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↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓↓インスタのフォローもお願いします。まだ上級者ではありませんが、更新してます!↓QRコードをクリックまたは読み込んでね!😉ᵗʱᵃᵑᵏઽ*♡↓ガザでの戦闘、また始まりましたね…。狂気の沙汰としか思えません。ヨルダンやエジプトなど中東諸国に関しては、イスラエルとはそもそも国が違いますので直接的な影響はありません。が、日本にいらっしゃる方からすれば中東全域が戦闘地域でもあるかのようなイメージなのでしょう…。こうした日本人の反応には慣れております。シリア内戦が始まった時もそうでしたし、何年かに1度イスラエルによるガザ攻撃がある時など、いつも同じ反応です。いい意味でも悪い意味でも中東情勢は何十年来全く変わっておりません。が、日本人というのは特にメディアに踊らされる国民ですね。でも繰り返しになりますが、実は中東情勢って、日本のメディアが取り上げる時も取り上げていない時も、ほとんど変わってないんですけどね。で、一番困る質問がヨルダンやエジプトに関して「情勢はいかがですか?」というもの。情勢はいかがですかって…そもそもガザの問題の前も後も変わってないので、情勢がどうもこうもありませんがな。前と全く同じですがな。でも何とかお返事はしないといけませんので、何とか文章を考え出してます。心の中では「同じや‼」とつぶやいています。もちろんデモの状況などはお伝えしていますけれど…、デモって欧米でも起きていますし、中東だから起きているわけではない。デモが起きていてもヨーロッパには行きますよね? 中東で起きているデモも同じ感覚です。ただ、隣国で人々が日々たくさん亡くなっているという現実は非常に重いものがあります。そしてヨルダン人の70%ほどはパレスチナ人ですから、ガザで起きていることに対してはどの中東諸国よりも心を痛めていると思います。でも、私個人としてはガザの問題がヨルダンに飛び火するという可能性は極めて低く、まず起こりえないと思っています。というのもヨルダンは資源がない国。ヨルダンの主な産業は観光です。ですからヨルダンの国としての存続は、イスラエルやアメリカに依存しています。またアメリカにとっても、中東で穏健派のヨルダンの存在は非常に重要。とりわけイスラエルの隣ですから。というわけで、いわば中立国としてのヨルダンの存在は絶対に死守しなければならない。これが脅かされることは許されないのです。ということで、私が中東に関わりだして16年近く…アラブの春が起きたり、シリア内戦が起きたり、イスラエルでパレスチナ問題に起因する憎しみが勃発したりしてきましたが、ヨルダンの治安が脅かされたことはなく、またこうした周囲の問題が直接的な影響を与えたことはありません。今回のガザでの戦争は確かにこれまでの戦闘とは違います。長期戦も予想されています。ただし、ヨルダンやエジプトの事情は既に述べた通りで、これが大きく変わることはまずないと思います。同じようなご質問があった場合、今後はこのブログ記事のリンクをお客様にお送りすることにします。それにしてもこの16年間、同じようなことを何度もブログでアップしているなぁ~。過去記事→「2020年1月現在 中東は安全なのか」など…さて12月に入って今年も残りわずか! トルコにいると、年の瀬などという雰囲気は感じずに新年を迎えることになるのは予測済み 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓私の好きなグリーンです。形も好き♡↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2023.12.04
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓↓インスタのフォローもお願いします。まだ上級者ではありませんが、更新してます!↓QRコードをクリックまたは読み込んでね!😉ᵗʱᵃᵑᵏઽ*♡↓こんなご時世なので中東への旅行をためらっておられる方も多いかと思います。そんな中、今回は仕事でヨルダンとエジプトへ出張してきました。10月27日から11月4日まで。↑今回の視察のハイライトはナイル川クルーズ中東諸国では対イスラエルのデモが確かに起きていますが、ヨルダンに関していうなら場所はイスラエル大使館やアメリカ大使館の前などに限られています(ダウンタウンやアブダリ周辺で起きることもあり)。エジプトの場合は最近は警察や軍がかなり神経をとがらせているようで、デモそのものが起きないようにしている感があります。というわけで、私の滞在中デモには全く遭遇せず。これが現状です。↑いつもと変わらないアンマンの風景。アンマンは私の第二の故郷で、ここに来ると落ち着きます。デモをしたところで、イスラエルには痛くもかゆくもない感じですが…。ただヨルダンやエジプトではマクドナルドや Pizza Hat などアメリカまたはイスラエル系のレストランは敬遠する動きがあるようで、閑古鳥が鳴いているようです。ヨルダン人の友達によると、職場のランチにマクドを注文しようものならブーイングが起きるのだとか。とりわけヨルダンは70%ほどがパレスチナ人で構成された国ですから、ガザで起きていることは他人事では済まされません。ほとんどのアラブはユダヤ人だから憎いとかではなく、むしろ子供たちが殺されているような非人道的な光景に対する怒りを感じているようです。中にはもちろん宗教的な憎しみに駆られている人もいると思いますが…、でも多分アラブの怒りの大半は子供たちが苦しんでいることにあると思います。ですから、イスラエル側で一時報道されたような「ハマスが赤子の頭部を切り取った」というような情報はフェイクであるのではないかと思います。結局、この報道は事実無根であることをアメリカ側も認めたようですが…ニュースで流される内容は事実とはかけ離れていることも多々あります。インターネットで何でも配信できる今の時代、フェイクニュースも溢れています。事実を確かめることは本当に難しくなっていますね…↑ナイル川の景色は見ていて飽きることがありません。さて、そんな感じでイスラエルを省いたその他の中東諸国へのご旅行は問題ありません。10月中にいらしたお客様も数多く、また現在中東をご旅行中のお客様も何組もいらっしゃいます。また欧米からのツーリストは相変わらずとても多い。エジプトにはアメリカ人が多く来ていて、これには私のほうがけっこうビックリ…よく来れるなと(笑)。いや、反米感情は彼らが思っている以上にかなり強いのです。知らぬが仏。ただエジプト人たちはガザの問題に関しても、ヨルダン人(パレスチナ人)より一歩も二歩も下がって冷静に見ている感があります。同じアラブでももちろん感じ方や反応の仕方が異なります。いずれにしても世界情勢は迷走する一方…。無駄な争いは一刻も早くやめてほしいです。コロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓応援したい。大変なときはお互い様ですよね↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2023.11.07
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓↓インスタのフォローもお願いします。まだ上級者ではありませんが、更新してます!↓QRコードをクリックまたは読み込んでね!😉ᵗʱᵃᵑᵏઽ*♡↓突如始まったハマスの攻撃。またか…というのが正直な気持ち。イスラエルで起きているパレスチナ人とユダヤ人のゴタゴタは周期的に起きるもので、新しいものではありません。こうした衝突が起きるたびに私も自身のブログで嘆いてきました。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201707270000/ などです。ちなみにパレスチナ問題についてはニューズウィークの World Voice セクションにも寄稿しています。https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/kimura/2021/05/--.phpさて、観光のハイシーズンを迎えているヨルダンやイスラエル、その他の中東。お客様から治安に関する不安の声が寄せられています。端的にいいますと、ヨルダンやエジプトの観光には影響がありません。空前の観光ブームに沸くヨルダン。10月だけで100万人のツーリストがペトラに来ると推定されています。実際、現時点でも何組もお客様がヨルダンにおられますが、問題なく観光を楽しんでおられます。ただ残念ながらイスラエル国内の観光は現時点では難しくなっているといった方がいいかと思います。まずイスラエルの観光にフォーカスしますと…、今回の攻撃はガザからないので、エルサレムからは離れています。が、エルサレムの観光地も閉まったりなど観光には影響がすでに出始めているということです。衝突の直接的な影響がないとしても、観光地が閉まっているようでは元も子もありません。ヨルダンやエジプトに関していうと、通常はイスラエルの問題がヨルダンやエジプトに物理的な影響を与えることはありません。物理的な影響というのは、ロケット弾が飛んでくるとか衝突が越境してくるといったことです。直接的な影響がないとはいえ、間接的な影響はあるかと思います。これはイスラエル大使館の前でのデモなど。とはいえ、中東の各国としては(たとえアラブ国家でも)、イスラエル国内の問題が飛び火してくるのはご免というのが正直な気持ちかと思いますので、治安の維持にはかなり神経をとがらせていると思います。今回の紛争でこれまでと一番異なるのは、イスラエル側の被害者がかなり多いことです。現時点でのイスラエルの死者は600名ほどといわれています。さらにガザ側に人質に取られたユダヤ人もかなりの数に上るらしいです。通常はイスラエル側が報復してあっという間に終わるのですが、今回の被害者の数を考えると、長引く可能性があります。今回のガザからの攻撃はかなり組織的だったようで、何か月という期間の訓練とトレーニングが必要だったといわれています。通常のアラブの攻撃は計画性がほとんどなく、過激派による挑発的な行為で終わっていました。が、今回はかなり大規模で組織的。なので、これまでの衝突とはわけが違います。イスラエルによる報復は既に始まっています。通常の衝突は茶番劇のようなもので、双方がキーッとなってやってやり返しますが、沈静化も早い。でも今回は長期戦を意図してイスラエル側から人質が多く連れ去られるという異例の事態。この人質はどうやって解放されるのか…。そもそも解放されるのか…。パレスチナ側が簡単に解放するとは思えません。中東ではいつも何かしら問題が起きています。せっかく盛り返している観光もこのゴタゴタで影響を被るのは必然…。ため息が出ます。私の方としては、今後の情勢を注意深く見守りたいと思います。お客様には、新しい情報が入り次第お伝えしますね。コロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓体の線をきれいに見せるワンピース♡↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2023.10.09
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村ラマダンも3分の2が過ぎ、あとちょっとで終わり!この時期、体調を悪くするイスラム教徒も多いかもしれません。病院に運び込まれる人たちも。食べないでも何とかなりますが、日中に一切飲まないというのは…やっぱり体にかなりきついと思います。あとちょっと何とか乗り切ってほしいと思います。さて私のほうはヨルダンとエルサレム出張からトルコに戻ってきたところです。喉が痛い…ううう。葛根湯を飲んで食い止めたいと思います。書きたいことは山ほどあるのですが、今週は大切なミーティングづくしで…少し時間が取れそうもありません。インスタにヨルダンの様子を少しアップしていますので、お時間のある方はご覧くださいね。https://www.instagram.com/tyuto.hompo/また落ち着いたら順次アップしていきたいと思います。ツイッターも時々更新しております。昨日はビジネスパートナーの旅行会社の女社長とイフタールへ。お寿司といえば今でもアンマン市のVinaigretteなのかー。ご馳走になりました。ヨルダンは以前よりかなり発展してきてるとはいえ、女性がこの国で本領を発揮しようとするとそれを受け入れがたいアラブ男性群がやはりいるとか。器が小さいな pic.twitter.com/nIfvfNEohV— Naoko Kimura (@NaokoNaoco) April 11, 2023コロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓ペトラ観光はプチ山登りです。こうした山登り仕様が役立ちます↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2023.04.12
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村ヨルダンに移動した16年前、この国で日本食材を手に入れるなんて夢のまた夢でした。食材が限られ過ぎていて、お寿司を自宅で作るなんて至難の業。トルコでも、私が移動した6年ほど前には日本食材はほぼ手に入らず。イスタンブールに日本食材のお店が1店舗ある程度(しかも高い!)。タクシム周辺にも中国人経営のアジア食材のお店がありましたが、品数は限られていました。が、コロナ中にオンラインでお味噌やお醤油が簡単に手に入るようになり…トルコも以前と比べると断然住みやすくなりました(日本食を食べれるという意味で)。「感動! トルコでついに日本製のお味噌が手に入る!」https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202009150000/「半日がかり‼ キッコーマン醤油を探して三千里」https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201909030000/そんな中東ですから、ヨルダンで日本食材が気軽に手に入るようになるなんて誰が期待したでしょうか。が、月日は流れ…現在はヨルダンのほうがトルコより進んでいるという驚くべき結果に!まずこの品ぞろえを見てください。 純正のごま油。 新鮮な大根 ちりめんじゃこに餃子の皮!握りずし用のエビなども。 みりん 焼きのり他にもキューピーのマヨネーズやたくあんなどなど…なんとこれがヨルダンのとあるアジア食材のお店で手に入る品の数々。まだ輸入しだしてそんなに日は経っていないようでしたが、目の付けどころが違うやん!素晴らしい店長さん!それがこのお店です⤵。第2サークルの近く、いわゆる「マニラストリート」にあります。出稼ぎのフィリピン人やスリランカ人たちがたくさんいる場所です。ここ周辺ではフィリピン料理のお店もあり、アジア系の食事なら何でも嬉しい私には天国なのです。ヨルダン出張の際の戦利品⤵このアジア食材のお店以外にも、何も変哲もないローカルのお店でミツカンの米酢が売られていたり…どうなってんの、ヨルダン!?!?!?! もちろん米酢も買いまして…結局どうあがいても、かなり重量オーバーしまくったのですが、トルコ入りしたのがトルコで地震が起きた直後だったので重量など誰からもチェックされず…超過料金を払うことなくトルコに入国できたのでした。今だから言えることですが(不謹慎すぎるので)、トルコで地震が起きてガジアンテプが震源地と聞いた時、まだ全容が理解できていなかった時ですが、ガジアンテプの自宅にある日本食をどうやって取り出そうかとそのことがまず頭をよぎっていました…。去年の12月に日本から帰ってきたばかりなので、日本食がまだたんと残っているんです。いや、本当に不謹慎…でもそれくらい日本食材は私にとって欠かせないものなのです。さて今後はヨルダン出張の際にたんと買い込むことになりそうです。行きの飛行機はほぼ空っぽのスーツケースで。帰りは日本食材をぎゅうぎゅうに押し込むつもり。餃子の皮は絶対に欲しいのですが(トルコででは手に入らない)、冷蔵庫がないと難しいですよね…。タイミングよく買えるかどうか…うーーーむ。そんなことに頭を悩ませている昨今でございます。さてトルコは寒波に襲われていて、カッパドキアでは雪すら降ったようです。ガジアンテプでも夜間は-2度ほどになっています。寒い~。でも日差しはやっぱり春。中東はラマダン中ですが、4月から5月にかけては観光のハイシーズン。中東にご旅行に来られる皆さまにはぜひご旅行をお楽しみいただきたいです♡コロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓中東に配達してくれへんかな…↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2023.04.01
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村今年もやってきました、ラマダンの季節。といってもラマダン月は毎年変わります。約1か月ずれていきますので…今年のラマダンは3月22日夕方からでした。トルコでは保守的な地域ともいえるガジアンテプでも、ラマダンという感じがほとんどしないんです。特に今年は地震が起きたあとなので…。通常ラマダンって、日中は飲み食いしないものの日没以降はてんこ盛りの食事をたらふく食べるという、まぁお祭りにも似た行事。ちなみにこの時期に太るイスラム教徒も非常に多い。でもこの経済不況と地震による影響でリッチな食事にありつけない人も多いはずです。家を失っている人も多いのですから。ところ変わってヨルダンでは、ラマダン前からラマダンの雰囲気抜群。国を挙げての一大イベントです。トルコでは50%が断食をしてないと思われますが、ヨルダンでは少なくとも表面上は断食をしないと袋叩きにされそうな雰囲気です。社会のシステムそのものがラマダンに合わせたものになりますので…さてそんなラマダンと観光の繁忙期が重なっております。ツーリストにとっては多少不便な思いをするのがこの時期。でもラマダン中は夜遅くまで街が活気づきます。ですからこの時期ならではの雰囲気を楽しんでいただき、アンマンご滞在の時はできれば夜型に切り替えていただければ…私のほうはあちこち移動していまして、とても忙しい日々です。被災地に入ったり、被災者の友達が我が家に泊まっていたり…。こんな忙しい日々はこれまでもそうそうなかったような気がします。3月も忙しかったのですが、4月はツアーの仕事もてんこ盛りでもっと忙しい!ブログの更新が滞っていますが、元気に生きております。3月前半は花粉症に悩まされましたが、後半になると落ち着いてきました。ブログのほうはもう少しきちんと更新できたらいいのですが…。ツイッターのほうは定期的に更新しています。実はこんなに定期的に更新するのは私のツイッター史上初めて… https://twitter.com/NaokoNaocoインスタは新しくビジネスアカウント(tyuto.hompo)に切り替えました。まだ切り替えたばかりですが、良かったら覗いてみてくださいね。ブログ更新もボチボチ頑張ります♡コロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓春らしい可愛いワンピ♡↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2023.03.25
応援のポチリをお願いいたします。にほんブログ村 中年シリア男性の哀れな勘違いについて、2つの記事を立て続けにアップしました。読むに堪えないと思われた方も多かったよう…? 特にアラブと結婚しておられる方などは聞きたくない内容だったかも…。再婚(重婚)の機会を虎視眈々と狙うアラブ男性 その1雄であることを証明したいアラブ男性 その2まだまだ出せるけど…(笑)、でも私はアラブを敵視しているわけではありません。ただ単に現実をお伝えしているだけです。そして私がアラブ世界を離れて見ているアラブの素顔は、7 年過ごしたアラブ世界では見ることができなかった別の顔。シリアがきちんと機能していたら、彼らがその世界から引き抜かれることはなかったし、そこでアラブのおきてに従いつつ、自尊心を保って安楽に暮らせていたでしょう。でもアラブ世界から不本意に引き抜かれてしまったアラブは…イテテテテ。見てると痛々しいです。特に中年のアラブ男性ね。そやけど人間は試練の時に本性を現すというのは否定できない事実ですわね。そこへ来ると、アラブ女性の中には素晴らしい人材もたくさんいます。もちろんアラブのおきてに縛られて、開花しないまま無為に時を過ごしている女性のほうが圧倒的多数ですが、でも奮闘しているかっこ良い女性もいます。そうした女性たちのこともおいおい書いていきたいです。シビアにアラブ世界の現実を直視している私ですが、今日の記事では「おおっ、素晴らしいな!」と思ったアラブ男性をご紹介したいと思います。ヨルダン (とレバノン) で過ごして 7 年、ヨルダンを離れて 7 年…この間にお邪魔したアラブのお宅は何千にも上るかと思います。誇張ではなく、私のボランティアの性質上ほんとにそうなんです。アラブ世界を離れてからの 7 年間で私をうならせたアラブ男性はたった 1 人しか思い浮かばない…。あちゃー少ないな~。この男性は確かアレッポ出身の音楽の先生だったか、数学の先生だったか…。ちょっとバックグラウンドについては記憶が定かではありません。彼とその家族とは、ドイツのハンブルグで知り合いました。難民キャンプに住んでいた寡黙な父親でした。年はきっとまだ30代半ば。2015 年にシリア難民が大挙してトルコからヨーロッパへと渡った難民問題があります。その時の一般的なルートは、トルコのイズミルから船 (というかゴムボート) に乗ってギリシャに渡り、そこからマケドニア→セルビア→ハンガリーなどという風に越境してドイツへと歩いていくというルート。↑難民たちがドイツに行きつくまでのルート (画像は Youtube のチャンネルより)このゴムボートに乗るために、すっごい大金を払わないといけないんです。一人当たり 2000ドルとか。このゴムボートをアレンジするシリア人がいて (つまり人身売買にも等しいわけですが)、すっごいお金を儲けていたんです。海を渡って国境を超えるというのはもちろん違法な方法で、現在でもこの方法でギリシャにたどり着こうとするシリア難民は後を絶ちませんが、ギリシャ側が追い返してしまいます。↑こんなゴムボートに乗るのに 2000 ドルなどを払います (画像は Youtube のチャンネルより)でも 2015 年から数年間は、とにかく難破せずにギリシャにたどり着けば後は何とかなる (つまり人道支援団体に助けてもらえる)! という状況でした。難船して亡くなった人も多いのですが…。私をうならせたこの男性は、大金を払ってボートに乗る方法を選びませんでした。一般的なシリア人にとって、1 人当たり 2000 ドルはすごい大金です。借金をしたシリア人も多数。でもお金を払ったからと言ってうまく行くわけではありません。難船で命を落とす危険も大きいですし、道中でトルコ警察やギリシャ警察に見つかると追い返されます。この男性はどうしてもドイツに渡りたかったけど、そこまで犠牲にできるお金はない。養うべき家族もいる。なのでここで散財するわけにはいかない。それでなんと! トルコのイズミルから泳いでギリシャに渡ったんです。これをやり遂げたシリア人は少数派。というか、彼以外に出会ったことがありません。もともとアラブはそんなに泳ぎが上手ではありません。特にヨルダンではほとんどすべてのアラブがカナヅチ(ちなみに、ヨルダンに住むアラブはパレスチナ人が大半)。ヨルダンには身近に海がありませんからね…。学校で習うこともありません。シリアでは海沿いの街に住んでいたアラブの中には泳げる人もいるそうです。私はこの男性が泳いでギリシャに渡ったと聞いたとき、思わず「え? アラブって泳げるんですか???」と聞いてしまいましたよ。彼曰く、泳げるよと。でもイズミルからギリシャまでってすごい距離ですよね…。ちょっと Google Map で距離を測ってみましたが…最短でも16キロ?彼はやみくもに泳いだわけではありません。イズミルにいたとき、どのルートを取れば (つまりどの海域を泳げば) 最短でギリシャ国内に入れるかをじっくり考えました。泳いでいるときに海上警察に見つかるわけにはいきません。見つかるとトルコに追い返されます。ですから誰にも見つからずに泳ぎ切る必要があります。夜しかその計画を実行できるときはありません。こうした計画を練りつつ、イズミルの海で毎日泳ぎの練習をしました。かなりの長距離を泳ぎきるには相当な体力が必要です。多くのシリア人がトルコで希望もなく無為に時間を過ごしているときに、彼は大きな目標を掲げてそのために日夜努力をしていたわけです。これです、これ! この精神が私をうならせました。何か月か知りませんが、彼は長距離を泳ぎ切る練習を積み重ね、そしていよいよ決行の日を迎えます。家族はトルコに残したまま。彼は自分がドイツに着いたら、できるだけ早く生活を安定させ家族を呼び寄せることにしていました。この時の別れはすごく辛かったと思います。なんとしても成功させなければならない。一緒に泳ぐことにした彼の親族の男性は捕まってしまったようです。でもこの男性は本当にギリシャまで泳ぎ切りました。そしてアテネに移動し、それからは他の難民たちと同じように徒歩でドイツを目指しました。携帯はもちろん水の中で故障してしまったので、家族と連絡が取れないまま何か月も過ぎました。この間、トルコで朗報を待つ家族も大変憔悴されたのではないかと思います。彼は無事にドイツに到達し、そこで法的に滞在が認められ、そしてドイツ語を学びつつ家族を呼び寄せる手続きを取ります。この家族を呼び寄せることですが、ドイツ政府は早い段階で打ち切りました。アラブは大家族。ですから呼び寄せるとなると、もう芋づる式にどんどんどんどん数が増えていきます。際限なし。なので、かなり厳しい条件が課されるようになるのに時間はかかりませんでした。でもこの男性は、家族を呼び寄せることに成功。ドイツでは何事にも時間がかかるので、家族を呼び寄せるまでに 1 年以上の期間が経過しています。運がよかったといえるかもしれませんが、運も実力のうち。彼の不屈の精神がすべてを可能にしたと思っています。私がこの男性と知り合ったのは家族を呼び寄せる少し前。そして実際に家族ともお会いできました。小学生から中学生くらいまでの子供が 3 人ほどいました。でも奥さんが…態度が硬い硬い。このシリア男性もどちらかといえば寡黙でしたが、人懐っこくて笑顔の絶えない人でした。が、奥さんはニコリとも笑わない。多分私が第 2 夫人の座を狙っていると思って警戒していたのかもしれません(笑)。このご家族をお訪ねしていた時は男性の同僚といつも一緒だったのですがね~。わたしゃ、ほんまに第 2 夫人の立場なんて全く関心ありませんよ~、思考がアラブちゃいますねん、アラブ男性には全く関心ありませんねん、と言ってあげた方がよかった? でも何を言っても、警戒しているアラブ女性には響かないんですよね。いずれにしても、このご家族と知り合ったのは私がハンブルクを離れる数か月前。それから私はハンブルクを離れてトルコに来ましたので…その後この家族がどうなったか分かりません。でもこの不屈の精神を持つシリア男性は、きっとドイツ語も不屈の精神で習得し、ドイツ社会に順応し、社会の有用な人材になっていると思います。こんな風にすごいな! と心から尊敬できるアラブ男性もいます! ごくごく少数ですが…。こういうキラリと光るダイヤモンドの原石のような人たちがいるから、アラブとの関わりは楽しいんですよね。全員が Sex Oriented な勘違い野郎だったらやってられませんけれど…。私がアンチアラブではないことを知っていただくために、「中東に眠るダイヤモンドの原石たち」および「ダイヤモンドの原石探しをトルコでも」というブログ記事もご覧くださいね。~*~*~*~*~~*~*~*~*~**~*~*~*日本未上陸の高品質のアレッポ石鹸を現地から直送していますご関心のある方はお問い合わせくださいね。~*~*~*~*~~*~*~*~*~**~*~*~*コロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓食欲の秋が間近です↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2021.09.22
応援のポチリをお願いいたします。にほんブログ村 アラブ世界にはアラブ世界のおきてがあります。アラブ世界にいる限り、このおきてに従うことが暗黙のうちに求められます。でもいったんアラブ世界を出ると、このおきてには何の意味もありません。アラブ世界しか知らなかったアラブ男性がアラブ世界から引きはがされると…。とんでもない勘違いをしてヒンシュクを買うことがあります。もちろんアラブ同士ではヒンシュクものではありません。でもこのアラブのメンタリティはアラブ世界に住まない人にはまーーーったく通じません。先回は「再婚(重婚)の機会を虎視眈々と狙うアラブ男性 その1」という記事を書きました。今日はその第2弾です。さて、今回の舞台はドイツではなくトルコのイズミル。イズミルにいるアラブは概してとてもとても貧しい。イズミルはトルコ第3の都市と呼ばれていますが、保守的というかトルコ人の愛国心がとても強く、アラブとの間にはかなりの壁ができています。イズミルのトルコ人は概して、アラブへの嫌悪感をかなり露骨にむき出しにします。そんなイズミルですから、アラブへの同情心とかはあまりなく、シリア難民の生活は非常に貧しくて劣悪です。そんなイズミルで出会ったシリア人のある家族。子供は5人で、4人はほぼ成人しています。上の男の子2人は20代前半。女の子2人は17、18歳くらいでしょうか。そして一番下の男の子は5歳くらいで、精神的な障害を抱えています。叫ぶ・わめく・物を壊すなど、とにかくじっとしていることができません。人とのコミュニケーションを取ることもできません。これ、シリア内戦のためなのか、もっと先天的なものなのか分かりません。この貧しい家族はこの子をイズミルの病院に連れていくこともできず、この子は放置されています。この家族の父親はシリアでは警察官でした。シリア人の中では寡黙なほう。というか、そうですね…シリア人には寡黙な男性も多いので、「アラブの中では」寡黙なほうという表現が適切かと思います。シリアにそのままいたら、きっと渋い中年でかっこ良かったかもしれません。ちなみに、どうでもいいですけど顔は悪くない。で、この家族はUN(国連)に難民申請をしていて、ドイツであれカナダであれとにかく海外に逃れることを希望しています。一番下の子が障がいを持っているので、通常なら難民申請は優先的に受理されるはず。なぜってこの子供には治療が必要だからです。でもこの父親が警察官だったので、彼らの難民申請は受理されませんでした。シリアで警察官や政府関連・軍関連の職種についていた人たちは、外国の国々には受け入れられません。この父親曰く、自分は正直に本当のことを言った。でも正直だったので損をした。偽りの情報を申請した人たちはドイツやその他の国にもうすでに渡っている。IS(イスラム国)の戦闘員だったシリア人なども偽りの申請をしてドイツに渡っている。正直だったゆえに損をするなんて、もう神も仏もない…。と、人生にとことん疲れ果てている状態でした。そして一番上の20代の男の子はうつ状態で何をすることもできません。寝ても覚めても考えてるのはドイツに行くこと。父親のせいで行けなかった。そもそも父親のせいでシリアを出た。そのせいでこんな貧しい暮らしになり、将来の希望は全くなく、自分はうつ病になっている…と父親を責めるばかり。でも父親としてはその時に最善の決定をしたわけですし、責められてもどうしようもない。シリアを出なかったら家族を守れなかったかもしれません。父親には仕事がありませんし、長男がうつ状態で働けない(働かない)ので、一家の生計を支えるのは次男坊。でも、この次男坊の収入だけで7人家族を支えるのには限界があります。次男坊は建設のきつい仕事をしていますが、お給料なんて2-3万。母親は「生きていくのが大変だ」と常に不満を漏らしています。この家族はもう本当に不満のかたまり。分かりますよ、大変なのは。でも「大変だ」と言っているだけでは状況は改善しませんよね。まず長男は働くべき。そして女の子たちと母親も働くべき。父親もごみ集めでもなんでもすべき。でもそこはプライドが許さない。だから一日中家にいてずっと座っている。最終的には母親と女の子2人も働くようになりました。縫製工場です。このように中年でスキルのない男性より、女性たちのほうが仕事が見つかりやすい。もちろんすごく少ないお給料です。でも働く場があるだけ感謝できます。この父親はシリアでは一家の稼ぎ手で、それだけで尊敬される存在でした。でも今では何のスキルもなく、家に座っているだけ。家にいるから家事をするというわけではありません。家事なんてしたことがありません。単に座って、奥さんがコーヒーやティーを作るのを待っている状態。まさに「濡れ落ち葉」状態です。ここまでなら、トルコにいる一般的なシリア人の家庭。でもこの父親、こんな状態でですよ、「結婚したい」とのたまうのです。というか、奥さんが私に言うのです。「この人、別の人と結婚したいって言ってるのよー」と。は? ですよね? 何のために? 貴方、無職でしょ? 5人も子供がいるでしょ? 生活していけないでしょ? で、何のために誰と結婚? もうこの思考についていけません。↑その時の私の顔、こんな感じ。父親曰く、シリアでは女たちが言い寄ってきたものだ。第2夫人にでもさせてほしいと請われたものだ、と。だから何? と失笑してしまう。↑その時の私の気持ち:「I am sorry dude, but NOTHING is impressive!」おっちゃん、せやから何?今は無用な自分。でもそれではプライドが許さない。だから別の女性と結婚して雄であることを証明したい。単なるそれだけの理由。もうかっこ悪くって気持ち悪くって…。同情の余地もないわ。この思考、アラブならでは。雄であること=アラブ世界では威張れる理由でした。でもそんなこと、アラブ世界を出たら何の取り柄にもならない。それを痛い思いをして学ばざるを得ないのか、夢を見続けるのか…。しかし、まずは自分の家族を立て直さないと。ほぼ総倒れ状態ですから…というわけで、これが「きっしょ!」と思ったシリア難民男性の2人目。私はイズミルを離れましたので、その後この家族がどうなっているかは分かりません。でも、こういう気持ち悪い男性がいる家族とは関わりたくないな…。さて3人目は、私自身がオファーを受けることに! 人生最大の屈辱とも言えます。いやーーーん。その話は次回に。~*~*~*~*~~*~*~*~*~**~*~*~*日本未上陸の高品質のアレッポ石鹸を現地から直送していますご関心のある方はお問い合わせくださいね。~*~*~*~*~~*~*~*~*~**~*~*~*コロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓秋のさわやか果物♡↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2021.09.18
応援のポチリをお願いいたします。にほんブログ村 少し以前になりますが、アラブ男性の結婚観と彼らが育った環境について書きました(https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202101160000/)。ざっとまとめると、アラブ社会では、好きとか嫌いうんぬんより、時期が来れば結婚して子作りをするのが普通。男性は結婚前に ”つがい” を探してめぼしい相手に言い寄ります。彼らが育った社会は、「最終的には雌 (メス) だったら誰でも良い」という考えが根底にある社会。女性にとっては、売れるのが早ければ早いほどいい。20代も後半になればあまり相手にされなくなります。ですから18歳や19歳で (あるいはもっと早くても) 結婚の話が来た段階で受けることにする女性も多い。アラブ世界で女性が「売れ残る」ことはけっこうな恥です。ですから若い女性たちはみんな焦っています。売れ残るよりは第二夫人にでもなるほうが世間体が良いのがアラブ世界。女は男性に所有されるべき存在なのです。こうした背景がありますので、アラブ男性の中には「女性の側も雄 (オス) ならだれでも良いと思っている」と勘違いしている輩 (やから) も少なからずいます。シリア難民の男性には「女性はオスが必要。とりあえずオスだったらモテる」ととんだ勘違いをしている輩も少なくありません。これ、既婚男性に多い。まだ若者なら多少許せ (?) ます。でも中年の既婚者が別のつがいを探して言い寄るのは、頭の痛い勘違い。これね、アラブ世界ではいいのでしょうけれど、いったんアラブ世界から出てしまうとギャグにしか見えません…。これまでに出会った「きしょい(気持ち悪い)」シリア難民男性の例を 3 つ挙げたいと思います。*ちなみに「きしょっ」とは関西弁です。わたくし、こう見えても (?) バリバリの関西人ですから。お上品な関東の方にはなじみのない表現かもしれませんが、関西人はこの表現をよく使います。「むっちゃ きしょいわ~」とかね? そうですよね、関西の皆さま?1人目:ドイツのアウグスブルグで出会った50代後半の男性頭も剥げていて、体はヒョロヒョロで、どこからどう見ても冴えない中年男性。わたし的にはもう生理的に受け付けない容貌でした。私、人の顔を覚えるのは超苦手ですが、この男性の顔は今でも覚えています…。この男性、ドイツへはトルコから国境を越えて歩いて渡ってきました。その時は妻も子供も一緒でした。でもドイツについてから妻に暴力をふるったことが原因で妻と子供たちと引き離され、一人で難民キャンプに住んでいました。ま、難民キャンプといっても、各家族に一部屋ずつが与えられている普通の集合住宅です。トイレは共有でしたけれど。この男性、シリアでは妻を叩くことは当たり前なんだと、自分のことを悪いとは一切思っていません。妻には暴力をふるっていいと思っている典型的なアラブ男性。ドイツではすぐさま警察が駆け付けます。ですからシリア男性の中にはドイツに来てから妻に頭が上がらなくなった男性も多いのです。シリアでは許されていたこともドイツ社会では厳しい措置が取られます。アラブ女性の側にとっては万々歳。夫が手を出した段階で警察を呼んで、別れることもできます。別れてもドイツでは生活が保障されています。これ、頭の固い典型的なアラブ男性にとっては恐怖でしかありません。この男性も、シリアを出た時点でもう取り柄なんて何もない。「男であること」だけが取り柄なんです。でもね、それって取り柄でも何でもないんです、もはや。これまでの人生で男であるということにあぐらをかいて、何の努力もしてこなかった男性…本当に哀れや…。それで、私がこの難民キャンプにいるシリア人女性と友達になって定期的に訪ねていた時、この哀れな男性が「結婚したい! ドイツ人女性を紹介してくれ」と文字通り吠えるわけです。↑その時の私の目、きっとこんな感じ。でも、ドイツ人女性 (いえ、世界中の女性) をなめたらあきませんで。妻に捨てられ、財産も何もない中年男性で、しかも難民ときている。こんな人にだれが魅力を感じるのか? いや、正直に言って身の程をわきまえないと。難民が悪いと言っているのではありません。でも自分の置かれた状況と現実を悟るべき。自分と結婚する女性には何のメリットもないという現実です。つまり結婚なんて無理なんです。でも、頭の固い中年のシリア男性には分からないんですよね…。仕事のスキルがあるわけでもないし、ドイツ語もできないし、ただただ「ドイツ人女性と結婚したい」と吠えているだけ…。もうドイツ社会にとっては害でしかありません。↑その時の私の顔、きっとこんな感じ。この男性、ドイツで心機一転・何かを頑張ろうというモチベーションも持ち合わせていないので、トルコに帰りたい、シリアに帰りたいなどボヤく日々。ドイツ側からしたら、社会に益が還元されない場合、どうぞどうぞお帰りください、というスタンス。厳しいです。誰も引き止めません。ですから、いずれこういうタイプの男性はドイツ社会に溶け込めず、シリアに帰ることになると思います。あるいはドイツ政府から追い出されるか。私の方が先にアウグスブルグを離れましたので、この男性のその後は分かりませんが…。アラブ世界に住んでいるときは、自信満々なアラブ男性しか見てきていません。アラブ世界では「雄であること」だけで威張れるんです。なので、ヨルダンを離れてドイツに行ったときにはじめて、アラブがアラブ世界から引きはがされたらこうなるのか…という現実を目の当たりにしました。シリア人にはとてもいい印象を持っていた私にとっては多少のショックでもありました。まさに「ブルータス、お前もか!」という感じです。ま、シリアもとことんアラブの世界ですからね、パレスチナ人、ヨルダン人、レバノン人たちと何ら大差ないわけです。その後は…「きっしょっ!」(笑)。こうした勘違いが甚だしいシリア人男性はトルコにもたくさんおります。次回はトルコで出会った哀れな勘違いアラブ男性を 2 人ご紹介いたします。*なおここでは、極端にデキが悪い男性をご紹介しています。これもアラブ世界の現実ですが、でもアラブ男性のすべてがそうであるというわけではありません。念のため…~*~*~*~*~~*~*~*~*~**~*~*~*日本未上陸の高品質のアレッポ石鹸を現地から直送していますご関心のある方はお問い合わせくださいね。~*~*~*~*~~*~*~*~*~**~*~*~*コロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓男性も男性力をアップさせないといけない時代?↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2021.09.17
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村日本はすでに梅雨入りしたそうですね。連日、じめじめ蒸し蒸しでしょうか…。湿度はつらい! トルコ南部は連日30度越えかと思われる気温。とはいえ、私の住んでいるエリアは湿度が極端に少なく、湿度17度とかです。なので、汗はダラダラとはかきません。これ、とても気に行っている点。そして湿度がないので、シャワーを浴びたいという欲求もあまり感じません。お肌はサラサラ。とはいえその分 太陽光線が強い感じで、直射日光の下ではまさに「焦げる~」という状態。すでに腕部分はしーっかり日焼けをしております。トホホ…。顔は何とか死守しているつもりですが。さて、イスラエルとガザの戦闘はひとまず停戦となりましたね! エジプトの仲介で。これまたいつものことなので、停戦したからといって喜ぶ理由には全くなりません。とりあえずイスラエル側はある程度満足の行く程度まで、ハマス側の戦闘能力を叩き潰したと結論付けたのかな。なので、次の戦闘まで数年はかかるかな…? ただしハマス側は、まだまだ十分な数のミサイルはあると断言しています。これが本当か本当じゃないかは、少し時間が経ってみればわかると思います…。つまり次の戦闘がいつ頃始まるかである程度分かるというワケです。いずれにしても、ハマス側は今回の停戦は自分たちの勝利だと主張しています。↓ こちら、ハマスのリーダーである Ismael Haniyah (イスマエル・ハニーヤ) 氏。アルジャジーラのチャンネルからお借りしました。多分、普通に接したらお茶目なパレスチナ人のおっちゃんなのでしょうが…。直に接したことがないので分かりませんが(笑)、少なくともイスラム国のような汚らしい野蛮な感じはこの方には全くありません。人を引き付けるカリスマがあるんでしょうね~。さて今回の停戦がいつまで続くか…。多分そう長くないと皆が (イスラエル側もパレスチナ側も) 思っているはずです。停戦になれば普通の生活に戻り、戦闘が始まれば始まったでそれに順応するしかない。いつもこの繰り返しなわけですから、何かが劇的に変わることはありません。ユダヤ人とパレスチナ人との間の溝 (そして憎しみ) はこれまでになく大きくなっていると思います。これは「平和」とは言いませんよね。今回の一連の衝突で、パレスチナ側が世論をある程度味方につけた感はあります。ソーシャルメディアでパレスチナ人が積極的に発信するようになったことで、パレスチナ人の置かれた状況がまざまざと世界に伝わるようになりました。この点については、World Voice に投稿させていただいた記事でも少し触れました。https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/kimura/2021/05/--.php 余談ですが、私の中で可笑しかったのは、「今回の停戦で自分ってけっこう大きな役割を果たしたでしょ、エッヘン」とバイデン大統領が自己主張 (?)、自己満足 (?) していることです。うーーーん、アナタ全然関係なかったでしょ、と言いたい。アナタの発言はどちらの側からもほとんど意に介されてなかったと思うけど? これは私が勝手に面白いと思っている部分です。なんか、彼を見るとイタイおじいちゃんという感じがぬぐえない…間違っていたらごめんなさいね~バイデンさん。ちょっと固い内容になりましたので、最後に私のお気に入りのシロちゃんの最近の様子をご覧ください。シロちゃんは近所の公園に住んでいるお外猫ちゃんです。まだまだ子猫しゃんです。このコは人間がとても好きですが、前は警戒感のほうが強かったです。でも今はかなりの程度警戒感が薄れています。ただし抱っこはまだ慣れていない感じで、抵抗します。それでも近くにピトッと寄ってくるのが可愛い。シロちゃんは餌を食べたら確実に眠たくなり、ピトッとくっついてウトウトと居眠りを始めます。なので、最近は餌をやった後、しばらく一緒に時間を過ごすようにしています。それでは梅雨の時期、気分もそうそう上がらないとは思いますが、出来るだけ爽やかにお過ごしくださいませ。コロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓除湿器が大活躍の季節ですね↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2021.05.22
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村パレスチナ問題を発端とする攻撃の応酬がかなりエスカレートしています。パレスチナ人とユダヤ人の争いは今に始まったことではないので、今回も数日で落ち着くと思っていたのですが…もう7日目。そして今回は収まる様子がありません。2014年の大きな衝突以来の、そしてそれより規模がはるかに大きい最悪のスケールだそうです。正直に思うこと…お客様がいなくて良かった、観光客がいなくて良かった…ということ。コロナでイスラエル観光は全くできない状況です。そうでなければ、5月なんて観光のピークシーズン。反対に言うと、観光客がいないので争いがエスカレートしているという側面もあるかと思います。コロナでロックダウン、仕事もない…という状況も手伝って、イスラエル各地でパレスチナ人とユダヤ人の間で暴力の応酬が続いています。今回の衝突が今までの衝突と違うのは、今回の衝突がパレスチナ系アラブとユダヤ人に限られたものではないということです。実はイスラエル国内には、イスラエル国籍を持つアラブが多くいます。こうしたイスラエル系パレスチナ人は、パレスチナ自治区には住んでおらず、イスラエル国内の各地にユダヤ系住民と一緒に住んでおり、ヘブライ語を話します。通常、こうしたイスラエル系アラブはパレスチナ自治区に住んでいるアラブとは異なり、衝突に直接かかわることはありません。というのも、彼らはイスラエル国籍を与えられているためにパレスチナ自治区に住むパレスチナ人とは一線を画しており、イスラエル国民としてかなりの程度の自由が与えられています。生活も安定しており、争いごとに巻き込まれたくないというのがこれまでの彼らのスタンス。ところが今回は、こうしたイスラエル国籍を持つパレスチナ人たちがユダヤ系住民に対して怒りをあらわにしています。ですから、普段は問題が起きないイスラエル各地の都市でもアラブとユダヤ人との間の衝突が起きています。ユダヤ系のお店が襲われたり、反対にアラブ系のお店が襲われたり…。暴力の応酬です。↑アラブによって火が放たれたユダヤ教のシナゴーグ(崇拝場所)。記事はこちら↑ユダヤ人によって火が放たれたパレスチナ人の車。記事はこちらというわけで、どっちもどっちという暴力の連鎖が続いています。それに加えて、パレスチナ自治区のガザからはミサイル攻撃が絶え間なく続き、ユダヤ人側の被害もかなり大きくなっています(パレスチナ側と比べると微々たるものではありますが、これまでよりは被害が大きい)。問題の根底にあるのは、やはり憎しみでしょう。これは、私のブログでいつも触れている点です。憎しみが心の中でくすぶっていると、必ずいつか表面に表れます。中東の歴史はこの憎しみの応酬なので、どこかの国の仲介で数年は収まっても、また必ず爆発する。そして憎しみは世代から世代へと受け継がれていきます。ですから決して解決しません。で、やっぱり宗教が問題ですね。すべての宗教が悪いといっているのではありません。でも人々の心から憎しみを消すどころかあおるような宗教は、もうなくなった方がいいんじゃないでしょうか。ユダヤ主義者は「自分たちが神の選ばれた国民だ」という選民思想に基づいて行動します。イスラム教徒は、イスラム教徒以外は地獄に行くと信じています。そしてユダヤ人を殺したり殉教者になったりすれば、天国に行けるという教え。こういう宗教上の教えは、百害あって一利なしだと思います。人々の心にプライドだけを植え付けている。「無礼者!」と言われることは覚悟の上。でも冷静に考えてみることが必要です。だってこういう宗教上の教えが全くないなら、そもそも争いは生じないわけで…。宗教というのは、人々の生活を向上させるもの、憎しみなどの醜い感情を除き去る助けになるものであるべきだと思います。さて、今回の衝突がいつ終わるのか…。ま、いつかは落ち着くでしょう、いつものように。何か月かかかるかもしれませんが。でも問題が解決されたわけではありません。一時的に押し込められた憎しみが再燃するのは時間の問題です。それでも、全てのユダヤ人とアラブが暴力の応酬に同意しているわけではありません。アラブとユダヤ系住民が一緒に共存を訴えているエリアもあります。こうした人たちの願いが届きますように…コロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓おうちご飯を美味しく!↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2021.05.17
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村昨年の12月で「アラブの春」からちょうど10年だったんですね。チュニジアで始まった「アラブの春」はエジプトやその他の場所に波及していき、シリアでデモが始まったのはちょうど今くらいだったかと思います。実は私は10年前の3月、シリアに出張していました。これが最後のシリア入りになるとはその時は思いもせず…。ヨルダンとシリアを周遊されているお客様のアテンドをしていました。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201103240000/ その頃のデモはシリア南部のダラア (Daraa または Deraa) に限られていました。首都のダマスカスはまだまだ静かでした。その後、何か月かかけてデモがどんどん激化して行きました。それでも多くのシリア人がまだまだ楽観的だったのが10年前。ところが今は…。一時は、シリア国民の3分の2が国外に難民として逃れているという報告もありました。とはいえ、シリアに帰国する難民も増えています。イスラム国も掃討され、まぁまぁ落ち着いてきたエリアもあるにはある。でも、シリアが元のシリアに戻ることはないと思います。つまり10年前より良くなったのではなく、何もかもが最悪の状況にあります。さて、「アラブの春」はアラブ世界の民主化を求めたもの…だったはずなのですが、アラブ世界で民主化がみられるとは到底言えません。根付かなかったという見方も多い中で、いやいや、これから根付くはず! という意見もあるようです。でもアラブ世界と13年関わってきて思うことは…アラブって民主化の意味、分かってません。だから民主化なんて無理だと思います。アラブはもともと遊牧民。その日暮らしをしてきましたし、部族社会でした。それで現在でも部族社会のしきたりが根強く残っています。ですから彼らが主に関心があるのは、自分の家族・部族のことだけ。あとのことは「他人事」で済ませられる。そんな思考のアラブは「民主化」の意味が分かってません。誰もが自分の都合だけを主張すると、民主主義は成り立ちません。彼らにとっては、自分の都合を優先してくれる人、自分だ有利に扱われる人がリーダーになった方が良い。これがアラブの叫ぶ「民主化」かも…。でも誰にとっても都合が良いリーダーなんていない。かくしてアラブ世界は混乱したまま。アラブの民主化への試みは、アラビアのロレンスの時代にもありました。でも全く同じ理由で、うまく行かなかったのです。どのアラブも自分にとって一番良いことだけを希望・主張し、それがすぐに叶わないことが分かると散り散りバラバラになりました。アラビアのロレンスの映画を見られた方なら、そのシーン、覚えておられると思います。それにプラスして、もともと遊牧民には「先行投資」という発想はありません。なんせその日暮らしだったのですから。今が良ければそれでいい。反対に、今は大変でも将来のためならちょっと我慢する、という発想にはなかなか切り替わりません。さらにこうした思考に輪をかけるのが宗教の違い。宗教間のプライドもかなり強いです。なので、自分も Happy、他の人も Happy、みんなが Happy になれる社会を一緒に作ろう、という発想はない。自分(と自分の家族と親族)が Happy ならそれでよい。そのことに全神経を傾けています。ですから、ね…。経済危機に瀕しているレバノンでも民主化は進みません。だって、一人一人が自分のことだけ考えているから。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202008100000/ですから民主化を叫んでいても、具体的なビジョンはない。同じ「民主化」という言葉でも、欧米とアラブでは意味合いが違う。アラブにとっての「民主化」は、自分たちに好きなものを与えてくれる政府。自分にとって有利な政府。アラビアのロレンスの時代から何も進歩していないな…。まだ何とか平和な状態を保てているアラブ諸国は、サウジやオマーン、クウェートやアラブ首長国連邦などお金持ちのアラブ世界。どの国でも民主化は根付いていませんが、お金があるので、お金をばらまくことでアラブ国民の支持を得ているのです。アラブの春に巻き込まれたアラブの国々は政情不安のまま、これからまた10年、20年が過ぎることでしょう。もちろん本当にアラブ世界を変えたいという志を持つ若い世代もいることでしょう。でももともとが部族社会のアラブ世界。自分と違う部族から出る提案は受け入れがたい。宗教の違いも問題になる。悪気があってそうなるわけではない。そういう文化なのです。これがアラブ世界の現実です。コロナ休暇の後は中東へお越しください! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓季節のお野菜セットと訳アリ林檎 ↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2021.02.13
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村この記事は以下のシリーズの続きとなります。「アラブ世界で日本人女性はモテるのか?」https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202101140000/ 「アラブ男性の結婚観とは? 今明かされる真実!」https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202101160000/「はっきり書きすぎてごめんんさい。アラブとの結婚に慎重になるべき理由」https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202101170000/さてさて先回の記事の最後で、「アラブ男性は女性と付き合うことに慣れていないために、若いときは非常にピュアに見えます。でも結婚後はかなりの確率で変わります(豹変する場合も多い)」と書きました。ちなみに今回のシリーズは、アラブの中でもイスラム教徒に当てはまります。アラブ=イスラム教徒ではありません。クリスチャンもいますし、その他の宗教のアラブもいます。さて、同じアラブでもクリスチャンとイスラム教徒では結婚に対する考え方が異なります。そしてこれが結婚した後にけっこう明暗を分けます。というのは、アラブ男性は女性と付き合うことに慣れていないために、若いときは非常にピュアです。でも結婚後は、育った社会と宗教の影響を家庭に持ち込みます。特にアラブ世界から出たことがない場合や、結婚後にアラブ世界に帰るような場合は、アラブの文化と宗教が結婚に思った以上に大きな影響を与えます。ですから相手の文化や宗教を知らないまま結婚すると(特にイスラム教の場合は)、自分が思う「常識」が相手や相手の社会には全く通用しないことをひしひしと痛感する結果になります。イスラム教では4名まで妻を持つことができます。皆が持つわけではありませんが、それが許されているわけです。もちろん4人の妻を持つにはそれなりの条件があります。例えば、複数の妻を全く同等に扱うことができるという条件。経済的にも性関係においても同等に扱うことができるのであれば、4人まで妻を持つか持たないかは男性側に任せられています。複数の妻に経済面で全く同じような生活をさせることは大変なので、ヨルダンやパレスチナなどの生活が厳しいアラブの国では複数の妻を持つ人は少ないです。でも経済的に恵まれていたら、男性側としては複数の妻を持ちたいわけです。こういう考え方が根底にある場合、外国人の妻が若いときはデレデレのアラブ男性でも、時が来れば別の若い女性に走ることがすぐに想像できます。またアラブ男性は一般的に自分の母親には頭が上がりませんので、母親が生きている間はおとなしくしていても、母親がいなくなってしまえば自分の思い通りに行動し始めることがあります。海外に住む場合、その国の法律では重婚は禁じられているかもしれません。でも彼らの結婚は宗教婚で宗教指導者によって有効になるので、その国の法律には縛られません。ですからこうした宗教の男性と結婚する外国人女性はかなり弱い立場に置かれることになります。1年先、2年先ではなく、もっと先のことを考える必要があります。甘いセリフをささやかれている時に冷静に考えるのは難しいでしょうけれど…。あ、そうそう、アラブ世界では子供は非常に貴重な資産なので、結婚して子供を産めば産むほど女性の立場は強くなります。夫がやがて若い女性に心惹かれるようになっても、子供は味方になってくれますしね。特にアラブの男の子は母親の強い味方になります。なのでアラブと結婚する覚悟がある人は、子供を二人以上は産むべし。もちろん男の子を生むことは必須です。こうしないとアラブ世界で結婚した後は生き残れません。ま、幸せというのは主観的なものであって、他人が決めるものではありませんからね。アラブと結婚して当面は(←これポイント)幸せにされている方もおられるので…ね。私は100%否定派ですが、こんな意見もあると思っていただければいいかな~という感じです。でも最後にもう一度。↓この写真↓が素敵だなと思う方は、アラブは避けた方がいいですよ! コロナ休暇の後は中東へお越しください! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓個人向けのPCR検査キット! ↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2021.01.29
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村この記事は「アラブ世界で日本人女性はモテるのか?」https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202101140000/ と「アラブ男性の結婚観とは? 今明かされる真実!」https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202101160000/ の続きです。さて先回の記事で書いたように、アラブ男性が育った社会・彼らが属する社会は結婚に関して「雌(メス)ならだれでも良い、雄(オス)ならだれでも良い」という感覚の社会です。さてさて! ではアラブ男性に結婚を熱く言い寄られた場合の対処法。例えばヨルダン旅行をしていてペトラのベドウィンなどが言い寄ってくることが多々あります。あるいはアンマン市でも出会った男性からアタックされることもあるでしょう。日本にいるアラブやヨーロッパなどで出会ったアラブと恋に落ちるという方もいるでしょう。ま、先回の記事で書いたようにアラブ世界を離れて海外に住み、アラブ世界を客観的に見れるようになったアラブ男性はオープンマインドである場合もあります。どんな場合でもそうですが、アラブに熱く言い寄られたから自分は特別…などということは思われない方がいいと思います。日本人だからモテるというのとは少し違います。アラブ世界で Sweet Words (甘いセリフ) はごく普通のことで、心から出ているとは限りません。つがいを探しているアラブにタイミング的に目ぼしいと思われた日本人女性がアラブ式の熱烈なアタックにあったからといって、日本人だからモテたというわけではありません。欧米女性はそんな男性をそもそも相手にしませんからね。アラブ(特にイスラム教徒)との結婚を考えておられる方には、よーーくお考えになるようお勧めいたします。個人的には反対です。アラブと関わって13年。言い寄られたことはもちろんありますが、私はアラブと結婚するなら自分の人生は終わると思っていましたし、今もそう思っています。ま、アラブ男性が祖国を捨てて日本などアラブ世界以外の国で暮らしているような場合はまだ望みがあります。どんなに頭が固いアラブでも、アラブ社会を出れば少数派。他の文化から学ばざるを得ないですからね。これでもしアラブ男性が結婚後は自分の国に帰りたいなんて言っている場合は、かなり危険信号です。アラブ男性の国に移動して離婚あるいは離婚寸前になっているアラブと日本人女性のカップルもたくさんいます。もともとアラブと結婚する日本人女性の絶対数が少ないので、結果的にかなりの確率で夫婦間に問題が起きているということです。離婚にならない場合は、アラブにとことん自分を同化させ無になっているケース。アラブ男性はかなり拘束してきますので、やがて人間関係もかなり制限され、ただただ家に籠るか、子育てをしている。付き合いは基本的にアラブ男性の親族だけに限定されます。若いうちはいいでしょう。でも子育てが終わると、このカップルはどうなるんでしょうね…。アラブとの結婚では、こういう絵が描けません。老夫婦になっても仲睦まじく…なんてアラブ世界ではあまり期待できることではありません。もちろんいますよ。でも少数派です。先回のブログでも書いたように、既婚の男性ほど別のつがいを探して、若い女性に言い寄りますから。「アラブを落とす方法」みたいなサイトもありますが、私からすればアラブと結婚することがそんなに誇らしいことなのか素朴な疑問を抱きます。いや、その人が幸せならそれでいいんですけど。それに一時的な刺激を求めておられるだけならそれはそれでいいかと思いますが…。いずれにしても、自慢できることでもないような気がします。ちなみに外国人と結婚する方がお金がかからないのでそれを好むアラブ男性もいます。アラブ女性と結婚するとお金が非常にかさむのです。お金がないために結婚できないアラブ男性がアラブ社会には溢れています。そういうアラブ男性は外国人の雌(メス)を探しています。これもまた別の機会に詳しく書きたいと思います。というわけで、アラブ男性に熱く言い寄られたときの対処法…自分は特別だと思わない! そして自分が結婚に何を求めているのか今一度考えてみるのが良いかと。一時的な関係か、もっと長く続く関係か。アラブ男性は女性と付き合うことに慣れていないために、若いときは非常にピュアに見えます。でも結婚後はかなりの確率で変わります(豹変する場合も多い)。これについては、また次回に書きたいと思います。次回はアラブ男性の結婚観の補足情報です!コロナ休暇の後は中東へお越しください! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓寒中見舞いに。独断だけど贈られると嬉しいギフト♡↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2021.01.17
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村この記事は先回の「アラブ世界で日本人女性はモテるのか?」という記事の続きです。さて先回の結論は、「アラブ世界で日本人女性はモテません。ウケが良いだけです」でした。詳しくは先回の記事をどうぞ~! https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202101140000/ 今回はアラブ男性の結婚観について書きたいと思います。アラブ男性、特にイスラム教徒の男性の多くは基本的に「雌(メス)だったら何でも良い」という感覚です。アラブの文化では、年頃になれば誰でも結婚します。自分で相手を見つけるアラブ男性も少数ながらいますが、家族が決めた相手と最終的に結婚する場合もかなり多い。好きとか嫌いうんぬんより、時期が来れば結婚して子作りをする。そう、ちょっと動物的なところがあります。アラブ世界とはそういうものなのです。ですから結婚前に”つがい”を探してめぼしい相手に言い寄ることがよくあります。ちなみにアラブ世界では、男性と女性とのお付き合いは結婚前提です。ですからよく知り合うために付き合うという感覚はありません。日本で言う「付き合ってください」は、アラブ世界では「結婚しましょう」です。ですから結婚を申し込まれたからといって飛び上がらないでください。もう一度言いますが、これは日本で言う「付き合ってください」のような感覚です。でも実際にOKすれば明日にでも結婚となります。かなり情熱的にアタックしてきますので、女性側としては「彼は私に夢中で、まるで人生に一度だけの本当の恋みたい♡」「私じゃないといけないみたい♡」…なんて思うかもしれませんが(プププ)、彼はその女性じゃなくても同じように言い寄ります。その女性じゃないといけないってことはない。その女性と結婚できなかったら別の女性にさっと乗り換えます。それがアラブの一般的な結婚観です。いやいや、私のアラブの彼はそんなんじゃないというお方がおられるかもしれませんが、「最終的には雌(メス)だったら誰でも良い」という考えがアラブ社会(イスラム世界)の根底にあることは否定できません。否定する人は、アラブもイスラムも本当には知らない人です。あるいは現実を認めたくないのか…。いや、否定したい人はどうぞしてください。でも私が見ているアラブ世界は紛れもなくこういう世界ですから。ちなみにその延長で、「女性の側も雄(オス)ならだれでも良いと思っている」と勘違いしているアラブ男性も少なからずいます。もはやギャグの世界ですが、シリア難民の男性には「女性はオスが必要。とりあえずオスだったらモテる」ととんだ勘違いをしている輩(やから)も少なくありません。これ、既婚男性に多い。既婚のくせに別のつがいを探して言い寄ります。アラブ女性には確かにそういう人も多いでしょう。アラブ世界では女性が売れ残るよりは、第二婦人にでもなる方が世間体が良いのです(ちなみにイスラム教徒の男性は、4名まで妻を持てます)。そんなわけで、女性とはそういうもの、と思っているアラブ男性もかなり多いです(これにまつわる話は沢山あるので、また別の記事で)。典型的なアラブ的思考。私からしたら侮辱です! もちろんアラブ世界を離れて日本などの海外に住み、アラブ世界を客観的に見れるようになったアラブ男性は少し違うかもしれません。というのは、典型的なアラブ世界は外国人との結婚を極端に嫌がります。ですから外国人を結婚相手に選ぼうとする時点で、かなりのオープンマインドであることは確かです。ちなみに今日のような記事は、個人について言っているのではありません。例外はもちろんいます。言いたいことは、彼らが育った社会・彼らが属する社会についての一般的な傾向です。それは紛れもなく「雌(メス)ならだれでも良い、雄(オス)ならだれでも良い」という社会です。さてさて! では次回は、アラブ男性に結婚を熱く言い寄られた場合の対処法について書きたいと思います。お楽しみに~。コロナ休暇の後は中東へお越しください! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓コロナ禍の手荒れに↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2021.01.16
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓にほんブログ村インターネット上では、日本人女性はアラブにモテると断言しているサイトもありますが、ちょっと待った! アラブ世界を観察して13年目に入った私が観察と実体験の結果を綴ります。批判覚悟で切り込みますよ~。アラブ男性と日本人女性との恋愛・結婚シリーズ、ちょっと続くかもしれません。ちなみに…ちょっと前置き。このブログの筆者はアラブ世界と関わり続けて13年経ちますが、アラブと結婚するなら自分の人生は終わるというスタンスでおります。私のポリシーはあくまで第三者としてアラブ世界と関わること。その社会の中に入ろうとは初めから思っていません。実は第三者としてのほうがアラブのことをよく知ることができるのです。結婚という形でアラブ世界の中に完全に入ってしまうと、付き合いがやがてかなり制限され、狭い世界の中に閉じ込められます。私は独身でなおかつ外国人という立場でアラブと関わってきて、様々なアラブの家庭・夫婦を観察してきました。私がアラブと結婚していないというだけで、アラブは心を開きやすいのです。なぜならアラブは部族社会だから。結婚して特定の部族や家族に所属すると、その時点で中立ではなくなります。付き合いはその部族や家族の範囲内に限定されます。私はそんな制限に縛られずに、色々なアラブの生きざまを見てきました。例えば、売春をしているシリア難民の女性は私にはそのことを打ち明けるかもしれませんが、アラブと結婚している女性には外国人であっても決して打ち明けません。私はアラブから見るとどのグループにも属さない中立の立場なのです。この立場がとても気に入っています。これだけではありませんが、いろんな意味で私はアラブとの結婚には100%否定的です。100%否定という立場でこのシリーズを書きます。ま、追い追い色々なことを書きたいと思いますが…。さて前置きが長くなりましたが…本日は「日本女性がアラブ世界でウケが良い理由」。愛想が良くていつもニコニコしている日本人女性は確かにウケが良い。欧米女性は自己主張が強く、嫌なものは嫌とハッキリ表すので、アラブ男性のプライドをあっという間に砕いてしまうことがあります。この点、日本人女性は、英語やその他の言語がそれほど堪能でないこともあり、また相手に合わせるように訓練されているので、アラブ男性のプライドを速攻で打ち砕くことはそうそうありません。でも、ウケが良い=モテるとはちょっと違う気が…。日本人の顔はアラブの美の基準からかけ離れているので、日本人の顔に惚れるアラブは少ないでしょう(とはいえ、なぜかエジプト人は日本人の顔が好きなようで、エジプトでは日本人女性は他のアラブ諸国よりはモテるかもしれません)。アラブが「美人!」と感じるのは、色白で青い目で金髪…(笑)。こんな女性だったら、アラブ男性はデレデレととろけてしまいそうになります。アジア人はこういう対象ではありません。昨今はアラブ世界でも韓国ドラマがかなり流行っているので、アラブもアジア系の顔に見慣れてきているかもしれませんが、一般的にはまだまだアジア系の顔はアラブにはウケが良いとは言えません。アラブ的美のセンスからはかけ離れています。ま、エジプト人ではなくても「日本人が可愛い」と思う物好きのアラブもたまにいますが…。ではなぜ日本人女性のウケがいいのか? アラブ世界では日本人という人種はかなり尊敬されています。それはアラブの ”憎き敵” アメリカに原爆を落とされながらも日本が経済大国になったこと、日本製品のクオリティの高さなど、一種のあこがれ的な感情があるからです。また日本女性といえば「おしん」のようなイメージがまだまだ強いです。なので、顔だったり性格だったりに惹かれるというよりは、アラブが作り上げた日本というイメージに惹かれるアラブは多いかもしれません。ちなみにアラブといえばほぼ100%の確率で、日本ってすごい! 日本人ってすごい! というあこがれを持ってはいるものの、実際のところは中国と日本の違いも分かっていないし、日本語と中国語が違うことも分かっていません。日本の文化のことも分かっていないアラブがほとんど。なので…「日本が好き! 日本はすごい!」などと言われても、なんか複雑。どこまで知っているのか試してしまいます。この人、日本っていう国を本当に知っているの? と疑ってしまう。それで本当に知っている場合は、おお! 合格やでアンタ! と思わず微笑みがこぼれますがね(笑)。 さて、そんなわけで本日は、日本人女性がなぜアラブ世界でウケるのかについて書きました。ただしモテるわけではない。本日の結論ですよ。アラブ世界で日本人女性はモテるのか? いいえ、モテません。ウケが良いだけです。ちなみに日本人女性は、アラブ男性のプライドを速攻で打ち壊すことはないにしても、芯は強いので、結婚した後も男性の言いなりになるなんてことは全くなく…。日本人女性と結婚したアラブ男性が「おしん」のようなイメージを勝手に持っていたとすれば、すぐに幻滅するはずです。女性のほうからすれば、アンタが勝手にそんなイメージを持っていただけやん! となるわけで。なのでダメになっているカップルも多いですね。では次回は、アラブ男性の結婚観について書きたいと思います。コロナ休暇の後は中東へお越しください! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓ペアリング↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2021.01.14
レバノンで変化を求める声がますます高まっています。汚職にまみれた政府ではなく新しい政府を! という声。でも実際のところ「新しい政府」の具体的な構想についてはどのレバノン人も持ち合わせていないというのが現実かと思います。というのも、レバノンの政府の汚職をここまで助長した責任は、当のレバノン人だから。このブログでもたびたび取り上げていますが、レバノン人のプライドの高さが根本的な問題だと思います。アラブはもともと非常にプライドが高い国民ですが、その中でもプライドの高さで断トツなのはレバノン人。何でも誇り高ぶります。宗教的なプライド、社会的地位からくるプライド、金銭面からくるプライド…。レバノン人のプライドの高さについては https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201105030000/ をご参照ください。とくに宗教的なプライドが Sectarian Govenment (宗派政府) と呼ばれるレバノン独特の政府を作り上げてきました。宗教ごとに政党を作り、権力を均等に配分して政権を担う。もともとレバノンで15年続いた内戦は宗教間の争いでしたので、それを繰り返さないために ”宗派政府” という形式が導入されました。レバノンで最も Fanatic (過激) な宗派の部類に入るキリスト教のカトリック系マロン派。この信者たちは他の宗派・宗教の人たちを虫けらのように扱います。彼らにとってイスラム教の政権なんて到底受け入れられるものではありません。マロン派はキリスト教の他の分派さえ徹底的に毛嫌いしています。 マロン派の象徴である聖シャルベル。私には単に気味が悪い。またイスラム教徒からしたら、キリスト教の政権は到底受け入れられません。さらに同じイスラム教でもシーア派とスンニ派は犬猿の仲。ですからどう考えても「新しい政府」なんて無理なんです。この誇りが人々の心に存在している限り…。なので「新しい政府」を叫んでいるほとんどのレバノン人たちは具体的なビジョンを全く持っていないといえます。 まず自分の心から宗教間の憎しみとプライドを取り除かなければ…。さらにアラブ世界はコネの社会。コネがなければ成功しない。反対にコネがあれば馬鹿でも社長になれる。なのでアラブの人生の中で一番重要なのはコネを作ること。人生の大半をコネづくりに費やします。ですから政府が腐敗していようが、コネさえあれば何とかやりおおせる。こうしたコネ社会が政府の汚職を助長してきたのです。根本的な解決ではなく、目先だけのそして自分だけの利益を追求してきたレバノン人。レバノンでは汚職が原因で電気の供給すらきちんとなされません。これはもう十数年続いているのですが、なぜ十数年も放っておかれたのか。これもプライドが原因。お金さえ払えば、政府と癒着している民間の電気会社と契約をして電気の供給を得ることができます。つまり電気が24時間使える人はお金がある程度あるということ。そこでレバノン人のプライドの出番です。「政府は腐敗していて電気が供給されないけど、ま、自分にはお金があるから民間の電気会社と契約できるし、別にええわ」という無関心・自己愛・虚栄心。お金がない人を虫けらのように扱い、「みじめだね」と見下す社会。そんな社会なので改善なんて見られなかったのです。レバノンの電気供給事情については、以下のブログを参照されたし。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202001040000/https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201103110000/今になって富裕層が貧困層に転落し、国民の70%が貧困レベルと言われています。ここまでくると、コネなんてものは役に立たない。つまり今まで人生をかけて築いてきたものが崩れ落ちているのです。そしてこの大爆発でレバノン人の多くが持ち物のほとんどを失いました。今回の大爆発が直撃したのがクリスチャンのエリア。他の宗教や宗派の人たちを虫けらのように扱ってきた人たちです。ここまで来ては、もう宗教間のプライドなんて言ってられないでしょう、当面は。でもね…心に憎しみやプライドが存在している限り、それはいつかまた表面化します。ですから本当の意味での解決はほぼないに等しいと私は考えます。なぜってこの宗教的・民族的プライドは数世紀も続いてきているものだから。国レベルでは無理でしょうが、個人レベルでこの憎しみを統制できるレバノン人が一人でも増えることを願っています。*今日の記事ではレバノンについてかなりグサリと指摘しました。あくまで私の個人的な意見です。ただし本当に正直なアラブであれば、私の書いていることが分かると思います。ま、アラブの読者がどれほどいるかは疑問ですが…(笑)コロナ休暇の後は中東へお越しください! 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comアフェリエイト始めました。次世代の旅のお供になりそうな新しい形のお財布 Rivollet。ご関心のある方は覗いてみてください。https://revollet.io?token=NOUcgl8sお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2020.08.10
ガジアンテプでのインターネットが本日やっとつながりまして、やっとやーーーっとブログの更新ができます。1週間以上もかかった…。コロナコロナと言い訳に使われるけど、単に会社としての効率が悪いか怠慢かのどちらかやと思うけどね。ま、終わり良ければ総て良し(笑)。この精神でないと中東では暮らせません。さてレバノンからの衝撃的なニュースが入っていますね。3000トン近くの硝酸アンモニウムが無造作に保管されていて、それが爆発しました。つまり怠慢以外の何物でもない理由による大爆発…。レバノンに住んでいるときから、絶対にいつか何か起きると思っていたけど起きましたね…というか、この爆発の前からすでに国として崩壊していましたので…。もう希望はないように思えます。いえ、これ本当。だって政府が機能していませんから…。誰が指示を出し、誰が遂行するの? 誰もいません。さて、そんなレバノンですが私の友達はたくさん住んでおりまして…。直接の友達で亡くなった人はいませんでした。神様、私の友達を守ってくださってありがとうございます 。ケガをした友達はいます。それから友達の友達のそのまた友達で亡くなった人はいます。私の友達の一人は九死に一生を得ました。こんな写真を送ってくれました。下の写真は彼女が働いていたお店です。2度目の爆発でことごとく破壊されました。なんと彼女はこの中にいたんです!軽いけがで済んだということです。なんと奇跡的!!! 1度目の爆発が起きたときに彼女は、お店の中の階段の下にとっさに身を隠したそうです。そして2度目の大爆発が起き、お店のガラスは粉々に砕かれました。でも身を隠していた彼女は奇跡的に軽症で済みました…。とっさに身を隠すなんて、すごい知恵です。普通、爆発を聞いたら「なんやなんや?」なんて感じで外に出てしまいそう。きっとそんな人も多かったことと思います。とっさに危険を察知した彼女は本当に偉い!!! そうでなければ今頃お葬式だったよ、と言っていました…。助かってくれてよかった…私の大切な大切な友達です。実は私が住んでいたエリアもこの爆発エリアからすごく離れていたわけではありません。徒歩では30-40分くらいのところかな…。でもこの爆発現場のすぐ近くによく行き来していたので、レバノンにまだ住んでいたら完全に巻き込まれています。ま、レバノンを去ったのは9年ほど前ですから…、ほんと見切りをつけていて良かったです。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201202060001/やhttps://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201202060000/にレバノンを去った時の記事をアップしています。ああ、見切りをつけたのは先見の明があったということにしておこう…。それにしても今後レバノンは回復できるのか? 私の意見では無理だと思います(はっきり言い過ぎてごめんなさい。あくまで個人的な意見です)。もういっそのこと他の国に統治権を委任した方がいいのでは? とまで思ってしまう。はい、これもかなり個人的な意見です。でもね…回復できるんだったらもっと早くに回復してる。どうしようもないところまで来てしまってからでは遅いのです…。レバノンに住む私の友達のことがとても心配です。この大爆発で経済はさらに落ち込むことが予想されますが、汚職に染まり切った役人たちが各国からの支援をどうやって公平に分配するのかすら分かりません。そもそも「公平」という概念がレバノンに存在するのかすら怪しいわけで。どうかどうか、本当に必要な人に必要なものが渡りますように…。中東情報に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comアフェリエイト始めました。次世代の旅のお供になりそうな新しい形のお財布 Rivollet。ご関心のある方は覗いてみてください。https://revollet.io?token=NOUcgl8sお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2020.08.07
人の裏をかくのはアラブの昔からの手法。己の保身のためには捨て身になって何でもやる! これはアラビアのロレンスの時代から、いやいやそれ以前からのアラブの典型的な手法なのかもしれません。とにかく 常に自分の都合が中心! ですからトルコではアラブはとても嫌われる存在。オスマン帝国の裏をまんまとかいてイギリスと手を組み、オスマン帝国を崩壊させるのに一役も二役も買ったから。今回もまんまと裏をかかれました。まるでアクションドラマの1シーンのような逃亡劇。闇夜に紛れてコソコソと逃げ出したゴーン氏のことです。それにしても政府というものがそもそも全く機能していないレバノンという国に ″司法制度″ なんてあるのか? 汚職にまみれて、国民に電気すらまともに供給できない国で、汚職という犯罪をきちんと裁けるのか? カネとコネさえあれば勝者になれるこの国で、まともな裁きが期待できるのか? ま、答えは明らかですね…。しかもヤル気なんて全く感じられないこの国の暫定法相。「内容を精査」とか「事情聴取」なんて日本語では放送されてますが、実際には単なるフレンドリーなお茶飲み会(プラス賄賂の相談)で終わってたりして(笑)レバノンについてあまり知らない方のために豆知識をば:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201202060000/ や https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201103110000/ を読まれたし。レバノンでは、政府の汚職が原因で日々の電気すらきちんと供給されません。1日のうち3-4時間は電気がきたかと思えば、次の3-4(5-6?)時間は電気が一切使えなくなります。しかも電気の切断はかなり不定期で、計画性全くなし。夏の暑い日には蒸し風呂、冬の寒い日には冷蔵庫のようになる家で過ごさなければなりません。なぜこんなことが起きるのか? 24時間電気を使えるようにするためには、別の電気会社と契約をしなければなりません。つまり二重に電気料金を支払わなければならないのです。政府がこの特定の電気会社と結託しているために(つまり汚職が原因で)、国民には電気すらきちんと供給されていません。お金があれば電気料金の2重払いは可能。特に何億円もかけて改装された家なら、電気が24時間使えるさぞかし快適な生活でしょうな~。でもレバノンでの富裕層はごくわずか。普通の国民たちは日々の生活もままならなくてあえいでいます。電気だけではありません。核燃料廃棄物の埋め立て問題などでがんも急増。病気や貧困、汚染にあえぐのがレバノンの真実の姿です。すべて政府の汚職が原因。誇張していませんよ。実際に住みましたから。そして私の住んだエリアは大使館関係者などが住むような高級エリアではなく、ごくごく一般のレバノン人が住むエリア。なので、日々苦しむレバノン人の姿を目の当たりにしています。滞在中の1年半の間にガンで友達を何人も亡くしました。本当に悲しくなるほど汚職で腐敗した国…それがレバノンです。中東に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comアフェリエイト始めました。次世代の旅のお供になりそうな新しい形のお財布 Rivollet。ご関心のある方は覗いてみてください。https://revollet.io?token=NOUcgl8sお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2020.01.04
11月もすでに後半。もう「年末」とかそんな言葉が聞かれるようになりますね。2019年もあと1か月半で終わり?? いやぁ、本当にびっくりしてしまいます。この1年私は成長したのか…? 微妙に焦り始めます。さて、9月と10月にヨルダン出張が入っていたのですが、その時の様子もあまりアップできておりません。ただ、ブログにアップしようと下書きをしていた記事がありますので、本日はそれを公開。これ…ヨルダン在住の方なら、「うんうん!」と分かっていただけるはず。出ました! ヨルダン初日‥まだ到着して12時間も経っていないのに、タクシードライバーに結婚を申し込まれる。とはいえヨルダンでは珍しいことではありません(笑)。誰にでも言ってること。プロポーズの下りとしては、まず私がアラビア語を話せることにいたく感動したマダバ出身のサアド君、私がかつてヨルダンに住んでいて、今はトルコに住んでいてツアーの仕事をしているというとこらへんで、運命の人や!僕は絶対貴女と結婚する!と一人で盛り上がり始め、「拒否!! مرفوض 」と言ってるのに、「了承済み!! مقبول」と押してくる。あー、ヨルダン人ってほんまに単純やったよなーと思い出して、笑えて笑えて仕方がなかった出来事。この単純かつ単細胞な会話、ヨルダンにいた時はイライラしてたけど、少し離れてみるとむちゃくちゃ笑えるのです。 しつこく食い下がる相手に「アンタ頭おかしいで。脳みそ交換しなあかんのちゃう?! مخك مضروب! بدك تركيب مخ جديد」という会話ができるのもヨルダンならではかもしれません。コメディを見てる感覚。あー、このタクシードライバーとの弾む(?)会話、録音しときゃよかったなー。実は私、トルコで超ビギナーにアラビア語を教えてるんですけど、こういう単純でおバカな会話、教材に使えるかも!明日からそうしよう。ワクワク。よし!ヨルダン人との極めて単純な日常会話を集める旅にしよう。愛嬌溢れるおバカちゃんにじゃんじゃん会えますように🙏🙏 そう、この単純さこそが「Sense of Jordan」。…というわけで、私のヨルダン出張にまた楽しみが一つ増えました。ヨルダン人との会話の録音(爆笑)。大抵がタクシードライバーとの会話になりますがね。仕事で接するヨルダン人は私を恐れていますので、変なことは言いませんし(笑)、みんな真面目です。でもタクシードライバーときたら…言いたい放題ですわ。で、この録音作戦、オマーンとかでも使えます。こちらはオマーン訛りのアラビア語を聞きなれるために必要。実は近々また別の中東国への出張が入っているのですが、録音しますで~。変な趣味…かもしれませんが、まぁアラビア語の教材集めということで(笑)。ちなみに、ヨルダンに旅行に来られる女性のお客様の中には「人生最大のモテ期を経験」などと思われる方もおられるかもしれませんが、決してそうではありませんので、本当にご注意ください。誰にでも言っているんです。そこでなびいたら終わりです。決してノセられないようにしてくださいね。中には信じてしまって、ベドウィンと結婚しますなんて方もおられますが(いや、それはそれでその方の人生ですが)、もうそうなったらこちらは、あちゃ~引っかかってしもうて…とただただ憐れむことしかできません。年末年始はヨルダンも繁忙期! 女性の皆様、中東をご旅行中はぜひともお気を付けくださいね。ヨルダンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.11.15
皆さま中東って聞かれると、まず思い浮かぶのが体全部を覆い隠している女性たちの姿かもしれません。でもヨルダンでもそうでしたが…、ここトルコでもこんな下着が堂々とショーウィンドウに並んで売られているんですよ。↓おっと、実はもともと下着の話をする予定だったわけではなく、単におねんね中の猫ちゃんを撮っていたのです。でもあとから写真を見ると、フム…こういう下着の写真って中東のイメージをかなり覆す面白いものではないかと思った次第です。もうわたしゃ見慣れましたが…。気持ちよくお昼寝する猫ちゃんをズームアップ。しかし自分の柄と非常にマッチしたお店を選ぶなんて。自分の柄を知っているのかしら? と思ってしまいます。ところで女性に体を覆わせておきながら、実はすっごく大胆な下着を着せて喜ぶという…。本音と建前が分かりやすい宗教…。ま、これ以上は語りませんが、イヤらしい感じは否めませんね。だってこんな下着、女性の皆さん、自分の快適さのために好んでつけますか? 自分の快適さのためじゃないとしたら誰のため? 女性のためを思って女性のためにデザインされたものじゃないことは明らかですよね。余談ですが、ヨルダンではこうしたお店で接客するのってほぼ男性。ヨルダンではまだまだ女性の接客業って珍しいんです。トルコではそんなことありませんが。女性も男性と同じようにいろいろな分野で働いています。下着の話から始まって、何となく流れからトルコ人とアラブの関係について書きたいと思います。これからは宗教の話も含んだ真面目な❓話になりますので、関心のない方は飛ばしてくださいね。トルコではシリア難民が大量に流入して以来、トルコ人とアラブの間でテンション(緊張)が高まっています。私の住むイズミルでは、アラブは非常に! 毛嫌いされています。とことん嫌われています。イスタンブールは大きな都市で外国人もたくさんいるのでそれほど強く感じませんでした。でもイズミルでのアラブ(特にシリア人)への憎しみや嫌悪感はかなり顕著で、最初は驚きました。というのもイズミルのトルコ人ってちょっと田舎臭くて人懐っこくて、すごく親切なんです。そんなトルコ人がシリア人を露骨に毛嫌いするので、そのギャップがいまだに不思議。もちろんすべてのトルコ人がそうではありませんが、一般的にシリア人への否定的な意見のほうをよく聞きます。確かにイズミルに住んでいるシリア人は、イスタンブールに住むシリア人よりかなり貧しくて、生活レベルは相当低いです。でもそれだけが憎しみの原因なんでしょうか? そもそもイズミルでは、トルコ建国の父であるアタチュルクが非常に好まれています。ま、イズミルに限らずトルコ人はアタチュルクの事大好きです。アタチュルクといえば、国の発展のために「政教分離」を取り入れた初代大統領。その初代大統領の築いた路線とは真逆にイスラム化を進める現政権への批判があります。トルコに逃れてきて住み着いたシリア人は、一般的に保守派のイスラム教徒。というのも、キリスト教徒のシリア人は優先的にヨーロッパなどに逃れることができます。さらにヨーロッパ各国に逃れたイスラム教徒のシリア人というのは、お金があるかオープンマインドのシリア人(すべてがそうではありませんよ。実はイスラム国で戦っていたようなテロリスト的なシリア人もたくさんヨーロッパに流入しています)。対して、トルコに残るシリア人というのは、ヨーロッパへ逃れるだけの経済的余裕がなかった人たちや、イスラム教を国教としているトルコにあえて残りたかった保守派のイスラム教徒たち。保守派といっても、ごく普通の人々なのですが、生まれ育ったコミュニティが保守的で、そこから出たことがない、つまりその世界しか知らない田舎っぺ風イスラム教徒。もちろん人それぞれ事情がありますので、今書いているのはあくまで一般的なこと。例外はたくさんあります。トルコはイスラム教が国教ではありますが、イスラム教への見方にはかなりの幅があります。保守派もいれば、「宗教なんてなんのその」と意に介さない人や無神論者もたくさんいます。それでもみんな「トルコ人」というアイデンティティのもとに結束しています(ちなみにクルド人問題もトルコには存在していて、トルコ人とクルド人は同じ宗教なのに決裂中)。こうした微妙なバランスの中に保守派のシリア人が大量に流入してくることで、緊張がかなり高まっているのではないかと思います。さてさて、下の写真は私の家の窓から見える風景。車の音が四六時中聞こえてくる都心(? 笑。いやいやイズミルは実は田舎ですがね)のアパートです。窓を24時間開けっ放しにしているので、床が汚れる~。毎日拭き掃除をしても追いつかないほどです。8月ももうすぐ終わり! 暑さに耐えまくっていますので、秋が待ち遠しいです。トルコに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2019.08.29
これは以前に書いた「謝れない男」https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201705290000/ の続きです。久々(?)に愚痴を…。エジプトの旅行会社です。マネージャさんが何といっても賢い! やり手で人格者で気に入っています。でもこの旅行会社に "気が利かない" + "デキナイ" 男が約1名…。コヤツとはやり取りしたくない。気が利かないことが節々に表れます。気が利かないので、ぶっ飛ばしたくなります(笑)。いや、これホント。仕事じゃなかったら、付き合いませんね。でも仕事では避けられない。この男とは面識はありません。エジプトの旅行会社では面識があるのは旅行会社のマネージャさんのみで、他のスタッフとはメールのやり取りだけです。でもデキナイ男って、すぐに分かってしまう。「謝れない男」でも書いた通り。今回、年末年始のエジプト国内のお手配を承ったお客様がおられました。まずお見積もりの段階から、あれ?ということがあります。まず皆さん、「Cairo sightseeing including Cairo Museum」という英語をどんなふうに理解されますか? including ですよ。つまり「カイロ博物館を含めたカイロ市内観光」です。どこをどう見ても「カイロ博物館だけ」と理解できませんよね? ところがこのデキナイ男は「カイロ博物館だけ」と理解する。1を聞いて10を悟らない。10を言っても1しか悟らないから当然か…。頭イタ…。それで、当初はこの日にシタデルとカイロ博物館をご観光いただく予定だったので、「じゃあシタデルはいつ観光するの?」と聞くと、シタデルは含まれない。あなたが含めなかったでしょ、と言い放つ。いやいやいやいやいやいや、アンタ‼ 「Cairo sightseeing including Cairo Museum」= 「カイロ博物館を含めたカイロ市内観光」ゆうてるやん! ちょっと頭使ったらどない? こういうことが何度もある。英語を一から勉強しなおして来い! と言うてやりたいところですが、まぁ言うても分からへんやろね、こういう人は。ですので、次のメールでこんな風に書く必要がある。「 Cairo sightseeing including Cairo Museum =(this means not only the museum, but citadel and other parts too)」時間の無駄なんですわ! 忙しいのに、もう赤子に接するようなんですわ。え?これだけ?と思われた方‼ ちゃうんです! 一例に過ぎないんです。こういう愚かなことを何度も何度もしでかすんです。なので、もうこの男とはやり取りしたくないと思う。マネージャさんとだけやり取りできたらいいのですが、他のスタッフの訓練のためでしょう、こういう男が私のメ―ルに返信してくるんです。もうアンタ引っ込み‼ マネージャさんとやり取りさせてよ! と思ってしまう。今回も何度も時間の無駄になるメールのやり取りをした後、さてご予約の段階に入りました。ご予約が比較的直前になったために、こっちとしては急いでいるわけです。お客様のほうも早く確定の連絡を受け取りたいでしょうし…。ご旅行までに5日ほどに迫った段階でのご予約。旅行会社としては超特急で予約手配をし、できるだけ早くお客様に安心してもらいたい。ところがこの男、予約を入れてから2日以上うんともすんともいうてこない。その間、私はコンファメーションを至急送るように、ガイドの情報を至急送るように、とせっつくのですが、沈黙ですわ。2日以上何の返事もないと、こちらだってお客様をお待たせしているわけですから、どうなっているのか心配になります。でもこの男からの連絡はなし。しびれを切らした私はマネージャさんに WhatsApp で「一体どうなっているの?」と聞く羽目に。数分後に返事が返ってきて、「確定済み。ただし年末の繁忙期でまだガイドの調整がつかない。明日以降に送ります」と。そう、こういう気の利いた連絡があると助かるのです。これです、この思いやり。これがサービス業。なので私もお客様に「口頭では確定という返事を受け取りましたが、明日以降に情報をお送りします」と送ることができます。その後、1日経ってからではありましたが、マネージャさん直々からガイドの情報を受け取ることができました。そんな風に人をやきもきさせても全く気にしない例のデキナイ男は、3日後に突然「TOP TOP URGENT」という題名のメールを送ってくる。お客様のパスポート情報を至急送れと。ほーーう、私がせっついても全く意に介さなかったのに、自分の時は「TOP TOP URGENT」なんかい? あまりにも自分勝手とちゃう? もうね~、イライラしますよ。というわけで、またこの男にメールを送りつけなければなりません。デキナイってことは分かっているし、今後もデキナイままでしょう。でもあなたに満足してないよってことは知ってもらわないと。マネージャさんにも知ってもらいたいので、もちろんCCを入れますよ。プライドが傷つくことは承知の上。以下のメールです。ところで予約の依頼を入れたとき、2日以上もあなたから返事を受け取りませんでしたよね。最終的にマネージャさんに WhatsApp でどうなっているのか確認する必要がありました。「予約の手配中ではあるけど年末年始という繁忙期にかかっているので調整が遅れている」と一言あったなら全然違ったと思います。観光業というのはお客様の立場に立つことが前提です。お客様の立場に立って考え、きちんと返事をしてください。大切な時に2日以上沈黙したままでいるなんて論外です。さて、この男の反応は? もちろんありませんよ! その後は沈黙。なんてったって「謝れない男」ですからね。そして沈黙する。ほとぼりが冷めたと思える頃にまたノコノコと出てくるでしょう。前もしばらくは全くうんともすんとも言いませんでしたが、いつの頃からかこの男がまた返信しだしていました。今回も沈黙したままのこの男。その後はマネージャさんとのやり取り。「DEAR MS.NAOKO GOOD DAY FROM CAIRO. THANKS,WELL NOTED AND CONFIRMED」というのはマネージャさんからの返事。このデキナイ男ですが、今回のご旅行が無事に済んだ後にマネージャさんにメールを入れようと思います。この男には私のメールに返信させないで、と。私のお客様はマネージャさんが直々に扱ってくださいと。ヨルダンでは、凄腕の女性マネージャが鈍くさいスタッフとのやり取りをしなくてよいように、すべて間に入ってくれています。Naoko のお客さんは私が担当するから…ということで、他のスタッフは一切関わらせません。初期におバカなアラブ女性スタッフとひと悶着あったのです。あり得ないミスをしたり、理論的にこたえられなかったりするアラブとはやり取りしたくありません。厳しいかもしれませんが、私は同じ会社で働いているわけではなく、あくまで彼らのクライアントです。ですから彼らとしてはクライアントを満足させる義務がある。そんなスタンスですから、エジプトの旅行会社にもそろそろ言ってもいいかなと。デキナイ男よ、一度顔を拝んでみたい気もするけど、ケンカになりそうやからやめといた方がいいな(笑)。デキナイ男ほどプライドだけは高いので。あーーー2018年もアラブとともに始まりアラブとともに終わる…のであります。中近東に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2018.12.28
11月もたくさんのお客様にヨルダンに来ていただきました。皆様それぞれお楽しみになった(あるいはなっている)ようで、嬉しく思います。さて今回は「あ~、またか…」というワディラムのベドウィンの稚拙な争いについて。ヨルダンは部族社会であるというのはずっと前から折々お伝えしています。ワディラムも、一言でベドウィンといってもそれぞれ部族に分かれています。それでお客様の取り合いでし烈な争いが繰り広げられるというのも昔からの事。私たちからしたら、さっぱり訳が分かりませんが、まぁでも要約しますと子供じみた争いなんです。アラブ社会ではこういう稚拙な争いが絶えず繰り広げられるので、アラブが一致団結することはなかったし(アラビアのロレンスの時代に1回だけあったかな? でも電光石火のごとく終了しましたね)、これからもあり得ません。中東はいつも分裂しているし、これからもそのままでしょう。これ、ホントに現実的な見方。で、今回何が起きたかというと、お客様がご自分でとあるキャンプ場にご予約を入れておられました。当方ではドライバーのみのお手配。お客様には、ワディラムでのジープツアーはお泊りになるキャンプ場とご相談になるように事前に何度かお伝えしていました。私にはワディラムの昔からの取引先がありますので、この取引先のキャンプ場以外のキャンプ場と連絡を取ることはありません。それはワディラムが部族社会であることを知っているから。ワディラムやペトラでは取引先は1個に絞るべきと自分の中でルールを決めています。でないと、後々複雑な問題を起こしかねません。お客さんを盗った盗らないなど、大の男たちの妬みを買うのです。今回のお客様は結局ツアーについてはキャンプ場と事前に決めておられなかったようで、当方のドライバーが「ジープツアーの予定がないの? じゃあキャンプ場に行く前にビジターセンターでツアーを申し込んで、ツアーを終えてからキャンプ場に行ったら?」と善意で提案した模様。お客様も「あ、そうですね」と軽い気持ちで同意されたそう。ところがこれがとんでもない事態を巻き起こすことに。迎えに来たキャンプ場の担当者が当方のドライバーを罵倒しはじめ、車を壊してやる! など身体的な危害を加えられるような事態にまで発展‼ 実際にはあるコネを使ったことで危害を加えられることは何とか回避できました。その猛烈な怒りの理由が、「ドライバーがジープツアーのお手配を勝手にした」から。は? 彼らはうちのドライバーがお客さんを盗ったということで罵倒しているのです。ドライバーとしては盗るとか盗らないとか、そんなん知りませんがな。善意でお客様のためを思ってやったこと。それが体に危害を加えられる事態にまでになり、まさに知りませんがな! の世界。今回事件に巻き込まれたのは、またしても朴訥(ぼくとつ)とした善良なドライバー(しかし超鈍くさい)ジハード。やりおったな…1つの可能性は、ビジターセンターの部族たちとこのキャンプ場の部族たちが犬猿の仲だったこと。さらにお金も絡んでいます。キャンプ場経営のベドウィンたちからすれば、ジープツアーを提供することはとても大切。実際ですね、裏を明かせば、キャンプ場の宿泊のみを請け負ってもそんなに儲からない。がっぽり儲かるのはジープツアー。なので、ベドウィンたちはジープツアーを請け負うことで追加の収入を得たい。かくして、ビジターセンターのベドウィンとワディラム保護区内のベドウィンたちとでお客様の獲得を巡ってし烈な争いが日々繰り広げられています。ま、もうこんな世界ですからそれはいいんです。彼らにとっては日常のことでしょうし、もめたけりゃもめてもいいんです。でもお客様の前でドライバーを罵倒するとか、怒りを爆発させて物を壊すとかはいけません。しかも結局なんやかんや理由つけても、最終的にはお金のこと言ってるんやろ? そんな醜態をさらす方がよっぽど恥ずかしい…。アラビア語が分からないお客様にとっては、大の男が目の前で怒鳴りあう(といってもジハードは怒鳴り返してないはず。一生懸命説明を試みたはずです)姿を見てビックリ度肝を抜かれます Σ( ̄□ ̄|||)。言葉が分からないから、自分が悪かったのかなと自分を責めてしまうでしょうし、いい気持ちはしません。私のほうから最終的にご説明することができるのは「子供じみた争いで、すみません」ということのみ。は、恥ずかし…。中東ではこういうレベルの低いことが田舎に行くほど増えます。時々「ベドウィンと結婚します」とかゆうてはる日本人女性がいますが、ほんまにこんな幼稚な世界でやっていけるんかな? 夫がこんなに稚拙で尊敬できるんだろうか? 絶対うまく行かないと私は他人事ながら思いますね。ちなみにこうしたレベルの低さは、アラブだけに限らずトルコの田舎でも同じっぽい。カッパドキアとか、男どもの質は最低レベルですね。こんなところのトルコ人に嫁いでいる日本人女性も多々いるようですが、人生棒に振ったようなものやと心の中で思ってしまいます。あ、今日は口に出して言ってしまいましたが…。あくまでブログ上の私個人の意見ですのでね。ちょっとあきれすぎて、毒舌になりましたが…今回はお客様のほうが「それでもワディラムは素晴らしかった」とおっしゃっているので、それはそれでよかったと思うことにいたします。いやはや、恐るべしアラブ世界!中近東に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2018.11.29
何ともショッキングなニュースが流れています。サウジの政権を批判することで知られていたサウジアラビア人の著名なジャーナリストがトルコのサウジ領事館を訪問した際に行方不明になり、なんと領事館内で殺されていたこと、さらに生きながら切断された可能性もあるというニュース…。今の時代にこんなことがあっていいのか…。いや、実はたくさんあるのでしょうが、こうして表ざたになることは極めてまれで、これはサウジ側の大きな誤算であったともいわれています。というのも、当初サウジ側は「ジャーナリストが行方不明になった件については全く関与していない」と言い張っていて、その後、トルコ側の調査が進むにつれて「いや、実は彼は死んでしまったんだけど、尋問中に誤って殺しちゃったんだよね~。テヘッ」と発表することで調整が進んでいたらしい。アホか…。それがトルコ側の調査で、この殺害されたジャーナリストが事の一部始終(あるいは少なくとも一部)の録音を自分のフィアンセに Apple Watch を通して送っていたのではないかということが報告されています。もっと正確に言うと、Apple Watch から iCloud という共有フォルダに転送されていて、録音されていた音声が聞き取れたといわれています。この件に関しては諸説あり、事の真相はまだ分かりません。でも、もうね…こんなホラー映画みたいなことが実際に起こっていることに驚愕せざるを得ません。これって私が在トルコ日本大使館に出向いて、大使館の中で殺されるのと同じことですよ。大使館・領事館というのは自国民を守るためにあるのでは?そして、この残忍なやり方…。悪魔的、野獣的で吐き気を覚えます。これが某宗教の「聖地」を抱える国のやり方だという皮肉な現実。そしてこのやり方…シリアとイラクで台頭したイスラム国のやり方に酷似している。イスラム国の戦士を陰で教育していたのは誰? 本当の黒幕は誰? と思われても仕方ありませんね。こうした残忍なやり方が「宗教」の名のもとにまかり通っているのです。想像してみてください。日本でこんな事件が起きた場合、裁判所の判決は無期懲役か死刑になるのではないでしょうか? 「被告のした行為は極めて残酷かつ非情。しかも殺害後に事実を組織的に隠蔽。後悔のかけらもなく、更生の余地なし」となることは確実。お茶の間に流れるべきではないレベルのショッキングなニュース…。もうこの世の中終わってるなと思わされます。だって一部の犯罪組織とかではない、れっきとした「国家」がこの犯罪に関わっているのですから。トルコ政府はこの問題を盾にアメリカとの交渉に持ち込みたいという思惑もあるようで、政治的な駆け引きが舞台裏で繰り広げられているようなのですが…。でも私にはそんな舞台裏のことはどうでも良い。それよりこのジャーナリストが帰ってくるのを真夜中までサウジ領事館の前で待っていたフィアンセの女性、そして殺害に及ぶまでの一部始終をもしかして全て聞いてしまったかもしれないこの女性に心から同情を覚えます。そして亡くなったこのジャーナリストの男性に心から哀悼の意を表したいと思います。一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2018.10.18
昨日から4人のイラク人のご家族(すべて女性)を我が家にお泊めしてまして、…といっても1泊だけだったのですが、本日長距離バスのバス停まで見送ってきました。で結論から言うと…もうね、1週間分の体力は優に使い果たしました。もうアカン…。明日は動けないはず。そして家の中はぐっちゃぐちゃ。一昨日にピカピカに磨き上げたのに、その影もありません。オロロ…アラブ世界で7年間暮らしていたので、アラブの性質や思考回路はかなりの程度理解しているはずですが…、ほんまに付き合うのは疲れるねん! というのが正直なところです(笑)。今、一時的にカナダ人の友達が私の家に居候しているのですが、やっぱりやりやすい! アラブという国民はごくシンプルな物事でもすごく複雑にしてしまう才能(❓)がありますので…一言でいうと疲れる!アラブと付き合ううえで何がそんなに大変なのか…今は説明できないほど疲れているのですが、ホント、1泊お世話しただけなのに、1週間はお世話したような気分です。そんな中で特に疑問なのは、アラブのトイレの使い方です。これはヨルダンにいたときからとても疑問だった。すべてのアラブがそうではありませんが。中には用を足した後に流さないアラブがいるんです。今回のイラク人もその類でして…。この「流さない」という心理は何でなん? 用を足した後、自分の体が排出した黄色い液体をそのままにして出るって、どういうこと? で、排せつ物ですからもちろん臭います。すぐに流せばいいのですが、溜めたままで置いておくと次に入ったときに強烈なにおいがする。臭いだけじゃなくて、当たり前ですが、見た目も汚い。私のトイレはフルーティなキャンドルの香りで心地よい匂いを放っていたのに、1日で強烈なにおいがするトイレに早変わり。これには参ります。ヨルダンにいた時も、家庭によっては排せつ物を(大であれ小であれ)流していないトイレに案内されることがありました。しかも一人が流していないのではなく、明らかに何人も流していないという汚さ。もちろんすべての家ではありません。でも流さないことが特に問題ではないようなアラブも少なからずいます。どういう心境なんでしょうか。聞いたことがありませんから、分かりません。ヨルダンの場合、慢性的な水不足だったので水の節約のためかとも思っていましたが、イラクも同じなのか? 水の節約が染みついているのか? うーーん。でもね、人の家にお邪魔したような場合は特に、自分がトイレを使った跡がきれいかどうか、しっかり確かめてから出るのが普通。「流さない」=「汚い」という概念そのものがないのか。まぁ…アラブやからな、と思ってあまり深く考えないようにしていますが、こんな日本人の知り合いがいたら、速攻友達やめますね(笑)。私の家で一番きれいにしておきたいところがトイレ。トイレはどの部屋よりもいい香りがしていないと気分が優れない(笑)。ああ、明日またトイレを磨き上げねば。そしてキャンドルをどんどん炊いて排せつ物のニオイを追い出さねば!しかしこのアラブのトイレの使い方…アラブ世界と関わり始めて10年が経つ今も理解不能です。アラブに直接聞くしかないでしょうね。日本人でアラブと結婚している方も中にはおられると思いますが、アラブのトイレの使い方って喧嘩のタネにならないんだろうか…。それか、トイレの水を流したりしないのは国に関わらずド田舎のアラブで、都会育ちのアラブ(つまり多少はオープンマインドで外の世界を多少なりとも知っているアラブ)は普通にトイレを使うことができるのか…。日本人でアラブと結婚されている方のほとんどが日本でアラブと知り合って結婚されているようですので、海外に多少でも住んでいたようなアラブは、トイレのマナーくらい知っているのでしょうが…。ああ!たかがトイレ、されどトイレ‼ もうとにかく明日は掃除じゃ~。中東に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/service_Introduction_Japanese.htmlお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.11.13
9月のツアーのお手配が最終段階に入っていて、少し忙しい今日この頃…。9月はなんと、お客様が中東にいらっしゃらない日はほとんどないくらい、フルに埋まっています。お客様が入れ代わり立ち代わり中東入りされます。ツアーの行き先はヨルダンやエジプトなど。ありがたいことです。きっと別の会社からもたくさんの日本人のお客様がいらっしゃると思うので、この時期中東で日本人を見かける機会が増える事でしょう。ご旅行の皆さま、中東の風景をぜひお楽しみくださいね。*写真はロンリープラネットからお借りしました。奇しくもインターネットで「昨年落ち込んだ日本人の海外旅行需要が、今年は回復傾向にある」と書かれている記事を読みました。「昨年落ち込んだ原因は、欧州で頻発したテロだ。今年に入り、世界的にテロがなくなったわけではないが、海外旅行熱が高まっているようだ」とのこと。まぁ、もはやテロは特定の国に限定される問題ではなくなっていますので…避けようと思えば日本から出ないことが一番という人もいるでしょう。でも日本も100%安全とはいえませんしね。実をいうと海外に住んでいてもテロに全く遭わない人のほうが多いわけで、かと思えば初の海外旅行でテロに遭遇するという人もいるわけで…。もはや運としか言いようがない状況ですね。さて、私のほうは 9 月はビジネスだけではなくプライベートでも超大忙しの月になりそうです。イスタンブールに入れ代わり立ち代わり友達がやってくるという…。総勢10名を超えます。中でも楽しみにしているのは、ヨルダン時代のルームメートのアメリちゃんがやってくること。実に2年半ぶり…? の再会になります。アメリちゃんについては、このブログでも何度かご紹介しています。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201506060000/ 楽しみ~。また天使パワーをもらいたいです。彼女はヨルダンを離れて以来、英語を使う機会がほとんどなくなったので英語が出てこない~と嘆いています。最初に出会ったとき、英語とアラビア語がカタコトだった彼女。3年間の生活で彼女の英語は相当伸びましたが、その後フランスの片田舎で2年半が経過…。やっぱり英語は忘れてるやろうな。アラビア語で話すことになりそうです。この2年半、アメリちゃんの生活にもかなりの変化があったようで、つらいこともたくさん身に降りかかったようです。アメリちゃんらしさは失われていないと思うけれど…きっと積もる話であっという間に時間が過ぎていくことでしょう。明後日からはトルコでもバイラム(アラビア語ではイードと呼ばれる大型休暇)が始まりますので、私もつかの間の一休み。9月に備えたいと思います。とはいえ、4か月間のトルコ語コースが始まっているので、こちらのほうもあまり大胆に手抜きをするわけにはいかず…(多少は手抜きをしていますが)。日本も8月が終わると学校が始まり、夏休み気分はあっという間に吹っ飛びますね。お互いに9月は気合を入れて乗り切りましょう‼海外旅行に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.08.28
え~、なんだかやっぱり日本での報道がどうも正しくないっぽいので、現在ヨルダンとイスラエルで起きていることいついてちょっと書きたいと思います。イスラエルでユダヤ人とパレスチナ人との間で衝突が起きているのは、アル・アクサー・モスクをめぐっての出来事。これについては先回のブログでアップ済み。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201707270000/アル・アクサー・モスクに金属探知機が設置されたのと同時期にヨルダンである事件が。イスラエル大使館内でヨルダン人2人が銃殺される事件。発砲したのはイスラエル大使館のセキュリティガードだったユダヤ人男性。これに関して、日本の新聞は事実をきちんと伝えていません。ある新聞によると「イスラエル大使館が23日、何者かに襲撃されて銃撃戦となった。AP通信によると、ヨルダン人2人が死亡し、イスラエル人1人が重傷を負った」。はい、間違い~。何者もイスラエル大使館を「襲撃」していませんし、「銃撃戦」も起きていません。ちなみに該当のイスラエル人は「重傷」ではなくほぼ無傷と思われます。またある新聞は「国内でイスラエルを対象とした攻撃は異例。事件の詳細や犯人像、動機は明らかになっていない」これも間違い~。誰もイスラエルを攻撃していません。発砲したのはイスラエル人ですから、「犯人」も「動機」もありませんがな。またある新聞は…「ヨルダン人の男がイスラエル人の警備員を工具で襲撃し、警備員が銃を発砲した。容疑者の男はパレスチナ系の17歳のヨルダン人。家具の交換を理由に大使館の居住棟に入った後、ドライバーで警備員を刺した。警備員が銃を発砲し、男は死亡。近くにいた医師のヨルダン人男性も撃たれて死亡した」うーん。これも正確ではありません。17歳のヨルダン人は「家具の交換を理由に」襲撃の目的で入ったのではなく、家具屋の息子であり彼自身も大工だったのですから、襲撃の意図なくイスラエル大使館に入ったと思われます。「近くにいた医師のヨルダン人」これは、イスラエル大使館の居住区の大家さんだった男性です。医師でもあったようですが、医師とだけ書かれると関連性が全く不明瞭。もう国内大手のどの新聞もアカン。イスラエル目線の報道ですからね。何でも「襲撃」とかに結び付けたい日本のメディア。話題集め? やめてよ~。私はイスラエル寄りでもヨルダン(パレスチナ人)寄りでもありませんし、どちらが悪いとか良いとかを論じるつもりは全くありません。ただ、メディアは正確な報道に徹するべきでは❓ 中東と関わり始めて10年…中東に関する不正確な情報には慣れっこになっていますが、日本のメディアはこの10年間進歩なし…という感じがします。 ↑今回銃によって亡くなった17歳のヨルダン人少年のお葬式の様子。さて、本当にヨルダンで起きたこと、今起こっていること…。報道規制とかで全ての情報は手に入りませんが、こんな感じです。興味のある方だけお読み下さいね。ちなみに私は現場にいたわけではありませんし、ここに書くすべての情報が正確だと言っているわけではありません。現時点で分かっていることをまとめています。7月23日に17歳のヨルダン人の大工である Muhammad という少年がイスラエル大使館の居住地区に入りました。家具の交換と設置のためです。この少年の父親はダウンタウンで家具屋を経営しています。さてその場に居合わせたのは、イスラエル大使館関係者の居住地区の大家であるヨルダン人男性。これもよくある話。家具の交換と設置の現場を大家さんが取り仕切る、というのはヨルダンでは珍しいことではありません。ここで、この Muhammad という少年がイスラエル人であるセキュリティガードをスクリュードライバーで刺そうとしたといわれています。でも目撃証人がほぼいませんので、真実は分かりません。ある新聞によると、実は家具の設置に関する単なる口論が生じたのではないかと。私もその説が有力だと思います。ヨルダンの17歳の若者…アラブたちはプライドが高いのでもともとからすぐにカッとなりますし、若者であればなおさら。理性より感情が先に立つのはアラブの特徴。ちょっとしたことでムッとし、カッと爆発するのはヨルダンでは日常の事。相手がイスラエル人だったから余計カッとしたというのはあるかもしれませんが、襲撃する意図はなかったと思います。ただしカッとなる相手が悪かった。銃を持っていたからです。このイスラエル人のセキュリティガードも若造ですし、イスラエル人のプライドの高さも相当なものだと思われます。ですから売り言葉に買い言葉、あるいはお互いのちょっとした態度で口論が発生したというのは十分(というか十分以上に)あり得ること。そして銃を持っていたイスラエル人が発砲します。若者に銃を持たせること自体、怖いことですよね。カッとなったらすぐに発砲しそう。しかもこのイスラエル人はライセンスなしに銃を所持していたということが分かっています。つまり、本当に銃の使い方を知っていたのかどうかも怪しい。居合わせた大家さんのヨルダン人は二人を止めに入って撃たれたという報道もありますが、いずれにしても全く関係がないのに撃たれて亡くなってしまった。非常に残念です。さていわゆる目撃証人は、当事者であるイスラエル人のセキュリティガードと、家具をトラックで持ち込んだヨルダン人ドライバー。でもこのドライバー男性の証言は公にされていません。彼は今、世間からも家族からも隔離されているのだとか。この発砲したイスラエル人は当日のうちにヨルダンを出国してイスラエルに帰ります。本当の名前も明らかにされていません。イスラエル寄りの報道では、彼の発砲は「正当防衛」となっています。真実は神と本人のみぞ知る…。死人に口なしですから。イスラエル大使館の職員たちもほぼすべてその日のうちにヨルダンを出ます。残っているのは大使と…誰だったけ? いずれにしてもイスラエル大使館はほぼ空っぽの状態。ヨルダン側はこのイスラエル人のセキュリティガードとイスラエル大使館の職員たちをイスラエルに帰らせることに合意したわけですが、その後すぐにイスラエルのアル・アクサー・モスクの金属探知機が撤去されています。ですから外交によって政治的な力が働いたのでは、と言われています。この発砲したイスラエル人がイスラエル国内に着いたときに、ネタニヤフ首相が彼をハグして歓迎し、ヒーロー扱いする様子が報道されまして、こうした対応に関してヨルダンのキング・アブドゥッラー国王は「Provoking(挑発的)」でパレスチナ人の感情を逆なですると非難・抗議(あるいは激怒)しています。もちろん、そもそもこのイスラエル人をヨルダン国外へ脱出させたこと自体、ヨルダンでは不満の嵐。発砲したイスラエル人を裁判にかけるべきだ! 公正を施行せよ! と叫び声が上がっています。ヨルダン側としては、この事件に関する調査がなされるまでは、イスラエル大使のヨルダン出国は許さないとしています。というわけで、イスラエル大使は現在ヨルダンで "籠の中の鳥" になっています。イスラエル側はこのイスラエル人から事情聴取し、真実を明らかにすると約束したようです。ま、どこまでが「真実」なのか…。現場に居合わせた人物で生きているのは、このイスラエル人とヨルダン人のドライバーだけ。しかもドライバーがどの程度現場を見ていたかは分かりません。ですからこのイスラエル人が「正当防衛」で乗り切ることも考えられますし、あるいは本当に「正当防衛」だったのかもしれません。もはや真実の追及は不可能です…。いずれにしても、ヨルダン側は「殺人」として法の施行を求めています。銃の不法所持もヨルダン側は指摘しています。「殺人」と「銃の不法所持」という容疑に関して、イスラエル側はどう対応するのか…今後のイスラエル側の対応に多くがかかっています。このイスラエル人をネタニヤフ首相がヒーロー扱いしてしまったこと、そしてその様子が公に報道されてしまった以上、イスラエル側は今更それを覆すことができるのか…若者同士の単なる口論…だったと私はにらんでいますが(というのは中東ではよくある光景ですので)、だとすると銃を発砲して2人も殺してしまったというのは、どう考えても銃を発砲したものが罪に問われるはずです。が、こうした至極簡単な常識は中東では通用しないでしょう。でもイスラエル側の対応によっては、パレスチナ人の怒りをさらに買い、問題がどんどん大きくなることも考えられます。さて、アル・アクサー・モスクに関連した出来事とほぼ同時期に起きてしまった今回のイスラエル人によるヨルダン人殺害事件。これに関しては、イスラエル・ヨルダン両政府とも予想外の出来事だったと思われます。タイミング悪く起きてしまったこの事件。もし時期が違えば、また反応も違ったかもしれません。ところで政治の世界は全てが虚栄の世界で、裏で何が起きているかは本人たちと神のみぞ知る世界。私たちは舞台で演じる役者たちを見ているようなものです。ですから、あーだこーだというのはあまり意味がない。次のシーンで、イスラエル側がこの「殺人」と「銃の不法所持」という罪に問われるイスラエル人に対して法的措置を取るのか取らないのか、取るとしたらどんなペナルティになるのか、それは怒りに狂っているパレスチナ人をある程度満足させるものとなるのか…もうすぐ明らかになると思います。ところで政治の世界に関心がないほとんどの人たちにとっては、ヨルダンとイスラエルの治安がご心配なことと思います。ヨルダン側ではデモはこれからも予想されます。なんせ理不尽な理由で尊いヨルダン人2人の命が奪われてしまったのですから、これは当然の動きと言えるでしょう。イスラエルに対する積もり積もった不満が爆発した形です。ただしデモはあくまでイスラエルに対するもので、観光客が巻き込まれたり観光に影響が及んだりするということはあり得ません。デモに関しては他の国と同じで、政府によって統制されたものになります。ただしイスラエルの対応によっては人々の怒りがさらに爆発することもないとは言えません。イスラエル側でもパレスチナ人の怒りは相当なものですから、ユダヤ人のガイドはパレスチナ自治区に入れないなど、以前と同じような状況が続くと思います。観光には影響はまずないはずですが、イスラエルではパレスチナ人とユダヤ人が目と鼻の先に入り乱れていますから、怒りのスイッチが入るとヨルダンよりは大変な状態になるでしょうね…。デモの現場を見られたら、すぐに離れていただくのが賢明かと思います。まぁいずれにしても好ましくない状況ですね。このパレスチナ問題、根が深くて…というか、解決されていませんので、事あるごとに爆発します。それが中東の姿なんですが。神様がパンパンと手をたたいて、「はい、これは私の土地。誰のものでもありません。ユダヤ人も立ち退き、パレスチナ人も立ち退きしてください。人種に関係なく平和を愛する人たちだけが住むことができます」と宣言されたら…、問題は解決しますよね。中東情勢に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.08.01
イスラエルでまたまたユダヤ人とパレスチナ系イスラエル人との間で問題が起きているそうな…。また不毛な争いを…。誰が一体得をするのかさっぱり分かりません。発端は、イスラエル国籍を持つパレスチナ人(アラブ)3名が自作の銃でイスラエル兵2人を銃殺したことから起きました。この3名のアラブは殺され、銃撃を受けたイスラエル兵2名を含めると結果的に5名が亡くなりました。これが起きたのが、アル・アクサー・モスクと呼ばれるモスクの敷地内で。このモスクは「神殿の丘」と呼ばれている場所にあり、金色のドームで有名ですね。ユダヤ人にとってもアラブにとっても神聖な場所とされています。ユダヤ人にとっては、かつて神殿が建てられていた場所ですから、聖なる場所です。このアル・アクサー・モスクには、金曜日のイスラム教の礼拝時に何千というイスラム教徒(つまりアラブ)たちが集まります。ここで銃撃戦があったので、このモスクは一時的に閉鎖され、その週の金曜日の礼拝は中止されました。そのことでもアラブからのかなりの反発があった上に、イスラエル側はこのモスクに入る入り口付近に金属探知機を取り付け始めましたので、アラブからの猛反発にあい、衝突が起き始めます。金属探知機というのは、空港とかに設置されているようなメタル製のもので、一人ずつこのメタル内を通る仕組みになっています。何かが反応するとピーピーと音を立てます。安全の確保のために取り付けた、と説明するイスラエル側ですが、アラブ側は納得せずに問題はどんどん大きくなり…ヨルダン側も外交によって介入し、最終的には数日後にこの金属探知機が取り外されました。イスラエル側としては、高性能のカメラを取り付けることで対応する構えです。アラブ側はこれに反発しています。金属探知機にせよカメラにせよ同じことや! という反発。でもね…個人的な意見を言わせてもらうと、ヨルダンでは空港のみならず、ホテルやモールの入り口にもこの金属探知機が取り付けられています。ここイスタンブールでも、モールに入るときや地下鉄にも金属探知機があります。ちょっと考えても分かると思いますが、中東では全く日常の光景。モールにすら金属探知機があるのに、モスクの入り口に取り付けられたことでここまで騒ぐのはどうしてでしょう…。日常的に見ているものなのになぁと思います。それから大体、もともとの事の発端は、アラブ3名がイスラエル兵を射殺したことから起きたことでは❓ なんでそもそも、こうしてわざわざ問題になることをしでかすのか理解に苦しみます。もちろんアラブ側にも言い分はあるでしょう。でも、絶対に報復されると分かっているのにわざわざこうした意味のない挑発行為をすることがそもそも不思議。以前に「オレンジジュースとマシンガン」というブログ記事を書きました。(https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200901070000/) 今回の件も端的に言えば、オレンジジュースを相手の顔に浴びせかけて挑発しているようなものでは? その後の事の進展は、ニュースで見ている通りです。もうね、不毛な争いはやめましょうよ、と言いたくなります。いつもいつも、何かあればゴチャゴチャとぶつかり合い…。前にも書きましたが、子供でも分かる単純明快な真理は「報復に報復を重ねても問題の解決にはならない」ということ。この問題もしばらくすれば落ち着くと思いますが…。双方もっと良いこと考えましょうよ‼ 人生をこんな報復だけに使ってても楽しくないでしょ、と言いたくなります。え? 単純すぎ? 事はそう単純ではない? フム…でも結局、争い合うだけで何十年経っても何も解決してないやん…と心でつぶやく私。中東情勢に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.07.27
いやぁ、今日は久しぶりに、嗚呼!アンタはアラブやなぁ…とつくづく感じる出来事がありました。それはイスティクラル通りの一角でのこと。イスタンブールのイスティクラル通りは、お店が左右に延々と立ち並ぶ目抜き通り。ツーリストもたくさん。多いのはアラブ圏やイランなどからのツーリスト。このご時世、日本人はここにまずいませんし、欧米人も少ない。それでも人でひしめき合っています。おおっ、いい写真を見つけました。どこかからお借りしました。現在のイスティクラル通りは、こんな感じかな。インターネットでの写真を見ると、さらにもっと賑わっていた時期もあったようです。今、非常事態宣言が出されているトルコでは観光客が激減しているようですから、賑わっているといってもかつての賑わいには程遠いのかも。さてこのイスティクラル通りの一角に、パレスチナ人経営のアラブのファーストフードのお店があります。扱っているものは、ファラフェルやシャウルマ、マクルーベなどヨルダンやシリア、レバノンではお馴染みの庶民向けアラブフードの数々。オーナーはパレスチナ人だということですが、たぶんヨルダン育ち。お店のスタッフはシリア人ばかり。いわゆる難民たちです。このお店、ファラフェルがとてもおいしくて、今まで食べたイスタンブールのアラブ料理店の中でもダントツ。新鮮だし、カリッとしつつ、油っぽくない。ファラフェルをご存じない方のために説明を簡単に付け加えますと、ファラフェルとはひよこ豆のコロッケ。またまたインターネットから拝借。アラブたちは、このファラフェルをサンドウィッチに入れて食べます。新鮮なファラフェルはサクサクっとしていますが、お店によっては、ファラフェルがベトッとしていることもあります。このパレスチナ人経営のお店はなかなか良いお味でお気に入りでした。でも今日このお店に行きましたら…お店は開けているもののリフォーム的なことをしています。ちょうどリフォームが終わって、後片付けをしているような段階。それはいいのですが、床の掃除をしているアラブ男性(シリア人)が明らかにキレている。なんで自分一人でこんなこと(つまり掃除)をしないといけなんだ! とぶつくさ文句をたれながらダラダラと動いています。そして床を履くためにテーブルや椅子を動かしているのですが、テーブルも椅子も鉄製のものなので、引きずるとすごい音が出る。畳4畳ほどの狭い店内にいるのに、すぐ隣でガチャン・ガタン・ドーン・ギーギーと私たちにお構いなしで物に当たりまくっている。私たちの会話ができないくらい。そして誰もこの男に注意すらしない。このお店はパレスチナ人経営と書きましたが、オーナーはいつも不在で息子とやらに店内を任せています。この息子とやらが、たぶんヨルダンでは大学生で、夏の間だけトルコに来て仕事をしているっぽい。ヨルダンによくいるプライドが高くて頭が悪そうな20代前半の学生で、親がちょっとお金を持っているもんだから何の努力もせずに、プライドだけが育ってしまった典型的なヨルダン若造。彼はシリア人のスタッフをいつも顎で使って、自分はボケっとレジ担当。お金だけはしっかり握っている。この一応責任者の若造は、この切れまくっている従業員に何の注意もせず、単に「早くやれ」と顎をしゃくっているだけ。そんな調子ですから、店内ではガタン・ギーととにかく騒音だけが。これには私がキレまして、「ちょっと!」とこの男に声を掛けました。「音を立てないで! お客がいるんだから。椅子を引きずらないで持ち上げたら、そんな音出ないでしょ。」これに対してこの男は「はぁ?この椅子2キロあるんやで。持ち上げろゆうんか?」と私へ文句を言ってくる。知りませんわー、そんなこと。 2キロだろうが5キロだろうが、音を立てないのがお客への配慮やろ~。こっちはお金払ってるんやから! 何なの、この男。アラブやなぁ、やっぱり。日本だったらそっこうクビ。なんでこんな奴が働いているのか。さらに責任者の若造は何をしている? もうね、アラブ流のビジネスは世界では通用しないんですが、ここトルコでも同じやり方。ここのお客はアラブばかりですから、アラブはこれからも来るでしょうけれど、私たちはもう来ませんね。アラブだけを相手にするつもりならいいんですが、もっとビジネスを拡大したいと思っているなら難しいでしょうね。実際、アラブ以外のお客を見たことがありません。一番問題は責任者。お会計の時にこのダラダラした若造へ「ちょっと今日の対応はひどすぎる」とクレームを入れると、むっとして黙りこくる。あ、これもアラブ流。謝れない。問題を指摘されたときに対応する能力がゼロ。怒るか逆ギレするかのどちらか。情けない~。料理担当のシリア人の従業員は「いやぁ、こんなにひどいのは本当に今日だけだから。約束する」と執り成すようにいってきます。そして、掃除をしていたシリア人男性も最後には「I am sorry」と言っていました。シリア人にはもともと謙虚な人が多いし、性格もマイルドで接しやすいのですが、このヨルダン人の若造は全く救いようがありません。20歳そこそこで人生経験もないのにプライドだけ高いのはねぇ。アラブ流、健在! ヨルダンを離れてこのアラブ流に接することはほとんどありませんが、イスタンブールにもアラブは多いですからね。シリア人はトルコに難民として入ってきているので、この国でどん底を経験してプライドなんてものはほぼ捨て去っている状況ですが、ヨルダン人とかレバノン人というのは、同じアラブであっても他人の不幸は対岸の火事。きっとこのレストランで働くシリア人たちも、低賃金で朝といわず夜といわず働かされているんだろうなぁ。というわけで、もうこのお店にはいきません。ファラフェルが食べたくなったら…家で作りましょう(笑)。オーナーの采配が悪いとこうしてお客を失い、リピーターを作れない。失敗を指摘されたときに素直に「ごめんなさい。今度は必ずご満足いただけるようにしますので、また来てくださいね!」と言えるようなら、お客は戻ってくると思います。やっぱりサービス業は「また来たい」と思わせないと…。職種は違いますが、旅行というサービス業に携わっているものとして、リピーター獲得がサービス業を成功させるカギかなと思っています。アラブ流(というか、ヨルダン流?)に久しぶりに接して、ヨルダンではこんなこと日常茶飯事やったな~と懐かしく❓思い出したのでした。トルコに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.07.18
以前に「謝れない女」という記事を書いたことがあります。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201409080000/ 今思うと懐かしい? あー、切れてますね~、このブログを書いた時。思い出す、思い出す。ヨルダンを離れて以降、こんなアラブに囲まれてアラブ社会にどっぷりつかる機会がなくなったので、このアラブの致命的な欠点を忘れかけていた。でも、忘れかけていた時に久しぶりに「謝れないアラブ」に出会う機会があり、あの怒りを思い出した! それはエジプトの旅行会社とのやり取りで。まず誤解のないようにお伝えしておきますと、このエジプトの旅行会社のサービスは超一流! 旅行会社のサービスをかなり厳しめの目で見る癖がついている私ですら、敬意を表したいほどサービスが良い。ですから自信をもって皆さまをエジプトにお迎えできます。また私と直接やり取りする担当者も素晴らしい人格の持ち主で、ガイドからもスタッフからもかなり慕われている。もちろん私もこの担当者の事をとても気に入っています。ただし、彼以外にも幾人かのスタッフが旅行会社には勤務しているわけで…。この担当者に代わって別のスタッフが返事を返すこともある。この「別のスタッフ」の対応が今回問題に! 日程の修正を頼むと、返されてきた見積額がかなり高くなっている。日程の変更といっても観光する日が入れ替わっただけで、移動手段にもホテルにも実質上何の違いもない。それなのになんでこんなに高くなっているの? さてはコヤツ、めちゃくちゃ吹っかけてきたんか? …と、普段の担当者とのやり取りではないために疑心暗鬼に。でも同じ旅行会社で、担当者によって見積額がこんなに変わることってあり得る? それで、「自分としてはどうも納得できない値段なので、追加の値段は何に使われるのか説明してくださいな」という丁寧なメールを送りました。すると返ってきた返事は「We would like to clarify that」で始まり、当初の見積もりは4星ホテルだったが、今回は5星ホテルで見積もりを出したこと、でももし4星ホテルのままがいいのならもちろんそうできますよ、などという何とも高飛車な答え。しかし、見積もりの「含まれるもの」の項目には、しっかりと4星ホテルの名前が。5星ホテルの名前なんてどこにも見当たりません。つまるところ、コヤツが単に間違えただけやん! 間違えたことが明らかなのに、謝罪の1つもない。これは「clarification (説明)」っていうより「apology (謝罪)」とすべきことですよ。「間違えて5星ホテルで値段を出してしまいました。すみません」と何故シンプルに言えない? 間違えたくせに、この高飛車なトーンは一体何なの? …と久しぶりにムラムラと怒りが湧いてきました。といいますかね、こういう態度は将来的に絶対問題になる。どんな旅行会社も完ぺきではありませんから、必ず間違いをする。ミスでお客様にご迷惑をおかけした時に、謝罪ができないなら、問題をさらに複雑にしかねない。例えば、ツインのホテルの部屋を希望されていた時にダブルになっているなんてことは中東ではけっこう頻繁に起きる。これはホテル側の落ち度であることがほとんどなのですが…。いずれにしても、お客様からのクレームが出た時に「いや、私のせいじゃないんで」と速攻言い放つようなアラブの典型的対応はお客様の怒りをさらに買う。たとえ自分たちの落ち度じゃないにしても、お客様にご迷惑をおかけしたことに対してまず「ごめんなさい」ということで、問題をそれ以上大きくしないで済むことがほとんど。それなのに、「いや、私の落ち度じゃないんで」と言い放つことで、お客様の怒りを増長し、挙句の果てにはご宿泊費を全額お返しするなどの対応が必要になることも。つまり最初の「ごめんなさい」があるかないかで、すべては変わってくる。この点がアラブには分からないんでしょうねぇ。コヤツにはビシッと伝えとかねば…。そんなわけで、とても丁寧な、でもかなり厳しいメールを入れておきました。「どこをどう見てもこの見積もりはミスですよね? ミスをしたときにはまず ”ごめんなさい” というべきではないか? 私としては長々とした言い訳や自己防衛の説明には関心がないし、それに付き合う時間もない。謝罪ができない場合は最悪クライアントを失うことにもつながりかねないんですよ。私としてはこのビジネスポリシーで仕事をしているので、それに同意できる旅行会社とのみ取引を希望する」というような内容です。結果は…コヤツからの返事はなし。当たり前。アラブにとっては大打撃でしょう。謝れないんですから。でも私と普段やり取りしている担当者から代わりに返事が。「THANKS FOR YOUR MESSAGE ,WE ARE SORRY AND SURE FOR THE FUTURE WE WILL TAKE CARE (ありがとうございます。スミマセンでした。これからは気を付けます)」さすが! アラブでもきちんと理解し、謝罪できる人もいる。数は非常に少ないが。こういう賢い人材がいる旅行会社は必ず伸びる。だってアラブとはいえ、世界と取引しているわけですから、アラブ流はほとんど通用しない。アラブの文化に「謝罪」という概念がなくても、学んでいかないと。こうして、賢い旅行会社は生き残り、アラブ流をあくまで貫く旅行会社は自然淘汰されていく。以前はアラブ流でもコネで生き残れたかもしれませんが、アラブ世界に吹き荒れるこの大不況でコネはもはや意味を持たない。長――い間君臨してきた「アラブ流」もこうして時代と共に変わっていく必要があるのです。アラブ世界に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.05.29
IS と関連のあるテロ攻撃がドイツのベルリンとヨルダンのカラックで起きてから数日が経ちます。ベルリンでは、犯人はまだ逃走中…。武器で武装していて極めて危険、といわれています。ドイツでは犯人逮捕のために最高で 1 千万以上の懸賞金がかけられています。1 千万…すごい金額ですね。いずれにしても、この男性が犯人であったことはほぼ確定しているようで、ドイツ警察としては何が何でも捕まえないといけない! という状況です。犯人の顔はどこにでもいるアラブの顔で、ひげでも生やそうものなら全く判別がつかなそう…ただし 178 センチと、アラブにしては背が高い。一般的なアラブ男性の中には背の低い人も多く、178 センチあるアラブは少し目立つかもしれません。彼をかくまっているアラブがいるはずで、彼自体は表立って外を歩くことはしないかもしれませんが…ほとぼりが冷めるまで息をひそめているか、それとも追い詰められてやぶれかぶれになって過激な行動に出るか…どっちになるのか先が読めません。ヨルダンの方はといえば、観光のハイシーズンに突入していまして…カラックで事件が起きたものの、もう今さらキャンセルはできないし。。。という状況の方も多いかもしれません。私のお客様もヨルダン入りをされています。現在のヨルダンの状況は落ち着いています。ただし警察のチェックがいつもより多いようで、普段ならビュンビュンと走れる道路も、かなりの頻度で警察に止められて、身分証明書等の提示が必要になっているようです。ちなみにヨルダンでの警察のチェックが厳しくなることに関しては…、いい面もあります。ヨルダンで違法に「旅行代理店」を名乗っている違法操業者を封じ込める良い機会にもなります。まぁ、こうした違法操業者に関しては、もともと仕事がないために違法なことに手出しするのですが…。そんなこんなでヨルダンの観光は通常通り行なっていただけます。先ほどドライバーと話したところでは、「警察のチェックポイントが増えている」という報告でした。また、カラック城は引き続きクローズされたまま。このまま状況が落ち着くことを願っています。そしてベルリンでは、ドイツ市民の不安がかなり増幅していると思われますので、一日も早く犯人が捕まるように願っています。一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2016.12.23
いやぁ、2016 年の終わりを目前にこんな嫌なニュースが流れるなんて…。12月18日に起きたヨルダンのカラック襲撃では 10 名が亡くなり、34 名が負傷したということです。12月19日に起きたドイツはベルリンでのクリスマスマーケット襲撃事件では 12 名が亡くなり 48 名が負傷したということ。どちらも IS が犯行声明を出しました。 ↑ ヨルダンで今回殉職された警察官のお葬式の様子。アルジャジーラからお借りしました。ヨルダンに関していえば、市民を巻き込む今回のような事件は10年以来の事。2006年にローマ円形競技場で発砲事件が起きたようですが、その後はセキュリティも強化されて市民やツーリストを巻き込むような事件は起きていませんでした。ですから今回のような事件は、ヨルダンに手痛い打撃となります。ヨルダンでは12月20日にもカラック近郊の町 Wesya で銃撃戦が起きていますが、これは今回の襲撃と関係がある人物のアジトを警察が差し押さえるために起きたもので、市民やツーリストを巻き込んではいません。ドイツに関しては…難民を積極的に受け入れてきたメルケル首相への非難がまた高まりそうです…。この事件ではチュニジア人の難民が犯人なのではないかといわれています。犯人は現在も逃走中。でも警察としてはたくさんの証拠があるので、犯人を追い詰めることは容易だという見解。どの国にも IS の理念に賛同する「ならず者」たちが存在します。ドイツに関していえば、内戦が起きているシリアやイラクだけではなく、エジプトやチュニジアなど直接には内戦が起きていない国々やセルビア、アルバニア、アフリカの各地などありとあらゆる国々から人々が押し寄せています。どの人が本当に「難民」として受け入れるのに値するのか…見極めるのは至難の業。ですから難民申請を出してから実際に受理されるまでかなりの時間がかかります。その間、難民キャンプに住むことを余儀なくされる難民の中には、ドイツ社会に溶け込めず、不満だけを募らせる難民がいるのも事実。こうした不満の塊のような難民が過激化するというのは十分あり得ることです。それに実は過激化するのは難民だけではない。ドイツ人の中にも過激化して IS の戦闘員になる者もいるし、事実、ヨーロッパ各地から IS の戦闘員としてシリア入りしている若者たちの数は何千人にも上るといわれています。ヨルダンに関しては国自体がリッチではないし、経済困難にあえいでいる。夢も希望もない若者たちが IS の理念に賛同する土壌が残念ながらすでに出来上がっています。IS の思想が国境を越え、海を越えて世界各地に撒かれている。IS 戦闘員には間違った宗教的信条に基づいた根っからの過激主義者もいるはずですが、ほとんどの場合、社会に失望した目的も目標もない若者たちが餌食になっていると思います。社会はそれに代わるものを提供できていない。インターネットを通して IS と連絡を取り合うことも、今の時代にはあっけなくできてしまう。以上のことを踏まえると、残念ながら、現実的に言って今回のような事件は今後も増え続けると思います。こんなことを書くと、日本の内向き志向がさらに強まりそうですが…。日本にさえいれば安心、日本から出なければ安心という信仰。私はこの点には甚だ疑問を感じますが、いずれにしても住みにくい世の中になったことは事実。犠牲者のご家族に心からの哀悼の意を表明したいと思います。一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2016.12.21
ドイツにシリア難民が大量に押し寄せてきて1年半ほど経ちます。この先、以前のように大量に流入してくるということはないかと思いますが、現時点でドイツにはシリア難民以外にも、イラクはもとより、アルバニア、エリトリア、ソマリア、ナイジェリア、シエラレオネなどなど…からたくさんの難民が入ってきています。難民申請をしている人たちに対しては、聞き取りや彼らが持ってきた証明書などを通して 1件1件の身元が調査され、ドイツでの滞在が許可されるかされないかが審査されます。シリア難民はほとんどが合法的な滞在を許可され、とりあえず3年間有効なビザが発行されます。ドイツ入りしてから滞在許可がもらえるまでの期間は人によって様々ですが、一般的なシリア難民の場合は1年ほど待ちます。もちろん3か月とか半年で支給される人もいる。反対に1年半ほど待つ人もいる。この差がなぜ生じるのかはよく分かりません。それに対して、紛争地域から来ていないアルバニアなどの人たちは、自国へ帰される可能性の方が高い。彼らがドイツに入ってきているのは、より良い仕事を求めて…など経済的な理由がほとんどだからです。ドイツ中どこでもシリア人を見かけるようになりました。その数、100万ともいわれていますから…。目下の問題は、住宅不足。ドイツ人ですら家を見つけるのが大変なのですから、シリア難民たちがアパートを見つけるのは至難の業。滞在許可証を支給されたシリア人たちの次なるステップは、難民キャンプを出て、自分たち家族だけで住める家を見つけること。でもアパートがありません。まず数が絶対的に足りない。それから、空きがあったとしてもシリア難民に貸すことを渋る大家がほとんど。お金がネックなのではありません。シリア難民たちの生活費はすべて政府持ち。アパート代ももちろん政府が出します。でも、何らかの問題が起きた場合に、この政府からの支給はあっという間に打ち切られます。そうなると、アパートを貸している大家には一銭も入らなくなる。一銭も入らないのに、いったん入居したシリア難民を追い出すことはなかなかできません。そんなわけで、進んでシリア難民に家を貸したいというドイツ人はいません。厳しい現状に、シリア難民たちのストレスはたまる一方。頑張って新しい生活を始めたいのに、彼らの前には大きな壁が幾つもそびえ立ちます。彼らが地域になじみ、語学を習得していくためには、ドイツ人の助けが必要ですが、シリア難民への支援は、一部の博愛主義的なドイツ人にかなりの程度依存しています。すべてのドイツ人がシリア難民を歓んで迎えるわけではない。むしろほとんどのドイツ人はシリア難民を不安げに遠巻きに眺めています。できれば関わりたくない、というのが本音。そんな中で、積極的に助けの手を差し伸べるドイツ人もいます。彼らは無給 (つまりボランティア) で難民キャンプを訪ねたり、語学を教えたりしています。そんな博愛の精神に満ちたドイツ人にたまたま巡り合えたシリア難民はラッキー。いろいろな助けを得て、なんとか家を見つけ、ドイツになじんでいきます。でもたまたま身近にそうした博愛主義的なドイツ人がいないシリア難民たちも多くいます。実際、援助の手が差し伸べられるかどうかは、シリア難民が送られる地域によって大きな開きがあります。ド田舎に送られるシリア難民の場合、周りには羊と牛しかいない…。人間の数より動物の数の方が多い、というケースもあります。周りは牧場で、近くにいるドイツ人といえばヨボヨボの老夫婦が2組だけ…なんていうド田舎もあります。そんな彼らは、ドイツの社会にどうやって馴染めと? なじめるわけがありません。語学を学んでも、動物しかいないなら話す相手がいないわけですし、家を探そうにもコネもツテも一切ないので、動きようがありません。 そんなわけで、運命の分かれ道は最初にどの地域に送られるか。これはシリア難民には選択の余地がないことです。そして、送られた先で、どれほどのドイツ人が積極的に彼らに関わってくれるか…。これも彼らの命運を大きく分けます。そんなわけで最初は希望に満ちていたシリア難民の中には、意気消沈してしまうものもあり、精神的なダメージをかなり受けるものあり、やる気を一切なくしてしまうものあり…。また、ドイツでは公正な扱いを期待してきたのに、結局ここでも不公正の被害者になるのか! という怒りを感じるものあり。博愛の精神に満ちた一部のドイツ人たちは本当に素晴らしいと思います。でも、シリア難民の支援が系統立てて行われておらず、こうしたボランティアの存在だけに依存しているとなると…シリア難民の立場からすると、「ちょっとそれはないでしょ~」。だって自分たちの努力ではどうにもならないのですから…。不満を感じるシリア難民がいてもおかしくない。むしろ当然の反応だと思います。そんなわけで、この先も山あり谷ありのシリア難民たち。温かく迎えられる人もいれば、全く放っておかれる人もいる。運も実力のうち…なんていう言葉もありますが…いろいろなシリア難民の窮状を見ていると、偏りが見られることは歴然としていて悲しくなります。それでもたくましく生きていくしかない。ドイツに来てしまったのですから。頑張って、この辛い時期を乗り越えてもらいたいものです。一日一回応援よろしく! です。シリア難民に関心のある方もそうでない方もポチッ、してくだされば嬉しいです~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/もと
2016.08.27
な、なんと…! ヨルダン史上初のメダル、しかも金メダル獲得のニュースが流れております。テコンドーの選手、Ahmad Abu Ghaush (20歳) がロシアを下し、金メダルに輝きました! 下の写真は、Jordan Times よりお借りしております。晴れ晴れとしたいい顔してますね~。おめでとうございます!これまでの大会では目立った活躍をしていなかった選手らしいですが、突然世界の舞台に躍り出て世界チャンピオンを下し、勝ち進んでゴールドメダルとなりました。ヨルダンの、いえ、アラブ世界の歴史を作った! などと報道されています。彼のファイナルのビデオを見ましたが、なんだかヨルダンのアナウンサー2人の中継が面白かった…。トーンは控えめでしたが、「あんたが最高なんだ、頑張れ、ハビービ(愛しい)、Ahmad Abu Ghaush!」などのセリフがいかにもヨルダンっぽくて懐かしかったです。私自身は、テコンドーのルールなどさっぱり分からないのですが…。でもかなりのトレーニングが必要なんでしょうね~。何はともあれ、まずはおめでとうございます!! 今後の活躍も期待したいですね。一日一回応援よろしく! です。↓テコンドーに関心のある方もそうでない方もポチッ、してくだされば嬉しいです~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan "月の砂漠ツアー"」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.08.20
オマーンに来たら、とあるエキゾチックな香りにあちこちで出会います。フランキンセンス(乳香)です。先回のブログで、オマーンでは蚊の退治には乳香が焚かれると書きましたが、実は乳香はオマーンを代表する香り。蚊の退治のため…というよりも、乳香を焚くことには、”虫よけ” という別の有用な効用もある…といった方が良いでしょう。「乳香」と聞いてもピンとこない方もおられるかもしれませんが、「フランキンセンス」と聞くと、どっかで聞いたことがある、と思われる方も多いかもしれません。アロマセラピーなどで使われるエッセンシャルオイルの一つにフランキンセンスがありますもんね。「乳香」=「フランキンセンス」です。ちなみにフランキンセンスという名前はフランス語で、「真正なる薫香」という意味があるそうな。良いネーミングですね。さてオマーンでは、フランキンセンスのオイルを使うのではなく、直接焚きます。ホテルでも街角でも、こんな風にしてフランキンセンスが焚かれています(↓)。フランキンセンスの香りは…エキゾチックで、ちょっぴりほろ苦甘い感じ(なんのこっちゃ…)。そしてスパイシーで気品あふれる香り。苦手な方もおられるかもしれませんが、はまると慕い求めてしまう香り。国を離れたオマーン人などにとっては、この香りがたまらなく恋しい故郷の香りなんでしょうね~。ステキ で、このフランキンセンスですが、その独特の気品ある香りに加えて効能もかなり魅力的なようです。インターネットではいろいろ取り上げられていますが、ざっと挙げますと…アンチエイジング効果が優れている、吸器系の不調改善に役立つ、不安や心の乱れを落ち着かせる効果がある、ガンに効く! などなど。心にも体にもよい影響があることで知られています。万能のフランキンセンス。オマーンでは南部のサラーラという地域でこの乳香の原料となる木々が自生しています。「乳香の土地」という名前で世界遺産にも登録されているのだそうです。私は今回はサラーラには足を延ばせませんでしたが、絶対に次回は行きたいところ。そう、乳香(フランキンセンス)というのは、実は木から採られる樹液を固めたもの。樹脂そのものは半透明の黄褐色をしていますが、時間がたつ間に表面が白く粉が吹いたようになることから、「乳香」と呼ばれるようになったという説もあるようです。私自身は、乳香とかフランキンセンスという名前は知っていても、実際にそれを見たことがありませんでした。オマーンで初めて現物を見た! ↓ コロコロした飴? みたいにも見えます。今回乳香を買ったお店では、「乳香は食べてもいいんだよ」といわれました。それで食べてみると…うーーん、美味しいとは言い難いけど、ほろ苦いような甘いような…香りと同じでエキゾチックな味がしました。でもこれが癌に効くなら…毎日1かけら食べてもいいかもね。それにアンチエイジングでお肌につけるんだったら、食べた方が早いかも~。本当のところ、どうなんでしょう!?後日談ですが、乳香の樹脂にもピンキリがあって、上の写真のように茶色がかっているのはそれほど上等ではない樹脂のようです。不純物が混入しているためだそうです。なのでこうした茶色の樹脂は焚くほう専門。値段の高い樹脂は大理石のような白色をしていてほとんど不純物が入っていません。で、私も乳香を一袋どっさりと買いまして、乳香を焚くための素焼き? の入れ物ももちろん買いまして…意気揚々と帰国いたしました。 しかし、この素焼きの入れ物…開けることができず、力を入れたら割れたっ (゚д゚)! ナ、ナヌ? その割れた後がこちら…↓割れても使えますけどね(笑)。乳香を焚きやすくなりましたわ。素焼きポットの中で、乳香が熱されている様子が分かりますか? ちなみに乳香の下にあるのは、小さな炭です。この炭をおこして熱くしてから、乳香を上に数個置きます。乳香って香りはすっごくいいのですが、煙がすごいんです。オマーンではそんなにモクモク煙が立っているようには見えませんでしたが、広いスペースだったからでしょうかね。家で乳香を焚くと、部屋中が煙だらけになります。なので、空気清浄機が「pm 2.5」と間違える。そんなわけで私は玄関で乳香を焚いて、玄関先から部屋に乳香の香りが漂い入ってくるようにしています。そんな芳(かぐわ)しい気品ある香り…。フランキンセンスとはこれからも長いお付き合いになりそうです。皆様もこの万能の乳香に出会われたら、その気品あふれる香りをご堪能くださいね~。一日一回応援よろしく! です。↓読んで下さったらポチッ、で応援してくださいね~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。中東の事を皆様にもっと知っていただきたいので、ぜひぜひ応援お願いします。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.06.15
GWが明けましたね~。今日からお仕事という方も多いはずです。長期のお休みの後の出勤…あー行きたくない! と思っておられる方も多いはず。しかも日本は雨ですし。いやいや、皆さま、ひと踏ん張りしてくださいね。さて、私の方は…明日からが本当のゴールデンウィーク?? といったところです。ヨルダンにお迎えしていたお客様のすべてが昨日でお帰りになられまして…ホッとしたところで、今度は私の番です。12日間ほど仕事を兼ねた旅行に出てまいります。どの国に行くかは…今は内緒。ヨーロッパ方面?? はたまたアメリカ大陸?? 旅の道中でお知らせいたします。お楽しみに~。←楽しみにしているのは私だけかもしれませんが(笑)さて、4月のお客様からフィードバックも届き始めました。今回ダーナのトレッキングに挑戦されたお客様からのコメントの一部を抜粋です。なんとこのお客様にお手配していたトレッキングガイドがしょっぱなから遅れた…という事件がありまして。あんだけ口を酸っぱくして「遅れるな!」と念押ししてたのに、この有様です。ガイドが来ないと聞いた時は血の引く思いがしましたが、旅慣れたお客様で助けられました。 トレッキングのガイドとドライバーも、1日目の朝に1時間ほど遅刻しましたが、その分を死に物狂いで名誉挽回しようと頑張ってくれたので、私としては逆によかったです。ヨルダンの人は、自分に甘いようですが、人にも甘いようなので、凄くよかったです。仕事に真面目なのもよかったです。この自分に甘いという点で、時々トラブルとなりましたが、人にも甘く、仕事に真面目なので、結局は丸く収まりました。私にとっては不思議な人たちでした。 な、なんとヨルダン人の本質を突いたご観察‼ 短い間でこんな風にヨルダン人を的確に描写できる方も珍しいかもしれません。そうなんです。「自分に甘く、他人にも甘く」というのはヨルダン人の特徴ですね~。もちろんすべてではありません。「自分にだけ甘く、他人にはむちゃくちゃ不合理」という selfish (自己チュー) なアラブも中にはいます。でも私の友達は、ほとんどが「自分に甘く、他人にも甘く」というアラブですね。自己チューアラブとは付き合いませんので。そんなわけで良いガイドに出会っていただけてヨカッタです。…って、初日に遅れたことで「良いガイド」とはもはやみなされないかもしれませんがね。このお客様が寛容な方で本当に良かったです。そして例の鈍臭いドライバー Jihad のように、このガイドも人格のよさゆえに汚名撤回したパターンですね。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201605010000/ このアラブ世界で仕事をしていますと、ま、いろいろあるけど終わりよければ全て良しかな…と思ってしまう。あ、自分に甘くなってますね(笑)。さてそんなGW明けの今日ですが、私は明日からの旅行の準備ができておらず…。多分明日ギリギリになって必死になるんでしょうね…。今日も野暮用がたくさん入っていますので、ブログを書いている時ではないのですが。では皆様、良い一日をお過ごしくださいませ。一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.05.09
ロイターの動画に、こんな衝撃的なものがありました。「パニック状態に陥る IS 戦闘員、銃撃戦の混乱をカメラが捉える」というものです。クルド人兵士との銃撃戦の様子ですが、交戦している IS 戦闘員のヘルメットにカメラが取り付けられていたようです。でもこの IS 戦闘員はこの銃撃戦で死亡、翌日にこのカメラはクルド兵によって回収されました。IS が流布しているプロパガンダ的なビデオとは全く異なり、IS の戦闘員は大混乱状態で取り乱していますし、ほとんど訓練もされていないで戦闘に送り込まれている様子。そして案の定、多分このビデオに写っている戦闘員はすべて死亡…。以下がロイターの URL です。動画は張り付けられませんでした~。時間のある方はアクセスしてみてくださいね。http://reut.rs/1Nhb5caしかしビデオを見て思うのは、まぁ、想像通りの展開かな…ということです。IS は私たちが思っている以上に、かなり追い詰められているかもしれません。でも前にも書いたように、IS を倒せばすべて終わり、というわけではない。これは「思想との闘い」だからです。IS が壊滅しても、その意志を引き継ぐ次なるグループが現れることは確実です。こうして、イタチごっこのような状況がこれからも続いていくのでしょう。もちろんシリアやイラクがかなりの程度の平和を維持していた、かつてのように強い国家に戻ることはないでしょう…。それにしても、アラブ世界は見栄の文化。アラブは見栄っ張り。アラブ世界で日常的に見聞きするのは、もうどうしようもないところまで追い詰められているのに、他の人に助けを求めることができないし、自分の非を認めて謝ることもできないアラブの姿。アラブ世界は虚構の世界。プライドが高いのはあかんね。もう少し謙虚になれば情けをかける余地もあるものを…といつも思います。IS が陥っている状況も同じですね。どうしようもなく追い詰められていることを知っているので、やぶれかぶれといった感があります。琵琶法師も言っていた…。「おごれる者も久しからず ただ春の夜の夢のごとし」。IS はそれを地で行っているような気がします。誇りに任せて突き進み、ついには自滅するというパターン。春真っ盛りの5月に、そ~んな言葉をつらつらと思い返す日々。一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.05.02
ずーっとずーっと間にアップしたブログ記事の中で「アラブ男性は嫉妬深い?」という点について書いたことがあります。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200812300000/ 2008年の頃でしたね~。その頃はまだ中東初心者。その記事では、アラブ男性と言ってもひとくくりにできませんので ”どちらかといえば嫉妬深い、といっておきましょう”と書きました。アラブ世界の甘いも酸いも知った 8 年後の今…はっきり言えます。アラブ世界では男性女性を問わず、そしてどんな人間関係でも「嫉妬」は付き物。しかも ”可愛い嫉妬” ではなく、キョーレツな嫉妬…自分に迷惑がかからない範囲ならいいですが、巻き込まれるとヒジョーに厄介です。男性が女性に、女性が男性に嫉妬する、という恋愛がらみの話ならどの世界でもあり得ること。でも、アラブ社会では恋愛などに関係なく、男性が男性に・女性が女性に嫉妬するのも日常茶飯事。アラブ社会では、ビジネスの世界での嫉妬もかなり多い。これはアラブ世界で仕事を始めて身を持って体験したことです。自分では努力したくないが、誰かが成功しているのは許せない。だったら叩きつぶそう、という短絡的な考え方です。自分には独創性はないが、相手の独創性は自分のものにしたい、だったら盗んでしまおう、という感覚。それに対して「恥ずかしい」という感覚はありません。常に自分が中心です。こうした意識がまかり通っていますし、堂々とやってのけます。そこには理論も理性のかけらもありません。一言で言えば、日本人とはモラルの感覚が全然違う。そしてコネ社会の中東では、どんな汚い手法でも許されるという現実もあります。社会全体の構造がそうなっているから仕方ありませんね。でもこうした自己チューな足の引っ張り合いは、社会の発展には害となるでしょうね。もちろんそんな中でも、まっとうな生き方を貫くアラブもいます。でもとことん汚いヨルダン人もいる。嫉妬は理性を失わせます。もともとが理性的というより感情的な国民であるアラブ…それが嫉妬に狂うと…手が付けられません。関わらないに限ります。大変なのが、こちらが望んでいないのに嫉妬深いアラブに執拗に追いかけられるという場合。アラブ社会で起きる数々のハプニングについては、たくさん観察(∔実体験!!)してきました。これだけで1冊の本が書けそう! かなりしつこいアラブ男性…ビジネスの世界でのこうした低レベルの足の引っ張り合いは、ヨルダンでは日常茶飯事です。多分すごく大勢のヨルダン人がビジネスの世界で裏切り、裏切られ…を繰り返していることでしょう。だから私はアラブの人となりをしっかり観察して、危険信号を少しでも感じた人とは付き合わないようにしています。アラブ社会で学んだこと…それは「シビアに相手の人間性を観察すること」―これに尽きますかね。ま、アラブの場合、その人の人となりというのは案外早く露呈しますので、それほど難しいことではないのですが。ただし問題は、嫉妬深い人に執拗に、そして一方的に追いかけられ、宣戦布告されるケース…。これはアラブ社会ではよくある話 (しかも、ヒジョーに一方的な宣戦布告が多い。自分は相手の存在すら知らないことも多々ある)。そして、一方的な宣戦布告の後には、低レベルな嫌がらせのオンパレード。執拗な違法転載、嫌がらせの電話やメール、文書の偽造などなど…。枚挙にいとまがありません。何でもあり。とことん姑息です!ヨルダンにはJICA (政府国際支援) などで入っている日本人が結構いますが、中東ではこうしたボランティア的な仕事が一番安楽かもしれません。ボランティアを相手に戦いを挑んでくるアラブはいませんからね。そんな深遠な (?? 笑) アラブ世界。いったん足を踏み入れれば、そこはラビリンス(迷宮)ですよ~。これを読んで、アラブってコワーイと思われた方、いえいえ、本当に人格者のアラブもたくさんいます。アラブ世界で「人格者」というのは、日本で俗にいう単なる「いい人」ではありません。まさにスバラシイ人格の持ち主、畏敬の念さえ感じてしまうほどの人格者なのです。ですから、とことん汚いアラブがいる反面、こうしたとことん素晴らしい人格者であるアラブがいるおかげで、中東での生活はやっぱりスバラシイものとなるわけです。一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.03.24
ブログをおさぼりしておりました。3月の寒の戻り。皆様、お元気にお過ごしでしょうか? まだ3月ではありますが、旅行業界では GW のお客様のアレンジで忙しいのがこの時期。GWのヨルダン旅行のお申し込みは1月2月から始まっています。そんな中、昨日のニュースではトルコの首都アンカラ中心部で車が爆発し、多数の死傷者が出ているということ…。自爆テロということです。もうこんな風に自爆して、一体何の意味があるのでしょうね。初めて聞いた時は衝撃的だった(…であろう)「自爆テロ」なんて言葉も、今ではすっかり定着した感があり、聞いても驚かなくなったのも恐いことです。私個人としては今、家族を介護するという予想もしなかった出来事に遭遇しているのですが、病院などでは何とかして一人でも生かす努力がなされている反面、世界ではこうした自爆テロで尊い人命がモノのように扱われあっけなく奪われているという現実もあり…矛盾していますよね~。そんなことを考えている昨今、ロイターで難民の子供たちを特集した写真集が掲載されていました。 ↑ これはドイツのオーバーハウゼンにいる難民の子供たち。子供たちの笑顔には癒されますね。こうした子供たちの笑顔を見ていると、自爆テロをしたり、イスラム国が戦闘員になるために子供たちを訓練したりしているのが本当に情けない…。どの子供たちも無邪気に少年時代を過ごす権利があるのに…。さてそんな世の中ですが、ヨルダンの治安に関していうなら現在も良好です。この3月にヨルダン旅行をされたホヤホヤのお客様からは、次のようなフィードバックをいただきました。”渡航前は少し不安な面もありましたが、行ってみるとヨルダンの人はみなフレンドリーで、報道で見聞きしている「中東情勢」とはまた違ったものだなという状況であることは即座に理解できました。「中東」ということばで一括りにせず、各国の事情や状況をしっかり自分で再確認できたことはとてもよかったと思っています”。これはとても有難いお言葉ですね。こうしたバランスの取れた見方をしてくださる方々が今後も増えることを願っています。本格的な春はもうすぐ! 皆様も体調に気を付けてお過ごしくださいね。一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。「当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.03.14
ロイターの記事に「4人に1人が糖尿病のサウジ、原油安が医療予算を直撃」という記事が載っていました。わたしみたいな凡人には、原油安と医療予算との関係がちょっとよく分かりませんが…ただ、私が注目したのは「4人に1人が糖尿病」というところです! この記事には次のようなくだりがあります。”原油はサウジを裕福にしたが、同時にせわしなく立ち働かなくても済む生活スタイルをもたらし、それが経済を損なうという皮肉な状況だ。かつては「金持ちの病気」として知られた糖尿病は、サウジ政府の見方では全人口の24%に相当する690万人余りの国民を苦しめている。同国では成人の3人に1人は肥満であるため、治療はより難しく、より高価になってしまう”。ほうほう!!でもこれって、サウジだけの問題ではありません。実はヨルダンも同じように肥満や糖尿病患者が多い。ヨルダンは決して「金持ち」の国ではありません。むしろ中東の国々の中では貧しい。資源も資金も産業もない。でも糖尿病患者で溢れています。4人に1人? それこそ、中高年では、もうほぼ100%の確率で糖尿病だと思います。100%が大袈裟だったら、99%。だって私のヨルダン・レバノン生活で、男性・女性を問わず、糖尿病じゃないっていう中高年のアラブはいなかったですよ。みんな糖尿病と高血圧は持っている。これ、ヨルダンでは当たり前のこと。これはひとえに、ラマダンなどの ”断食月” にドカ食いする習慣や、それだけではなく普段からの早食い・ドカ食いに加えて、砂糖と塩の取り過ぎ、運動不足…などなど、もう要因となる事柄は挙げ始めればきりがありません。アラブは総じて食べることが趣味。食に関しては保守的で「アラブ料理が世界で一番おいしい」と言ってはばかりませんが、ともかく食べる食べる。健康食ブーム…というよりはステータス・ブームで、富裕層のアラブは日本食も食べます。お寿司のレストランはヨルダンでも人気。でも…ね、お寿司食べてるっていうより醤油食べてるやろ! みたいに食べるアラブが多い。お寿司のシャリは醤油に浸されて真っ黒で、口に運ぶ時には醤油がボトボト垂れてるやん! …こんなんでは、「健康食」とはとても言えず…嗚呼!しかも彼らの調理するアラブ料理には、お塩が片手一杯分(❓)惜しげもなく放り込まれます。「ひとつまみ」なんてもんじゃありません。ドサッ! と放り込まれる。これを見た時は、ぞっとしました。こ、これを私は今から食べるのね…私の何日分の塩を摂取するんやろ? というような恐怖。 そしてシャイ(紅茶)のカップには、ティースプーン3杯、4杯? くらいの砂糖が、これまた惜しげもなく放り込まれます。Oh, dear!ま、そんなわけで、糖尿病は「お金持ち」のサウジだけの問題ではありません。ヨルダンでもシリアでもレバノンでも同じ。アラブには節制するという習慣がありませんからね…。それにしてもサウジ、これから国として経済的にも苦しくなりそうで、国民の生活も圧迫され始めているようですし…対イスラム国なんて言っていますが、これから自国の平和と秩序が守れるのか? 不安なところであります。 一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。「当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.02.03
ロイターの記事に「厳冬のバルカンを歩む、難民の苦難」という記事が載せられていました。難民たちのルートになっているのは、バルカン諸国の中でもマケドニア、セルビア、クロアチアなど。日本でもついに寒波到来ですが、バルカン諸国も同様で、今後、セルビアのプレセボではマイナス20度に、マケドニアに近いギリシャの国境付近ではマイナス13度にまで気温が低下するといわれています。この極寒の中を、シリアやイラクからの難民たち、しかも女性や小さい子供たちがドイツを目指して歩きます。下の写真は、ロイターからお借りしました。マケドニアから国境を越えて、セルビアの村を歩く難民の一行だということです。大地は凍てついています。難民たちのうち、子供たちが占める割合が多く、昨年欧州にたどり着いた100万人のうち子供はその4分の1を占めているそうです。一時は男性たちだけが海を渡り、大地を歩いて欧州入りしていましたが、ここ1年ほどは女性と子供たちがぐっと増えている。男性が先に着いて、家族を後から呼び寄せる、というパターンが多いかと思います。今後、難民たちの中で低体温や凍傷など身に危険のある症状にかかる人たちが増えるといわれています。このロイターの記事では、シリアやイラクは温暖であるため難民たちは雪を見たことがない、と書かれていました。イラクについては知りませんが、シリアの冬は場所によっては結構厳しい。だから雪を見たことがないというのは大げさ。でもシリアの冬は、マイナス15度や20度という世界ではありません。下がってもせいぜいマイナス1,2度。だから、この極寒の凍てつく大地を幾日も幾日も歩くというのは、本当に過酷なことだと思います。というか…無茶なこと。なんでこの時期にわざわざ移動するかな? と思いますが、この時期じゃないといけなかった理由があるはずです。お金の工面が今までできなかった、あるいはシリアにいても電気もガスも食べ物もない…だったら極寒だろうが何だろうが今出るしかない! と決めた…などなど。しかし、3,4歳の小さい子供たちを連れての真冬の移動は危険そのものです。とはいえ、毎日1000人がこのバルカン諸国を横断していくらしい。ポカポカ陽気が続いていた間は良かったですが、1月と2月はさすがに極寒。1000人のうち道中で命を落とす難民もいるはず。こうやって私たちがヌクヌクとした暖かい部屋で過ごしている間にも、凍てついた大地をひたすら歩いている難民たちがいる…。疲れ果てて、クタクタで、一生懸命ためたお金も道中で底をつくだろうし…。道中で、非営利の難民支援の団体たちが毛布を支給したり、仮の宿を提供したりはしているようで、一時よりずっと国を越えやすくはなっていると思います。それでも、歩いて欧州に向かう道のりは決して楽ではない。夢を描きながら、凍てついた大地を踏みしめて一歩一歩足を進める難民たち…。どうか無事に移動して、と祈らずにはおれません。一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。「当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.01.25
1月もあっという間に後半。明日は雪が降るとか降らないとか…。私の日本滞在ですが、家族の看病という予期せぬ事態に遭遇して長引いております。ま、それならそれで、少し腰を据えて日本に滞在するのもまたヨシと思っています。そんなわけで、ヨルダン旅行をしてくださっているお客様とはお電話でお話させていただいております。皆様、それぞれ楽しんでお帰りになっているようでとても嬉しく思います。さて、そんな日本でアラブとすっかり離れて生活しておりますと…アラブと接するときに多少戸惑ってしまう(笑)。何に戸惑うって、彼らの英語…。先日もお客様とお話するためにぺトラの某ホテルに電話した時のこと…。受付の男性ですが、お客様のお名前を伝えて「話したい」と告げると、まず日本人の名前が聞き取れない彼らは、お客様をコンピュータから探し出すのに一苦労。そして、見つけたと思ったら「で、何がしたいの?」と聞かれる。だ・か・ら~、なんで電話してるかって、お客様と話したいに決まってるやん! と心で突っ込みつつ、「I want to talk to them」と簡単な英語で言っても、通じない。となると、アラビア語でいうしかない。アラビア語ではすぐに分かってくれました。なぜ通じなかったかというと…この受付の男性と会話するうちに気付いたのですが、彼は "they (彼ら)"という英語の単語を知らないらしい… というのも、この男性は何度も「you go Petra」と繰り返します。YOU? go Petra? いやいや、私はぺトラに行ってへんで、日本やで、それに私のことなんて話してないんやけど、何を勘違いしてるんやろ、と思いつつ、"No, I don't. I just want to talk to them!!!" でもこの男性は「you go Petra」としか言いません。そこで気付いたのが…あ! この「you」は「they」のことか~。つまり、「They went (または they have gone) to Petra(もうペトラに行ったよ)」と言いたいわけだ。でも「they」を「you」というと致命的やで。通じるわけがない。あともう一点、過去形を使えないのもアラブ英語。「you GO Petra」と現在形で言ってきます。そんなわけで、私は電話を掛けた目的を一瞬忘れ、ひとしきり彼の英語を治すことに苦心したのでした。「you」じゃなくて「They」というべきだ!…と。彼は「yes, yes」と曖昧な返事を繰り返しつつ、多分分かってへんやろうな…。でもこんなレベルの低い英語しか話さない男性を受付によぉ置くなぁと感心(❓)しました。そんな訳で、久しぶりにこの超ブロークンなアラブ英語を聞いて、苦笑しました。アラブ世界に住んでいるとブロークンな英語の方が通じるので、ここに住む人の英語は崩れに崩れまくると思います。英語ネイティブは別ですがね。でも今回の受付の男性の英語はちょっとヒド過ぎ‼ やはり彼もコネで仕事を見つけたクチなんだろうか…。コネさえあれば能力がなくても仕事が見つかるのもアラブ社会。やれやれ、コテコテのアラブ英語を聞いて、アラブ世界の思い出にしばし浸った一日でした。一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。「当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2016.01.24
12月22日付のロイターの記事で、「EU への難民・移民、今年100万人突破」という記事がありました。下の写真は、ロイターのホームページからお借りしました。2015年だけで100万人が EU に入ってきているんですね。「EU に流入した難民・移民の半数はシリアの出身。20%はアフガニスタン、7%はイラクの出身だった」ということです。またロイターによると、移動の際に死亡した人や行方不明になった人は3600人と報告されていました。本当はもっといるかもしれませんが…でもこの割合は、シリアで空爆や自爆行為に巻き込まれて亡くなる可能性と比べて、かなり低いといえますよね。だからやっぱりシリア人のほとんどは EU 諸国を目指す。辿り着ける可能性のほうが、自国にとどまって生き残れる可能性よりずっと高いから。シリアはほぼ空っぽ状態。ヨルダンやレバノンにいったん逃れたシリア人たちも、ヨルダン・レバノン両国に見切りをつけて EU を目指す。ヨルダンでもレバノンでも、シリア難民へのサポートは一切ありません。自国民の人権ですから保障されていない中東の国々ですから…難民の支援なんて、重要度ほぼゼロの世界です。いやぁ、世界のどの国々より安定していたかに見えるシリアがこういう状態に陥る時代が来るとは…。歴史上の大変化が生じています。本当に私たちは歴史が大きく動く時代に生活していますね。この意味はとても大きいと思います。とはいえ、日本にいるとこうした ”歴史的な大変動” つまり中東で起こっていることなんて、なんのこっちゃ、という感じなのでしょうね。シリア難民を街で見かけることもありませんし…。でも私としては、この大激動の時代をしっかりと見守っていきたいと思っています。さてはて、2015年もほぼ終わりに近づきました。2016年はいったいどんな年になるのでしょうか。2015年は人質事件で幕を開けましたが、2016年のスタートはもう少し良いものであってほしいと思います。 2016年1月の混載募集中! ワディラムでのジープツアーをシェアしませんか??:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201512070000/一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。「当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2015.12.23
「イスラム国」に関する報道はかなり下火になってきたと思われる日本。お客様からのツアーのお問い合わせも増えてきております。ただしお問い合わせに際しては、まず治安をお尋ねになる方が多いのは事実です。もちろん日本ではメディアが過熱・過剰報道に徹していますので、正しい情報が手に入らず、現地在住の私に治安に関するお問い合わせが来るのは自然なこと。お問い合わせをしてくださる方がおられるということは有難いことでもあります。少なくとも、第3者の視点で物事を見ようとしてくださっているのですから…。さて、イスラム国は人質事件のずーーーっと前、シリア内戦が始まったころからシリアに存在しています。その間もずっと観光客の方は途切れることなくヨルダンに見えていました。ところがある日を境に、ヨルダンが戦闘地域であるかのように突然騒ぎ出す。報道がここまで偏るのはなぜ? と違和感を感じます。やっぱりメディアは話題性しか考えてないように思えます。イスラム国は人質事件の時に突然姿を現したわけではなく、それ以前からずっと存在しています。非難を承知でハッキリ言わせていただきますと、日本人って本当におめでたい国民。過熱報道に踊らされて、あることないことメディアの思うままに大騒ぎ。ハッキリ言ってテロの脅威なんて、まだまだ対岸の火事なんだなぁ…と。「イスラム国」という呼び名を変えたほうがいいだの、そんな本質的でないことが議論されていること自体、まだまだ平和ボケしているんだな、と思わされます。ときどき覗かせていただく方のブログにもこんな一文が。納得しましたので、引用させていただきます。「ひとつ言えるのは、日本で彼らの存在をなんと呼ぼうとも、彼らの存在や活動には一切影響を与えないし、彼らがイスラム国を名乗っている事実も変わらない、ということです」…エエ、本当にその通り。名称なんてどっちゃだってエエって感じです。本当に大切なのは、今現在何が起きているか。日本では、リビアで起きた「イスラム国」によるエジプト人のキリスト教徒21人の虐殺などはどんな風に報じられているのでしょう。エジプト人コプト教徒たちの涙と慟哭 (どうこく) と叫びは日本社会に届いているのか? 過熱報道が下火になった今、関心すら向けられていないのではないか。人々の苦しみはまた対岸の火事に。こうやってまた日本は世の中の流れから遠く遠く離れた別世界に閉じこもり、ある日突然日本人がひょんなことから巻き込まれることになった時にまた過熱報道に踊らされる…そんな繰り返しになるのかもしれません。こんな調子では、国内でテロなんかが起きても対応不可能ですね。日本特有の "世界観" では、世界の現実とのギャップが大きすぎる…正確ではない情報に踊らされて、本当に大切なことは議論されていない。事実が伝えられていない。ほんまに大丈夫か、日本? と思わずにはいられません。安くておいしいお寿司が食べたい、という願望を除けば、日本に帰る意欲がさっぱり沸いてきません。母国なのにな…ブツブツ。はて、本日はちょっぴり辛口のブログになりましてスミマセン。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。本ホームページまたブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/
2015.02.18
本日金曜日は中東の週末に当たり、なおかつカッサースベ中尉が殺されてから初めての週末なので、大規模なデモが計画されていました。たぶんどこかでデモは行われているはずなのですが…全体的に驚くほど静かな金曜日です。私は午前中、アンマン市を西へ東へと移動しましたが、私の移動範囲内ではデモ現場には一切遭遇せず…。普段と変わりない金曜日でした。50代? のタクシー運転手に「デモがあるんですよね?」と聞くと、彼の答えは…「デモをしても、カッサースベ中尉は帰ってこない。彼はもう死んだんだ。だからデモをする必要はない。我々にできることは、彼の魂のために祈るだけだ」。ナルホド、こういう考え方もあるのですね。さて、ヨルダンは「イスラム国」への報復として空爆を (多分) 単独で行ったようです。今後も空爆を強化するということです。今のヨルダンはというと…カッサースベ中尉の殺害のビデオに衝撃が走ったのが2月3日で、その日はそのニュースがあっという間にヨルダンを横断し、夜21時以降は何もかもがストップした感じでした。ヨルダン中が凍りつき、息を呑んでこのニュースを眺めていた感じ。次の日は驚くほど静かで、人々は淡々と日常の生活に戻っていました。が、ヨルダン中が悲しみと怒りに包まれていました。人々の反応は、彼の死を受け入れている…という感じ。でも、「イスラム国」のやり方への嫌悪感や悲嘆の声が圧倒的に多い。少なくとも私が接するアラブの中には、今回の件に肯定的な発言をする人は一人としていません。今回の残虐の極みを尽くしたビデオは、「イスラム国」にとってはかなりマイナス要因になるのではないかと思われます。さて、日本では相変わらずヨルダンが危険な場所だと報道されているようです。さらにヨルダンが空爆を強化したことから、地上戦もあるというような報道もなされているようで…。デマが加速しまくり。現時点でのヨルダンは平穏そのものです。もちろん、数年後にヨルダンがどうなっているかなどは私にもさっぱり分かりませんので、"今"のヨルダンの様子を伝えることしかできません。ただ、中東はシリアで起こっていることがなぜヨルダン情勢の悪化などという話に直結するのか…日本の報道の意味が分かりません。が、エリアとして「中東」とひとくくりにしてしまう日本では、こうした報道も仕方がないのかもしれません。またシリアで起こったこととはいえ、同じ中東に位置している以上ヨルダンを旅行する気にはなれない、という方がおられるとすれば、そのお気持ちもよく分かります。ただ、今回の一連の報道で感じるのは…日本の内向き志向がますます加速するのではないか、ということです。この一連の事件を受けて、「ヨルダンでのテロの危険性は?」「日本人が誘拐される可能性は?」などというご質問もよくあります。このような印象を与える報道がなされているとすれば、それは大袈裟を通り越して全くのデマです。ヨルダンには、外国人がたくさん住んでいますし、観光客もいつもと変わりなくたくさん来ています。テロの対象になるとすれば一番に狙われていいはずのアメリカは、数百人単位で学生をヨルダンに送り込んでいますが、誘拐などということも起きたことがありません。日本と中東との絆は非常に薄く、政府開発支援でそれなりの日本人が中東に入っているとはいえ、一般的な日本人から見れば中東は未知の国です。中東との関係に関して言えば日本は非常に出遅れており、中東との結びつきを強化してこなかったツケが今、回ってきていると思います。アメリカや韓国、中国などはヨルダンにかなりの数の生徒たちを送っており、国単位でヨルダン留学を支援しています。アメリカは数百人単位で、韓国もアメリカほどではありませんがかなりの規模(百人単位)で若者たちをヨルダンに送り込んでいます。アラブの言語や習慣を学ばせることで、中東を理解できる若い人材を育成しているように見受けられます。対照的に日本からの留学生は一握りにも満たない数(つまり数人)で、しかも個人的に移動した(変わり者の?)留学生に限られています。注) ちなみに私もかなりの変わり者。このような状況では、「イスラム国」はもちろんのこと、現地でのコネも全くありませんし、中東で日本人が巻き込まれる今回のような事態には手の打ちようがない、というのが現実かと思います。今回も政府として何もしなかったというより、何もできなかった、つまりお手上げの状態だったかと思います。今回のことに限りませんが、否が応でも日本は中東と関わっていく必要があります。今回のことを教訓に、中東との関わりを深めていく体制が必要かと思います。特に中東では親日感情が非常に高く、日本としてもっと中東に関わることができる土壌がすでに出来上がっています。これを利用しない手はありません。 怪しいものはことごとく避ける、というのではなく、もっと理解を深める方向になぜ持っていけないのか…。今のような不正確な報道がなされている状態では、日本はどんどんと内向きになっていってしまう。ただでさえすでに内向きで、「世界に通用しない日本」と言われているのに。小さな島国に引きこもって、あれやこれやと小さな世界で議論している姿は、全くもって滑稽で pity (哀れ) です。外からの視点で日本を見た時、正直いって情けない。島国を抜け出して世界をまたいで活躍する人材を育成しなくては…テロ対策も何もあったものではありません。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。本ホームページまたブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/
2015.02.06
今回の一連の人質事件を受けて、急に日本で取り上げられるようになったヨルダン…。残念な結果になってしまったことと、「イスラム国」が日本国民に対する敵意をむき出しにしたメッセージを残していることから、日本での中東に対するイメージはガタ落ちかと思います。現地で暮らす者たちがどんなに「普通に生活していますよ」と伝えても、危険だ、危険だ、危険だ!!! とどうしても報道したいらしい。本当にヨルダンは危険なところなのか? 現地から感じていることをお伝えいたします。いただくメールの中には、"メディアの報道より信頼できる" とお書きくださる方も多いので、やはり現地にいる者としては声を上げざるを得ない。どなたかの感情を害してしまったら、申し訳ありません。ですが、やはり伝えさせてください。まず、ヨルダン在住の邦人に身の危険は生じていません。日本で急に騒がれるようになっただけで、人質事件の前も後も普通に生活しています。住んでいる外国人も多いし、観光客も多い。今日も空は青くて、太陽は燦々と照っていて…平穏な一日でした。今回の事件に関して言うなら、イスラム国の支配地域に入らなければ起きなかったことです。入るのが良いとか悪いとかを論じているわけではなく、現実的な観点からの発言です。地元のヨルダン人ですらイスラム国の支配地域には絶対に行きません。そしてヨルダンとシリア・イラクは隣国とはいえ、国境を越えてイスラム国が入って来ることは今のところまずありません。 ヨルダン=危険なのではなく、むしろイスラム国に参入している欧米からの戦闘員のことが問題視されています。フランス人のルームメートとも話していますが、かえってヨルダンの方が安心かも…という側面もある。何せヨルダンはイスラム国家ですから、「イスラム国」とはいえヨルダンには滅多なことはできないであろうという安心感。もちろん国境警備によって侵入自体が阻止されていますが。フランスからは1000人以上がイスラム国の戦闘員になっているようで、こうした人たちがフランスに帰って来た時にテロなどの危険が増すと言われています。 なので、ヨルダンにいるから危険ということは全くありません。繰り返しますが、もちろん身の安全という観点から言えばイスラム国の支配地域 (シリアとイラク) に入ることは論外です。テロなんて、一時はごく限られた国だけの問題だったかと思いますが、イスラム国の台頭+インターネットの普及に伴って、今では世界中でその危険があります。イスラム国のツイッターやサイト、暴力的な動画なども、ごくごく普通の一般人が世界中でアクセスできます。ですから、テロの確率という観点からいえば、ヨルダンが危険というより世界中が危険です。ヨーロッパでのテロなんて、いつ起きてもおかしくない。こうした側面が全く伝えられず、ヨルダンにだけ「危険」というレッテルが貼られるのはちょっとおかしい。ま、今回の件を受けてドバイすら避ける人がいるようで、もう「中東」という名称への拒否反応みたいなものですね。どこもかしこも一緒くた。メディアの情報にあまり踊らされずに、もっとバランスの取れた視点で物事を見ることも大切かとは思いますが…。そんな訳で、受難のヨルダン。この受難は、しばらく続きそうです…。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。本ホームページまたブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/
2015.02.01
今日はなぜか猫によく会う日でした。私はなんてたって「ネコ派」ですので、猫ちゃんとの遭遇は嬉しい限りですが…。アンマン市には至る所に猫がいます。特に夏の期間中にたくさん生まれた子猫たちが、今「中猫」サイズになっていまして、ちょうど遊びたいお年頃。あちこちに出没します。 今日はエレベータに乗る猫を発見! とあるアパートの3階で見つけた猫ですが、3階まで一人(一匹)で登ってくるほど大きくはないし、かといって飼われているのでもなさそうです。この猫ちゃん、エレベータの中に入ってみたり出てみたり…エレベータで人間が移動するのに合わせて移動しているんでしょうか…。 携帯のカメラですので、あまりきれいに撮れていませんが、とーーーっても"美人"な猫ちゃんでした。 まるでお人形さんのようでしたよ。毛の色もシルバーでとってもきれい。もらって帰りたいくらいでした!! 猫を見かけると、家で飼いたいな~という"悪魔のささやき"と闘う必要があります。母には「独身女性に猫! 絶対やめてチョウダイ。一生結婚できないワヨッ」とくぎを刺されておりますし(笑)、まぁそんなことはともかくとして、しょっちゅう旅行する私の生活スタイルでは猫を飼うことは到底できません。という訳で、泣く泣くこの猫ちゃんとお別れしてきました。アンマン市では、猫のおかげでネズミが少ないと言われています。確かにそうかもしれません。でも猫ちゃんは次々に子供を産むので…全ての猫が幸せな「野良猫生活」を送れるわけではありません。弱って死んでしまう猫もたくさんいますし、病気にかかっている猫もいます。生まれる場所を選べないので…たまたま親切な人に世話される猫もいれば、追いまわされる猫もいる。動物嫌いなアラブも多く、むしろ動物が好きというアラブのほうが少ない。「猫=ゴミ箱をあさる汚い生き物」というイメージが定着しているので、家で飼うなんていう発想がないアラブのほうが多いのです。小さい頃から動物に身近に接することで、子供たちも弱い生き物に対する憐れみの気持ちを学べると思うんですが。残念なことに、アラブの子供たちの多くは猫に対して凶暴でひどい扱いをします。そんな中で、猫ちゃんに親切にしているアラブを見ると嬉しくなります。今「中猫」サイズのネコちゃんたちには、本格的な冬が来る前にしっかり食べて健康で丈夫な体を作り、寒い冬を乗り切れるようにしてほしいと思います。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。本ホームページまたブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。
2014.11.20
身から出た錆(さび)=自業自得ともいいます。言い得て妙なり。昔の人はうまく表現したものです。「イスラム国」の台頭は、アラブ世界の複雑さを見くびっていた西側諸国がまいた種といえるでしょう。オバマ大統領も、直接的ではありませんがこの事実を認めているようです。「イスラム国」はシリア内戦の期間中に頭角を現し始めました。シリアでの内戦はずっと「政府 VS 国民」と報道されていました。でもシリアでのデモが凶暴化し始めた時点で、シリアが宗教戦争あるいは宗派間戦争に突入していたことは明らかでした。私はこのブログで一貫して、シリアでの内戦が宗教戦争であることを伝えてきました。2年半前のブログで「NATO がシリアを攻撃すれば…??」という記事を書いたことがあります。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201205310000/ この時期、NATO がシリア内戦に介入してシリア政府をつぶしてしまえばいい、という意見が多々出ていました。もちろん、シリア事情に全く通じていない人たちの無知な発言でした。この記事を書いたときに、"NATO がシリアを攻撃すれば問題は解決する" と高らかにうたっていたある女性ブロガーから「ふざけたことを書くな!」という脅しのようなメールを受け取ったりもしました。この時の記事では「アサド政権が倒れても、殺し合いは続くでしょう。すべての虐殺をアサド政権のせいにしている各メディアは、″諸悪の根源″であるはずのアサド政権が倒れた後にも続くであろう虐殺に対してはどういう報道をするのでしょう」と書きました。そして、現在…。虐殺に次ぐ虐殺。アサド政権とは何の関係もありません。つまり、初めから宗教間・宗派間の争いだったということです。アラブ世界は宗教的・民族的に入り乱れたモザイク国家。この微妙なバランスが壊れたために、「イスラム国」のような過激派が台頭しました。この微妙なバランスを壊す原因になったのは、アラブ世界の複雑さを全く理解していなかった西側諸国の介入。イスラム国のような過激派組織の台頭の大きな原因は、アメリカなど西側諸国からシリアの "反体制派" に供給された多額の資金。ちなみに "反体制派" については、1年前のブログで「"反体制派" というのは名ばかりで、実際は宗教グループや組織の利権ごとに分裂しており、大義も大志も何も持っていない。だから犯罪的な行動が目立ちます」と説明いたしました。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201309090000/ 西側諸国からの多額の資金援助で組織を拡大した「イスラム国」。1年前にはほとんど存在が知られていなかったのに、今では巨万の富を自由に操って世界を震撼させるまでになりました。で、身から出た錆を何とか取り除こうと躍起になっているのがアメリカをはじめとする西側諸国。懲りずに、シリアの別の "反体制派" に軍事訓練を施して、共に「イスラム国」と闘おうと呼びかけている。さて、現在は「イスラム国」にジョインしていない(かのように見える) "反体制派" から、将来の「イスラム国 NO.2」が現れかねません。アラブ世界が西側 (欧米諸国) と恒久的に協力することはあり得ません。それは、アラビアのロレンスの時代から明らかです。協力するとすれば、自分たちに都合のよい期間だけ。アメリカは将来の「敵」を育成しているのです。軍事面でのノウハウを提供して、また身から出た錆を刈り取るだけ…。とーーーーっても複雑なアラブ世界…。この、宗教的・民族的・歴史的に複雑なアラブ世界を理解するのは並大抵のことではありません。アラブ自身も理解していないと思います。民族的・宗教的なプライドが先行して、理性的・客観的に物事を考えられないからです。今回の空爆により、中東情勢はさらに混迷の度を増すことでしょう。出口の見えない戦いに突入したと言われています。さてはて、今日は難しい話になりました。最後に書くのもなんですが、興味のない方はスルーしてくださいね。私自身は、中東の複雑さを日々身を持って感じさせられているので、今後の中東の行く末に多大な関心を持っております。本日もヨルダンは平穏なり。この平和がこのまま続くことを願っています・・・。 ↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.09.29
先日、「アラブ世界のオーディションに日本人女性現れる!」という記事をアップいたしました。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201409110000/ 思わぬ反響があってビックリでした。そして本日、提携先の旅行会社の女性社長から届きました~。この女性がフェイルーズのアラビア語の歌を歌っている動画です。http://www.youtube.com/watch?v=HGNdvYHS3_0まずは観てくださいね。この女性社長いわく、「nice voice I have to say」。いい声をしているそうです。確かにとても通る良い声をされていると思います。レバノンの人気女性歌手ハイファよりずっと声の質が良い!! ハイファについては、以前のブログでアップしたことがあります。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201112070000/You Tube の動画ですが、審査員の表情、この女性の表情の変化、第1ステージ通過が決まった瞬間の感動等、色々伝わってきます。なにはともあれ、第1ステージ通過おめでとうございます! パチパチ!さらにさらに、以前にヨルダンに来てくださったお客さまがこの日本人女性の詳細についてお調べくださったようで、たくさん情報をいただきました。「こやすなほみ」さんとおっしゃる歌手の方のようで、 2011年6月に歌手デビューされたそうです。ご興味のある方は、この女性のブログを是非ご覧くださいませ。http://nahomi-koyasu.blogspot.jp/でもこんな風にして、日本人の皆さまに "アラブ音楽" というものの存在が伝わるのに一役も二役も買っておられて、素晴らしいと思います。今後のご活躍を期待したいですね。 ↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.09.15
すっかり秋めいてきたヨルダンです。朝晩の気温がぐっと下がり、半袖では肌寒いくらい。日中はまだまだ暑いのですが、朝晩はとっても過ごしやすいです。いい季節になりました。さて本日は朝からガリガリと仕事をしておりますが、取引先の旅行会社の女性マネージャから「Arab Idol で日本人の女性がオーディションを通過したの見た? ニヤリ…」というメール受け取りました。まさか―――、また中国人や韓国人を日本人と間違えてるんちゃうん! と思って調べてみますと、本当に日本人女性らしい。それが下の写真。「Nao Koyasu」という29歳の女性らしいです。この「Arab Idol」というのはアラブ世界全域で放映されるテレビ番組で、歌手またはタレント発掘のオーディション番組のようなものみたいです。私自身は観たことがないので、これから少しお書きする説明も不確かではあります。スミマセン。この「Arab Idol」には、アラブ世界全域から1万5千以上の応募があり、第1ステージでかなりの数が切り捨てられます。第2ステージに出場できるのは100名以下。ここでまた振り落としがあり、第3 (最終) ステージまで進めるのはごくわずか。勝ち残りで最後まで残った人が賞をもらえるもの。この日本人女性は第2ステージへ出場する切符を手にしたらしい。彼女が歌ったのは、レバノン人の有名な女性歌手フェイルーズの "Aatini al Nai" という歌だということです。へええ、物好きな日本人の方もいるもんですね~。でも、第1ステージを勝ち残ったというのは素晴らしい! ユーチューブで動画を探したのですが、見つかりませんでした。残念! もし観られた方がおられましたら、お知らせください。さて、第2ステージはレバノンになるかと思います。この女性はレバノンンに移動して第2ステージで、アラブ各国から集まった強豪たちと対決するようです。第2ステージ通過はかなり厳しいかと思われますが、初の日本人参加者! ということで話題性はばっちりのようであります。頑張っていただきたいものです。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.09.11
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