陶玄郷だより (フラクタルの森)

陶玄郷だより (フラクタルの森)

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

陶玄郷

陶玄郷

Calendar

Archives

2026.08
2026.07
2026.06
2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12
2025.11
2006.06.08
XML
カテゴリ: 思想
現代社会は、片目で思考停止状態になりがちな時代。


「企業の目的とは利潤追求である」という言葉が一人歩きして毒を流し
ている。これは、「結果主義」「結果至上主義」ともなります。
一種の信仰です。
「拝金主義」・・・大昔で言うなら、「バール信仰」。
悪魔崇拝もに通じます。

そのようになってしまった原因は、唯物論のまん延にあるでしょう。
目に見えにくいモノをないがしろにしてしまった考え方です。


いをしている。右目の利潤しか見ていないのに、あたかも両目で正確に
認識していると錯覚しています。
要するに、両目で利潤しか見ていない人があまりにも多い。

目標も利潤、動機も利潤の場合、要するに右も左にも「利潤」しか入っ
ていないと、大変なことが起こってくることを知る必要が有る。

ただ、順境で調子良く行っている場合はいいでしょう。
しかし、逆境で何をやってもうまくいかないような時などではどうなる
でしょうか。また、欲が強すぎるような人たちの場合はどうなるでしょ
うか。利潤を上げるための方法論に歯止めは有りません。
法律に触れさえしなければ何でも有りの世界です。
ちょっと考え違いをするだけで、非合法な手段でもやってしまいま


その利潤を上げるための原因部分を突きつめて見るべきです。

利潤を上げ拡大再生産していくための必要十分条件は何か?。
提供しているサービスや商品が対価を支払ってくれる顧客にとって役に
立つものでなくてはなりません。顧客が支払ってくれた対価以上の満足
を与える事が出来なければ利潤を上げ拡大再生産していく事は出来ませ

よって、企業理念、経営理念の中になくてはならない要件は「社会に貢
献しお役に立ちたい」であるはずです。
「社会貢献」と「利潤」この両方をバランスよく見なければなりません。

右目で見るべきは、結果としての「利潤」、左目で見るべきは、動機と
しての「社会貢献」。
多くの人がしている間違いは、左目にも利潤を入れている事です。

その「思い」と「結果」を結びつける為に「行為」が有りますが、この
両目に結果しか入れない結果至上主義だとどのような行為が導き出され
るかを考えてみてください。

これは経済活動だけに影響が有るのでは有りません。
社会全体、人間の「存在意義」とも関連して、多くの不幸をまき散らす
原因ともなっているのです。

人として、やはり一番気になるのは、結果です。
刑法で罰される事や良心の呵責を無視すれば、結果を上げる一番手っ取
り早い方法は他者の積み上げたものを横からいただく事になります。
刑法犯の増加や企業犯罪の多くがこのような流れの中から起こっている。
特に逆境の中にある場合はそのようになりがちです。

何事であれ、その結果を無視するわけにはいきません。
しかし、結果だけで考えていると足をすくわれることになる。
引きこもりや精神障害などの原因もそうです。どうしても片目で見がち
なために蛇行しガケにぶつかったり谷に落ちたりするのです。
両眼で見る事で曲がりくねった山道のような人生を無事に歩む事が出来
るのだと思います

心(宗教と道徳)を無視した資本主義経済は、論理的帰結として社会全
体をだめにしていきます。
是非、両目で見ていただきたい。

「企業」を見る場合に
「利潤」(陽)と「社会貢献」(陰)の両目で見ていただきたい。

「労働」を考えるに
「給与」(陽)と「お役立ち」(陰)の両目で見ていただきたい。

この陰と陽、両方ともが、人として生きていく上での「幸福」の基本
となるのです。人としての「存在意義」の要でも有ります。
目に見えにくい、陰の部分が空っぽだと心が風邪をひきます。
目に見えない所を見ていくトレンドが必要な時代です。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.06.08 22:14:39


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: