全137件 (137件中 1-50件目)
かな~り、ひさびさの日記です。すでに毎年恒例の我が家の行事になっている「夜の自転車ツアー」。今年もやっぱり参加しました!モントリオールの夏のイベントは数知れずあるけれど、この「夜自転車」は、とってもモントリオールらしいイベントだと思う私。毎年一回、モントリオール市内の主要道路を閉鎖して、自転車ツアーのためのルートを設定。このルート約20kmを夜の20時半から数万台の自転車が一気に走り抜けます!!いつもは車に追いやられながら遠慮がちに走らないといけない自転車も、今日ばかりは無礼講!みんなすごい解放感で気持ち良さそうに走ります。夜遅くからのスタートなので、走り始める頃は明るくてもすぐに暗くなり始めます。そうすると、参加者たちが工夫をこらした光るコスチュームとか、自転車の飾りとかが目立ち始めて、なお楽しいのです。ゴールの公園はお祭騒ぎになっていて、大道芸や音楽をたのしめます。自転車レース参加者には、お菓子やら牛乳やらが配られます。これも密かな楽しみなのです。今年も参加してよかった~v6月から、モントリオールはフェスティバルの町になります。毎週末どころか、毎日どこかでいくつかのフェスティバルが開催されていて、逃さずチェックするのも気合が必要です。その気合を入れるのが、この6月初っ端の自転車ツアーなのです。私にとって。
Jun 1, 2007
コメント(1)
![]()
モントリオールは、「世界映画祭」の真っ最中。最近は映画を見たときしか、更新されないブログになってしまった・・・。だって、こんなカナダの辺境、モントリオールで日本映画を見るって、やっぱり書き留めておきたいぐらいスゴイことでしょ?世界映画祭で最初に観たのは、「かもめ食堂」。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ出演です。そりゃー面白くないわけないでしょ。「やっぱ猫」復活?とも思えなくもない出演者陣だもの。この映画、実は日本ではなく、フィンランドのヘルシンキが舞台。北欧の小さな街角で、こじんまりとした食堂を経営する女性が主人公。オープンしたばかりの食堂、しばらくはひたすら暇をもてあましている。決して繁盛していない食堂。主人公の女店主、さちえは、毎日来ない客を待ちながら食器を磨く。彼女は、若くして母親をなくしてからずっと、家族のために料理をしてきた。料理の腕前は「母親」なみ。メニューは、おにぎりを筆頭に、日本の家庭料理。いつになったら、彼女の腕前は披露されるのか・・・。そんなある日、日本からの観光客、みどりと運命的な出会いをする。みどりはかもめ食堂を手伝うと言い出し、閑古鳥の啼くかもめ食堂を盛り立てようとする。みどりはかもめ食堂にお客が入るように、あれこれとアイディアを持ってくる。日本人観光客の目に留まるように、広告を打ったらどうか、フィンランド人の好みの食材を使ったおにぎりを作ったらどうか・・・。しかし、アイディアはさちえのこだわりにより一蹴されてしまう。閑古鳥の啼く「かもめ食堂」は、暇な割りに人々の目に留まるようだ。お客ではない人々が、入れ替わり立ち代り、やってくる。なにかしら、トラブルの種を持って。そんな人々を、かもめ食堂はすんなりと受け入れる。決して、そのトラブルを解決したりはしないのだが、いい匂いのシナモンロールや、炊き立てのおにぎり、時にはお酒をふるまって、彼らの心を和ませてゆく。特に宣伝もせず、ひたすらいつもどおり、食器を磨き、コーヒーを淹れ、テーブルを拭き、シナモンロールを焼き、おにぎりを握る。いつのまにか、かもめ食堂にはお客が溢れるようになる・・・。この映画、何がいいって、ゴハンがめちゃめちゃ美味しそうなのです。ホント、日本の定食屋、こんなにお洒落じゃないし、美味しそうじゃないぞってぐらい。ストーリーは、けっこうまったりしてて、まったり好きには受けそうだけど。とくにものすごく盛り上がるような部分もないし、登場人物の過去にもなぞが多いまま。と、に、か、く、料理が旨そうなのです。そのためにあるといっても、過言ではない。現実的でない部分も、結構あります。小さい店、とはいっても、税金大国である北欧で食堂をやるのは、かなりの資金が要るはず。その資金、どこから出てるんだろう?小さいとはいえ、20人ぐらいは入りそうな食堂の仕入れが、あんなオシャレな買い物籠で出来ちゃうのかな?とか。だいたい、北欧は物価が高いのに、みんなそんなに外食するのか?というほど常連客が多い。まあ、この辺はケベックのエンゲル係数の高さを見れば、現実的といえなくも無いけど。色々あるけど、やっぱり美味しいものを食べると、人は和む、という話だったのでしょうか。「明日世界が終わるとしたら、好きな人だけを呼んで、思いっきり贅沢に、美味しいものを食べたい」という主人公の言葉が、とても印象的でした。
Aug 26, 2006
コメント(2)
なんで今頃この映画・・・。日本にお住まいの方には、そんな感じですよね。しかし、ここモントリオールでは只今「ファンタジア映画祭」というお祭の真っ最中。アジア、北米、ヨーロッパを中心に、ちょっと変わった映画が集められ、期間中機関銃のごとく上映されているわけです。そして、今夜の目玉が「電車男~Train Man」だったというわけ。ストーリーの紹介など、不要でしょう。日本で話題をさらったこの映画、モントリオールでも大人気でした。「オタク」という文化背景を知らない彼らに、この物語が理解できるのか、と思ったりもしましたが、意外に大うけでした。英語の字幕も、気の利いた訳が書かれていて、ちゃんとおもしろい場面で受けていました。こっちの映画館で観ていて面白いのは、観客が映画に対してものすごく反応することかな。面白い場面では手をたたいてはやし立てるし、「ブラボー!」とか叫んじゃうし、映画の楽しみ方が日本とは違うなあ~と思う。日本では、基本的に映画館ではお静かに、じゃない?映画は日本語で、英語の字幕が出る。私はもちろん日本語を聞いて映画を観てるわけだけど、周りの人たちはもちろん英語の字幕を見ている。面白い台詞のシーンがあったりすると、日本語の台詞より先に英語の字幕を読んじゃった彼らの爆笑の声で、日本語の台詞がかき消されて聞こえない!という事態がたびたび発生!頼むから!静かに観て!!主人公の恋が実ったシーンなどは、もう劇場中「ひゅ~ひゅ~」の嵐。ここ、まじめなシーンだから!ロマンチックなシーンだから!それでも、気が付けば自分も、周りにつられて映画の展開に一喜一憂。手をたたいたり、大声で笑ってしまっている自分を発見。映画の後は、妙にストレス発散してしまった自分がいました。電車男、想像よりもずっと面白い映画でした。涙を流して笑いながらも、「一歩踏み出す勇気のすばらしさ」をちゃんと心に残してくれる映画でした。
Jul 17, 2006
コメント(2)
「Hiromi est tombe'!!」YWCAのキッチンで、料理クラブが始まってまもなく、メンバーのアニクが駆け込んできた。いきなりのフレンチに状況を理解できぬまま、アニクについて走る。エレベータの前で倒れているのは、まぎれもなく、友達のHiromi。彼女は仰向けに倒れて、意識がないように見えた。通りがかりの女性が二人、彼女に声をかけている。「ナ、ナニ?」あまりのことにその場に立ち尽くしてしまった。気を取り直して、彼女に駆け寄ってみる。じっとりと汗をかいて、動かない。頬を触ると、冷たくなっている。「ヒロミーっ!!」名前を呼ぶと、目を開けた。しかし、それ以上の反応がない。後頭部に大きなコブ。気を失って後ろにひっくり返り、後頭部を強打したようだった。すぐに救急車が呼ばれ、私たちはヒロミを囲んで、救急車を今か今かと待った。5分ぐらいで担架を持った救急隊員が到着。ヒロミに声をかけると、さっきまで無言だったヒロミが、小さく「はろぉ~」と言った。はぁあ~~~。生きてたぁ~~~。(脱力)唐突に彼女は回復し始め、受け答えもし始めた。まず聞かれたのは、名前、これまでに倒れたことがあるか、そして保険をもっているか。やはり、万一に備えて保険はホントに大事である。いや、それはさておき。とっさに一緒に救急車に乗ったのだが、回復し始めたヒロミは救急隊員の質問にも、医者の質問にも、きわめて正確に答え始めた。フランス語系の病院であったため、私は始終おろおろしていたのだが、彼女は英語にもフランス語にも的確に答えていた。結局、私が救急車に乗ってつきそって役立ったのは、待ち時間のおしゃべりぐらいだった。カナダという国は、「救急車はすぐに来るが、病院に運ばれてからが長い」といわれる。そうとうな待ち時間を覚悟していたが、救急隊員と別れてから、ERのベッドに寝かされるまでが数分。その後ナースやら検査員やらが入れかわり立ち代り来て、CTスキャンも撮り、なんやかんやで、思ったよりスムーズに流れていった。夕方少しだけ病院を抜けて、また戻ってみると、ちょうどすべてのチェックを終えたヒロミが、迎えに来た別の友人と帰るところだった。すっかり元通りに元気になっていて、本当にホッとした。それどころか私たちの心配をよそに、彼女は「ドクターがいい男で~v」とのたまった。回復しすぎである。結局、倒れた原因がまだわからないということなので、油断大敵ではあるが、前日にしこたま飲んでいたらしいので、とりあえずしばらく飲ませないようにしよう。
Mar 18, 2006
コメント(4)

パーティー翌日は、夫婦でぐったり。なーんにもしなかった一日だったけど、あんまり何にもしないのもアレなので、夫と公園に散歩に出かけました。日差しはずいぶん春らしくて、雪解けの足元はぐっちゃぐちゃだけど、とてもリラックスできました。近所の公園には、無料開放のスケートリンクができていて、ひとびとは冬の終わりを惜しむかのようにスケートを楽しんでいました。なかでもほほえましいのは、子連れでスケートに来ている人たち。乳母車ごとスケートするなんて、カナダらしいというか、なんというか・・・。「春だな~、あったかいな~」と思いながらふと足元を見ると、夏の間によく腰掛けていたベンチが、足より下に?!普通に地面だと思って歩いていたのにっ!!!この雪が解けて、ホントに春が来るのは、あとどのくらいなんだろう?
Mar 5, 2006
コメント(0)

久しぶりに、またホームパーティーを開いた。私と夫の友達をそれぞれ招いて。今回のお題は、「手巻き寿司」。またしても前日から仕込みして、がんばった。いつも悩まされるのは、参加人数が読めないこと。前回は、15人ぐらい招いたら、友達だのなんだのを連れてきて、総勢30人ぐらいになったことがあった。油断できない。でもそこら辺は随分慣れてきて、多少の人数変動には対応できるようなメニューを考えるようにもなったけど。それで、今回は「手巻き寿司」。ごはんと具をたんまり用意して、あとは自分でやってちょーだい、って感じで。これが一番楽だわ~、結局。我が家のパーティー形式は、「飲み物持参」。こちらでお酒などを用意すると、随分高くつくので、各自に持ってきてもらうのだ。これだと、ホストにかかる負担もずいぶん違うので、助かる。やってくる友人らは、とってもインターナショナルなので、「飲み物持参」に対するリアクションもさまざまだ。ワインやビールに一品、二品そえて持ってきてくれる人もいれば、オレンジジュースやサイダーのみ持参の人もいる。ジュース持参の人は、アルコールを飲まないかというと、そんなことない。我が家の日本酒を珍しがってガブガブ飲んだりするのだ。いや、確かに「飲み物持参」してくれてるわけだから、どーこー言ってるのではないのだ。決して!!ただ、「色んなタイプの人がいるよな~」としみじみ思うだけだ。そんなわけで、毎回飲み物は不足気味になる。我が家の買い置きのワインも日本酒も、必ず空になる。(いや、だからどーのこーの言ってるわけでは・・・)。反対に、食べ物はいつもあまりがちだ。こちらも気張って大量に用意してしまうのかもしれないし、持ってきてくれる人もいるので、食べ物はかなり豊富。だけど・・・みんな、食べないっ!!!!紙皿も持たずに、ワイングラスだけを片手に、トークトークトーク!食べてよ!刺身フンパツしてんだからっ!!ぬるくなっちゃうじゃないっ!!私自身は、おいしい食べ物とちょっとのお酒があればいい人なので、せっかくの食事が大量に余ったりするのはちょっと悲しい。それならいっそ、チップスでも用意して、予算の残りを全部酒代につぎ込むほうがいいのかもしれない。だけど、やっぱり「日本人の家で、日本っぽいものを食べて楽しく過ごした」と思ってもらいたかったりするのだ。それでも帰り際には、みんな「日本の料理はとてもおいしかった!ありがとう!!」とすっごく嬉しそうに言ってくれるので、「ああ、これで良かったのかな」と思ったり。こっちのパーティーの好きなところは、みんな思い思いに勝手に楽しんでくれるところ。料理が少なかろーが、酒が足りなかろーが、ぜんぜん気にしない。あるもので楽しんでくれる。それはホストとして一番ありがたい事だとつくづく思うのだ。
Mar 4, 2006
コメント(1)
フランス語学校の進級試験が終わりました。長かった~~。試験は3日間にわたって行われ、初日が「読み取り」と「聞き取り」、2日目が「作文」、3日目が「会話」。6割取得で、進級となります。今のクラスは「レベル2」。この試験に合格すれば、来週から「レベル3」のクラスへあがることになります。落ちたら、「レベル2」残留・・・。私の通う学校は、ケベック州政府が運営する成人向けのフランス語学校で、「ケベックに移民したものの、フランス語が話せず働けない人々」を対象にしています。したがって、生徒はほとんどが移民。たまにカナダの他州から来た人もいます。ワーホリビザでも入学できるので、ワーホリの人もいます。なによりスゴイのは、「授業料がタダ」なこと、「毎朝4時間(場合によって6時間)」みっちり授業が行われることだ。プログラムもしっかりしていて、初級の「レベル1」から「レベル6」まであり、ケベック州のフランス語教育の免許を持った教師が授業を行う。政府としては、せっかく受け入れた移民に、一日も早くフランス語を話せるようになってもらって、ばりばり働いてもらわなければならないのだから、こういう学校はあちこちにある。教科書もあるのだが、全ページがダイアログになっていて、文法説明のページはまったくない。かろうじて、動詞の活用が時々載ってるぐらい。とにかく、文法なんか学ぶ前に、聞いて聞いて聞いて聞いて、しゃべってしゃべってしゃべってしゃべって。「書けなくてもいいから、聞き取れて、しゃべれること」。この方針は、もちろん進級試験にも反映されていて、点数配分の内訳は、「読み取り10点、聞き取り45点、作文5点、会話40点」となっている。つまり、聞き取れて、しゃべれないと、いくら文法を知っていても、いつまでたっても進級できないのだ。そりゃー、みんな必死です。私も、大学入試の前日ぐらい勉強しました。(一夜漬けだけど)。明日には、進級できるかどうかの発表もあり、学校に行くのが怖いです。あまりにも微妙な境目にいるので・・・。上がれるといいな~~~。
Mar 2, 2006
コメント(1)
とにかく、寒いです。今日の気温はマイナス19度。風邪が強いので、体感温度マイナス30度です。去年の一番寒かった日と、ほぼ同じ気温。ホントーに、寒い。というか、痛い。鼻とか耳とか、もうもげそう。外を歩いていると、完全に感覚がなくなって、室内に入って確かめると、「あ、よかった、ある(鼻と耳)。」って感じです。しかし、おおむね今年は暖冬ですね。去年も暖冬と言われていましたが、去年よりずっとすごしやすい冬でした。今日で2月も終わり、明日から3月です。3月なんて、もう春でしょー。弥生だし。モントリオールもだんだん暖かくなってほしいです。でももう一回はスキーに行くぞ!!
Feb 28, 2006
コメント(1)
![]()
日本人の友達が、「面白そうな映画の予告を見た」と教えてくれたのが、ジョディ・フォスター主演の「フライト・プラン」。早速、DVDを借りに走った。最愛の夫を亡くしたばかりのカイル・プラット(ジョディ・フォスター)は、長年生活したドイツから、故郷のアメリカに帰ることにした。一人娘のジュリアを連れて。夫の死から1週間。なかなか夫の死を受け入れられず、医者から安定剤の処方を受けていたカイルだったが、故郷のアメリカに帰り、一人娘と新しい生活を始める決心を固めた。新しい土地での生活を不安がる娘をなだめ、空港行きのタクシーに乗り込む。彼女たちが乗る航空機は、「空飛ぶホテル」という言葉がぴったりの最新型豪華ジャンボ機。カイルはドイツの航空機メーカーに勤める航空機設計士でもあり、航空機の設計に関しては、乗務員よりも詳しいぐらいだ。空港での待ち時間の間、娘に自慢の飛行機を見せながら、「ほら、大きなエンジンでしょう?」と説明する。夫の遺体は、棺に入れられて同じ航空機の貨物室に入れられる。「パパも一緒にアメリカに行くのよ」。不安がる娘、ジュリアをなんとか安心させようと声をかける。ジュリアとともに航空機に乗り込み、長年暮らしたベルリンに別れを告げる。静かに飛行機は飛び立つ。「目が覚めたら、NYに着いてるわよ。安心して寝なさい」。機内には空席も目立つ。ジュリアとカイルは、空席に移動して横になって休むことにした。離陸から3時間、眠りから覚めたカイルは、娘の姿が見えないことに気づく。トイレを探しても、売店を探しても見つからない。心配になったカイルは、乗務員に頼んで乗客を全員着席させ、機内をくまなく探すが、ジュリアの姿は見つからない。それどころか、近席の乗客の誰に尋ねても、ジュリアを見た、という人はいない。ジャンボ機といっても、狭い機内。人一人消えるなどありえない。呆然とする彼女に、乗務員が告げた言葉は、あまりにも衝撃だった。「乗客名簿に、ジュリア・プラットという名の女の子は載っていません」。必死で娘が確かに乗っていたことを証明しようとするカイル。しかし、ポケットに2枚入れたはずの搭乗券は1枚だけ。ジュリアのバックパックも消えており、彼女の席には、テディベアだけが残されていた。確かに今朝、私は嫌がるジュリアを説得してタクシーに乗せた。空港では、はぐれたジュリアを叱り飛ばしたし、一緒に搭乗して、自分の隣の席に座らせた。離陸後、睡眠をとるために席を移動するまでは、確かにジュリアは私の隣にいたのだーーーーー。それなのに、彼女は狭い機内で忽然と姿を消したばかりか、乗客名簿に載っていない。機内の誰も、彼女を見たものはいないーーーーー。事実は次第に、一つの結論を示唆し始める・・・。うーん、最初からハラハラドキドキさせるシーンの連続です。しょっぱなから、いかにも怪しげなシーンが多いので、大掛かりな国家的陰謀かも(スパイとか?ナチスの残党とか?)と思ったりもしましたが、結末は意外な方向へ行きます。どんでん返しが面白かったです。夫は飛行機での出張が多いので、映画館に行かない割りに映画をたくさん観ていますが、この映画は観ていないと言っていました。理由は、映画を観ればわかります。これは機内じゃ流せないよね・・・。
Feb 17, 2006
コメント(4)
バレンタインデーといえば、そりゃもう、洋の東西を問わず一大イベントです。モントリオールでも、年が明けてしばらくした頃から、どの店でもバレンタイン一色。あちこちハートが飛び交っていました。日本でも、バレンタイン前はかなりの盛り上がりだった。人気のショコラティエのチョコに行列を作ったり、手作りチョコのレシピが飛び交ったりしていた。しかし、どこかしら、「たかがお遊び」気分があったように思う。だいたい、本命チョコもさることながら、オフィスで配る義理チョコにも頭を悩ませたりしていた。本命チョコの相手がいない年など、バレンタインは熱でも出してスキップしたい行事の一つだった。ここモントリオールのバレンタインは、やっぱり日本とは違う。どう違うのか、一言で言うと、「バレンタインに命を賭けている」といっても過言ではない。たとえば、バレンタインに恋人と過ごさないのは、「君に対する愛情はかけらも残っていない」と宣言するようなものらしい。この日の夜、仕事でもしようものなら、即刻フラレるのを覚悟しなければならない。そのぐらい、バレンタインは、重要なイベントなのだ。フランス語学校にいつもどおり登校すると、話題はバレンタインで持ちきり。まず授業は「バレンタインデーの由来」の話から始まり、「どんなに素敵なバレンタインを過ごすのか」というようなトピックに移っていく。そして「愛」についての議論が交わされたりするのだ。授業の合間の休憩時間には、学校主催のバレンタイン・パーティーがあり、無料のケーキが振舞われ、教師や生徒が愛の歌を歌ったり、愛の詩を詠んだりした。今日一日で、100回以上は「アムール(愛)」という単語を聞いたはず。日本じゃ、学校はチョコ持参禁止、とかあった気がする。だいたい、「女から男」の一方通行だし。でも、それも日本にいれば当り前だったから気にもならなかったけど。この国で「うちの国では一方通行なの」なんて言おうものなら、つるし上げられそうな気さえする。「義理チョコなんてものもあるの」なんて、絶対言えない。数日前、夫が大量のチョコレートをお土産に買ってきたのがあるので、特にチョコレートすら用意していなかったのだが、学校帰りに本屋に寄って、メッセージカードとフランス語の絵本を買った。家に帰ってみると、バラが飾ってあってビックリした。ちょっと照れたけど、夫にカードと絵本を渡すと、とても喜んでくれた。
Feb 15, 2006
コメント(1)

明らかに食べすぎで腰の重い3人。またしてもチェックアウトぎりぎりまで朝湯に浸かる。「小松屋渚館」の風呂は、露天風呂付きの温泉があるのだが、男女入れ替え制になっている。夜は男湯、朝は女湯に分けてあるのだ。したがって、昨夜は大浴場ではなく小浴場(?)に入った。家族風呂かと思うほど小さな浴場で、しかもぬる~~~~~い。びぇ~~っくしょいっ!!・・・て、風邪ひいちゃうよ。気を取り直して、今朝は大浴場へ。大浴場はさすがに広くて、海が一望でき、お湯も熱々で気持いい~~♪やっぱり、いくら食事が良くても、風呂も大事よね。食事を2割減にしてもいいから、早く風呂の改築をしたほうがいいと思うよ、「小松屋」さん。本日は「天草四郎メモリアルホール」へ。天草といえば、天草四郎。うーん、そういえば歴史の教科書にちょこっと出てきたような・・・(遠い目)。「天草四郎メモリアルホール」は、小さいながらも趣向を凝らした展示になっており、結構おもしろかった。ここでも「島原の乱まるわかりビデオ」のおかげで、色々学ぶことが出来た。そもそも天草四郎というのは、1637年ごろ、熊本は天草、島原辺りでキリシタン弾圧に苦しむ農民達を率いて一揆を起こしたリーダーなのだそうだ。農民一揆なんて、この頃では珍しくもなかっただろうに、この島原の乱がかくも有名な理由はおおむね1つ。わずか16歳の少年、天草四郎の統率の下、3万7千もの農民が蜂起して古城に立てこもり、最後の一人が死ぬまで戦ったことだろう。女子供も容赦なく幕府軍に殺されて、文字通りの全滅だったらしい。16歳にして幕府軍を翻弄し、「女子供まで全滅させよ」の命令が下されるほどのダメージを負わせ、3万7千もの民衆を最後の一人まで十字架の下に団結させ、雄雄しく散っていった天草四郎は、まさに天草のヒーロー。天草市内は、あっちもこっちも四郎だらけ。天草四郎の巨大像まで出てくる始末。まさに天草の一番の名物は、天草四郎なのだ。ちなみに、天草四郎はたいそう美少年であったと言われているらしいが、特にそれを裏付ける文献などは残っていないそうだ。もしかしたら後世の人々が悲劇のヒーローを偶像化するあまり、どんどん美化されていったのかもしれない。てゆーか、悲劇にはやっぱり美少年でなきゃ、ってところだろう。天草から再び熊本市内へ。当分食べなくていいってぐらい食べたくせに、なぜか昼時になると小腹が減る。なにやら芸能人もよく訪れると言うラーメン屋があるというので、行ってみることに。しょせんミーハー。その店の名は「大黒ラーメン」。店の前にはずら~っと行列が出来ている。隣近所にもラーメン屋はあるのに、ここだけに行列ができているのだ。う~ん、期待が高まる。。。熊本ラーメンは、とんこつしょうゆのスープで、スープ自体はそんなに”こってり”ではないのだが、「焦がしニンニク」というニンニクチップのこま切れみたいなのがたっぷり入ってて、独特の匂いと味がある。そして・・・うっうまいっ!!熊本旅行の締めくくりは、熊本ラーメン。3人とも大変ご満悦である。弟と熊本駅で別れて、再び特急と新幹線を乗り継いで、一路広島へ。帰りは車窓の景色もへったくれもなく泥のように眠った。総じて、行き当たりばったり、しかしとても楽しい旅であったと思う。
Jan 4, 2006
コメント(4)

熊本旅行二日目。急ぐ旅でもなし、朝食ギリギリの時間に起床。昨夜の夕食がまだどっかと胃を占拠しており、とても朝食など入らない腹具合だったが、バイキングの列に並ぶとつい、いつもの3倍皿に盛ってしまった。嗚呼、貧乏性・・・。ゆっくりと朝湯に浸かり、一日の予定を立てる。阿蘇と言えば草千里ぐらいしか地名を知らない一行、とりあえず草千里でも・・・と、冬の枯れ野原を見に行くことにした。車をスタートさせて暫く、途中偶然にも発見した「阿蘇ファームランド」。牧場にお土産ショップがくっついた程度のものかと思いきや、その敷地の広さ、車でしばらく走っても延々と続く。さらに駐車場にぞくぞくと車が入っていき、あちこちに満車の表示。なんかよく分らんけど・・・入ってみよう、とまたしても急に行き先変更。阿蘇ファームランド、ビックリするほど広い。小屋がいくつも連なっていて、それぞれ「ミルクファーム」とか「健康館」とか名前が付いていて、テーマに沿った商品が所狭しと並べられている。商品の数も膨大で、阿蘇名産というより諸国物産市。全国津々浦々から寄せ集められているようだ。すっかり魅せられてしまった3人。このファームランド、お土産だけでなく、中に焼肉レストランあり、フードコートあり、温泉あり、宿泊施設あり、フィールドアスレチックあり、の大レジャーランドであった。宿泊は小さなドーム型のかまくらのような建物で、宿と言うよりキャンプと言う感じだが、雄大な阿蘇に囲まれて自然も楽しめ、温泉もあり、食事も好きなものが食べられるとあっては、絶対ひなびた温泉宿より良いよね~!!次は絶対、阿蘇ファームランドだっ!!と固く心に誓う親子三人。阿蘇ファームランドで食べた熊本ラーメン、まうごっつうまかったとです。阿蘇をドライブしなかったのは少々残念だったが、今日は天草まで移動しなければならないので、出発!!阿蘇から天草までは車で約2時間。方向音痴かつ地図の読めない3人が迷うことなく最短コースで天草にたどり着いたのは、ひとえに最新ナビのおかげである。天草では、弟が用意したエンタテイメントが、満を持して待っていた。その名も「スパタラソ天草」。2,3年前にオープンしたらしいスパである。一見、スーパー銭湯に近いが、1Fが温泉、2Fがプールになっている。プールといっても、25mの長方形プールではない。巨大な円形の温水プールの至る所が壁で仕切られていて、各所からジェットが噴出しているのだ。腰用とか、ふくらはぎ用とか・・・。ジェット噴射によって流れが出来ているので、ただ歩くだけで結構な運動量になるのだ。スパというより、水中運動施設。リハビリなんかにも良さそう。水着を着て、早速プールへ。係員が説明してくれ、一番カロリーを消費するコースに挑戦。といっても、流れに逆らって大きくウォーキングするだけなのだが、「大股で」とか「手を大きく振りながら」とか、書いてある通りに歩くとかなりシンドイ。ウォーキングでへとへとになったころ、弟の心憎い演出でエステが予約されていた。2種類のエステが予約されていて、ひとつはアルゴパックというもので、海藻エキス入りの泥パックで血行促進するというもの。全身に泥を塗りたくってラップで包み、20分放置すると言うもの。放置されるだけなので、うとうとするうちに終わってしまい、え、もう終わり?って感じ。「すべすべしません?」などとエステティシャンに聞かれても、すべすべ・・・してるかなぁ・・・?正直よくわからない。次のアロママッサージというのは、とても気持ちよかった。まず5種類のオイルから1種類選ぶのだが、鼻炎気味だったのでスッとするのが良いかと思いミントの匂いをかいでみたら、なんとなくサロンパスのようだったので、ローズマリーというのにしてみた。全裸でうつぶせになり、温めたオイルを足先から塗りこみながら丹念に揉み解してくれる。驚いたことに、私の急所ともいうべき足の裏をいくらまさぐられても、不快どころか、まうごっつ気持良い。まさに舞うが如く気持いいのだ。オイル・マッサージ、やめられんかも・・・。プールで堪能しすぎて、温泉に浸かる時間がなくなった。宿の夕食の時間もあるので、涙を呑んで「スパタラソ天草」を後にした。本日の宿「小松屋渚館」へ。今日の目玉は、なんといっても「海の幸」!!!こんな豪勢な海の幸は見たことない!!いきなり巨大ひらめのお造りが、でんっとテーブル中央に厳かに鎮座。そりゃもう庶民の私たちからは後光も見えようというもの。カナダで海鮮から久しく遠ざかっていた私などは、その美しい姿の前に、思わずひれ伏した。一人一人の御膳も海鮮尽くしで、料理自体は料亭風というより家庭的。猟師の家に泊めてもらったらこんな感じだろうか?これだけでも食べきれるかと言う量なのに、後から後から、次々料理が運ばれてくる。伊勢海老、蟹、タコまるごと焼き・・・。とてもじゃないが、3人で完食は無理。しかし、どれも絶品なので、箸が進むわ進むわ・・・。誰か止めて・・・。結局どれも食べきれず、無念にもヒラメのお造りを大量に残す羽目になった。旅館の皆様、ごめんなさい。しかし、あの食べ残しは、一体どうなるのだろう・・・。よもや捨てられたりはすまいが・・・。気になってしょうがない。やはり貧乏性。
Jan 3, 2006
コメント(1)

一年の計は元旦にあり。初っ端から、日記が飛んでおります。あけましておめでとうございます。しばらく日本に帰国しておりました。2週間と予定より短い里帰りでしたが、とても楽しい滞在でした。また気を取り直して、ブログ再開したいと思います。本年もよろしくおねがいいたします。今回、夫は一緒に帰国せず、私一人の帰国となった。日本に帰ったら、あれもやろーこれもやろーと思っていたことのひとつに、「親子4人で九州温泉旅行」というのも含まれていた。弟が九州で働いているので、父と母と私で九州に渡り、弟と合流して温泉三昧の予定であった。しかし、父が年末も押し迫った頃、仕事中に車に乗っていてオカマ掘られ、軽いむちうちに。あえなく旅行断念。首にコルセットが痛々しい・・・と同情しつつも、父抜きで旅行に出かける薄情母娘。しかも、父に駅まで送らせて。待望の熊本旅行の初日である。博多行きの新幹線、道中長いのだからとやたら菓子やら本やら買い漁る二人。雑誌コーナーで母がなにやら真剣に物色している。どうせ料理雑誌か、はたまた主婦の友かなんかかと思ったが、母が選んでいたのは「定年ライフ」。うーん、自分の親が真剣にこういうのを読むようになるとはねぇ。複雑。新幹線に乗り込み、席についてしばらくすると、母が嬉々として私に漢字テストをしかけてくる。どうやら「定年ライフ」にのっているボケ防止漢字テストをやらせようとしているらしい。親にボケ防止を心配される娘かと思うと情けないが、やってみると案外難しかった(笑)。しかし、だからと言って楽しい九州旅行の道中に、なにゆえ「鮑熨斗」だの「文七元結」だのの読み方を学ばねばならんのか。けったいな家族である。そうこうするうちに、博多に到着。20分ほどの連絡で有明号に乗り換える。丁度昼時だったので、駅弁を調達。あまり時間がないので選ぶ暇もなく、私はかしわ弁当、母はおにぎり弁当を買って急いで有明号のホームへ。着いてみると意外に待ち時間があり、そんなに急ぐこともなかったなと思いながら見回すと、ホームの駅弁屋では先ほどの店より美味しそうな駅弁がずらり。「辛子明太子弁当」というのがとりわけ美味そうで、ぎりぎりと歯噛みする母娘二人。無事に有明号に乗り、のどかな車窓の風景を楽しみながら、一路列車は熊本へ。途中、ほとんど山と田の風景で、懐かしい田園の景色が続く。九州は新幹線がない分、特急列車が充実している。有明号だってつばめ号だって、名前はダサ目だが見た目はカッコイイ。車内もとても快適で、座席もゆったり。田んぼの畦道のような道を、颯爽と近未来の列車が走ってゆく。クール!!熊本駅に到着して、弟と合流。弟は鹿児島に住んでいて、今回の旅行全般を手配した。やれ温泉がいいの、ゴルフするだのしないだの、別府がいいの湯布院がいいのと注文ばかりつけ、あげく一人キャンセルした私たち。こんな家族の意見をまとめつつ、宿を取り、旅行のスケジュールを立てたと言う。いつの間にこんなに立派になったんだ。姉ちゃんは嬉しい。弟はレンタカーを借りて駅前で待機していた。車に乗り込むと、最新の衛星ナビつき。スゴイスゴイといじくりまわし、ナビを一路阿蘇へと設定。「阿蘇に向かって、しゅっぱーつ!!」と声高らかに車をスタートさせる。しかし、熊本城の看板を見た瞬間、「ちょっと寄ってかない?」とまたあっさり心変わりする私たち。急な進路変更に最新ナビはおろおろ。折りしも正月二日。熊本城内の神社に初詣に行く人と車の多いこと。昨日初詣は済ませたけど、せっかくなのでもう一度初詣することに。加藤神社という名の立派な神社で、もちろん奉るは加藤清正である。そして城内に。熊本城はとにかくデカイ。敷地が広く、歩いて登るのも大変。城内はひろびろしていて、天守閣自体はそんなに高くないが、山の頂にあるので眺めは極上。アトラクションも充実、ジオラマや映像をふんだんに駆使していて、歴史音痴ファミリーも楽しめる。母に至っては、群を抜くスーパー歴史音痴であるが、熊本城まるわかり3分ビデオを見ただけで、いっぱしに「加藤清正がどーの」「細川家がどーの」と史上人物の名を挙げるようになっていた。俄かに歴史に興味を持ったらしい。その興味、いつまで保つのか・・・?予想外に熊本城を楽しんで、日も暮れてからようやく阿蘇へ。今日の宿は「阿蘇白雲山荘」、かなりレトロな感じの宿である。赤水温泉と呼ばれるこの辺りでは、老舗というか古株というか、そんな感じである。部屋に通されると、ツインベッドルームに畳の間がジョイントされた和洋折衷の作りになっていた。家具もベッドも昭和を彷彿させるものだったが、やはり温泉は良かった。大浴場プラス大きな露天風呂もあり、お湯もすべすべしていてとても気持いい。極楽~~♪旅館のあちこちに、「糖尿病に大変効果のある成分が検出されました!!」と張り紙がしてあった。よぅーく読んでみると、「飲用」すると効果があると確かに書かれているが、同時に「フッ素成分が含まれるため、飲用には向きません」の注意書きも。・・・それって、どーなの?
Jan 2, 2006
コメント(1)

こんな大雪は、生まれて初めてでしょう。モントリオールでの冬は2回目ですが、去年はこんなに降らなかったと思うなぁ。朝起きたら、一面、真っ白。いつも路上駐車してある車が完全に見えなくなるまで積もっていた。しばし、目が点。毎朝徒歩20分の距離のところにあるフランス語の学校に通っているのだが、今日は所要時間1時間。途中、何度引き返そうかと思ったことか。しかし、引き返すのも大変なので、とりあえず前進しましたが。積雪はひざ上。ホント、ずっぽずっぽと足を雪に埋もれさせながら歩かなければならない。一歩一歩がものすごい重労働。車道を歩けるところは、車の通った後を歩けば少しは楽。でもいちいち車が来ると、雪に埋もれて車をよけなければならない。なんにしても、いちいち時間がかかる。雪まみれになって、ようやく30分遅刻して学校に到着。案の定、出席率サイアク。しかし、私のクラスはまだ、先生もちゃんと来ており、授業も行われていたが、隣のクラスなどは先生が来ておらず、生徒はせっかく大変な思いをして登校したというのに、授業がなくてかわいそうだった。驚いたのは、この雪の中を自転車で移動している人を何人か見かけたことかな。たしかに、歩くのも大変だったけど、道路は渋滞がひどく、徐行もしくは完全停止状態だったので、一番早い移動手段は自転車だったかもしれない。しかし。。。だからといって、自転車・・・。おそるべし、ケベコワ。。。
Dec 16, 2005
コメント(1)

今月初め、我が家でタコヤキパーティーをしてからというもの、結構友達の輪が広がった気がする。今日は夫の友人のRob & Johanna夫妻が遊びに来た。かなり突然だったけど。Robさんはバンクーバーからケベックに引っ越してきて、職を探しつつフランス語学校に通っている、夫のクラスメイトである。奥さんのJohannaさんも他州出身者。二人とも、なぜかいつも登山スタイルで、ごっついブーツにウィンドブレーカー、でかいデイパックをしょっている。今日も、つい今しがた、下山しましたと言わんばかりのいでたちだ。歩いて数分の距離なのに・・・。実際、ロッククライミングが共通の趣味というから、本格的だ。こんなごっつい夫婦だから、さぞかし健啖家であろうと思いきや、なんと彼らは肉を食べないのだと言う。・・・なにをつくりゃいいんだ・・・。途方に暮れた私を救ってくれたのは、「お好み焼きの粉」であった。ラッキーなことに、ジャンタロンで仕入れたキャベツが丸ごと一個ある。もう、これしかないっ!!冷凍庫にあったエビを取り出して、おもむろにエビ入りお好み焼きを作ろうとすると、Johannaさんから待ったが入った。彼女はエビも食べないと言う。ええ~~~。キャベツだけのお好み焼きなんて、淋しくなぁい?冷蔵庫を漁った結果、オクラを発見!!オクラって、ずっと日本語だと思ってたけど、英語でもフランス語でも「オクラ」っていうのね。それはさておき、輪切りにしたオクラをお好み焼きに乗っけて焼いてみた。う~ま~い~~~~っ!!ビバ!オクラ!!RobさんもJohannaさんも、お好み焼き、すっごく気に入ってました。「ベジタリアンにとって、革命的な食べ物だ」とまでお褒めの言葉を頂戴。最後の1枚は、RobさんとJohannaさんが焼いてくれました。ビッグなビッグなオクラ入りお好み焼き。Robさんは料理が得意らしく、難関の「フリップ」(ひっくり返し)も難なくクリア。私よりウマイ。最後は、昨日タギさん夫妻が持ってきてくれたデザートのケーキを切って食べました。「いつもはケーキなんかないんだよ。あなたたち、ラッキーね」と言って笑いながら。
Nov 25, 2005
コメント(3)

今年一番のドカ雪が降った今日、我が家にお客様を招いた。ふとしたきっかけで知り合った、イラン人とインド人のご夫婦だ。年のころはそろそろ還暦か。同年代の友人ばかりの中で、貴重な大人の友人だ。旦那さんのタギさんは、イラン人の建築家。奥さんのシィリさんは日本人のお祖母さんを持つインド人。前回、シィリさんが素晴らしく美味しいイラン料理をふるまってくれ、「次回は我が家で日本料理を」なんて約束したのだ。うーむ。数少ないレパートリーから、おもてなしできそうな日本料理を必死でひねり出す。熟考の末のメニューは・・・。*大根サラダ*タコヤキ*鮭ときゅうりのちらし寿司(もどき)*肉じゃが*味噌汁当日、私は夕方まで学校があり、準備する時間がないので、前日から仕込みすることにした。ジャンタロン市場まで買出しに行けば、大抵の果物、野菜は手に入る。イモ類も豊富だ。肉じゃがにしようかと思って市場をウロウロしていると、なんとサトイモが山積みで売られていた。サトイモの煮ころがしが大好物な私は、迷わずサトイモをゲット。その他、タコヤキ用のタコやら、野菜やらを買い込んで帰った。ところで、イラン人とインド人の夫婦。あの辺の人たちは、宗教上やらで食べられないものもありそう。夫に電話で確認してもらった。すると、「動くものなら何でも食べる」という頼もしい回答であった。そんなこんなで、とうとう約束の時間になり、夫妻が我が家にやって来た。・・・雪まみれで。こんな大雪の日に、地下鉄を2回も乗り換えて来てくれたのだ。なのに、マズかったらどうしよう・・・。夫妻は、私たちの招待をことのほか喜んでくれていた。クリスマスプレゼントと言って、インドの手紙入れを下さった。しかも、デザートのケーキまで持参。ま~、スミマセン。とりあえずワインで乾杯して、近況を話す間に大根サラダを出した。千切り大根をポン酢であえて、梅干をトッピングしただけの簡単サラダ。コレを陶芸教室で作ったイビツな器にのせて出すと、大層喜んでくれた。奇妙にねじくれた器も、「これぞ日本のワビサビだ!」とかなんとか言って、すごく喜んでくれ、すっかりご満悦の私。こっちの人って、ホント、ほめるの上手だわ。そしてタコヤキに突入。奥さんのシィリさんは、タコヤキを知ってるかなと思ったが、意外に見たこともないという。これはしたり。電気タコヤキ機をテーブルの真ん中にセットし、ぽこぽこと凹みのある鉄板が熱くなるのを待つ。油を塗って、鉄板が十分熱くなったら、生地をジュワっと流し込む。その上に天カス、ネギ、タコ、紅しょうが・・・とカラフルにトッピング。シィリさんは、「この先どうなるのか、見当もつかない」と言って、興味津々。生地の表面がこんがり焼けてくると、楊枝でくるんっとひっくり返してゆく。まん丸い表面がぽっこりと鉄板から出てくると、シィリさんもタギさんも興奮の絶頂へ。まん丸に焼きあがったタコヤキにお好みソース、鰹節、青海苔、マヨネーズのトッピングをかけて差し出すと、二人ともしばらく箸もつけずに眺めていた。味もとっても気に入ってくれ、「ラブリー、ラブリー」と言ってお代わりもしてくれた。いや~、一安心する瞬間。二人ともよく食べ、よく飲み、よくしゃべってくれました。タコヤキを食べ過ぎて、私の用意した味噌汁まではたどり着かず、デザートも「二人で食べて」と言って、また雪の降りしきる中、地下鉄の駅を目指して帰って行かれました。ハイソな人たちにタコヤキなんてどうよ?と思ったりもしたが、二人ともかな~り喜んでくれて、ハッピーでした。タコヤキ、結構モントリオールでブレイクするかも?フフフ。
Nov 24, 2005
コメント(5)

とうとう奴がやって来た。しかも、突然に。昨日の晩、やけに寒いと思い毛布を出して寝た。今朝はどんよりとした空で、気温も昨日よりぐっと低く、出掛けに夫が「今日は雨が降るかもしれないから、傘を持って行ったら」と教えてくれた。折り畳み傘をリュックに入れて家を出ると、ほどなくちらり、ちらりと白いものが降りて来た。・・・まさか、コレは。懸命に「これは塵だ、埃だ」と言い聞かせながら歩いていると、とうとう吹雪になった。みるみる屋根や道路に積もり始める。徒歩20分の学校までの道のりが、こんなに長かったことはない。去年の辛く長かった冬が、まざまざと思い出される。とうとう、今年もやって来た。一番あったかいコートと、中がファーになったブーツを出さなきゃ。雪かきシャベルも用意しとかなきゃ。ああ~、やることがいっぱい。
Nov 15, 2005
コメント(2)
![]()
プレビューを見た時から、スケボーのスピード感と若者達のパワーを絶妙に捕らえたカメラワークに魅了され、絶対観たいと思っていた映画、「The Legend of Dogtown」。1970年代のカリフォルニア、ベニスビーチを舞台にしている。この町に暮らす、サーフィンとスケボーが何より大好きな10代の若者達のグループが主役、実在の人物を描いたドラマだ。当時のこの地区は、治安も悪く暴力、麻薬が横行する荒んだ地域。主人公の少年達も、サーフィン、スケボーの腕は抜群、とはいえビーチに出れば他のグループとの抗争、町に出ればスケボーで命知らずの暴走行為。完全にチンピラ。彼らの周りの大人も、良識的な人は出てこず、子供に酒やマリファナを平気で勧めたりする。こんな環境の中で、子供達は毎日スケボーに明け暮れ、マリファナを吸いながらも、将来はプロのスケーターになるんだと夢を語る。皆、複雑な家庭事情を抱えているが、スケートに乗って仲間達とはしゃいでいるときは目を輝かせている。そこに目を付けた大人がいた。彼らをチームにしてスケボーの大会に出場させ、人気が出れば金儲けできる。こうして、サーフボード店の店主を中心に、少年スケボーチームが結成された。もともと腕も素質も度胸もある子供達、大会では前代未聞のアクロバティックな演技を披露し、会場の度肝を抜く。最も血の気の多い少年達は、その会場で乱闘を起こしてしまうのだが・・・。地道な練習の嫌いな彼らは、ある日最もエキサイティングな練習場を見つける。それは、高級住宅の庭にある家庭用プール。折りしもカリフォルニアは深刻な水不足で、家庭用プールに水を張っている家庭はない。毎日のように留守宅を探しては不法侵入し、滑らかなカーブを描くプールの側面を利用してスケボーを乗り回す。近所の通報によってパトカーが来たら、蜘蛛の子を散らすように逃げる。最高にスリリングでデンジャラスな練習。彼らは夢中になった。無法な練習により、彼らのスケボーの演技はますますアクロバティックに。いつしか彼らは、アイドル並の人気者に成り上がって行く。少年達の仲間意識にもいつしか変化が生じ、お互いをライバル視し、ねたみや憎しみといった感情も芽生えてくる。常に集団で行動していた彼らだが、やがて、その腕と将来性を買われてスポンサーが付く者、実力では劣っていないはずなのにスポンサーの付かない者・・・道は二股にも三股にも分かれてゆく。それぞれの道を歩き始め、もう集団ではなくなった彼らを、再び結びつけるものとは・・・。この映画は終始、光と影のコントラストを強調した色調で撮られ、それが70年代カリフォルニアの頽廃した町の空気を作り出している。スケボーのスピード感を絶妙に捉えたカメラワークは、カメラマンが自らスケボーに乗って撮ったというから、迫力満点なのも納得。(正しくは、カメラの扱いを知らないプロのスケーターが撮ったらしい)。少々バイオレントなシーンも多いけど、観終わった後はなんともすがすがしい気分になった。「The Legend of~(伝説の~)」というタイトルだが、「伝説」になっているのは決して、彼らのヒーローの部分ではない。では何かというと、それは映画を観た人のみぞ知るのだ。
Nov 14, 2005
コメント(0)
最近、夫と「ワークアウト」しています。少し前の私なら、「work out」→外で働く→出稼ぎ?とでも訳してしまいそうですが、これって「運動する」っていう意味なんですね~~。特に、「健康やダイエットのために、ジムに通って運動する」という意味のようです。わざわざジムに通って運動するなんて、よほどの運動好きやムーチョマッチョな人しかいないと思っていたのだけど、意外と雑誌をめくりながら自転車こいでる人が多くてびっくりです。家から歩いて10分足らずのところにあるスポーツジムの会員に、とうとうなりました。「お試し、お試し」と言ってはタダで5回ぐらい行ったけど。年間で230ドルぐらい。高いのか安いのか分らないけど、家から近いので冬でも通えるかな・・・と。雑誌とか読みながら自転車こぐと、30分ぐらい苦もなくできます。すると汗がぶわっと出てきて、すっごく運動した気になります。20分継続して運動すると体脂肪が燃え始めると言うから、楽して脂肪も結構燃えてるはず。その後はちょこっと腹筋して、ダンベルいじって終わり。最後に5分ぐらいウォーキングすると、汗が滝のように流れます。汗が出ると、すっごい運動した気になるのだけど、私は人より汗っかきなだけかも。でも、普段の生活で汗かくことなんてないもんね。帰り道は妙にスッキリした気分。すごく健康的でいいことをした気分になります。しかし、適度の疲れのせいか食欲増進もいいとこで、おなかが空くのが早く、いつも何か食べています。おかげでダイエットにはならず、体重が増えていくのが悲しいですが・・・。余談ですが、モントリオールでは、ものすごく恰幅のいい人を見かけません。皆スリムできれい、スタイル抜群です。みんなこっそり「ワークアウト」してるのでしょうね~、きっと。
Nov 11, 2005
コメント(0)
11月から、毎日フランス語の学校に通っている。ケベック州政府の運営する学校で、移民やビザ労働者を対象に「無料で」フランス語の授業を提供しているのだ。おかげでとっても安く、しかも毎日4時間みっちり授業を受けることが出来る。最近になってようやく、こういう政府が支援する学校があることを知ったのだけど、今まで語学学校に高い授業料払ってたのは一体なんだったんだ?と思いたくなる。知らないって、ホント損ね。ケベック州の支援する職業訓練校とか、職業斡旋所とかで要求される「フランス語レベル」っていうのは、この政府のフランス語学校で適用されている”レベル”とリンクしているらしい。例えば私は、今「レベル1」という基礎のクラスにいるわけだけど、セメスター終了時に試験を受け、合格したら「私はフランス語レベル1の資格を持っています」と言えるらしい。(レベル1では、そんなに威張れないけど)。この間、職業訓練校の見学に行ってきたけど、「レベル3以上」とか「レベル5以上」とかの条件が書かれていた。このフランス語の条件を満たして初めて、他のケベコワ達と同じスタートラインに立てるというわけだ。単なる語学学校と違って、生徒も移民が圧倒的に多く、みんなこの国で生きていくための最低限の手段として、少しでも早くフランス語を取得しようと必死だ。当然のことながら競争率も高く、この学校に入りたくても入れなかった人は多い。そういう人たちはどうするかというと、脱落者が出るのを手をこまねいて待っているのだ。運良く入学できても、試験に落ちれば次のレベルには上がれないし、欠席が3回あると名簿から名前が抹消される。そうすると、順番待ちをしている人が繰り上がって授業を受けられるのだ。結構、厳しいサバイバルだと思う。年末にはゆっくり日本に帰って・・・なんて言っていられない状況になった。やっぱりやるからには脱落したくないし、せっかく出来た友達と上を目指して行きたい。フレンチしゃべれたら、やっぱカッコイーしね!!
Nov 10, 2005
コメント(0)

母が日本から遊びに来て、5日目。天気はイマイチだったけど、予定していたイースタン・タウンシップスにドライブに行くことにした。モントリオールから東へ、車で約1.5時間ほどで、イースタン・タウンシップスという風光明媚な地域へと入っていく。ここ数日、モントリオールではしとしとと雨が降り、青空の見えない日々。天気の良い日を見計らって、母に秋のカナダの風景を見せようと思っていたが、どうも回復しそうにない曇天にシビレをきらして、小雨の振る中、車をとりあえず東に、進路を取った。懸案事項はやはり「紅葉」。例年ならこの時期、完全に散ってしまっているカエデの紅葉も、今年は色づきがかなり遅いと言うことで、まだ残っていることを期待した。「ハズレ」だと言われている今年の紅葉だが、イースタン・タウンシップス方面の木々は、黄金色に色づいていた。さすがに終わりの感はあるものの、なだらかな起伏のある平原にところどころ黄色、オレンジ、黄緑、緑のまだら模様の森が現れる。いわゆる「真赤」ではないけど、広大な土地が秋のカーペットを敷き詰めている様子を見ると、心がなんだか寛大になる気がする。ぬかるんだ地面に落ちた葉さえも絵になる。一時間ほど走ると、秋色カーペットは一変した。なんと。雪が積もっているではないかっ。ちょっと度肝を抜かれた私たち。だって紅葉のことばかり気にしていたから、雪なんて思いもしていなかった。そういえば、昨日は風も強くて寒い日だった・・・。こうして、今年の初雪を思わぬところで見る事になった。今回のルートは、モントリオール~(112号線、10号線)~ブロモント~(243号線)~ラック・ブロム。ラック・ブロムではバッファロー牧場でバッファローの大群を見ることが出来た。コワかった・・・。
Oct 26, 2005
コメント(3)
「本当にちゃんと飛行機に乗ったかなあ?」夫と二人でトロント行きの便を待ちながら、何度も自問自答。トロント空港に着くと、母の乗った便は1時間ほど遅れていることが分った。日本から母がやってくる。モントリオールに来るのは2回目だけど、今回は初めての、ひとりで海外旅行。最初は、独りで飛行機を乗り換えるのがイヤだと言って来るのを渋っていた母だったが、私たちがトロントまで迎えに行くという条件でようやく来る気になったのだ。夫とピザを食べながら、母の便の到着をひたすら待った。待ちくたびれた頃、ようやく出口に母の姿が見えた。ちょっと挙動不審な態度で、キョロキョロしている。空港でそんなに怪しげにしないで欲しい。私たちの姿を見つけると、心底ほっとしたようだった。5月に会って以来の、およそ半年ぶりの再会。その後レンタカーで、ナイアガラまで移動。すっかり夜になっていたので、景色は見えなかったが、積もる話をしながら、あっという間にナイアガラ到着。やれやれ、やっと寛げる・・・と思っていると、ホテルでハプニング発生。予約していたエンバシー・スゥイート・ホテルは、部屋の水道が故障していて、他の部屋も満室で、泊まれないと言う。その代わり、隣のマリオット・ホテルに部屋を用意したと言われた。滝の眺めは、エンバシーの方が格段に良いはずだが、私達は「滝の見える部屋」を予約することが出来ていなかった。幸運にも「滝の見える部屋」に泊まれることを期待していたのだが。しかし、マリオットでは「滝の見える部屋」を用意してくれると言う。却ってラッキーなハプニングとなった。マリオットの9階からの眺めは、エンバシーのように「上からはるか彼方まで見渡せる」というほどではなかったが、カナダ滝の目の前で、大瀑布を至近距離で見ることが出来た。エンバシー・スゥィート・ホテル内の「The Keg」というステーキハウスが、私たちのお気に入りなので、今回もそこで食事する予定だった。夫が、部屋を用意できなかったホテルと交渉して、ホテル内レストランでのお食事券$135分をゲット!!で、でかしたっっ!!クーポンゲットですっかり大船に乗りまくった私達は、気前よくワインを注文し、料理を平らげ、珍しくチップをはずんだ。ライトアップされた夜の滝を眺めながら、デザートをいただき、母の冒険談やら、家族の近況を語り合った。再会の第一夜は、ゆっくりと更けていった・・・。
Oct 22, 2005
コメント(0)
う~ん、ひさびさのネット接続であ~る。なんかね、最近インターネットが思うようにできなくて。トラブル多発。原因は今日、プロバイダの人が来てくれて、見てくれることになってんだけど、未だ不明。回線はつながってんだけど、サーバーに接続できなくてウェブ閲覧ができないことが多い。ようやくつながっても、ダイアルアップ並みにスーパースロー。さらに、あまりにも調子が悪いので、思わず普段やらない「ウィンドウズ・アップデート」というのをやってしまい、なぜかマイクロソフトのソフトウェアにも問題多発。悪いことは重なるなぁ。私はInternet Explorerを使ってウェブ閲覧をしているのだが、なぜかいきなりポップアップウィンドウが全く開かなくなってしまった。右クリックも効果なし。もっと困るのが、ブラウザ上で日本語入力ができなくなったこと。これは困るなぁ。楽天の日記も書けないし、Googleで検索しようにも日本語が入力できない。妙なことに、Excel、Wordでも同じ現象が起こっている。ソフトのアンインストールをしようにも、MSオフィスのCD-ROMとかも持ってないし・・・。ないと困るし。とりあえず、ブラウザに関してだけは、久々にNetscape Navigatorを使うことで解決された。解決っていうか、逃避だけど。サーバ接続と日本語入力の出来なくなったExcelが、当面の課題。
Oct 19, 2005
コメント(2)
最近、コレクティブ・キッチン(料理サークル)の集まりが悪くて、幹事のスークさんとラウラさんを悩ませている。だいたい毎回8人ぐらいは集めたいのだが、たまたま都合の悪い人が重なると3~4人しか集まらなかったりするようだ。ここ何回か、一回限り参加の人が多いなと思ったら、スークさんとラウラさんが駆けずり回って人をかき集めているらしい。人が足りないと、忙しくなるのはもちろんなのだが、一人当たりの負担コストが高くなる。ちょっと値の張る材料を使って人が集まらなかったら、参加人数でコストを頭割りするので、かなり高くついてしまう。コストが高くなると、来なくなる人もいるわけで、悪循環・・・。まあ、それはともかく、本日はモロッコ人、ケベコワ二人、ボリビアン、コリアン二人、日本人の集いとなった。(うちケベコワ一人は、YWCAの職員なので、今回のみの参加者だろう)。メインディッシュは、モロッコの魚料理。ルールーという名前の、白身の淡水魚を使ったオーブン料理。それにサラダとスープ、デザートは旬のりんごを使ったアップルパイ。モロッコ人のラティファさんは、英語はカタコトだけど、明るくておおらかな楽しい人だった。バジルを刻んで、ニンニク、スパイス、オリーブオイルでソースを作る。スパイスは、ウイキョウを粉にしたような独特のにおいのもの。ラティファさんの手で手際よく作られたソースは、とても美味だった。これをじゃがいも、ニンジン、トマトにからめ、それらを層のように天板に並べていき、最後にこれまたソースをたっぷりからめた魚をのせる。オーブンで焼くこと1時間。焼きあがった魚は、オリーブオイルがキラキラ輝いて、う・・・美味そうっ!!しかも、すごくヘルシーそう。すっかり、モロッコ料理にハマりそうな予感。ところが、ラティファさんが魚をオーブンから取り出しながら、信じがたい一言をっ・・・!!「私は食べないわ」エ????なに?どういうこと?もしかして何か失敗したとか??こんなに美味そうなのに!?私の脳内を疑問符が駆け巡っている中、彼女は次の言葉を発した。「今、ラマダーン中なの」。・・・・ラマダーン?・・・なんだっけ、ソレ?そう。イスラム教徒の彼女は、ラマダーンという月に入ると、太陽が昇っている間何も口に出来ないのだ。食べ物、酒はおろか、水さえも。他にも、やってはいけないこと、やらなきゃいけないことがいっぱいあるそう。そんなぁ~~~。自分でこんなにも美味そうな料理を作っておいて、食べられないなんて~~~~っ!!彼女は笑って「持って帰って夜食べるから、気にしないで」と言った。私たちの試食タイム中、彼女は部屋の隅でインターネットで遊んでいた。まぁ、しょ~がないのだけど。本当は、彼女だってラマダーンが終わってから参加したかったのに違いない。だけど今回は人数が少なかったので、ラウラさんが無理を言って参加してもらったのかもしれない。誰も、何も言わないけど。次回は彼女も一緒にテーブルを囲めるといいのだけど。
Oct 8, 2005
コメント(5)

秋のロレンシャン高原は、紅葉のメッカとして有名です。日本からもたくさんの紅葉ツアーがやって来ます。ロレンシャン高原というのは、モントリオールから車で約1時間半から2時間ぐらいのところにある、小高い山々が連なる地域です。数千の湖が点在し、一年を通して風光明媚、夏はキャンプ、冬はスキーリゾート地となり、モントリオーラーにも人気のバカンス地です。秋は特に日本人観光客が押し寄せることも有名で、このシーズンのみ、日本人従業員を雇うホテルやレストランも少なくありません。それほど日本人の心をつかんで離さないものが、このローレンシャンにはあるようです。それほどまでに有名なら、やはり見に行かねば、ということで行ってまいりました。ガイド研修を受けたお蔭で、紅葉ツアーの本場も穴場も熟知している私(ホントか?)。今日は、最も一般的なコースでローレンシャン高原の紅葉を満喫してきました。モントリオール~(15号線)~サン・ソベール村~(364号線)~モーリン・ハイツ村~(329号線)~サンタデル・ダワード村・サン・ジョセフ湖~(329号線)~サンタガサ・デモン村~(117号線)~(327号線)~モントランブラン村スキーリゾートサン・ソベール村は、小さな教会を中心に可愛い商店が立ち並び、カナダらしいお土産も買える。3代続いているという釜焼きパンの店が有名で、モントリオールからわざわざ買いに来る客も多いとか。サンタデル・ダワード村のサン・ジョセフ湖は、小さい湖だが景色が素晴らしい。青い屋根の小さな教会の正面に湖が広がっていて、周りは芝生が植えられ、ゆったりしたベンチが置かれている。向こう岸の紅葉が湖面に映えて、ベンチに座って見ていると、時が止まったようだ。モントランブラン山スキーリゾートは、ロレンシャン高原最高峰のスキーリゾート。夏、秋はハイキングコースにもなっている。山頂まで登るロープウェーがあり、ハイキングしなくても簡単に山頂に行ける。そこから見渡す景色は、まさに壮観。山並みに錦の帯を流したようで、一見の価値アリ。個人的には、遠くの山の紅葉より、近くの木々の紅葉の方が楽しめました。お天気も良く、まさに秋晴れ。じりじりと暑いぐらいの日差しで、真っ青な空に、木々の赤やオレンジはとてもよく映えていました。お天気は、最重要要素だと思います。
Oct 5, 2005
コメント(7)
夫の2代目の自転車が盗まれた。去年の12月にモントリオールに引っ越してから、実に2度目だ。夫は心底悔しがっている。2度とも、施錠していたにもかかわらず、白昼堂々、やられた。モントリオールは、治安がいいとはいえ、盗難が多い。自転車の盗難は本当に多い。U型のロックを、車体とタイヤの両方にガッチリ付けておかないと、ちょっと目を離すと消えてなくなっているのだ。もう、その道のプロの仕業としか考えられない。1代目の時は、まだ無用心だったので、チェーンのロックを使っていた。冬を越して、ようやく春が訪れ、自転車で出かける機会も増えたと言う頃、人気の多い植物園の正面玄関の駐輪所に止めておいた。私の自転車は、ホームセンターで買ったばかりの新品。まあ、一番安いとはいえ、新品でキレイだった。2台の自転車を、チェーンでつないで置いておいた。2時間ほど、植物園を散策して戻ってみると、チェーンはものの見事にぶった切られていた。かなり太いチェーンだ。工具なんかで切れるものではない。明らかに、専用の道具をつかったようだった。一緒につながれていたのに、私の新品自転車は無事だった。っていうか、無視された?彼らは、高値で売れる自転車かどうかをきっと見分けているのだ!夫の自転車は長年愛用していた、ちょっと値の張る良い物だった。わざわざアメリカから運んできたのだ。それだけに、彼の落胆振りはすさまじかった。折りしも夫の誕生日の直前だった。つとめて明るく、誕生日に自転車をプレゼントすることにした。先代ほど良いものは買えないけど、予算の許す範囲で、少しフンパツすることにした。何軒もハシゴして、ようやく気に入る自転車を購入。夏はサイクリングにもよく行った。ようやく、夫の心の傷も癒えたかな・・・という、まさにその頃、悪魔は再びやってきた。敗因は、Uロックの長さだった。夫の買ったUロックは、コンパクトなタイプだったので、車体とタイヤの両方を固定することは出来ず、いつもどちらか片方のみの固定となっていた。ちょうどその日は、駐輪場の空きがいい場所になく、ついついタイヤのみ固定してしまったのだそうだ。駐輪場には、施錠されたタイヤだけが残され、車体は持ち去られてしまっていた。2度目の不運に、またしても落ち込む夫。慎重な彼は、いつも必ず車体にロックをかけ、サドルまではずして持ち歩いていたのに、その日に限って、サドルも付けたままだったのだ。なげいても始まらないのだが、後悔ばかりが募るのだろう。「タラ・レバ」を言えばキリがないが、とにかく、モントリオールでは盗難に要注意。スリ、置き引きも多いと聞く。特にフードコートは犯罪多発エリア(置き引き)らしい。空き巣に入られそうになったという友人の話も聞いた。路上生活者の多さを目の当たりにすれば、いやでも危機感を感じると言うものだ。日曜の昼下がり、公園の芝生の上に裸足で寝転がったりしていると、ついつい忘れがちになるのだが、自分の身は自分で守らなければならない。面倒でも、常に犯罪牽制の工夫をしておかなければならないのだと思う。夫は落ち込んでいるが、盗られたのが自転車くらいなら、まあ、いんじゃないの。3代目を買えば。
Oct 4, 2005
コメント(2)
イラン人とインド人のご夫婦から、夕食の招待を受けた。”ウェストモント”という、モントリオール市内でもかなりの高級住宅地に、彼らの家はあるという。ご主人の名は、タギさん。イラン人で、建築コンサルタントをしている。奥さんはシィリさん。インド人だが、なんとおばあさんが日本人だと言う。彼らと知り合ったのは、数ヶ月前のモントリオール世界映画祭。話題の「Kamataki」を見に行った時の事。劇場入り口には町田の列が出来ていて、驚きながらもその最後尾についた。夫がすぐ前に並んでいた初老のカップルに話しかけた。「これはカマタキの列ですか?」とか、そんな言葉だったと思う。しかしそのカップルは、気さくに私たちと話をしてくれ、長い列を待つ時間を楽しく過ごすことが出来た。タギさんと夫は、いつのまにか名刺まで交換しており、その後も連絡を取っていたらしい。それが今宵の食事招待となったのだった。夫のこういうところ、私は真似できないなぁ・・・といつも思う。手ぶらでは行けないので、お土産を考える。いつもなら安易にワインなのだが、彼らの生活スタイルや宗教の戒律のことなどがわからないので、少し悩んだ。イスラム教徒は飲酒しない人も多い。色々、食べてはいけないものもあると聞く。何か、当たり障りのないもの・・・と、夫と二人で考えた。丁度、夫がイースタン・タウンシップスという地方に出張があったので、ご当地名産で今が旬のりんごを買ってきた。小ぶりだけど、ぷんと甘いにおいのするりんご。まあ、りんごが嫌いな人もあまりいないだろうと言うことで。それに近所の美味しいカフェのコーヒー豆、ショコラティエールのチョコレートをプラス。厳選したお土産を手に、タギさんの家を訪れた。二人と一匹のネコが笑顔で歓待してくれた。タギさんの家は、アジアとオリエントが融合した、なんともいえない雰囲気を持っていた。イスラムのモスクで使われているタイルの飾りが壁にかけられ、片隅には中国のアンティークの屏風。密教画のような絵画や、インドの寓話を基にシィリさんが描いたという、ちょっとエキセントリックな絵がたくさん飾られていた。私たちの心配をよそに、タギさんもシィリさんもワインをよく飲んだ。美味しいワインをいただきながら、シィリさんの家族の古いアルバムを見せてもらった。そこには、厳格そうな顔の日本人女性も写っていた。シィリさんのお母さんは、映画女優も裸足で逃げ出す美人だった。シィリさんもきれいな人なのだけど。その後、美味しいイランの家庭料理をご馳走になった。お肉と一緒に、たっぷりのフルーツを煮込むのがイラン・スタイル。とてもヘルシーで、美味しい。パラパラの細長い米に、ラムの煮込みを豪快にかけて、はちきれそうになるまでたっぷりいただいた。よくしゃべる夫婦で、楽しい団欒は夜更けまで続いた。ふとしたことで知り合ったけど、ずっと長くお付き合いしたいと思わせる、素敵な夫婦だった。次は我が家で日本料理を・・・と約束して別れた。(その日本料理は、誰が作るんだ?と自問しつつ・・・)。こういう時に、ちょいとイキな小料理で作れると、女の株も上がるよねぇ。
Sep 28, 2005
コメント(1)
日本語って、とっても表現力豊富だと思っている私に、夫が挑戦してきた。「英語の方が語彙が豊富だ」というのだ。ハァ~?ちゃんちゃらオカシイわ。英語に「類義語」が多いのは知ってる。全く同じ意味や、微妙にニュアンスが違うものなど、それはそれは多々ある。それは認めるのだ。だ・け・ど!だからと言って日本語より英語の方が語彙が豊かと言うのは賛同しかねる!!大いに異議アリ!!だいたい、漢字からしてその数、数千。その組み合わせたるや膨大だと言うのに、たかだか30文字足らずのアルファベットしかない言語より語彙が貧弱だなんて、アリエナイ!!まあ、だからと言って日本語が勝っていると思っているわけでもないけど、夫はかたくなに「英語の方が語彙が多い」と言って譲らない。ムム。と言うわけで、勝負した。朝っぱらから。週末の優雅な朝だと言うのに。「疲れた」という意味の表現を、日本語と英語でどれだけ多く言えるか、という単純な勝負。もちろん私は日本語、夫が英語。日本代表として、負けられません。二人してにらみ合いながら、思いつくままに「疲れた」という表現を言い合った。<日本語>疲れた、疲労した、疲弊した、くたくただ、へとへとだ、、、<英語>tired, out of energy, exhausted, fatigued, drained,,,もっともっとあるはずなのに、案外出てこない。結局二人とも5,6個思いついただけで、勝負はドロー。しかし、お互いに興味が沸いたので、インターネットで検索してみた。「疲れた」という表現は、他にどんなのがあるだろう?<日本語>くたばる、くたびれる、へたばる、足が棒になる、へこたれる、のびる、ばてる、ふらふらだ、困憊する、果てる、、、<英語>worn out, beat, weary, whacked, bushed, dead on my feet, wiped out, shuttered...出るわ、出るわ。お互いに、知っていても思いつかなかった単語がイッパイ。改めて、表現って無限だなと思う。夫も、少しは日本語の語彙の豊かさを認めてくれたし、私も改めて、英語の勉強って天井知らずだとおののくことになった。ある日の朝の出来事でした。
Sep 23, 2005
コメント(2)
ツアーガイドのバイト、辞めた。理由については色々あるが、結局のところ「ワリが合わない」仕事だと思ったからだ。ちょうど、本登録の時期だった。今までは「研修ガイド」として仮登録の身だった。会社とも何の契約も結ばず、言うなれば「ガイド内定」状態。基本的にタダ働きなのだが、実際にバスに乗ってアナウンスの研修を受ける時だけ、ケベック州最低賃金$7.60の時給がもらえる。試験を受け、その成績如何によって「時給」が決定されると「本登録」として雇用契約書を交わす。試験結果でばらつきはあるものの、平均12ドルぐらいの時給と言われている。まあ、カフェやレストランの時給よりも若干ましかなあ、と言う感じ。しかしこの「時給」の考え方、非常にクセモノで、仕事の拘束時間ではなく「ツアーの時間」に対してかかるものなのだ。ツアーというのは、あらかじめ「○月○日の×時から×時までの△時間」というように設定されている。4時間のツアーなら、その前にどれだけ準備時間があろうが、4時間分しか払われない。しかし、研修を受けて色々と内情が薄ぼんやりと見えてきたわけだが、「時給が払われる時間」と「仕事に拘束される時間」があまりに違うケースが多々ありそうな予感がしてきた。たとえば、「ロレンシャン高原8時間ツアー」というのがあった場合、ツアーの中には、客はロレンシャンのホテルに泊まって、ガイドは日帰りというものもある。その場合、ガイドはロレンシャンからバスに乗って自力で帰宅しなければならないのだが、その帰宅までの時間は交通費は出るけど、時給は発生しない。ロレンシャン高原の北からバスに乗ったら、ゆうに2時間はかかる。また、ケベックシティやロレンシャンで、ガイドも客と一緒に宿泊するツアーがあった場合、信じられないことに宿泊費が出ない。(手当てのようなものはあるが、宿泊代にはとても追いつかない)。早朝深夜にはタクシーを使わざるを得ないが、上限額があって、その額では絶対たどり着けない。差額は自腹?そのほかにも、あちこちに「自腹爆弾」がしかけてある(ような気がする)。時給がもっと高ければ「ま、いいかな?」とも思えるが、自腹切ってまで仕事して、長時間拘束されて、食事も宿泊も心許ないとなれば、レストランで安い時給でも働いた時間確実にもらえる方が良いと思う。ガイドの仕事は、短期間で馬車馬のように働けば結構稼げるらしいけど、その中には自腹切った分や無給時間がかなり含まれていそうだ。モントリオールの色々なことについて勉強させてもらったし、大学受験を思い出すような暗記も久々に体験して、今は自分にプラスの状態だと思う。まあ、タダ働きではあったけど。もったいない気もするし、申し訳なさもあるのだが、本登録を前に登録解除を願い出た。やっぱり、短期間で働くからこそ、働いた分だけきっちりもらいたいと思うのだ。贅沢なのかなぁ。
Sep 22, 2005
コメント(4)
引き続きモントリオール国際映画祭の話題です。なんと、今日最終日です。日本の映画は全部観たいと思ってたけど、なかなかそうも行かずようやく最終日に2本目を観ました。「いつか読書する日(Milk Woman)」。田中裕子主演。嬉しい日本語だったということもあったが、引き込まれてしまった。舞台は長崎のとある町。山肌に家々が張り付いたような坂の町。主人公の美奈子は、この町でもう何十年もスーパーのレジ打ちと、早朝の心臓破りの坂を駆け上る牛乳配達をしている。50歳、一人暮らし。高校生の頃の恋心を今だに心に秘めて、独身を貫いている。彼女が密かに思い続けている相手は、市役所の市民課に勤め、結婚しているが、末期がんで寝たきりの妻を介護する生活を送っている。同じ町に住むので時々接点があるものの、お互いに知らん振りを決め込む二人。何十年も封印された恋心は、解放される時が来るのか?登場人物が、筋金入りの頑固者ぞろい。高校時代の恋を50才まで貫く主人公を始め、平凡な人生を送ると誓い、ただただ穏やかに毎日を過ごす男、自分の夫の密かな恋心を知った余命わずかの妻は、病床にあっても二人を引き合わせようとする。脇役にも、痴呆の進行する夫を看取ると誓う妻、虐待されてもされても、母親を慕う子供。。。ここまで頑固一徹でなければ、この物語は始まらない。圧巻は、早朝の牛乳配達。車も入れない道なので、主人公の美奈子はかばんに牛乳瓶を詰め、駆け足で首折り坂を登る。毎日同じルートで、同じ時間に牛乳を配達する。かつての恋人の家にも。カメラワークが絶妙で、自分も美奈子と一緒に長崎の坂を駆け上り、息を切らしている錯覚に陥りそうだ。「さみしくないの?」という周りの問いに、彼女は「働くのよ。くたくたになるまで」と答える。文字通り、毎日ボロ雑巾のようになるまで働いて、寂しいと思うまもなく眠りにつく。自分に余計なことを考える隙を与えないように。大好きな読書をする時間さえも持てないのが、唯一の難点。英語のタイトルは「Milk Woman」、牛乳配達人。そういえば、北米で牛乳配達って見かけたことない。週末に巨大な牛乳ボトルを買出しに行く人はたくさんいるけど。美奈子がかばんに牛乳を詰めて一軒一軒牛乳を配達する姿が映し出されると、客席からどよめきが聞こえた。あれは、延々と続く長崎の坂をヒョイヒョイ駆け上っていく主人公のタフさに感心したのかもしれないが、牛乳配達そのものに驚いたようにも思えた。毎朝の牛乳配達も、なかなか進まない読書も、主人公の頑固さを雄弁に語るファクターだと思うが、邦題のキーワードが「読書」なのに対して、洋題の方が「牛乳配達」なのも面白いと思った。映画が終わると、どっと拍手が沸いた。私と夫も、心から拍手を贈った。モントリオールで日本の映画を観られるというだけでも幸せなのに、とても見ごたえのある映画だったので、帰り道はとても幸せでした。日本でも、この映画は話題ですか?
Sep 5, 2005
コメント(2)

久しぶりに夫と小旅行です。モントリオールから列車で2時間半ぐらいのところにある「キングストン」という街に一泊(の予定で)旅行に行きました。カナダ東部には、セント・ローレンス河という巨大な河が流れていて、キングストンはその河が五大湖の一つ、オンタリオ湖に流れ込む辺りにあります。この辺り、セント・ローレンス河には千以上の島が点在しており、風光明媚なことでも良く知られています。キングストンから出ている「1000アイランド・クルーズ」は、大河の中の島々をめぐる人気のクルーズです。ガイドブックの写真があまりにも美しいので、レイバーデイ・ウィークエンド(勤労感謝の日の祝日で、三連休)を利用して一泊旅行を計画したのでした。ラッキーなことに、VIA鉄道の半額券を持っていたので安く切符を買うことも出来ました。しかし!インターネットでどれだけ検索しても、宿がない!!ガイドブックに載っているホテル、B&B、すべて満室。う~ん、さすが夏の最後の三連休・・・。あなどれん。しかし楽観的な二人なので、宿はなくとも出かけることに。現地に着いてからインフォメーションセンターで探せば、なんかあるだろうと。甘かった。朝イチの列車でキングストンに着いたのが、朝の10時ごろ。さっそくインフォメーションセンターで宿探しをしたが、やはり全て満室なのだそう。選択としては、郊外の町まで行ってモーテルに泊まることぐらい。郊外と言っても移動に小1時間はかかる。ええ~~~~。イヤだ。しかし他に選択もないので、しかたなく郊外の小さなモーテルに電話をかけてみることに。インフォメーションセンターの情報では、一泊99ドル。(高い!モーテルのくせに!!)しかし、電話をかけてみると、空いている部屋は150ドルだと言う。はぁ?150ドル???普段なら50~60ドルぐらいの部屋が、だ。完全に足元見られてる。。。もっと安い部屋はないのかと聞くと、「105ドルの部屋があるよ。シャワー出ないけど」という信じがたい返答。シャワーでなくて105ドル(1万円)???いくらなんでも、ぼったくり過ぎじゃございません??数件のモーテルを検討したけど、どこも似たような状況。19世紀のお屋敷風のB&Bに泊まりたかったのに、シャワーの出ない小汚いモーテルに足元見られて高いカネ払うなんて、イヤだ!!イヤすぎる!!!日帰りにしました。そうと決まれば、急いで観光せねば!早速、「千の島クルーズ」のチケットを買った。ランチがついて3時間25分のコースを選択。夫はランチなし3時間コースでもいいんじゃないと言っていたが、私はランチ付きにして良かったと思う。いくら風光明媚でも、3時間も風景見るだけなんて辛くない?と思うのは私だけ?一番人気があるのは、ディナークルーズだそう。夕焼けから夜の帳が下りるまで、島巡りを存分に楽しめるそうだ。「サウザンド・アイランド・ドレッシング」ってご存知ですか?この辺りが発祥だそうです。クルーズのガイドさんの話によると、昔、同じようなディナークルーズが行われたとき、すっかりお客さんを乗せて船が出港した後で、シェフがサラダのドレッシングを準備するのを忘れたのに気がつき、あわててオーナーに相談に行きました。するとオーナーは、「冷蔵庫には何があるんだ?」と聞き、その時あったのが、マヨネーズ、ケチャップ、塩、コショウ、玉ねぎ、ニンジンなど。「それらを全部混ぜて、スペシャル・ドレッシングだと言って客に出せばいい」と言ったそうな。シェフは言われたとおりにしたのだけど、意外や意外、客に大層気に入られたらしい。それが現在の1000アイランド・ドレッシングの発祥なのだそうです。本当かな?しかし、クルーズランチのドレッシングは1000アイランド・ドレッシングではありませんでした。美味しかったけど。小さい町なので、歩いて十分観光できます。キングストンは、実はカナダ連邦最初の首都が置かれた町で、昔は連邦議会が行われていた建物、今は市役所ですが、とても美しい建物です。残念ながら、土曜日は一般公開されていないのですが、平日なら中も見学できるそうです。そのかわり、土曜日はファーマーズマーケットが開かれ、野菜、果物、手作りの小物などを売る店がたくさん出ていました。五大湖博物館では、昔セントローレンス河を往来していた船の模型などが展示されていました。今回は宿泊なしだったので、小さく観光しただけでしたが、時間があれば「フォート・ヘンリー」という砦にも行ってみたかった。その昔、アメリカからの攻撃に備えて作られたと言う砦は、今博物館になっているそうです。その砦から見渡すセント・ローレンス河の眺めは素晴らしいそうです。朝早く出発し、町を歩き回り、真夜中の帰宅となりました。ヘトヘトでした。でも、かえって日帰りで良かったね~という感じです。あと2日間を有意義に使えるしね。
Sep 3, 2005
コメント(2)
モントリオール国際映画祭が連日行われております。日本からの作品も多数エントリーされていて、楽しみです。皮肉ですが、日本に居るときは、邦画はあまり観ませんでしたね~。もっぱらハリウッドものばっかりで。わかりやすいから(笑)。本日観たのは、日本とカナダの共同制作という「KAMATAKI-窯焚」。メゾヌーヴ劇場で上映されました。映画館ではなく劇場に観にいくというのが、特別な感じがしていいですね(^^)。劇場の入り口に、タキシードを着た粋なオッサンとハーフっぽい青年が立っているのが見えました。「たかが映画に、ずいぶんオシャレして来る人もいるのねぇ。。。」と思いながら、そのすぐそばを通り過ぎました。「KAMATAKI-窯焚」という映画は、日本では公開されてないのかな。インターネットで検索しても、あまり情報を得られませんでした。モントリオール出身の青年が、日本にやってきて、陶芸家の叔父の下に弟子入りするところから物語りは始まります。実はこの青年、モントリオールで生きる希望を失い、極寒のセントローレンス河に身を投じ、一命を取り留めた過去を持っています。彼の母親が、彼に生きる希望を取り戻させるには、日本に居る叔父の石川琢磨の下で修行させるしかないと思い、彼を日本に送り込んだのでした・・・。映画が上映される直前、制作者挨拶がありました。タキシードのオッサンが5人ぐらい出てきて、フランス語やら英語やらでなにやらスピーチしました。その中に、先ほどのタキシード二人組もおり、なんと主演の二人、藤竜也とマット・スマイリーだったんですね。事前に映画のポスターでもよく見ておけば、気がついてサインぐらいもらえそうなチャンスでした。ザンネン。藤竜也さんも英語でご挨拶されました。モントリオールのあるケベック州というところは、公用語が英語とフランス語なので、英語のスピーチにはフランス語の通訳が、フランス語のスピーチには英語の通訳がつきます。日本語は残念ながらありません。映画は、日本人が多数出演する割りに、ほとんど英語で進んでいきます。日本の映画=日本語に決まってると思って観にいった私にとっては、ショックでした。英語の台詞に、フランス語の字幕がついて、私には良く分らない箇所がたくさんありました。背景はバリバリ日本なのに、台詞が英語なのと、陶芸家の家という馴染みのない生活が舞台だったおかげで、非常に理解度の低い映画になってしまいました。ちなみに、カナダの人々にも、藤竜也はじめ日本人の英語はわかりにくかったそうで、彼らはフランス語の字幕を読んで理解していたそうです。そんなわけで、映画の感想を書こうにも、あまり理解できていないのでゴメンナサイって感じです。もっと英語、フランス語、ベンキョします。映像的には、圧巻の「窯焚」シーン、サイコーでした。信楽の自然も美しかった。音楽も良かったなぁ。ただ、ほとんどのシーンが琢磨の家だったのが残念。個人的には、もっと主人公の過去とか、琢磨の過去とか、場面転換がもっと多くてもいいと思った。せっかく、カナダとの共同制作なのに・・・。KAMATAKI-窯焚
Aug 30, 2005
コメント(1)
「夕凪の町 桜の国」という漫画を読んだ。被爆3世代にスポットを当てて、原爆の「その後」を描いた作品だ。インターネットで知って、どうしても読みたくて、アマゾンで注文し配達先を実家にして、実家から送ってもらったのだ。私は広島出身だが、原爆モノはかなり苦手だ。幼い頃から、刷り込まれるように原爆のヒサンさを教育されてきたのだが、どうしても被爆者に感情移入することができないでいた。どこか、遠い国の話のような気がしていた。皮肉なことに、モントリオールに来てから「ヒロシマ」に向き合うようになった気がする。モントリオールと広島は姉妹都市だ。理由は知らないが、最近は「紅葉」つながりかなぁ?と考えている。ともあれ、8月のモントリオールでは、原爆がらみのテレビや展示会が多かった。日本時間の8月6日午前8時15分には、広島から贈られた「平和の鐘」をモントリオールでも鳴らした。それから、連日テレビでは「Hiroshima」というタイトルの映画を放送している。実際の戦争映像に、カラーを施して、被爆者の体験、米国側の主張を織り交ぜて作った映画だ。原爆投下のシーンは、実際の航空機から爆弾が落とされて、小さくなっていく爆弾を見ながら頭がクラクラした。たぶん、初めてだと思う。学校の課題でもなく、原爆の本を自分で購入したのは。「夕凪の町 桜の国」には、私のような現代に生きる被爆次世代の女性が登場する。外見も健康上も何の異常もなく暮らしても、彼女の中にも確実に原爆は棲んでいる。だって、たったの60年前の話なのだ。彼女の町が死の町になったのは。原爆そのものの悲惨さではなく、被爆者本人の苦しみではなく、私が共感できるのは彼女のような「原爆を知らないけれども、どこかで知っている」世代。それを気づかせてくれる本にはこれまで出会わなかった。いつも自分と原爆を切り離して、別の世界の出来事として考えてきた。だけど、たったの60年前なのだ。私の町が、死の町だったのは。夕凪の街 桜の国
Aug 29, 2005
コメント(2)
最近、私はモントリオール博士になりつつある。というのも、短期のアルバイトでツアーガイドをやってみることにしたからだ。今はもっぱら研修を受けて、9月~10月にかけてやってくる「紅葉ピーク」に備えているところだ。モントリオールに住んで9ヶ月にもなるけど、まともに市内観光もしたことないし、知らないことが多く、覚えることが多すぎて大変だけど、町の歴史を知ることは本当に楽しい。(覚えるのは楽しくないが、調べるのが楽しい)。毎日資料を読んだり、町に繰り出してはガイドブックと首っ引きで一人観光したりしている。たとえば、モンロヤル山のふもとに大きな聖堂があって、丸いドーム屋根の上に十字架が立っている。遠くからもよく見えるので、そこに聖堂があるということは知っていたが、なんと言う聖堂かなんて知らなかったし、そこがケベック3大巡礼地の一つだということも知らなかった。その聖堂は「セント・ジョセフ大聖堂」という名で、特に足を治癒するという言い伝えがあるのだそうだ。入り口には99段の階段があって、その階段を一段一段ひざまづいてお祈りしながら登っていくと、ちょうど聖堂でのお祈りは100回目になるというわけだ。100回もお祈りすれば、願いが叶うということだろうか。日本にも「お百度ふむ」とか言うけど、あんな感じ?それにしても、足が悪いのに階段を登りながら100回もひざまづいてお祈りしたら、もっと足が悪化するのでは?と思ってしまうのは私だけだろうか?とにかくそんな感じで、市内の名所旧跡を訪ねて回る毎日だ。バイトと言っても、研修中はバイト代も出ず、タダ働きだけど。まあ、今のところ楽しいから、いいか。
Aug 23, 2005
コメント(1)
久しぶりに料理クラブに参加した。料理クラブというのは、YWCAが主催する「コレクティブ・キッチン」という活動のことで、英語、フランス語、スペイン語で料理を楽しみましょうというサークルのようなものだ。私は英語のコレクティブ・キッチンに参加していて、私のグループにはケベコワ、インド人、ボリビア人、フランス人、韓国人、日本人が参加している。毎回、スープかサラダ、メインディッシュ、デザートを作ってみんなで食べる。それぞれの料理に担当がいて、自分の国の料理を紹介するやり方なので、毎回、色々な国の料理が楽しめる。レストランで出てこない家庭料理も食べられて、それも毎回楽しみの一つだ。今回、なぜか私が全ての料理を担当することになった。メニューは、焼きギョーザ、ざるそば、マンゴープリン。すごい組み合わせだと思うけど、毎回料理の組み合わせはかなりメチャクチャなので、まあ、気にしない。材料は担当が買って行き、かかった費用は全員で頭割りする。だいたいいつも5ドル前後。これで土曜のランチが食べれると思えば、すごく安い。しかも英語の勉強もできるし、友達もできる。スーパーで、日本そばやらギョーザの皮やらを見つけるのは至難の業。なんとか材料を買い揃えたけど、ニラは手に入らなかった。売ってる店は知ってるけど、前日に買いに行くには遠すぎた。なので、今回はニラなしギョウザ。YWCAに着くと、今回はいつもより少な目の7人参加。みんな夏はバケーションを取って遊びに行くので、なかなか人数が集まらず、私が日本人女性を二人連れて行った。さっそく料理に取り掛かる。最初にマンゴープリンを作る。これはかなりカンタンで、マンゴーをミキサーにかけて、適当に牛乳と砂糖を入れて、ゼラチンを入れて冷蔵庫で冷やし固めるだけ。しかし10人分作るとなると、給食でも作っている気分。マンゴーの皮むきだけでも大変。プリンを冷やしている間に、ギョウザに取り掛かる。キャベツをきざんで、ネギを刻んで、ひき肉と合わせてタネをつくる。調味料と一緒に酒を入れるのだが、瓶を持っていくと重いのでオチョコに入れてラップを巻いて持っていったら、やけにウケた。「サケ!サケ!」と言ってオチョコを珍しがる外国人たち。なぜかお皿の上にオチョコを乗せて、神棚に供えるようにキッチンの棚にうやうやしく置いたりしている。なんか意味不明だけど、面白かった。タネが出来上がると、みんなでギョーザ作り。「こうやって包むんだよ」と教えてあげているのに、みんな勝手に思い思いのギョーザを作る。ラビオリ風のやら、くるんと丸めたようなのやら、タネをいっぱい詰めて器用に口を閉じたのやら。誰がどれを作ったのか、すぐわかるし。こんなギョーザ、見たことないよ~~と言いながらも、60個のギョーザがあっという間に出来上がった。最後にそばをゆで、ざるに乗せたらできあがり。写真を撮れなかったのがザンネンだけど、わりかし上手に出来ました。ギョーザはみんなに好評で、韓国人も焼きギョウザは初めてだけど、美味しいと言っていた。ケベコワには、ギョウザのたれが妙にウケていた。本当はニンニクかニラを入れると美味しいんだけど、次の日がすごくクサイというとやけに受けていた。見た目から、彼らはパスタを連想するようだけど、それを「焼く」というのが、ちょっとしたセンセーションのようだった。マンゴープリンは、まあ、美味しかったけど、マンゴーが多すぎたかな。もっと牛乳の割合を増やして、ゼラチンを多めに入れればよかったかも。なんだかマンゴーピューレをそのまま食べてるみたいだった。ざるそばは・・・・反応イマイチだったかな。外国人にはちょっとシンプルすぎたのかな?ざるそばはこういうもんなんだけど。なんとか自分の番が無事に過ぎ、ほっとしました。一緒に行った友達も楽しんでくれたみたいで、良かった。夫に言うと、「え?マンゴープリンなんか作れるの?今まで作ってくれたことないよね?」と言われ、やぶへびでした。
Aug 21, 2005
コメント(2)
こないだ、面白いCMを見た。ケンタッキーフライドチキンのコマーシャルで、町を颯爽と歩いているきれいな女の人が、ふと自分の足元を見て何かに気づき、みるみる形相が変わり、「きゃぁああああああっ!!!!」と足元を指差しながら叫んだのだ。ものすごい雄たけびなので、見ているこちらもびっくりしてしまう。すると画面が女の人の足元に切り替わり、そこに落ちていたのは、少し赤くなりかけたカエデの葉。次にキャプションが入り、「夏は永遠じゃない!ピクニックに行こう!」というフレーズが。そして、フライドチキンのピクニックパックの宣伝が流れるのだ。しばらく「ハテ?」と考えていると、夫がウケているので、説明してもらってようやく納得した。私達は今、素晴らしい季節を謳歌しているけれども、この町では、夏の終わりは突然やってくる。いつまでも夏が終わらないと思っていると、やり残したことに後悔することになるよ、とCMは言っているのだ。日本には「残暑」とか「晩夏」とか「初秋」とか、季節の変わり目が結構長いのだけど、こっちの夏はイキナリ終わるらしい。ある日突然寒くなって、セーターを引っ張り出すことになるそうな。そうなると、6ヶ月の冬篭りに突入。夏に出来なかったことは、来年の夏まで待たなければならない。そう考えると、モントリオールの人々が異常とも言える勢いで夏を謳歌するのも、うなずける気がする。最近のモントリオールは肌寒く、徐々に夏の終わりを感じつつある今日この頃。夏の間にやりたいことは、まだまだいっぱいある。せめて8月いっぱいは保って欲しいと切実に願っている。
Aug 20, 2005
コメント(2)

モントリオールから北へ1時間ちょっと、Laval島を越えたところにある「Val-David」という町で、今「1001 POTS」という陶器祭をやっています。陶器好きには、見逃せないイベントです(^^)!8月14日までやっているので、まだ2週間あります!興味のある方は、こちらを参考の上、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね~!1001 POTS日本でも「有田陶器市」「唐津陶器市」など、陶器イベントには足しげく通った私。モントリオールでもやってるとなれば、行かないわけにいかんでしょ。というわけで、先日行ってきました。モントリオールの陶芸家がこぞって参加しているだけあって、その出品数は膨大。展示即売で、気に入れば購入も可。何より、モントリオールにどんなアーティストがいるのか、ほとんど知識のない私にとっては、彼らが一同に会してくれているこのイベントは、とっても魅力的だった。会場は「Val David」という小さな町の工房プラス中庭って感じ。中庭っていっても、ちょっとした公園くらいの広さ。そこに、おびただしい数の作品が並べられ、圧巻。どれも個性的で、ちょっと売ってないようなものもたくさんある。こういうの、見るだけで楽しい私にとっては、いくらでも時間を過ごせてしまう。 作品の並べ方やディスプレイの仕方も、作家の個性があふれてマス。芝生の上で、日光を浴びて作品たちも輝いて見えます。 いつか、この中に自分の作品を置いてみたいなぁ・・・などと妄想しながら、楽しい一日はあっという間に終わりました。「Val-David」は山間の小さな町ですが、すっごく可愛くて綺麗な町です。夫いわく、軽井沢みたいな感じ?(私は軽井沢を知らない)。陶器市を見終わったら、周辺を散策もいいし、アクティビティも豊富です。湖もあるので、ウォータースポーツもできるらしいですよ。Val-David情報
Jul 31, 2005
コメント(1)
寝ぼけ眼で、目覚めのコーヒーを淹れようとキッチンに入ると、白壁になにやら無数のうごめく物体が??「ぎょひぇええええ~~~~~っっっ??!!」ビックリ。そこかしこにアリがっ!アリがっ!アリがっっっ!!いっぺんで目が覚めたわ。気を取り直して観察してみると、体長1ミリぐらいのちっこいアリ。どうやら流しの下の生ゴミカンにたかっている模様。一匹や二匹ではないので、とっさにどう退治してやろうかと考え、取り出したるは掃除機!!これで文字通り、アリの子一匹残らず吸い込んでくれるわ!!!バッヒュ~~~~~~~ム。フッフッフ。どうだ、まいったか。しかし、アリはベランダから行列をなして後から後からやってくる。片っ端から吸い込んでやるが、何に魅せられているのか、行列は後を絶たない。5分もすると、裏口のドアの隙間からちょろちょろと入ってくる。コイツラ、仲間があんだけ吸い込まれたのに、まだ来るか?アリに学習能力はないのか?入ってくるたびに掃除機で吸い込むのも結構疲れるし、私、今日一日(いや永遠に?)ここから離れられないじゃないよぅ~~~~。夫が何食わぬ顔で「コーヒーまだ?」とキッチンにやってきた。私の鬼のような形相を見て、ようやく事態の深刻さに気づいてくれた。何とかしてよ!砂漠の男!!アリゾナ州に長く住んでいた夫は、いたって冷静。うちには殺虫剤のようなものはないので、アリさんのキライなものはないかと、家の中をゴソゴソと探しに行った。持って帰ってきたのは、可愛らしい携帯用虫除けスプレー。そんな生ぬるいモノで、アリよけになるのか???興奮気味の私としては、火炎放射器ぐらい持って来て欲しかったのだが。しかし、夫が裏口のドアの隙間に、虫除けスプレーの液体をピョピョピョッと垂らすと、不思議~~~アリさんが帰っていくわ~~~vv。さっきまで軍列を成して我が家に突入して来ていたアリの群れは、見事に虫除け駅の手前で散り始め、ついには一匹もいなくなった。こんなにも現代科学(いや化学か)の威力を目の当たりにしたのは初めて。人間てスゴイ。やけに冷静に平和的解決策を見出した夫もスゴイ。アリはその後一匹も入ってこず、平和な朝を取り戻しました。この方法、蚊には使えないよね~~。蚊も結構入ってくるんだよね~~。何とかしてよ、砂漠の男~~~!
Jul 26, 2005
コメント(4)

モントリオール市街から1時間も行かないところに、ものすごいキレイな場所、発見!!ウェスト・アイランドにある「Lasalle」という町です。セント・ローレンス河沿いのビーチが、リゾート地になっていて、可愛い家が立ち並び、川に沿ってず~~~~~っと緑の生い茂る公園が続いている。河も緑も町並みも、とにかく、もんのすごくキレイ!!ご近所の日本人&イタリア人カップルと、お弁当を持って行ってみた。ついた瞬間、あまりの美しさに全員口をそろえて「ビューティホーーーーーッ!!」と叫んだくらい。早速車を置いて河岸を散策。河といっても、カナダの河は、そりゃHuge!!海だよ、こりゃ。上手い具合にテーブルを見つけてお弁当を広げ・・・見渡す限りの緑とキラキラ光る水面を見ながらの弁当は最高!!久々に、ここはカナダだなァ~と実感。お昼を食べたら、車に積んできた自転車でサイクリング。河岸を気持ちよい風に吹かれながらのチャリンコはまた、カクベツ~~!個人的には、起伏のないバイクパス(自転車道)が嬉しい(^^)。木陰を見つけて、4人でフリスビーを楽しんだり、芝生の上に寝転がって雲ひとつない空を見上げたり。それだけのことがこんなに楽しいなんて!It's so amaging!こういう大自然が、大都市から30分程度のところにフツ~に転がってる。これって、カナダだよね~~。今まで訪れた数ある公園の中でも、ここはトップレベルの美しさ(&手軽さ)。いや~、ハッキシ言ってオススメです。もし機会に恵まれたら絶対行くべきです。(行くなら、自転車、ローラーブレードなどの手軽な移動手段兼エンタテインメントを持参すると良いでしょう)。毎週末行きたいぐらいだわ。
Jul 24, 2005
コメント(5)

「Just for Laugh」祭に行ってきた。この季節のモントリオールは、常に何かしら祭をやっていて、油断していると、行きたかったのに終わっちゃってた・・・ってことも大いにありうる。気になるイベントは、特に前々からチェックしておかなくてはならない。今回は「Just for Laugh」祭。これは元々、モントリオールの人気TV番組「Just for Laugh」が、人気が出過ぎてお祭騒ぎになったものらしい。どういう番組かというと、日本でもよくやっている「どっきりカメラ」のようなもの。だまされるのは善良な一般市民たち。番組はモントリオールで収録されているので、私たちも餌食になる可能性あるかも?と思いながら、私と夫のお気に入りの番組の一つである。そのお祭というので、少し行くのがコワイ気もしたが、夫が前々から楽しみにしていたので、勇気を出して出かけてみた。場所はSt.Catharine通り~Sherbrook通りの間のSt.Denis通りを中心にその周辺。主要道路を全て歩行者専用にして、大勢の警官が出ていてとても大掛かり。あちこちにステージやテントが立って、音楽やらパフォーマンスが行われている。ある通りでは、道路のそこここにオモチャが置いてあって、大人も子供も夢中になって遊んでいる。オモチャといっても木で作ったもので、電池も使わないようなものばかり。日本だったら、TVゲームぐらい置いてないと誰も遊ばないよね~と思ったり。マイクもスピーカも使わない、身体を張った寸劇を楽しめる一角があったり、基本的に路上パフォーマンスが全て無料なのが嬉しい~~vv(シアターの中で行われるものなどは有料ですが)。夜になるとSt.Denis通りでは大掛かりなパレードが始まる。裸体に泥を塗っただけの集団パフォーマーが、巨大な車輪を回しながら通りを練り歩くのは圧巻。やってることはシンプルだが、その魅せ方が、さすがモントリオール。光、音、色、形、あらゆる刺激で語感を揺さぶってくる感じ。アートとしての完成度も高い。日本なら、裸体に泥って、既に猥褻じゃないですか?今まで見たどの祭とも違う雰囲気なので、溶け込むのに少し時間がかかるけど、何でも楽しんでしまえるモントリオールの人たちの懐の深さを感じる祭だと思った。こんなにリベラルな町、世界中探しても、そうないと思うよ。
Jul 22, 2005
コメント(0)
頭上でドーン!と花開く、大輪の花。ジャック・カルティエ橋から見上げる花火は、空中で踊っているようにさえ見える。欄干の金網に顔を押し付けるようにして、その一瞬のアートに心を奪われた。モントリオールでは、毎週2日(水、土夜10時)にサンローレン川に浮かぶ小島で花火を打ち上げている。モントリオールの夏の風物詩の一つだ。初めて花火を見に行こうとした日。近所に住む友人に「一緒に行かない?」と誘うと、「サンローレン川沿いは、ものすごい人出で、大変らしいよ」と言われ、少し高台になっているうちの近所から花火見物をした。花火からは遠いけど、全体が良く見え、人も少ないし、ウチからも近いし、サイコーだね!と話し、満足していた。しかし今夜は、人ごみ覚悟で橋まで見に来てみた。たしかに、すごい人。川沿いにも、びっしりと人が並んでいる。私と夫は、ジャック・カルティエ橋という橋から、少しでも花火に近づいて見ることにした。花火は、サン・エレーヌ島という小島で行われ、毎回様々な国の花火が披露される。本日はチェコの花火だった。橋の上にもかなりの人出ではあったが、覚悟していたので、それほど苦痛ではなかった。橋自体は4車線ぐらいあるので、広々しているが、花火側の橋の欄干には隙間なく人がへばりついている。私たちも、サンエレーヌ島に程近い辺りに陣取った。10時ぴったりになると、川面から花火がバンバン打ち上げられ、頭上で花開いた。しばらくすると、島から音楽が流れてくるのに気づいた。おそらくサンエレーヌ島で生演奏しながら打ち上げているのだろう。クラシックの優雅な調べに合わせて、花火たちが踊っているようだった。水面からほど低いところで踊る花火も、まるでシンクロナイズドスイミングの演技のように優美だったし、高く大きく上がる花火は、ブロードウエイの華やかな舞台を思わせた。花火の打ち上げ音さえ、音楽と絶妙に合っていて、まるで完成された一つの舞台のようだった。感動だった。素晴らしかった。この感動を得るためなら、人ごみも我慢できるし、数時間前から来て席取りする人たちの気持も分る。遠くからでは分らないものもあるな、と思う。30分で花火は終わったが、絶対に次の水曜日も来よう!と思った。
Jul 16, 2005
コメント(3)
メトロ駅で、ヘジョンさんとお別れをした。ヘジョンさんが目に涙をいっぱい浮かべるので、ついモライ泣きしてしまった。彼女はあと1週間で故郷の韓国に帰ってしまうので、モントリオールで会えるのは、今日のクッキングクラブで最後だろう。モントリオールで出来た初めての友人の一人だ。冬に通った英語のクラスで知り合った。もう一人の韓国人の友人、スークさんと一緒にYWCAの英語クッキングクラブを始めた仲だ。彼女達と出会って、知らなかった韓国の姿を垣間見ることが出来た。忘れられないのは、彼女達の「教育」にかける熱意。子供達に学ぶ環境を与えるためなら、金も努力もとことん惜しまない。受験競争が厳しく、学歴社会なのは日本と共通だが、隣国の方がはるかに上を行っている。というのも、スークさんもヘジョンさんも、ご主人は現在韓国で働いている。ご主人が韓国から仕送りをしながら、妻子だけがモントリオールに住んでいるのだ。なぜ?と聞くと、二人とも「子供の教育のため」と答えた。スークさんは娘がモントリオールの高校に通っていて、スークさんは娘の世話のためにこちらに住んでいる。自分の娘に英語とフランス語を徹底的に叩き込みたいからだ、とスークさんはさらりと言う。ヘジョンさんはもともと旦那さん(フランス語教師)の交換留学の付き添いで、家族4人でモントリオールにやってきた。交換留学の期限は1年だったので旦那さんは1年後に韓国に帰ったが、ヘジョンさんと二人の子供達は残った。旦那さんと相談して、子供達が完全に英語とフランス語を習得するまで、妻子のみモントリオールに残ることにしたのだと言う。結局3年滞在して、子供達の語学力も十分に備わったこの夏、韓国に帰るのだそうだ。子供のため、慣れない異国で家事、子育て、語学の勉強、地域の活動を一人で切り回してきたスーパー・ママ。彼女とは、学校の帰りに本屋に寄ったり、日本食を売っているマーケットを教えてもらったり、韓国レストランでランチしながら何時間も語り合ったり、キムチを教えてもらったりした、とてもよい友人だった。彼女が韓国に帰ってしまうのはとても淋しいけど、故郷に帰ってご主人と一緒に暮らして、彼女もきっと肩の荷が下りるだろう。メトロ駅の階段を降りて行く彼女は、淋しそうだったけど、やっぱり嬉しいのだろうと思う。
Jul 9, 2005
コメント(0)
KMJulieさんから、BookBattonというものをいただきました。ハテ?なんだろう?と思ってじゅりぃさんの日記を拝見したのですが、どうやらバトンを受け取った人は、本に関する4つの質問に答えて、次の人にバトンを送る、次の人は又同じ事をする・・・といったゲームみたいなものなんですね。多分。1人→1人ならリレーですが、1人→5人というのがルールのようです。5人って・・・多いな(笑)。これを書き終わるまでに5人思いつけばいいですが。では、質問に答えてみます。1.持っている本の数・・・どこまでを「本」と数えるのかがわからないですが、辞書とか雑誌も含まれるのかしら。とりあえず読み物系だけ数えてみると、30冊ぐらいですかねぇ。カナダは本が高いから、なかなか買えないし・・・。2.読みかけの本・・・「Sleep Tight」アン・フレシャー。私の本ではなく、夫の本棚から勝手に取って読んでいる。5月12日に読み始めて、未だ半分も読んでない。(遅っ!)3.最後に買った本・・・「Non Designer's Design Book」。学校の教科書でした。4.思い入れのある本・・・「西遊記」呉承恩。大学図書館の持ち出し禁止本を読むのにハマッていた。その中でも最長編で50巻ぐらいあった。暇すぎ・・・。5.バトンを渡す人・・・5人も思いつかないですが、勝手に読書好きそうなmegumiballさんにバトンを送ります。5人は無理です。すみません~~。こんなんでいいのかしら。ホントに?なんか間違ってたらスミマセン。。。
Jul 4, 2005
コメント(1)
6月30日から7月10日まで、モントリオール・ダウンタウンでジャズ・フェスティバルが開催されています。何でも、世界中から600以上のアーティストが参加、そのうち350以上が無料コンサートというので、モントリオールの人たちもこの一大イベントを前々から楽しみにしています。「プラスデザール」という、大小コンサートホールがたくさんある大きな会場を中心に、町の小さなライブハウスなどにも大物シンガーが来たりするのだそう。プラスデザール駅周辺は道路を閉鎖して野外ステージをあちこちに立て、ジャズだけでなく様々な分野のアーティストが時間交代で演奏する。この一大イベントに、延べ200万人が集まるそう。モントリオール市の人口が300万人と言うから、スゴイ人数。モントリオール島が沈みやしないかと心配。とりあえず、初日なので行って見ました。夜8時頃から地下鉄に乗ってダウンタウンへ。プラスデザール駅で降りると、まだ外も明るい。駅周辺にはたくさんテントが出ていて、食べ物、飲み物、おみやげ屋、子供の遊び場・・・なんでもある。周辺の道路には仮設ステージが建てられて、人々がその前で群れを作って演奏を聴いている。今まで見たどのイベントよりも、モントリオール市の金のかけ方が違う。気合、入ってます。地図を片手に、無料ステージを渡り歩いていると、あるステージで尺八のような笛の音を聴いた。3人構成のそのアーティストは「モヘンジョ・ダロ」という名で、笛が一人、太鼓が一人、ドラムとベースギターが一人。中東の音楽とパンフレットのコラムには書いてあったが、尺八に似た笛の音と鼓のような形状の太鼓の音は、妙に日本を連想させるものだった。そのステージの前で30分ぐらい演奏に聞き入ると、気がつけば辺りはすっかり暗くなり、さっきの10倍くらいの人出になっていてビックリ。会場が大きすぎて、歩いて見て回るのはスゴイ大変。会場を一周したけど、足がもうヘトヘト。ステージは今日の正午に始まって、最後のステージは午前零時30分に始まる。83歳のおばあちゃんジャズ・シンガーがオオトリらしい。うちのおばあちゃんなんて、9時には寝てるよ?世の中スゴイ人もいるのねぇ~~。感心感心。私たちヘナチョコ夫婦は、2時間ばかりで疲れ果て、家路に着きました。
Jun 30, 2005
コメント(2)
6月24日、ケベック州は祝日です。他の州は祝日ではないみたい。カレンダーをみると、St. John the Baptist Day(聖ヨハネ洗礼の日)と書いてあったので、なんか宗教のお祭かなぁ・・・と思っていた。ケベック州は他の州と違いフランス文化が根強いので、宗教も圧倒的にカソリックが多いと聞いたことがある。しかし、町に出てみると、通りにはケベック州の旗があちこちに掲げられ、人々もやたらケベック旗をもってウロウロしている。みやげ物屋の店頭にも、普段はカナダのメープル柄のTシャツが飾ってあるのに、今日はそれらが撤去されてケベック模様のTシャツが並んでいる。うーん?今日って、何か特別な日っぽい。日本人友達のYukoさんから、「旧市街でパレードやるらしいんだけど、行かない?」と誘われ、行ってみることに。メトロで旧市街に出ると、ケベック旗人口はさらに増す。Yukoさんはモントリオールに来て、まだ3ヶ月ぐらいだけど、色んなスポットに出没してて、すごい情報をいつも隠し持っている。彼女は今日が何の日か知ってそう。聞いてみると、今日はケベック独立を支持する人がパレードを行ったりする日らしい。モントリオール市内のあちこちでパレードが行われるのだそうだ。カナダの中でもケベック州は異彩を放っていて、他州と言語も違えば宗教も、文化も違う。そして、実際カナダから独立して「ケベック国」にしようという動きも昔から盛んらしい。現実的には、観光しか主な産業がないケベックが独立するのは、無謀だとみんな思ってるらしいけど。ケベックの人たちにとって、この日は「独立」という夢を忘れていないと確認しあう日のようだ。Yukoさんの友達は、以前この日にカナダ国旗模様のTシャツを着ていて襲われたらしい。あわてて自分達の服装にメープル模様が入ってないことを確認。旧市街に出てみると、ケベック旗を持って歩いている人が大勢いた。みんなゾロゾロと港の方へ向かって歩いているので、きっとその方角でパレードが行われるに違いないと、Yukoさんと夫と3人、群集にまぎれてついて行ってみた。しかし港についてしまっても、みんなどこへ向かうでもなく、パレードも行われるでもなく、なんか妙に待ったりした空気が流れてて、どうしていいか分らない3人。パレードはどこでやってるの?とウロウロしてみたが、皆目わからない。しばらくフラフラとさまよって、警官がいたので聞いてみた。何のことはない。パレードは終わっちゃっていた。なーんだ。ちょっとがっかり。「でもその辺でイベントやってるから」と言われて、イベント会場を探したりしてみた。確かに、ステージでの演奏やら、大道芸人やらがたくさん出ているイベント会場があったけど、イマイチ盛り上がってない。人だけはたくさんいるのに。っていうか、イベントのノリが日本と全然違ってて、肩透かしを食らった気分。こっちのイベントって、ステージでショーとかライブとかやってても、人々はそれに対して盛り上がるわけでもなく、敷物とか出して寝そべったり、木陰で本読んだり、日光浴したり、フリスビーしたり。ステージの演奏をBGMに、自分の好きなことをしに来たって感じ。イベントが盛り上がってるとかっていう感覚すらないみたい。日本のイベントみたいに、観客を満足させるために色んなサービスを提供するのとは明らかに違う。日本だと、ステージが一つあれば、テントを張ってジュースやビールも売ってるし、焼き鳥も売ってるし、かき氷も売ってるし、迷子センターみたいなのも絶対あるし、トイレも完備。大人も子供も楽しめるように、色々なタイプの催しがあちこちで行われてて、参加型のものも多い。でもこっちって、適当にステージぶっ建てて演奏してれば、客は各自エンタテイメントを持参して勝手に楽しんでくれるでしょ、あとは適当にやってよ、っていう感じなんだよね。これって日本人にとってはスゴク新鮮な感覚なんだけど、私たち3人はなんだか手持ち無沙汰で・・・(笑)。ちょこっとステージを見物して、適当に歩いて、アイスクリームを食べて帰りました。次回は敷物持って来よう・・・と決意しながら。
Jun 24, 2005
コメント(0)
夕方から自宅近くのテニスコートでテニスをした。何を隠そう、私は元テニス部員。テニスだったら負けないわ!・・・て、実は球拾いで脱落した幽霊部員。ルールもろくに知らない。(しかも入っていたのは軟式テニス部。)とはいえ、やってみたら結構ウマかったりして?と、根拠のない期待を抱きつつテニスコートへ。直前まで夫が仕事していたので、テニスコートの予約時間の5時に間に合うかハラハラしたけど、何とか間に合った。「アクセス・モントリオール」という公共設備の優待カードを提示すると、1ドルほど安くなって1時間8ドル。結構高いね~~。8ドル現金払いして、いそいそとコートに出陣。素振りもそこそこに早速打ち始めた。硬式テニスだと、少し強くラケットに当たっただけで大ホームランになってしまう。タダでさえコントロールできないのに、軟式テニスの妙な癖がでてしまうようで、私の打った球はことごとく隣のコートへ。隣の隣にまで飛んでいくことも。夫はサーブを打ってもまともに球が帰ってこないので、始終球拾いに走っている。両隣のコートとも、プロ級の腕前の人たちが優雅にテニスを楽しんでいたのだが、しばしば隣からボールが飛んできて、さぞかし迷惑だったことだろう。「すみませーん。デゾレ~~。エヘエヘ」と精一杯申し訳なさそうな顔を作って誤ると、「いいよいいよ」とボールを返してくれる。多分はらわたは煮えていたのだろうと思うが、良い人たちで救われた。たった1時間でも、球拾いの距離がバカ長いのでものすごい疲労感。帰り道、すでに四十肩のように腕が上がらなかった。ヨロヨロと自転車をこいで家路に着いた。夫は「なかなかウマかったよ」と一生懸命フォローしてくれたので、テニス嫌いにまではならずにすんだが、あんなに周囲に気を遣うスポーツもないんじゃない?精神的にも疲れたわ・・・。
Jun 20, 2005
コメント(0)
![]()
映画の予告編を見たときから、「面白そう~、絶対見たいっ」と思っていた「Hitch」。結局映画館では観ないまま、先日レンタル開始になっていたので、DVDを借りてきた。Hitch(Will Smith)の職業は恋愛カウンセラー。依頼人は、思いを寄せている女性とお付き合いまで漕ぎ付けたいものの、勇気がなくて踏みとどまってしまう男たち。Hitchはターゲットの女性を調べ上げ、分析し、「こういうタイプの女性は、この場合...」などと、独自のプロファイルに基づいてアドバイスする。3回目のデートで"Her last first kiss"まで持って行くのが彼の仕事。ある日、Albertという典型的なサエナイ男(デブ、オッチョコチョイ、不器用で何をやってもうまくいかない)が依頼人となる。彼のターゲットは大金持ちセレブのAllegra Cole。彼女はAlbertの勤める税理事務所の顧客で、Albertと彼女は年に数回、直接会う機会もある。Hitchは初め、あまりにも無謀だ、クレイジーだと笑い飛ばした。現実で言うなら、一介のサラリーマンがパリス・ヒルトンと付き合いたいと言うようなものだろう。しかしAlbertの「自分がクレイジーだってことはわかってる」の一言に心を打たれ、彼の恋をサポートすることに。Hitchは果たしてAlbertの恋を成功させることができるのか?Will Smithもテンポのある演技で好きだけど、Albert役のコメディアン、Kevin Jamesが良い味出してるのだ。一生懸命なのに何もかもが裏目に出てしまう彼だが、Allegraのことになるとますます猪突猛進。そのひたむきさに、見てるほうもいつのまにか彼の恋を応援したくなってしまう。久々に好きなタイプのアメリカン・コメディでした。HitchとAlbertの息が絶妙で、至るところに爆笑の地雷が仕掛けてあり、終始笑いっぱなしでした。面白かったぁ~~~(^^)コメディや純愛モノがお好きな方はぜひどうぞ。
Jun 19, 2005
コメント(0)
マサは料理が結構お得意らしい。今日は夕食を作ると申し出てくれたので、私たち夫婦は遠慮もなく「トンカツがいい」だの「肉じゃがが良い」だのとリクエストした。学校から帰ってみると、マサとヒロの二人がキッチンで忙しそうに働いている。トンカツと肉じゃがの両方を作るつもりらしい。ヒロはマサの指示通りにアシスタントを務めている。(てゆうかコキ使われてるし)。私は、何を隠そう、モントリオールに来て以来一度も揚げ物をしたことがない。大量に油を使うのがイヤなのと、後処理の面倒を考えてしまう。実際は油っこいモノ大好きなんだけどね。トンカツ、から揚げ大好物です。私のヘルプは要らないと言うので、隣でチラチラ見ていると、さすが料理人は手際が良い。料理しながら鍋とかボウルとか洗ってるし。キャベツの千切りは氷水に漬けてあるし。トンカツに衣をつけながら、その横で肉じゃががおいしそうな匂いを放っている。出来上がって食卓に並んだ肉じゃがとトンカツは、神々しいまでに美しかった。家庭料理に飢えている夫と私は、思わず感嘆の声を上げる。マサにしてみれば、(このくらいの料理にこんなに感激するなんて、この奥さん、普段何作ってんだ?)と思っていたに違いないが、料理上手(料理好き)な人の料理はやっぱり違う。美しさが。なんと言うか、素材たちが喜んでいるようにすら見えるね。味はもちろん最高!!夫も私も、軽く普段の倍は平らげた。食べつくしてしまうのが惜しいくらいだった。こんなホームステイなら、1週間と言わず、1ヶ月でも2ヶ月でも滞在していただきたいわ~~。(多分向こうはイヤだと思うけど)。
Jun 13, 2005
コメント(0)
モントリオールは今、F1に沸いている。マサが車好きで、絶対見たいというので、夫が苦労してチケットを入手した。結構お高いチケットなので、まったく興味ナシの私は遠慮しようと思ったが、夫が私の分もチケットを買ってくれた。F1って何?という私のような方への解説モントリオールでは、毎年3日間開催されるらしい。金曜日は練習、土曜日は予選、日曜日が決勝。メインのレースは日曜の1時からなのだが、その前にやれ練習だの、パレードだのがあるので、好きな人は朝から出かけるらしい。若い二人は早起きして、朝っぱらから出かけて行った。私たち年寄りチームは、ランチをこさえて後から合流することに。4人分(しかも二人は食べ盛り)のサンドイッチは並大抵じゃなかろうと早起きした私。せっせと12個のサンドイッチを約1時間かけて作った。夫が起きてこないので、「F1始まっちゃうよ~~」と起こしに行くと、がばっと跳ね起きて、スタスタとシャワーを浴び始めた。黙々とシャワーを浴び、洗顔、ひげそり・・・をこなし、いきなり「30分後には出るから」と宣言した。はァ?私、まだ顔も洗ってませんけど?丁度、先行組のマサから電話が入り、入場口がメチャメチャ混んでいるので、一分でも早く家を出た方がいいという情報が入った。とたんに夫は「急げ急げ」モードに突入。後から起きてきて、やたら急かす夫に、私はかな~~り不機嫌に。しかし、シャワーを浴びてバスルームから出てみると、夫がいそいそと水の準備をしたり、大量のサンドイッチを一個一個ラップで包んで氷を詰めたりしている。しょーがない。急ぐとするか。それから20分ぐらいで家を出ただろうか。丁度11時ごろだった。11時半のパレードは見逃すかもしれないが、肝心のF1が見れたらいいんじゃないの?と暢気な私。夫は隣で「こんなに遅くなるなんて!!肝心のF1も間に合うかどうかわからん!」とイライラプリプリ。入場口が混んでるからって、そんなに時間かかるかしらん?ま、こういう夫には近づかないのが一番。ようやく会場に到着。確かに混雑していて少しは渋滞もあったけど、おおむねスムースに入場できた。席にたどり着くと同時にパレードが始まり、会場も一気に盛り上がった様子。「間に合ってよかったね」と夫に言うと、彼はしきりにマサや私の時計を確認している。そして、「あれっ?おれの時計、1時間進んでる!!」と素っ頓狂な声を上げた。見ると彼の腕には、昔私が買ってあげた革ベルトの時計が。この時計、彼はめったにしない。革ベルトがあまり好きじゃないのかもしれないが、どういうわけか今日は数ヶ月ぶりにはめてみたらしい。・・・そりゃー、1時間進んでるっしょ。数ヶ月の間に、モントリオールはサマータイムに突入したのだから。それにしても、それで一人カリカリしてたのか。お騒がせね~。てゆうか、カンベンして欲しい。初めて見るF1は、すごい迫力だった。とにかく、爆音がすごくて、耳栓してなかったら鼓膜が破れそうなほど。サーキットを71週するとレース終了ということなので、この爆音を71回×車の数聞かなければならないのかと思うと、昏倒寸前。途中からは「早く終わんないかな~~」状態。マサなんかは、爆音に興奮するたちなのか、耳栓ナシでレースに釘付けだった。好きな人は好きな世界って、あるのよね~~。理解できないからどうって訳じゃないんだけど、彼らの世界が特別だって事を再認識しました。F1好きで、見たくても生で見られない人にとっては、腹の立つ日記だね、こりゃ。
Jun 12, 2005
コメント(0)
夫のイトコ君が、我が家に遊びに来た。彼はカリフォルニアの片田舎で、語学留学中。どんな人が来るのか楽しみ半分、若い男性の逗留に少々動揺を隠せない私であった。しかし今週は、私も夫も学校の最終週で、課題提出やら試験やらで多忙を極めていた。家も荒れ放題、食事もテキトーな我が家に、そんなお客様を迎えることなどできるのだろうか?彼は同じ語学学校に通う友人を連れてくることになっている。モントリオールの空港に到着するのが真夜中すぎなので、夫の夜の授業が終わってから、二人で車で空港まで迎えに行った。途中、道が渋滞したりして、着陸予定時刻を大幅に遅れてしまい、ゲートでぽつねんと二人が待ってるかもとイライラしながら空港に到着。私たちの車が空港に入るのと同時に、彼らから電話が入った。丁度、出口から出たところらしい。グッドタイミング!車を駐車場に入れるのをやめて、直接アライバルへ。夫に「アジア人の二人組がいたら、間違いなく彼らだから、探して!」と言われ、暗闇の中、必死にアジア人らしい人影を探す。やっぱり顔わかんないと無理だよ~~と愚痴をこぼしていると、ヒョロリと背の高い長髪の人影が見えた。あの人、アジア人ぽいかなぁ・・・と見ていると、その後ろからヒョッコリと背の低いのが現れた。・・・なんか夫に似てる・・・。「いたぁ!!」と声を上げた。間違いない!!という確信とともに。イトコ君の名前はマサ。友人の方がヒロ。二人ともかなり疲労気味だったが、丁寧にあいさつしてくれ、お土産まで持ってきてくれて(かなりポイント高)、非常に好感の持てる青年達だった。こうして我が家のプチ・ホームステイが始まったのであ~る。
Jun 8, 2005
コメント(0)
全137件 (137件中 1-50件目)
![]()

