Flatのガンプラ製作日記

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2022.06.15
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「君は月夜に光り輝く」です。


君は月夜に光り輝く【電子書籍】[ 佐野 徹夜 ]

原因不明の難病「発行病」に罹って入院している
クラスメイト渡良瀬まみずをクラスを代表して
お見舞いに行くことになった岡田卓也。
発行病は不治の病で罹ったら100%死んでしまいます。

そんな彼女と心を通わせ、彼女が

なったのです。
最初はイヤイヤだったけど、徐々に彼女のために
何かをやってあげたいと思うようになります。
しかし、卓也には常に暗い影がつきまとっています。

それは彼自身が昔イジメにあい、もう少しで飛び降り
させられそうになったこと、彼の代わりに友達が
飛び降り足を複雑骨折したこと、その友達のお兄さんが
亡くなっていること、そしてそのお兄さんと付き合っていた
卓也の姉がその半年後に車に轢かれて亡くなったこと。

卓也の周りには死が身近でした。
そうした環境で彼の心は悲鳴をあげていました。

ならないのか。
彼の心にはそういう気持ちがドロドロと渦巻いていた
のです。
なので卓也がまみずに惹かれたのは彼女が美人だったから、
というのもあるのですが、もっと別の面もあったのです。


絶望した卓也。
ついに卓也はとんでもない行動に出て・・・

ラストで、不治の病のまみずはなくなってしまいます。
彼の願いも虚しく、そして彼女の生きたいという願いも
届かずに。

でも私はこの小説はハッピーエンドだと思います。
卓也の再生の物語であり、まみずが自分の生きている
ことの価値を再確認した物語だったのだと思います。

とても素敵な小説でした。





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Last updated  2022.06.15 22:08:07
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