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tajim

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Aug 19, 2005
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国民の5人に1人が「肥満」だと言われるイギリス。


それもそのはず。彼らの普段の食生活を見れば、驚くことではありません。
チップス、パイ、ハンバーガー、ピザ、ベーコン…
生野菜なんて見たことがない子供も多いらしい。
前に日記でも触れた ジェイミーオリバーの番組 では、アスパラガスとじゃが芋と玉ねぎの区別もつかないような子供が大勢いました。カロリーや栄養なんて考えたこともないような母親が、チップスにケチャップをつけて子供の晩御飯にしてしまうような国なのです。

でも、この問題は他人事ではない、と思うこともあります。
イギリスに暮らすということはイギリスの習慣、生活スタイルを受け入れ、それになじむことでもあります。

私もフルタイムで働いていた頃は、仕事を終えて家に帰ると7時過ぎ。疲れているしお腹はすいているしで、この出来合い料理に手を出すことも少なくありませんでした。特に美味しいわけでもないし、食べたいわけでもない。簡単で安い、というだけのことです。

でもきっと、これが「イギリス人化」の始まりなんでしょう。夫婦の多くが共働きしている国です。2人とも仕事から疲れて帰ってくる。自分も子供も空腹。野菜を刻むところから料理を始める余裕なんてないんです。その上、安くて簡単なオプションが目の前に広がっている。
さらに良くないのが、そういうready mealsの大部分は脂質、糖質、添加物の多いパスタ、ピザ、中華のようなものばかりだとうこと。一食を食べきるとそれだけでカロリーオーバーになる。それだけでなく、ケーキやチョコのような当たり前のお菓子ひとつとっても、きっと日本製の何倍ものカロリーがあるんです。これでは太って当たり前。

こんな背景があるからか、イギリスに住み始めた日本人は、みんな口を揃えて「太った」と言います。意識せずに手に入りやすいものを食べているだけで太るはずです。以前、日本からの留学生を受け入れる学校で働いていましたが、留学生の大半は半年を過ぎた頃から服がきつくなったと言い始めていました。私も最初の留学時には数キロ増しで日本へ帰った覚えがあります。
でも、恐いのが、女性の平均サイズ12号と言うこの国で、自分の体重が多少増加したって気にならないということです。「太った」なんて言っても嫌味にしかとられない。自分の何まわりも大きい人たちに囲まれていると、いつまでも自分は痩せているような錯覚に陥るのです。帰国して、小さくスリムな日本人女性に囲まれて初めて、自分が太ったことに気づかされる。

今日、ネットでちょっと面白い統計を見つけました。国ごとの肥満度調査です。それによると、イギリス人の成人(16歳以上)で肥満(BMI * =30以上)の割合は20%近く。それに対して日本人の割合は男性1.8%、女性2.6%。これだけの違いがあるんです。暮らしているだけで体重に差が出てきても仕方がない気がしますね。食べるものに気をつけていかないとあっという間にイギリス人のような体型になってしまう。多少お金と時間がかかっても、新鮮な材料を買って健康的な料理を作っていきたいものです。うちの場合は結局、夫婦共にフルタイムで働くことに無理がある、という結論になってしまったのが残念ですが。


*BMI:Body Mass Indexの略で、BMI=体重(kg)/身長(m)の二乗で計算。25以上で「太り気味」、30以上は「肥満」とされる。






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Last updated  Aug 19, 2005 07:23:26 PM
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