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2008年09月06日
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カテゴリ: カテゴリ未分類

内儀さんだけはしくじるな

落語ブームで、あまた、落語本、噺家の本が出版される中、早くから噺家の本を出版してきた、文藝春秋。さすが、目の付け所が違います。
噺家に関する伝記・エピソードは、あまた、出版され、落語ファンなら、「この話知ってる」状態になっているなか、これまでは、脇役だった、内儀さんに注目をして、弟子達に語らせる
一冊。

取り上げられたのは、目白・柏木・黒門町。いずれも、師匠もそうそうたる面々なら、お内儀さんも強者ぞろい。

それぞれ、昭和の名人として、活躍し、くせ者の弟子を数々抱えた師匠方のお内儀さんだけ、語られるエピソードは、それぞれに破天荒で、驚くことばかり。と、同時に、見知らぬ他人を預かって、一人前にしていく人心掌握術は、下手な会社の管理職より、お見事。

なんといっても、心に迫るのは、本当に真の親子でも通わせないような愛情交歓があったことを伺わせるエピソードの数々。

あの川柳師匠をして、分裂騒動から、とうとうお内儀さんとお別れをするときのことを「あれは、本当に辛かったなー」という一言を読むだけでも、この本を買ってよかったと思いました。

うなぎ書房なんかと違って焦って買わなくても文庫になるまで待つかなとも思ったけど、買ってよかった。





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最終更新日  2008年09月06日 10時09分13秒
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