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じゅりが我が家に来て数か月は、ず~~っと洗面所が居場所でした。トライアル中はお風呂場に入ることも多かったのですが、何かあっては困ると思い(お掃除後は排水溝のフタを開けているので)、フェンスを立てるようになりました。でも今は、フェンスが開いていてもお風呂場に入ろうとはしません。昨秋、急にリビングで寝るようになってからは、ここで寝るのはお散歩前後の準備待ちの間くらいです。ただ、春に雷に驚いてお風呂場に逃げ込んだことがあるので、一応事故防止でフェンスは続行です。「一年」という区切りを迎え、まるでそれをわかっているかのようにじゅりは急に様々なことで進化し始めました。紫陽花の季節に「うちのコ」となったじゅり。昨年も今年も、紫陽花との写真を沢山撮りました。来年の紫陽花までに、どんな進化をしているのか楽しみです。そういえば、紫陽花の花の色は土壌が酸性かアルカリ性かで決まり、白い紫陽花は色素がないから白のまま、と聞きますが、こちらの紫陽花は、少し前まで真っ白だったのに、今はうっすら色づいています。しかも水色とピンクの両方ある。。。毎年真っ白い花が楽しみだったのですが、???です。
2024年06月24日
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先週の金曜日のこと。さくじゅり地方は未明からの雨降りで朝んぽは中止。じゅりはちっちは問題なく家でできるので、問題はここ数カ月家ではしなくなったピップです。雨がやみ次第連れ出そうと思っていたのですが、なかなか止まず、ついに我慢できなくなって、久しぶりにお家ピップをしてくれました。もちろんちゃ~んとシートで、です(何故かトレーの方ではなく、シートだけの方ですが ← ちっちはいつもそう)。嬉しくていっぱい褒めましたが、この時実家ではちょっとした事件が起きており、私はあちこちと連絡をとりつつ、じゅりを連れて実家へ行く準備を始めていました。その様子が「ただならぬ雰囲気」と感じたのか、じゅりも落ち着かなくなり、ついさっきピップをしたばかりなのに、キュウキュウ鳴きながらトレーのシートを掘りまくり、グシャグシャにしたところでまたピップ。トライアル中は、お留守番させようとするとよくやっていましたが、今回は下痢に近い軟便でした。家を出たのはこの数時間後で、一応オムツ着用でタクシーで実家へ向かいました。実家でオムツを外すと、やっぱり下痢ピー。整腸剤持参で正解でした。が、不思議なことに、この後実家では全くピップしませんでした(1泊2日)。夜は近くに置いた座椅子の上で寝ていましたが、明け方近くにそっと私のお布団にやってきました。しばらくして、また座椅子に戻ってしまいましたが、嬉しくてニマニマしてしまいました。この座椅子は気に入ったようで、日向ぼっこもお昼寝もここでした。実家での騒動も落ち着き、翌日の夜には帰宅できました。じゅりも、本格的な体調不良でなくてホッとしました。このところ我が家の生活にも慣れ、お留守番も頑張れるようになってきていましたが、「いつもと違う慌ただしさ」(特に外出を伴うバタバタ)には敏感で、とても不安になるようです。せっかく分離不安気味だった状況が改善してきて、「出かけても帰ってくる」と信じてもらえるようになってきたところ(多分)、振り出しに戻ったらどうしよう、と一抹の不安が過りましたが、今日の1時間ほどのお留守番は問題ナシでした。じゅり、とても進歩しています。
2023年11月22日
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今回は、じゅりの過去について書いておこうと思います。といっても、保護団体さんのHPにあったプロフィールや、幹部の方・預り親さんのブログとお話を寄せ集めたものです。なので、わかっているのは保護されてからのことだけです。じゅりは、2021年12月に、千葉の愛護センターで居残っていたところ、相談を受けた保護団体に引き取られました(他からのオファーがなかったそうです)。保護当時の様子 ↓(保護団体さんのブログ)センターでは「毛玉だらけで、右前足がつけないシニアのコ」といわれたそうですが、保護団体の方がトリミングしてくださったら、予想よりは若そうな。でも、足は当初思われていたよりずっと深刻でした。肩と肘の重度の脱臼。肩が外れ、肘が反転した状態。普通の脱臼整復では治せない難しいケースと判明。その時のお話 ↓(保護団体さんのブログ)その後、手術を担当してくださることになる病院へ。この時、てんかんの持病があることも確定しました(預かり親さん宅で、2か月間で4回、そうと疑われる発作がありました)。手術をしてくださる先生の診立て ↓(保護団体さんのブログ)ところが、この手術の8か月後の2022年11月、じゅりの異変に預り親さんが気づき、再手術を受けることに。将来少しでも使えるように、と可動域を残していた肘が、再度脱臼していたのです。再手術について ↓(保護団体さんのブログ)この時、痛みをとることを最優先としたので、肘は固定されました。最初の手術で肩も固定されている為、もう歩行には使えません。が、断脚も免れ、苦痛からも徐々に解放されることに。手術してくださった先生のお話では、もともとの怪我(重度脱臼)は、事故か、高いところから落とす・蹴り上げる、など、強い力が加わってなった(人為的な)もので、すぐに病院へ連れて行っていれば治ったはずのものでした。長期間放置され、使えなくなってしまったこともですが、その時の痛みと恐怖、そして保護されるまでの長い時間耐え続けていたことを思うと、、、、言葉がみつかりません。本当によく頑張りました。じゅりの前足は使えません。左右を比べると、明らかに委縮し小さくなっています。立っている時は、いつも片方を上げた状態。ちょっとポーズをとっているようにも見えます。へそ天でゴロゴロしている時は、招き猫のようなポーズに見えます。歩くときは上手にリズムをとって、3本足で歩きます。「お座り」は当初全くしませんでしたが、最近になってお散歩中のカート内で、時々見られるようになりました。犬は前足7割後ろ足3割で体重を支えています。7割の全てを左だけで支えていること、歩くたびにその衝撃を片側だけで受けていることを考えると、いつかは車椅子を考えなくてはならなくなるかもしれません。術後半年間飲み続けた鎮痛消炎剤は、断薬に向けて減らし中です。てんかんは真性部分癲癇で、現在内服薬でコントロールできていますが、薬は一生飲み続けなくてはなりません。皮膚も脂漏性皮膚炎気味で、3日に1度全身洗いをしています。健康面での心配事はこんなところでしょうか。他は、血液検査も良好、お腹具合も順調です。保護された当初は、とても暗くて大人しく感情を出さなかったそうですが、預りママさんの愛情と努力で、可愛い表情も自己主張も見せるようになりました。人間が大好きで、攻撃的なことはしません。が、分離不安気味でお留守番はとても苦手、常に私の後をついて回ります。ふと、考えてしまいます。人を噛んではいけないと知っている、ということは、もともとは普通の家庭犬で、癲癇とわかって捨てられた?置き去りにされて事故に遭ったの?だから一人ぼっちが怖くて、お留守番でパニックになるの?推定7歳。本当のことは、じゅりしか知りません。その年齢まで、どこでどうしていたのか。いつから彷徨っていたのか。傷む足で生き抜くことは、どれほど大変だったろうか。このコを助けてくださった全ての方々に感謝します。もちろん、じゅりとの日々は平坦ではなく、上手くいかないことも多くて、イライラしたり途方に暮れることも(多分じゅり側も同じ)。でも、独りきりとなった部屋で広がる埋めようのない空虚を、今、じゅりの存在が埋めてくれています。おまけ2回目の手術翌日の様子 ↓(保護団体さんのブログ)決して大人しいコではありません(むしろお転婆)。
2023年07月01日
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今日は午後からは本降り予報だったので、夕散歩ではなくいつもと少しコースを変えて、たっぷりお散歩をしました。たっぷりお散歩だった理由は、お互いの気分転換のため。何事もなければ、こんなに可愛くて「じゅりじゅり~♪」と猫なで声が出てしまいますが、ここ数日はちっちの失敗が増え、ついに和室の畳まで。特にワンコエリアの一角での失敗が多く、連日何枚もマットを洗う羽目になっているのですが、60cm角のマット洗いは複数枚だとなかなか大変に。しかもマットの継ぎ目から下に染み込み、小さな棚の下に入ってしまい、掃除も大変。なので思い切って棚の位置を変えることに。高さ60cmの入れ物二つの移動ですが、既にあちこちマットがなく(干している最中)てトイレ位置が確保できず、かといって、ケージに閉じ込められるのは苦手と聞いているので、さてどうやって作業しようかと悩んで、、、オムツをしてもらうことにしました。トイレトレーニングのため、トライアル中盤以降使わずにいましたが、トレーニングということに囚われていたのだと思います。大事なのは「上手に使うこと」でした。これで安心して作業開始。その間じゅりは、時にはこんな表情で寝ていることもあり、思わず「ワルじゅり」とつぶやいてしまいます。この1か月あまり、あの手この手で戦いの連続でしたが、その経緯はまた後日、記憶が残っているうちに書き留めようと思います。成犬の躾では一番のあるある、「おトイレ問題」。同じ経験をした方も多いはず。 頑張るぞ~。
2023年06月22日
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一昨日から梅雨の晴れ間となり、暑いくらいの気温です。久し振りに姿を現した富士山は、僅かに雪渓を残すのみの夏の顔に見えました。土曜日、いつもより少し早めにお散歩出て、犬友さんたちと一緒に移動販売の八百屋さんへ。さくらが不在となってから、ずっと心配していただき、じゅりを迎えたことをとても喜んでくださった皆さんです。さくらが繋いでくれたご縁を、じゅりが続けてくれている。わんこ生活の有難さの一面です。この日は朝んぽで夕散歩並みに歩いた上に、帰宅後に全身のお湯洗いもされて、お疲れのはずのじゅり。よく眠っていたので、他の部屋で作業していると、いつの間にかそばへ来て寝ています。お留守番の練習に、毎日20~30分外出しているのですが、こんなに疲れているであろう日でも、着替えだした途端にヒンヒン鳴きながらついて回り、玄関を出てエレベーターに乗るまで、ワンワン!騒いでいるのが聞こえました。最近はさすがに帰宅時に吠え声はしていないので、以前のように吠えっぱなしではないのでしょうが(前はエレベーターの扉が開くと吠え声が…)、探し回ったり吠えたり帰宅時に興奮したりで、手を洗って「ただいま」をいう頃には、じゅりはヨレヨレ。その後安心してお昼寝再開となるのですが、狭いマンションの部屋の中を、ちょっと他に移動するだけでもついてきて、じゅりとの問題は健康面だけでなく、保護犬ではよくあるおトイレ、吠え、ストーキングの問題があり(いずれそれぞれについて書いていこうと思いますが)、なかでもお留守番が苦手なことについては、とにかく「置いて行かれる」「ひとりになる」が不安で仕方ない様子。預り親さん宅では、4時間程度のお留守番は頻繁で、問題もなかったそうですが、2ワン2にゃんが一緒だったので、本当のひとりぼっちではなかったからかもしれません。何より、1年半の間に預りママがちゃんと信頼関係を築いていたのだと思います。じゅりがこんなについて歩くのは、まだ私を信じていないからでしょう。置いていってしまうかもしれない。帰ってこないかもしれない。ひとりぼっちになることの不安は、もしかしたら右前足の大怪我と関係あるかもしれません。だとすれば、不安だけでなく恐怖の記憶ともつながってしまいます。私は今、じゅりの新ママとなりました。そのシンが、信や真と思ってもらえるよう、日々を重ねていくしかありません。ちゃんと帰ってくる、とわかってもらえるよう、寝て待てば大丈夫、と安心してもらえるよう、今日もお留守番の練習に、私はフラフラお使いに出ます。(スーパーとか百円ショップとか郵便局とか…そう毎日行く当てがない~~)。
2023年06月19日
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梅雨前線と台風の接近で、雨降りが多くなっていますが、一昨日、雨が降り出す前に、と、少し早めの夕散歩へ。じゅりはおトイレは基本お家派なので、お散歩時刻を制限されない点は助かります(さくらはピップはお外派だったので、その時間に合わせて雨でもGO!)。ただし、お家でのおトイレ成功率はまだ、、、頑張れ!です。この日は一緒にお詣りに。このあとお末社にもお詣りしたのですが、さくらと違いじゅりはカートではあまり待てないので、慌ただしい参拝となりました。ちょうど茅の輪ができたところだったので、巫女さんに確認してから、じゅりを抱いて一緒にくぐりました。カートが大好きだったさくらに対し、じゅりはカートはまだ不慣れ。同じように身を乗り出すにしても、さくらはリードのみでコントロールできましたが、じゅりはカートの飛び出し防止フックが必須です。じゅりがカートで待てないのは、慣れていないからなのか、お留守番が苦手なのと同様「置いて行かれる不安」からかは、まだわかりません。それでも歩くときは上手にいいペースで歩きます。右前足が使えないため長距離は無理ですが、気分が向くと、こちらが心配になるくらいよく歩きます。こんなところは、後ろ足が悪いのにガンガン歩いたさくらと似ています。他のわんちゃんとのご挨拶は、ビビリンだったさくらより上手です。預りさん宅で2ワン2にゃんと過ごしてきたからでしょうか。大型犬とも小型犬とも上手にお付き合いができます。飼い主さんたちからも高評価、じゅり、よく頑張っています。ただ、、、このところ柴ちゃんには3連敗。じゅりの方は友好的なのに、何故か唸られ吠えられ、カートに片足上げたコまで。><理由はわかりませんが、今後気を付けようと思います。じゅりと暮らし始めて、さくらとのことが色々役に立っていると気づきます。トライアル前半にしていたオムツもさくらとの経験で簡単に使え、おトイレの失敗も晩年のさくらの事があったから、始末も楽、片手で支えながらのお家シャンプーも、晩年自立できなくなったさくらを片手で支えてお家シャンプーしていたからできること。さくらと過ごした日々がなければ、じゅりとの日々はなかったでしょう。ワンコ生活の楽しさを教えてくれたさくら。あの看取り期がなかったら、今のお世話を大変だと感じたかもしれません。さくら、あなたに教えられたこと、今とても助かっています。ありがとう。
2023年06月15日
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久し振りの更新となりました。この1か月、どうしていたのかというと、、、似ていますが、過去のさくら写真ではありません。先月、新たな家族として保護団体から迎えたコです。ヨークシャテリアの女のコ、推定7歳、名前は「じゅり」です。さくらと似ていますが、さくらの方が童顔で全体の毛量が多く背中は黒毛、じゅりの方が目が大きくて面長、毛は薄く色も淡いベージュです。じゅりを迎えるにあたっては、とても大きな葛藤や迷いがありました。一番は、さくらへの想い。そして、夫はどう思うだろうか、とかじゅりをさくらの身代わりと考えてはいないか、とか。グルグルグルグル考えていましたが、年齢的にも最後のチャンス(多くの保護団体で60歳というラインがあります)、おそらく自分の体力的にもそうだと考え、思い切って里親に申し込みました。詳細については、おいおい書いていこうと思います。じゅりには、身体的な障害と持病があります。目に見えない部分については、トラウマか性格かまだ不透明です。我が家ルール(躾)の問題では、私と日々格闘中。それでも小さな体で新たな環境に馴染むべく、精いっぱい頑張っています。犬が「我が家ルール」で生活してくれるのが当たり前だったことから一転、これまで過ごしてきたこととは違うルールを押し付けるのですから、教える方も教わる方も大変です。体調を崩すこともありますし、叱ったり仇をされたりとドタバタな日々ではありますが、日ごとに可愛くなっています。まだまだ信頼を得るまでには時間が必要だと思いますが、「家族」を目指して、新生活のスタートをきりました。「じゅり」を、そしてじゅりとの生活を、どうぞよろしくお願いいたします。
2023年06月11日
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