Jul 16, 2005
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頭上でドーン!と花開く、大輪の花。


モントリオールでは、毎週2日(水、土夜10時)にサンローレン川に浮かぶ小島で花火を打ち上げている。モントリオールの夏の風物詩の一つだ。

初めて花火を見に行こうとした日。近所に住む友人に「一緒に行かない?」と誘うと、「サンローレン川沿いは、ものすごい人出で、大変らしいよ」と言われ、少し高台になっているうちの近所から花火見物をした。花火からは遠いけど、全体が良く見え、人も少ないし、ウチからも近いし、サイコーだね!と話し、満足していた。

しかし今夜は、人ごみ覚悟で橋まで見に来てみた。
たしかに、すごい人。川沿いにも、びっしりと人が並んでいる。
私と夫は、ジャック・カルティエ橋という橋から、少しでも花火に近づいて見ることにした。
花火は、サン・エレーヌ島という小島で行われ、毎回様々な国の花火が披露される。本日はチェコの花火だった。
橋の上にもかなりの人出ではあったが、覚悟していたので、それほど苦痛ではなかった。橋自体は4車線ぐらいあるので、広々しているが、花火側の橋の欄干には隙間なく人がへばりついている。


10時ぴったりになると、川面から花火がバンバン打ち上げられ、頭上で花開いた。しばらくすると、島から音楽が流れてくるのに気づいた。おそらくサンエレーヌ島で生演奏しながら打ち上げているのだろう。クラシックの優雅な調べに合わせて、花火たちが踊っているようだった。
水面からほど低いところで踊る花火も、まるでシンクロナイズドスイミングの演技のように優美だったし、高く大きく上がる花火は、ブロードウエイの華やかな舞台を思わせた。花火の打ち上げ音さえ、音楽と絶妙に合っていて、まるで完成された一つの舞台のようだった。

感動だった。素晴らしかった。
この感動を得るためなら、人ごみも我慢できるし、数時間前から来て席取りする人たちの気持も分る。遠くからでは分らないものもあるな、と思う。
30分で花火は終わったが、絶対に次の水曜日も来よう!と思った。





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Last updated  Jul 17, 2005 09:51:33 PM
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