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足りないのはネットのマナーを教える教育でも、監視でも、威嚇でもなく、子どもの心を満たす大人の存在、愛情なのだ。私は、そう思う。(P.168) 個人的には、愛情という言葉は好きではないので、あえていいかえるなら、コミットメントだと思う。子供に対して適切な大人のコミットメント。それの欠如は、いじめの原因にもなるとと同時に、人として生きる基礎作りの欠如にもなる。 この本は、著者の山脇さんの講演をPTA研修会で聞いて非常に感銘を受けたので、そりゃ著書も一冊買ってみようということで購入したもの。多分、個人的には植松さんの講演ぐらい衝撃を受けた。それそれは良くできている。子供の社会は大人社会の射影であって、大人がまずはまっとうな大人社会を作って、その大人社会から見た形で、是は是、非は非で、きちんと子供社会への干渉をすることだ。目先の論理で子供の社会に介入してはいけないし、当然放置してもいけない。あくまで正しい社会づくりに立脚した論理と行動。それは子供の仕事じゃなくて大人の仕事だ。 この本には出てこないが、山脇さんは講演で「元気でいるのが大人の責務」と。大人っていいな、うらやましいなって思わせるような大人に一人一人が全力でなる努力をしなければいけない。それがいじめをなくすことにもつながる。 自分も頑張らねば。親は、どうしたら子どもを「いじめ」から守れるのだろうか。/いま、大人である私達は、何をなすべきなのだろうか。(P.4)いじめがまかり通る社会が作られると、加害者か被害者かどちらかでいなければならない。(P.51)いじめに立ち向かわなければならないのは、実は子どもではなく、大人なのである。(P.139)教室の悪魔価格:500円(税込、送料別)
September 30, 2011
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日露戦争は、まさに「二十世紀の始まり」「第零次世界大戦」と呼ぶにふさわしい。(P.16)意外と日本という国は新兵器で戦争をやることが多かったんよね。例えば砲撃を交え合う海戦を本格的にやったのって明治維新のころの海戦だし。その後、近代的な戦争として、総力戦型の戦争がはじまり、その好例がこの日露戦争ということのようだ。個人的には、日露の戦いは日ソに形は変わるもののノモンハンぐらいまでで実は一つの区切りなんじゃないかと思う。日露戦争の終結で日本は何かが変質したのだとも思う。国民性もそうだ。「明治の人たちは個人の心情を吐露しつつも、それを乗り越えていく公の世界があることを認識していた」(P.46、中西輝政京大教授、晶子の歌に対し)君に死にたもうことなかれと歌っても、やはり公としての戦争も容認し、その公私をしっかり受け入れられたのが、このあとで、同胞を非国民と呼ぶ集団ヒステリーのようなバッシングをする愚か者になり下がってしまう。当然、軍の方も「明石工作」は、当時の弱小国日本が、超大国ロシアを相手に、あらんかぎりの諜報作戦を展開していたことを物語るもので、日露戦争以後の諜報軽視の風潮と好対照をなしている(P.83)勝ったばかりにその後はこういう努力を怠って戦うわけです。そりゃノモンハンで大敗するわ。後、個人的には、生まれ故郷にあった師団が活躍した戦争でもあるので、それ相応に子供のころに、ご高齢の方から武勇伝を聞くこともあったわけです。「国を守るという気概のあった時代だが、戦場で死んだり傷ついた兵士達が伝えたかったのは、決して戦闘の勇ましさではなかったはず」(P.150、上森氏:第七師団史研究家)ということなんでしょうね。そういう気持ちで生きて行こうと思います。はい。「全国の部隊を見渡してみて、旭川ほど市民との距離が近い部隊はない。地元の支援がなければ、厳しいイラクでの任務は果せない」(P.154、イラク一陣を旭川の師団から選抜した理由)検証日露戦争価格:680円(税込、送料別)
September 27, 2011
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「戦争に反対した者は、歴史に名を刻むことはないのだ(中略)私は歴史に名を残さないことを、むしろ誇りに思う」(P.408)本当の君子は、大事になる前に何でもさっさと問題の芽をつぶしてしまうので、大したことをやっているようには見えないから有名にはならないって話は老子だったか書いてあったなァなどと思いながら読んでました。ちなみに、この副題にして、選ばれた主人公はなんと、勝海舟でも木村摂津守でも榎本武明でもなく、歴史に一番名を刻めていなさそうな矢田堀景蔵。摂津守の部下で榎本の上司としていろんな小説やら資料に出てくるから、名前ぐらいは知っていましたがどんな人物かまでは知りませんでした。とにかく沢山の逸材を輩出した人。それは明治なってからも。だからこそ犬死を嫌うし、榎本の北海道逃避行も支持しなかった。それは「おまえたちが持っている海軍の技術は、自分のものではない。日本の財産だ。それを粗末にしてはならない。いいかッ、忘れるなッ」(P.300)ということだから。師であるための条件は師を持つこと、というのは内田樹氏が「下流志向」で書いているところではあるが、矢田堀の師は「自分を越えられる人物を育ててこそ、師の面目躍如というところだろう」(P.27、岩瀬、出藍の誉れの主人公の解釈に対し)自分が嘲笑されて、それでこの国の安泰が続くのなら、かまわぬと申すのです」(P.180、岩瀬の義父が葬式で)こんな人。だからこそ、多くの人を旧怨にこだわらず陣営問わず育て上げる。「俺は自分が藍だということも、誇りに思っている。おまえを筆頭に、俺が育てて世に出した青は大勢いる」(P.409)おいらもそんなふうに死ぬ間際に言ってみたいものです。何もかも失った自分を、むしろ家族は、あたたかく迎えてくれた。(P.367)群青価格:780円(税込、送料別)
September 25, 2011
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ただ、星新一を読んでいる。ただただおもしろいから星新一を読んでいる。(下P.212)そんな中高生の日々を送りました。田舎住まいだった中学3年の夏、近所の本屋で売れ残っていた240円のとっても薄い一冊の文庫。それが、「ノックの音が」でした。全てが「ノックの音がした」ではじまり、驚くべきラストで終わる小編集。多分学校の教科書とかで星新一の作品はすでに読んではいたんだろうけれど、事実上、自分にとって初めて星新一という作家を意識し、影響を受けたはじまりでした。ショートショートに限らず、手に入る限り手に入れて読み、高校の時は文芸部(こんなのを書くのは恥をさらすようで恥ずかしのではあるが)だったので、思いっきり影響を受けた作品とも言えないような駄作を書き、自分の人格の一部を確実に作り上げた人物です。多分、そんなのは私だけではないはずです。おまけに、星新一が書いた2冊の彼の父の伝記は、自分の今の仕事のスタイルに影響を与えているぐらいです。大変、父親の会社の清算でご苦労されていたであろうことは、エッセイ集などでも何となくわかるのだけれど、具体的にどんなご苦労をされてきたのかまでは今一不明ではありました。そんな、星新一の伝記が本作です。父親と祖父に関しては、優れた評伝をすでに星新一自身が書き上げていますので、語るまでもなく。なんというか、抜き書きに解説をつける気にもならず、ただ書き遺しておこうと思います。「スポーツなんかやって頭が空っぽになっちゃったら、なんにも書けなくなるよ。頭をもやもやさせていないと書けないんだよ、小説なんて」(上P.8)星一は戦前には衆議院議員、戦後初の参議院選挙では全国区でトップ当選を果している。(上P.26)くもり ソーカイ ゴタゴタ アーソーカイ(上P.228)「宗教は信じるものだけれど、科学は信じるものではない。理解するものだ」(上P.325)城山はこのとき(「人民は弱し、官吏は強し」の発表時)、大正の全盛期には三井三菱を圧倒するほどの商社だった鈴木商店の倒産を描いた『鼠』を発表したばかりだった。(下P.144)そんなものが文学の枠組みだというならば、枠の外にあって結構、それこそショートショートの名誉である。(下P.178)SFを牽引してきたにもかかわらず、SFが盛り上がるころには、SFの読者は自分から離れている。なんとも皮肉な話ではないか。(下P.207)「あなたねぇ、文学賞を取るか、本を売るか、どちらかにしてくださいよ」(下P.215)「子供をばかにしてはいけない」(下P.262)「星さんは、作品に魂を売り渡してもいいと思っていらした」(下P.299)星新一(上巻)価格:660円(税込、送料別)星新一(下巻)価格:700円(税込、送料別)
September 24, 2011
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みなさんは年金をもらうときに社会保険事務所にお礼をいいますか?(P.110)ふつう言うでしょ?それはどんな立場のどんな人であってもその業務に敬意を払って、それを適切に実施してくれた相手に対してお礼を言えないようなやつは、地域政治を語る以前に人として失格だと思います。なんというか、個人的にはこういう感覚の積み重ねの本なので、あまり性には合いません。とはいえ、大雪経営塾で課題図書になったおかげで読む機会のあった本ではあります。今、日本は明らかに小さな政府、小さな社会です。(P.37)これなんかは、はぁ?とか思うわけです。少なくとも日本国憲法は25条と89条に定められている状態に置いて、どう逆立ちしたって大きな政府であることを強制されているのです。それに充実感を感じられないのであれば、それは国民の中にあるフリーライダー的生き方が増進しているだけであって、実入りなくサービスだけ向上させることに限界をきたしているにすぎません。「よい品をどんどん安く GOOD QUALITY BEST PRICE」(P.40、ダイエーのキャッチコピー)これはむしろ「へー!」って思ったんですけど、別に安く、なんて英文では歌っていないわけです。あくまで、最善の価格。「最善=安く」というのは勝手な解釈論でそれに踊らされたにすぎません。北海道みたいに土地が広くて人が少ないところだと、どんな政策をやったところで費用対効果は悪いに決まっている。(P.102)地域に根ざした資源というのもはそこから動かすことができない。(P.132)ローカルな問題は単にローカルで消費されるべきではない(P.178)このへんは当たり前だし、自分もグローカルベンチャー論をはじめ、地域間連携による地域課題の解決なんかもずっと言ってきて、取組みの支援をずっとしてきています。今更さかしげに言われても。という感じ。ただ、最後の栗山町議会へのインタビューは秀逸でした。「私たちは迷っているんだから」と。(P.210、栗山町議会事務局長、住民直接投票について)「議会は住民の意見を聞いて、それをもとに首長の考えを変化させていかなきゃならない」(P.212、栗山町議員)こういう姿勢を地方議会に持ってもらいたいなと思わせては頂きました。【送料無料】やっぱり、北大の先生に聞いてみよう価格:1,470円(税込、送料別)
September 22, 2011
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最近、NPOを立ち上げた直後から、行政に対して、NPOに補助金を出すのは当然とばかりに要求するという風潮が出てきている(P.17)まぁ、一昔前、まさにこの本が出たころにはそういう風潮があったのはありました。私どもも相談を受けていると「NPOをつくるとなんかくれたり得したりするんだよね?」と、真顔でお聞きになる方は少なからずいらっしゃいました。まぁ、最近ですとそんな人はいませんけど。公益法人の制度なんかは目まぐるしく変わったので、古くなったところもありますが、十分に優れた解説書です。NPOを考える価格:840円(税込、送料別)
September 18, 2011
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昨日からいろいろあって、自分のメモ代わりに残します。1.メールが届かん。というか、メールサーバーが落ちているという話ではなく、必要な方から来る必要なメールだけが届かないという不思議。しかも自分の個人ドメインじゃなくて出先のメールに送ってもらってもその現象。それで情報があったりなかったりでドタバタ。次の件もそれがらみな雰囲気。どうすりゃいいねん。2.Twitterにログインできない。突然なりました。ところが携帯で設定しておいた簡単ログインのおかげで、携帯からは使えます。なので、パスワードの再発行をかけたところ、その手続きメールが来ない。ヘルプデスクに投げたけど、自動返信のメールも来ない。危険なツイートは止めなさいという神の啓示なのでしょうか。で、まぁ、こんな状態で外出したわけですが。3.某区役所様でお仕事がもらえそうになる。お付き合いのある、自営業者仲間が区の偉い方をご紹介くださったので、区役所までお伺いしました。SNSのお仕事と伺って行ったのですが、なんと、仕事のテーマ名称は「帰宅困難者支援」。あらら防災ネタですか。最近それがらみの仕事ばっかりだなぁと。とはいえ、ガチで絡んでいる領域なので、仕事としてはいつでもお受けしますとお伝え。で、僕をどうやって見っけたの、という話になったら、なんとFaceBookで見つけられたとのこと。意外と役に立つのねと実感。4.福島県の飯館村の現状を知る。区役所の訪問の次は、本陣なるところに行きました。そこで、福島県飯館村で様々な支援活動を体を張ってやっているNPOの仲間の報告会に参加。遅刻したんですけど、一通り聞いて帰宅。これはメモでどうのこうのと言う事ではないので、概要はすっ飛ばし。一応、この歌は聞いとけって感じなので、YouTubeのリンク。5.日程とか書類とか一杯来る。そのお話の途中に電話が数本。いくつかの日程が提示され、すべての日程が不可で、その上いくつかの書類が送り届けられ、それらのチェックをしろと。先の話を聞いてる間に携帯で色々チェックしたり、Twitterの復旧のチャレンジをしたりとバタバタもがく。脳みそ破綻しそう。で、本日になったのですが何一つ解決せず、ダラダラと過ごす体たらく。とりあえず、自分アカウントのTwitter(@mfuna)は潮時と言う事で止めることと致します。とはいえ、ログインできないんで削除もしませんけど。あ、その他のお仕事アカウントは利用しますけど。あとは地道に、今日明日かけて、書類のチェックをすることとします。はい。
September 16, 2011
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