曹操注解 孫子の兵法

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曹操閣下

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Jan 29, 2006
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カテゴリ: 戦略
閣下は厳寒のヨーロッパを出た。


また新たに騎士団加入を誘われたが、「会費請求はありませんよ」という名誉職なので喜んで引き受けることにした。

こっちは気楽なものだが、中東情勢はますます緊迫している。
ローマ教皇庁も憂慮されているだろう。

しかしローマやキリスト教のために中東問題の方策を考えるつもりはない。

アラブ・イスラム教徒の未来のために、理の通った戦略提言をしていくことだ。
そうしないと信頼もされないし、見向きもされないだろう。

戦略提言というものは80%は相手の利益に基づかなくてはならない。



アラブの大義は9割までアラブの人々の気持ちを反映したい。
それは彼らが国際社会で「不当な扱いを受けている」という気持ちだ。

われわれの明治国家も同じ立場だった。

そして国際列強に対抗しようという国際的な政治的野心から、朝鮮半島と中国大陸を犠牲にしてしまった。

 「聖地に異教徒の軍隊が駐留している」というアルカイーダの主張もわからないでもない。
 女性の大阪府知事が政治権力で大相撲の土俵に上がろうとしたら、私も平静ではいられないだろうから。

 靖國神社の問題も同じだ。
 民族の文化や伝統が外国に理解されないという理由だけで攻撃されたり、不当に批判を受けたら、これは断固として主張しなければならぬ。
 もちろん、それは正当な手段で主張をすべきで、テロを容認してはならない。
 しかし、アメリカは正確な情報もないまま武力行使をやってしまった。
 今になって「情報は虚偽だった」といっても、それは通らない。



 イラク戦争で失敗したブッシュ大統領は、公然と核兵器を製造しようとするイランや北朝鮮の挑戦にどこまで人道的に対応できるだろうか。

 もはや武力で脅迫してもアラブの人々は説得できないのだ。
 アメリカ国民も納得できないだろう。

 アメリカの外交方針とは別な大戦略が必要なのだ。
 欧米とアラブが将来的に共存する国際戦略が必要だ。



 専門家として、その可能性を探ってみたい。
 戦争回避のために。
 罪なくして殺される人々を減らすためだ。





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Last updated  Jan 29, 2006 02:05:15 AM
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