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まだらに記憶の抜ける人と言葉の通じない10ヶ月児と昼間中いると、正直、神経を磨耗する。たまに息抜きしに図書館に行くのだけど、ついつい育児書とか介護の本を見てしまう。そんなときに目に飛び込んできたのが、この本だった。「東京バンドワゴン」小路幸也 集英社舞台は東京の下町にある古本屋さん「東京バンドワゴン」。主の勘一、息子の我南人、その息子の紺と妻、息子。異母兄弟の青。紺の妹でシングルマザーの藍子と娘の花陽。総勢8人の家族とご近所の面々が織りなす人情味あふれるミステリーでほのぼのした日常。私は今も昔も大家族なのでこういう賑わいのあるのは大好きだ。一押しは、やはり60歳のロックンローラー、我南人さん!「おくりびと」の主演男優の義理の父親を思わせるその破天荒さに惚れる「なんだってよう、LOVEが大事なんだよー」と語る口調と、周囲を困らせる天衣無縫さ。すごく笑えて、じーんとくる。いいなあ、このゆるさ。
2009.02.25
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ある本屋さんで見つけた表紙が印象的な本。エレン・レヴァイン 鈴木出版時は南北戦争前のアメリカ。ヘンリー・ブラウンは、奴隷です。主人が亡くなると、奴隷は解放されるはずでしたが、ブラウン一家は遺産として主人の息子に譲られてしまいます。そして、悲しい事に自分の家族が「奴隷市場」で売られてしまうのです。大きくなってからある事件をきっかけに、南部から安全な北部に逃げる事を決めました。木箱に入って荷物として誰にも見つからないように。奴隷というと「アンクル・サム」のイメージが強かったけど、それ以上にこの絵本は、やるせなさと怒りが伝わってくる。でも、いまこの時期に売り出すってのは、やはり商売?とは思ってしまうのは私だけかしら。
2009.02.11
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うちの娘リラは、算数が大好きです。何で?と尋ねると、答えがきれいに出るから!と末恐ろしい理系娘です。文系の母には、ちっとも解せない理由ですそんな娘と今日はお出かけをして、こんなものを見つけました。【ポイント10倍】 単位換算定規+単位換算プリント 小学校1~6年すごく便利そうで、リラは要らないといいましたが、わたしが欲しくて買いました。どうしてわたしが小学校の頃に無かったんだろうと思います。3学期にメートルの勉強をするって言ってたし、来年から理科も社会もあるから、きっと役立ってくれるよね。プリントも学年別になっていて、見通しもききます。文章題なんかも入っていて実用的。そういえばよく妹と話してたんですが、どうしてジーンズとか、婦人服の号サイズ、その他の洋服のサイズって持ち歩けるような換算表って無いんだろう??そういうのも作ってくれませんかねー、大人用に。
2009.02.08
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競技カルタの漫画に親子ではまってしまった。ある少女が「競技カルタ」と出会い、成長してゆく物語。ちはやふる(1)そして、自分で百人一首の札をつくってもみた。だって、飽きたら困るので。読み札は、省略して義母愛用の電子辞書の百人一首読み上げ機能を使っている。リラと私とでやっているのだが、私はハンデをつけるため9ヶ月になった次女サルを抱っこしている。はじめのうちは、私の圧勝!!!だったのに、もう、リラのほうが上の句で飛び出すようになったため、勝負は五分五分になっている。娘の成長を喜びつつも、負けるのは悔しい気がする。自分の脳のためにも暗記しよっと。
2009.02.07
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