☆清風明月☆の日記

☆清風明月☆の日記

2006.11.17
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この前「手縫いでちくちく布ナプキン講座」に行ってきました。
私がはじめて布ナプキンに出会ったのは このとき です。
それ以来3回の生理が来ましたが、毎回使っています。
まだ外出時は怖くて紙ナプキンですけど。
8月の手作り市で布ナプキンの大、中、小の3枚セットを買いました。
3枚で足りるわけないので、それを型紙にしてそこらへんで売ってるネル生地(オーガニックではない)で作っています。
だから自分で作れるんですが、先生やロハス的な事に興味がある人と仲良くなりたいっていうのと、どういう風に教えてはるかな~(私も将来やりたい)っていう興味で行きました。
行って大正解でした。


著者の角張光子さんが言う所のエコナプキンとは無漂白ネル生地(オーガニックではない)に草木染をほどこした布製の手作りナプキンです。
そう、普通の布ナプキンって大体オーガニックコットンを使っています。
オーガニックコットンの定義は日本オーガニックコットン協会によると、

オーガニック・コットンは、紡績、織布、ニット、染色加工、縫製などの製造工程を経て、最終製品となります。この製造全工程を通じて、化学薬品による環境負荷を最小限に減らして製造したものを、オーガニック・コットン製品といいます。
だそうです。

角張光子さんが使っている無漂白のネル生地は綿花はパキスタン製で、島根県出雲市(偶然にも私の実家の近く)の紡績工場で綿糸の加工をしている物だそうです。
角張さんは東京在住ですが、島根に行って工場を見てチェックして合格したそうです。

価格についてですが、 無漂白ネル生地は1メートル840円 。安くないですか~?
対するオーガニックコットンは先程ネットで調べたところによると、某ショップで 1メートル2700円 ですびっくり
角張さんはこの3倍もの価格の違いはどこから来るのだろう?本当に3倍もの安全性がオーガニックコットンにあるのか?とアメリカのある機関に生地の分析調査をお願いしたそうです。

すると、安全性の数値がほとんど同じだったそうです。
ダイオキシンにいたっては無漂白ネル生地の方が少なかったくらいです。
ということは、オーガニックコットンの認証マークが高いのでは?と手縫いで布ナプ講座の先生は言っていました。
さすがに本にはそこまではっきりとは書いてないけど。
聞く所によると綿花は一番農薬を使う作物なのだそうです。

高いのは無農薬で人件費その他がかかるだろうと私は思っていました。
一時期は「オーガニックコットンの製品を作ってショップやろうかな~」と思ってたくらいでしたから。
でも物事って一面からでは分からない事もあるんだな~というのが今回学んだ事です。
もちろん「認証マークが高いのでは?」って言うのは推測であって、実際は違うかもしれないけど、オーガニックコットンの認証マークがなくたって同じくらいの安全性を持った生地はもっと安い価格で手に入るという事です。

角張さんの所は残念ながらホームページなどはないので、申し込みは本の巻末についている住所に封書、ハガキで送るか電話をするかしかないようです。
作った布ナプキンも他よりもずっと安い値段で売っています。
「いい物を広めたい」という思いから「販売活動」ではなく「普及活動」として実費プラスほんのちょっとの手間賃で売っているようです。
私がもし3人目を生むなら(絶対生まないけど(笑))この生地で肌着とか作ってあげたいな~と思います。





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最終更新日  2010.03.19 11:43:53
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