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今日は、町内の特学のある学校全部(と言っても3校=小学校2校、中学校1校)で合同学習会。
いわゆる、合学。
そして、本年度最後の合学は毎年恒例の「(小学校・中学校)卒業をお祝いする会」でもあります。
今年は6年生2人、中学3年生1人います。
全校をバスが巡って乗せてから、まずは工場などの見学2箇所。
そしてお昼はホテルのランチバイキング。その昼食前にお祝いする会をホテルで行いました。
私は昨年度は合学に一度も参加しなかったのですが、今年度は全部一緒に行っています。
1・2学期は担当のA君に付き添って行きましたが、今回はA君のお母さんが一緒に参加だったので、私としてはすごく楽ができました。
A君のお母さんがトイレに行く間A君を見ていたり、見学コースを歩く時に、お母さんと手をつないだA君が、もう片方の手で「ぽんちょさん と!」と言って手をつなぎたがったので、A君の両側をお母さんと私でガードするような形で(要するに三人で手をつないで)歩きました。
見学した会社はとてもサービスが良くて、入り口に「歓迎 ○○合同学集会様」なんて表示してあったり、従業員の方々が入り口でずらっと整列して迎え入れてくれたり(もちろん帰りもズラ~っと!)びっくりでした。
見学した内容がどの程度理解できてどの程度記憶に残っているかはわかりませんが、こういう社会のしくみや、会社での対応の仕方などを体験できると言うのはとても良い経験になったと思います。
いずれ、こういう会社に勤めることができるようになったらいいなあ・・・
(お母さん方にとっても良い経験になったことでしょう)
卒業生をお祝いする会では、全員で手遊び歌をやったり、卒業生からの挨拶があったり、在校生が司会をして手作りのプレゼントや手紙をそれぞれ渡したりと、子どもたちの頑張りも見ることができました。
そしてそれらはみんなそれぞれの担任の先生方のご苦労の賜物。
準備や指導が大変だったろうなあと想像できます。
バイキングでは、それぞれ好きなものを好きなだけ食べられるので大満足だったようです。
私の倍くらい(それ以上?)食べていたDちゃん親子にはびっくりしましたが・・・
自閉っ子のEくんのお母さんは私が音楽の授業に付いているのを知ってるので、「Eは音楽どんな風ですか?」と聞かれました。
CDデッキが登場すると耳を塞ぐことはお母さんも心配していて、元々嫌いな曲が一つあってそれがかかると耳を塞いだり逃げることもあったりしたので、その影響でどんな曲でもCDから聞こえるものに対して反応してしまうのかもしれないと言うことでした。
でも、同じCDから聞こえる曲でも、聞いているだけのときは耳を塞いでも手遊びや楽器を使って演奏する時は耳塞ぎは無くなります。手や体を動かす方に気を取られるからかもしれませんが、むしろ楽しそうにリズムを取って手遊びするのですから、本当に音がイヤと言うのとはちょっと違うかもしれません。
それと、リズムを取ったり、鍵盤ハーモニカを吹いたりするのはちゃんとリズムが合っているという話をしたら、お母さんが「へぇ~?」と驚いていました。
きっとほとんどできないと思っていたんでしょうね。
音楽の授業は、勉強と言うよりもむしろ療育的な要素があるのですごくいいなあと、E君の様子を見ていて思います。
音を出してよい時と、先生の指示で音を止めるということなども練習できます。
それは演奏の技術だけでなく、周りの動きや状況に合わせるということや指示に従うと言うこと、先生の話を聞くということなど色々な要素が含まれているからです。
そんな話もしたら、お母さんが「ああ、そういうこともあるのね~」と。
タンバリンの音に合わせて歩いたり、音が止まったら歩くのもストップする、なんてことは「それならママでもできるね!」とEくんに言っていました。
Eくんのお父さんお母さんはとても熱心にEくんに色々な経験をさせたり、自分たちで手作りの教材を作って数や文字を教えたりしています。
本当に愛情たっぷり育っていると言うことが全体からわかるためか、Eくんは学校内で人気者。だれもがどこにいても「E!おはよう!」とか「E!ばいばい!」などと声をかけて来ます。
こんな機会じゃないとお母さんと話をする時間があまり無いので、そういう意味でも参加して良かったなあと思います。
最後に学校に到着した時に、Dちゃんのお母さんが私に「今日はありがとうございました。ぽんちょさんが来てくれて良かった・・・!」と言ってくれました。
その時はすぐに何のことかわからなかったのですが、見学途中にA君に後ろから足を蹴られて泣き出してしまったDちゃん。
お母さんと同じくらいの体格なのに、お母さんに抱きついて泣き出してしまって・・・
AくんにちゃんとDちゃんに謝るように言って、やっとのことで「ごめんね」が言えて、Dちゃんにも「泣くほど痛かったわけじゃないでしょ?後ろから急に蹴られてびっくりしたんだよね?」と言ったら「うん」と言って納得してくれました。
Dちゃんも上手く自分のことや気持ちを言葉で表現できないのです。黙ってしまったり、説明しても表現がたどたどしくてよくわからなかったりします。
代弁してあげることで、こうやって言えば良いのかと言うことが少しは学習できるかな?と言う部分と、はっきりと言葉で気持ちが表現できてすっきりすれば納得できると言う部分があります。
お母さんはただ「泣かないの!」と言ってるだけだったので、余計に泣きじゃくるばかりでしたから、お母さんはきっとその時のことを言っていたのでしょう。
(実はこのお母さんもうまく言葉で表現ができないのです・・・)
他の学校の子どもたちも、お母さんと一緒に歩いている姿がとても嬉しそうで、普段ほとんど笑うところを見たことがなかった中学3年生のPちゃんがニコニコしていたのを見てうちの学校の**学級担任の先生も「あんなにPちゃんがニコニコしてるなんて!」と驚いていました。
Pちゃんのお母さんがこういう場に参加するのは、今回が最初で最後だったようです。
お天気にも恵まれて、良い体験学習ができた一日でした。
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