◎LSUエバービーリング
親株+挿し木2本の計3鉢あるし、実つきもよく、うちでは一番早く熟すのでありがたいです。実は夏果だからか昨年の秋果に比べればやはり少し大きくなった気がします。糖度計は持っていないので甘さについては感覚的なものですが、甘いです(笑)。これはおいしいとかおいしくないとかではなくて、好みの問題なのですが、甘いだけ、という感じの味です。地植えだともっと大きな実がつくんですかね。冷やして食べたらすごく美味しいです。

◎久留米ハニードロップ
秋果がついているとばかり思っていましたが、ひとつ夏果があったんです。

んんん、これは・・・私が子供の頃よく食べていた王道のイチジクの味です。うちにはドーフィンと蓬莱柿があったんでそのどっちかと言われてもわからないのですが、とにかくそれ系の味です。甘い一辺倒の味ではなくて酸味もあります。もちろん、青イチジクではありません!(笑)。
このハニードロップちゃんは出自不明と言われていますが、うちの子は枝の伸び方が這性というか、横に伸びるような感じでめんどくさい。這性ということで有名なのはドーフィンですよね?というわけで、この子は絶対ドーフィンの血が入ってるなと思っていたのですが、実の形はドーフィンより蓬莱柿寄り?
葉っぱは切れ込みの深いドーフィンのような感じ。↓
実はドーフィンより丸っこく蓬莱柿のよう。しかし、裂果はしていない。
それでふと思ったんですが、福岡県がドーフィンと蓬莱柿の欠点を補うべく交配して作り出した品種、「とよみつひめ」っていうのがあるのですが、こんな子なのかなって。「とよみつひめ」は見たことはあるけれど食べたことはないので味はわからないのですが・・・。
ドーフィンはスリップスにやられやすい、蓬莱柿は裂果しやすく、生産性の高い一文字仕立てに向かない、というのでいろいろ研究されて、初めにできたのが「姫蓬莱」なんですが、いかんせん、ドーフィンや蓬莱柿に比べて実が小さい、ということでさらに研究を続けてできたのが「とよみつひめ」なんです。何を交配してできたかというのは公表されていますが、「とよみつひめ」は桝井ドーフィンと蓬莱柿のお孫ちゃんですね。中間に使われているものも福岡県育成系統なので、一般の人は手に入れられないだろうと思いますが。
久留米シリーズにはまだ久留米小朱とかそういうのもあるらしくて、ハニードロップちゃんと久留米小朱は交配親が同じなんだそうです。井上さん(井上農宴さんですか)交配親をご存じみたいなので、教えていただきたいかも。
で、関係ない話ですが、イチジクの葉っぱは小さくて切れ込みが深いほうがいいらしいです。何故かというと、そのほうが下の方の葉っぱにも日が当たりやすいから、なんだそうです。そう言われてみればそうですね。。。
それでハニードロップちゃんの味はどうなの?っていうことですが、私は少なくてもLSUエバービーリングちゃんよりは好きです。甘いだけの味ではなくツブツブ感もなくて、裂果もしていなかったし。ハニードロップの後にロングドゥート(バナーネなどなど)を食べたのですが、どっちが甘いかはっきりわからなかった程度の糖度かなあ。先日買った挿し木苗のドーフィンを枯らしてしまったので、このハニードロップちゃんを代わりに育ててみようと思います。
◎ロングドゥート
この最初に取れた実はあまり大きくなかったのですが、一番大きかったのは70gくらいでした。
こちらは今日取れたもの。

去年は実が熟す前に落ちてしまったので食べられなかったのですが、この子も王道のイチジク系の味なのね、まぁ当たり前なのですが、青イチジクなんかとは違う味ですね。実が大きいということでプランター栽培でもそこそこ食べ応えがあってよろしい、と思います。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
にほんブログ村
夏果を食べてみました。LSUエバービーリン… 2025年06月29日 コメント(2)
国華園さんで買ったイチジク「ボーディソ… 2025年06月26日 コメント(4)
枯れたと思っていたイチジク、ボーディソ… 2025年05月19日 コメント(4)
PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
フリーページ