗良ちゃんお母さん役の宮地真緒さん、凄まじい。自分の恋人に娘のバージンを売ろうとする母...利久くんのお父さん役の山本剛史さんから滲み出るフェミニンな感じが良い。山本さんのトップシーン、山本さん特に何もしてないのに、一瞬「おばさん」にしか見えない。山本剛史さん、すっごい...この微妙な年齢の男子が、父親がゲイだったと知る。しかも父とゲイの相手との赤裸々な愛の現場まで見てしまう。そりゃショックだよなあ。母に売られる娘、父がゲイだと知る息子。この二人の切ない物語。軽やかなバレエのステップの切ないこと...紗良ちゃんの「聖なるもの」観たいなあ。夕食、カムジャタン。スペアリブほろほろと柔らかくめちゃうまだった。
2018/05/26
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2024/06/28相生座ロキシー塚本晋也監督「ほかげ」(2024)塚本監督の舞台挨拶回観る。おれはスコーレで観たのでこれが二回目の鑑賞。スコーレのときも監督の舞台挨拶回だったがそのときはおれはれんあってトークの途中で中座せざるを得なかった。だから長野の舞台挨拶はとても楽しみにしていたのだ二回目なので細かいところまで観ることができてよかった。やっぱり趣里ちゃんにやられまくる。凄すぎ。この狭い居酒屋=ちょんの間で「戦争」そのものを描くのが凄い。しかも圧倒的な濃密さと密度で。畳の上に戦争の焼跡が現れる場面は鳥肌が立つ。この作品はどうしても趣里ちゃんと子役くん中心でかたられがちだが、やっぱり森山未來さんもめっちゃ凄いよね。上映後、舞台挨拶回。前回体調不良で中止になったのでリベンジで舞台挨拶に来て下さった。うれしい✨上映後、待ちに待った塚本監督のトーク、有意義でした。いろんなお話が聞けてよかった。夕メシ簡単にお惣菜めしこんな日もあるお惣菜ご飯。こんな日もある。
2024/11/04
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2024/06/29 アダム・ウィンガード監督「ゴジラvsコング」(2021)配信で観る「ゴジラ×コング新たなる帝国」があまりにおもしろかったのでモンスターヴァースシリーズの前作を観ることにした。けっこうしっかりつながっているんだなー。「新たなる帝国」単体でも問題なくおもしろいけど、まあ、観られるならこれは観ておいた方がいいよね。モナークについて詳細に把握する必要などまったくないと思うけど、それでもぼんやり前作を知ってるとより、楽しめる気がする。やっぱりコングがいいんだよなあ。ゴジラは新たなる帝国ほどかわいくないけれど、コングはこの作品からもうだいぶかわいい感じだ。。メカゴジラの登場に👏けっこうかっこいいし、強い。ギドラはホネだけなのに影響力強い。さすが〜ゴジラのやんちゃで暴れん坊な感じはハリウッドならでは。もちろんこれもアリだ。これを観るといかに「新たなる帝国」がぶっ飛んでたかよくわかる。今作はそれでもまだ人間側からの見方がされているが、「新たなる帝国」はもう人間側のことなどどうでもよくなってた。やっぱりゴジラもコングも大きすぎる。どこかでもう少しサイズ小さくした方がいいのではないか?日本もハリウッドも......小栗旬さんちょっと出てた。カイリー・ホットルはこれがデビューだったんだね。まだ幼くてかわいい。昼メシほうれん草ベーコンパスタ地味に勉強。火の鳥のすごさに圧倒される。なんという美しさ!夕めし鶏手羽元さっぱり煮作る
2024/11/04
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2024/07/012.2mmの日本のメーカーの太麺でナポリタン。太麺、納得昭和 太麺スパゲッティ2.2ミリ 500g×3ケチャップたっぷりのナポリタンは日本の麺の方がいいのではないかな。勉強。浜松で草川信先生の作品を演奏できるのは誇らしく、うれしいこと。ホントはせっかく浜松なので木下忠司の作品とかやりたかった。または清茂先生の「はままつ」も候補に挙げたが...うまくいかんかった。せっかくのチャンスと思ったんだがなあ....、無念。おれが浜松で演奏するならこれ以上のチョイスはないと思っていたが...。夕メシ豚キャベ丼つくる
2024/11/04
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2024/07/02午後、市内某所で「森のくまさん」の稽古松代で上演するのだ。アイザワ先生の演出。アイザワ先生、ゆきのちゃんと瑞穂さん、摩耶ちゃん。いやあ、おもろいなー👏ゆきのちゃん、この暑いのに着ぐるみは大変だ(笑)「森のくまさん」は歌詞そのまんまの内容。全く工夫なし。曲の構成はおれ。たった5分程度だけど、一応ちゃんと音楽コントになってる。お客さん、喜んでくれるといいな〜昼メシ、玉子焼きと業スーの冷凍メンチ、ごはんを食った玉子焼きにはパセリサラダを混ぜ込む夕メシ、ホッケ開きなど。
2024/11/04
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2018/11/04午後、またしてもいそいそと長野ロキシー。若松孝二監督「ゆけゆけ二度目の処女」(1969)パートカラー。ずっと観たかった作品。この機会に観られてよかった。しかも長野で!これはもちろん、傑作「止められるか、俺たちを」と非常に関係の深い作品。吉積めぐみさんご本人も出ているし(貴重)、「止めおれ」の中にはこの作品の撮影現場のシーンもあり、オバケが「ママぼく出かけるー」と歌うシーンもあったりする。ゆけゆけ二度目の処女 【DVD】それにしてもこれはまたとんでもない傑作だ。驚愕。密室劇だが、屋上を密室に見立てるとゆーのがすごい。(空に向かって広く開かれているのに、実は閉じられている場所...)ほぼマンションの屋上だけで進行する。大量殺戮、レイプ、シンナー、街の不良たち、殺して欲しいと懇願する女、閉塞感、反権力。美しい作品だ。音楽も映像も素晴らしい。この作品にも「犯された白衣」と同様に「血だらけの死体の円環」のイメージが登場する。「ママ、ママ」とゆー歌詞の繰り返しも耳に付くし、「母恋、胎内回帰」が根底にあるのかもしれないが、「犯された白衣」のように抒情的にはならない。若松監督と唐十郎さんがほぼ二人でホンを書いた「犯された白衣」と違ってこの作品は「出口出」のホンだから若松プロ色強く、やっぱり感じが違う。上映後、高間賢治さんと脚本の井上淳一監督のトーク約60分たっぷり。井上監督は例によって最高のトークで楽しかったが、この日おもしろかったのはやっぱり高間さん。高間賢治さんは技術屋さんらしく地味で温厚で穏やかな語り口だが、実はとんでもない人だってことが言葉の端々から滲み出てきて、最終的にはちょっとドン引きなほどの過激な人物なのだってことがわかってくる。猛烈なおもしろさだった。高間さんは若松組出身で、吉積めぐみさんの恋人で、日本やアメリカで数々の現場(修羅場)を踏んで、今も現役でバリバリ撮ってる猛者。そりゃ過激に決まってる....パートカラーについての質問が多かった。特に上記の画像・海辺のシーンの、ちょい不自然な青い色についての質問に、高間さんが技術的見地から極めて明快に答えていて、すごかった。当たり前だけれど、監督さんや役者さんとは全然違う!刺激的だった。技術屋さんのお話はほんとうにおもしろい。こーゆー作品では時々「毛」が写ってしまう事故が起こるが、それがどうして起こるかってことをカメラマンの見地から解説してくださったりする。めっちゃ興味深い。(◎_◎;)終了後、高間さんの最近出された御本にサインしていただきました。うれしい。ちらっと読んだがめっちゃおもろい。撮影監督 高間賢治の映画撮影記 [ 高間賢治 ]濃い連休だったー。長野ロキシー、すごかったなー。充実の(怒涛の)二日間大満足で帰宅夕食ハッシュドビーフ
2018/11/11
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202406/24歯医者さんでメンテ歯医者さん超きらいだが、これから秋まで移動多いし移動先で歯が痛くなるのが嫌なので我慢してメンテしておくのだ(泣)暑い「アンメット」#11見る最終回。完走した。終わってしまった。ああ、これからつまらんなー。本当に素晴らしいドラマだった。わかりみ深過ぎで、おれはちょいつらい面もあったがそれでも毎週楽しみだった。キャストも最高だったし....なんと言っても若葉竜也さん、杉咲花さん、岡山天音さん!2024/06/23終日雨終日勉強昼メシ油そば家内仙台から帰宅夕メシ家内の仙台土産のかつお刺身、さば押し寿司
2024/11/02
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2017/11/13降旗康男監督「現代やくざ 与太者仁義」(1969)観る今作は池部良、菅原文太、田村正和が三兄弟。菅原文太主演の現代やくざシリーズ第2作第1作「現代やくざ 与太者の掟」観た時の感想はこちら。このシリーズは深作欣二監督が担当した「人斬り与太」「 狂犬三兄弟」が飛び抜けてぶっ飛んだ作品だが、深作監督と降旗監督の他佐伯清監督、中島貞夫監督も撮っていて、全6作かな。けっこう多い。これが「仁義なき戦い」に発展していくことになるので、映画史的には重要なシリーズってことになるかな。深作監督の二作品のような飛び抜けた感じはないけれど、手堅く作られた熱気溢れるエンタテインメント。安心して気楽に見られる。楽しめました。若き田村正和、大活躍。末っ子感が良い。菅原文太はいつもの菅原文太。最高。池部良も安定のシブさ。悪役陣は分厚い布陣。内田朝雄、渡辺文雄、河津清三郎、八名信夫、沢影謙...やっぱり東映素晴らしいっす。貧民街の雰囲気が良かった。女優は水谷良重と佐々木愛の二枚。昼食キリンラーメン食う。基本のしょうゆ味。しめじたくさん入れて。小笠原製粉 キリンラーメン 6食詰午後、実家。業者さん、大工さんぞろぞろ引き連れて来訪。月末から1ヶ月工事。いろいろ打ち合わせ。そんなわけで長野のレッスンは休業です。帰宅して夕食。ハッシュドビーフ。
2017/11/15
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2014/11/12offにする。暖かくてありがたい。ロバート・アルドリッチ「カリフォルニア・ドールズ"...All the Marbles"」観る。久しぶりの再鑑賞。好きな作品だ。大感動。傑作だ◎やっぱり素晴らしい。泣いた泣いた。終盤の有無を言わせぬ昂揚感が凄い。気持ちが昂ってなんだかもう自然にボロボロ泣けてくる。ピーター・フォーク最高。どうってことのない場面だが、床屋のシーンがけっこう好きだったりする。でかい用心棒が最初から最後まで日にいい感じだ(レニーモンタナ。ゴッドファーザーのルカを演じた人)。ビッグママもステキ。この作品は名匠アルドリッチの遺作。ほんとに素敵な作品。この作品のことを思い浮かべるだけでちょっとハッピーな気分になれる。昨日の処方箋持って薬局。けっこう混雑していてだいぶ待たされた。薬局でこんなに待ったのは久々。昨日の鍋のあまりでスープ作って食う。プラスしてコンビニの白身魚フライ。以上。例によって炭水化物は食わない。昼寝「竜馬」の6巻に突入しようかどうか悩む。もったいないのでやめた。福間 健二「ピンク・ヌーヴェルヴァーグ」読み始める。興味深い。夕方実家、ちょっと作業。レクチャー原稿の準備。家内と合流して県文ペーターシュミードルのリサイタル。とても素敵でした。特に後半が楽しめた。Bergがよかった。帰宅して遅い夕食エスニック風鶏そぼろ。厚揚げおろし。ブロッコリのスープ。キリンビターズ飲む。ご飯は食べない。
2014/11/11
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2017/08/25朝から実家ずーっと雨。時々結構激しく降る。じっくり浜松の準備。昼食、金ちゃんヌードル。大好物。やっぱりめっちゃ旨いと思う。おれはカップヌードルやカップスターよりずっと好き。西日本じゃないと簡単に購入できない。徳島製粉 金ちゃんヌードル 85g×12個入/箱〔ケース〕女池充「白衣いんらん日記 濡れたまま二度、三度」(1997)観る。おれが今回観たのはネットのR15版なので例によってちょい違った題名で「新人看護婦日記」とかなってましたが、同じモノ。これはめっちゃよかった。驚きの傑作。小林政広さんの脚本がマジ素晴らしい。圧倒的。ものすごい凝ったトリッキーな作りなのに、極めて自然に物語が流れる。すげえ!一気に殺伐とした展開になるのだが、サトウトシキ監督のように超クールな雰囲気で進まないのが女池監督。そこがやっぱり女池節、良い。女池監督らしく音楽とダンスが最高。エンディングの海辺でのダンスを見てると、幸せでうるっとくる。「ハレンチファミリー」のラストのダンスはあまりのことにおれはぼろぼろ泣いた。これはそこまでじゃなくて、もっと軽い感覚だけど、それもまたとてもよかった。アパートの部屋のヒロインのワイン飲みながらの独りのダンスも秀逸。これは女池監督のデビュー作になるのかな。デビューでこれか…やっぱり女池監督すげえわ。新作を心待ちにしてます。本当に、心から…。万大で夕食。家内はとろろ定食。ひとくちそば(冷)400円ここのそばは独特。おれは大好き。これは〆用の小さいサイズの蕎麦(温もできます)。おれは定食ではなく、単品の料理にこれを合わせるのが好き。単品のとんかつ(上)1500円超美味しい!大満足。元気出たー。生小、サワー2杯。帰ってすぐ寝る。
2017/08/27
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2017/10/11午前病院 リハビリヨーカドーこすげ亭でざるそば450円北野武監督「アウトレイジ 最終章」いつものように超おもしろい。最終章かー。ちょい寂しい。のーんびりした釣りのシーンが何とも寂しくて印象的。まずはなんと言っても塩見三省さん!おれと同じ半身麻痺の状態での演技ってこともあって、おれはどうしても感情感入して観てしまう。感動(泣)。そんなこと以上に、塩見さんの演技の凄さに参った!西田敏行さん、具合悪そうでちょっと気になった。しっかり休んで大事にして欲しいです。大森南朋さんがうまくハマってて驚く。素晴らし。北野組のときの大杉漣さんって良いなー。ピエール瀧さんもっと凶暴に吠えまくる役なのかと思いきや、親分や兄貴分に気弱にヘコヘコする場面多く、意外だった。しかもMだし(笑)監督、一作目の石橋蓮司さんのときもそうだったけど、口をむちゃくちゃするのが好きなのかなー。実家へレッスン。断捨離少し。池上彰/佐藤賢一「日本の1/2革命」読了。おもしろい。日本の1 / 2革命 集英社新書 / 池上彰 イケガミアキラ 【新書】夕方じびか夕食おでん
2017/10/13
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2014/05/23午前は映画館で小津安二郎「お茶漬の味」(1952)を観る。佐分利信、実にいい感じだ。木暮実千代、すげえ。彼女のキャリア分厚さを思い知らされる「麦秋」と「東京物語」の間に位置する作品。おれはこの作品は今まで機会がなくて、今回初めて観た。凄い。集中して観た。何度も息が詰まるような気分になる。若き鶴田浩二、爽やかだなー。津島恵子かわゆす。小津作品に登場するラーメンはいつも旨そうで、必ずラーメンが食いたくなる。とんかつの「カロリー軒」、すげえネーミングだー。そうそう「秋刀魚の味」では佐田啓二と 吉田輝雄がとんかつ屋で一杯飲むシーンがある。とんかつ屋で飲みたい。帰宅して昼食カムジャミョン食べる。やっぱりおいしい。麺の食感が絶品。農心(ノンシム)モチモチジャガイモのラーメン♪【韓国食品・韓国ラ...価格:131円(税込、送料別)伊福部先生の「日本組曲」を聴きながら読書。「監督 小津安二郎」(ちくま文庫)を読む。監督 小津安二郎〔増補決定版〕 (ちくま学芸文庫) [ 蓮實 重彦 ]少し居眠り。夜、家内と老父の病院へ。今日は老父はよく眠っていた。調子は良さそうで安心した。ちょっと遅くなったので、夕食は鮮味館でにんにくの茎炒め台湾風酢豚。美味しい。玉子と玉ねぎ炒め。美味しい生ビール2、焼酎ロック2
2014/05/23
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2016/09/13Schumann。週末までに暗譜できるかな。できたらいいな。昼食キリンラーメン石井隆監督「ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う」(2010)観る。石井節をじっくり堪能。これはこれでとても良かったけど、やっぱし前作の「ヌードの夜」(1993)の方がおれは好きかも。主演の佐藤寛子さん、脱ぎっぷりよくあっぱれ。ものすごいナイスバディ。しかも大熱演。東風万智子さん(=真中瞳)もなかなか良かった。佐藤さんと違って「脱ぎ」なし。大竹しのぶはさん、これはなんとゆーか、凄まじいとしか言いようがない。井上晴美さんとしのぶさんのコンビの歌のシーンはもうちょい長く見たかったなあ。井上さん、雰囲気が完全に石井組って感じだー。「フリーズミー」ぜひ観てみよう。竹中直人の村木とゆーか紅次郎はここまでくるともはや安定の出来栄え。もはや紅次郎そのもの宍戸錠にはもっとむちゃくちゃに演じてほしかった。不満。石切り場、すごかった。よくこんなところ見つけてきたなー。ロケハンの勝利。ついでにメイキングも観た。もっと他の役者たちのインタビューや監督やスタッフのインタビューが見たい。佐藤寛子さんに特化したメイキングなので仕方ないのか。ひたすら佐藤寛子...た夕食、おれ作のすき焼き風肉豆腐。イワシ丸干しなど
2016/09/27
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2018/12/31大晦日。特に感慨なし。テレビもいつにも増してつまらんし。amazonで磯谷渚監督「天使の欲望」(2013)観る。おれはもちろん柳英里紗ちゃん目当て。英里紗ちゃん超魅力的で満足。今年の年末は英里紗ちゃんで〆。念願の「岐阜にイジュー!」も観られたし、よかったー。女子高生たちの痴漢狩りの話。40分の短編。天使の欲望 [ 本間玲音 ]夕張の映画祭とかでも上映されたらしいね。映画学校絡みの作品。よくまとまっててテンポもよく、おれはおもしろく観た。終盤の展開は、なかなか。そーゆー終盤ならば全体にもっとエロくえげつない方がいいと思った。電車がよかった。かわいい電車だ。本間玲音ちゃんも良かった。かっこいい。中谷仁美ちゃんって「風に濡れた女 」の中谷さんだよね?あの中谷さんは異常にエロかったが、この作品もなかなか印象的。「風に濡れた女」の感想はこちら午後、新しいルーターの設定。AirMacがもうダメっぽいのだ。こーゆーPC関連の作業はめんどくさくて大嫌い。でも我慢してやった。思ったより簡単だった。繋いでみると速度が全然違う。実家もairmacが瀕死なので近日中にルーター買い替えなきゃ。実家は広いのでちょっとパワーが必要だな。まあ、とりあえずポケットwifiでしのげるので大丈夫。実家で年越し。老母の話相手するとどっと疲れる。歳をとるってこーゆーことか。明日は我が身。みなさん今年もお世話になりました。ずいぶん長くブログやってますが、昨年くらいからなぜかアクセスがかなり増えました。感謝です。2019年もマイペースで更新します。よろしくお願いします。みなさまよいお年を!
2018/12/31
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2019/02/04ホテルチェックアウトして徒歩でゆっくり上野駅。暖かすぎる東京(この日は20度近くまで気温上がった。)やっぱり徒歩でいきなり新幹線に乗れるのは楽。平日午前に新小岩から総武線で移動するのはきつすぎる。9時過ぎの「かがやき」で長野へ。「かがやき」けっこう混んでる。甘くないね。全席指定で座れるからいいけど。11時頃に長野着。バスで帰宅長野もけっこうあったかい、昼食、辛ラーメン、楽におもしろいものが観たくて城定秀夫監督「悦子のエロいい話~あるいは愛でいっぱいの海~」(2011)こーゆー時は城定作品!アマプラで観た。守屋文雄さんの主役級の出演が超うれしい。めっちゃよかった。高校時代の場面もも役者さん変えず、特に若づくりせず、そのまま演じてしまうところがいい 。廃品回収業の場面、回収業の事務所の場面、よかった。悦子のエロいい話 〜あるいは愛でいっぱいの海〜 [ めぐり ]常に発情してる悦子を演じるのはめぐりさん。演技もよく、魅力的。高校時代に悦子に筆下ろししてもらった民夫が、数年後悦子に再会。一緒に暮らし始める。とんでもないニンフォマニアの悦子。エロな作品なのに、プラトニック感すら漂う。苦味強めの純愛ラブコメ。鈴の音(悦子の呼び出し)を聞くと、高校時代と同じように必死に駆けつけて悦子を満足させる民夫。真っ直ぐすぎる(笑)。思い切りファンタジーな終盤は、ほっこり感動的。やっぱり城定監督いいなー。ハズレなし。偉大。夕食、いわしの梅煮など
2019/02/10
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2019/6/10長野ロキシーでベルナルド・ベルトルッチ監督「ラストタンゴ・イン・パリ」(1977)観た。大好きな作品。途方もない美しさに酔いしれる。21日までの上映。公開時は下世話なことばかりでひたすら残念な感じで語られた作品。この作品のセックスなど、例えばあの感動的な「愛のコリーダ」に比べたらめっちゃおとなしい描写。今回は18禁の公開だったがこの程度の性描写ならばR15で十分でしょう。キリスト教の人多い国ならまあわからんでもないが、日本はあまり関係なかろう4kリマスターで蘇った美しい映像と音に酔いしれる。おれが昔観た状態のよくないプリントとは別物だ。そして、薄汚い国辱的な「ぼかし」もなくなった。酷いプリントと「国辱的ぼかし」のせいで、何がなんやらわからん場面も多かった...この作品のぼかしの入れ方はホントに酷かった...ひどい場面では画面の半分くらいがボカされていた。涙が出るほど恥ずかしい所業だ。劇的に改善されて大変めでたい。やっとこの作品のあるべき姿を観られた思いだ。おれは今回の上映に接してようやく、魔術的に素晴らしいヴィットリオ・ストラーロの仕事の見事さの全貌を知ることができたと思う。あの光!色調!本当に素晴らしい映像。そして、タンゴ。死と官能。タンゴの精神そのもののような映画。ガトー・バルビエリの音楽はもちろん素敵だし、おれもガトー・バルビエリのサントラは愛聴してる【中古】 ラスト タンゴ イン パリ / Last Tango In Paris - Soundtrack 【CD】それでも...やっぱり、予定通りにピアソラが担当していたら...と、夢想してしまうのだ。そして、予定通りにジャンヌをドミニク・サンダが演じていたら...ものすごいことになっていただろう...それにてもマーロン・ブランド、デタラメで最高すぎる。最終的に非常に情けない感じになっていくのだが、その情け無さが素晴らしい。男はどうしようもないね。弱い。ジャン=ピエール・レオーが相変わらずな感じで超素敵。アントワーヌ・ドワネルが大人っぽい死と官能の世界に突然迷い込んできた感じ。でも根本的なところでは、この映画バカの男(トム)も絶望してセックスに溺れまくるポールも、実のところそんなに変わらない。ジャンヌに比べると圧倒的に弱くて、だらしがない。そして、絶対的に揺らがないのは「死」だけ。ベルトルッチのダンス場面はいつもながら最高。マーロン・ブランドもいい加減な感じでちょっとだけ踊るが、根底のところで「いい加減さ」がなく、絶対的な気品があってかっこよく美しい。バターをジャンヌの肛門に塗りたくって犯しても、やっぱり「気品」はなくならない。さすが大スター。聖書の文言を唱えながらアナルを犯すシーンは、やっぱり凄い。もしかしてこれは何か崇高な表現なのだろうかなどと思ってしまうではないか(笑)ベルトルッチ監督、確信犯的にキモが座ってる。この2年で「暗殺の森」「暗殺のオペラ」「ラストタンゴ・イン・パリ」とベルトルッチ監督の名作を「長野市」で観ることができた。長野市の映画環境の素晴らしさに深く感謝します。長野に住んでてよかった。雨。強く降る。梅雨だ梅雨だ。低気圧、嫌い。雨、嫌い。調子悪い。でも、実家の庭のためにはありがたいかな。お肌の為にもきっといいんでしょうな。夕食、飛び魚一夜干し飛び魚ってホントに美味しいけど、骨が多くて骨が硬いのが残念。明日内視鏡なので夕食は早めに済ませる。21時以降は何も食えない。
2019/06/19
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2019/09/08メンデルスゾーン最終回明けで呆然。意外と大きな虚脱感。おれ、けっこうのめり込んでいたんだな....この日長野市でいちばんのニュース。権堂ヨーカドー閉店。2020年6月。いずれこーゆー日が来るとは思ってたが、近年、権堂付近に次々とマンションが建ってるので、しばらくは大丈夫かなと思っていた。これらのマンションは近くにヨーカドーがあることが「売り」でもあったのだし....むー、いろいろ心配だが、例えばシネマポイントはどうなってしまうのだろう。ここが消えると長野市の映画環境に大きな欠落が出てしまう。ここ数年はタルコフスキー、ヘルツォーク、の連続上映を地道に続けてくれていた。今はベルイマンをやってる。県内でも異彩を放つミニシアターなのだ。テンホウで昼飯。山内大輔監督「ひまわりDays 全身が性感帯」DVDで観る上野オークラでもOPフェスでも捕まえられなかった作品。そんなことしてるうちに「スナックあけみ」の方が先になってしまった。「ひまわりDays」ようやく観られてよかった。いろいろ繋がったー。感動。優しくて泣ける。「スナックあけみ」にはそれでも少しはあった山内監督独特の怪奇趣味みたいなものもここには無い。驚くほどストレートな人情劇。「ひまわり」も「スナックあけみ」も絆の映画。また「スナックあけみ」も観たいな...川瀬陽太さんのゴロウ、最高。シリーズの新作が超楽しみです。黒木歩さんのあけみ、やっぱりいいなー。改めて惚れ直した。涼川絢音ちゃん素晴らしすぎ。知的障害の役はとても難しいだろうが、彼女の演技にはほとんど違和感を感じない。櫻井拓也さん、よかった〜。櫻井さんのお母さん役の満利江さんがこんな風に絡んでくるとは...泣けちゃうじゃん。膝枕(泣)和田光沙さんも出演。サラリーマン二人組が謝りにきたところでも、おれはちょっと泣けちゃった〜。こんにゃくの煮物が無性に食いたくなる。唐辛子入れた濃いめの味付けのやつ。ひまわりDays 全身が性感帯 [DVD][un]
2019/09/17
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2019/10/28午前長野グランドスタンリー・キューブリック「時計仕掛けのオレンジ」(1971)観た。超久しぶりの再見。昔観た時の軽く数倍おもしろかった。なんとデジタルリマスター版による上映。これは見逃すわけにはいかない。おれがかつて劇場で観たのは状態のよくないプリントで、もちろん無粋な修正入りだった。今回のリマスター版は見違えるように美しく鮮やかになり、鑑賞の邪魔だった無粋な修正もなくなった。めでたいこと。おれは今回の鑑賞で初めてこの作品の色彩感覚のヤバさを初めてしっかり体感できたように思う。リマスターされて、表現の極端さも、冷酷さもより際立ったように思う。様々な感覚がキレッキレ。ポップで、悪趣味で、そして麻薬的に美しい。それにしてもBeethovenと容赦ないバイオレンスを合わせるとゆー感覚が凄すぎる(認めたくない人も多いだろうが、Beethovenはバイオレンスや狂気との親和性が高い)。それから、雨に唄えば!襲われて身障者になる作家を演じたパトリック・マギーがすげえ。歴史的演技。アレックス(マルコム・マクダウェル)のルドヴィコ療法のシーンも凄いが、パトリック・マギーの「憎悪の顔芸」の方が凄いかも。昼食、サイゼでグラタン。ドリアよりグラタン
2019/11/17
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2019/12/09イングマール・ベルイマン監督「沈黙」(1963)かなり難解。おれはわかったとはとても言えないが、見所の多い作品だし、わからないなりに面白く観た。カフカ的状況のホテルが舞台この時期になるとイングリット・チューリンがようやくおれの知ってるイングリット・チューリンになってきた。50年代のイングリット・チューリンは若すぎてほとんどおれの知らない人。(すっげえ綺麗だけど...)新品北米版Blu-ray!【イングマール・ベルイマン「神の沈黙」三部作(『鏡の中にある如く』『冬の光』『沈黙』)】A Film Trilogy by Ingmar Bergman (Criterion Collection) [Blu-ray]!このホテルの描写は完全に「シャイニング」だよなあ。シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン [ ジャック・ニコルソン ]ホテルの外界と隔絶されてる感も同様男の子も、ダニーの雰囲気...ミゼットさんたちと老執事が素晴らしい。スキャットマン・クローザースにはこの老執事の感じがちょっとあるように思う...ミゼットさんたち、超幻想的。設定だけでなくベルイマンのホラー的な要素が「シャイニング」を思わせるのかな。キューブリックはベルイマンについて言及したりしてるのだろうか。キューブリックがホラーに一気に寄せたのに対して、ベルイマンは官能の方にもかなり寄ってる。この当時としたら、かなりエロティックだ。スヴェン・ニクヴィスト、すごすぎ。夜、若者の弦楽アンサンブルの指導。モーツァルト、ヘンデル、アンダーソン。前回よりよくなってた。努力の跡アリ。よしよし。小学生、おもろい&かわいい。
2019/12/19
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2020/02/18G.W.パプスト監督「西部戦線一九一八年」(1930)第一次大戦末期1918年の西部戦線が舞台。気合の入った反戦映画。こんなものすごい作品があったとは...びっくり。戦闘シーンのリアルな迫力が半端ない。塹壕戦の描写がすごすぎだ。当時の撮影技術のことを考えるとこのクオリティと表現力には驚かされる。塹壕戦と接近戦、やばい。これに中途半端な格好で近代兵器が投入されるところが怖い。第一次大戦の残酷さってのはここにあるのかなと思う...だから兵士たちは戦後PTSDに悩まされた。この作品のリアリティは作ってる人たちに第一次大戦の記憶がまだ生々しかったのも大きいだろう。1930年代ヨーロッパの人々も同じことだ。ほんの10年前は戦争中。つい最近だ。西部戦線一九一八年 [DVD]戦争場面だけでなく、人間ドラマとしても凄い。切ない...パプスト、やっぱすげえわ。昼、寿がきや台湾ラーメン寿がきや 即席台湾ラーメン ピリ辛醤 110g[税率8%]午後カルチャー夜、麻婆豆腐
2020/02/29
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2022/11/20小関裕次郎監督「よがりの森 火照った女たち」(2020)アマプラで観る。古関監督だしあべみかこちゃんだし、観たかった作品。ようやく配信で観ることができた。アマプラでは「処女と初恋の森」とゆータイトルになってた。アマプラのはR15なのだろうかおれは「よがりの森」とゆータイトルの方がなんとなくしっくりくる。ピンクで林業テーマってのがすごい。目のつけどころが秀逸だ。伐採のシーンなんかめっちゃ迫力あって素晴らしかった。とにかくもう全体にピンク離れした空気感で。素晴らしいと思う。この質感はホントにすごい!低予算のピンクに漂いがちな貧乏くささがない。これはオークラの大きなスクリーンで観たかったなー。あべみかこちゃんは元アイドルで今は林業やってるちょいこじらせた感じの役。存在感も演技も最高。常にブスッ不貞腐れていて、それだけにほんの一瞬見せる優しさや笑みがホントに素敵だ。彼女は「ツンデレ娘」のときもとてもよかったし、コンスタントにピンクに出てほしいなあと思う。森羅万象さん👍。万象さんはこーゆーのは、もうテッパン。大らかさがいいんだよなー。細川佳央さんは出番多くけっこういい役。きみと歩実ちゃんの主婦感とゆーかおかみさん感がすごくよかった。キャスティングとしては濡れ場要員的な配置だったかもしれないけど、あべみかこちゃんは濡れ場ガンガンいけるし、結局要員感はなかった。きみとちゃんこーゆーおかみさんな感じも👍昼、冷凍チャーハンとオートミール半々のチャーハン。「講談一直線」視聴楽しいひととき。紅佳さん「振袖火事」いちかさん「村越茂助」いちかさんすごすぎ。感動した。
2022/12/13
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