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ライトノベル初挑戦。読んでいて、中学校の頃を思い出した。あの頃は「折原みと」とかクラス中で読んでて、「時の輝き」とか、やたら感動したなーなんて。3つの関連した中編からなる作品で、それぞれタイプは違うが、ある意味どっかが壊れちゃってるような女の子たちのことを描いた作品なのだが、一番きつかったのは、文章力。桜庭さん自体は、とても感性の人って感じがするし、いいフレーズも使う人なので、本人の努力次第では、もっと伸びる人と思うけど、やはり、文章がきつい作品というのは、読む側から引いていってしまうので、私には向かないように思う。あと、こう言っちゃラノベファンに失礼かもしれんが、もうちょっと大人の文章を読みたいです。この作品はティーンズ向きで、大人が読んで「おお」と唸れるようなものではないな、というのが正直な感想。それでも、本作は3つの作品が収録されてるのだが、読み進む度に、文章力というか表現力がメキメキ向上しているように感じたので、もっともっと努力すれば、すごく伸びる作家かもしれないな、とも思った。それぞれの話が独立しているようで繋がっているので、興味を持って読めるのだけど、重いモチーフを用いてるわりには、浅い感じが否めないし、言葉使いから、表現から、全てにおいて、もっと適切な言葉の使い方があるんじゃないか?と引きながら読んでしまった。やっぱりライトノベルは私には合わないのかも・・・。楽天フリマに上下セットで出品してますので興味のある方は↑のAuctionをクリックしてみてください^^
2005.09.30
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11:そして今はだれも 青井夏海 :内容:私立名門高校で退学者が続出。伝統あるお嬢様学校ではあり得ない事態に、生徒たち数人が原因究明に乗り出す。手がかりは最後の退学者が残した「Xは今年も第二職員室にいるようね」の言葉。新鋭、青井夏海が描く、甘酸っぱくももの哀しい青春ミステリー。:著者略歴:千葉県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。2001年、野球ミステリー『スタジアム 虹の事件簿』でデビュー。“日常の謎”をめぐる独自の切り口で、一作ごとに注目度が高まっている期待の作家。12:埋み火 日明恩:内容:「俺は大山雄大。職業は消防士だ。消防士は、あんたと同じ人間だ。あんたが火事で死ぬのなら、俺も火事で死ぬ」老人世帯で連続する失火による火災。住人は、“不運な偶然が重なって”焼死。赤羽台出張所の若手消防士、大山雄大は出火原因に疑問を持ちはじめていた。……これは、放火自殺なのか……?「何のために生きてるの? なんかね、もう、判らなくなっちゃったんだ」閉塞した世の中を雄大が救う!:著者紹介:神奈川県生まれ。日本女子大学卒業。『それでも、警官は微笑う』で第25回メフィスト賞を受賞しデビュー。13:明日の記憶 荻原浩:内容:知っているはずの言葉がとっさに出てこない。物忘れ、頭痛、不眠、目眩―告げられた病名は若年性アルツハイマー。どんなにメモでポケットを膨らませても確実に失われていく記憶。そして悲しくもほのかな光が見える感動の結末。上質のユーモア感覚を持つ著者が、シリアスなテーマに挑んだ最高傑作。 :著者略歴:1956年生まれ。広告制作会社を経て、1997年『オロロ畑でつかまえて』で「小説すばる新人賞」を受賞しデビュー。14:土の中の子供 中村文則:内容:私は土の中で生まれた。親はいない。暴力だけがあった。ラジオでは戦争の情報が流れていた――。芥川賞受賞作。主人公は27歳の青年。タクシーの運転手をして生計を立てている。親から捨てられた子供たちのいる施設で育ち、養子として引き取った遠い親戚は殴る、蹴るの暴力を彼に与えた。彼は「恐怖に感情が乱され続けたことで、恐怖が癖のように、血肉のようになって、彼の身体に染みついている」。彼の周囲には、いっそう暴力が横溢していく。自ら恐怖を求めてしまうかのような彼は、恐怖を克服して生きてゆけるのか。:著者略歴:1977年愛知県生まれ。福島大学行政社会学部卒業。2002年「銃」で第34回新潮新人賞受賞、第128回芥川賞候補となる。2003年「遮光」で第129回芥川賞候補、2004年第26回野間文芸新人賞受賞。2005年「悪意の手記」で第18回三島賞候補。15:ナラタージュ 島本理生:内容:壊れるまでに張りつめた気持ち。そらすこともできない二十歳の恋。大学二年の春、片思いし続けていた葉山先生から電話がかかってくる。泉はときめくと同時に、卒業前に打ち明けられた先生の過去の秘密を思い出す。:著者略歴:1983年東京生まれ。立教大学文学部在学。1998年初めて応募した『ヨル』で「鳩よ!」掌編小説コンクール第2期10月号当選、年間MVPを受賞。2001年『シルエット』で第44回群像新人文学賞優秀作を受賞。2003年都立高校在学中に『リトル・バイ・リトル』が第128回芥川賞候補となり、大きな話題を呼ぶ。同年、第25回野間文芸新人賞を最年少で受賞。2004年、『生まれる森』(「群像」2003年10月号)が第130回芥川賞候補。16:AMEBIC 金原ひとみ:内容:パソコンの画面に残された、支離滅裂な「錯文」。これを書いたのは私なのか、それとも私ではない私なのか。その「分かたれた感覚」を、私は「彼」に伝えようとするのだけれど……:著者略歴:1983(昭和58)年8月8日生まれ。東京都出身。父は翻訳家の金原瑞人。「蛇にピアス」で芥川賞受賞。17:情夫 藤堂志津子:内容:彼は二十五年ものあいだ私の情夫だった。同時に私も、彼の情婦だったのだ。人生には結ばれないまま終らない恋がある。恋愛小説の名手が描く四半世紀にわたる情事の記憶。 :著者略歴:札幌市生まれ。1987年「マドンナのごとく」で北海道新聞文学賞を、88年「熟れてゆく夏」で第100回直木賞受賞。2003年、「秋の猫」で第16回柴田錬三郎賞を受賞。18:果てしなき渇き 深町秋生 :内容:元刑事・藤島秋弘のもとに、失踪した娘の加奈子を捜してほしいと、別れた妻から連絡があった。家族とよりを戻したいと願う藤島は一人、捜査に乗り出す。一方、三年前。中学生である瀬岡尚人は手酷いイジメにあっていた。自殺さえも考えていたところを藤島加奈子に救われる。彼は彼女に恋をし、以前、彼女がつきあっていた緒方のようになりたいと願うようになるが…。二つの物語が交錯し、探るほどに深くなる加奈子の謎、次第に浮き彫りになる藤島の心の闇。用意された驚愕の結末とは―?『このミステリーがすごい!』大賞第3回受賞作。:著者略歴:1975年、山形県生まれ。専修大学経済学部卒業。製薬メーカー勤務。19:へこたれへん。 辻元清美:内容:権力闘争の非情さと魔力、留置場での孤独、マスコミ・警察・司法・政界の不透明な関係など、現代日本社会の凄まじい権力構造がここに明かされる。どん底で希望をつかみ全力で疾走する、著者のノン・ストップ半生記。:著者略歴:1960年4月28日奈良県に生まれ大阪に育つ。96~02年まで衆議院議員をつとめる。2005年、衆議院選挙に社民党から立候補。比例代表近畿ブロックにて当選。社民党政審副会長に就任。20:プリズン・ガール 有村朋美:内容:「とにかく、生きて、ここから出よう…!」マフィアの恋人のために逮捕され、連邦女子刑務所に入った。そこには、数々の想像を絶するドラマがあった。24歳の日本人女性の獄中ドキュメント。 :著者略歴:1977年東京生まれ。高校卒業後、OL生活をへて、21歳の時にアメリカ・ニューヨークに渡る。ロシアン・マフィアの男性と恋人関係になったために麻薬密売組織への関与を疑われ、FBIに逮捕。24歳の時より約2年間、コネティカット州の連邦女子刑務所に収容された。服役を終え、日本へ強制送還。
2005.09.29
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印象的なカバーで、翻訳モノのくせに、たくさん文庫コーナーに平積みになっているパウロ・コエーリョさんの作品。印象的な装丁はもちろん、タイトルも印象的なものが多いので、ずっと気になっていたのだけれど、今までなんとなく手に取れずにいて・・・。友達が書いたレビューをきっかけに購入したのでした。そのレビューは「アルケミスト」だったのだけれど、ひねくれ者の私は、わざわざ違う本を選んでしまい、読み始めたはいいけど、いまいちな感じで、だらだらと何ヶ月もかけてやっと読み終えたのでした。クライマックスのシーンは、ほんの少しばかり、「おお」と思ったけれど、全体的に淡々として、淡々としたまま、いつの間にか終わり・・・みたいな感じの作品だったせいか、いまひとつ肌に合わなかったなぁという感じ。なんかね、良くも悪くもないんですよ。結局のところ、著者が伝えたかったことってなんだったのか、それすら謎に思える不思議な読後感の作品。これを読んで「よかった~」って人も「全然よくなかった~」って人もいると思うのだけれど、何が良かったのか、悪かったのか、教えてほしいかも。 楽天フリマに上下セットで出品してますので興味のある方は↑のAuctionをクリックしてみてください^^
2005.09.29
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注:この日記はハンゲの読書サークルメンバー向けの物です。今回のノミニーは全20作品。文字数オーバーなので、part1と2に分けて詳細を掲載します。今回から、投票形式を変えようと思います。今までは読みたい順に5作まで5点4点3点2点1点と、点数をつけてもらいましたが、今回からは、全てに読みたい順に5~0点をつけてMMしてください。例えば、読みたい作品3作品だけ全てに5点満点つけてもいいし、全ての作品にそれぞれ読みたい度合いで点数つけてもいいし、もちろん、読みたくないもの=0点のものは、記載しなくても構いません。また、候補が多いので、タイトルなど書くのが面倒だったら、作品タイトルの左にある番号と点数のみの記入でもOK。(例えば1 3点 2 5点 4 2点・・・1=5 2=4・・・と、このような感じでもOKなり)締め切りは10月5日までです。勿論、投票せずに、結果まかせでもOK!1:犯人に告ぐ 雫井脩介:内容:神奈川県下で連続児童殺人事件が発生。特別捜査官・巻島史彦は夜のニュース番組に出演、公開捜査を敢行する。姿見えぬ犯人との"対話"で事件は解決できるのか?『小説推理』連載中から大反響を得た、スリルあり感動ありの"斬新"警察小説!:著者略歴:1968年生まれ。2000年新潮ミステリー倶楽部賞受賞作品『栄光一途』でデビュー。他、話題作「火の粉」など。2:さくら 西加奈子:内容:一生に一度、ちっぽけな家族に起こった奇蹟 スーパースターのような存在だった兄は、ある事故に巻き込まれ、自殺した。誰もが振り向く超美形の妹は、兄の死後、内に籠もった。母も過食と飲酒に溺れた。僕も実家を離れ東京の大学に入った。あとは、見つけてきたときに尻尾に桜の花びらをつけていたことから「サクラ」となづけられた年老いた犬が一匹だけ――。そんな一家の灯火が消えてしまいそうな、ある年の暮れのこと。僕は、何かに衝き動かされるように、年末年始を一緒に過ごしたいとせがむ恋人を置き去りにして、実家に帰った。「年末、家に帰ります。おとうさん」。僕の手には、スーパーのチラシの裏の余白に微弱な筆圧で書かれた家出した父からの手紙が握られていた――。:著者略歴:1977年イラン・テヘラン市生まれの大阪育ち。04年『あおい』(小学館)でデビュー。第2作『さくら』 (小学館)が12万部突破。6月中旬に『爆笑問題のススメ』(日本テレビ系)に出演。 3:死神の精度 伊坂幸太郎:内容:ある時は恋愛小説風に、ある時はロード・ノベル風に、ある時は本格推理風に……様々なスタイルで語られる、死神の見た6つの人間模様。:著者略歴:1971年、千葉生まれ。1995年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、作家デビュー。『重力ピエロ』が直木賞候補作に選ばれる。『アヒルと鴨のコインロッカー』が吉川栄治新人賞受賞。『チルドレン』直木賞候補作に選ばれる。仙台在住。著作のほぼ全てが仙台を舞台にしている(「陽気なギャングが地球を回す」は横浜が舞台。「グラスホッパー」は東京都)。4:FINE DAYS 本多孝好:内容:僕は今の君が大好きだよ。たとえ、君自身が、やがて今の君を必要としなくなっても-。表題作のほか「イエスタデイズ」「眠りのための暖かな場所」「シェード」の全4作のラブ・ストーリーを収録。:著者略歴:1971年東京生まれ。慶応義塾大学法学部卒。1994年に「眠りの海」で第16回小説推理新人賞を受賞。著書「MISSING」が、『このミステリーがすごい! 2000年度版』第10位に選ばれ、さらに「真夜中の五分前」で直木賞候補に。5:明日もし彼と彼女がストーカーになったら 田中宏昌 :内容:どこにでもいる内気で真面目な女子高生、真子。彼女はバイト先のファミリーレストランのマネージャーに遊ばれ、先輩百恵の薦めで店長の片桐に相談を持ちかける。片桐の優しい慰めの言葉に胸を打たれる真子だったが、それは悪夢への始まりにすぎなかった……。ストーカーと恋人の境はどこなのか?女子高生を主人公に、日常生活に潜む狂気と墜ちていく恐怖を新しい視線と角度で描いた話題作。選考委員長の江川達也氏も驚愕した、第5回U-30大賞受賞作品!:著者略歴:東京町田市在住の29歳。本作がデビュー作。6:トワイライト(1)愛した人はヴァンパイア ステファニー・メイヤー:内容:ラブ&ブラッド! ヴァンパイア・ロマンスシリーズ刊行開始 転校した学校で出会った超美形のクラスメート。だれにもうち解けない彼が、あたしだけには……なぜ、あたしなの? あなたはいったい何者?「誓うよ、きみのことは狩らないと……」 :著者略歴:ブリガムヤング大学で英語学を学んだのち作家に。『トワイライト〈1〉愛した人はヴァンパイア』でデビュー。アリゾナ州フェニックスに夫と三人の息子と暮らす。7:F 坂入慎一:内容:死を尊び、ゆえに死の対極に位置する美しき少女、砂夜。死に無関心、ゆえに死の至近に位置する少女、ユルリ。誘蛾灯に導かれる蟲のように、二人の周りは不条理に満ちている。いたずらに死への道程を遠回りする、死ににくい才能を持つ者。死を恐れる才能を持つ者は、逆に日常の恐怖を浮上させ、死を周りに振りまく―。彼らはすべて、自分の想いに誠実で、それでいて歪んでいて、どこか悲しい。二人が「それら」に出会うとき、気まぐれな運命の歯車は軋りだす。これはいびつで異常で狂っていて―「F」reakな物語。 :著者略歴:茨城県在住。『シャープ・エッジ―stand on the edge』で第9回電撃ゲーム小説大賞選考委員奨励賞受賞8:天使のナイフ 薬丸岳:内容:生後五ヶ月の娘の目の前で惨殺された妻・祥子。夫・桧山貴志は耳を疑った。犯人は、十三歳の少年三人。四年後、犯人の少年の一人が殺され、桧山は疑惑の人となる。少年たちの事件後を追う桧山に付き付けられた、信じがたい真実、恐るべき過去――。更生とは何か。本当の贖罪とは何なのか。少年法をめぐる論争の死角に迫るとともに、”読み出したら止まらない”ミステリーの醍醐味を両立させた、選考委員も絶賛の話題作、ついに刊行!! 第51回江戸川乱歩賞受賞作。:著者略歴:1969年東京都生まれ。駒沢大学高等学校卒業。卒業後、俳優を目指し、劇団に入団するが、半年で退団。その後、数々のアルバイトを経て、旅行会社に勤務していたが、本年度江戸川乱歩賞の締切1ヵ月前、執筆に専念するため退社した。それまで、漫画雑誌の原作賞に3度佳作入選9:箪笥のなか 長野まゆみ:内容:古い紅い箪笥をめぐる不思議ワールド弟は少年のとなりへ布団を敷く。久しぶりに紅い箪笥のそばで眠るのを愉快がる。幼い日の晩のように見知らぬ人物が枕もとに佇つのを期待している。頭からすっぽりかぶる黒い雨合羽を着たその人物は、弟の耳に手のひらをあてた。電車の音が聞こえてきたと云う。小学生だった弟は、怖いだの気味悪いだのとは感じなかったらしい。:著者略歴:東京生まれ。「少年アリス」で文藝賞を受賞10:野ブタ。をプロデュース 白岩玄 :内容:舞台は教室。イジメられっ子転校生(キモチ悪いほどおどおどしたデブ)を人気者にすべく、オレはプロデューサーを買って出た! 「『セカチュウ』で泣いてる場合ではない、『野ブタ。』を読んで笑いなさい」と斉藤美奈子氏絶賛、第41回文藝賞受賞作!「大した才能だよ。期待してるぜ、白岩玄。」(高橋源一郎氏) :著者略歴:1983年、京都市に生まれる。現在、専門学校在学中。『野ブタ。をプロデュース』で、第41回文芸賞を受賞
2005.09.28
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話題作「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督作品。口コミも上々、パケ写や予告編もいい感じ。「8人の女たち」も悪くなかったし、この監督、私の印象では、フランスのペドロ・アルモドバルという感じ。でもって、アルモドバル監督作品は、モノによるけど、一応見ておこうと思うので、オゾン監督に対してもそのように思うのだが、なぜか今までビデオ屋で、手に取っては借りずに戻してばかりいた。今思うとこれは多分、私のインスピが「NO」と言っていたんだな、と。「8人の女たち」は悪くなかったけど、一歩すべれば、かなりの駄作になったであろう危うい作品だった。「スイミング・プール」というタイトルから、面白いものが見れそうな予感がしない。アート系作品だというのに、口コミが、というか、口コミばかりが先行してるのは、騙されそうだ。こんなネガティブな先入観が多かったんですね。じゃあ、借りるなよって感じかもしれないけど、そこは、ミーハーなので、やっぱり、見ないで決めるのはヤなんですよね。というわけでやっと借りて見たのだけれど、ここまで私のインスピが当たった作品も久々。普通、期待が低い作品ほど、裏切られて面白かったりするものなのに・・・・・。面白い、面白くないは別としても、何から何まで、気に入らないだらけの作品だった。映像や景色がキレイなのは、ロケーションがそうなんだから当たり前。そんなのには騙されない、残念ながら。まずテンポの悪さ。私はテンポの悪い作品はダメなんですよね。で、そこに来て、意味のないアートメッセージ。それから、主人公の心情描写。秀悦に描いてるのかもしれないけど、こんな女キライだし、狭い人間だなーとしか思えなかった。これに対してのオチも無かったし。最後の最後に謎を残して、「マルホランド・ドライブ」の後釜でも狙ったのかどうかはわからんけども、それにしても、数々の伏線たちに無理がありすぎる。うーん、ダメだ、文句しか出てこないや。ところでこれって、原作の文庫を書店で見かけたような気がするんですが、どなたかタイトルわかりませんか?このままじゃ、原作がかわいそうなので、原作を立ち読みして、読めそうなら買ってみようかななんて思ったりしたのですが。映像:★★★演技:★★★総評:★★映画館で見るなら:0円DVD買うなら:0円
2005.09.28
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先日見た「TAXY NY」が面白かったので、リュック・ベッソンの車モノということで借りてきた作品。ル・マン24時間耐久レースをモチーフにした、格の低いサスペンスタッチの作品。原作はコミックだとか?・・・・これって何が撮りたかったんでしょうね?映像?サスペンス?せっかく映像に凝っても、こんな内容じゃ「はぁ?」って感じだし、レースもアップばっかりで、車好きが見ても「おおお」と思えるものでもないし、作品の格となるあらすじの部分に至っては、子供騙しすぎて、最悪。なんかいろんなもの散りばめすぎじゃない?亡き夫のために、という妻、レースに何がなんでも勝ちたい女と下らないイヤがらせ、・・・何から何まで、問題提起するものに対して、回答が浅いというかなんというか。とにかく、観客をバカにしてるとしか思えない作品で、久々に、酷い作品を見たなーという印象。映像:★★演出:★★総評:★☆映画館で見るなら:0円DVD買うなら:0円
2005.09.27
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商業的な匂いしかしない作品だ、と本屋で見かける度に敬遠してたけれど、機会があって、漫画を読んだら、ベタだとわかっていながらも泣いてしまったので、ついにDVDレンタル。笑。確か映画も自主制作でしたよね、これって。作品書いて、デビュー作で監督までしてしまう、商魂の逞しさは、成功する人としては尊敬するけど、作品だけの評価で言ったら、やっぱこんなもんだよね、という感じ。俳優から、映像から、全てにおいてお金のかかってない作り方。それでもって、俳優陣の演技も、揃いも揃ってここまでのレベルだと、商品として成立している作品というよりも、学芸会のビデオでも見ているような気分。本来であれば、素人くささはあざとさを薄めるはずなのに、こういう素人くさい俳優や演出は、本作にいたっては、よりあざとく見えるから不思議。まぁ、それでも、さすがに、ベタベタなお涙頂戴ストーリーなので、ラストにはちょっとうるっと来ましたが。原作か、コミックか、映画か、というならば、やはりコミックが一番オススメかも。演技:★演出:★感動:★★☆総評:★★映画館で見るなら:100円DVD買うなら:0円
2005.09.26
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リース・ウィザースプーンの出世作の続編。これまでも、「サイダーハウス・ルール」の監督作品で、「スパイダーマン」主演のトビー・マグワイヤとの共演作、「カラー・オブ・ハート」や、アダム・サンドラー主演、タランティーノ監督大絶賛のオバカ映画「リトル・ニッキー」の天使役など、印象的な作品に出演していたが、本シリーズの抜擢&HITで、ポスト、メグ・ライアンとまで言われるようになった彼女の魅力全開のガールズムービー。前作が面白かったし、彼女の出演作は前述したように、個人的に好感度が高いので、「メラニーは行く」も期待して見たけどいまいちだった。だから、この続編も、あんまり期待はしてなかったんだけど、やっぱりこのシリーズは面白い。「コヨーテ・アグリー」とか「ハッピー・フライト」とか、いわゆる、リアン・ライムスのさわやか主題歌がお決まりのガールズムービーな好きな人にはオススメ。うちの彼は「バカ映画だ」なんて呆れていたけれど、今の世の中みたいに、頭が固くて、自分の利益優先の年寄りたちが治める政治に、彼女のような純粋な考えで「もの申す」姿を見ていると、「こういう人がもっといっぱい出てきたらいいのにな」って純粋に応援したくなります。そういう意味では、社会的地位の高い人ほど本音を言えば見て欲しいと思うような作品だったり。たった一人の、特別頭がいいとか、お金を持ってるとか、そんなわけでもないちっぽけな力で、これだけ多くの人たちを動かせる力、こういうのは本当に見ててすごく爽快。だから、仕事や恋愛が上手くいかなくて、所詮自分の力なんて知れてる~って落ちた時なんかに見たら、男女問わず、パワーがもらえる作品とも思う。これぞハリウッド映画の王道!的な作品ではあるけれど、「これだから私はハリウッド映画がスキなんだな」って改めて実感した作品でもありました。婚約者役の彼、なんかで見たことあるなぁと思ってたら、「あなたにも書ける恋愛小説」でケイト・ブランシェットと共演した彼だったのですね。また、本作と前作は、ちゃんとシリーズとして成立しているのに、監督も脚本も違う人なのだから驚き。でもって本作ではリースは制作総指揮も務めています。ちなみに。前作を見ての感想は↓のように書いていました。ハリウッド映画らしい予定調和すぎる展開だが、ちっとも嫌悪感など感じず、むしろ好感が持てるほど。BGM代わりに流しておいたり、何度見てもいい映画。その度にポジティブになれそう。女友達に贈りたい、または贈ってもらいたいDVDベスト1!というわけで、落ち込んでる女友達や、就職や進学が決まったばかりの女性にセットでプレゼントするにはもってこいの作品では? 爽快度:★★★★おしゃれ度:★★★★☆総評:★★★★映画館で見るなら:1500円前売り価格なら大満足DVD買うなら:2000円*リース・ウィザースプーン出演作品*
2005.09.25
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*あらすじ*ブラックジャックで不審な大勝ちを続ける謎の男。手口は不明。素性も怪しい。ディーラーの裏切りか?カジノの依頼で謎に挑む老練のイカサマ・ハンター、トニー・ヴァレンタイン。だが敵が仕掛けた罠は周到狡猾、真の狙いは容易に見抜けない…クールなヒーローに楽しい脇役、ラスベガスに展開する快速ギャンブル・ミステリ。 *感想*前半は説明に走りすぎ、登場人物も多く、いまいちぱっとしない感じ。中盤、いろんな伏線が繋がってきて、面白くなるも、最後は失速。というか、ネタをもりすぎ&拾えてなさすぎ。伝説の、というわりにはフォンテーンの正体が明確になった後の描写は「ぱっとしない人」という印象だし、女同士の喧嘩も、ふっておいて、オチなし、隣人の広告の意味も・・・というか、隣人の説明に関しても、あまり盛り込んだ必要性を感じられないし、結局ノーラはどうだったのか、みたいな部分をもっと描いて欲しかった。意外な犯人?には「おお」と思ったけど、それを主人公が読んでた経緯も微妙というか、ストーリーをこじつけて、強引さだけで終わらせたような感じが否めない。というわけで、何から何まで微妙な一冊でした。楽天フリマに上下セットで出品してますので興味のある方は↑のAuctionをクリックしてみてください^^ ちなみに今は、お友達に薦められたを読み始めました。ライトノベルは初挑戦だけど、うーん、なんていうか、設定は悪くないんだけれど、とても微妙・・・。まず、文章が下手なのが鼻についてしまって、読んでてすごく疲れるのと、やはり、子供向けっぽい感じが否めないのが・・・^^;まーとりあえず最後まで読んでみまする。
2005.09.24
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作家が仕上げた作品が、パソコンであれ、手書きであれ、本の形式に合わせて、また、校正も兼ねて、再度、入力していく仕事があると思うんだけれど、あれは一体どんな人がやっているのか?最近、気になって気になって仕方ないのです。アルバイトなのか?専門職なのか?それとも出版社の編集の人がやってるのか?編集は忙しいだろうし、今時、タイピングだけの専門職なんて成り立たないだろうし、やっぱ出版社で雑用にやとったバイトさん?そんなバイトがあるなら薄給でもやってみたいと思う今日この頃。これについて知ってる方いませんか?また、こういうバイトの募集を見かけたことある人いませんか?まずは校正士(だっけ?)の資格取らないとダメなのかなぁ?ダヴィンチに葉書でも出そうかな・・・。
2005.09.23
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ラブコメは大好きだけど、ジャック・ニコルソンのラブコメっていうと、どうしても、「老年の恋愛」というイメージで、敬遠してました。ジェネレーション・ギャップで共感できないんじゃないかと。ところがところが。そんなのは大きな偏見。これ、単純に面白いし、細かな部分には凝ってるし、Jニコルソンとダイアン・キートンの演技合戦もいいし、久々に良質のラブコメを見たなという感じです。メル・ギブソンとヘレン・ハントの「ハート・オブ・ウーマン」を彷彿とさせる作品で、それより上の世代の、老いていく恐怖やら、長い人生経験による心の機微やら、いろんなものを感じさせる作品。20代後半の私が見ても、40歳近いうちの彼が見ても、大笑いしたり、ほんわかしたり出来る作品なので、普段ラブコメなんぞを敬遠してるような、中年以降の男性でも、楽しめる作品と思います。ありきたりといえば、ありきたりのネタで、ラストなんかも、これぞハリウッドコメディ!というような作品だけど、主演ふたりの演技合戦は本当に見物。Dキートンなんて、こんなおばちゃんというか、おばあちゃんなのに、私が見てても「かわいい」と思ってしまうくらい魅力的。恋愛というのは、男女の壁も、年齢の壁も超えて、難しいものなんだなーと再認識。気軽に見れて、お腹をかかえて笑えて、でも、時には考えさせられてそれでもって、心温まるようないい気分になれる作品、おうちでまったりとDVD鑑賞するには最適の作品。演技度:★★★★Dキートンかわいい度:★★★★お笑い度:★★★★ほんわか度:★★★☆切ない度:★★★★総評:★★★★☆映画館で見るなら:1800円定価でも大満足。DVD買うなら:3000円ちなみに、キアヌ・リーブスもキザなお医者様役で出てますので、ファンの方は必見です。「ハート・オブ・ウーマン」に似てるなーと思ったら、同じ監督でした。ナンシー・マイヤーズ監督作品はこれからは映画館で見よっと。因みに古いのでは「花嫁のパパ」なんかも監督してます。こんな良作なのに1143円は絶対買い!ダイアン・キートン主演作品 メグ・ライアン主演の「電話で抱きしめて」はなんと889円。安すぎ。ジャック・ニコルソン主演作品
2005.09.22
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快楽通り12番地(マーサ・コンウェイ)今日もシルクのパンティが心地好いの―ランジェリー収集家のニコーラは、勤務中、下着の感触を楽しんでいた。31歳独身女性、離婚歴有り、ウェブデザイナー。仕事は山ほどあるけど素敵な彼氏はなし。退屈な毎日に飽き飽きしていたそんな時、なんと殺人鬼に狙われてしまう!さらに誘拐犯に狙われ、監禁され、元夫に金をせびられ、借り家も追い出され…高級下着を心の支えに奮闘中。近年稀な型破りのヒロイン、登場。 こういうネタ好きなのよねぇ。外す可能性も高そうだけど、自分のアンテナを信じて購入。期待度:★★★ランゴリアーズ(スティーブン・キング)この前見た「シークレット・ウインドウ」の原作になった作品を読みたくて購入しちゃいました。実はキング作品はいまだに読んだことなかったり。彼の作品を初めて読むのなら他の本のが良さそうな気がしないでもないんだけど・・・^^;期待度:★★まどろむベイビーキッス(小川勝己)みんなと仲良くしたかった。いじめられたくなかった。邪険にされたり、疎んじられたりするのはもうたくさんだった。だから、だから…。キャバクラ「ベイビーキッス」で働く風間みちる。家ではSHIHOという名前でホームページを作り、訪れる人たちとのやり取りを楽しんでいた。ところが彼女の一言が「荒らし」を呼んでしまう。また仕事上でも他のキャバクラ嬢との関係が悪化し―。哀しい狂気が暴発する究極のエンタテインメント。 当たりはずれ大きそうだけど、今時っぽいし、衝動買い。(読んでないけど)このミスで話題の法月綸太郎のオビのコピーに惹かれた。でも携帯発ってのが微妙だな・・・。期待度:★★十八の夏 (光原百合) 「恋しくて恋しくて、その分憎くて憎くて、誰かを殺さなければとてもこの気持ち、収まらないと思った」―切なすぎる結末が、最高の感動をよぶ物語。第55回日本推理作家協会賞を受賞し、「2003年版このミステリーがすごい!第6位」にもランクインをした珠玉の連作ミステリー、待望の文庫化。「最後の願い」がなかなか面白かったので、評判の良い本作も見つけたついでに購入。期待度:★★★☆赤×ピンク(桜庭一樹)ラノベ初購入。お友達が一押しする作家なので、一作くらい読んでみようかと。期待度:★★☆未読本が何十冊もあるというのに、本屋行くとついつい買ってしまう^^;とりあえず、今「カジノを罠にかけろ」を読んでいるので、読了後、ぼちぼちレビュっていくつもりです。
2005.09.21
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今日本屋さんでGETしてきました~♪DVD付きで1000円くらいで、何種類も売ってて、どれにしようか迷ったけど、一番初心者向けっぽいこれを購入。早速お家で全編通しでやってみたけど、体がまだ固いからピキピキしてしまう。でも、気持ち良かった。両足開脚の以外はなんとか出来たから、思ったより体柔らかいのかも?なんてちょっと安心。それから、いつものように昨日紹介した、の、ワークアウトAを2回やって今日の運動は終了なり。
2005.09.20
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20才を超えた時点から、関節痛に悩まされ続けてきた私。最近は、2階まで階段上がるのも本当にしんどくて、このままじゃまずい、と運動を始めることにしました。まず始めたのは、お家での簡単エクササイズ。ストレッチやヨガは、よく雑誌なんかにも載ってるけど、正しいポーズが取れてるかもわかんないし、なんか続かないのよね、と、そんな時に思い出したのが、かつて買いっぱなしだったDVD。運動したいのに、こんな軽いのじゃだめじゃん。別にストレッチなんかしたくないよ。これは、20歳そこそこのころに思ってたこと。でも、本当はストレッチこそ大事なわけで、というか、やってみたら、全然軽くなかったし。↑これ、すごくイイです。字幕のみで吹き替えがないこと。角度がちょこちょこ変わって若干見ずらいこと。シンディとトレーナーのどうでもいい会話がちょっとうざいこと。この3点はいまひとつと感じるけど、それ以外はすごくイイ。運動不足と感じてる方は、まずはワークアウトAだけやってみて。たった10分のエクササイズなんだけど、これで息が上がるようなら、やばいです。完全に運動不足です。そして私もAだけで、ぐったり&汗だく(超冷え性だとゆーのに!)。でも、数日やってたら、すんなりBまで進めて、なおかつ、「あれ?私前こんなのをきついって感じたの?」とAを終えた後に思った始末。それはつまり、運動が身になってるというか、効果がすでに出始めてるってことなのよね。さすがにCはまだきつくて、ちゃんと全部こなせないけど、汗だくになるし、気持ちいいし、Cまで終わると、こんなに運動ギライな私でも、外へウォーキングしに出かけたくなるほどなので、運動不足や冷え性の方には本当におすすめです。私の住んでいるところでは、区民体育館にトレーニングルームがあり、420円で夜23時まで使えるんだけれども、その他に、エアロビやヨガ、ヒップホップなど、コナミスポーツクラブでやっているメニューを追加料金なく受けれるのです。なんでも、運営は区じゃなくてコナミがやっているんだとか。そんなわけで、時間のあるときは行って、エアロビなんかを受けたりしてるけど、さすがに毎日ってわけにはいかないから、そんなときに、このDVDは本当にもってこいなんです。今までネットショッピングで買ったものの中でも、大当たりな品物なので、おうちでのエクササイズに興味のある方は是非購入してみてください。それでもって、最近「他になんかいいフィットネスビデオないかなー」と思案中なので、どなたか「これイイよ」って商品知ってる方いたら、是非教えてくださいな。ヨガなんかもいいかなーなんて最近思ってます。
2005.09.20
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ジョニデは演技力あるけど、彼のサスペンス作品というだけで、期待できないと思ってしまうのは私だけだろうか?それでもついつい借りちゃうんだけど。随分前に映画館で予告編を見たっきり、予備知識ほとんどない状態で見た本作だけれど、なんだか随分とビューティフル・マインドとかぶる作品だなーと見始めてすぐに思った。私はいつもオチを読める人じゃないのだけれど、さすがに、軸となるものが使い古されたようなもののような感じでは、見てて退屈してしまうのも仕方ないのかも。そんなわけで、ながら見してました。ジョニデの演技も今回はいまひとつで、あんまり拾い物のある作品ではなかったなというのが正直な感想。そんなわけで、映画をたくさんたくさん見てる人には不向きな作品かもしれませんが、月に数本見るか見ないかくらいのペースで、ジョニデに好感度を持ってる人ならば一見の価値ありかもです。最終的には、謎が残り、「原作読んでみようかな」と思えた程度だったので、キング作品の映画化としてみたら、頑張った方なのかもしれないなって感じ。イライラ度:★★★ドキドキ度:★★ジョニデ怪演度:★★総評:★★映画館で見るなら:800円DVD買うなら:500円3002円ジョニー・デップ主演作品995円ジョニデの演技や作品そのものに評価の高い作品。私的にはいまいちだったけど^^;1123円ブギーナイツのローラー・ガールことヘザー・グラハムが好きな人は必見。1123円ジョニデがハサミ男に扮した作品。切なく悲しいティム・バートン監督の代表作品。若かりし頃のディカプリオ&ジョニデ主演、そして「サイダーハウス・ルール」「ショコラ」のRハレストレム監督と、ファンにはお宝的な作品。地味に人気だったジョニデを日本でブレイクさせたディズニー実写版作品。ジョニデ×ペネロペ・クルスの共演作。「ラン・ローラ・ラン」の赤毛の女の子も出演。本作品を処女作に監督は死去されました。ジョニデ×クリスティーナ・リッチ共演作。「バッファロー’66」「モンスター」に主演した彼女の別の魅力が見れます。ジョニデ×シャーリズ・セロン共演作。ネタはいいんだけど、オチの酷さで不評のサスペンス。なんでも、いつもは脚本で主演作を決めるジョニデが、金だけで出演を決めた作品なんだとか。見た後は「チョコレートが食べたくなる」との声の多い作品。主演はフランスのアカデミー主演女優ジュリエット・ビノシュ。ジョニデファン必見。マイナーだけどジョニデの偏った魅力が一番出てる作品。他にも沢山あるけれど、とりあえず、写真があるものだけ。結構旬な女優と共演してるのね。それでもって、私ってばファンでもないのに、こんなに彼の出演作品を見てたなんて驚き。上では紹介してないけど、ネバーランド見たいです。・・・どうなんでしょう?それと、彼の唯一の監督作品のブレイブ。作品自体はいまいちだったけど、原作がとてもいいと耳にしました。誰か読んだ人いませんか?スティーブン・キング原作のランゴリアーズ。近々購入&読了&レビューするやもしれません。笑。
2005.09.19
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1135円リュック・ベッソンのTAXIシリーズのニューヨークバージョン。このシリーズはわりと好きで、全部レンタルされてから見てるんだけど、本作は、今頃になってようやく見ることが出来ました。本シリーズの顔ともいうべき、タクシー運転手役のサミー・ナセリが出演しないのは寂しいところだけれど、それでも、今までのテイストをちゃんと引き継いだままで、くすっと笑える爽快カーアクションという感じでとても楽しめました。本作の主演、サミー・ナセリの代わりとなるのは、HIPHOPのシンガーであり、シカゴでママ役でアカデミー助演女優賞にノミニーされ、また、本年度のグラミーの司会を務めたクイーン・ラティファ。彼女は今、映画でも音楽でも注目され、成功している人だけれど、悪いとは思わないけど、正直、そんなにいいとも思えない。華も演技力も飛びぬけたものをひとつも感じれないのは私だけ?相棒のおまぬけ刑事役の彼は、今までのテイストを引き継いでいていい感じ。そのおまぬけ刑事の母役もなかなか良い。でもって敵役の女性4人組もGOOD。・・・なだけに、ラティファ以外にもっと他にいなかったの?というのが残念に思うところ。ラストのオチもいままでと同じ。良く言えばシリーズファンには安心できる作品だし、悪く言えば新しさのない、舞台をニューヨークに移して、出演者を変えてみただけの作品。それでも「TAXY NY2」なんてのが出れば、また見ちゃうんだろうなーなんて思うのだから、良く出来た作品なのだろう。ちなみにうちの彼は、TAXYシリーズを見たのはこれが初めてらしく、それでもツボにはまったようで、アクションもコメディも、とても楽しんで見てました。そういう意味では、ぐずついた天気の日にお部屋でまったり見るには、いい気分転換になる作品なのかと。お笑い度:★★☆カーアクション度:★★★ハラハラ度:★★☆総評:★★★☆映画館で見るなら:1200円レイトショーなら満足な質。DVD買うなら:1500円爽快気分になれるから、繰り返し見れる作品。TAXYシリーズ フランス出身リュック・ベッソン監督作品。 ・・・なぜか「グラン・ブルー」探しても出てこなかった・・・。「バイオハザード」のミラ・ジョボヴィッチの知名度を挙げたのも、広末涼子や、パフィーの楽曲を起用したのも、ベッソン監督。この監督は有名な日本好きらしいです。でもタランティーノには負けるかな・・・。
2005.09.18
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