年率200%の株式投資ブログ
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こんにちは。ドラゴン戦略的財務集団の山口です。今回は、 1.PERとPBRの落とし穴 2.企業価値を見抜いて投資せよ!割安株投資セミナー(2月11日)(申し訳ありません。応募者多数のため締め切らせていただいております。)の2点をご紹介させてください。1.PERとPBRの落とし穴先日、昨年初めて株式投資をした2人に話を聞きました。 二人とも、割安な株へ中長期で投資をするスタイルだといいます。 一人は、年間25%のリターンを得ました。 もう一人は、年間50%のリターンを得ました。相場が良かったとはいえ、投資をはじめたばかりだということを考えると 両者とも素晴らしい成績だと思います。しかし、成績には差がでました。この差はどこから来たのでしょうか?リターン25%の人は、PERやPBR等の指標に基づいて投資をしていました。 具体的には、「PER15倍以下、PBR1倍以下」の株を買っていました。PERやPBRは、銘柄の割安度を判断するとても便利な指標です。 しかし、これには落とし穴があります。PBRは、簿価純資産と時価総額を比べて、資産の割安度をみる指標ですが、 問題は、すべての純資産が、本当に簿価分の価値があるわけではない、 ということです。 中には価値が劣化している資産があります。 その代表格は、棚卸資産、売上債権、有形固定資産、長期債権などですが、 単純にこれらすべてを簿価と評価しては、適切な資産価値はわかりません。 売上債権は、8掛、棚卸資産は、5掛くらいで評価するのが妥当といえます。もちろん逆に、簿価よりも実際には価値がある資産もあります。 たとえば、前に私たちが紹介した「横浜丸魚」は、当時、時価総額は50億でしたが、 半年たった今、その価値が顕在化し時価総額は100億以上になってしまいました。参考までに過去のメルマガの原文を、以下に記載します。 ----ここから----(ドラゴン戦略的財務集団2005/5/5のお話より) 「横浜丸魚」の金融資産は、現金20億以上、横浜銀行株80億円の合計約100億。 土地も帳簿上は10億ちょっとですが、時価はこれよりはるかに高いはず。 すると、土地を含まない金融財産の価値だけで100億はゆうに超えるのに、 その時価総額は50億ちょっとというまぬけな状況が続いています。この会社は、もはや地味な水産会社ではなく、 財産管理会社であることに市場はいずれ気づくでしょう。こんな馬鹿馬鹿しいマーケットの状況は、いずれ解消されてしまうと思います。 ----ここまで----この時点で、横浜丸魚に投資した人の年率換算の投資リターンは150%です。PBRを見るだけでなく、簿価資産を個別に“ザックリ”評価しなおすことができれば、 より正確に資産価値を弾くことができ、高い投資リターンを得られるかもしれません。 また、PERは、利益と時価総額の対比ですが、こちらにも2つ問題があります。ひとつは、PERで用いられる利益が、事業によって得られる営業利益だけでなく、 特別利益や損失など一時的な収益・費用が加算された最終利益だということです。 このため、PERが低いからといって安易に割安だと判断することはできません。 PERを用いるときには、必ず、利益の“中身”を一つ一つ見てゆく必要があります。もうひとつの問題は、現在(や来期)の利益だけを元に評価をすることにあります。 事業の価値は、今期や来期の利益だけでなく、将来に渡ってその企業がどのように 発展・衰退していくかを織り込まなければ、適切に評価できません。 ですからPERを用いるときは、事業の利益成長率とセットで見る必要があるのです。 要するに、PERやPBRといった単一指標で、企業の“今”を輪切りにしてみたとしても、 “将来”に渡って継続的に事業を行う企業の価値を割り出すことはできないのです。先ほどの二人のうち、50%のリターンを達成した方は、PERやPBRだけでなく、 EV/EBITDAや、簡易DCF法などの手法を使って企業価値を算定していました。私たちも「新しい株の本」では“5分でできる企業価値評価”の手法を紹介しました。 もしよろしければ、是非、お手に取ってください。 こちらです⇒ 第5刷!ロングセラー『新しい株の本』市場が加熱しつつある現在、真に価値ある企業を見つけるためには、 一歩先行く、企業価値評価の“ものさし”が必要になっているのかもしれません。2.セミナー開催のお知らせです。来る2006年2月11日(土曜日)に 『企業価値を見抜いて投資せよ!個人投資家のための割安株投資手法セミナー』 を開催させていただくことになりました!(申し訳ありません。応募者多数のため締め切らせていただいております。)このセミナーは、これまでご好評いただいた割安株投資の手法を 現在の株式市場に合わせて、さらにブラッシュアップしてお伝えするものです。過去のセミナーの評価では、 満足度 96% ★★★★★★ (大変満足 64% 満足 32%)です。 割安株投資に興味があり、具体的な企業価値評価の計算方法を知りたい人 には、是非オススメのセミナーです。当日の講座の内容は、以下を予定しています。1.投資の基本 ~株式投資に必要なたった二つのスキル~2.企業価値の弾き方(バリュエーション入門編) (○○○○は買いか?) ~会社の実力を、正しく見抜くための財務入門~ *電卓をご持参ください - ケーススタディ (*)相場状況にあわせて、企業価値評価対象企業を選定します。3.投資と感情のマネジメント 4.Q&Aその他、ドラゴン戦略的財務集集団の2006年日本株投資方針なども 検討しています。どうぞお気軽にご参加ください。 投資は自分で学んでゆくものです。 このセミナーでは、通常の教室では味わえない一生ものの投資知識を、 一日で楽しく学べるように工夫しています。 是非、一緒に楽しみながら参加してください。お申し込み方法の詳細は、こちらのページをご覧ください。 (申し訳ありません。応募者多数のため締め切らせていただいております。) (*)前回のように応募人数が、定員を大幅に上回ってしまう可能性もあります。 もし、ご興味のある方がいればお早めにお申し込みください。 ご不明な点があればどんなことでも結構です。ご連絡ください ⇒ info@dsigr.com できるだけ、皆さんのお役に立てるような内容をこれからも書き綴ってゆきます。 今年もどうぞよろしくおねがいします。
2006年01月10日
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