Flatのガンプラ製作日記

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2024.03.12
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「猫を処方いたします。」です。


猫を処方いたします。 (PHP文芸文庫) [ 石田 祥 ]

ずっと読みたかった本をようやく読むことができました。
yuが懸賞に応募して、この本と次作がセットで
当たりました♪何たる強運。

で、感想ですが、面白かった。
その病院(?)に心の不調を訴える患者が赴くと、

猫が処方されるのです。
「猫を10日間処方します。飲みきってくださいね」
なんて普通に言われます。
アニマルセラピーというわけでもなく、猫は自分の
思うまま過ごすわけですが、なんとなく気持ちが
前向きになったりしちゃうわけです。
まさに「猫が良く効いたみたいですねー」という
感じです。
​​これはまさにNNNと同じ匂いがします。
NNNとはネコネコネットワークという組織で猫に
よる猫のためのネットワークで猫同士で情報共有

ための組織(?)です。
猫自身は自由気ままに過ごしているわけですが、
そんな子が人の救いになるのだとしたら、お互いの
ために有益なことであり、猫のニャアニャア可愛い声に
騙されているわけではないのです。


NNNからの使者 あなたの猫はどこから? (ハルキ文庫) [ 矢崎存美 ]


また、猫を処方された人の救いになったという点では
迷犬マジックに通じるところもあります。
​マジックは迷子で一時的に誰かに飼われて、犬の散歩とか
によって生活習慣が変わったり、新たな人との繋がりが
できたりして、そしてマジックは満足したかのように
また出ていってしまうのです。
そう、今回のお話のように処方期間が終わった猫を
返すように。


迷犬マジック (双葉文庫) [ 山本甲士 ]

別にパクリとかそういう事を言いたい訳ではなく、
どのお話も好きということです。
言うまでもなく、動物を飼うには覚悟が要るので、
犬も猫も凄く好きなのですが、飼ったことはありません。

でも、だからこそ、そんな覚悟を乗り越えて、動物を
飼う決意をするお話はとても好きです。

ちなみに本作はこれだけではなく、ちょっととぼけた
医者と澄ました看護師には何やら謎があるようで、
話しぶりからするに二人はやはりアレなのでしょうか。
ということは2巻ではあの人が救われるのですかねー





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Last updated  2024.03.12 09:10:36
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