Flatのガンプラ製作日記

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2020.12.31
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「花想空間の宴ー華術師 宮籠彩人の謎解きー」です。


花想空間の宴ー華術師 宮籠彩人の謎解きー(新潮文庫)【電子書籍】[ 篠原美季 ]

宮籠彩人シリーズはこの本で3巻目になります。
この本が出たのが2015年と言うことですが、この続編は出ておりません。
もう続編は出ないんですかねぇ?

というわけで続編を期待しているところでもわかると思いますが、なかなか
面白いです。

華術師というのは花からの言葉を受け取り、それを伝えることができる人、
という設定ですが、宮籠家自体は華術師の家柄なのですが、華術師の能力は
女性にしか受け継がれないため、彩人自体にはうっすらとしかその能力は
ありません。
ただ、幼いころから植物に親しんでいることから、ガーデニングプランナーとしての
仕事、そして、植物関係の雑誌に寄稿するなどしています。
雑誌に寄稿する際に、編集部が勝手に彩人を「華術師 彩」という名前で
紹介したことから、彩人は本当は自分には華術師としての能力はないのに・・・
という苦い思いとともに過ごすこととなります。

そして今回その華術師にあこがれる二人の人物のせいである事件が発生して・・・

彩人は実際には華術師ではないので、花からのメッセージを正しく受け取ることは
できません。ですので、わずかな痕跡から読み取るのですが、「謎解き」だと思って
読むと拍子抜けすることになります。
今回も大きく2つの事件が起きるのですが、どちらも彩人の力で解決したわけでは
ありません(動機の部分などの解明には役立つのですが)

なので、何が面白いと言われると難しいのですが、登場人物がとても活き活きしていて
花の説明もとても面白いです。
あと、彩人がほぼ何の特技もない中、濃ゆい叔母や先輩、超ポジティブ思考の
編集者などに振り回されながら、過ごしていく姿が面白いのかな、と思います。






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Last updated  2021.10.22 15:26:03
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