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92歳の母親が両膝の上の骨にヒビが入って、静岡市立病院へ入院中。しかし、病気ではないので時間の経過待ちである。リハビリをするために、他の病院を物色中である。お袋がいる階の入院患者はみなさん大変なお年寄りばかり、それも、骨折した人達ばかりだという。だから、暗さはないが、車いすが廊下を走りまくっている。
突然、見舞いに行った私を見てびっくりしていた。頭はしっかりしているし、まだ、日記をつけているので、文字もしっかり書くことができる。
三月二十日から五月二十日辺りまで、ドイツから孫とひ孫が日本へ滞在する。その話を伝えたら、うれしそうにして、私に「楽しみでしょう」という。自分こそ、楽しみだろうと思うのに。どうしたって、早く死ぬわけにはいかない。死ぬなら、私が、まだ、あと五年くらいはインドネシアにいなければならないから、葬式は日本へ落ち着いてからにしてほしいと、頼んでおいた。
日本の病院は、医者が足りないので立ちいかなくなる場合が多いらしいが、インドネシアにはこういう病棟はない。年寄りが骨折などで病院へ入る前に何らかの原因でこの世にはもういない。皆、死んでしまっている。または、死ぬ寸前までひどくなってから入院するので、病院に長くいて治って出ていくことはなく、直ぐ無くなって出て行ってしまう。
それに、身内が骨折ぐらいで入院はさせない。保険には入っていないので、入院となれば入院の前に前払いが原則です。私はAIU保険が効かない地元の病院に何度も入院しましたが、一日平均50万ルピア(四千円)(薬、治療費、検査費を含む)入院見込日数の支払いを求められた。大体、退院の時、余分を戻される方が多かった。インドネシア人には高額すぎる。
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