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リハビリ室で。低周波をかけてもらっていたおばあさん二人。「**さん、この頃見ませんね」と、お洒落な方の人。「ああ。死にはった。もう、10日余りになる」 と、オレンジ色のセーターを着た思いっきり小さい人。「死にはったんですか。なんの病気で?」「80----6、7やった」「長いこと入院してはったんですか」「一人住まいやったからなあ」 小さい人は、耳に補聴器を入れている。「病気でしてんやろ?」スカートの人、また訊く。「一人住まいのヒトが死んだら寂しいわ」 小さいおばあさんは、一人暮しなんだ。「寂しいなあ」おしゃれな人は合槌をうつ。「まだ自分のことができるうちは生きてたい。自分のことが出来んようになったら、死なないかんけどな」「ほんまになあ」「あんたら、まだまだ、そんな心配要らんやろ」「いやー。こないして、あっちこっち電気掛けて貰わんならんから……」「スカート穿いてはる」「スカートやないと、トイレが間に合わん時があるんです」「なかなか、元気や。わしら、年中ズボンや」「トイレ、失敗しませんか?」「まだ、自分のことは自分でできる」 オクサン殺しを依頼したヤツは、保険金目当てだった。ニュースについて、自分の意見を言わないショータンが、珍しく言った。「もっとうまいことやれんか」
2003.10.31
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リハビリに、すごい厚化粧のおばあさんが来ていた。シワは隠れていたが、おばあさんだと判る。この暑いのに毛糸のセーターとヴェスト。髪の毛は真っ黒。の、チリパー。なんだか悲しい。 赤い昨日の朝顔19。青い今日の朝顔21。つわぶきの花満開。白くて尾の長い鳥が、家の前の電線に止まって鳴いていた。変わった鳴き声だった。悲しくないのにナクんだ。 オクサンの殺し賃3000万円だって。殺し屋が失敗して捕まって、依頼した夫が御用だなんて、悲しい。「2000万円やるから別れて」とオクサンに言えば、あっさり別れてくれただろうに。私なんか、タダでも大喜びだけど、タダでは別れてくれない。(死んだら…)とお互いに待っている。 こないだ書いた通り、ハンシン負けました。軍師が逃げるっていうのに、勝ったらおかしいよ。ね!
2003.10.29
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普段と同じ時間に目が覚める。部屋の窓から朝日が昇ってくるのが見えた。服を着て、デジカメを持って廊下へ出る。客室部分のドアからエレベーターまでのホールはガラス窓が東だから庭の景色を入れて朝日が撮れる筈。と思ったのに、ちょっとした丘の木に邪魔されて、朝日はかけらも見えない。 部屋へ帰ったら、朝日はぐんと高くなっていた。 7時に温泉へ行く。露天風呂貸切(借りきりかな?)。 8時、食堂。ヴァイキングパンコース、ご飯コース。私はご飯党。ショータンはパン党。昨日の朝は大皿におかずをいっぱい取ったから、食べ過ぎた。「腕時計がきつくなった。太った」と言って、ショータンも和食にする。それでもおかずを私の倍ぐらいお皿に入れ、納豆まで食べていた。卵焼きが不味い。料理人は、美味しい卵焼きを食べたことのない人だろう。ご飯にシンがある。お茶がまた、非常に不味い。料理人はお茶の味も知らない人なんだ。食事の時は水を飲み、咽が乾いた時はコーラかジュースを飲んで育った人に違いない。パン党。一ヶ月ご飯なしでも平気なんだ。両親は早くにない、妻なし、子供なし。絶対間違いない。 9時半にチェックアウトして、高速で真っ直ぐ家へ帰って来た。12時10分だった。ショータンのお昼は、いつものパン食メニュー。私は残りご飯をお粥に。私の方がヘルシーだ。 午後、リハビリに行く。暑い暑い。リハビリルームは夏服で丁度ぐらいなのに、おじいさんおばあさんは20度以下の服装でケロリとしている。二十歳ぐらいの介護助手も、毛糸のカーディガンを着ている。寒い暑いでなく、暦に合わせて着るのかなあ。 デジカメで67枚撮った。大変だが整理するかとパソコンに向かったら、メールが280来ていた。あっちこっちのホームページが呼んでる。ショータンは疲れて、8時半から寝ている。
2003.10.28
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昨日、高速に乗らず、有馬を通って来た。有馬は紅葉が見られると思ったのに、まだ早かった。温泉街を通ったら、すごい人だった。街の真ん中にある温泉屋に、入りに来ているのだ。この天気のいい日曜日になんで、子供連れで温泉なんだろう? 他人ごとながら、なんだか侘しかった。 というこちらも、グリーンピアです。南紀のGピアの会員だったからしょっちゅう行ったけど、7月に潰れた。で、兵庫県三木市のGピアに変えた。ここもやっぱり、子供連れがわんさか温泉に来ていた。広い敷地にゴルフ場やテニス・コートや温水プールや子供ランドやといろいろあるけど、あまりそっちの方の利用者は多くなさそう。温泉で子供をごまかしているようだ。食堂も高い。キツネうどん600円、オムレツ600円、定食1200円、などなど。子供二人連れて温泉に入りに来たら、どっと散財だ。それにしても子供は喧しい。お風呂ででも食堂ででも奇声を発し、ばたばた走りまわる。他人が眉をしかめていても、最近の親は子供を叱らない。子供も社会の一員なんだヨと教えてやらなければ、善悪の判断がつかないまま育ってしまう。12歳の凶悪犯、ゾロゾロ出てもフシギはない。学校教育から<修身>を無くしてしまったのが、そもそも悪いんだ。選挙が始まるけど、教育のことに触れている候補者がいない。ドングリの背比べだ。 昨日は懐石料理。今日はうどん好き。昨日も今日も、半分残した。ほんとに食べられなくなった。 外からの客がいなくなる10時過ぎに、また温泉へ行った。私一人だった。^^) が、女の人が掃除していた。露天風呂貸切りぃ。 暑い。クーラーは元で切ってあるらしく、onにしたけど効かない。室温は28度ぐらい。大声で笑う男の声や甲高い女の声がするので、わざわざ見に行った。ドアを開けて騒いでいる男女が7人ぐらい一部屋にいた。こういうのが、やがて子供を作って育てるのかと、ゾッとした。 余計な灯りも電線もない広い空だから、さぞかし星がキレイだろうと思っていたのに、金星が一ついただけだった。2日月は、8時に沈んだらしい。
2003.10.27
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一日中快晴。今日初めて半袖シャツを着た。まだブラウス一枚。上着なし。リハビリに来る人達は、みんな毛糸の服2枚重ねている。夏でも「寒い」と言うおじいさんは、5枚着ている。「先月から、電気コタツ抱いて寝てる」そうだ。「80と50とは違うよ、ねえちゃん」 私のこと、50のねえちゃんと思ってくれている。 夕焼けが、山火事みたいな赤だった。デジカメで3枚撮った。昨日咲いた朝顔がやっとしぼみかけていた。今日咲いたのは、まだ青だった。時間が経つにつれて赤味が増して行く。青は下からベランダまでのが16、ベランダのが7つ。赤は全部で11。「やっぱり表で咲いてる方がキレイやから、来年はまた表で咲かせろ」とショータンが言う。私は、ベランダの朝顔気に入っている。野球放送が無かったから、今日は静かだった。阪神ファンは下品に騒がしい。 しかし、王さんはいつも立って、目をむいて一生懸命監督やっているけど、お星さんは座って半分眠ってる。それで勝つなんて、野村さんではないが、「運がいいだけなんだよ」な。でも、この試合前にお星さんが「辞める」と言ったから (あ。阪神負けや)と思った。でもでも私の予想では、明日の勝負はhansin勝ちだろう。アカカテシロカテオーエンヤメロ。 明日から旅行。2泊。宿泊代と高速代、先に渡したから、ショータンはいつもより機嫌がいい。車で眠ったら怒るから、早く寝ようと思うけど、もう12時35分だ。眠るだろな、車で。ハハハ。朝から出て、火曜日の晩に帰って来ます。
2003.10.25
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ムカシっから、深夜にお風呂へ入るのが好きなのに、ガスが勿体無いと言ってショータンは、自分のすぐ後に入らないと怒る。6時から7時の間だから、忙しい夕飯前だ。 この時間、ラジオがバカになっている。どの局も全部野球だ。別々の局で同じ試合を放送しなくてもよかろーに。日本国中野球ファンじゃないよ。お風呂に入っている時は、音楽がいい。音楽番組の所も一つ二つあるんだけど、見どころ野球のない時だけだ。 今日なんか、阪神3連勝か!? って、全局野球だった。大阪放送も和歌山も、一斉に同じ試合中継やっていた。朝日で聞いたらタ:3-ダ:1、毎日で訊いたらタ:2-ダ:5、NHKはタ:3-ダ:3とか、みんな違っていたら面白いのに。「朝日聞いてたからタが勝った」「オレはダが勝ったやつ聞いた」なんて、ごちゃごちゃしてね。次の日の新聞は面白いよ。A局放送はこうだった、M放送はこうだった、本当の試合はどこの局が流していたでしょうか、なんて。野球族はあっちこっちへ賭けて、本当の試合を聞いていた人の中から抽選で一千万円当たるとか。放送局企画部って、アホやー。
2003.10.24
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昨夜、寝るとき雨が降っていた。母に貰ったセーターは、紙箱に入れて軽トラに積んだままだった。荷物カバーは張ってあるけど、隙間から水が入って濡れるだろうと思った。どうせ捨てるのだからと、そのままにして寝た。 朝、ショータンは、箱を玄関へ入れていた。そっと見たが濡れてなかった。リハビリに行くとき、中にあった薄手のポロシャツを着ていた。なーんや。着るのやったら、ふくれることはないのに。 リハビリに来ているおばあさんで、椅子からなかなか立ちあがれない人がいる。「高周波のところへ行ってください」「首、引っ張りましょ」「腰温めます」とあっちこっち歩かされる足取りが、よちよちしている。母と一緒ぐらいの年齢かなあと思っていた。 帰り、医院から1キロ余りの郵便局へ回った。と、そのおばあさんが、シニアカーも押さず杖も突かず、普通に歩いていた。なーんや。
2003.10.23
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92歳、一人暮らしの母を訪ねた。父の一周忌から5ヶ月、行ってなかった。大きな音でテレビをかけて一人座っていた。「補聴器、お風呂の中へ落として潰れてん」 3つめの補聴器を、耳の大きさに合わせて落ちないように作ってもらったと、嬉しそうに見せていた。死んだ友達や、老人ホームへ入ったトモダチのことを話していた。義理の息子を育てた人が、入院している間に家財道具全部捨てられてしまったという話。市のホームヘルパーさんが、有馬の有料ホ-ムを世話してそっちへ退院させたそうだ。「ええとこへ入れてもうて、良かった。息子が家を片付けなかったら、入られへんかった。なにがええやら悪いやら判れへんわ」 姉の薦めで申し込んだホームが気に入らないのだ。なんでも自分で決めたがる性格。帰りに、父の全然着なかった新品のセーターを六枚ばかり貰った。ショータンはそれが気に入らなくて、ブーッとふくれていた。「あの家へは、二度と行けへんぞ」 ガソリン代寄越せと言う。ガツガツしなくても、死んだらかなりくれるのに。セーターは、折角貰ったけど捨てよう。
2003.10.21
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叔父の一周忌が来る。夫婦二人暮らしだったが8年前にオクサンを亡くして一人だった。ヨメサンより半年前にたった一人の姉さんを見送り、身内は私と姉と二人だけだった。姉は、叔父とは仲が悪くて8年間全く行かなかった。私も一年に一度か二度電話する程度だった。それで、「遺産を残してやる者がいない」と、門真市へ四千万円も寄付してしまった。 さあ、そのあと一人で惚けて、自治会長が頼んだ家政婦に暮らしの預金をごっそり盗られてしまった。家政婦ヒキタヒロコに会ったとき、あまりにも人相が悪かったので、別の人を頼もうとしたけど、どうしても辞めずに居座っていた。死神というか貧乏神というか、いや、恐ろしいことだった。彼女の使い込みに気付いた叔父が「どろぼー。でていけーっ」と追い出したら、ヒキタヒロコを派遣した家政婦会ホービスの女社長が、残りのカネを狙って叔父に取り入った。「私が誠心誠意お世話致します」「姪さんは財産目当てやから、油断したらあきませんよ」と叔父を洗脳したから、「ホームスの世話になってます。あんたに心配してもらうことはありません」と、私に言っていた。ホービスが「ホープス」だったり「ホームス」だったり「ホームレス」だったりした。 市や府や市会議員や弁護士や、何軒も相談に行ったが埒が開かず、ならば拉致しか仕方あんめーと、家政婦の油断をついて車に押し込み、手配してあった老人ホームへ連れて行ったのだ。拉致にむくれて一週間ぐらいハンストしていたが、散髪して貰ったりお風呂へ入れてもらったりして心がほぐれ、面会に行くと、「なんにも不自由はありません」とニコニコしていた。私が会いに行って4日めに、テレビを見ながらコトンと死んだ。お金の行方についての心配が無くなったから、生きている用事も無くなったのだ。夜中に90キロ走って、お寺に預かって貰ったのは12時だった。満月だった。 昨日花を買って、今日お墓へ参った。命日は10月21日としっかり覚えていたのに、今日という日付けを忘れて、なんと一日前だった。叔父さんはヒマやろうから、「お金は、貰いました」と嘯いているヒキタヒロコの夢にでも現れて、「カネカエセー」ぐらい言ってください」と拝んでおいた。明日、月齢は26日。
2003.10.20
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歩いて7分ぐらいの所に、農協の市場がオープンした。春に着工して、10月はじめに完成した。16日、プチオープンと称して、わけのわからない音楽を流してお客を呼んでいた。11時開店、売りきれ次第閉店ということだったが、10時半にリハビリから帰って来て見たら、駐車場に車がいっぱいだったから、寄った。 遠くから幟を見て、「やっちゃん広場」だなと思っていたら、「やっちょん広場」だった。JAのエライさん達が背広を着て入り口付近のあっちこっちに集まっていた。歌は、大漁節みたいだった。 だだっ広い店の中は、陳列棚が壁際に少しあるだけで、大きな台を幾つも置いて野菜と果物がわんさと置いてあった。値段は、さして安くない。開店サービスなら100円が妥当なのに、120円、130円にしてある。農道にある「ふれあい市場」は、大概100円均一なのに。お墓の花を買おうと思ったけど、一束380円もの値札が貼ってあった。買わなーい。大漁節が喧しくて、ろくに見て回れなかった。景気付けの歌は、外へ向けて流せばいいのに。 18日、農道の<カンツリースーパー>へ行って大束250円の花を二束買った。みかんもこっちの方がだいぶ安いけど、皮がちょっと固いので、やめた。パンジーの苗55円を4鉢と、美味しそうなカブラも買った。普通のスーパーで、秋刀魚とタコとパンと牛乳とヨーグルトも買った。 今日、「やっちょん広場」本当のオープン。お米買ってもいいとまた行った。玄米ばっかり並べて、「精米します。60分かかります」と張り紙してあった。悠長な。遠くから来ている人だったら、買わないよ。近くから来た私も買わなかった。高いんだ。10キロ5000円も6000円もする。商売下手な農協だ。こんな調子だったら、5日めからお客パラパラ確実だァ。
2003.10.19
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4日前、山の倉庫へ扇風機を二つ持って行ってストーヴを二つ持って帰った。別にしてあった油のタンクを、二つとも忘れた。「肝心なものをなんで忘れるねん」とショータンはぐずぐず文句言っていた。扇風機は4つとも持って行くと彼は言ったが、キッチンの分は階段下の物入れへ蔵った。私の部屋のはまだ、蔵わない。 今年、ショータンはやたらクーラーを使っていた。自分の寝室は、窓開けっぱなしで夜通し点けていた。私は窓開けの扇風機タイマーonだ。ショ-タンは、なんでも彼でも倉庫へ持って行きたがるのだが、彼が急にいなくなった時が困るので、反対した。「なんでや? みんな向こうへ持って行ってポンポンと置いといたらラクやないか」「でも、仕舞う場所あるから、置いとく」「なんで?」 仕舞う場所があるからと言っても、ナンデナンデと訊きたがる。「あんたが急に死んだら困るから」と言おうか? そう言われたら、急に死ななければいけないという気になるかも知れない。 備えは必要だけど、口喧しいショータンは必要ではない。
2003.10.18
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読んでくれている人のために「頑張って書く」と言った翌日から、書いていなかった。「1日に何度も書いていいですか」という人があるらしい。書くことはいくらでもあるが、時間がない。 17日は、リハビリのあと注文の酵素油を発想するため、仕事場へ行った。品物は出来たけど住所変更のラベルを貼った箱がない。で、ラベル貼り。瓶にも貼る。シミ取り用酵素と育毛用酵素のし込みもしなければならない。夕方5時40分まで仕事をして、片付けもせずに帰った。掃除はまた、出直しだ。来る度に、目的外のシゴトが増える。 ショータンは「風呂。フロ」と急いでいるけど、家に着くのは6時を回る。帰って食事の支度をするのはしんどい。「ご飯、途中で食べよか?」「フロは?」「お風呂なんか、8時でもかめへんやん」「そうか」 で、焼肉<牛太>へ寄った。空いていた。連休はいっぱいだった。最近のファミリーは、回り寿司より焼肉の方が好きなのだ。koizumiさんが「景気は持ち直してきている」と言う通りかも知れない。タイガースファンのバカまつりといい、怪しげグッズ大売れといい、日本はカネ持ちが多い。「今日はおれが出す」とショータンは言った。へ? めンずらしー。ショータンに奢ってもらったら、「あの時はおれが出したおれが出した」とあとあといつまでもいう。牛太ぐらいでナンや。食事が済んで立ちあがった途端に、ショータンは言った。「あー。長いこと、ガソリン代もうてへんな」
2003.10.17
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昨夜、暑かったから方々の窓を開けて寝た。朝方、怒鳴り声で目が覚めた。「雨降ってるやないかっ。窓閉めろッ」 ショータンが私の部屋の入り口に立っていた。慌ててベッドのアタマ側の窓を閉めた。ベランダ側は屋根があるので、余程の吹き降りでない限り雨は入らない。ベランダに屋根のない和室は、戸が開いていたらタイヘンなことになる。ショータンが閉めたらしく、閉まっていた。ショータンはトイレへすーっと入った。 廊下の窓を閉め、階段の踊り場の窓を閉め、階下のトイレを覗く。窓は開いていた。外にスダレが下げてあるから雨は吹き込まないのだが、閉めた。骨髄液を軟骨に代えるというテストに脚切ってもらって失敗だったから、トントンサッサとはいかない。階段降りるのもトッコントッコンなのだ。 二時にパソコンをやめて寝る時、お月さんがあったのに。星もいくつか見えていたのに。トイレから出て来たショータンは、「おれが寝るとき、窓、ちゃんと閉めたのに、みんな開けやがって。雨の音で目ェ覚めへんねんやったら、窓開けるな!」と言った。まあ、尤もだけど。目敏い私が雨に気付かず寝ているなんて、非常に珍しいことだ。ヤツなんか、雷ゴロゴロ言ってても、ザーザー土砂降りでも起きないくせに。たまたまトイレに起きたら雨が降っていただけやないの。 ショータンの部屋を覗いたら、シャツを着替えているところだった。どういう育ち方をしたのか、夏でもパジャマの下にランニングシャツを着ている。昨夜はまた、半袖シャツだった。羽肌布団の上には、薄手毛布も掛けている。気温15度以下の装備。昨夜は、28度はあった筈。私は、窓を開けて、一昨夜着ていた毛布をのけ薄い布団だけで寝ていた。「このごろ、寝汗が出る。どっか、悪いんかなあ」 心配そうな声で言う。「ようけ着てるから、暑いだけや」 暑くて目が覚めただけか…
2003.10.13
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わが家伝薬、飲んでおけば良かった。ショータンの風邪が移った。セキもハナも出ないけど、扁桃腺がちょっと異常。わが家伝薬から作った酵素油をのどに塗って、痛くなるのを押さえてるけど、アーンとして鏡を見たら、扁桃腺が黒くなっている。昔は、よく赤くなったり膿んだりした。「のどが痛い」と言うと、母が、割り箸に綿花を巻きつけてうちの薬に浸し、のどに塗ってくれた。にがーいけど、医者には行かずに治した。 中学の時、近くの医院へ行ったことがある。「扁桃腺がよく腫れますから、手術してもらえますか」と訊いたら、「こんなとこ切ったら、えらい血が出る。指先やったらきゅっと縛って止血できるけど、首は縛るわけに行かんからな」と言って、ペニシリンの注射をした。お尻にではなく、腕に。診察室を出た途端、気分が悪くなって、待合室のソファに横になっていた。ペニシリン・ショックだったのだ。「よう死ねへんかったことや」と、あとで母と話した。それにしてもひどいヤブだと思っていたら、ニセ医者でパクられ、医院は閉鎖に。ニセ医者に注射してもらうなんて、得難い経験だ。 「病院に行かなければ死なずにいたのに」というヒトが多い。
2003.10.11
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一昨日、事故のテキさんから「お加減はいかがですか」という電話があった。「毎日リハビリに行ってます」と言ったが、おわりに、「ご丁寧にどうも…」と言ったのを聞いていたショータンは、「テキにそんなこと言う必要があるかっ」と怒った。「なんで、なにか持って見舞いに来いと言うたれへんかってん。アホか。『どうですか?』というてくれたら嬉しいんか。7月にやられてんぞ。京都やからいうても、一回も見舞に来えへんねんぞ。あいつはテキやテキ。わからんのか。保険からも、見舞金でえへんのに、へらへら言うことないやろ」 まあ、そう言うたらそうやけど。「おれが、頭痛いアタマ痛いいうてんのに、なんで、言うたれへんかってん?!」 あ。アタマが痛いのは、風邪ではなかったのか。 昨日の朝からも、またその小言の繰り返し。晩にも同じことを言ってまた怒り、「あのときもお前はこうこうやった、おれがなんでもかんでも……おれだけの問題と違うやろ。あの時は、……あのときも…」 小言聞くときゃ頭を下げな。小言が素通りしていくよ。という都都逸がある。アタマを下げたらコクリとした。あはは。 しかし今日も、ショータンは車の中で「見舞い送れとなんで言えへんかってん!? あの時は……------あの時も-----」とやっていた。とっくに済んで忘れてしまっていたことまで引っ張り出して。見舞貰ったら満足なのか? no
2003.10.09
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ショータンがカゼをひいた。一昨日だ。昨日、37度熱があるというので、ワタシの家伝薬をオブラートに包んでやった。「こんなもんで治るか?」と疑いながら飲んだ。 昨日、「お前のクスリなんか飲んだから、余計具合が悪なった」と不服たらたら言った。ワタシは、身体の故障はなんでもかんでもこのクスリで治す。もう40年、病気で医者に行ったことがない。 おっちゃんは、リハビリに行っている整形外科のドクターに風邪薬を貰った。それを飲んでコタツで寝ていたら、夕方に熱が39度になった。
2003.10.08
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時の経つのは早い。今日の日記を書こうと思っている間に、今日が昨日になってしまった。いつも昨日を見ている。 隣市のスーパーのチラシに、マッサージ機の特価が出ていた。ショータンに買ってやろうかと見に行った。チラシのと違う型のが展示してあって、ちょっと試して、「あんまりええことない」とショータンは言った。売り場を回って、ショータンは液晶テレビを買う気になった。テレビの説明をしている人に私が、「今日はマッサージ機を買うつもりで来た」と言ったら、「チラシの分は階下に置いてます。三種類ありますから、見てください」とのこと。で、見に行った。 それらしいのが置いてあるけど、3種類ではなくて1種類のみ。しかも電源がない。全然売る気が無いってことだ。気分損ねてなんにも買わずに出た。帰り、ショータンは医院へ薬を貰いに行く。お医者さんのクスリ大好き人間なのだ。 クスリを飲んでは具合が悪くなって、「調子が悪い」と別のクスリを貰い、「また腹が…」とか「アタマが…」とか言っては次々と病気を増やしている。○○につけるクスリ、私が持っているのに信用しない。年内にお腹の動脈瘤を手術してもらうのを楽しみにしている。
2003.10.03
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