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ローマの信徒への手紙 / 8章 26節-30節 同様に、“霊”も弱いわたしたちを助けてくださいます。わたしたちはどう祈るべきかを知りませんが、“霊”自らが、言葉に表せないうめきをもって執り成してくださるからです。 人の心を見抜く方は、“霊”の思いが何であるかを知っておられます。“霊”は、神の御心に従って、聖なる者たちのために執り成してくださるからです。 神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。 神は前もって知っておられた者たちを、御子の姿に似たものにしようとあらかじめ定められました。それは、御子が多くの兄弟の中で長子となられるためです。 神はあらかじめ定められた者たちを召し出し、召し出した者たちを義とし、義とされた者たちに栄光をお与えになったのです。 詩編 / 67編 【指揮者によって。伴奏付き。賛歌。歌。】 神がわたしたちを憐れみ、祝福し/御顔の輝きを/わたしたちに向けてくださいますように〔セラ あなたの道をこの地が知り/御救いをすべての民が知るために。 神よ、すべての民が/あなたに感謝をささげますように。すべての民が、こぞって/あなたに感謝をささげますように。 諸国の民が喜び祝い、喜び歌いますように/あなたがすべての民を公平に裁き/この地において諸国の民を導かれることを。〔セラ 神よ、すべての民が/あなたに感謝をささげますように。すべての民が、こぞって/あなたに感謝をささげますように。 大地は作物を実らせました。神、わたしたちの神が/わたしたちを祝福してくださいますように。 神がわたしたちを祝福してくださいますように。地の果てに至るまで/すべてのものが神を畏れ敬いますように。 ルカによる福音書 / 13章 22節-30節イエスは町や村を巡って教えながら、エルサレムへ向かって進んでおられた。 すると、「主よ、救われる者は少ないのでしょうか」と言う人がいた。イエスは一同に言われた。 「狭い戸口から入るように努めなさい。言っておくが、入ろうとしても入れない人が多いのだ。 家の主人が立ち上がって、戸を閉めてしまってからでは、あなたがたが外に立って戸をたたき、『御主人様、開けてください』と言っても、『お前たちがどこの者か知らない』という答えが返ってくるだけである。 そのとき、あなたがたは、『御一緒に食べたり飲んだりしましたし、また、わたしたちの広場でお教えを受けたのです』と言いだすだろう。 しかし主人は、『お前たちがどこの者か知らない。不義を行う者ども、皆わたしから立ち去れ』と言うだろう。 あなたがたは、アブラハム、イサク、ヤコブやすべての預言者たちが神の国に入っているのに、自分は外に投げ出されることになり、そこで泣きわめいて歯ぎしりする。 そして人々は、東から西から、また南から北から来て、神の国で宴会の席に着く。 そこでは、後の人で先になる者があり、先の人で後になる者もある。」
2007.10.31
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ローマ8・12-17それで、兄弟たち、わたしたちには一つの義務がありますが、それは、肉に従って生きなければならないという、肉に対する義務ではありません。 肉に従って生きるなら、あなたがたは死にます。しかし、霊によって体の仕業を絶つならば、あなたがたは生きます。 神の霊によって導かれる者は皆、神の子なのです。 あなたがたは、人を奴隷として再び恐れに陥れる霊ではなく、神の子とする霊を受けたのです。この霊によってわたしたちは、「アッバ、父よ」と呼ぶのです。 この霊こそは、わたしたちが神の子供であることを、わたしたちの霊と一緒になって証ししてくださいます。 もし子供であれば、相続人でもあります。神の相続人、しかもキリストと共同の相続人です。キリストと共に苦しむなら、共にその栄光をも受けるからです。 詩編 / 68編 【指揮者によって。ダビデの詩。賛歌。歌。】 神は立ち上がり、敵を散らされる。神を憎む者は御前から逃げ去る。 煙は必ず吹き払われ、蝋は火の前に溶ける。神に逆らう者は必ず御前に滅び去る。 神に従う人は誇らかに喜び祝い/御前に喜び祝って楽しむ。 神に向かって歌え、御名をほめ歌え。雲を駆って進む方に道を備えよ。その名を主と呼ぶ方の御前に喜び勇め。 神は聖なる宮にいます。みなしごの父となり/やもめの訴えを取り上げてくださる。 神は孤独な人に身を寄せる家を与え/捕われ人を導き出して清い所に住ませてくださる。背く者は焼けつく地に住まねばならない。 神よ、あなたが民を導き出し/荒れ果てた地を行進されたとき〔セラ 地は震え、天は雨を滴らせた/シナイにいます神の御前に/神、イスラエルの神の御前に。 神よ、あなたは豊かに雨を賜り/あなたの衰えていた嗣業を固く立てて あなたの民の群れをその地に住ませてくださった。恵み深い神よ/あなたは貧しい人にその地を備えられた。 主は約束をお与えになり/大勢の女たちが良い知らせを告げる 「王たちは軍勢と共に逃げ散る、逃げ散る」と。家にいる美しい女も戦利品を分けている。 あなたたちは二つの鞍袋の間に横たわるのか。鳩の翼は銀に、羽は黄金に被われている。 全能者が王たちを散らされるとき/ツァルモン山に雪が降るであろう。 神々しい山、バシャンの山/峰を連ねた山、バシャンの山 峰を連ねた山よ、なぜ、うかがうのか/神が愛して御自分の座と定められた山を/主が永遠にお住みになる所を。 神の戦車は幾千、幾万/主はそのただ中にいます。シナイの神は聖所にいます。 主よ、神よ/あなたは高い天に上り、人々をとりことし/人々を貢ぎ物として取り、背く者も取られる。彼らはそこに住み着かせられる。 主をたたえよ/日々、わたしたちを担い、救われる神を。〔セラ この神はわたしたちの神、救いの御業の神/主、死から解き放つ神。 神は必ず御自分の敵の頭を打ち/咎のうちに歩み続ける者の/髪に覆われた頭を打たれる。 主は言われる。「バシャンの山からわたしは連れ帰ろう。海の深い底から連れ帰ろう。 あなたは敵を打って足をその血に浸し/あなたの犬も分け前として敵の血に舌を浸す。」 神よ、あなたの行進が見える。わたしの神、わたしの王は聖所に行進される。 歌い手を先頭に、続いて楽を奏する者/おとめらの中には太鼓を打つ者。 聖歌隊によって神をたたえよ/イスラエルの源からの主を。 若いベニヤミンがそこで彼らを統率する。ユダの君侯らは彼らの指導者/ゼブルンの君侯ら、ナフタリの君侯らもいる。 あなたの神は命じられる/あなたが力を帯びることを。神よ、力を振るってください/わたしたちのために行動を起こしてください。 あなたの神殿からエルサレムの上に。あなたのもとに王たちは献げ物を携えて来ます。 叱咤してください、葦の茂みに住む獣を/諸国の民を子牛のように伴う猛牛の一群を/銀の品々を踏みにじるものを。闘いを望む国々の民を散らしてください。 エジプトから青銅の品々が到来し/クシュは、神に向かって手を伸べる。 地の王国よ、共に神に向かって歌い/主にほめ歌をうたえ〔セラ いにしえよりの高い天を駆って進む方に。神は御声を、力強い御声を発せられる。 力を神に帰せよ。神の威光はイスラエルの上にあり/神の威力は雲の彼方にある。 神よ、あなたは聖所にいまし、恐るべき方。イスラエルの神は御自分の民に力と権威を賜る。神をたたえよ。 ルカによる福音書 / 13章 10-17節 安息日に、イエスはある会堂で教えておられた。 そこに、十八年間も病の霊に取りつかれている女がいた。腰が曲がったまま、どうしても伸ばすことができなかった。 イエスはその女を見て呼び寄せ、「婦人よ、病気は治った」と言って、 その上に手を置かれた。女は、たちどころに腰がまっすぐになり、神を賛美した。 ところが会堂長は、イエスが安息日に病人をいやされたことに腹を立て、群衆に言った。「働くべき日は六日ある。その間に来て治してもらうがよい。安息日はいけない。」 しかし、主は彼に答えて言われた。「偽善者たちよ、あなたたちはだれでも、安息日にも牛やろばを飼い葉桶から解いて、水を飲ませに引いて行くではないか。 この女はアブラハムの娘なのに、十八年もの間サタンに縛られていたのだ。安息日であっても、その束縛から解いてやるべきではなかったのか。」 こう言われると、反対者は皆恥じ入ったが、群衆はこぞって、イエスがなさった数々のすばらしい行いを見て喜んだ。
2007.10.29
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ローマ4・13、16-18神はアブラハムやその子孫に世界を受け継がせることを約束されたが、その約束は、律法に基づいてではなく、信仰による義に基づいてなされたのです。 従って、信仰によってこそ世界を受け継ぐ者となるのです。恵みによって、アブラハムのすべての子孫、つまり、単に律法に頼る者だけでなく、彼の信仰に従う者も、確実に約束にあずかれるのです。彼はわたしたちすべての父です。 「わたしはあなたを多くの民の父と定めた」と書いてあるとおりです。死者に命を与え、存在していないものを呼び出して存在させる神を、アブラハムは信じ、その御前でわたしたちの父となったのです。 彼は希望するすべもなかったときに、なおも望みを抱いて、信じ、「あなたの子孫はこのようになる」と言われていたとおりに、多くの民の父となりました。 詩篇105主に感謝をささげて御名を呼べ。諸国の民に御業を示せ。 主に向かって歌い、ほめ歌をうたい/驚くべき御業をことごとく歌え。 聖なる御名を誇りとせよ。主を求める人よ、心に喜びを抱き 主を、主の御力を尋ね求め/常に御顔を求めよ。 主の成し遂げられた驚くべき御業と奇跡を/主の口から出る裁きを心に留めよ。 主の僕アブラハムの子孫よ/ヤコブの子ら、主に選ばれた人々よ。 主はわたしたちの神/主の裁きは全地に及ぶ。 主はとこしえに契約を御心に留められる/千代に及ぼすように命じられた御言葉を アブラハムと結ばれた契約/イサクに対する誓いを。 主はそれをヤコブに対する掟とし/イスラエルへのとこしえの契約として立て 宣言された/「わたしはあなたにカナンの地を/嗣業として継がせよう」と。 その地で、彼らはまだ数少なく/寄留の民の小さな群れで 国から国へ/ひとつの王国から他の民のもとへと移って行った。 主は彼らを虐げることをだれにも許さず/彼らのことを、王たちに戒めて言われた 「わたしが油を注いだ人々に触れるな/わたしの預言者たちに災いをもたらすな」と。 主はこの地に飢饉を呼び/パンの備えをことごとく絶やされたが あらかじめひとりの人を遣わしておかれた。奴隷として売られたヨセフ。 主は、人々が彼を卑しめて足枷をはめ/首に鉄の枷をはめることを許された 主の仰せが彼を火で練り清め/御言葉が実現するときまで。 王は人を遣わして彼を解き放った。諸国を支配する王が彼を自由の身にし 彼を王宮の頭に取り立て/財産をすべて管理させた。 彼は大臣たちを思いのままに戒め/長老たちに知恵を授けた。 イスラエルはエジプトに下り/ヤコブはハムの地に宿った。 主は御自分の民を大いに増やし/敵よりも強くされた。 主が彼らの心を変えられたので/彼らは主の民を憎み/主の僕たちを悪だくみをもって扱った。 主は僕モーセを遣わし/アロンを選んで遣わされた。 彼らは人々に御言葉としるしを伝え/ハムの地で奇跡を行い 御言葉に逆らわなかった。主は闇を送って、地を暗くされた。 主が川の水を血に変えられたので、魚は死んだ。 その地には蛙が群がり、王宮の奥に及んだ。 主が命じられると、あぶが発生し/ぶよが国中に満ちた。 主は雨に代えて雹を降らせ/燃える火を彼らの国に下された。 主はぶどうといちじくを打ち/国中の木を折られた。 主が命じられると、いなごが発生し/数えきれないいなごがはい回り 国中の草を食い尽くし/大地の実りを食い尽くした。 主はこの国の初子をすべて撃ち/彼らの力の最初の実りをことごとく撃たれた。 主は金銀を持たせて民を導き出された。どの部族にも、落伍する者はひとりもなかった。 エジプトは恐怖に襲われていたから/彼らが出て行くのを喜んだ。 主は雲を広げて覆いとし/火をもって夜を照らされた。 民が求めると、主はうずらをもたらし/天のパンをもって彼らを満足させられた。 主が岩を開かれると、水がほとばしり/大河となって、乾いた地を流れた。 主は聖なる御言葉を御心に留め/僕アブラハムを御心に留められた。 主は、御自分の民を喜びのうちに/選ばれた民を歓呼のうちに導き出された。 主は彼らに諸国の土地を授け/多くの民の労苦の実りを継がせられた。 それゆえ彼らは主の掟を守り/主の教えに従わなければならない。ハレルヤ。 ルカ12・8-12「言っておくが、だれでも人々の前で自分をわたしの仲間であると言い表す者は、人の子も神の天使たちの前で、その人を自分の仲間であると言い表す。 しかし、人々の前でわたしを知らないと言う者は、神の天使たちの前で知らないと言われる。 人の子の悪口を言う者は皆赦される。しかし、聖霊を冒涜する者は赦されない。 会堂や役人、権力者のところに連れて行かれたときは、何をどう言い訳しようか、何を言おうかなどと心配してはならない。 言うべきことは、聖霊がそのときに教えてくださる。」
2007.10.25
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ローマ4・1-8では、肉によるわたしたちの先祖アブラハムは何を得たと言うべきでしょうか。 もし、彼が行いによって義とされたのであれば、誇ってもよいが、神の前ではそれはできません。 聖書には何と書いてありますか。「アブラハムは神を信じた。それが、彼の義と認められた」とあります。 ところで、働く者に対する報酬は恵みではなく、当然支払われるべきものと見なされています。 しかし、不信心な者を義とされる方を信じる人は、働きがなくても、その信仰が義と認められます。 同じようにダビデも、行いによらずに神から義と認められた人の幸いを、次のようにたたえています。 「不法が赦され、罪を覆い隠された人々は、/幸いである。 主から罪があると見なされない人は、/幸いである。」 詩篇145【ダビデの詩。マスキール。】いかに幸いなことでしょう/背きを赦され、罪を覆っていただいた者は。 いかに幸いなことでしょう/主に咎を数えられず、心に欺きのない人は。 わたしは黙し続けて/絶え間ない呻きに骨まで朽ち果てました。 御手は昼も夜もわたしの上に重く/わたしの力は/夏の日照りにあって衰え果てました。〔セラ わたしは罪をあなたに示し/咎を隠しませんでした。わたしは言いました/「主にわたしの背きを告白しよう」と。そのとき、あなたはわたしの罪と過ちを/赦してくださいました。〔セラ あなたの慈しみに生きる人は皆/あなたを見いだしうる間にあなたに祈ります。大水が溢れ流れるときにも/その人に及ぶことは決してありません。 あなたはわたしの隠れが。苦難から守ってくださる方。救いの喜びをもって/わたしを囲んでくださる方。〔セラ わたしはあなたを目覚めさせ/行くべき道を教えよう。あなたの上に目を注ぎ、勧めを与えよう。 分別のない馬やらばのようにふるまうな。それはくつわと手綱で動きを抑えねばならない。そのようなものをあなたに近づけるな。 神に逆らう者は悩みが多く/主に信頼する者は慈しみに囲まれる。 神に従う人よ、主によって喜び躍れ。すべて心の正しい人よ、喜びの声をあげよ。 ルカ12・1-7とかくするうちに、数えきれないほどの群衆が集まって来て、足を踏み合うほどになった。イエスは、まず弟子たちに話し始められた。「ファリサイ派の人々のパン種に注意しなさい。それは偽善である。 覆われているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはない。 だから、あなたがたが暗闇で言ったことはみな、明るみで聞かれ、奥の間で耳にささやいたことは、屋根の上で言い広められる。」 口語訳を見る 「友人であるあなたがたに言っておく。体を殺しても、その後、それ以上何もできない者どもを恐れてはならない。 だれを恐れるべきか、教えよう。それは、殺した後で、地獄に投げ込む権威を持っている方だ。そうだ。言っておくが、この方を恐れなさい。 五羽の雀が二アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、神がお忘れになるようなことはない。 それどころか、あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。」
2007.10.24
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テモテへの手紙2 4・10-17aデマスはこの世を愛し、わたしを見捨ててテサロニケに行ってしまい、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマティアに行っているからです。 ルカだけがわたしのところにいます。マルコを連れて来てください。彼はわたしの務めをよく助けてくれるからです。 わたしはティキコをエフェソに遣わしました。 あなたが来るときには、わたしがトロアスのカルポのところに置いてきた外套を持って来てください。また書物、特に羊皮紙のものを持って来てください。 銅細工人アレクサンドロがわたしをひどく苦しめました。主は、その仕業に応じて彼にお報いになります。 あなたも彼には用心しなさい。彼はわたしたちの語ることに激しく反対したからです。 わたしの最初の弁明のときには、だれも助けてくれず、皆わたしを見捨てました。彼らにその責めが負わされませんように。 しかし、わたしを通して福音があまねく宣べ伝えられ、すべての民族がそれを聞くようになるために、主はわたしのそばにいて、力づけてくださいました。そして、わたしは獅子の口から救われました。 詩篇145【賛美。ダビデの詩。】わたしの王、神よ、あなたをあがめ/世々限りなく御名をたたえます。 絶えることなくあなたをたたえ/世々限りなく御名を賛美します。 大いなる主、限りなく賛美される主/大きな御業は究めることもできません。 人々が、代々に御業をほめたたえ/力強い御業を告げ知らせますように。 あなたの輝き、栄光と威光/驚くべき御業の数々をわたしは歌います。 人々が恐るべき御力について語りますように。大きな御業をわたしは数え上げます。 人々が深い御恵みを語り継いで記念とし/救いの御業を喜び歌いますように。 主は恵みに富み、憐れみ深く/忍耐強く、慈しみに満ちておられます。 主はすべてのものに恵みを与え/造られたすべてのものを憐れんでくださいます。 主よ、造られたものがすべて、あなたに感謝し/あなたの慈しみに生きる人があなたをたたえ あなたの主権の栄光を告げ/力強い御業について語りますように。 その力強い御業と栄光を/主権の輝きを、人の子らに示しますように。 あなたの主権はとこしえの主権/あなたの統治は代々に。 主は倒れようとする人をひとりひとり支え/うずくまっている人を起こしてくださいます。 ものみながあなたに目を注いで待ち望むと/あなたはときに応じて食べ物をくださいます。 すべて命あるものに向かって御手を開き/望みを満足させてくださいます。 主の道はことごとく正しく/御業は慈しみを示しています。 主を呼ぶ人すべてに近くいまし/まことをもって呼ぶ人すべてに近くいまし 主を畏れる人々の望みをかなえ/叫びを聞いて救ってくださいます。 主を愛する人は主に守られ/主に逆らう者はことごとく滅ぼされます。 ルカ10・1-9その後、主はほかに七十二人を任命し、御自分が行くつもりのすべての町や村に二人ずつ先に遣わされた。 そして、彼らに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。 行きなさい。わたしはあなたがたを遣わす。それは、狼の群れに小羊を送り込むようなものだ。 財布も袋も履物も持って行くな。途中でだれにも挨拶をするな。 どこかの家に入ったら、まず、『この家に平和があるように』と言いなさい。 平和の子がそこにいるなら、あなたがたの願う平和はその人にとどまる。もし、いなければ、その平和はあなたがたに戻ってくる。 その家に泊まって、そこで出される物を食べ、また飲みなさい。働く者が報酬を受けるのは当然だからである。家から家へと渡り歩くな。 どこかの町に入り、迎え入れられたら、出される物を食べ、 その町の病人をいやし、また、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。
2007.10.20
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ローマ2・1-11だから、すべて人を裁く者よ、弁解の余地はない。あなたは、他人を裁きながら、実は自分自身を罪に定めている。あなたも人を裁いて、同じことをしているからです。 神はこのようなことを行う者を正しくお裁きになると、わたしたちは知っています。 このようなことをする者を裁きながら、自分でも同じことをしている者よ、あなたは、神の裁きを逃れられると思うのですか。 あるいは、神の憐れみがあなたを悔い改めに導くことも知らないで、その豊かな慈愛と寛容と忍耐とを軽んじるのですか。 あなたは、かたくなで心を改めようとせず、神の怒りを自分のために蓄えています。この怒りは、神が正しい裁きを行われる怒りの日に現れるでしょう。 神はおのおのの行いに従ってお報いになります。 すなわち、忍耐強く善を行い、栄光と誉れと不滅のものを求める者には、永遠の命をお与えになり、 反抗心にかられ、真理ではなく不義に従う者には、怒りと憤りをお示しになります。 すべて悪を行う者には、ユダヤ人はもとよりギリシア人にも、苦しみと悩みが下り、 すべて善を行う者には、ユダヤ人はもとよりギリシア人にも、栄光と誉れと平和が与えられます。 神は人を分け隔てなさいません。 詩篇62【指揮者によって。エドトンに合わせて。賛歌。ダビデの詩。】 わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう。神にわたしの救いはある。 神こそ、わたしの岩、わたしの救い、砦の塔。わたしは決して動揺しない。 お前たちはいつまで人に襲いかかるのか。亡きものにしようとして一団となり/人を倒れる壁、崩れる石垣とし 人が身を起こせば、押し倒そうと謀る。常に欺こうとして/口先で祝福し、腹の底で呪う。〔セラ わたしの魂よ、沈黙して、ただ神に向かえ。神にのみ、わたしは希望をおいている。 神はわたしの岩、わたしの救い、砦の塔。わたしは動揺しない。 わたしの救いと栄えは神にかかっている。力と頼み、避けどころとする岩は神のもとにある。 民よ、どのような時にも神に信頼し/御前に心を注ぎ出せ。神はわたしたちの避けどころ。〔セラ 人の子らは空しいもの。人の子らは欺くもの。共に秤にかけても、息よりも軽い。 暴力に依存するな。搾取を空しく誇るな。力が力を生むことに心を奪われるな。 ひとつのことを神は語り/ふたつのことをわたしは聞いた/力は神のものであり 慈しみは、わたしの主よ、あなたのものである、と/ひとりひとりに、その業に従って/あなたは人間に報いをお与えになる、と。 ルカ11・42-26イエスはこのように話しておられたとき、ファリサイ派の人から食事の招待を受けたので、その家に入って食事の席に着かれた。 ところがその人は、イエスが食事の前にまず身を清められなかったのを見て、不審に思った。 主は言われた。「実に、あなたたちファリサイ派の人々は、杯や皿の外側はきれいにするが、自分の内側は強欲と悪意に満ちている。 愚かな者たち、外側を造られた神は、内側もお造りになったではないか ただ、器の中にある物を人に施せ。そうすれば、あなたたちにはすべてのものが清くなる。 それにしても、あなたたちファリサイ派の人々は不幸だ。薄荷や芸香やあらゆる野菜の十分の一は献げるが、正義の実行と神への愛はおろそかにしているからだ。これこそ行うべきことである。もとより、十分の一の献げ物もおろそかにしてはならないが。 あなたたちファリサイ派の人々は不幸だ。会堂では上席に着くこと、広場では挨拶されることを好むからだ。 あなたたちは不幸だ。人目につかない墓のようなものである。その上を歩く人は気づかない。」 そこで、律法の専門家の一人が、「先生、そんなことをおっしゃれば、わたしたちをも侮辱することになります」と言った。 イエスは言われた。「あなたたち律法の専門家も不幸だ。人には背負いきれない重荷を負わせながら、自分では指一本もその重荷に触れようとしないからだ。
2007.10.20
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ローマ1・16-25わたしは福音を恥としない。福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。 福音には、神の義が啓示されていますが、それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。「正しい者は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。 不義によって真理の働きを妨げる人間のあらゆる不信心と不義に対して、神は天から怒りを現されます。 なぜなら、神について知りうる事柄は、彼らにも明らかだからです。神がそれを示されたのです。 世界が造られたときから、目に見えない神の性質、つまり神の永遠の力と神性は被造物に現れており、これを通して神を知ることができます。従って、彼らには弁解の余地がありません。 なぜなら、神を知りながら、神としてあがめることも感謝することもせず、かえって、むなしい思いにふけり、心が鈍く暗くなったからです。 自分では知恵があると吹聴しながら愚かになり、 滅びることのない神の栄光を、滅び去る人間や鳥や獣や這うものなどに似せた像と取り替えたのです。 そこで神は、彼らが心の欲望によって不潔なことをするにまかせられ、そのため、彼らは互いにその体を辱めました。 神の真理を偽りに替え、造り主の代わりに造られた物を拝んでこれに仕えたのです。造り主こそ、永遠にほめたたえられるべき方です、アーメン。 詩篇19【指揮者によって。賛歌。ダビデの詩。】 天は神の栄光を物語り/大空は御手の業を示す。 昼は昼に語り伝え/夜は夜に知識を送る。 話すことも、語ることもなく/声は聞こえなくても その響きは全地に/その言葉は世界の果てに向かう。そこに、神は太陽の幕屋を設けられた。 太陽は、花婿が天蓋から出るように/勇士が喜び勇んで道を走るように 天の果てを出で立ち/天の果てを目指して行く。その熱から隠れうるものはない。 主の律法は完全で、魂を生き返らせ/主の定めは真実で、無知な人に知恵を与える。 主の命令はまっすぐで、心に喜びを与え/主の戒めは清らかで、目に光を与える。 主への畏れは清く、いつまでも続き/主の裁きはまことで、ことごとく正しい。 金にまさり、多くの純金にまさって望ましく/蜜よりも、蜂の巣の滴りよりも甘い。 あなたの僕はそれらのことを熟慮し/それらを守って大きな報いを受けます。 知らずに犯した過ち、隠れた罪から/どうかわたしを清めてください。 あなたの僕を驕りから引き離し/支配されないようにしてください。そうすれば、重い背きの罪から清められ/わたしは完全になるでしょう。 どうか、わたしの口の言葉が御旨にかない/心の思いが御前に置かれますように。主よ、わたしの岩、わたしの贖い主よ。 ルカ11・37-41イエスはこのように話しておられたとき、ファリサイ派の人から食事の招待を受けたので、その家に入って食事の席に着かれた。 ところがその人は、イエスが食事の前にまず身を清められなかったのを見て、不審に思った。 主は言われた。「実に、あなたたちファリサイ派の人々は、杯や皿の外側はきれいにするが、自分の内側は強欲と悪意に満ちている。 愚かな者たち、外側を造られた神は、内側もお造りになったではないか ただ、器の中にある物を人に施せ。そうすれば、あなたたちにはすべてのものが清くなる。
2007.10.20
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ローマ1・1~7キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び出され、召されて使徒となったパウロから、―― この福音は、神が既に聖書の中で預言者を通して約束されたもので、 御子に関するものです。御子は、肉によればダビデの子孫から生まれ、 聖なる霊によれば、死者の中からの復活によって力ある神の子と定められたのです。この方が、わたしたちの主イエス・キリストです。 わたしたちはこの方により、その御名を広めてすべての異邦人を信仰による従順へと導くために、恵みを受けて使徒とされました。 この異邦人の中に、イエス・キリストのものとなるように召されたあなたがたもいるのです。―― 神に愛され、召されて聖なる者となったローマの人たち一同へ。わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。 詩篇98【賛歌。】新しい歌を主に向かって歌え。主は驚くべき御業を成し遂げられた。右の御手、聖なる御腕によって/主は救いの御業を果たされた。 主は救いを示し/恵みの御業を諸国の民の目に現し イスラエルの家に対する/慈しみとまことを御心に留められた。地の果てまですべての人は/わたしたちの神の救いの御業を見た。 全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。歓声をあげ、喜び歌い、ほめ歌え。 琴に合わせてほめ歌え/琴に合わせ、楽の音に合わせて。 ラッパを吹き、角笛を響かせて/王なる主の御前に喜びの叫びをあげよ。 とどろけ、海とそこに満ちるもの/世界とそこに住むものよ。 潮よ、手を打ち鳴らし/山々よ、共に喜び歌え 主を迎えて。主は来られる、地を裁くために。主は世界を正しく裁き/諸国の民を公平に裁かれる。 ルカ11・29-32群衆の数がますます増えてきたので、イエスは話し始められた。「今の時代の者たちはよこしまだ。しるしを欲しがるが、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。 つまり、ヨナがニネベの人々に対してしるしとなったように、人の子も今の時代の者たちに対してしるしとなる。 南の国の女王は、裁きの時、今の時代の者たちと一緒に立ち上がり、彼らを罪に定めるであろう。この女王はソロモンの知恵を聞くために、地の果てから来たからである。ここに、ソロモンにまさるものがある。 また、ニネベの人々は裁きの時、今の時代の者たちと一緒に立ち上がり、彼らを罪に定めるであろう。ニネベの人々は、ヨナの説教を聞いて悔い改めたからである。ここに、ヨナにまさるものがある。」
2007.10.18
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列王記下 5章14-17ナアマンは神の人の言葉どおりに下って行って、ヨルダンに七度身を浸した。彼の体は元に戻り、小さい子供の体のようになり、清くなった。 彼は随員全員を連れて神の人のところに引き返し、その前に来て立った。「イスラエルのほか、この世界のどこにも神はおられないことが分かりました。今この僕からの贈り物をお受け取りください。」 神の人は、「わたしの仕えている主は生きておられる。わたしは受け取らない」と辞退した。ナアマンは彼に強いて受け取らせようとしたが、彼は断った。 ナアマンは言った。「それなら、らば二頭に負わせることができるほどの土をこの僕にください。僕は今後、主以外の他の神々に焼き尽くす献げ物やその他のいけにえをささげることはしません。 詩編 / 98編【賛歌。】新しい歌を主に向かって歌え。主は驚くべき御業を成し遂げられた。右の御手、聖なる御腕によって/主は救いの御業を果たされた。 主は救いを示し/恵みの御業を諸国の民の目に現し イスラエルの家に対する/慈しみとまことを御心に留められた。地の果てまですべての人は/わたしたちの神の救いの御業を見た。 全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。歓声をあげ、喜び歌い、ほめ歌え。 琴に合わせてほめ歌え/琴に合わせ、楽の音に合わせて。 る ラッパを吹き、角笛を響かせて/王なる主の御前に喜びの叫びをあげよ。 とどろけ、海とそこに満ちるもの/世界とそこに住むものよ。 潮よ、手を打ち鳴らし/山々よ、共に喜び歌え 主を迎えて。主は来られる、地を裁くために。主は世界を正しく裁き/諸国の民を公平に裁かれる。 テモテへの手紙二 / 2章 8節-13節 イエス・キリストのことを思い起こしなさい。わたしの宣べ伝える福音によれば、この方は、ダビデの子孫で、死者の中から復活されたのです。 この福音のためにわたしは苦しみを受け、ついに犯罪人のように鎖につながれています。しかし、神の言葉はつながれていません。 だから、わたしは、選ばれた人々のために、あらゆることを耐え忍んでいます。彼らもキリスト・イエスによる救いを永遠の栄光と共に得るためです。 次の言葉は真実です。「わたしたちは、キリストと共に死んだのなら、/キリストと共に生きるようになる。 耐え忍ぶなら、/キリストと共に支配するようになる。キリストを否むなら、/キリストもわたしたちを否まれる。 わたしたちが誠実でなくても、/キリストは常に真実であられる。キリストは御自身を/否むことができないからである。」 ルカによる福音書 / 17章 11節-19節イエスはエルサレムへ上る途中、サマリアとガリラヤの間を通られた。 ある村に入ると、重い皮膚病を患っている十人の人が出迎え、遠くの方に立ち止まったまま、 声を張り上げて、「イエスさま、先生、どうか、わたしたちを憐れんでください」と言った。 イエスは重い皮膚病を患っている人たちを見て、「祭司たちのところに行って、体を見せなさい」と言われた。彼らは、そこへ行く途中で清くされた。 その中の一人は、自分がいやされたのを知って、大声で神を賛美しながら戻って来た。 そして、イエスの足もとにひれ伏して感謝した。この人はサマリア人だった。 そこで、イエスは言われた。「清くされたのは十人ではなかったか。ほかの九人はどこにいるのか。 この外国人のほかに、神を賛美するために戻って来た者はいないのか。」 それから、イエスはその人に言われた。「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。」
2007.10.16
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ヨエル書4・12-21諸国の民が奮い立ち/ヨシャファトの谷に上って来ると/わたしはそこに座を設け/周囲のすべての民を裁く。 鎌を入れよ、刈り入れの時は熟した。来て踏みつぶせ/酒ぶねは満ち、搾り場は溢れている。彼らの悪は大きい。 裁きの谷には、おびただしい群衆がいる。主の日が裁きの谷に近づく。 太陽も月も暗くなり、星もその光を失う。 主はシオンからほえたけり/エルサレムから声をとどろかされる。天も地も震える。しかし、主はその民の避け所/イスラエルの人々の砦である。 あなたたちは知るようになる。わたしがあなたたちの神なる主であり/わが聖なる山シオンに住む者であることを。エルサレムは聖なる地となり/もはや、異国の民がそこを通ることはない。 その日が来ると/山々にはぶどう酒が滴り/もろもろの丘には乳が流れ/ユダのすべての谷には水が流れる。泉が主の神殿から湧き出て/シティムの川を潤す。 エジプトは荒廃し/エドムは滅びの荒れ野となる。ユダの人々を虐げ/その国で、罪なき者の血を流したからだ。 しかし、ユダはとこしえに/エルサレムは代々にわたって/民の住むところとなる。 わたしは彼らが流した血の復讐をする。必ず復讐せずにはおかない。主はシオンに住まわれる。詩篇 97編主こそ王。全地よ、喜び躍れ。多くの島々よ、喜び祝え。 密雲と濃霧が主の周りに立ちこめ/正しい裁きが王座の基をなす。 火は御前を進み/周りの敵を焼き滅ぼす。 稲妻は世界を照らし出し/地はそれを見て、身もだえし 山々は蝋のように溶ける/主の御前に、全地の主の御前に。 天は主の正しさを告げ知らせ/すべての民はその栄光を仰ぎ見る。 すべて、偶像に仕える者/むなしい神々を誇りとする者は恥を受ける。神々はすべて、主に向かってひれ伏す。 シオンは聞いて喜び祝い/ユダのおとめらは喜び躍る/主よ、あなたの裁きのゆえに。 あなたは主、全地に君臨されるいと高き神。神々のすべてを超え、あがめられる神。 主を愛する人は悪を憎む。主の慈しみに生きる人の魂を主は守り/神に逆らう者の手から助け出してくださる。 神に従う人のためには光を/心のまっすぐな人のためには喜びを/種蒔いてくださる。 神に従う人よ、主にあって喜び祝え。聖なる御名に感謝をささげよ。 ルカによる福音書 11章 27-28節 イエスがこれらのことを話しておられると、ある女が群衆の中から声高らかに言った。「なんと幸いなことでしょう、あなたを宿した胎、あなたが吸った乳房は。」 しかし、イエスは言われた。「むしろ、幸いなのは神の言葉を聞き、それを守る人である。」
2007.10.15
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ヨエル1・13-15;2・1-2祭司よ、粗布を腰にまとって嘆き悲しめ。祭壇に仕える者よ、泣き叫べ。神に仕える者よ、粗布をまとって夜を明かせ。献げ物の穀物とぶどう酒は、もはや/あなたたちの神の宮にもたらされることはない。 断食を布告し、聖会を召集し/長老をはじめこの国の民をすべて/あなたたちの神、主の神殿に集め/主に向かって嘆きの叫びをあげよ。 ああ、恐るべき日よ/主の日が近づく。全能者による破滅の日が来る。 シオンで角笛を吹き/わが聖なる山で鬨の声をあげよ。この国に住む者は皆、おののけ。主の日が来る、主の日が近づく。 それは闇と暗黒の日、雲と濃霧の日である。強大で数多い民が/山々に広がる曙の光のように襲ってくる。このようなことは、かつて起こったことがなく/これから後も、代々再び起こることはない。詩篇50 【賛歌。アサフの詩。】神々の神、主は、御言葉を発し/日の出るところから日の入るところまで/地を呼び集められる。 麗しさの極みシオンから、神は顕現される。 わたしたちの神は来られる/黙してはおられない。御前を火が焼き尽くして行き/御もとには嵐が吹き荒れている。 神は御自分の民を裁くために/上から天に呼びかけ、また、地に呼びかけられる。 「わたしの前に集めよ/わたしの慈しみに生きる者を/いけにえを供えてわたしと契約を結んだ者を。」 天は神の正しいことを告げ知らせる。神は御自ら裁きを行われる。〔セラ 「わたしの民よ、聞け、わたしは語る。イスラエルよ、わたしはお前を告発する。わたしは神、わたしはお前の神。 献げ物についてお前を責めはしない。お前の焼き尽くす献げ物は/常にわたしの前に置かれている。 わたしはお前の家から雄牛を取らず/囲いの中から雄山羊を取ることもしない。 森の生き物は、すべてわたしのもの/山々に群がる獣も、わたしのもの。 山々の鳥をわたしはすべて知っている。獣はわたしの野に、わたしのもとにいる。 たとえ飢えることがあろうとも/お前に言いはしない。世界とそこに満ちているものは/すべてわたしのものだ。 わたしが雄牛の肉を食べ/雄山羊の血を飲むとでも言うのか。 告白を神へのいけにえとしてささげ/いと高き神に満願の献げ物をせよ。 それから、わたしを呼ぶがよい。苦難の日、わたしはお前を救おう。そのことによって/お前はわたしの栄光を輝かすであろう。」 神は背く者に言われる。「お前はわたしの掟を片端から唱え/わたしの契約を口にする。どういうつもりか。 お前はわたしの諭しを憎み/わたしの言葉を捨てて顧みないではないか。 盗人と見ればこれにくみし/姦淫を行う者の仲間になる。 悪事は口に親しみ/欺きが舌を御している。 座しては兄弟をそしり/同じ母の子を中傷する。 ルカによる福音書 / 11章 15-26節 しかし、中には、「あの男は悪霊の頭ベルゼブルの力で悪霊を追い出している」と言う者や、イエスを試そうとして、天からのしるしを求める者がいた。 しかし、イエスは彼らの心を見抜いて言われた。「内輪で争えば、どんな国でも荒れ果て、家は重なり合って倒れてしまう。 あなたたちは、わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出していると言うけれども、サタンが内輪もめすれば、どうしてその国は成り立って行くだろうか。 わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出すのなら、あなたたちの仲間は何の力で追い出すのか。だから、彼ら自身があなたたちを裁く者となる。 しかし、わたしが神の指で悪霊を追い出しているのであれば、神の国はあなたたちのところに来ているのだ。 強い人が武装して自分の屋敷を守っているときには、その持ち物は安全である。 しかし、もっと強い者が襲って来てこの人に勝つと、頼みの武具をすべて奪い取り、分捕り品を分配する。 わたしに味方しない者はわたしに敵対し、わたしと一緒に集めない者は散らしている。」 「汚れた霊は、人から出て行くと、砂漠をうろつき、休む場所を探すが、見つからない。それで、『出て来たわが家に戻ろう』と言う。 そして、戻ってみると、家は掃除をして、整えられていた。 そこで、出かけて行き、自分よりも悪いほかの七つの霊を連れて来て、中に入り込んで、住み着く。そうなると、その人の後の状態は前よりも悪くなる。」
2007.10.14
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マラキ書 3章 13-20a あなたたちは、わたしに/ひどい言葉を語っている、と主は言われる。ところが、あなたたちは言う/どんなことをあなたに言いましたか、と。 あなたたちは言っている。「神に仕えることはむなしい。たとえ、その戒めを守っても/万軍の主の御前を/喪に服している人のように歩いても/何の益があろうか。 むしろ、我々は高慢な者を幸いと呼ぼう。彼らは悪事を行っても栄え/神を試みても罰を免れているからだ。」 そのとき、主を畏れ敬う者たちが互いに語り合った。主は耳を傾けて聞かれた。神の御前には、主を畏れ、その御名を思う者のために記録の書が書き記された。 わたしが備えているその日に/彼らはわたしにとって宝となると/万軍の主は言われる。人が自分に仕える子を憐れむように/わたしは彼らを憐れむ。 そのとき、あなたたちはもう一度/正しい人と神に逆らう人/神に仕える者と仕えない者との/区別を見るであろう。 見よ、その日が来る/炉のように燃える日が。高慢な者、悪を行う者は/すべてわらのようになる。到来するその日は、と万軍の主は言われる。彼らを燃え上がらせ、根も枝も残さない。 しかし、わが名を畏れ敬うあなたたちには/義の太陽が昇る。その翼にはいやす力がある。あなたたちは牛舎の子牛のように/躍り出て跳び回る。 詩篇1いかに幸いなことか/神に逆らう者の計らいに従って歩まず/罪ある者の道にとどまらず/傲慢な者と共に座らず 主の教えを愛し/その教えを昼も夜も口ずさむ人。 その人は流れのほとりに植えられた木。ときが巡り来れば実を結び/葉もしおれることがない。その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。 神に逆らう者はそうではない。彼は風に吹き飛ばされるもみ殻。 神に逆らう者は裁きに堪えず/罪ある者は神に従う人の集いに堪えない。 神に従う人の道を主は知っていてくださる。神に逆らう者の道は滅びに至る。 ルカ11・5-13また、弟子たちに言われた。「あなたがたのうちのだれかに友達がいて、真夜中にその人のところに行き、次のように言ったとしよう。『友よ、パンを三つ貸してください。旅行中の友達がわたしのところに立ち寄ったが、何も出すものがないのです。』 すると、その人は家の中から答えるにちがいない。『面倒をかけないでください。もう戸は閉めたし、子供たちはわたしのそばで寝ています。起きてあなたに何かをあげるわけにはいきません。』 しかし、言っておく。その人は、友達だからということでは起きて何か与えるようなことはなくても、しつように頼めば、起きて来て必要なものは何でも与えるであろう。 そこで、わたしは言っておく。求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。 だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。 あなたがたの中に、魚を欲しがる子供に、魚の代わりに蛇を与える父親がいるだろうか。 また、卵を欲しがるのに、さそりを与える父親がいるだろうか。 このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして天の父は求める者に聖霊を与えてくださる。」
2007.10.11
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ヨナ4・1-11ヨナにとって、このことは大いに不満であり、彼は怒った。 彼は、主に訴えた。「ああ、主よ、わたしがまだ国にいましたとき、言ったとおりではありませんか。だから、わたしは先にタルシシュに向かって逃げたのです。わたしには、こうなることが分かっていました。あなたは、恵みと憐れみの神であり、忍耐深く、慈しみに富み、災いをくだそうとしても思い直される方です。 主よどうか今、わたしの命を取ってください。生きているよりも死ぬ方がましです。」 主は言われた。「お前は怒るが、それは正しいことか。」 そこで、ヨナは都を出て東の方に座り込んだ。そして、そこに小屋を建て、日射しを避けてその中に座り、都に何が起こるかを見届けようとした。 すると、主なる神は彼の苦痛を救うため、とうごまの木に命じて芽を出させられた。とうごまの木は伸びてヨナよりも丈が高くなり、頭の上に陰をつくったので、ヨナの不満は消え、このとうごまの木を大いに喜んだ。 ところが翌日の明け方、神は虫に命じて木に登らせ、とうごまの木を食い荒らさせられたので木は枯れてしまった。 日が昇ると、神は今度は焼けつくような東風に吹きつけるよう命じられた。太陽もヨナの頭上に照りつけたので、ヨナはぐったりとなり、死ぬことを願って言った。「生きているよりも、死ぬ方がましです。」 神はヨナに言われた。「お前はとうごまの木のことで怒るが、それは正しいことか。」彼は言った。「もちろんです。怒りのあまり死にたいくらいです。」 すると、主はこう言われた。「お前は、自分で労することも育てることもなく、一夜にして生じ、一夜にして滅びたこのとうごまの木さえ惜しんでいる。 それならば、どうしてわたしが、この大いなる都ニネベを惜しまずにいられるだろうか。そこには、十二万人以上の右も左もわきまえぬ人間と、無数の家畜がいるのだから。」 詩篇86【祈り。ダビデの詩。】主よ、わたしに耳を傾け、答えてください。わたしは貧しく、身を屈めています。 わたしの魂をお守りください/わたしはあなたの慈しみに生きる者。あなたの僕をお救いください/あなたはわたしの神/わたしはあなたに依り頼む者。 主よ、憐れんでください/絶えることなくあなたを呼ぶわたしを。 あなたの僕の魂に喜びをお与えください。わたしの魂が慕うのは/主よ、あなたなのです。 主よ、あなたは恵み深く、お赦しになる方。あなたを呼ぶ者に/豊かな慈しみをお与えになります。 主よ、わたしの祈りをお聞きください。嘆き祈るわたしの声に耳を向けてください。 苦難の襲うときわたしが呼び求めれば/あなたは必ず答えてくださるでしょう。 主よ、あなたのような神は神々のうちになく/あなたの御業に並ぶものはありません。 主よ、あなたがお造りになった国々はすべて/御前に進み出て伏し拝み、御名を尊びます。 あなたは偉大な神/驚くべき御業を成し遂げられる方/ただあなたひとり、神。 主よ、あなたの道をお教えください。わたしはあなたのまことの中を歩みます。御名を畏れ敬うことができるように/一筋の心をわたしにお与えください。 主よ、わたしの神よ/心を尽くしてあなたに感謝をささげ/とこしえに御名を尊びます。 あなたの慈しみはわたしを超えて大きく/深い陰府から/わたしの魂を救い出してくださいます。 神よ、傲慢な者がわたしに逆らって立ち/暴虐な者の一党がわたしの命を求めています。彼らはあなたを自分たちの前に置いていません。 主よ、あなたは情け深い神/憐れみに富み、忍耐強く/慈しみとまことに満ちておられる。 わたしに御顔を向け、憐れんでください。御力をあなたの僕に分け与え/あなたのはしための子をお救いください。 良いしるしをわたしに現してください。それを見て/わたしを憎む者は恥に落とされるでしょう。主よ、あなたは必ずわたしを助け/力づけてくださいます。 ルカ11・1-4イエスはある所で祈っておられた。祈りが終わると、弟子の一人がイエスに、「主よ、ヨハネが弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈りを教えてください」と言った。 そこで、イエスは言われた。「祈るときには、こう言いなさい。『父よ、/御名が崇められますように。御国が来ますように。 わたしたちに必要な糧を毎日与えてください。 わたしたちの罪を赦してください、/わたしたちも自分に負い目のある人を/皆赦しますから。わたしたちを誘惑に遭わせないでください。』」 11.1 Jésus priait un jour en un certain lieu. Lorsqu'il eut achevé, un de ses disciples lui dit: Seigneur, enseigne-nous à prier, comme Jean l'a enseigné à ses disciples. 11.2 Il leur dit: Quand vous priez, dites: Père! Que ton nom soit sanctifié; que ton règne vienne. 11.3 Donne-nous chaque jour notre pain quotidien; 11.4 pardonne-nous nos péchés, car nous aussi nous pardonnons à quiconque nous offense; et ne nous induis pas en tentation.
2007.10.10
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ヨナ3・1-10主の言葉が再びヨナに臨んだ。 「さあ、大いなる都ニネベに行って、わたしがお前に語る言葉を告げよ。」 ヨナは主の命令どおり、直ちにニネベに行った。ニネベは非常に大きな都で、一回りするのに三日かかった。 ヨナはまず都に入り、一日分の距離を歩きながら叫び、そして言った。「あと四十日すれば、ニネベの都は滅びる。」 すると、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者も低い者も身に粗布をまとった。 このことがニネベの王に伝えられると、王は王座から立ち上がって王衣を脱ぎ捨て、粗布をまとって灰の上に座し、 王と大臣たちの名によって布告を出し、ニネベに断食を命じた。「人も家畜も、牛、羊に至るまで、何一つ食物を口にしてはならない。食べることも、水を飲むことも禁ずる。 人も家畜も粗布をまとい、ひたすら神に祈願せよ。おのおの悪の道を離れ、その手から不法を捨てよ。 そうすれば神が思い直されて激しい怒りを静め、我々は滅びを免れるかもしれない。」 神は彼らの業、彼らが悪の道を離れたことを御覧になり、思い直され、宣告した災いをくだすのをやめられた。 詩篇130【都に上る歌。】深い淵の底から、主よ、あなたを呼びます。 主よ、この声を聞き取ってください。嘆き祈るわたしの声に耳を傾けてください。 主よ、あなたが罪をすべて心に留められるなら/主よ、誰が耐ええましょう。 しかし、赦しはあなたのもとにあり/人はあなたを畏れ敬うのです。 わたしは主に望みをおき/わたしの魂は望みをおき/御言葉を待ち望みます。 わたしの魂は主を待ち望みます/見張りが朝を待つにもまして/見張りが朝を待つにもまして。 イスラエルよ、主を待ち望め。慈しみは主のもとに/豊かな贖いも主のもとに。 主は、イスラエルを/すべての罪から贖ってくださる。 ルカ10・38-42一行が歩いて行くうち、イエスはある村にお入りになった。すると、マルタという女が、イエスを家に迎え入れた。 彼女にはマリアという姉妹がいた。マリアは主の足もとに座って、その話に聞き入っていた。 マルタは、いろいろのもてなしのためせわしく立ち働いていたが、そばに近寄って言った。「主よ、わたしの姉妹はわたしだけにもてなしをさせていますが、何ともお思いになりませんか。手伝ってくれるようにおっしゃってください。」 主はお答えになった。「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。 しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」
2007.10.09
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ヨナ1・1~2・1,11主の言葉がアミタイの子ヨナに臨んだ。 「さあ、大いなる都ニネベに行ってこれに呼びかけよ。彼らの悪はわたしの前に届いている。」 しかしヨナは主から逃れようとして出発し、タルシシュに向かった。ヤッファに下ると、折よくタルシシュ行きの船が見つかったので、船賃を払って乗り込み、人々に紛れ込んで主から逃れようと、タルシシュに向かった。 主は大風を海に向かって放たれたので、海は大荒れとなり、船は今にも砕けんばかりとなった。 船乗りたちは恐怖に陥り、それぞれ自分の神に助けを求めて叫びをあげ、積み荷を海に投げ捨て、船を少しでも軽くしようとした。しかし、ヨナは船底に降りて横になり、ぐっすりと寝込んでいた。 船長はヨナのところに来て言った。「寝ているとは何事か。さあ、起きてあなたの神を呼べ。神が気づいて助けてくれるかもしれない。」 さて、人々は互いに言った。「さあ、くじを引こう。誰のせいで、我々にこの災難がふりかかったのか、はっきりさせよう。」そこで、くじを引くとヨナに当たった。 人々は彼に詰め寄って、「さあ、話してくれ。この災難が我々にふりかかったのは、誰のせいか。あなたは何の仕事で行くのか。どこから来たのか。国はどこで、どの民族の出身なのか」と言った。 ヨナは彼らに言った。「わたしはヘブライ人だ。海と陸とを創造された天の神、主を畏れる者だ。」 人々は非常に恐れ、ヨナに言った。「なんという事をしたのだ。」人々はヨナが、主の前から逃げて来たことを知った。彼が白状したからである。 彼らはヨナに言った。「あなたをどうしたら、海が静まるのだろうか。」海は荒れる一方だった。 ヨナは彼らに言った。「わたしの手足を捕らえて海にほうり込むがよい。そうすれば、海は穏やかになる。わたしのせいで、この大嵐があなたたちを見舞ったことは、わたしが知っている。」 乗組員は船を漕いで陸に戻そうとしたが、できなかった。海がますます荒れて、襲いかかってきたからである。 ついに、彼らは主に向かって叫んだ。「ああ、主よ、この男の命のゆえに、滅ぼさないでください。無実の者を殺したといって責めないでください。主よ、すべてはあなたの御心のままなのですから。」 彼らがヨナの手足を捕らえて海へほうり込むと、荒れ狂っていた海は静まった。 人々は大いに主を畏れ、いけにえをささげ、誓いを立てた。 さて、主は巨大な魚に命じて、ヨナを呑み込ませられた。ヨナは三日三晩魚の腹の中にいた。主が命じられると、魚はヨナを陸地に吐き出した。詩篇30【賛歌。神殿奉献の歌。ダビデの詩。】 主よ、あなたをあがめます。あなたは敵を喜ばせることなく/わたしを引き上げてくださいました。 わたしの神、主よ、叫び求めるわたしを/あなたは癒してくださいました。 主よ、あなたはわたしの魂を陰府から引き上げ/墓穴に下ることを免れさせ/わたしに命を得させてくださいました。 主の慈しみに生きる人々よ/主に賛美の歌をうたい/聖なる御名を唱え、感謝をささげよ。 ひととき、お怒りになっても/命を得させることを御旨としてくださる。泣きながら夜を過ごす人にも/喜びの歌と共に朝を迎えさせてくださる。 平穏なときには、申しました/「わたしはとこしえに揺らぐことがない」と。 主よ、あなたが御旨によって/砦の山に立たせてくださったからです。しかし、御顔を隠されると/わたしはたちまち恐怖に陥りました。 主よ、わたしはあなたを呼びます。主に憐れみを乞います。 わたしが死んで墓に下ることに/何の益があるでしょう。塵があなたに感謝をささげ/あなたのまことを告げ知らせるでしょうか。 主よ、耳を傾け、憐れんでください。主よ、わたしの助けとなってください。 あなたはわたしの嘆きを踊りに変え/粗布を脱がせ、喜びを帯としてくださいました。 わたしの魂があなたをほめ歌い/沈黙することのないようにしてくださいました。わたしの神、主よ/とこしえにあなたに感謝をささげます。 ルカ10・25-37すると、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試そうとして言った。「先生、何をしたら、永遠の命を受け継ぐことができるでしょうか。」 イエスが、「律法には何と書いてあるか。あなたはそれをどう読んでいるか」と言われると、 彼は答えた。「『心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい』とあります。」 イエスは言われた。「正しい答えだ。それを実行しなさい。そうすれば命が得られる。」 しかし、彼は自分を正当化しようとして、「では、わたしの隣人とはだれですか」と言った。 イエスはお答えになった。「ある人がエルサレムからエリコへ下って行く途中、追いはぎに襲われた。追いはぎはその人の服をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにしたまま立ち去った。 ある祭司がたまたまその道を下って来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。 同じように、レビ人もその場所にやって来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。 ところが、旅をしていたあるサマリア人は、そばに来ると、その人を見て憐れに思い、 近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。 そして、翌日になると、デナリオン銀貨二枚を取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけに払います。』 さて、あなたはこの三人の中で、だれが追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか。」 律法の専門家は言った。「その人を助けた人です。」そこで、イエスは言われた。「行って、あなたも同じようにしなさい。」
2007.10.08
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そういった本を買った。パスタの特集だ。それにしても、修道院では、どういった食事なのだろう。気になる。きょうの料理ビギナーズ
2007.10.07
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ハバクク I 2-3; 2・2-4主よ、わたしが助けを求めて叫んでいるのにいつまで、あなたは聞いてくださらないのか。わたしが、あなたに「不法」と訴えているのにあなたは助けてくださらない。どうして、あなたはわたしに災いを見させ労苦に目を留めさせられるのか。暴虐と不法がわたしの前にあり争いが起こり、いさかいが持ち上がっている、主はわたしに答えて、言われた。「幻を書き記せ。走りながらでも読めるように板の上にしっかり記せ。定められた時のためにもうひとつの幻があるからだ。それは終わりの時に向かって急ぐ。人を欺くことはない。たとえ、遅くなっても、待っておれ。それは必ず来る、遅れることはない。見よ、高慢な者を。彼の心は正しくありえない。しかし、神に従う人は信仰によって生きる。」詩篇95主に向かって喜び歌おう。救いの岩に向かって喜びの叫びをあげよう。御前に進み、感謝をささげ楽の音に合わせて喜びの叫びをあげよう。主は大いなる神すべての神を超えて大いなる王。深い地の底も御手の内にあり山々の頂も主のもの。海も主のもの、それらを造られたのは主。陸もまた、御手によって形づくられた。わたしたちを造られた方主の御前にひざまずこう。共にひれ伏し、伏し拝もう。主はわたしたちの神、わたしたちは主の民主に養われる群れ、御手の内にある羊。今日こそ、主の声に聞き従わなければならない。「あの日、荒れ野のメリバやマサでしたように心を頑なにしてはならない。あのとき、あなたたちの先祖はわたしを試みた。四十年の間、わたしはその世代をいとい心の迷う民と呼んだ。彼らはわたしの道を知ろうとしなかった。わたしは怒り彼らを憩いの地に入れないと誓った。」テモテ1・6-8,13-14ある人々はこれらのものからそれて、無益な議論の中に迷い込みました。彼らは、自分の言っていることも主張している事柄についても理解していないのに、律法の教師でありたいと思っています。しかし、わたしたちは、律法は正しく用いるならば良いものであることを知っています。以前、わたしは神を冒涜するもの者、迫害する者、暴力を振るう者でした。しかし、信じていないとき知らずに行ったことなので、憐れみを受けました。そして、わたしたちの主の恵みが、キリスト・イエスによる信仰と愛と共に、あふれるほど与えられました。ルカ17・5-10使徒たちが、「わたしどもの信仰を増してください」と言ったとき、主は言われた。「もしあなたがたにからし種一粒ほどの信仰があれば、この桑の木に、『抜け出して海に根を下ろせ』と言っても、言う事を聞くであろう。あなたがたのうちにだれかに、畑を耕すか羊を飼うかする僕がいる場合、その僕が畑から帰って来たとき、『すぐ来て食事の席に着きなさい』と言うものがいるだろうか。むしろ、『夕食の用意をしてくれ。腰に帯を締め、わたしが食事を済ますまで給仕をしてくれ。お前はその後で食事をしなさい』と言うのではなかろうか。命じられたことを果たしたからといって、主人は僕に感謝するだろうか。あなたがたも同じことだ。自分に命じられたことをみな果たしたら、『わたしどもは取るに足りない僕です。しなければならないことをしただけです』と言いなさい。」
2007.10.07
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十字架のしるし父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。+ In nomine Patris, et Filii, et Spiritus Sancti. Amen
2007.10.06
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金曜日休暇をとってしまい、4連休。偶々彼女が買っていた知の休日を読む。ああ、こんな軽いエッセイで息を抜くのもいいなあ。買うほどではなく、借りるなどして、息抜きにどうぞ。
2007.10.06
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