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秋冬と言えばジビエ(gibier狩猟の獲物)の季節。
フランスの市場にも専門店に野ウサギやキジ、猪豚、鹿などの肉が並び、ジュネーブでもアリグロで鹿肉や雉肉の冷凍が販売されます。
一応おもなジビエを書いてみると、
Cerf 牡鹿
Chevreil ノロシカ(小型の鹿)
Sanglier 猪
Lievre 野ウサギ
Lapan de garenne 穴ウサギ
Sarcelle 小鴨
Perdrix 山うずら
Palombe,Pigeon ramier 山鳩
Faisan 雉
Grouse 雷鳥
Col-vert 真鴨
grive ツグミ merleは黒ツグミ
自分で料理するのも面白そうですが、自分でやるとどうもウソっこフレンチ(笑)とか、フレンチ以外になってしまう(雉を鍋にするとか・・・^^;)ので、とりあえずちゃんとしたジビエを食べてみたいと思い、今日はフランスのジュラのふもとにあるジビエがおいしいというオーベルジュへ食べに行ってきました。
メニューでは前菜にエスカルゴをフィローで包んだ揚げ物を添えたサラダ(写真なし)。メインのジビエは野ウサギ(lievre)と鹿(cerf)で、今回は鹿をチョイス。
脂肪のない柔らかい部分で美味なり。
味は牛肉に似ています(牛と鹿は動物の分類では実は仲間です)。
噛みしめると牛とは違う味わいが広がりますが、
比較的癖もなく食べやすいです。
今回はミディアムレアに焼いたものに、赤ワインソースで。
添え物は、洋ナシとイチジク、それに栗です。
肉料理につきもののポテトはマフィンのように焼いてありました。
デザートは洋ナシとチョコレートのタルト、生姜のアイスクリーム添え。
タルトは普通ですが、とにかく生姜アイスが美味でした。
ジビエは料理としては重いので、デザートはケーキではなく
アイスクリームの盛り合わせがいいかも。
ちなみにお店は
Auberge-des Chasseurs 04-50-41-54-07(フランス)
Echenevex から(幹線道路ではなく)ジュラの山側の田舎道をNaz-Dessusに向かって4kmほど行ったところ。お昼は月~水お休みです。
あと、Nyonの
Le Maitre-jacques
でも去年ジビエを食べました(その時食べたのは多分小鴨と猪)。そこも雰囲気良くて良かったです(ジビエの味は上の店の方の方が美味。でも前菜はこっちが美味)。
ジビエがおいしいのは秋も深まる11~12月の様です。
他にもお店はあると思いますし、ぜひ一度当地ならではの料理を食しに行ってみてはいかがでしょうか?
なお、ジビエの予算はメインが30~50フランです。
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