13丁目の児童書ギャング

13丁目の児童書ギャング

2007.08.13
XML
パール・バッグの作品です。

若い頃に読んでたら、通り過ぎていたようなエピソードがいっぱいで読んでて、そうそう、とうなずきたくなることも。

パール・バックはアメリカで生まれたが、両親が宣教師で中国に渡る。

とき、あたかも古い中国の王朝が壊れそうなときで、西洋人には冷たかったりする。

父親は、熱心に布教に努めるが、実生活を請け負っているのは母親。

子どもを生み、育て、生活全般を一人で抱えながらも、その国で困っている人々を助ける母の姿はいい。

子どもが死んだ時も、「神の御許へ」という父と「子どもを失ったせいで空いた心の穴」を感じる母

ここまでスケールは大きくないが、こういう男は結構多い。

うちの旦那も当てはまるな。



彼は、と無邪気に喜んでいた。

そのとき、私は「かちかち山」の狸の心境で彼を眺めていた。

いまだにいえない、それ鯉だよって。













お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007.08.13 19:46:21
[外国の文学(一般)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: