今回保険適用になった治療法は、患部とは別の部分の軟骨を手術でわずか数ミリグラム採取する。これをアテロコラーゲンというゲル状物質の中に入れ、1カ月ほど培養し、形を整えて欠損部に移植する。しばらくすると、周囲の軟骨と一体化する。患者自身の軟骨組織を培養しているため、免疫拒絶反応も極めて低い

 軟骨の培養、整形を行う製造販売元のジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(愛知県蒲郡市)によると、患者から採取する軟骨の量は、これまでの移植治療に比べて格段に少なくて済む。同社が主導して実施した国内30例の治験では、いずれも1年の経過観察で良好な結果が得られたという。
対象は外傷性と離断性に限定

 ただし、今回保険が適用になった症例は、事故やけがなどによる外傷性軟骨欠損症や、軟骨が剥がれてしまう離断性骨軟骨炎に限られる。膝痛の中で患者数の多い変形性関節症は、軟骨の再生だけでは治癒しないため、この治療法は合わない。また、欠損部分が大きい場合は培養量に限界があるため行えない。 (2013.05.05 23:10:50)

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2012.10.26
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カテゴリ: 健康情報

以下の小豆カイロを考案されたミシンさんは、残念ながら小豆カイロは販売しておられませんが、少し手間をかければあなたでも作れますよ
このカイロは首 肩 腰 お腹 膝 足首などいろんな部位を暖められて、仕事をしながらケアできる優れものです

写真クリックで作り方と使用法の説明あります。

小豆カイロ

最近自分の細胞で膝軟骨再生のための移植、治療が成功したようです。

自分の細胞で膝軟骨再生 ゼリーに含ませ移植
 膝の軟骨を損傷した患者自身から微量の軟骨細胞を採取し、ゼリー状物質(ゲル)に含ませて培養した上で、ゲルごと患部に戻して治療する再生医療に成功したと、先端医療振興財団(神戸市)が16日、発表した。

 事故やスポーツで発生した軟骨の損傷が対象。今回の手法では、治療できる範囲がこれまでの2倍以上になる上、患者の体への負担を軽減できるとしている。

 同財団先端医療センターと神戸大病院が共同で実施。膝の軟骨を損傷した20代女性から9月末、膝の軟骨組織を微量採取し、この組織に含まれる軟骨細胞を培養して増やし、10月12日に移植、治療に成功した。 2012.10.16 共同通信

公益財団先端医療センター

神戸大学医学部付属病院  膝関節軟骨損傷に対する再生医療の治験

責任者の神戸大・黒田良祐准教授は「今後、靭帯損傷や変形性膝関節症にも広げたい」 朝日新聞
欧州では多くの実績があり来年3月までに10例の実施を予定して2015年中の国内承認を目指す。治験の対象は20歳以上から50歳以下で希望者は受診の主治医からの紹介が必要だそうです。移植後1ケ月~2ケ月程度で自力歩行が可能で約1年かけて回復を目指すそうです。 神戸新聞

先端医療センターと神戸大学病院の共同研究の難治性骨折の治療に対する臨床研究   2012.9.14 日本経済新聞

今までは膝の軟骨がすりへって痛くて歩きづらくなったら、膝の人工関節をいれる手術をされてましたが、4人された患者様のなかには、再手術が必要になった人や手術後リンパ浮腫になって着圧サポーターが手放せなくなった人もありました。
痛みはなくなったけれど、正座したり自転車が乗れなくなり、車の運転も制限があるようです。
そして若いときにすると再手術が難しいので高齢になってからがいいようです。
できたら後遺症がててきたり膝をまげる制限がある人工関節置換手術は、いろいろな方法を試みて、最終手段にされた方がいいと思ってます。

まだ軟骨再生の試みは治験が始まったばかりですが、多数の実績をつくり保険適用もされ、軟骨の障害にある方に実施できる治療法になったらと期待しています。

参考リンク
膝の痛いときの対処法  びん&ミキの健康トーク
腰痛 膝痛を予防するライフスタイル
ひざぽかホットゲルの紹介





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最終更新日  2012.10.30 20:17:16
コメント(6) | コメントを書く


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Re:自分の細胞で膝軟骨再生凸(10/26)  
エミリー さん
なんか寒くなりました
もうすぐ11月初雪の季節が近づいてきました
家の工事もおわりホッと一息!
 後は雪の出番待つだけかな?(笑)
医学の進歩はすごいね
あちこち痛い時もあるけど温めたり湿布したりして
仲良く付き合っていこう(*^_^*) (2012.10.30 18:04:08)

Re[1]:自分の細胞で膝軟骨再生凸(10/26)  
miki285  さん
エミリーさん
きれいになったり、使いやすくなってよかったですね(*^^)v

本当に重症になったら同じ場所がなかなか自然治癒しないから、あちこちと痛いのがかわるというのは、そんなにひどくないよと皆にお話しています^^;
痛いというサインを大事にして早めに体をいたわってあげたら大事にいたらないと思うよ♪ (2012.10.31 18:20:18)

エミリーさんへ  
miki285  さん
この前のメールはお店の真心を該当するお友達何人かに伝えたいという気持ちで送ってるから、エミリーさんには必要な情報ではないかも知れないけど、勝手に転送しているから気にしないでね^^
でも夜にお知らせメールがきて次の日のお昼には完売だから、皆伝え合うネットワークがあるからだと思うよ(*^-゜)v (2012.10.31 22:16:18)

●膝関節の治療用、培養軟骨に保険適用へ●  
miki さん
膝関節の治療用、培養軟骨に保険適用へ…2例目

. 厚生労働省の中央社会保険医療協議会は13日、患者本人の軟骨細胞を体外で培養して移植する再生医療製品に、4月から保険を適用することを承認した。


 事故などで傷ついた膝関節の治療用で、実際の利用は今年夏頃からの見通し。

 この培養軟骨は、「ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング」(愛知県)が製造・販売する「ジャック」で、価格は1回の治療あたり208万円。軟骨の欠損した部分が4平方センチ以上の場合が対象となる。高額療養費制度により、患者の負担は10万円ほどになる見込みという。

 再生医療製品への保険適用は、同社製の皮膚に続き2例目となる。

(2013年3月13日21時17分 読売新聞)
ttp://plaza.rakuten.co.jp/fitness3/diary/201210260000/comment/write (2013.03.15 14:27:47)

●膝軟骨再生に保険適用 北大でも近く治療開始 2013/04/24●  
miki285  さん

●14.10.10「自家培養軟骨」開発物語●  
miki285  さん
“ひざ痛治療革命”といわれる

越智さんが開発した軟骨再生医療は2012年7月に製造販売承認を受け、2013年4月から保険適用になったが、厚生労働省は適応対象を、つぎのように限っている。

 「ひざ関節における外傷性軟骨欠損症または離断性骨軟骨炎(変形性膝関節症を除く)の臨床症状の緩和。ただし、他に治療法がなく、かつ軟骨欠損面積が四平
方センチメートル以上の軟骨欠損部位に適用する場合に限る」

ttp://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140924/378452/?ST=ndh&P=7
(2015.01.02 17:29:32)

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