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夜の11時いつものこの感じ。土、日と休んでみたものの何かもの足りなさを感じつつまた次の日になってしまおうとしている。自分がたてた計画の100点を取ると、もう余裕は何もなくて後は寝る時間に突入している。いろんなことを見たり聞いたり読んだりで、頭の中がとてもごちゃごちゃしている。明日はTAIKI君の結婚祝いのお返しが届く。何を言えばいいかとふと思う。会社の事では、最後の目標管理の完成が近づいている。これもようやく解放されるわけだ。母に電話をしていないので、かけよう。きちんと食事は取っているのだろうか?==ショートメモ学生の頃の友達からいきなりプレゼントが届く。中には自分が若き頃に語っていた夢の話がはいっていて、それがいきなり箱を開けると再生されて耳に届いた。ぼくは死にたくなった。
2019年02月24日
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1.りんごの皮をむいたらうっすりそこから血が2.りんごの皮をむいたら、その瞬間、小さな悲鳴が3.空間に浮かぶ無数のりんご、足が届く範囲で辿って 上に進む。気がつくと 降りる位置にりんごがない4.空間に浮かぶ小さな木を持ってくる。 それはどんどん育ちやがて 部屋を占拠し、人間を食べるりんごが育つ5.りんごが育つ紙、紙の中央にりんごと書き、その回りに水、土、 太陽、肥料など必要と思われる文字を書く6.リンゴの皮をむいて食べたら、中身はバナナ7.ブドウの皮の中には、やわらかなリンゴ
2019年02月24日
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おれは40歳。年齢のせいか、はたまた水ものを取りすぎるせいか、やたらと小便が近い。それで、乗り換えの駅に着くと必ず、トイレで小便をする。今日も同じようにまた、駅のアンモニア臭いトイレで小便をしていた。ふと、横の30代くらいの男を見てギョ!とした。片手でビールを飲みながら、片手でちんちんをコントロールしながら小便をしている。もう、遠慮なしにグビグビ行っている。どうもしっくりこない光景だ。まるで、体の中を一本のくだが、ちんちんと口を結んで直結しているかのようだ。今、飲んでいるビールがちんちんから小便として出ているようではないか。「何も、同時にやらなくても・・・、小便の後にゆっくりビールを飲めばいいのに・・・・」と、思った。その男を見つめていたら、今度はコンビニで売っている、おにぎりをくわえながら、大便の方のドアを開けて入っていった20代の男が目に入った。『食べ物』、『飲み物』持参のトイレが、今の隠れたはやりになりつつあるのか?その友達と思える男が、そいつに呼びかけている。「おまえなー 入れるのと出すのをいっしょにすんなよ!!気色悪いから!」声をかけられた男は、たぶんおにぎりをほおばっているのだろう。モゴモゴした声で言い返した。「おれはなぁ、マルチ人間なの。このスピード時代に、マルチが生き延びるんだぜ!」それを聞いたトイレにいた、関係のないはげたチビのおっさんが、ぼそっとつぶやいていた。「何がマルチだよ。」おれは、小便もそこそこにトイレを出た。なぜか、おおきなため息が出た。
2019年02月10日
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ぼくは高校2年生。家の中はつねに家族のだれかがおしゃべりをしている。特に休みの日。母親と妹、姉のおしゃべりは1日でぼくの喋る1年の量を越してしまうかのようだ。話は変わるけど、最近、家族麻雀をしている。ぼくも麻雀は好きなのでいつも参加しているのだが、麻雀をやる気のない妹は、そのわからない家族の麻雀を観ながら誰彼ともなく話しかけてくる。麻雀に集中できないから、妹に注意するのだが、おしゃべり好きの母親は「まあ、おしゃべりくらいいいじゃない。」と言ってぼくの抗議を受け付けてくれない。ぼくは、最近、一人静かな場所にいたいとつくづく思っている。それで、疲れたと言っては2階の自分の部屋に上がり昼寝をしたふりをする。目をつむると、真っ白な空間に自分が浮いているイメージが浮かんでくる。それが、まるで目を開けて見ているかのようにはっきりと見える。そして、その真っ白な世界の中で、足元に黒い直径1メートルぐらいの黒い穴が見つかる。その穴をのぞくと、階段がついている。ぼくはその階段を降りながら、「毎回、なんでこう同じイメージが浮かんでくるのだろう?」と不思議に思う。そして予想した通りに、階段を降りきると、そこは本が自由に読める図書館と喫茶店が合体したお店になっている。顔なじみのマスターに、「やあ」と、軽く手をあげ挨拶をする。マスターも「お!来たね。」と、にこりと笑って答えてくれる。ぼくは思う存分に、いろいろな本を持ってきては、拾い読みをし、ぼくの好きなカフェオレを何度かおかわりをしながら本を読み続ける。これがヘンなのは、ぼくは現実には目をつぶっていて、夢を見ているわけでもないからだ。ぼくの耳は、1階も2階も窓を開けている為か、テレビの音や母と姉や妹の会話の声が、現実に聞こえてきているのだ。「ノリオは、また昼寝をしているの?そろそろ麻雀したいわね。」と、いう母の声が聞こえてくる。そう言われれば、ぼくもそろそろ麻雀でもやりたい気分だ。ぼくは、地下のマスターにカフェオレ代の千円を払って、階段を登り、黒い穴から這い出た。そして、昼寝をしているふりをやめて眼を開けた。ぼくは、部屋の中の学生カバンの中に入れていた自分の財布を確認する。確かに財布からは、地下のお店のマスターに払った千円がなくなっていた。自分の頭の中の世界に、千円取り上げられてしまったような、まるで寄付したかのような、いつもの変な変な気分になっていた。
2019年02月02日
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