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2006.08.28
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カテゴリ: 思い出話
先週からの5連休は結局ダラ~っと過ごしてしまった。


CIMG0429.jpgCIMG0424.jpg


でもまだ納得が行ってないので「来週私の誕生日があるから!」とアピール中…
体力に自信がないのは確かだけど…

最近よく思い出す、思い出の旅行について書こうと思います。
3年前の10月、生徒だったBさんと同僚のEちゃんとの3人での旅行。
Bさんは50歳ぐらいで、私と同じぐらいの子どもが二人いる個性的なアジュンマ。

(今思うと、シデクに遊びに行くって面白い発想

Bさんは20歳の頃に家出をして、
同僚の下宿で半年同棲した結果、
当時としては珍しかったであろう“できちゃった結婚”をした。
彼氏と思われる人がソウルにいたようだが、
ご主人は前々からBさんにアタックを続けていて、
「テグの良家の出だ、●●大(エリート校)卒だ、兄弟は3人だ」
などと言っていたらしい。
が、 結婚してみるとすべてウソ
テグではなく、慶州の奥の安康(アンガン)という田舎出身。

(当時シデクの同居人数が多すぎて、10人という事実を確認するのに3年かかったらしい)
しかも、ご主人は10人兄弟の長男。舅は11人兄弟の長男という家
新婚初夜から、姑はBさんとご主人の間に入って寝たとのこと。
(自分の夫を早くに亡くした姑は、こういう人が結構いたらしい)
そして姑からのイジメ等々、まぁ色々あったようです。


シオモニは一人暮らしの当時85歳。
夜に着いたのですが、高架道路から「あそこです」と言われて見下ろすと、、、
み、見えない…
小さな集落に入るも、オレンジの街灯がたった一つな上に、
道も車一台がギリギリ通るほどの狭さなので川に落ちそうになりながら到着
伝統的な韓国家屋。
うれしそうに迎えてくれたハルモニ。
庭のかまどでチュオタン(どじょう汁)を作ってくれてました。
それが私のチュオタンデビューだったわけですが、
山椒ときざみ唐辛子を山ほど入れられ2杯も食べさせられたので、
口の周りがヒリヒリしすぎて味は分かりませんでした…
トイレはもちろん外にあるボットン便所。
でも電気なしなので、裏山で。
別屋の伝統オンドル部屋で就寝。
翌朝「犬売ります~」の行商の声で起きた。
隣の家も親戚で、その家は90歳以上の姑の面倒を、60歳代のお嫁さんが見ていた。
結婚以来、ソウル在住のご主人とは別居で姑との同居生活。
すごい状況だ…

一人暮らししてるBさんのお姑さんが心配になったけど、
マートで買っていったチキン2匹をぺロッと食べてたのでちょっと安心。
都市に出てアパートで暮らすのはイヤなんだそうだ。

帰りは 良洞民俗村(ヤンドンミンソクマウル) と浦項の魚市場によって帰ってきた。


このBさん、会話の授業ではかなりありがたい話題豊富な生徒さんだった。

◆水脈が通っている家はよくない◆
30歳の時に買った家には、庭と台所の二ヶ所に井戸があって、下を川が通っていた。
その家に住み出して、息子と自分の体が悪くなり、入院中に遺書を書いたほど。
間貸ししていた家のご主人が仕事中に腕を切断した。
その後やっと売れて、半年後
ボットン便所に落ちた我が子を助けようとしたその家の奥さんが亡くなった。
この家はまだある。

◆近所の疑妻症のダンナ◆
アパートの同じ階のご主人はひどい“疑妻症”(妻に対する嫉妬や束縛が激しいこと)で、
奥さんはおちおち買い物もできなかった。
一緒に市場に行って、ご主人の帰宅時間になると荷物を置いて帰るほどだった。
帰宅時に、奥さんが家にいないと暴力&暴力。
それに耐えかねた奥さんが、酔ったご主人を殴り殺してしまった。

◆同窓生の浮気◆
久々に同窓会で会った友達同士が、何度か会ううちに浮気をしてしまった。
女友だちのご主人は医者。
女性は妊娠してしまい、産婦人科に行ったのだが、
運悪くその産婦人科医がご主人の知り合いで、バレて離婚に至った。
事情が事情なだけに、貧しく暮らしている。

◆困った夫婦◆
Bさんの娘さんは数年前からイタリアに音楽留学していて、
そこで出会った田舎出身の韓国青年と結婚、子どもも生まれた。
婿(当時30代半ば)も留学生でお金がなく、結局帰国することになった。
ソウルで音楽教室でもしようという娘夫婦に、家と車をせがまれ購入。
子どもは田舎の姑が面倒を見ることに。
さらに婿のお金の無心は、Bさんの息子さんにまで及んでいたらしい。

もっともっとあったのですが、
Bさんからは韓国の色んなことを教えてもらいました。
お母さんのようなタイプで、今はどうしてるかなぁと、時々思い出されます。





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最終更新日  2006.08.28 11:11:40
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