南カリフォルニアの青い空

南カリフォルニアの青い空

2019.07.13
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類




 我が家は戦争で東京の家を焼け出され漁村に疎開したのだが、同じく家を焼かれた親戚のF叔父様という(やもめ)が加わって一緒に住んでいた。年老いたFは富士山が目の前に見える二階の四畳半を使っていたが、足が悪くて杖をついていたから、ご飯時やおやつの時間になると手すりにつかまりながら杖をコッツン・コッツンと鳴らしながら降りて来た。暫くして病気で亡くなって東京でなく地元のお墓に埋葬された。すると、夕食の時間になったとき階段(怪談ではない・笑)の方でコッツン・コッツンという杖の音がしたので、
「あら、叔父様もお腹がすいていらっしゃるようね」と母が言って、皆で大笑いしたのだ。それからは、皆でFの杖の音を期待しはじめ、私より7歳上の従兄までも「こんばんも来ないかなあ」というように次の日も次の日も楽しんで、聞こえない日はがっかりしたものである。そういう訳で4才くらいだった私も幽霊というのは面白いものだと思っていた。ところが、小学校からだんだんと「怖~い話」というのをラジオできいたり、友達と納涼大会などにいったり、≪四谷怪談≫みたいな映画を見ている内に幽霊は怖いものなんだな、という観念も芽生えた。その内、様々な人生経験、不思議な体験をし歳を重ねて今にいたるのだが、義両親の介護をしているうちに又考え方が変わって来た。

 メリーは仮名で私の姑であった人...今オレンジ・ネットワークという日本語の月刊雑誌に連載している≪ハッピーなマルチ介護≫の登場人物の一人。かなり酷いえこひいをする人だったせいもあって、大勢に嫌われるか煙ったがられていた。どういう訳か、息子と私はかなりえこひいきされていたから、邪けんにされていた人達とは彼女を見る視点が違っていた。

ちなみに、メリーを最後まで愛していた義父や私は、メリーの出現は怖いどころか嬉しかった。ところがメリーとうまく行ってなかった人は、メリーの『霊』の出現をネガティブにとって怖がったのである。最後まで母親を嫌っていた義妹は精神的に悩み体にも不思議な現象があらわれたりした。故に許す、謝罪するは大事なことである。たった一つの例だと笑わないでほしい。こういう事からみても、人間いさかいや、わだかまりがあったらお互いに生きてる間に解決しておくことをお勧めする。

 ただ、そうなると先に書いたブログのメリーを知らなかったライアンの行動はどう説明して良いかわからない。この世の中、説明できないことは山とあるとだけ書きたしておこう。



追伸

このブログに、怨念をもった幽霊はやっぱり怖いですよ。という書き込みがあって、そうだそうだ、そういうのがあったなあと思いましたので、ちょっと訂正というより、書き加えておきます。【幽霊は怖いか、怖くないか】の話に出てくる幽霊は家族や知人、あなたに直接関係のあった人達の事です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019.07.13 12:08:24
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Hirokochan

Hirokochan

お気に入りブログ

オレンジ・センセー… New! 宮じいさんさん

簡単!苺と杏仁豆腐… 松島タツオの楽しい家庭料理 札幌在住さん

ジャングル・ナイト… ナイトサファリさん
Cota Lina~こたりな… shachieさん
行方不明 ☆ねこ★さん

コメント新着

やまひで0207 @ Re:間違い訂正版・アバウトな国(06/12) とても面白かった! サンキュー
Hirokochan @ Re[1]:年貢の納め時?(07/22) maki5417さんへ ネットの書き込みを読む…
maki5417 @ Re:年貢の納め時?(07/22) この騒ぎ米国では連日大きく報道されてい…
Hirokochan @ Re[1]:Orange Network 5月号・おにぎり(05/04) maki5417さんへ そうですね、金物欲、パ…

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: