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すっと閉じてみる 未来が見える果たしてそれが現在になった時 同じ形をしているだろうか人は想像する未来に想いを馳せ 幸せ はてまた 不幸いろいろな形に 変化させる思うにそれは 未来ではなく現在が生み出した虚像の未来現実に存在する事はなく 現実が生み出した事象いつからなんだろう人は夢を持つようになったそれが悪いことではない 希望の光にもなるけど夢が夢でなくなった時それは 過去の願望に過ぎなくなってしまうとてつもなく不安で とてつもなく大きい誰に知られる事もなくただ 物思いに耽る本当は今 幸せになりたいだけなのに私は 夢を見るいつまでも どこまでも私は 未来を見る果てしなく 限りなくそしてそこに 私はいつも 今を見る。
2009.04.15
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大地と海原の恵みを照らす神の光と称えし 南の太陽時代の節目にて その光に陰は映り世界を漆黒の闇に変える昼を奪われた人々は 世界の終わりを予感した希望の象徴である 太陽は姿を消し闇が世界を そして心を包んだだがその時 時代は動いた声高々に 産声をあげ新たな光の 太陽が生まれたその光は 誰もが眩む程眩しくその雄大さは 誰もが称える事を惜しまず世界の夢と希望を 象徴する光となった時は流れその光は今も変わらない暗い心を照らす 優しい陽の光に迷い人は 生きる喜びを教わったその太陽に出会えたからこそ次なる夜明けを信じていられるのだろうふと 空を見上げる今は 違う太陽が目には見えず どこかで輝いているのかもしれないそっと 目を閉じる今は もう無いあの太陽が目には見えず 心の中で優しい光を浴びせてくれた今はもう 昔の話だから 今はただその誕生と出会いを感謝します光を受けた者からの祝辞として心から おめでとう。
2008.05.18
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深く深く 奥へと潜り込むそこに広がる楽園へ 旅人は心を躍らせる美しさの極みを思わせる 瞳のような海太陽の恵みを受け 瑞々しく育った果実やがて時が経つ事さえも忘れそして 楽園は旅人の疲れを癒したさて人はこれを楽園と呼ぶのだろうか私はふと 思ったもう そこから離れたくはなくなる旅をする事が 旅人の使命であるのに旅をしたくなくなる魅了されるそう片付けるのはいささか滑稽だ魅惑的な物には 常に危険が付き纏うしかし その危険さも気づかぬ程誘惑という魔力は 心を鷲掴みにするいや その危険ささえも魅惑的に見える者もいるかもしれない何度も その美しさに触れては何度も 後悔をするこの繰り返しをするとわかっていながらまた 繰り返す私は浜辺で寝転び 月に問いかけるボクは いつ旅にでるんだろうね月は こう答えるキミは 今も旅をしているんじゃないのかい月がその目を閉じる頃 私はまた旅に出た後ろを振り向けばそこには ただの池しかなかった。 ※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2008.04.22
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ガラスに映る友達に メダカはいつも話しかけたおはよう 今日も元気かい?友達も同じ事を聞いてくれたボクは元気だよ 今日は少し寒いね水槽という檻の中 メダカはひとりぼっち仲間も 愛する人も 大切な子供達もそう今はただ ひとりぼっち安心という名の檻は時間という刃によって 安心のみを壊した檻は檻のまま 一生そこからは出られない誰も振り向いてはくれない誰も話かけてもくれない寂しさ? 悲しさ?そんな事じゃない友達に聞いたボクは ここで何の為に今生きているんだろうね?友達は答えた君は ここで何の為に今生きているんだろうね?メダカは 心の中で泣いていた。 ※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2008.02.26
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雪の降る街角を 時間を止めて歩いている音もなく 動きもなくぴと・・・ぴと・・・私の靴から 落ちた雪の融けた雫が一つともわからず 落ちる音だけ街から外れた まだ咲いていない桜の木の下を 通り過ぎたふと春の香りがした柔らかく うっすらと優しい春の香りがした地面に目を落とすと新しい命が 一生懸命に輝かせている私は 息を吸う優しい気持ちに なれた気がした。
2008.02.06
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飲み物を買う 百数円食べ物を買う 千数百円服を買う 一万数千円高級な物を買う 数十万円車を買う 数百十万円家を買う 数千万円私の欲しいものいくら かかるだろうか人はその物の価値に対して 明確な数値を求めたその数値は絶えず変化しときに 人を狂わすやがて人は本来の目的を忘れ 金集めに没頭したかね かね かね 命よりも かねその欺瞞に満ちた 光に目を眩ましよだれを垂らしてまでも それを欲するなにが欲しいかって?私は金で 人を買うよ。
2008.02.06
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"幕を下ろすな"遠く後ろの方から声がするだが幕を下ろすロープをその手に握った時にはみんな その声に気づかない。人は時に 心の中にロープを握る未来を想い 夢を膨らませさらに未来 もっと未来近かろうが 遠かろうがいずれは一つの人生の終わりを想像するその想像を垣間見た時人は勝手に 心の幕を閉じてしまうものだ心の幕が閉じれば人生という舞台は終わりを告げるその想像によって人は動く事の意味を探すようになるだろうどのように演じ どのようなキャストを揃えどのような物語を作るのか必死に考えるそして その構成が完成すると上演前から 人は終わりを見る 心の幕を下ろすのだ決して 人生という舞台は終わっていなくても心という名の役者を失ったミュージカルはなんと色褪せた 味気のない娯楽であろうか苦痛にも似た その娯楽は人に何の快楽を与えるだろうか心に幕を下ろした人に何の光が見えるだろうかだがそれでも人は 歩かされる"幕を下ろすな"聞こえた時には 手にロープは無い。※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2007.12.09
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過去の事はわからないしかし 事件は起こった私はそう思う。今 このときまで私は 文字を並べる事を拒絶していた心を表すには あまりに混沌としすぎているでも 今このときは私は文字を並べる事しかできない事件は起こったいや 起こったかどうかの真偽はわからないもう今は 昔の事だその昔から 私は一歩も歩いていないにもかかわらずそれが事件なのか それとも必然なのか今の私には わからないこれほどまでに 私は他人との接点をなくしていたのかそう思うほどに 昔が思い出せない人は思い出を作るために出会うのだと思う私にはその思い出がないだがそれでも 私は知りたいのだはたしてそれが 望んだものなのか望んではいなくても そうしてしまったものなのかそれとももっとも最悪の 底辺にいたる思考そう・・・せざるをえなかったのか想像するに 浮かばないその苦しみ 恨みどれほどのものだったか 私には想像できない夢でもいい 幻でもいい一言でいいから 真実が知りたい私の中では50/50だよ まったく・・・ただ どちらの50でも納得は出来ない自分が 想像つくよ別れは私には死んだも同然であるだから 逆も何もないんだ死んだと聞かされても 同じなんだよ私の心では 二つのうちどちらかだろうどっちだ今は 誰にも わからない。だがいずれ必ず 真実を見る日がくる今は ここで文字を終わろう。
2007.11.19
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小さく 光る灯火がボクを ただ一つに照らすから息を一つ弱弱しく 肩の力を抜いてつけば夜の街へ 最後に聞いた夜の声も 今はどこか遠くに 触れず 見つけれず今もどこかこの道の先に いる希望さえボクは 見えずに歩くきっと 歩いていけばいつかは つくはずと人はボクの後ろから言うけれど歩いていけなくなったら人はボクの前に行ってしまうからずっと ずっと足の痛みを 肩の重みをボクは 抱えて歩かなきゃそれが 出来なくなったらボクのかわりにきっと ボクの声だけが夜の街へと想いを海へ 想いを空へでも 本当は静かに 眠らせてくれるまでボクは 歩いていけるかなそう思ってはがんばらなきゃボクはまだ 星になることを許されず ただ闇にしかなれないだから今はこの月夜を せめて歌うんだ。
2007.10.25
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冷たい風だ・・・時の流れは秋風に似ているとても冷たく どこから吹くともなく吹きそして 足早にどこかへと消えてゆく生命に満ちた 瑞々しい色彩は枯れ澄んだ景色は その美しさを彩り始める "秋" 冬への序曲カメラに映るその殺伐とした風景を私はひたすらに ただ追い求めた悲しさ、寂しさ、虚しさ、、、そんな感情を自分の胸に秘め目に映るのは "無"何も無い・・・限りなく澄んだ景色 ただ美しさそう 美しさだけその美しさは 光であった "光"あの人の目に 映っただろうか私はその人の目を通して 光を見た眩しく そして美しく映るその光に 私は歓喜した歓喜こそが その人の光いや 運命と言うべきかあまりに偶然の運命・・・光・・・秋・・・ "運命"夏の終わりを告げ 冬の訪れを焦がれ私の胸は 秋というレンズを通してただ その想いに溢れる事しか出来ない。 ~『陰』より~ ※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2007.10.09
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夢を叶えるとは こういう事だ万に一つの夢を叶えた人は言った私はその人の言葉を見て 自分の物差しを変えるべきだと思ったある人が聞いた夢を叶えるにはどうしたらいいですか?その人は答えた夢を叶えるには 全てに妥協することです壁にぶつかれば 超えられないと妥協し道を外れれば 戻れないと妥協し歩くのに疲れれば 動けないと妥協する夢を叶える という意識は万に一つと 錯覚する事である妥協すれば その夢は千に一つの夢となりまた妥協すれば百に一つの夢となるいずれは 唯一の夢妥協し続けた物が 夢に変わるあぁなんて楽な そして正しい生き方なのだろう努力と辛抱と運を 使う事もしなくていい夢破れたなどと 悲観する事もしなくていい仕事に妥協し 社会に妥協し人間に妥協し 人生に妥協し死ぬ間際 ちゃんと生ききったと思えるではないか妥協している事すら きっと考えなくて済む世界の全ては99%の妥協とたった1%の頑固な夢追い人で成り立っている誰が血迷って1%を選ぶであろうか誰がそんな苦しみと絶望を望むだろうか夢を正直に追うことを美としながら夢を正直に追うことなどしないこの世界において妥協する事が出来るという事は幸せである妥協すら出来ない事だってある出来るなら全てを妥協出来る人生であって欲しい物だと誰もが考えず しかしそうなっていく夢を叶えるとは こういう事だ私は全てを 妥協したいだから私はこれから 全てを妥協しよう。 ※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2007.10.01
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手も届かない 遠い空にあなたはいる大空では数多の光に溢れているのにたった一つの 優しく可愛い光り輝くその星に 私は恋をした初めて見つけた時私にはその光が眩しかった2度 3度・・・もう何回見たかもわからないようになって私にはその光が希望になったその星に寄り添う星があれば私もあの星になれたらと切に願いその星を隠す雲があれば見えない寂しさを隠しきれず雨の日も 風の日も日中はひたすら 夜が訪れ星が出るのを待ち来る日も来る日も 私の心はあなたで溢れたあなたの輝く姿を見れば涙を抑えることは出来ないあなたの放つ光を受け取れば私の胸はせつなくて苦しくなるなぜだろうその星のためなら 私は強い心を持てるその星のためなら 私は優しい心を持てる太陽も 月でさえもその星にはかなわないその星ほど 私にとって大切な物はなくかけがいのない その光に誓って私が私であるためにあなたはあなたであって欲しいと思えた美しく そして明るいその星を人は"シリウス"と呼ぶのかもしれないまた あなたに逢えるそんな季節が もうすぐ訪れる私の運命に願いをよせてシリウスよどうかあなたは 本当の幸であれ。 ※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2007.09.27
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分かれ道とは 時に一瞬の判断を要する事があるチャンスはまさに刹那 瞬きの暇すらない海の見える 大都会の夜ビルの明かりが 水面に写り幻想的な風景が 人々の心を捉えた季節はずれの 一匹の蝉がその風景をみつめ 家路についていた長い年月を経て ついに成虫となった蝉得意げに そして切なげに最期の時を迎えるべく一所懸命に鳴き声をあげる時が訪れた蝉は考える まず何に対して鳴こうかなぁ…慣れない新しい職場での そのストレスに対してミーン ミーン ミン…関わりを後悔した蝉どもに対してミーン ミーン ミン…この時間 この摂理に対してミーン ミーン ミーーン…う~ん… 悩む…どうしよ…今日は風も強いし 職場に出向くかなぁ…いやまてよ周りの蝉どもも うるさいことだしあいつらに向けて 一声鳴くかあ…突風で 飛んできた傘に当たり頭をつぶされ 死んだ蝉この瞬間に 蝉の生涯は幕を下ろしこの後に 蝉の余生なんてものはなくこの刹那 その点を持って終わりとなるチャンスは一瞬二度とこない。 ※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2007.09.24
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最近 言葉が消えていくのを感じる自分が思った事 気づいた事たくさんあるはずなのに 浮かばないもともと私は客観視する事が癖であった人を騙す時 人に気を使う時"裏の裏だから…と考えさせ それを表と思わせて裏にする"わずか7つの時に自然と思いついた心理的技術人に対して 常に疑いの目しか持たなかった私は自分に対して 絶対的なまでの自信と他人に対して 圧倒的なまでの他人扱いをまだ二桁の歳にならずとも 身につけてしまっていた自分の言葉に 寸分の隙もなく自分の心を込めていたそれがどうしたことか今の私の言葉は 心が乱れているそれどころか 最近の私は言葉を発しない本当は抑えきれないほどの 感情 欲望 優しさ 寂しさそんな満ち溢れたものがあるはずなのに私は 黙する事に慣れてしまった人が話すを見て 人と話す事に嫌気を覚え人が歓喜落胆するのを見て 私は歓喜を嘆き 落胆を狂喜する全てをレンズに通し 逆さに屈折させて全てが通り過ぎる私は 何を求めているのだろう私は 何が不満なのだろう現実と理想との狭間にて 私は何を思ふのだろう常々思うのはそこにどうしても悪循環の螺旋を感じずにはいられずそこにどうしても諸行無常の理を認めたくなくそこにどうしても私は どうして常に どうしても なのだろうということである人が生きるという事はそこに意味を求める事である私は私の人生に 全く意味がないようにしか感じない他人に聞けば それは否定される事であろうだが 私が思うに私の人生は 私しか歩めないどんなに他人との関わりがあっても 所詮は他人であるそれなのにどうして こうまでも自分というものを確固たる志を持って 心を宿す事が出来ないのであろうわからない私には 何もわからないだから私は いらない存在なのかもしれないいやこれは 私だけに限った事ではないかもしれないいらない存在なぞ 本当はたくさんあるのかもしれないつまりは生と死の境目を 垣間見ることでしか私は 心から後悔出来ないのかもしれないだとしたら私は後悔するためだけに 生きているのか…無念とは よく言ったものである。
2007.09.18
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小生は 名も無き梟である陽の光に逆らい 闇夜を安住の地とし鳴き声は 夢に遮られ誰の耳にも届かない 今宵はとても 夜風が骨身に沁みます おや 一人の迷い人を見つけましたその姿 みるからに哀れであるどこかもわからず どうすればいいかもわからずただただ 歩き続けてきたようだ飢えも 渇きもそんな苦痛さえをも奪う 不安という名の支配者に はて どうやら屈してしまったかのようです歩きをやめ 小生の木下にてその身をおろす あぁ 違いましたこの者にも 安らぎというものがわかったのだ歩みを止め 逆らう事を覚え その瞳にようやく 月明かりを宿すことを覚えたようですしかしそれは真っ当な道から 外れて歩む事を決断させるものだもう陽の光には頼れず懐古という名のあらたな支配者が その一生をも蝕み 支配する不安 懐古 そして怨みこれに勝る苦しみは 地獄にさえもあるのかどうか ホーホー ホーホー ホーホー 小生 泣いてみました ホーホー ホーホーこの鳴き声を この者に贈ろう。 ※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2007.09.18
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泰平の世を照らす 三日月にさも似たるはその月明かりに浮かぶ 一振りの御神刀鞘もなく抜き身のままにて 世を統べる刀とは 鞘あってこそのものだ抜き身のままでは 持つ事さえも危ういその危うさを 包む鞘は言葉は同じでも 一つとして同じものはなく刀身に ぴたりと合う鞘をある神の妖刀は 探し続けた刃の幅にぴたりと合う鞘あれどその長さは足りず刃の長さと同じ鞘はあれどその刀身を包む余裕はなく妖刀はひたすら たった一つの鞘を探し続けた鞘を切ればいいと言われた事もあるその刃を削ればいいと言われた事もあるその刀の為だけの鞘など 絵空事だとまで言われたしかし 妖刀はあきらめないいつか必ず 我が妖気収めてくれる器があると信じてやまないたとえ 見つけたとしてもその鞘は もはや鞘ではないと知っていても妖刀は その鞘の存在を信じ続けた神は一振り 天にかざしつぶやいたそなたの鞘は この闇に浮かんでいるではないかその日以来妖刀は 抜き身の御神刀となった。 ※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2007.09.13
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夜の酒場に集ってみれば 誰もがそこに酔いしれるその賑わいを くるくる回るマリオネット右に左に 陽気なステップは人々の心さえも 軽く弾ませたマリオネットは いつも踊っている私たちの日常 楽しい事辛い事 汚い事 全てを聴きながら いつも踊っているクルクル クルクル クルクルと回りに回る マリオネット私の幸せは 回る事回りに回る その幸せを一つ また一つと人々に与えるマリオネット彼女は気づいた私の幸せは また一つ 誰かの物になっちゃったクルクル クルクル クルクルと一つ また一つと幸せを奪われるマリオネットやがて夜も明け 店も閉まると舞台の上には 静かに座るマリオネットがいた彼女は 軽く息を吸い込む私はたずねてみたマリオネット 君は回る事が幸せかい?彼女は答えた私の幸せはいつも 誰かにあげてるのでもね私に 誰も 幸せはくれないのクルクル クルクル クルクルと彼女はもう 回れなかった。 ※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2007.09.06
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とどまる事を知らぬ 流水の如き速さのように人の時は 絶えず進んでいるふと 流れを止める大石あれどその全てを 受け止めるわけではなくまた その流れを狭めし山あれど長き年月によって 浸食されていく冷たく 時に心地よくその全ては 受ける側の心しだい様々の障害もあればこの世とは思えぬ 美しさをも見るかもしれない私は 蛇行したいものだあらゆる大地を巡りあらゆる物に触れなにより あらゆるものに 知られ全ての快楽と苦痛を味わい西へ 東へその流れを止める時私の水は 清かろうか。 ※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2007.09.03
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草木も眠る 丑三つ時に月夜に歌う 声がするミャーミャー ミャーミャーその白く美しい毛並みを さらっと一舐め自分の目ほどに丸く 大きな満月をその瞳に宿らせ また一舐め今 銀色子猫は 何を思うミャーミャー ミャーミャー生きる場所のない この都会の喧騒にてそのあまりにも雄大な月に子猫は想いを馳せたきっとこの声が あの月の猫にも届いているんだミャーミャー ミャーミャーただ一人 ぽつんと座る 銀色子猫生まれてすぐに 親もおらず寂しさしか知らない 銀色子猫もし叶うなら 私も・・・ミャーミャー ミャーミャー ミャーミャー・・・今宵も月夜に 歌は響く。 ※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2007.08.31
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砂漠を旅している途中 ある人に言われた"お前のコトバは ヘリクツだ"何をもってこう思われたのだろう私が異邦人ゆえか 文化の違いゆえか私は問う 答えはこうだ砂漠は乾いているが あなたは乾きを知らない砂漠は動かざるをえないが あなたは止まらざるをえない・・・なるほど そういうことか私はふと後ろを見る砂漠とは恐ろしいものだ今自分がどこを歩いているのか 全くわからないのだ後ろを見ても 砂嵐が歩いた道の姿を変え存在する性質は 砂だけ乾きは想いを 残しはしないだからこそ 私のコトバは真理を欠くのであろう歩んできた道に 意義を見出しその意義に 想いをかける私のコトバは矛盾に満ちた欺瞞に過ぎないということか私は私の意味を想わざるをえず私は私の道に願わざるをえないそれがたとえ 浮世の惰性と知りつつもだからそれでも私は 振り返る。 ※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2007.08.28
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恵みの雨が 降っていた生命を宿したその水は大地を駆け巡り やがて海へと消えていった物には 器というものがあるどんなに多く注いでも それ以上に満ちる事はなくどんなにゆっくり注いでも それ以上に変わりはない人は時にそれを 一度で流してしまうものだどんなに彩りを抑えきれなかった水でさえ 無くなってしまえば 器のみその器を見てはまた注ごうかな またいっぱいにしたいなそう思うだが 満ちてしまえば それは流れてしまいそこに螺旋の階段を上る自分を見るのだろう願うならゆっくり ゆっくり絶えず注ぎ 絶えず流れ器の限度を常に保つ事に 永遠を欲するのかもしれないたとえ注ぐ手が 自分の手ではないと知っていてもそこに永遠を見る限り そこに意味を見出す限りは器をそっと覗く 自分の顔が映っていたその自分の目には また自分の顔がありそれはまるで 合わせ鏡に映る無限の自分こんな言葉がある"合わせ鏡に映る無限の像の一つは その人間の最期の顔だという"私の最期は どんな顔をしているのだろうか・・・いや 本当は知っている私は最期 泣いていた。 ※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2007.08.25
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耳を澄ますとは こういう事かもしれないふと見上げれば 夜空はそこにあった漆黒とも呼べる蒼さは広がりあるとも知れぬ星が またいくつともわからず存在する1匹の黒い犬を見かけた首輪をつけ 頭はうなだれ 人の気配にすら気づかずただ 下を向きながら 横を素通りした犬はどこへ向かうのだろう鎖がなくとも 自由を得れなかった犬は彷徨っていた路地裏 駐車場 草むら 乾きは雨で耐えれども 飢えは耐える術がなかったゴミをあされば 人に嫌われ徘徊すれば 人に怖がられ石を投げられ 暴力をうけ 慈悲はなく犬の目はもう見えない 足はもう片方しかなくその生命の感覚を無くし いま何を思ったのだろう嘆く事も思わず 悔しさも浮かべず ただその心に夜空を見たのだろういくつもの光に 犬は思った耳を澄ますとは こういう事かもしれない次の日犬は 星になっていた。 ※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2007.08.22
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砂浜を歩いていたどれほど歩いたかは わからずどんな事をしていたかは さだかでなく手に砂を 取ってみれば何かの際に 手からこぼれる得た物はなく失う物は得た物全てかすかに残る爪の砂に掴んだ証を 記憶に結ぶ周りを見れば 無数の鏡が立っているそこに映るは ただ自分のみその大きさ 歪み 全てが異なれども自分以外に 誰もおらずただただ 無限にその景色を眺めるしか出来ないしかしそれだけではないそこには海があり天気があり 風は吹き 夜もある雨になれば 動くに難しく風がふけば 道は変わり夜になれば 頼るは月となる自分だけでは決まらぬ摂理にまた何をしようか 迷うのだろう後ろを向けば 歩いた跡はすでになく前を向けば 変わらぬ景色立ち止まってみる歩いてみるまた 立ち止まってみる 座る立ち上がる全てが同じだ 何もが同じだ変化を求め 軌跡を刻みいま 自分の居場所を理としたく私はどうしてくれようかはて・・・・これは何かに似ている。 ※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2007.08.19
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心は重い肩にずっしりとその重みを感じる思われる事 思う事すべてに質量がありその本質は自分の心欲望と秩序の天秤がそのどちらに傾くというわけでもなく均等に重みを感じることにいまの世界の願いとしたしかしそれはあくまで空論の世界実際の天秤は絶えず揺れ時には地面にその片方を落とす命の重さとその地面の冷たさにまた人の重みを感じるのだろう出来るならより軽く より関わらず無重力の世界に生きていたいものだ大志をいだく・・・まさに無量有核というべきかその思いもまた重みへと変わるのであろうか。 ※多くの方に読んでいただきたく、ランキングサイトに登録しました。 もしこの詩にご評価いただけましたら 下記バナーをクリックしていただくと、これ幸いです。 by filia.R
2007.08.16
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