ミラネーゼ主婦の憂鬱

20日木曜日、夜9時からの政治テレビ番組。「Anno Zero」（＝0年）で、予想通り、ベルルスコーニのスキャンダルが取り上げられた。

　さて、この番組は、左党色の番組なので、ベルルスコーニ・バッシングは避けられない。ただここまで凄いのも強烈。泥沼化から、ポルノ化になってしまった。

　この日、バチカンからも「モラル的に、問題になる。」と、発言。

エスコート＝モデルのように美しい売春婦を指します。

あるスコートの告白。

　 サルデーニャの彼の別荘に行って、まずお小遣い１２００ユーロ（はっきり額を覚えていません。）をくれ、ショッピングセンターで、ショッピングしてくるように言います。帰ってくると、直ぐに個部屋に呼ばれ、性関係をもちました。

インタビュー中に、プレゼントされたアクセサリー、ベルルスコーニの名前入りのスカーフを、見せています。

　ベルルスコーニの豪邸Arcore（アルコレ＝ミラノ郊外モンツァ近くにある町、ここに豪邸があります。）での、パーティーでは、「BungaBungaに行こう！」（おかげでBungaBungaは、今イタリアで流行っている言葉。）このBungaBunga＝性関係が行われるところ。だったんです。私も知りませんでした。5人のエスコートがプール（もちろん室内プール付。）で遊んでいるところに、彼が裸体でやってくる。隣に、マッサージ室が、あり、女の子らは順番ずつに呼ばれる。ただ74歳の男性が5人の女を相手に出来るのか??との疑問もあります。5分おきに「つぎ！」と、呼ぶ。

このようなパーティーに出るだけで、最低２０００ユーロもらえた。

しかも、彼女らを送っていくのが、首相宅警備の警察官らで、かなり怒りがたまっていたらしい。

エスコートの盗聴では、

イタリアでは、盗聴が可能です。盗聴の会話が公開されました。「私には、ついていけない。」あのトム・クルーズ、二コール・キッドマンの映画よりも凄いものがあると友人に、語っています。

ただ信じられな いのは、右党の女性議員らが、声をそろえてベルルスコーニを守ること。

文部大臣は、今朝「コレはでっち上げたスキャンダル。国民の支持率は落ちていないわよ！私たちは、なにも起こらなかったように、政治の政策に集中しています。」

今回も、ベルルスコーニの口に乗せられてしまうイタリア国民なのだろうか??