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ご覧の通り、一眼レフっぽい外観に反し、非常にボディの厚みが非常に薄いのが特徴です。E-P2と比較すると、ファインダーの接眼部の出っ張りを差し引けば、あまり差がないのに驚きます。
G1と比較した場合も、ボディサイズは誤差の範囲であり、APS-Cサイズの素子を搭載した一眼としてはかなりコンパクトにまとまっています。
ぶっちゃけ、非常に意欲的な製品ではあるものの、デザインはお世辞にも洗練されているとは言いがたいです。往年のコシナC1sあたりに少し似ているような気もします。EVFは92万画素ということで、おそらくGXRと同じような見え味になるのではないかと思われます。
ただ驚いたのは、独自マウントを採用してきたこと。これはとりもなおさず、「これから我々はカメラ王国たる日本の地盤に楔を打つぞ」という意思表示であり、SAMSUNGの本気度を見た気がします。オプションでKマウントのアダプターが出るのは、ペンタックスのOEMで販売されたSAMSUNG製デジタル一眼のユーザーが、Kマウントのレンズを使い回せるようにとの配慮であって、特にペンタックスとの蜜月関係を表しているわけではありません。
このカメラを見て、日本のメーカーが「まだまだ我々の方がアドバンテージがあるな」と思うのか、何がしかの危機感を持つのか。かつて、ドイツの光学メーカーが「人真似ばっかりする日本のカメラメーカー」に瞬く間に追い越され、やがて潰されることになろうとは、これっぽっちも思わなかったに違いありません。
このカメラが売れるかどうかではなく(たぶんそれほど売れないと思いますが)、SAMSUNGが問題提起した「APS-Cサイズのレンズ交換式一眼」という新ジャンルのカメラが、世界中の市場でどのように評価されるのか、そこを冷静に分析できたメーカーだけが、次の一手を間違えずにすむでしょう。
KLASSE S フジカラー NATURA 1600
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