Flatのガンプラ製作日記

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2021.10.18
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女」です。


異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女 (COBALT SERIES) [ 谷瑞恵 ]

図像学という分野があるそうです。
絵に意味を寓意として書き込む手法、
さらにはそれを解釈することを目的として
います。
宗教的な絵画であることがほとんどで今では


主人公の千景はそんな図像学をイギリスで学んで
いました。
しかし、図像学の師匠とも言える祖父の死を機に
日本に戻ってきて、祖父の営んでいた画廊の手伝いを
するようになります。
そんな中、気の合わない幼馴染の透磨から
盗難絵画の鑑定の手伝いを依頼されます。
その盗難絵画ですが、ただの絵ではなく、
人を死に追いやるほどの強い力を持った図像として
の意図が隠されているらしいのです。

そこまでいくと、美術品ではなく、呪い、魔術の

いかないため、透磨が嫌だけど仕方なく手伝う
羽目になります。

果たして絵に隠された図像とは・・・

図像の謎を追うのがストーリーのメインなの
ですが、千景は小さい頃に誘拐されたことがあり、

記憶を失ってしまっています。

誘拐の際に透磨が助けに向かったようなのですが
まだまだ深いトラウマとして認識しているようで
透磨がどうにも気になるものの、誘拐のことは
思い出さずに終わります。
このトラウマは両親への激しい憎しみとも繋がって
いて、蓋を開けた時、どうなるかちょっと
恐いですね。

図像を持った絵ですが、寓意を、文字で説明
しているため、少し弱い感じもしました。
重要なシーンの一つのはずですが、恐ろしさが
あまり伝わってこず・・・
少し残念。

ちなみにひとりものすごく怪しいと思っている
人がいるのですが、特に何事もなく終わりました。
間が悪いというだけにしてはちょっと怪しすぎる
んだよなあ。

ちなみに続刊があるのですね。

そこで千景の過去とか、あの人の真実とか
色々語られるのかなあ。





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Last updated  2021.10.18 19:49:48
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