★銀次郎の合格ブログ

2025年11月13日
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令和7年度宅建試験
過去最多の個数問題は
合格点に影響を及ぼすのか

個数問題&組合せ問題
と合格点の相関データ

実施 合格点 個数問題 組合せ
R 7
11問 2問 13問
H27
31点 9問 1問 10問
R 5
36点 8問 1問 9問
H26
32点 7問 2問 9問
R 3
34点 7問 0問 7問
H28
35点 6問 2問 8問
H29
35点 6問 1問 7問
R 4
36点 6問 1問 7問
R 1
35点 6問 0問 6問
R 6
37点 4問 2問 6問
R 2
38点 4問 0問 4問
H30
37点 3問 1問 4問


受験生のリズムを狂わせ、ストレスレベルを大幅に
上げる「悪魔の問題形式」。それが個数問題です。


個数問題が多ければ、なぜ合格点が下がるのか?


個数問題とは、受験生の歩みを「強制停止」させ、
正誤の判断をより正確に求めることで「受験体力」
を奪い、時間配分を狂わせ、ケアレスミスを誘発
する問題形式です。そのため、その数が多ければ合
格点も下がります。


今年は個数問題が11問もあり、時間の経過とともに、
それらが「ボディブロー」のように効いてくるので
タイムマネジメントも大変でしたが、11問のうち
宅建業法で10問も配置したのは作問者の巧妙な仕掛
け、とみることもできます。


というのも、多くの受験者が宅建業法から解き始め
ることを知った上で、個数問題をこれでもかと出題
し、出鼻をくじかせる。受験生の精神的動揺をさそ
い、時間配分を狂わせることでボーダーを下げたい
のでしょうが、さすがにやりすぎですね。


ただ、個数問題の数と合格点の相関はほとんどあり
ません。例えば、平成27年は個数問題が9問で合格
点は31点でしたが、令和5年は個数問題8問で合格
点は36点ですから。


しかし、今年は過去最多の11問ですから、相関性は
ないといっても、平均点は下がり、ボーダーも昨年
の37点から3点以上は下がるでしょうね。



最後に合格予想ラインですが、LECとTACの二大予
備校データからは「33点」が大本命になります。し
かし、昨年の合格率が宅建の試験水準(上位15%か
ら17%)を超えたことで、今年の水準(合格率)が
変わる可能性もあります。例年通りの16%、17%で
はなく、15%台前半まで下がると「33点」では厳し
く、「34点」決着になるかも。


今年は作問状況から試験実施団体は相当気合を入れ
てボーダーを下げにきていますから、合格率に関し
ても例年より低くなる可能性が考えられます。昨年
が高すぎたため・・・。





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最終更新日  2025年11月14日 12時47分46秒


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