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予告編を別のレンタルビデオで見て、なんとなく借りてみた一作。ハイスクールの卒業を間近に控える優等生@生徒会長の隣の家に越してきたセクシーなお姉さんのおかげで、はめを外しまくる。そしてなんと彼女はAV女優だった。まあ、こんな感じの話で、お決まり的な、よく言えば安心して見れるストーリーなのだけど、主演の男の子は若き頃のディカプリオによく似てるし、彼女役の子も、驚くほどの美人ってわけではないのに、表情がいいのか、オーラがあるからか、すごくキレイに見えるし、と、他にもこれから売れそうな若手が何人も出てました。ディズニー製作のラブコメが好きな人、現学生の男の子、今まで真面目で通ってきたけどはじけたい!なんて人には打ってつけの作品じゃないでしょうか?ちょっと子供向けな作りですけども。AVプロデューサー役の人がいい感じのスパイスになってて、あったかいだけじゃなくて、なかなかくすっと笑える作品。映画館で見るなら:800円DVD買うなら:1000円総評:★★☆
2005.04.29
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ケイト・ブランシェット主演の実話モノという予備知識だけでレンタル。決して面白そうとは思えなかったが、彼女の作品は(特にマイナー作は)面白いと言える秀作じゃなくても、何がしか考えさせられる、という印象が強いのは、やはり演技力の賜物だろうか?本作は、麻薬組織を暴こうと果敢に取り組んだ実在したジャーナリストの話で、よく言えばジャーナリストの鏡だが、悪く言えば無謀な女性のおかげで、後に法改正、逮捕などの大きな社会的影響をもたらしたという正義を描いていて、確かに、結果的には意義のあることをしたのだろうし、英雄なのだろうとは思う。けれど、わが子への愛より、家族への愛より優先させる気持ちや、彼女の性格上、止めたくても止めれなかった背景があったにしても、結局は彼女の無謀さを止め切れなかった家族たち、この2点がどうしても理解不能だった。命と引き換えに、と言えば聞こえはいいけれど、独身ならともかく、旦那も子もいてそりゃないだろ?という感じ。ケイトの演技は確かに今回も巧いと思わせるものだったが、いつもほどじゃなかったような。・・・それはもしかしたら正義の押し付けが鼻についたのかもしれんが。映画館で見るなら:500円DVD買うなら:500円ケイト熱演度:★★★考えさせられる度:★★☆総評:★★☆
2005.04.25
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=映画化決定=「ページを操る手と心拍数がとてつもなく速くなる。 しかもこの作品が処女作だなんて! 作品の出来とその事実に2度衝撃を受けた。」―全世界注目の大ベストセラー―こんなことが帯に書いてあって、書店に平積みになってて、舞台は東京なんて言ったら、面白くないわけはないって思わない?しかも最近ビレッジブックスはずれなかったし。ところが、ページを操る手は、速くなるどころか、遅くなる一方だし、衝撃を受けるような出来なんかじゃなかった。・・・つまり、大はずれ。帯につられて勢いあまって、2作目も買っちゃったのに、もう読みたくない、どうしようって感じ。これって本当は洋書じゃなくて、日本人が書いてるんじゃないの?と思うくらい、東京の描写はリアルだった。六本木アルフィーなど、実際に知っていて、行ったことのある店のことが事細かに書かれていると、興味深く読めるものだ。が、描写がくどいのと、おたくじみてることが、読み進む度に嫌悪感を募らせるのだ。戦時中のこと、尾行の避け方・・・など、本当にしつこいくらいで、よく言えば著者の性格が伺えるほどなのだけど、それが私には災いして、「ああ、この著者、私絶対嫌いなタイプだな」と思ってしまってからは、主人公が何を言っても、うざいと思ってしまってダメだった。自己啓示欲が強くて、身勝手な男。こういう人って、小金持ちに沢山いるしね。最後の最後までキザなのもいけすかない。で、よく見たら、帯のコメントは、作家や書評家ではなく、書店員。これはもしや騙された?と思って、アマゾンに見に行ったら、レビューア15人で最低3つ星、14人が4つ星以上ってどういうこと?殺し屋のオタク論が嫌いじゃなくて、主人公に感情移入できれば、面白いと感じるのかなぁ?私のイメージでは、森村誠一と作風が近い感じ。もっと能書き増やして、キザにしたら、こんなんできちゃいました、みたいな。だから、森村誠一の作風が好きならいけるかもしれない。というわけで、アンチ:バリー・アイスラーな方いません?酷評してる人いなすぎて、ちょっと寂しいかも。:内容:山手線の車内で男は突然くずおれ、絶命した。それを見届けて、ジョン・レインは電車を降りた--作戦終了。日米ハーフの男レインは、東京で幾度も政治がらみの暗殺を手がけてきた敏腕の殺し屋だった。ある夜、彼は美貌のピアニストみどりと出会い、心奪われる。意外にも、彼女はレインが山手線で殺した男の娘だった。しかし、やがてレインが依頼されたのはみどりの暗殺。彼女を救う唯一の手段は、政界に潜む依頼主の謀略をレイン自ら暴くことだった!東京の夜に謎と裏切りが輻輳し、愛と悲しみがたゆたう--全世界が注目する究極のハード・サスペンス!
2005.04.24
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これを映画と分類していいのか、ちょっと迷う。多分、これVシネです。新堂冬樹著の原作本を過去に読了していたので、TSUTAYAで見つけて、迷わずレンタル。(原作本のレビューは過去日記にありまする)この人の本って、ほんと、漫画チックというか、すごく情景が浮かぶような、リアルな描き方なので、映像化をすごく待ちわびていたのですね。本作はVシネというだけあって、ありえないくらいの下手な演技のキャストが沢山いたし、描きも浅かったけど、かつて、原作でこの世界観を味わった私としては、再び蘇っただけで、かなりの満足だった。2巻組だというのに、一気に見終えてしまった。そいでもって、原作未読&こういうネタが好きな彼も、私以上にはまりこんで見てました。そういう意味ではエンターテイメント性の非常に高い作品。金融屋さんとか、ヤンキーとか、暴力とか、そういう描写が大嫌い!じゃない人なら、暇つぶしには持って来いの作品。ただ、原作を読んだ私としては、ラストの安易な展開がちょっといまいち。原作と全然違うし。とりあえず、これ見て面白いと思った人は、是非、原作を読んでください。読書キライな人でも間違いなく、はまりこんで即効読み終えてしまう作品ですよ。 原作はこちら↓
2005.04.23
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ニコラス・ケイジ初監督作で、「男娼」を題材にした話。俳優監督作って大概つまんないって、わかっちゃいるけど、映画ファンとしては、こういうのこそ見なくては、とか思っちゃうのよね、なぜか。そんなわけで、実は劇場に足を運んでまで見たかった本作。今まで、ジョニデとか、ティム・ロスとか、ブシェーミとか、まぁとにかくいろんな俳優さんの監督作品を見ては、がっくり来ていたので、「絶対面白くないんだろうな」という先入観ありありで、見たのだけど、それが功を奏したのか、意外と悪くなかった。俳優監督作で、初監督作、と考えれば、十二分な出来。好みによっては5つ星をつける人がいても、全くおかしくない出来で、見直したよ、ニック君、という感じ。とは言え、もちろん★3しかつけてないからには、いまいちな部分も多々あります。っていっても、個人的な好みによるものがおっきいかもだけど。全体的に浅いというか、ストーリーを省いて、演技・演出でごまかしてるように感じた。いや、そもそも、この元ネタというか、主人公の生き様が、ごく中途半端というか、主人公の魅力が薄いのが要因かもしれない。そういう意味では脚本に問題があっても、監督として精一杯仕事をした、とも取れるわけで。うん、やっぱりNケイジすごいかもしんない。もし、題材が私の好みド真ん中だったら、★5つけるかもしれないな。ま、とりあえず、次作に期待というとこでしょーか?3039円映画館で見るなら:1000円DVD買うなら:800円総評:★★★*他にも沢山。俳優の監督作品*★★パイレーツカリビアン等に主演のジョニデ監督作品。暗く重い話。エンターテイメントのかけらもなく、酷く退屈に感じる可能性大な映画。 リーサル・ウェポンシリーズのメル・ギブソンは監督としても高評価。監督デビュー「顔のない天使」も楽天になかったけど秀作でした。そしてブレイブハートではアカデミー5部門受賞。 名優なのに監督としてもヒットメーカーなイーストウッド。ミスティック・リバーと、この先公開のミリオンダラー・ベイビーで、2年連続アカデミー受賞。初監督作は写真左の恐怖のメロディで、監督作は20作以上。「ショーシャンクの空に」主演のティム・ロビンスも、「デッドマン・ウォーキング」では愛妻をアカデミー受賞させましたね。他にも、ショーン・ペンアル・パチーノベン・ステイラーケビン・コスナーエドワード・ノートンロバート・デニーロトム・ハンクスロバート・レッドフォード等など挙げたらきりが無いくらい、ハリウッドの名優たちは監督デビューしてるけど、一発屋で終わったり、ヒットしなかったり・・・。さて、ニックの運命は如何に?笑
2005.04.22
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この映画どうしてあんなに流行ったの?なぜ続編まで?と、疑いたくなる作品だった。以下ネタバレありなので、未見で、読みたくない方は飛ばしてください。いきなり自分の電話に自分の番号から着信があって、留守電を聞いたら、それは数日後の未来の日付で、自分のいつもの声の後にキャーと喚いて切れる。それが死の予告だった。そういう設定はいいと思うんだけど、主人公が事件解決のために行動を起こそうとするけど、行動の起こしようがないくらい動機がちゃんとしてなくて。なんとかしなきゃ・・・までは「リング」っぽくて、悪くなかったのに、以降が謎のまま終わり、単なる2番煎じという感じ。これだったらリングもっかい見るか、アメリカ版リング見るかの方が断然いい。せっかく解決に向かっても、謎のまま、続編へ続くっていう終わり方もどうかと思う。だから邦画は劇場に足を運べないんだよね・・・。映画館で見るなら:200円DVD買うなら:0円ホラー度:★★柴崎熱演度:★★☆着信音耳に残る度:★★★★総評:★★
2005.04.21
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大当たりも少ないけど、大はずれも滅多にないラブコメで、しかも旬の配役(ケイト・ハドソン&ナオミ・ワッツ)で、こんな大はずれを引くなんて、と思うくらい、つまらない映画だった。ツタヤで新作だけど一週間レンタルをやっていて、出演者とジャケ写の雰囲気で、いつものように軽く見れるラブコメでしょ?って感じで、予備知識なく借りたんだけど、偉くまったりな展開に、見ていて「???」だった。それもそのはず、米仏共同制作だったのね。それだけでも見ておくんだった。ていうか、サブタイトルで察してればよかったのに迂闊だった。旬の2大女優が出てるというのに、なぜかフレンチモード全開。ナオミは強い意志もなく離婚したくないだけの女だし、ケイトは意味なく尻軽女だし、フレンチ系ってわかってたら、なんにもがっかりすることはなかったんだろうけど、何故わざわざアメリカの人気女優2人も出演させといて、フレンチ風なのかどうにもこうにも理解できなかった。本国アメリカでのウケ狙いだったのかなぁ?これって本国ではヒットしたんでしょうかねぇ?フレンチ風のケイトは可愛かったので、ケイトファンを自称する方(=それだけのために見てもいい)ならオススメできるかもしれない。ナオミはシリアスな作品が多く、演技派という印象を今まで持ってたので、ラブコメではどんな感じ?とちょっと期待してたけど、こんなにラブコメの主人公が似合わない女優も珍しいなってくらい、微妙な感じでした。結局最終的にはいつもの演技派ナオミに戻ってるし、どっちつかずな役だったなぁ。こんな軽~いノリの作品で、いつものあの演技されてもねぇ・・・。というわけで、わたしの中でのナオミの支持率急降下@笑映画館で見るなら:0円・・・お金もらっても見たくないぞ。DVD買うなら:500円。・・・BGVとしてならいいかな?ロマンス度:★BGM:★★総評:★☆3181円。
2005.04.20
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ブリタニー・マーフィーと、名子役ダコタ・ファニング主演のロマコメ。軽い話だけど、気楽に見れて、ちょっと笑えて、ちょっとほろりの作品。ダコタ・ファニングと言えば、ショーンペンの[I AM SAM]で注目され、デニーロ共演の「ハイドアンドシーク」が控えてる、今最も注目されている子役。彼女のファンなら見る価値大アリ!ってくらい、今回も名演を見せてくれてます。映画館で見るなら:800円DVD買うなら:1000円総評:★★☆3181円。*ダコタ・ファニング出演作*3039円。シャーリズ・セロン&ケビン・ベーコン共演のサスペンス。ショーン・ペン主演の感動ドラマ。マイ・ボディガード。間もなく発売。
2005.04.18
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人は誰も死んだら21gだけ減る―――このコピーと出演者の予備知識だけで見た本作は、私の苦手な回想系(マグノリアみたいな)で、一言で言うと小難しい作品だった。ナオミ・ワッツも、ショーン・ペンも、デルトロも、みなそれぞれ存在感あって、いい演技をしていたと思うし、いろんな意味で考えさせられる作品だった、と思う。ただラストのショーン・ペンの行動は、理解を超えるものだし、よくわからない映画だというのが率直な感想。見れば見るほど味の出るスルメ系?作品。ミニシアター系の演技派・印象派作品が好きな人なら、気に入りそうな映画。面白かった~という作品ではないけれど、こういう映画って好きな人は本当にすごく好きなんだろうな、と思う。映画館で見るなら:800円DVD買うなら:500円総評:★★☆1580円。*ナオミ・ワッツ出演作品*話題の邦画のリメイク作。デヴィッド・リンチ監督作品。答えを観客に委ねたミステリー。今ノリにのってる2大女優共演のラブコメ。
2005.04.16
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現在書店に平積みの文庫で、過去日記でレビュったジリアン・ホフマンの「報復」の帯に「Pコーンウェルも裸足で逃げ出す」とあったらしい。これに対し、「いや、やはりPコーンウェルには敵わない」という非難を多くの書評掲載サイトや、ブログで発見。人それぞれだからどうかわからないけれど、ならばきっと面白いのだろう、と手に取ってみたが、ここ最近読んだジリアン・ホフマン、リサ・ガードナーの方が俄然面白かった。まず、主人公が検屍官なのだけれど、専門用語が多すぎて、心情描写とかよりも、説明に走りすぎているようで、読んでて飽きてくる。それによるテンポの悪さと、主人公の魅力の薄さで、はまって読み進めれなかったのだ。それでも、やはり結末が気になるので(結末で評価が大きく変わる作品も多々あるから)頑張って読んだけれど、ビルだとか、被害者の旦那だとか、伏線を張っておいて、オチなしのラストは、はっきり言って最悪・・・。何百ページも読んだ意味ないじゃん、みたいな。それでもいろんな人の書評を見ると、みんな誉めてるんですね。う~ん、理解力の問題?とにかく、洋書に不慣れな人にはオススメできない作品。bk1で書評を見る
2005.04.15
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田舎娘が都会に憧れて、がんばるサクセスストーリー。なのだが、とにかく浅い。こういう作品だから、大きな期待はしてないけど、ほんの少しのひねりは欲しかった。斜視を演じるマイク・マイヤーズのコメディは相も変わらず面白いので、コメディ要素はわりかし評価が高いし、スッチー物語にぴったりのミュージックも、サントラ買いかもと思うほどいい。晴れた日のドライブにはぴったりの曲ばかりだし、なんと言ってもリアン・ライムスは「コヨーテ・アグリー」といい、「キューティー・ブロンド」といい、この手の作品群の良さは際立たせる楽曲力がありますねぇ。前半の安っぽさや若さを演じるグウィネスは年齢的にそろそろ無理があるんじゃ?と感じたけれど、見事国際線の一級スッチーになってからの、容姿の変化(向上?)を思うと、こういう演技をさせたらさすがだな、と、最終的には納得。とにかく全体を包む雰囲気はとても良いので、プロモをながら見するくらいの軽い気持ちで見るには、文句のない作品だけれども、脚本の浅さだけはほんとにいただけない。主人公のサクセスストーリーならではの、嫌味なまでの優等生っぷりとか、田舎娘から上品なスチュワーデスへの転身ぶりとか、勿論前述した音楽、コメディ要素など、そういった大枠が良くできているだけに、肝心なとこで手抜きすんなよ、と言いたくなるくらい、もったいない作り。ラストなんて、ほんとがっかりでした。とは言え、(どっちだよ?って感じかもしれないけど)最終的には許せちゃうんだから、まぁ悪くはない映画なのかもしれない。眠る前とか、晴れた日の休日なんかにまったりと気楽に見るにはもってこいかも。でもって、またもや前述した2作品のような軽めのサクセスストーリーが好きな人なら、グウィネスがキライじゃなければきっと楽しめるはず。それと、オースティン・パワーズのマイク・マイヤーズの役どころがおキライじゃない方にもお勧めデス。3037円。映画館で見るなら:800円DVD買うなら:1000円音楽:★★★☆総評:★★☆「グウィネス・パルトロウ主演作品」799円。ラブコメ。監督は「メリーに首ったけ」と同じヒト。グウィネス作品の中ではこれが一番好き。1429円。イーサン・ホークやデニーロと共演のリメイクドラマ。1901円。もしあそこで違う道を選んでいたら?を映画で再現したラブストーリー。なかなか考えさせられる作品。愛に迷った時なんかにいいかも。3590円。人生の意味を求めてカラオケコンテストに出場する人たちの心模様を描いた人間ドラマ。監督はグウィネスのパパ。これもなかなか隠れた良作。3837円。ブラピと共演の話題のサスペンス。1266円。アカデミー賞主演女優賞をGETした作品。世間の評価は高いけど私はつまんなかった。
2005.04.14
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ごくごく普通のラブコメでした。が、久々にこういうの見ると、ほんわかムードに癒されて良いですねぇ。特筆することがなんもないなぁ。メグ・ライアンが好きな人が、ラブコメにメグが出てるだけで見るというのと同じで、ケイト・ハドソンが好きなら、寝る前なんかにまったり見るにはいいかと思います。前半は、ありがち&ローテンポで、いまいちかなって感じだったけど、現実と小説の世界が交互に入れ替わる映像で、次第に、作品世界に浸かっていく、という感じにそこそこ楽しめて見れたので合格点。ちょっぴり笑えて、ほろ苦い、そんな作品。まるで、話し上手の人の会話を横で楽しんで聞いているような、そんな気分になれました。どうでもいいけど、主演のふたりを見てると、菅野美穂と平井堅主演のトレンディードラマでも見てるような気分になったのは私だけ?前々からどうもケイトと菅野美穂がかぶっていたのだけど、今回はバリモアにもちょっと似てる気もしたし。あと、これってタイトルがちょっと気に入らないかも。…無難だけど、安定した作りだなと思ったらロブ・ライナー監督作品だったのね。ちょっと納得。映画館で見るなら:800円DVD買うなら:800円総評:★★★:あらすじ:スランプに陥ってしまった新進作家のアレックス。新作が進まず悩んでいた彼を、さらに悩ます出来事が。借金取りに返済を30日後に迫られ、挙げ句の果てに執筆に使うパソコンまで壊されてしまったのだ。仕方なく速記タイピストのエマを雇い、なんとか小説を仕上げようと仕事に取りかかるアレックス。しかし、気の強いエマは小説の気に入らない部分に文句をつけ始め…。3037円。「ケイト・ハドソン主演作」1900円。(過去日記にレビューあり)あのペネロペを射とめたマシュー・マコノヒーとの共演作。2000円。ケイトのブレイクのきっかけ作品。「ロブ・ライナー監督作品」999円。(過去日記にレビューあり)めちゃめちゃ暖かくて素敵な話。ロブ作品ならこれが一番好き。1789円。メグ・ライアン主演作。世間でやたら評価の高い作品。3230円。言わずもがなの名作。
2005.04.13
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随分前に友達に勧められてた本作。私的には、最近随分レンタルしてないから、旧作でも見たいの沢山あるし、旧作になるまで待つつもりだったけど、彼の要望で借りました。基本的に画面が暗いモノ、グロイ系作品は、あまり好きじゃないのと、前半、テンポが随分まったりしてることと、しつこいほどのカメラワークで、ちょっとイマイチかなって思ってた。それでもやっぱり犯人というか、展開というか、オチが気になるので、「まー一応見とくか」くらいの気楽なノリで見てた。なんとなく、「オールドボーイ」や「CUBE」や「セブン」が彷彿とされるような作りなので、新鮮味も欠いてたし・・・私の中で。ところがところが、中盤以降の畳み掛ける展開はお見事。もうそこからは目が釘付けで、最後の最後まで口がぽかんとするような感じで見入っちゃいました。最近、派手な宣伝・コピーに乗せられると、「それほどじゃあないよねぇ」と、マイナス作用に働く作品が映画に限らず多いけど、これは本当にコピーの衝撃のラストに恥じない作品と思う。なんだか疲れる映画だし、よくよく考えたら辻褄というか、展開に無理があるようにも思うけど、食い入るように見れる映画が少ないだけで、強引とは言え、この完成度は評価できるものだろう。というわけで評価は高めだけれど、でも、なぜか映画館で見なくて良かったとも思う作品だったり。・・・後味が良くないからかな?あとは、ラストがちょっと。確かに衝撃なのだけど、謎残しすぎというか、ある意味観客を馬鹿にしてるような気すらしました。そんなわけで悪く言えば「親切じゃなくて、疲れる映画」良く言えば「その不親切さ(=観客に答えを選ばせてくれる)が いつまでも楽しめる映画」で、どっち側の捉え方をするかによって、評価が真っ二つに別れる作品じゃないかと思う。3つ星とかいう半端な評価する人が少なそう。「CUBE」や「セブン」が好きな人なら、きっと高評価を下すであろう作品。粗も多いけどね。映画館で見るなら:1000円DVD買うなら:2500円総評:★★★★☆3037円。
2005.04.12
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まんまとはめられた。時間があれば間違いなく読み直してただろう気がする。前半は、筆力もあるし、まずまずといったところ。ただ、主人公のキャラがいけすかないなぁ~くらいに思っていたけど、二転三転してからはそんなのどうでもよくなって、作品世界にどっぷりとはまった。なので、巧いと思うし、力量もあると思う。だけど、クライマックスはちょっとわかりにくいし、ラストの後味がイヤすぎ。エピローグくらい載せて欲しい。あと、言葉遣いに無理がありすぎでわ?でも、是非もう一度読み直したい一冊。トリックものが好きだけど、あまり読書しないし、どれ読んでいいかわかんないしなぁ~なんて人にオススメ。:内容:美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。書評やトラックバックの宝庫と言えばオンライン書店bk1
2005.04.11
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娼年やうつくしい子どもで、いい作家だなと思って、それ以来、微妙と思う作品にも出会ったが、ずっと購入し読み続けている。なのに、新作が出るほどにつまらなく、雑多になってきているのがとても哀しい。このところ短編ばかりだったので、久々の長編に少し期待したけれど、いまひとつだった。確かに面白く読めるところも多々あるけれど、読むほどにこの人のナルシストぶりに興ざめしてしまうのだ。設定の甘さ、心情描写の幼稚さも鼻につくし、もはやこれまでなのだろうか?とか言いつつアキハバラDEEPを買った私。しかし、これがつまらなかったら、もう二度とこの人の単行本は買わないだろうと思う。 …う~ん、でも世間では結構評価が高いみたい。:あらすじ:この塔は倒させない!世界を救うのは、夢見る力!魂の冒険と愛の発見の物語。心ゆすぶられるヒューマン・ファンタジー。『問題小説』連載に大幅加筆、訂正して単行本化。ブルータワーの書評 from bk1書店
2005.04.10
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過去日記でレビュった「報復」の後ろの方の宣伝ページであらすじを見つけて興味を持ち、やっと見つけて購入した作品。:美しき犠牲者を襲う終わりなき恐怖 :閑静な大学街に響いた一発の銃声、:それは3人の美しきレイプ被害者が結成した:「サバイバーズ・クラブ」にとって、:さらなる苦痛の始まりを告げる音だった。:あえて自分たちの傷ついた姿をさらすことによって:ようやく捕まえたレイプ犯がその瞬間、何者かに射殺されたのだ。:クラブのメンバーが復讐したのかと、:気の毒な被害者から一気に殺人容疑者となった3人。:州警のグリフィン刑事は真相を探るべく、:かたくなに心を閉ざす彼女たちに接近するが、その矢先、:新たなレイプ事件が起こり、現場からはありえない証拠が……。面白くて一気に読み終えた。今話題の「報復」より、夢中になって読めました。まず、人物描写がとても巧みで、ページを追うごとに、作品の世界観に没頭。主人公というか、核となる人物が多いのに、ひとりひとりのイメージが読んでてリアルに思い浮かべられるのだから、秀悦だ。犯人の悪度レベルも非常に高いのだけど、その描写がとても巧みだから、読んでいるこっちまで怖くなってくる。難を言うと、前半はじゃっかん展開が飛び飛びで、物語に入り込みにくい点と、犯人の恐ろしさがあのレクター博士を彷彿とさせる点が、新鮮味に欠ける気もした。が、それでも、満足度は十二分。救いようのない小ネタばかりの集結に、救いが見えるのも、「よかった」って思えてGOOD。とは言え、ラストの尻すぼみ感は拭えないけど。まぁでも、「報復」に満足した人には、きっとおすすめできる一作ではないでしょうか?切なさも、悲しさも、やるせなさも、救いのなさも、救いも、そして、ミステリの醍醐味も、しっかり凝縮された一冊。どうでもいいけど、邦題の「いまは誰も愛せない」っていうのは、ちょっと違うかなと思う。これで売り上げ大分損してるんじゃない?なんて思うのは私だけ?読書をしない彼に、「それ面白いの?何て本読んでるの?」と聞かれて「いまは誰も愛せない」と言ったら、一瞬誤解されそうになったのはご愛嬌@笑。書評やトラックバックがいっぱいの本屋さん「bk1書店」
2005.04.09
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想像通りつまらない映画だった。暴力・暴力・暴力のオンパレード、それしかない映画。日本語とハングルが入り混じってるのもよくわからなかったし、暴力・虐待・セックス…ことごとくそんな描写ばかり。映画館で見ることを反対してほんとに良かったと思うけど、こんな作品のために4000円も払ったと思うと、とっても馬鹿馬鹿しい気分。同じ親父の暴力でも、窪塚主演の「GO」の方が、よっぽど理解できるものだった。本作には一体どんなメッセージが込められているのか?全く持って理解できない。映画館で見るなら:0円DVD買うなら:100円総評:★3002円。まあ、それでも北野ズキの彼に聞いたら「よかった。4000円分の価値あった。」というくらいだから、見る人が見たら面白い映画なのかもしれない。ついでに、彼は、わりとどんな映画でも面白く見れる人なのだけど、最近そういう人が心から羨ましく思えたり。
2005.04.07
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ハンクスのいつもながらの名演とスピルバーグの手堅い演出で、どうにか目をつぶれるハートウォーミング作品に仕上がっているけれど、それでも、痛いネタが多すぎ。もうちょっとひねってほしいのに、小ネタは悪くないのに、オチがどうにもこうにもいただけない。 指輪他人から渡されただけでYESなんて女いるか?とかみたいに、せっかく作品の世界にひたろうとしてるのに、近づいたところで離される、これは最大のウイークポイントじゃないかと思う。 とは言え、クスっと笑えるネタ多いし、ホロリとくるような場面もあるし、暖かくていい話。ありそうでなかったこの題材に目をつけた点も高く買える点。 それなのに・・・・・。力あるスタッフが結集して、予算不足とかも無い状況でやってるんだから、「このくらいで観客は笑うだろう」的な、力の抜けた作りは止めて欲しい。もっと、本気で作ってよ、S監督。ネタがいいな、と思ったら、原案&総指揮にアンドリュー・ニコルの名前が。彼は、「ガタカ」「シモーヌ」などの脚本家で、いま、注目株の人なのだ。映画館で見るなら:1000円DVD買うなら:1000円総評:★★★☆4月28日発売 3181円監督: スティーブン・スピルバーグ 出演: トム・ハンクス/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/スタンリー・トゥッチ:あらすじ:ビクター・ナボルスキーは、ニューヨークJFK国際空港に降り立った。しかし、彼はゲート前で係員に「これは無効パスポートです」と告げられる。彼の祖国・東欧クラコウジアでクーデターが発生、国が消滅してしまったのだ。入国もできない、帰るにもそもそも帰る国が無くなってしまった彼は、空港で生活することを決意する。英語も話せない彼の運命は…そうまでして果たすべき"約束"とは…?:見どころ:・英語がわからないクラコウジア人を熱演するTハンクス。・Bナボルスキーのバイタリティー溢れる発想と行動。「脚本家アンドリュー・ニコルの仕事」1997円。★★★★☆イーサン・ホーク&ユマ・サーマン元夫妻競演。ジュード・ロウがハリウッドに目をつけられた出世作でもある。遺伝子分析によって個人の体質が見分けられ、未来が決定されてしまう「そう遠くない未来」が舞台のSF映画。 どうしても宇宙飛行士になりたい主人公は、悩んだ末、優秀な遺伝子を持った或る男になりすます決意を固める。 遺伝子は優秀だが身体障害者のその男は汗・血液・尿を提供し、主人公はそれを使っていくつもの関門を乗り越え、二人は一つの夢を共有する関係になってゆく・・・3037円。(過去日記にレビューあり)過去に二度もオスカーに輝いた映画監督のタランスキーは最近落ち目で、久々の大作もわがままな女優に振り回されて製作中止に追い込まれた揚げ句、スタジオとの契約も打ち切られた。失意のどん底にあったとき、望み通りの女優が手に入る夢のコンピュータソフトと巡りあう。そして完璧な美貌と演技力を持つ女優シモーヌを作り上げ、主演映画も大ヒットして再びオスカーを手に入れたが…。2247円。トゥルーマンは平和な離れ小島の町シーヘブンで暮らす保険会社のセールスマン。まるで愛想の固まりのような彼は、しっかり者の妻メリルや優しい母に囲まれ、これ以上ない幸せな日々を送っている。しかし、実は彼の生活は全世界17億人の視聴者を誇る人気テレビ番組「トゥルーマン・ショー」で放映されているのだ。24時間完全生中継で放送されるトゥルーマンの平凡な生活。彼の暮らす島は、実はハイテク技術を駆使した巨大スタジオなのだ。しかも、すれ違う人々、職場の仲間など、島で暮らす人々は全てエキストラであった。親友のマーロン、妻であるメリルまでが俳優で、知らないのはトゥルーマンだけ。しかし、ある時トゥルーマンは、徐々に自分を取り巻く世界に疑問を持ち始める…。
2005.04.06
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TSUTAYAに寄ったら、マライアとniveaの新作が出ていたので購入。ついでに、文庫本も数冊購入。リストは以下。・セルラー(ラリー・コーエン)・雨の牙(バリー・アイスラー)・雨の影(バリー・アイスラー)・いまは誰も愛せない(リサ・ガードナー)・音道刑事シリーズ 未練(乃南アサ)そいでもって、彼がどうしても欲しいと言うので、オペラ座の怪人のサントラと、映画「血と骨」のDVDも購入。(ついでに面白かった「フォーンブース」が 999円だったので購入。)それから光が丘のスーパー銭湯おふろの王様へ。ここは600円で入れるくせに、健康ランド並みに色々設備があってお気に入りなのだ。
2005.04.05
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日本のコミックを韓国で映画化したという作品。実はこれ、私の中で一時ブームだったのでした。きっかけはCSでひたすら流れる映画のCMから。面白そうだな、と公開を待ちわび、ついには文庫本まで買う始末。原作本かと思いきや、ノベライズ本だったのだけれど、これがまた、とても読みやすく面白くて、あっという間に読んじゃったのでした。というわけで、まずは本のレビューから。下品&くどい描写が、若干鼻につくものの、たたみかけるような展開に、先を読まずにはいられないほど、はまりこんで読めて映画の予告を見たとき以上に期待感が高まったのでした。と、いうわけで、文庫本に対しての評価は★★★★。それから、友達とのなにげない会話で、実はかなり昔から連載されていたコミックの映画化だと知って。ならば、読んでみたいと思ってたいた矢先に、コンビニで発見。これぞ、オリジナル!と、わくわくしながら読んだけど、文字より絵のバランスが多すぎるのと、あまり好きじゃない絵だったのと、それから、私の中では、オールドボーイはもう既に韓国人になっていたことから、違和感を覚え、途中で投げてしまった。そして、やっぱ映画よね~ということで、こんな内容が映画化なんて一体どういう描写になるのだろう?と、それはそれは楽しみに劇場に向かったのでした。ところが、開演間もなく、間延び的なイントロと肌に合わないBGMと、劇場の寒い空調で、とてつもなく眠くなり、それを後押しするかのように、子守唄のように聞こえるハングルがきつくって。それから、先に本を読んでいたことで、自分の頭の中で出来上がっていたものとは違いすぎて、がっかり感が高まっていったのもあったかな。そんなわけでうとうとしながら、というか、寝たり起きたりしながら見た本作。正直なところ、もっかい見ないと、ちゃんとレビューは出来ないけれど、やっぱり、原作を読んでから見ちゃいけないな、って思ったのでした。ラストなんかは、ちょっと違ったみたいだけど、映画の良し悪しは、あの独特なカラーというか、描写スタイルを受けいられるか、否かにかかってるような気がします。私には、下品というか、陳腐というか、そんなふうに感じられて、あまり受け付けられなかったから、いわゆる王道的な青年コミックのノリが好きじゃない女性には、あまり向かないかも。一緒に行った彼(もちろん、予備知識なし)は、大変ご満足だったようで、劇場を出た後、「俺がオデスになったような気分、いきなり殴られたらどうしよう」なんて言ってましたが。なので、マイナーでも味のある作品と青年コミックが好きな男性にはおすすめかもしれません。総評 ★★☆映画館で見るなら 800円DVD買うなら 500円やっぱオススメはDVDより文庫♪もし、古本屋で100円で売ってたら、通勤のお供に絶対買い。間もなく発売。本のリンクは無かった・・・。:あらすじ:タランティーノ絶賛! 本年度カンヌ映画祭グランプリ受賞作。1988年、平凡なサラリーマン、オ・デス(チェ・ミンシク)は何者かに誘拐、監禁され、何と15年もの歳月を経て突然解放された。なぜこのような仕打ちを受けたのか真相を突き止め復讐すべく、すぐさま彼は行動に移すのだが…。 日本のコミック(土屋ガロン&嶺岸信明)を原作に『JSA』のパク・チャヌク監督が手がけた韓流サスペンス映画。暴力シーンはもちろんのこと、パワフルでインパクトに満ちた描写の連続には観る側が疲弊するほどだが、それ以上に、まさに衝撃的という言葉がふさわしい結末には圧倒される。韓国映画界の充実度を改めて痛感させられる問題作。(アマゾンのDVD紹介より)*アマゾンのレビューを読む限り、 随分評価が高い映画のようですにぇ。公式サイト http://www.oldboy-movie.jp/予告編は勿論、来日インタビューや、コミック原作者インタビューも見れます。にほんブログ村 ポータルブログへ
2005.04.01
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