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ぴっぴ@FF14

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2024年05月10日
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カテゴリ: FF14


1話はこちら

そこへやって来た冒険者二人。

そそくさとエーテライトから移動する。

行き先はフィールドマップの北東だ。

目的地から少し離れた高台から二人は見下ろしていた。

「いませんね」

「いないね」

フレさんこと秘書とぴっぴだ。

二人が見下ろした先には

多数のモルボルが己の領域であることを主張するように蠢いていた。




ここはエウレカ

夜の薄暗いエウレカはまさにリアルな雪山の夜のように不気味な静けさだ。


「やる気が感じられませんね」

「全くだね」

モルボル討伐を誰もやっていない状況に二人は憤る。


【広告】プレゼントなどに変なものを・・














​​








~説明しよう!~
 モルボルを一定数倒し天候が吹雪になると
 フェイトボス(NM)のキャシーが現れる(沸く)のである!
 ちなみにモルボルっていうのはモルボルと形が同じと言うだけなのである!
 正式名は、アムルタートという・・。


「キャシー沸かしてくれませんか?ってshoutしますか?」




これはぴっぴが以前考案した沸かせパーティー対策である。

エウレカにはノ民という一定多数の民族が存在する。

彼らは誰かがshoutで先導さえすれば反射的に「ノ」と返してしまうのだ。

受動的で他人任せの者たちである。

それを利用するというもの。




「キャシー沸かせてくれませんか?」とぱっと見 似た言葉でshoutすることで、

反射的に「ノ」と返した者が「沸かせます!」とやる気漲る主体者へと変貌を遂げる。

まるで詐欺!(°Д°)クワッ

他人任せという点でぴっぴはノ民の上をいっていた。

言うなれば上級ノ民なのだった。


「shoutしてみて」

秘書に促す。

やれるものならと。


「恥ずかしい(///∇///)」

「ですよねー(≧∇≦)」

ゲスいことは考えても実行は決してしない、いや出来ない子悪党。

それが二人だった。

しかし、ぴっぴは思った。

どうせ我々はここを去る。

ならばここの恥はかき捨てだ!と。

ぴっぴたちの所属するサーバーは新DCのメテオに移動が決まったのだ。

そう思い立ち、ぴっぴは遂にshoutしたのだった。    


「キャシーは沸きましたか?」

それは、至って普通のshoutだった。

いやかなり消極的な内容だ。

ひよっているやつがここにいた。


聞いただけぇ~(≧∇≦)

どこからか冒険者が返してくれた。

「もう沸きましたよ。次は1時間後くらいに期待出来るかもです。」

や、優しい( 〃▽〃)

「フレがショックを受けていますが、情報ありがとうです!」

このやり取りこそMMOの醍醐味なんだと実感し、お礼のshoutを返したのだった。

余計な一言を添えて♪(シェフ風)


そして思うのだった。

1時間後に沸かせてもらおうと。  

ぴっぴは見た目も中身もララフェルなのだった。

つづく
https://plaza.rakuten.co.jp/ff14pippi/diary/202406130001/

※本ページにはプロモーションが含まれています。







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Last updated  2024年06月13日 21時13分16秒
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