そして①群の人々はことごとく死んでいき、②・③群の人々は生き残り明日へ旅立っていき、EDでビートルズの「Let It Be」が②・③群の凱歌のように流れます。三島由紀夫が敗北したように①群の人々は②・③群の"あるがまま生きる"動物たちに敗北して駆逐されてしまったのです。最後の曲は曲調含め何とも切ないのです。
←(ネタバレ)
「Let It Be」を聴きながらこれは平成のヒットソング「Let It Go」のご先祖さんだなと思いました。(「Let It Go」のほうが曲調に哀愁すらないだけさらに動物成分が増量してますが)令和の今、みんなで群れてフェス感覚でデモに行こうとか、♯StayHomeのごとく同じハッシュタグペタペタ貼り付けて啓蒙ごっこしてるような人たちは鋭い目線で悪霊に「現代人の失っているもの。それは静かで激しい拒絶だ」と銃口向け襲われるやもしれまへんね(笑)