テン・テン・テレツク・ステテコ・テン・テン・『おもしろ亭』にようこそ

新作: 艶笑小噺三題

スットコ・テケ・ツク・テケ・トン・シャン・テン・テン・ツク・ポン・テケ・シャン・テン・トコ・テン・テケ・ツク・ポン・シャン新作; 艶笑小咄　上様お成り〜テン・テン・ツク・ポン・テケ・テン・テン・テケ・ツク・ポンえ〜、近頃の世の中は偽装ばやりで困ったものでが、江戸城大奥といいますと、1000人のおなご衆がおりましたそうで、その中でも奥女中は400人ほどで、主に旗本や御家人の娘たちだそうですナ。え〜、さらにその中で将軍のお手付きになり、子を産みますとたいへんな出世をいたします。お年寄り滝山　　　 「これ、おこと」おこと　　　　　　 「はい。御呼びでがざいますか?」お年寄り滝山　　　 「おこと。今宵は上様のお相手をいたせ」おこと　　　　　　 「あの〜・・・」お年寄り滝山　　　 「上様には、まだお子が無い。これはゆゆしきことじゃ」おこと　　　　　　 「はい・・・」お年寄り滝山　　　 「上様のお子をもうければ、そなたも大層な出世じゃ」おこと　　　　　　 「はい・・・」お年寄り滝山　　　 「粗そうの無いように心して相勤められよ」おこと　　　　　　 「はい・・・。かしこまりました」・・てんで、その夜は上様の寝所へ・・上様　　　 　　　　「これ、そなたは間違いなくおなごであるか?」おこと　　　　　　 「はい?　左様でござりまする」上様　　　 　　　　「では、裸になって見せよ」おこと　　　　　　 「はい?　こうでござりまするか?」上様　　　 　　　　「もそっとよく見たい。逆立ちになって見せよ」おこと　　　　　　 「はい?　こうでござりまするか?」上様　　　 　　　　「そなたは、まことにおなごか? 偽装ではあるまいな?」おこと　　　　　　 「はい?　本物と認識してござりまする・・?」・・なんてやってるうちに夜が明けまして・・お年寄り滝山　　　 「これ、おこと。昨夜の首尾はいかがであった?」おこと　　　　　　 「はい。じつはこうこう・・というわけでございまして、　　　　　　　　　　 わたくしは女であるという確信があやふやになりましてございます・・・」お年寄り滝山　　　 「ホホホ・・。じつはナ、ここだけの話しじゃが、　　　　　　　　　　 上様は童貞であらせられ、まだおなごを御存じないのじゃ」おこと　　　　　　 「まあ!!・・・」お年寄り滝山　　　 「で、昨夜の首尾じゃが、上様は男になられあそばしましたかのう?」おこと　　　　　　 「・・・存じません・・・」お年寄り滝山　　　 「これ、ことは将軍家のお世継ぎにかかわることじゃ。しかと答えよ」おこと　　　　　　 「はい、・・・ただ今のところ、男ではございません・・・」お後がよろしいようで・・新作; 艶笑小咄　内申書テン・テン・ツク・ポン・テケ・テン・テン・テケ・ツク・ポンえ〜、むかしから魚心あれば水心とか申します。ひとむかし前までは、教師といえばたいしたもので、生徒や親御さんからも信頼されていましたナ。え〜、生徒が卒業して上級校を受験するときに、担任の教師によって内申書というものが書かれます。総合評価みたいなものですナ。え〜、だいたいこの時期に担任の先生が学校で宿直をしてますと・・、夜も深けた頃、生徒の母親が宿直室に忍んでやって来ます。母親A　　　　「あのー、先生・・・・・」担任の教師　　「えっ、何ですかナ・・・?」母親A　　　　「あのー、うちの子の内申書を良く書いていただけませんか?」担任の教師　　「えっ、でも、おたくのお子さんは、パッとしないからなア．．」母親A　　　　「そこをなんとか・・・・・」・・・てんで、着物を脱いでスルスルと先生の布団の中へ・・・。先生だって木石じゃありませんから、そこはその・・魚心あれば水心・・・、生徒の母親は成果を上げて帰って行きます。翌晩はあいにくとボクトツな先生が宿直当番でして・・母親B　　　　　「あのー、先生・・・・・」ボクトツ教師　　「えっ、何かナ・・・?」母親B　　　　　「あのー、うちの子の内申書を良く書いていただけませんか?」ボクトツ教師　　「えっ、でも、おたくのお子は、パッとせんからのう．．」母親B　　　　　「そこをなんとか・・・・・」・・・てんで、着物を脱いでスルスルと先生の布団の中へ・・・。・・ところが今夜は相手が悪かった。ボクトツ教師　　「あっ、もし。そこはワスの宿直の布団だべ。　　　　　　　　　あんたの寝る処と違うだべ。早よ家に帰って寝なはれ。」・・・てんで、追い返してしまいます。ボクトツ教師　　「はっはっは・・。そそっかしい人もいるもんだべ。　　　　　　　　　しかし、おもしろかったナ。・・めったにない珍事だべ。　　　　　　　　　日記帳を家に忘れてきたから、そこらの内申書にでもメモしとくべ」お後がよろしいようで・・新作; 艶笑小咄　監視カメラテン・テン・ツク・ポン・テケ・テン・テン・テケ・ツク・ポンえ〜、最近の世の中はと申しますと、信用というものが姿を消してしまいましたようで。右を見ても左を見ても不信だらけでございます。不信をかきわけながら世渡りをしないと彼岸に到達できないというありさまで・・社長　　「あー、近ごろは、不祥事が多くて困るね。　　　　　社長たるもの、そのたびに記者会見で頭を下げねばならん。　　　　　幸い良いアイデアがひらめいた。　　　　　社長以下、全社員が監視カメラを頭に取り付けて仕事する」社員　　「えっ、頭にですか・・・?」社長　　「そうだ。全社員に見られていれば、不正は出来ないだろう」・・てんで、みんな頭にベルトを巻いて、おでこのところに小型監視カメラを取り付けて仕事に就きます。社長もいい歳なので、忘れっぽくなりましてナ、その晩、頭に監視カメラを付けたまま愛人宅へ・・・愛人　　「あら、社長、お久し振りねえ。もお、じらすんだから・・」社長　　「いやいや、すまんすまん。近頃なにかといそがしくてナ・・」・・で、夜のいとなみもだんだんピークに差し掛かりまして・・・愛人　　「あは〜ん、だめよ社長、そんな処をなめたら・・」社長　　「うひうひ・・」愛人　　「ねえ社長、今夜はお医者さんごっこなの・・?」社長　　「何んでだナ?」愛人　　「だって、おでこにそんなモノ付けてるんだもの・・」社長　　「しまった!!　監視カメラを付けたままだ!!!」愛人　　「ええっ! 監視カメラ!? ねえ、いままでのアレ・・みんな映ってるの!!?」社長　　「ワシとしたことが、とんだドジを・・」愛人　　「社長が後で見るの・・?」社長　　「全社員だ・・・・」お後がよろしいようで・・