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2006年12月25日
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テーマ: お勧めの本(8172)
カテゴリ: カテゴリ未分類






前作「受精」で運命的な出会いを果たした、日系ブラジル人医師津村、日本人の舞子、韓国人の寛順・東源らが、運命の糸に操られ、北朝鮮に入国。それぞれの入国事情も、入国方法も、そして、朝鮮内での身分も、安全も違う三組が、巧妙に張り巡らされた糸に操られ、北朝鮮再生のための大きなプログラムに巻き込まれその中で自分の位置と使命を自覚して、大事な歯車として計画に関わっていく。

北朝鮮の内情が丁寧に描かれ、三組がそれぞれに計画に荷担していく経過がよく描かれているので、荒唐無稽になりがちな物語にリアリティーを与えている。巻末にフィクションだから、実在の国とは一切関係ないとの断り書きはあるが、とてもフィクションとは思えない出来。

著者得意の冒険小説的要素を含んだ良質のミステリー。

お正月休みの一冊にどうぞ。





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最終更新日  2006年12月25日 09時49分30秒
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