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2008年08月30日
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圓朝祭りで、当たった招待券もあるし、三三師匠もでることとあって、池袋下席へ。

開演14時なので、その前に、メトロポリタンプラザで、「落語娘」を鑑賞。こう言っちゃ失礼だが、ミムラさん演じる前座が、本当によくてびっくり。喬太郎師匠の指導のおかげでしょうか。宣伝がかかってる割には、上映館も少なくて、見に行きにくい映画ですが、落語好き、映画好きにはお勧めの映画です。こけおどしばかりのハリウッドヒーロー映画より、よっぽどまし。

昼食を取って、12時40分に演芸場前へ。土砂降りの中、15人くらいはテケツの前のあの薄くらい、一角で並んでます。

招待券があるので、その列から離れて待つことしばし、雨も小やみになったので、入り口前の要塞扉の前で待機。

13時20分、客引きさんが、要塞扉を開けるなり、「招待券は有料入場の後ね。」

なんと、いつでも空席の多かった池袋で、こんな仕打ちにあうとは。招待券ったって、浅草の読売がばらまいたただ券とは、わけが違うでしょう。圓朝祭りで当たったんだよ。あんたんところが、祭りに協賛してだしたんでしょ。というのは、世間の常識。土砂降りの中で、おとなしくテケツの外に何十人並んでても、誘導も、整理もしなけりゃ、「もう少しお待ちください。」もなけりゃ、早く販売する気遣いもないんだから。いくら、いままで、客が来なかったからって、いつまでも、寄席の常連だけを相手にしている気持ちでやってると、一般のお客さんは、そんなに落語に入れ込んでるわけじゃないから、リピートしないよ、と思いつつ、そうなりゃまた、いつでも入れる池袋になって、俺たち落語バカにはいいかも。

やっとこ、入場。今日は一人だったから、立ち見にならずにすみました。

前座ははな平君の前座らしく、みごとにつまらない、「牛ほめ」。前座はやっぱり体格いいですな。

続いては、二つ目わさびさん。「二つ目になったとたんやせ細る。」という法則通りの体格。


続いて菊志ん師匠の「あくび指南」。噺はうまいんですが、噺家らしからぬ、ぼさぼさの長髪が気になってしょうがない。

生之助師匠の「たらちね」申し訳ないんですが、睡魔が・・・・

気を取り直してロケット団。いつも通り縦横無尽の大活躍。きっちり楽しめました。それにしても、昼間っからいっぱい引っかけてる隣の兄ちゃんが酒臭い。寄席で飲んでいいのは、川柳師匠だけだぞ。

続いては珍しく講談。宝井琴調先生の「人情匙加減」。私は釈場にいったことがないので、いつも、寄席で講談を聞くだけなので、寄席の講談というと、なぜか、女流が多く、男性の先生を生で聞くのは初めて。はっきり言って、いままで、おもしろいと思ったことがなかったので、期待しなかったのですが、聞いてびっくり。とってもよかった。これからは、講談も少しきちんと聞こう。

中トリは三三師匠。今席は正蔵・三三で主任が交互なんで、三三師匠のトリを期待していたので、少しがっかり。「悋気の独楽」三三師匠は、菊之丞師匠とならんで、女性の演じ方がうまいので、ぴったりの噺です。定吉もとってもよかった。次はオオトリでじっくり聞きたいな。

中入り後は、圓丈門下の期待の二つ目「天どん」さん。「平成合併家族」というシュールなネタで、挑戦。どう見ても、寄席経験の浅い人が多い今日の客層で大丈夫かなと思ったのは、杞憂。ばっちり客を掴んでました。惜しむらくはこれから、長男が翻弄される、シュールな展開になる前に時間となったこと。でも、これから、天どんさんに注目しようと思った一席。

小はん師匠は、おなじみ船徳。今年の夏だけでも5回は聞いたかなという噺ですが、師匠らしい、独得のおかしみがあってまた、楽しめました。

若手の太神楽の後は正蔵師匠。「子別れ」の下を熱演。襲名以来、人情噺を熱心にやってこられた正蔵師匠。本当に上手になりました。一時は人情噺というので、くすぐりを排した噺が多く、「いいんだけど、疲れる」感じの高座が多かったのに、今回はくすぐりも良く、それでいて泣かせるところはきちんと泣かせる、すばらしい高座でした。

でも、今度は「母恋いクラゲ」を聞いてみたいです。





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最終更新日  2008年08月30日 20時17分24秒
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