Flatのガンプラ製作日記

Flatのガンプラ製作日記

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

flat2775

flat2775

Calendar

2020.12.31
XML
カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「86-エイティシックス-Ep.6 明けねばこそ夜は永く」です。


86-エイティシックスーEp.6 -明けねばこそ夜は永くー(6) (電撃文庫) [ 安里 アサト ]

人以下の扱いを受け、戦うことを余儀なくされた人々。
彼らのことをサンマグノリア共和国の人々は「エイティシックス」と呼んだ。
その悲惨な境遇を自らの力で抜け出し、隣国の連邦へ移り住む。
だが、その悲惨な状況の中で彼らは人間に期待することを止め、世界に期待することを止め、
己と仲間だけを頼みにして、戦いの中でだけ存在価値を感じる彼ら。


そんな彼らの話の第6巻です。

話は5巻からの続きで、一行は北方のロア=グレキア連合王国に援軍として参加しています。
そこで目にしたのは戦うことだけを目的とし、死ぬことを何ら厭わない兵器「シリン」でした。

シリンは魂ともいうべきものを確保していることで、現在する一機が失われても、
替えの機体さえ確保すれば即座に復帰が可能な平気です。
しかし見た目は人間に近い見た目のため、それが喜んで死んでいく様は狂気にも似た
おぞましい光景として映ります。
エイティシックスの一行は疑問を感じます。
「自分たちはシリンと何が違うのか?」
戦うことに誇りを感じ、死ぬ瞬間まで雄々しく戦うことを存在価値として考えていた
彼らには死ぬことすら厭わず、戦いに身を投じるシリンに恐怖を感じ、自分の存在価値に


主人公のシンはそこまでの衝撃は受けないものの、淡い気持ちを抱き始めたレーナとの
関係に悩み始めます。
戦いだけ、戦場だけの自分の居場所と考えるシンに戦場以外の居場所を与えてあげたい、
戦い以外の喜びを感じてもらいたいと思うレーナとその考え方が理解できないシン。
二人のすれ違いは大きくなったり、ちょっと小さくなったと思ったらまた広がったり。



というわけでこの小説人工知能のレギオンとの戦闘を描くバトル小説なのですが、
前半は延々とシンの懊悩が描かれます。
しかも、それは1巻~5巻の中でもこれでもか、というくらい書かれているので、
ちょっとくどい感じもありますが、それはそれでそもそも何に違和感を感じているのか
分からないという状況から、違和感を感じるものの、どう対処して良いかわからない状況
と少しずつ何かが変わっていくさまが丁寧に描かれています。

後半はこの小説の見せ場でバトルシーンが気持ち良く描かれています。
とても良いです。

というわけで面白かったです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.04.03 13:49:01
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: