全51件 (51件中 1-50件目)
ぎゃー!また仕事に追われているうちにブログ更新を1か月以上怠ってしまった!こんなことはじめてやー。皆様、大変申し訳ございませんです。さて、話は前回のブログの続き。会社の変な講習を受けさせられ、それでもなんとかタイ航空に飛び乗ったあたい。機内食を撮り忘れつつもなんとか空港に到着。いやもう夜でっせっ…てかもう深夜でっせ!でもいつの間にかスワンナプーム空港、ありがたいことに女性優先レーンができたのね。行列を管理するおねーちゃんに「ここいきんしゃい」と促された。おかげで素早く入管を通過。これ出国でもできないのー?入国は以前に比べたらかなりスムーズになってきたけど、出国は全然ダメダメなスワンナプーム空港だけに色々改善を望む…。 成田17時30分発ですからね。荷物受け取って到着ロビーに出るころはタイ時間23:00。日本時間だと1:00なもんで眠い。…ってこんな時に使うのが空港のそばで無料送迎付きの激安ホテル「トンタリゾート」。なーに、このブログにも何度か登場しているので覚えていらっしゃる方もおるでしょう。今までも死ぬほど書いているので「たびねす」に書いた記事を参照してね。詳しくはこちら! ↓ ↓ ↓ ↓激安!バンコクの空港から無料送迎付のホテル「トンタリゾート」は1泊なんと2000円! 今回はタイミングが良かったのか、10分ほどで送迎バンがやってきたお。運が悪いと40分待たされて死ぬ。更にいつもは遅れても歯抜けのおっちゃん運ちゃんの笑顔で憎めないため許せるのだが、今回はワイルド系イケメンの運ちゃん。エグザイルに紛れ込んでもばれない感じ。こんなのトンタじゃない(爆)。ただタイ人ではなくミャンマー人かも。このホテル荷物運ぶベルボーイとか、ベッドメイキング、ほとんど近隣のタイより経済レベルが下のアジアの国の人でまかなってるんよ。それで1部屋2000円代無料空港送迎付という衝撃のコスパを実現させているんですな。チェックインカウンターも以前はにこやかで親切なお姉さんが数人いたはずなのだけど、いきなり無愛想な骨折してギブスしている年増オナベになっとった(衝撃)。ここ数年で賃金が上がり、物価が上がったバンコク。それでも以前とほぼ変わらないホテルの値段を保って行くには、華やか系は排除せざるをえなかったんだろう。しかも新館も建てたばかりだし。しかも以前と異なりスワンナプーム空港周辺には他の格安ホテルもできてきたしねー。でもこのホテルの良い所は不愛想で、余計な事は何にもしないけど、事務的処理、必要最低限のことは一流ホテルよりスピードが速い上に、絶対に忘れないこと。いや、もうこの値段ならそれだけで十分よ。チェックインでは朝の空港行のバスについても「明日は何時に空港だ?じゃ、バスは何時だぞ。何時にモーニングコールする?」と聞いてくれて、このモーニングコールも忘れられたことが無い。電話を取らないと取るまでストーカー級にならしてくれるので安心。ちゃんと「グッモーニング!起きたか?」と聞いてくれる(笑)。某一流ホテルでモーニングコールを忘れられたことがある事を考えれば、これも5つ星以上のでき。荷物があるからエレベーターのあるワンランク上の新館の部屋にしたんだけど、2000円台だからさ。無愛想な骨折年増オナベに「また最終日に戻ってくるんよ」と言うと、ちょとだけ「にやっ」としてくれた。絶対タイ人ではない荷物運びのお兄ちゃんも、恐ろしいほど無愛想で何もしゃべってくれないので、移動中のエレベーターの中で「このホテル4回目なんだ~」とやっとのことで話しかけると「ほぉー、そうですかぁ。タイはよく来るんですか?」と、やっとこさほほえみながらしゃべってくれた。いつもはなーんにも話さないんだろうな。この日はアホ研修で疲れ果てて眠り、比較的安かったタイ航空の早朝便に乗るべく、そして美味しい朝食を食べるためにスワンナプーム空港へ。睡眠時間はわずか4時間。シャワーを浴びて強制的に目を覚まし、よろよろしながらバスに乗って再び数時間前に着いたばかりのスワンナプーム空港へ!まずは国内線カウンターでチェックイン。すでに窓際はいっぱいでちぇーっ!と言う感じ。まあ1時間だからいいか。さーて朝食に行きますか!「さっきあんた美味しい朝食っていってたけどスワンナプーム空港に美味しい朝食食べられる場所あったっけ?」と思っている人。ありますよー!まあ美味しいといっても、スワンナプーム空港の中でローカルで味はまあまあ、程度なんだけど私にはまあまあうまいレベル。空港の中では一番まともかと言う感じ。高い店でも不味い店があるのが空港の落とし穴。で、ここが、スワンナプーム空港唯一の庶民価格のフードコート「マジックフードポイント」です。場所はエアポートリンクのある階、空港の一番下です。出発ゲートから下に行こうとするとガードマンに「ここだめ!」と止められるけど「ご飯食べに行くの!」と言うと、なぜかみんなマジックフードポイントにいきたいんだな、と理解してくれるみたいで「一番奥のエレベーター使うと近いぜ」と教えてくれます。到着の時に利用する時はエスカレーターでチマチマ移動するんだけど、ガードマンの教えてくれたエレベーターで一番下に行ったら真横だった(爆)。わかってるねえ、ガードマン! 空港のレストランってどこの国もそうですが高い。でもここは、町の屋台並の値段で食べられます。最近タイのフードコートも値段上がってきましたしね。30バーツ程度(100円)で、色々な料理が食べられますよ♪。なので、早朝にもかかわらず大盛況。空港で働くタイ人や、同じく旅行に行くタイ人が多いけど、最近はだいぶ観光客にも知られてきたので、他国の人も。そして我らが同胞もちらほら。 カオマンガイ(チキンライス)やカオカームー(豚の煮込みかけごはん)やら魅惑のお店が並ぶ中、朝ってことで軽めのヌードルをチョイス。クイティアオトムヤム35バーツ。辛いけどコクがあって美味しい~♪更に唐辛子を入れちゃったんで、朝から汗をかきかきいただきます。 買い方は入口入ってすぐにあるクーポン売り場でクーポンを購入。例えば100バーツなら「100バーツ」とタイ語か英語で告げ、100バーツを渡しせば、早朝は特に機嫌の悪いおねーさんたちが、「ほれ」と10バーツ、5バーツと分かれたクーポンがホチキス止めされて合計100バーツの物を渡してくれます。気に入った店の前に行き、メニューの値段を見て(外国人も来るので英語表記のある店がほとんど)そのメニューを告げ、その値段分のクーポンをホチキスから引きちぎってお店の人に渡せば注文完了。ちゃちゃっと作って「ほいよ」と渡してくれるのでトレイに乗せて、目の前にある調味料で好きに味付けして好きな席へ。お箸やスプーンはまとめておいてあるコーナーがあるのでそこで取りましょう。水は置いてないので飲み物ショップで買うように。10バーツから15バーツ程度。腹ペコで空港についたら100バーツ分で、2品と水ってかんじでしょうか。でも、私みたいにサクッと一品&水だったら50バーツでもいいかも。でも店の前で40バーツとか50バーツの料理が食べたい…ってときに困るので、多めに購入しておきましょう。後から購入カウンターと同じ場所でクーポンを差し出せば残った額を現金で返金してくれます。さー、到着からわずか7時間滞在のバンコク(っていうか空港エリアだけやんか)を後にしてチェンマイへGO! 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2017年06月10日
コメント(4)
今回のタイ出張までにいたる、タイプロジェクト立ち上げ1か月の間、色々な挫折があり、色々な立ち直りもありで、奔走していたのですが、その間大変お世話になったのが、原稿を書かせていただいている、「タイランドハイパーリンクス」のN氏!それはもう嵐のように迅速かつ、菩薩のような優しさでアドバイスをいただき、事がスムーズに進んでいったのでした。これは私だけではなく弊社として感謝の意向を表さねば、と、この出張の際、上司にN氏にごちそうしてくれ、の会を催すことに。よっしぃなんか羽田空港の免税で少々お高めのワインまで持って来たんだけど(禁酒日に備えた本当は自分用)、でもでもやはり感謝の気持ちはあらわさねばと、こちらを献上することに・・・と言いつつ自分が一番飲んだのは秘密。それなのにN氏ったら「巨大で面白いレストランがありますよー」といって予約までしてくれたんです(号泣)。どこまで菩薩なのでしょう。きっとタイの神様に愛されている方でございます。というわけで、ご指定いただいたMRTホイクワン駅へ向かう事に。そういえば私、MRTって昼にしか乗ったことが無くて、初めて夕方に乗ったんだけど、いやー、びっくり。BTSは激混みだってこと知ってるんだけど(ところでBTSって往復するとかなり高いけど、タイ人の皆さん、大丈夫なの?日本人の私でも日本の地下鉄とかわらない、もしくはもっと高いので、なるべく乗らないようにしてるんだけど!)MRTの駅は半端ない込み具合!駅のホームは東京の通勤ラッシュ並みの混み具合です。旅行者の皆さん!空港から市内に向かうのをエアポートライナー&MRTで考えている場合、平日の夕方17:00~19:30、朝7:30~9:00あたりは、大きなトランクで乗り込むのはやめた方がいいと思います。エアポートライナーなんか始発7:00だから平日市内に出て来るときは、もう通勤ラッシュだと思うし、結構きついと思うー。あとトークンを買う行列が凄い!チャージ型のカードあるけど、あれ、結構いい値段のデポジット取られるしし、今回はおそらく1回しか乗らないから絶対いやだと拒絶したんだけど、だから買えば?っていったのにー、と、マッカサン駅で意気揚々と自分の分だけ買っていた上司に言いたい。経費としてあなたが購入したときに二人分、購入すべきでしょ。ボランティアじゃないんだよ。こっちは。そういうドケチな会社なのが嫌でございます。ま、それはさておき、ホームに行ったら列が階段部分まではみ出している。空港の出国もそうだけど、タイって行列管理が全然できないんだよな・・・。これってどんな状態で乗らなきゃいけないの?閉所恐怖症のよっしぃ大丈夫かしら?と、どきどきしていたら、何だよ!乗ったらぎゅうぎゅうじゃなくて、普通に立てるレベルじゃんか!日本だと乗れる限りはぎゅうぎゅうになるまで押し込むじゃない?タイはどんなに行列ができていようが、隙間ができていて、普通に立てる状態しか人を乗せないんだわ。閉所恐怖症のよっしぃでも「うーん・・・もう少し入るような・・・。」って思ったくらい。ただやっぱり、トランク・大荷物組にはきついと思う。無事にホイクワン駅についたのは、既に約束の時間を30分すぎた7:30。N氏お勧めの店にはここからトゥクトゥクで向かうとのこと。ちなみにバイクタクシーの乗り場もあったので、バイクタクシーでも行けると思います。やってきたトゥクトゥクのオヤジにきいたところ「100バーツ」と言われたので値切ろうとしたらじゃあ行かない、とのこと。んじゃそれでいいよ、と乗ると・・・いや、これが意外と走るのね。これなら100バーツも納得かも。…まあ帰りはタクシーでアソークまでぴょーんといけたもんで、70バーツくらいだったから、渋滞の時間以外はタクシーがいいのかも。アソークあたりで拾うと場所知らない運転手さんがほとんどだと想像がつくのが痛いですが・・・。着いたところがココ!ナートンレストラン!N氏はなんと昼に下見に来て、一番いい席を予約までしてくれていたのだ。もうここまで来ると大菩薩。 うわあ!素敵なお店~♪ほいでもって、絶対にありえないと思っていた本業上司とN氏の衝撃の対面に一人で心の中で笑い転げているよっしぃなのでした。いやー、まさかね・・・フリーでやっていた仕事と本業の仕事がこんな風にいつか結びつくなんて夢みたいです。ほんと、N氏ありがとうございます。そして上司、ありがとよ!で、N氏お勧めのこのお店の料理がこりゃまた激ウマ-!団体が来たり、タイ人ミュージシャンライブでよく使われているお店なのでとても大型の店にふさわしく、一皿すべての盛りがでかいので、行くなら2名とかやめた方がいいです。グループで行きましょ! 刺身好きなら絶対頼むクンチェーナンプラーの海老は超巨大!更にオースワンはよっしぃの好き系とろとろ卵に小粒の牡蠣がぷりぷりのやつやーん。他の料理も最高に美味しいかったー!更にテーブルを担当してくれた、おかまのおねー様が大変お美しく、しかも上品な感じで、仕事も他のスタッフにてきぱきし指示出ししててかっこよかったわー! 上司とN氏がことのほか気に入っていたのがこのフルーツソムタム。甘酸っぱさと、しょっぱさと、不思議な味で、意外とつまみになるというすぐれもの。私フルーツ系つまみならヤムソムオーの方が合っていそう。あとねこのレストラン、ワインのボトルが600バーツとかなり安い!いやー、バンコクに600バーツ代でワインを出す店初めて見ました!もうこれだけで通いたくなったのは言うまでもない。しかも、あのタイのコンビニにおいてあって、安いレストランで出てくる、あの臭いがすさまじい「モンクレ」かと思いきや、メニューからちゃーんとえらべて、しかもそこそこおいしかったからびっくり!ワインの持ち込みも150バーツでOKなんだって!まあ、交通費かけたらいつものワインコネクションとトントンだけど、でもこれだけ料理がおいしくて、これだけタイの感じが楽しめるならわざわざ行く価値大ありなのです!わーい、また行っちゃおうっと♪いやー、こんなに面白くて美味しい店を教えてくださって、本当にありがとうございました!上司も大喜びでした。タイランドハイパーリンクスさん、これからもよろしくお願い致します・・・。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2016年10月30日
コメント(4)
老婆並のしわしわお肌をてかてかツルツルにしたよっしぃは、満足と感謝で胸いっぱい。でもお腹はペコペコ。本日の夜ご飯はイサーン料理いっちゃう?ということで、エカマイへGO!エカマイはおしゃれなバーやらパブやらレストランが並んでいて、そんなに興味ないんだけど(とか言いつつ、トンローあたりに住んでいる友人に会うときには時は結構行っている)、そんな中でひときわ異彩を放っているのがこの「サバイジャイゲプタワン」たしか以前はサバイジャイガイヤーンっていう名前で、ガイヤーンが名物でんがな色を前面に出していたんだけど、改名。何で異彩を放っているかって言うと、入り口にある屋根しかないエリアは「いかにも田舎にもある食堂」っぽいのだ。そのせいで「エカマイはしゃれおつだからなー・・・」とかなんとか言いながら、イサーン料理たべたい、となると「サバイジャイでいいか」となる事も多く、もう5,6回行ったかな。ただ、つい最近行った時、「え?」って思うほど値段が上がっていました。まあ、バンコクの賃金が引き上げられたので仕方がないんだろうけど、この粗野な作りでクルアラカントーンより高いのか?って思うと、エカマイの土地代とか物価なんだろうなあと。それと日本人率の高さ、混雑ぶりにびびった。そして一度はなんと、自分たちの周囲の席がすべてが日本人だった!ってことも。わがままですが、さみしさを感じざるを得ないなあ。もうこれは日本でタイ料理食べてるみたい・・・としか思えなかったもんで、今後は行かなくなる可能性もありそう。やっぱりタイに来たならローカルな雰囲気で食べたいじゃん。日本人多くてタイ人が入れないようなそんな感じだったよ。日本人は旅行者も在住者も入り混じってる感じですが、唯一の救いは、中国人団体客はまだ見かけてないってこと(笑)。この日は暑かったので、冷房の効いている屋内席へ。こちらも日本人ばかり。調子に乗って日本語でしゃべってると丸聞こえであるよ! この日は年齢不詳の美魔女、S乃ちゃんも駆けつけてくれた!タイは若く見える日本人が多いように思うんだけど、最近感じた。日本みたいに乾燥しまくる季節がないからだと思う。だって、タイにいると、バカみたいに日焼けしない限りは、肌いつもオイリーだもん。そして、ちー親子 ちーさんの愛娘、ちび子はガイヤーン片手にご機嫌なのでアール。4人で来ることがあまりないもんで、今回は食いまくるぞーっと、かなりたのみすぎてしまいました。この店、恐ろしいほどメニューがあります。そしてしっかり辛いです。タイ料理ならほとんどが食べられるんじゃなかろうか?いや、おら、しらね。 まずは大好きなガイヤーン。ペップリーの「ジェーコーイ」に比べたら、そんなに「さいこー!」と叫ぶレベルではないけど、とはいえ普通ってこともなく、無類のガイヤーン好きでガイヤーンばかり食べまくっているよっしぃとしては、中の上くらいのガイヤーン。これは焼き加減の事を言ってるんだけど、この店のガイヤーンは中に詰め物がしてあって一工夫してるんですよね。味は独特の風味があり、そこは好もしいです。 S乃ちゃんとよっしぃは肉食なので、コームーヤーンも追加。美味しいです!上の下くらい。よくあるコームーヤーンです。その後S乃ちゃんが・・・ ナマズ塩焼き注文!まあまあ、美味しいんだけど、日本の川魚の塩焼きが好きな人には、下処理のせいか川の汚さのせいか泥っぽく感じるかも。まあ、タイだからこの程度でしょう、と思える人はとてもおいしいはず。辛い香辛料のナムチム(タレ)をつけて食べるので、みんなあんまり気にしないのかもしれんな。ナムチムは酸っぱくてからくて美味しい! あまりにもイサーン料理に走りすぎたので、タイ料理の王道も注文。パクブンファイデーン(空芯菜炒め)とヤムウンセン。これらのお供はもちろんビールだなあ。そう、空芯菜、ヤムウンセンにはビールなんだよ・・・不思議と。 オリジナルのグラス!かわいくなーい?やはりガイヤーンが名物って言うのはかわってないのか。でもにわとりが劇画っぽくて笑えるな。いやー、食いまくりました。バンコクで過ごしたこの3週間も残すところあと1日・・・とはいえ何するんだろう。土産買うくらいか・・・。最近はもうバンコクでだらだらすることには興味がなくなってきた気がする。今は地方が好きだなー、とはいえ、なぜか地方からバンコクに戻ってくると安心するんだけどこのサバイジャイゲプタワン、場所はエカマイ1 スクンビットソイ63 エカマイの入り口からだと結構歩くので、バイクタクシーに「サバイジャイ」と言えば連れて行ってくれますよ。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2015年12月26日
コメント(8)
今回、3週間5000バーツで泊まらせてもらう、ちーさん家に無事到着。深夜着なので、ちーさんと黒霧島で乾杯したら、そのままバタンキュー。 昼はちーさんと、とある会合でランチをした後、夜はお互い用事があって別行動に。ぐふふふ。実はよっしぃこの日、とある殿方とお食事することになっておりましてー、指定されたのは、トンローのFACEというレストランの複合施設の中に入っているランナータイというタイ料理レストランでございました。うわさでは「なんか、出た!高級タイってかんじのところ」など、いろいろと聞いておりましたが建物を見た瞬間、もう、噴水のように鼻血があふれてきて、逆流するのではないかという(予想を超えたものを見ると、鼻血は流れるだけではなく、逆流するんじゃないかという、例え。え?そんな例え、ねえよって。よっしぃ辞典より引用)ものすごいインパクト。ぎゃーー。こっ、高級です。殿方との会食だというのに、よっしぃ、キャラがかくせず挙動不審になりかけましたが、こんな高級レストランでいきなりこの強烈キャラを爆裂させたら、首をむんずと掴まれて、ぽーい、と、トンローの道路に放り出される可能性も多いので、必死で抑えますたよ。この施設っていうのがよくあるビルではなく、木造の素晴らしいお屋敷のような作り。階段を上がると恭しくお店の方がお出迎えしてくれて、物腰低く、とても丁寧にテーブルに案内してくれます。オリエンタルホテルでもここまでいかんだろう?というほどの、本当に最上級の丁寧な迎え方に、ひぇー、タイ人もここまでやるのか、と、感動。むずむず・・・また、いつものキャラが出そうになったがここは猫をかぶって、おとなしく・・・。本当はもっとばちばち写真を撮って、ブロガーとして残したかったのですが、そんな雰囲気じゃないんです。貧乏で、テンションフルマックスなよっしぃですが、実はその場のマナーはきちんと守る人です。ほんとだってば(涙)。こそっと撮った店内写真はこれだけ。 ほんとは、木造の高床式の素朴さと、高級感を融合した、木造宮殿的な。すんばらしかった。タイ好きの間では暴れ太鼓のように叩かれている、いや、親しまれている(?)「アンナと王様」気分が味わえます。で、お料理ですが、「辛さはいかがいたしましょうか?」と尋ねられ、そこそこ辛く、とお願いしても「げえ!辛い!」ということはありません。まあ、タイ人のそんなに辛くないけど、日本人には少々辛いくらい。でも味自体は「タイって雰囲気料金とるから、高級レストランより屋台の方が実はおいしい」なんて、多くのタイ在住日本人が言うような店もありますが、いや、ここの料理は、そんなことなく、すっ、すっ、とはいってしまう美味しさ。油の使いまわしは皆無と思われたり、素材の良さを感じさせてくれました。…というかこれだけの値段取ってればそうじゃないと困るんだよねー。前での他の超高級タイ料理屋の中の「エセ」タイ料理屋さんは、反省していただきたい。 まずは前菜のこれ。なんだっけ、名前忘れた・・・これ、頼んでないけど、お通しで出てきました。タイ料理が好きなくせに何ってるんだ!と突っ込まれそうですが、実は、よっしぃ、これが苦手(爆)。「たまねぎと、葉っぱの味しかしない」とかそういう感想を持ってしまいますが、ここはお上品にぼそぼそいただきます。トムヤムクンを頼んだら、きちんとお椀に二人分わけてからもってきてくださいますた。な、な、な、なんという細やかな心遣い。エビの取り合いで取っ組み合いなんて世界、ここにはないんですね。おほほほほほ。 ヤムウンセン・・・いや、ひと皿400Bとかそんな値段だけど、そんな値段取ってるんじゃねーよ、と言えないくらい「え?ここ海辺のシーフード屋でエビ料理頼みましたかね?」っていうくらいのでかいエビがごろごろ。今年の正月に行った、ホアヒンのタイ人にも人気のチャオレーなんか、正月値段のせいか、一皿、名物のカニのブラックペッパー炒めが一挙に2倍になっていたんで(900バーツとか)、雰囲気考えたら、はるかにそれよりまし。 ナスとビーフの炒め物を頼んでみました。実は、ナスは長ナスを期待していたのに丸ナス。ちょっと癖のある味なのだけど、非常に丁寧に下ごしらえがしてあって、全く癖がなく、歯ごたえが楽しめてとてもおいしかった。いやー、実に美味しかった・・・。貴様、貧乏貧乏言いながら、こんな店行きやがって!とか言っているあなた。ちっちっち。殿方におごっていただきましたの。いえーい!⇒ここ、庶民よっしぃだって、たまにはそんな日があるのさ。ぎゃー、痛い!だれ?石をぶつけてきたのは? 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2015年02月24日
コメント(11)
ちーさんお気に入りの水タバコが吸える「某」。なぜ名前を伏せているかというと、あまり人に来てほしくないからだという。以前モテるシシャの吸い方とモテない吸い方をお伝えしたあの店であるよ・・・。 「だから絶対に店名を言うなよ!」と、脳天をぐりぐりされながら脅されつつ(嘘です)「はーい了解で~す♪」って素直に返事をしながらもすでに、7,8人の日本人が集団で(しかも駐妻っぽい人たち)来ているのを片目で見てしまったこともある。なもんで、その筋では(どの筋だよ)、意外ともう知られた店なのかもしれん。ただ、バンコクっておしゃれの一環として水タバコを出している「おしゃれクラブ・おしゃれバー」もあるので、ほんっとに素敵なお店で水タバコを吸いたい人は、ここでなない方が良いかもしれない。なんとなくの場所は、アラブヒヒおやじご用達がお買い上げに行く「某」の近く(まだあるのかな?)、最近めっちゃきれいになってしまった以前は完全アラブ系ホテルの近く。前回も紹介した通り、店内はまるで中東のある町の飾らない食堂のような雰囲気で、黒い布で目以外を覆った奥様を連れた、巨大白装束おやじや、そこまで清掃をしていなくても、ぜったい中東の方ですよね?って言う感じの殿方、夜遅いのに家族連れ、などとにかく中東のお客様でごった返しているかんじ。お酒をたしなまない国の人ってみんなこうなのか?って思うくらい、ものすんごい量のカオパット?のようなものを頼むテーブルが多い。その量っていうのが、ほんとうに「山」なんだよ。 写真で撮れなかったのが残念なぐらい。確か初めて見た時はびっくりしちゃって、ぽかーんと見ていたものだ。ココには何度もつれてきてもらってて、水タバコちびちび、びーるちびちびしながら他愛もないおしゃべりをしているんだけど、お料理をいただくのは、はじめて。ちーさんは、ここの料理が大好きらしい。しかも食中毒でまだ胃が完全に治っていないよっしぃが「あっさり・すっきり」と所望した通り、とてもあっさり・すっきりしているものだそうな。たのしみなりぃいい。というわけでよっしぃが中東系料理で最も好きな、なす・ひよこまめのペーストを注文。これおいしいよねー!右のヒヨコマメは豆とは思えないほどなめらかで、コクがあり、クリーミー。うっとりしちゃう口当たりだわぁ・・・。なすはまったりしてこれまたうまい。ナンにつけて食べるんだけど、ナンでおなか一杯になっちゃうから、そのうちスプーンで救ってダイレクトにいただいてしまいました。 ちーさんが大好きだというオリーブとチーズのサラダも注文。これは強烈な酸っぱさで、あんまり酸っぱいのが得意ではないよっしぃにはちょっと合わず。でもオリーブをつまみにビールが進んじったりしますので、あなどれんぞ。うーん、びーるがうまい。 というわけで胃はパタヤ食中毒事件から完全復活していないのに、肝臓はあっという間に復活。で、ちなみにですね。この店、よっしぃみたいに少々ぷよんとしている上に、黒い服を着ていると、やたらとアラブ白装束にじろじろみられたり、妙なアイコンタクトをされます。うーん、イスラム圏だけでモテモテというのも、どういうものかと思うのだが、例えアラブの石油王でも無理だね。酒が飲めない豚肉が食えないなって・・・絶対無理だね! じろじろ見続けられることに耐えられなくなり、お次は エラワンハイアットの地下に入っているBAR@494へ。そこでちーさんのお友だち、Wちゃんも合流。豪快で素敵なねーさんだった。 グラス99バーツからのワインが楽しめるってことで、円高のこの時は一流ホテルで250円程度のワインとなり、ほんと助かった。ああ、円高よ、カムバック! 胃もすっきり、肝臓元気を確認できた素敵な夜になりますた♪。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2015年02月08日
コメント(8)
タイ最後の晩餐はタイ料理が良い!って思う人も多いかもしれんが おいら呑兵衛。 ビールも好きだけど、ずーっとビールができないたちなの。 しかも、忘れたケータイ電話を無事にエカマイで受け取り、多くのタイ人のやさしさ、親切さに改めてタイを好きになり 帰国前日に異様にテンションアップ! ワイン飲んで帰りたい! ちーさん「最後のごはん何食べたい?」 よっしぃ「ワインコネクション!」 ちーさん「うちは近いからうれしいけど、ほんとにそれでよいの?」 よっしぃ「いえーす、おふこーす!」 ってことでレッツゴー!ワインコネクション! もちろん、ちびまろもいっしょ。 説明しよう。ワインコネクションはシャレオツでワインが楽しめるが、ファミリーできている人もたくさんいる非常に開かれたワインダイニング。 場所によってはファミレスのような雰囲気のある店もあって、そういう店はますます家族連れが多いんだけど、ここ、レインヒルのワインコネクションはシャレオツながらも、誰もが楽しめるお店なのだ。 タイって子供お断りっていうお店が少ないので感心する。 初めて伺ったこの日の数日前は、食事の後だったのでチーズとワインだけにしておいたので、ここにおいてある料理に興味津々。さあ、頼んじゃいますよ! じゃん!ボロネーゼ。これ、ちびまろ用・・・。一口いただいたけど、結構おいしかったよ。 そしてそしてステーキ~! レアで頼んだけど、ミディアムレアで出てきた。 ほかのタイのお店でもレアでステーキを頼むと、意外と火が通ってる。ってことはミディアムレアだとウエルダン、ウエルダンだと・・・焼きすぎになるんだろうか。でも、タイにしては、そして値段にしては(300バーツ代くらいだったかな・・・)そこそこジューシーでおいしかったっす。やわらかかったし。 添え物にボリュームがあって他のつまみがいらないんじゃないかっていうのも良かったわ。 で、スパークリングワイン、赤ワインと進むわれらのつまみはまだまだお肉。 ハム盛り合わせ!うんうん、おいしいよ。ドイツパン添えでボリュームたっぷり。 ワインもボトル700バーツ代くらいからあるので、日本の安いワインバーの安いラインナップと同じくらい。 「え?タイなのに日本の安いところと同じくらい?安くないじゃん!」なんて思ったあなた、ちっちっち。 ほんの数年前までは、タイでワインを飲むと日本の何倍もしていたんだから! グラス100バーツ程度の噂を聞きつけ、ゲイストリートまで足を運ばねばならなかった時代もある。それに比べたらほんと安いと思う! それにしても この旅を思い返しても最後の最後までこの旅もちーさん親子にたくさん遊んでもらった・・・。 ケータイを忘れて慌てふためいているときにも電話変わってくれて英語で対応してくれてありがとう~。 いつも感謝しています。あなた方の幸せを願っています。 しばしバンコクに行けないけど、またねー(^^)。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2013年11月27日
コメント(12)
肉が好きです、肉が大好きです。ああ、肉、肉って最高。 こんなよっしぃが野菜を食べるとき・・・それは少々ダイエットを意識しているときです。 そもそも炭水化物やスイーツをあんまり食べないので(酒を飲むので(照))炭水化物抜きダイエットや糖分抜きダイエットはだいたい成功するんだけど やっぱさあ、歳じゃあん。野菜も食べないとさぁ、大腸がんとか、生活習慣病とか気になるよねえ。 タイ料理はあまり野菜が食べられないと言われていますが、そんなタイ料理において 野菜がモリモリ食べられるのがナムプリックオン。 やたらと野菜と言えばバーニャカウダばかりを注文する最近の日本女子たちに言わせてもらうが、 こりゃ、タイのバーニャカウダだ! たぶんね(自信なし)。 でも先日紹介したようにお店によっては「あれえ?」なんてものも出てくるので注意が必要。 あたしゃあ、出会ってしまったんです。野菜があまり好きじゃないのに、「うまーーー!」とほれ込んでしまった・・・ それくらい美味しいナムプリックオンに。 それは、エカマイにある駐在妻にも人気の「プリム」。そこのナムプリックオン!正式名は別にあったけど「コー、ナムプリックオン」といったら、これが出てきたので、きっとその手のメニューはこれが一つなのでしょう。 うまー! 見てください。もう色からしてヘルシー! ゴーヤに、タイの丸茄子、ゆでたカリフラワー、ヤングコーンなどなど、体に良さげなものたちばかり。タレも辛いだけではなくて、まったり味の、非常に食が進む味。 しかし一番特徴的だったのは、通常、豚の皮をあげたケープムーが添えられているけど、魚の皮をかりっと揚げたものが代わりに添えられていたこと。 これが・・・! ちくしょー!塩味が効いていてビールがすすんでしょうがねー(自爆)! 豚の皮よりヘルシーだし、これはかなり良い。 で、このお店、お肉料理も上品な味でおいしいんだけど 同じく野菜系だとヤムマクアヤーオも絶品。 すっごい辛いんだけど半熟のゆで卵がマイルドに辛さを中和。サクラエビが香ばしくって、こちらもたまりましぇーん。 バンコクに行ける時がくるなら、また食べに行きたいわあ。Prim エカマイソイ2をずんずん進んだ突き当りの手前TEL 02-390-1635 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2013年03月25日
コメント(16)
心身を病み引きこもり中のよっしぃ。何もかもうまくいかないけど、一つだけびっくりするほどうまくいっているものがある。 それは、ダイエット。 ダイエットは失敗しらず(しかし必ずリバウンドするので、結果失敗を繰り返す)のよっしぃは、いつも有酸素運動をメインに落とすのだけど、ジムのむきむきおにいさんに 「全然筋肉がないから、筋肉つけないと絶対またリバウンドしますよ、絶対です!これ、ウソじゃないです」 と、ものすごい勢いで脅され、筋トレも追加。 わあお、筋トレってすごい。体重より先にサイズだけガンガン落ちて、いい感じ。 サイズは一番痩せてた頃の服が余裕ではいるのに、体重はその時よりプラス5キロなんだけどなんで!?筋肉ってそんなに重いのか!?ってかいかに脂肪だけの身体だったかってこと!? そして、今回もう一つ何か違う! だって腹いっぱいしっかり食べている! 野菜と肉・魚、赤ワイン・焼酎はもしゃもしゃ食べ、飲み、ご飯の量を茶碗に半分、おそばも半束、と炭水化物だけを少々へらして、おかずでおなかいっぱい。 ビールは酒類の中ではかなり太るので、お休み中。 ということで空腹感はほとんどゼロ。おススメのダイエットでございます。 というわけで ダイエットしてようが心を病んでようが日ごろからお肉が大好きなよっしぃ。 肉好きといえばやはりタイではイサーン料理ですよねえ。 あぶった鶏肉、豚肉、牛肉のシンプルさが際立つので、ちょっと硬かったり、焼き具合が悪いと、まずいうまいが左右されちゃう・・・ってことで 炭火焼の天才がいるか否かが、イサーン料理屋の質を左右するって~えこと。 よく紹介するおぢいちゃんの店、いや、ジェーコーイと共に、よく行くいくお店はラープランスアンと、駐在や現採の皆さんもよくよくご存知のサバイジャイゲップタワン。 オープンエアのエアコンもないお店だけど、とても清潔でタイ人はもちろん、外国人も安心してがつがつ食べられるお店ですっ。 で、イサーン料理だけにとどまらずタイ料理全般が置いてあり、どれもおいしいく安いんだけど、炭火肉料理の柔らかさがたまらんでーす。 この日は同じく肉好きの、キュートすぎる年齢不詳美女Sちゃんとやってまいりました。 Sちゃんおすすめのコレ 手羽先餃子はパリパリの鳥皮、ジューシーなお肉と中の具がたまらんハーモニー。 今はやめているけどビールが進んでどうしようもない。 よっしぃがどの店でも必ず頼むコームーヤーンも、やわらかジューシーです。 このお店、数年前はサバイジャイガイヤーンだったの。ってことで、当時は冠にあげていたガイヤーンがこちら。 自分比ではおぢいちゃんの店・・・いや、ジェーコーイが一番だけど、ここだって ガイヤーンがおいしかった店ベスト3には入ってるんだから(自分比)。 ぱりぱりの鶏肉、しっかりした肉質。ブロイラーを食べているわれら日本人にとってタイの鶏肉はうまい!こういうシンプルな料理に限るわあ。・・・でも添えられている甘いたれ、実はよっしぃ苦手なので、つけません。 ちなみにこのお店で必ず頼むのが、これ。 えのきのヤム! ひき肉ほか具も多くて、ヤムの割に酸っぱすぎず、十分おかずになってしまうヤムなのです。 今度タイに行けるようなことがあるのなら、イサーン料理屋を全部めぐってみたい。ああ、めぐりたい・・・。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2013年03月20日
コメント(12)
いやー、最近ダイエットのためビールをやめたもので、タイにいける日が来るのなら、どうやってビール以外で安くお酒が飲めるんだろうかと悩む日々です。 タイでダイエットしている大酒飲みの方はどうしているのか教えてほしいです。 え?酒をやめろ??? えへへへへ・・・えーへへへへ。 食事はやめられてもお酒はやめられない。 関税が安くなったのとバーツ高でワインは日々安くなっているバンコク。 反してアベノミクスのせいで、どんどんタイのものが(ってか海外のものが)高くなると感じる単純タイバカ日本人よっしぃとしては・・・ いやーーーー!!!!タイがどんどん遠くなるぅうううう! つい最近までバンコクのちょい雰囲気のいい安いイタリアンのお店でボトル1850円で飲めていたワインが2400円近くになっている最近・・・ いや、いや、それでも昔のタイに比べたらお店でも髄分安く飲めるようになってきてるよね! あれは・・・まだ円高を謳歌しまくっていた昨年・・・10000円出すと、4000バーツいただけた頃。 ワインのんでぇ、イタリアンをたのしんでぇ・・・のステキなお店を教えてもらってので紹介。 しかもおごってもらった(狂喜)→狂喜する安い女・・・ その名は、SOLE MIO お店には小さな枠に入った写真や絵があふれ、パラソルが開き、屋内なのに屋外テラスにいるような明るい雰囲気。 ワインで何がお勧めですかーって訪ねると、タイ人の店員さんがはにかみながら「これでげすかねー・・・」なんて教えてくれたんだけど、このお店、ワイン結構安い値段からありました!なんと780Bとか・・・。 あとで調べたらベラナポリ系列とか。いやーーーベラナポリ、タイに住んでいる友人や、タイ人友に「安くてうまい」って聞いているけど行ったことがない!!!!! ひえー。そっちにもいってみたーい! ただこの日はもっと良いワインで1100バーツのもになりました。 この時は円高だったのでああ、これくらいだと日本で飲んでる、と思ったけど、今だったら「えー?一番安いボトルワイン3300円?たかっ!」とか言っているだろう。 大変ありがたい・・・。 そのワインはおねーさんもお薦めで、おごってくれた異国の方のお口にもあっていたようで、いやー・・・わし、ぐびぐび、ぐびぐびぐび。止まらない。 ハムの盛り合わせも、カルパッチョも、おいしく、特にこのピザってばーーー! でかい!!!しかもわれ等3人で2枚のピザを食べていた・・・。 わたすは炭水化物なピザは1切れでじゅうぶんなタイプなので、お肉とワインをがぼのみ担当だったんだけど・・・そのピザ、2枚の1切れずついただいたところ。 いやー、なんかさ 東京のイタリアンとバンコクのイタリアン、そんなに変わらなくなってきたというより、もうバンコクの方がうまいっていうお店もあるんでしょうね。 まあ、もちろん東京でもとびぬけておいしいお店あるからわからんけど、少なくともこのお店のピザ&肉おいしかったっすー。 あ、ちなみにあたくし宅配ピザが大嫌いで、それよりおいしいと聞いてもお店のピザは滅多に頼まないので(友達が頼んだら泣きながら食べる)、ピザの正当な判断はできていないと思うんですが(自爆)・・・ ただ「ピザが苦手なよっしぃ、でかいピースを2ついけた!」→うまいのではないか。 赤ワイン、軽いのが苦手だけど、重すぎると氷を入れる暴挙に出てしまうよっしぃは「最初から軽いのにしろ!」と常に怒られる。でもこのワインはそこそこ重くてもぐびぐびいけた。 すすめてくれたタイ人おねーちゃん、ありがとう。 お肉系、全部美味しかったー・・・また行きたいある~。 でもいついけるんだろう。もう泣きたいよ。SOLE MIO 場所:トンローソイ21すぐ TEL:TEL02‐185‐2199 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2013年03月02日
コメント(12)
ひゃほーい。と言うわけで昨年9月末の旅をせきを切ったように紹介しているよっしぃ。 到着初日にちーさん&ちびまろ、ちーさんのお友達とその娘さんと、トンクルアンで夜ご飯することに(^^)。お友達もとってもスタイルが良くて、素敵な方でしたワー。で、そのちーさんのお友達さんのお子ってのが お人形ちゃんみたいにかわゆいのに、お猿さんのように飛び跳ねるコ で、いやー、将来、このお人形のまま、超美しい女となり、「うきー、むきゃー」とか言いながら町を駆け巡るような、すんごい大人になってほしいと心から願わずにはいられない、シュールな逸材だった。 で、スクムビットソイ55にある、トンクルアンはタイ人はもちろん、駐在・駐在婦人、いや、現地採用、留学生まで知っている、いや、欧米人も知っている リーズナブルかつ、おいしくて、そこそこきれい (垢抜けてはいないけど)で、しかも、新しいお店がどんどんできるなかで、なかなか歴史が長いお店。 実はよっしぃ、トンクルアンに初めて行ったのは、な、な、なんと1998年。2度目のタイのときに、当時駐在夫人としてバンコクにいたOさんに連れて行ってもらったのが初めてで、その後は2年に1度くらい行く機会がある。 その頃はBTSもなかったし、もっともっとたくさん象が歩いていて、ぼったくりタクシーばかりだったけど、意外と話すとお釣りをきちんと返してくれる・・・人情ドライバーも健在。 やぱす、そこそこ美味しくて、そこそこ安くて、そこそこ清潔だから、トンローでタイ料理ってとき「じゃあ、トンクルアンでいいか?」って話しになることは多い。 トンローっていうおしゃれゾーンにありながら、さらにそこそこローカル!タイ人も外国人もどちらも居心地よく包み込んでくれるお店で、一応イサーン料理がお得意のはずなのに なぜか「プーパッポンカレー(蟹のカレーいため)」が大人気っていうちぐはぐさもいいねー、って感じです。 あ、でもガイヤーンもおいしい。で、大を頼むと後悔するくらい、でかい皿がくるぜーい! でもこれだけ行くことも多いのに、いつもエアコンの効いている室内でご飯を食べていたのだけど、今回は、初めてテラス席へ。 この日はとても涼しく、エアコン要らずー!こんなに涼しげな小さな噴水?滝?の演出もありましてよ。 あんまりにも涼しくて「タイじゃないみたい!」と着席した瞬間、ちーさんにむかってそう叫びました。 そして、ちびまろにも♪。 ちびまろは最近ちゃんとよっしぃの顔を覚えてくれているので、会うのが毎回楽しみになってきましたよ。 で、いきなりちびまろにカオニャオ(もちごめ)のカゴのふたを頭にかぶせられまして。おもわず 「はい、おいら、かおにゃおです!」 といったら、子供二人が大騒ぎた。 ああ、またやってしまったよ、おれ。 それを皮切りに子供たちが火がついたように「はい!カオニャオです!」って叫んで店内を行進し始めたから、さあ、大変・・・。 ってか今のうちに、コームーヤーンでも食らっとくか。 そこそこ上品な味で、おいしかたあるよ。 で、渋滞で遅刻したからお子達が残したおかずをつつく。 でも、やっぱしトンクルアンって居心地いいな。またテラス席に座ってみようっと! 実はこの日、よっしぃはチャトリウムスイートから、トンローにむかったんだけど、とにかくどしゃぶりだったの! で、チャトリウム前に来てくれた運ちゃんは、ロン毛、カチューシャのお兄さん(タイ人のおにーさんにたまにいるよね)。 この人、結構変わってて、タクシーの中をとてもおしゃれにしておりました。なんだかポップなマイルームというか、昔のヤンキーがやりそう。音楽も、いわゆるタイのおされ系。なんとなーく鼻歌歌っておりましたら「お、ねーさん、タイの曲好きですか?」って聞いてきました。 英語で! 「好きですよー!」→タイ語 「どんなのミュージシャンが好きなのかな?」→英語 「(!!!!むっきー!英語でかわしやがっておしゃれにはおしゃれで返すぜ)そうですわね、パーミーとかぁ、モダンドックかしらあ?」→タイ語 「君の音楽の趣味とは合わなさそうだ。はっははー(アメリカっぽい笑い)」→英語 と、なんだか会話がかみ合わないながらも、トンローやエカマイのレストランやクラブは知り尽くしているというさらにシャレオツな(・・・)のこと言い出す、兄貴。 スクムビットあたりの大渋滞になったら、な、なんと、裏道、ぬけるわぬけるわ。確かに通りの達人みたいです。 土砂降りの中、メーターで、裏道ぬいぬいしてくれたので、10バーツほど多くあげました。 「せんきゅー、まだーむ!」って、 最後まで英語やんけ!そしてこちらも最後までタイ語・・・。 また妙な運ちゃんと楽しいひと時をすごさせてもらいましたとさ。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年06月16日
コメント(14)
そろそろ時効なので(なんのやねん!)、昨年9月のバンコク旅行の話しをちょくちょくあげていこうかなっと(照)。 ほら あたいってば昨年震災で死にかけた じゃない? それで、仕事変わってさ、フリーの仕事してたらその会社が事業縮小で2ヶ月で部署がなくなってさ(大爆笑)、さらに新たに就職したりして、タイに行けちゃったわけですよ。だって、会社に入る前に、タイに行かないと長期でいけないじゃん。そうはいっても今までも 何人も親戚の葬式を出してみたり、何人も親戚をリゾ婚させたり ※一親等にすると、本当に会社から花が贈られたり、下手すると本当に上司がきかねないから、親戚にするのがミソ そんなことして会社員している間も意外と長期で休みを取得した狼少年よっしぃなもんで、書けない時期ってのはいつもあったのよね。 えへへへへ。 というわけで、書いちゃいます。以前から酒豪同士ということで、んじゃ、バンコクにおいでの際はぜひ、飲みましょうという優しいお言葉をかけていただいていた 竹亭さん。 残念ながらよっしぃには社交辞令が一切通じないため、大喜びで乗っちゃったわけです。でへへへ。で、ずうずうしく家族の団欒にお邪魔しちゃいました。 場所はかなり前から 「ガイヤーンが旨い。ガイヤーン屋台からここまでのし上がった凄い店!」 と口コミで聞いていただけで、「ぐひゃー!いきたーい!」と思っていたラマ4世通りの老舗、珍平酒楼! さすが竹亭さん、いいとこチョイスしてくれるじゃないですかぁあ! ってことで~…竹亭さんとは入り口で待ち合わせ。実はあたし、当時カオサンに住んでいた友人に「日本食食べたいから竹亭でいい?」とすがりつかれ、二回ほどカオサンの竹亭に連れて行かれたのです。なので竹亭さんの顔は勝手に存じていたんで、すぐにわかった。で 竹亭さんの奥さんってのが・・・超美人ー! なんて素敵なんだ!わいがおとこやったら略奪しているとこやで→急に関西弁。 ノゾミちゃんは嫁さんと竹亭さんのうまいところMIX。笑顔が超かわいいんだけど…!バンコクに住んでいる時にバックに入るような折りたたみ傘がなかったことを思い出し、お土産に買っていった傘をですね・・・ノゾミ先生はいたく気に入って・・・ 店内で雨降りやで~。 このお店の特徴の一つはうまうま、ガイヤーン!ってことで、食べてみてびっくり。日本ではなかなか食べられなさそうな地鶏系鶏肉。 肉質しっかり。ぱりっとした皮がたまりましぇーん! さらに、さらにビールに合うつまみをと、魚のナンプラー揚げ登場。これ、シンプルでうまいですなあ。大好きでやすー。 んでもりもり食べつつ、ビール飲みつつ高笑い。で…周囲を見渡すともう一つの特徴がすぐにわかりますた・・・。それは ものすごい数の老人が働いていること。 創業時からメンバーが、変わっていないんじゃないかなーという竹亭さんの言葉に「ほー、働きやすいんですかねー」と心を納得させつつも、なんだか凄い光景。だってさ、よたよたの老人たち全員 「青ジャケットに蝶ネクタイ」 っていうすごいフォーマルないでたち。いやー、あのなんだ、そのう、おぢいちゃんに「コー、ビアー(ビールください)!」っていうのが申し訳なくてもぢもぢするも、一人のおぢいちゃんなど 足を引きずってよたよたと寄ってきてビールついで下さるんで、なんだか恐縮ですよ・・・。 ホテルオークラ系はわざと年配の方をフロント周りやロビーに配して落ち着きを演出していて、これまたなんだか淑女になった気分が味わえるもんだが… それか?それなのか? なんか違うような気がするが、それはそれでかなりの異次元体験。おもしろかたあるよ!ちなみにこの滞在を終え、帰国後、わずか1日で 竹亭ファミリーを向かえTuiさんファミリー、Lamyai deangさんと酒盛り・・・。 わずか10日後に再会した竹亭さんファミリー(大爆笑)。ノゾミちゃんにいたっては 「何でこの人、また酒のんでるんだろう。こんなおばちゃんになりたくないなあ」 と心から思ったに違いない(笑)。 竹亭さん、ごちそうさまでしたー。また飲みましょうねー! 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年04月21日
コメント(10)
タイの洪水は少しずつだけど水も引き、良い方向に向かっているそうです。そうはいっても、解決策が出たわけでもなんでもないから、来年、再来年こうなったら同じことになるんだろうなあ、と思うんですが・・・。 で、私はすぐにはいけないけれど、水が引いたら早く日本人もタイに観光に行こう、と思えるように、久々にバンコクで行った美味しかったレストランをご紹介。 スクムビットのソイ35って、ぽつん、と日本風居酒屋がある以外、びっくりするくらい何もない。 夜一人で歩くのはアラフォーのおばさんとて恐い。だから「安くてうまいチェンマイ料理。お店かわいい!」と聞いて、在住時宿題多くてささっと一人で食べに行きたかったのに行けなかったのがここ・・・ 「ゲッタワー」 この日は店中の人が、あまりのちーさんの美しさに出た鼻血が逆流して困ることもいとわず、ちーさん&ちびまろ親子&ちびまろお世話係のプリティミャンマーねーさんとお出かけ。 真っ暗なソイ35をてくてく歩くこと5分くらい? 何でこんなに何もないのか誰か教えて・・・ってべそかきはじめるくらいのころ、ほのかな灯りの温かみのある木でできた門、かわいらしい一軒屋が姿を現します。 この日は日中とある理由で心身ともにへろへろ。ちびまろにいたっては、食べながら白目をむいて寝る、というサバイバルディナーで、疲労困憊なお食事になった。このあたくし・・・よっしぃでさえ、ビール一口飲んだ瞬間、眠いスイッチオン!投げかけられる会話が理解できないくらいの脳理解度低下で、実はこの席で何の話をしたのかほとんど覚えていないと言う酩酊状態。 でもね、ああ覚えていたとも。あたしの好きなタイ料理の中にはカオソイが入っていて、そのカオソイが美味しかったことも、異常に日本人が多くてびびったことも。 ああ、覚えていたとも。 あんまりにもかわいらしいお店なので、ほんとはバカみたいに写真を撮りたかったんだけど、なんで撮れなかったってーと・・・なんだかさあ・・・日本の社用族が多すぎたってこと。あのレストランの中だけ見てると、従業員がタイ人の日本にあるタイ料理屋にきたような…タイなのに「しらけた」雰囲気を味わってしまう。 ちょっと思ったんだけど・・・駐在とか、現地採用とか、住んでいる日本人には耐えられる環境なんだけど、ここに「きゃー、バンコクにはじめてきちゃいましたぁ。明日はアユタヤツアーとチャオプラヤークルーズなんですぅ~」って雰囲気で会話してると・・・しろーい目で見られそうなしらけ感なのよ。 かわいくて、素敵、狭くて、静か・・・だから余計浮くのかな? お店の雰囲気が最高なだけに、店内をネクタイ、ワイシャツ姿で携帯片手に「あ、部長、今、店抑えましたんで」とか電話したしながら我が物顔でのしのし歩く駐在員! 外で電話をしたまえ!雰囲気を壊すのやめてくれたまえ! そうはいっても在住日本人同士がかぶったとしても嫌な空間かも。 狭い空間で、静かなお店ですので~・・・かなりのひそひそ声じゃないと、と自分の素性が全部ばれるくらいに気まずい。海外に来た開放感を味わえることはなく、タイ在住サラリーマンの悲哀や、駐妻のひそひそウワサ話が聞こえる、東京より、近所の町内より人間関係が狭すぎる在バンコク日本人だらけの閉鎖感が味わえると思う。 バンコクって友達の友達は、当たり前に知り合いだったりするくらい狭い人間関係なので、うかつに日本人同士で日本人の話ができないこともある。それをこの店で再確認できたのは良かった気がするよ。 在住の方は大きな声での噂話に注意して、観光客の皆さんは在住のふりしていってみよう。じゃあテラスの席にいくからいいよって思った人(2席くらい雰囲気のいいお庭にあったような)・・・間違いなく蚊が多いのでやめておいたほうがいいかも。 だってお店の雰囲気は最高!こんなに日本人がくるエリアなのに、お財布に優しすぎる値段にびっくりしてしまいます。高い料理でも120バーツ、安い料理は70バーツくらいからあったような。・・・スクムビットのど真ん中の一軒家レストランにしてはむちゃくちゃ安い! 味は北タイ料理メインで頼んだので、上品な味で、辛さはほとんどなし。トムヤムクンほか普通のタイ料理も置いてあるので今度はそれも試したいなあ・・・。荒くれた辛い味が好きだからさー。 北タイの料理は辛くないの?ってがっかりすることなかれ。ちーさんの頼んだナムプリックオーンの激からバージョンは辛美味しかった。 野菜好きにはおすすめ。 ちびまろは香辛料がまだダメなので・・・優しいお味のクイティアオラートナー。野菜たっぷりボリューム抜群でなかなか美味しそう。 で・・・ 北タイ料理といえばこれ、カオソイー・・・うまーっ! あたしは辛いほうが好きなので添えられた唐辛子いっぱいのタレをがんがん入れてて食べましたよ。カオソイ嫌いな日本人っていなさそう。 たしか70バーツくらいだったかな・・・。この雰囲気の中でこれ食べれて70バーツって(190円くらいか?)・・・安い! 肉肉大好き星人のよっしぃが一度チェンライで食べたものの、その後チェンライでもどこかの店で売り切れてて食べられず、バンコクの北タイ料理屋でもない店の多かったゲーンハングレーもあります! お肉はほろんほろんにやわらか!まるまる1個の肉の塊を煮込んだものなんだけど、ここのはとっても生姜が利いててびっくり。 このゲーンハングレーってお店によってものすごく味の印象が変わる気がします。だって「ゲーンマッサマン」みたいにピーナツの効いたターメリック系の味の店もあるし。 ここのはね・・・なんだか日本の「角煮」を思い出させるような「煮物」の味。美味しいけど・・・日本食食べたような安心感。 この日はあまり食欲なくてそんなに料理をたのまなかったけど、がんがん頼んでみたいかも・・・、なんだか在住者のみの雰囲気にめげずに、また行ってみよう! GEDHAWA24 Sukhumvit 35 Rd. Wattana Bangkok電話:02-662-0501 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2011年11月13日
コメント(10)
ここはとうとう旦那が本帰国になって、タイではなく某県駐在…いやこれは駐在と言わんな(笑)…こほん…某県在住になった(ソイ55在住さんみたいだな)ミニ駐妻Jちゃんが連れて行ってくれたお店。トンローのマイチョイスレストランです。 ん?「駐」もとれたから、ミニ妻?なんじゃそりゃ。 ちなみにミニ妻だとなんだかよくわからにのでミニJちゃんにしておきます(・・;)。 ちなみにミニJちゃんとの沢山のタイの思い出やつい最近の日本某所でのお食事が、写真が多すぎてまだ手付かずです! 多分、しばらくすると、ほとんどJちゃんとの思い出ブログになってしまうと思うので、Jちゃんブログだと勘違いしないように(・・;)。この「マイチョイスレストラン」は、トンローに古くからあり、日本人の間でも美味しいと評判のタイ料理屋らしい。トンローとは・・・! タイに行ったことのない人のために明記しておくと、セントラルワールドやパラゴン、サイアムスクエアといった観光客も在住者も足繁く通うショッピングエリア・・・サイアムエリアからは離れているけど、ぽつぽつとこじゃれたお買い物どころやカフェ、レストラン、クラブが建つバンコクの「青山」的な場所で、タイ人にとってはおしゃれに遊んだり食事できる場所、そして在住日本人も多く暮らすなかなか良いところなのです。 そんな場所にたたずむ白い一軒家はそこはかとなく中途半端(笑)で少し寂れ気味。タイ人に人気の古くからある一軒家レストランってインテリアがどうしたいのかわからないところが多い気がするよ(笑)。新しいところはむしろばりばりにおしゃれだったり、ずどんと古き良きタイを再現していたりするけど、「美味しいし、前からある」ってところは似ているよー。たとえば椅子とかクロスとか。中途半端に古い花柄だったりするよね。でも不思議とあったかみがある。なんちゅーんですか?昭和の洋風びいきな家庭を訪ねたような。そういう家ってロープ人形とか(あるある!)、白い籐の家具に小花のファブリックとか(あるある!)、カフェカーテンとか(あるある!)・・・あったよね。 あ、うちのおぱーりん(母)はうわごとのように「この窓だったらカフェカーテンがいいわよ。カフェカーテン」って言うよ(恥)。こういうの、昔流行ったのかな。 団塊世代の女性の方、教えてください。おぱーりんの中途半端少女趣味を思い出すもろに懐かしい感じ。そういえば、ここでの食事前、Jちゃんがあたしにとってもいい思い出をプレゼントしてくれようと、とあるイベントに連れて行ってくれたのだった。突然のどしゃぶりに、あたしの眉毛がずれた(メイクだから)という伝説が残る。この会場でなぜか日本語が少々できる大学生(推測)スタッフに、眉毛がずれているにもかかわらず、まるでVIPのような待遇うけ、本来のイベントよりそっちの方にご機嫌になった。こんなに都会化したバンコクであんなにピュアに日本人のお世話をしてくれる人がいるなんてバンコクもすてたもんじゃないよなあ、と、おばちゃん目がしら熱くなったぜ・・・なーんて話をしながら肝心のお食事をご注文。ところで、何でこの店、誰もいないの? 営業中なのでは?バンコクってこんなんでも潰れない店が多くて不思議だよね。トムカーガイと、あたしの大好きなゲーンペットデーン(アヒルのレッドカレー)、Jちゃんの大好きなヤムプラームック(イカのヤム)を注文。 実はヤムプラームックってJちゃんと知り合ってから、Jちゃんが「うまい」っていうんで、頼んで食べてはまったメニューなの(笑)! それまでヤム(まぜるという意味だけど、日本人的にはサラダや巣の酢の物的存在)といえばヤムタレイ(魚貝のヤム)、ヤムウンセン(春雨のヤム)、ヤムカイダオ(目玉焼きのヤム)、ヤムヌア(牛肉のヤム)・・・と・・・わりと「どんとこいヤム」を頼んでいたあたし。 イカだけってシンプルでうまー!なの。タイのイカはこりこりして大好きなんだけど、ほとんどがシンプルにイカ焼きで食べてますた。でも、ヤムにすると、こんなにヤムが似合う魚介類ってイカしかねえんじゃないかっていう妄想にとりつかれた。それくらいうまいー!あたしの場合はヤムは全くおかずにならない・・・完全につまみメニューとして決めつけてるから。でも・・・ごはんとは合わないよね?そうおもわん?みなさん! そんなことをぺちゃくちゃ話していたら、来た! このお店のヤムプラームック! イカのヤムってちょーアロイ(うまい)。ここの店のはまったり度ゼロ。クリアな辛さがきぃーんとくる、シンプルな味付けのヤム・プラームック。 しかーも、ビールにあうぅううう! で、トムカーガイなんですがね・・・あたし、トムカーガイはまったり味のものが 好きなんですのよ。ここのはですね。酸味多め、こってり度の少ないトムカーガイでして・・・すっきり味のスープが好きな方にはお勧めですよ。 さらに、これはどこで食べても美味しいけど、ここのも例にもれずうまかった、ゲーンペットデーン。 あたしはアヒルの肉が大好き!歯ごたえあって、鳥と四足動物のあいのこのような、しっかりした味・・・ここのはトマトが多めで、まったりとした味に、さわやかな後味がインパクトをあたえておりました。 Jちゃんと知り合ったのはタイに住み始めて嫌なことがあって、ストレスと食べすぎで(こっちのほうが原因だと思うけど)太りまくっていたとき。彼女の名言には 「あれ?よっしぃ、一回り大きくなった?」 が、ある(笑)。・・・てっきり心が?とか、性格が?とか前向きに聞きそうな言葉だけど、肉体のことだったっていう(恥)。そう。一ヵ月前に会った人がわかるくらい太ってたことがあった(自爆)。 一番辛いときにであったJちゃんとはずいぶんバンコクで遊んでもらった。 川沿い開発プロジェクトに命を賭け(大げさ)川沿い開発に関しては次長と課長の座も争った(は?)。 プロジェクトxとか不毛地帯みたいなことになってきたけど、話は元に戻し・・・Jちゃんはありえないレストランとか、ぶっとぶほど大きな仏像とか・・・おもしろい所にも沢山連れて行ってくれた。ネクストステージはジャパーン・・・やで!おいら、多摩川沿いレストランなら開発したから(意味なし)!で、Jちゃんとのホアヒン珍道中もまだ書いてない。これも写真の整理がおいつかんのさ。はは。Jちゃん、首を長くして待っていてね。 My Choice5 Sukhumvit Soi 36 Bangkok, ThailandTEL:02-258-6174 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2011年07月22日
コメント(16)
一時期は高級SAともてはやされたパンティップスイート。もちろん今もすばらしい場所には変わりがなく、高層階のお部屋なら、広いバルコニーからバンコクの夜景を一望。 シロッコやバニヤンツリーに行かなくても、お部屋から椅子を出してきて、バルコニーで安酒をあおればいいのである。…うーん、貧乏発言。一番安い部屋でも広すぎだろって突っ込みいれたくなるような90平米以上。やっぱ老舗だけに室内も設備もそこはかとなく古い。最新のサービスアパートがおしゃれでアーバンなデザイナーズホテルっぽい家具を入れている中、ちょっと家庭的過ぎる感じはするし、泊まった人の話では廊下や共用部分の傷みはかなり目立つらしい。。 そんなこともあってか今じゃこんなに広いお部屋に、ホテルサイトによっては5000円くらいで泊まれるからバンコクって恐い。バンコクの中でも2000バーツ(5700円くらい)程度のそんなに広くない中級ホテルなんか、もういらないんじゃないかって真剣に思う。まあ、それはさておき、このパンティップスイートがあるサトーンソイ1ってば、やたらとゲイさんが多いことでも知られている。 世界的に有名なゲイサウナがあったり、ゲイさんが使うマレーシアホテルがあるせいなんだろうか。 ちなみにゲイさんは繊細でアートな方が多い気がする。食通も多い気がするし、ゲイさんの多い通りやゲイさんの経営のお店はとっても美味しいお店が多い!だから好きな人種であるが、決して腐女子ではないため、この手の通りに喜んで突っ込んでいく勇気はない(笑)。本日はサトーンソイ1のパンティップコートの道を挟んで正面にある、「マリレストラン」をご紹介! ・・・ちなみにガイドブックや歩くバンコクなどにも記されていない、隠れた名店であるよ。初めてあたすを連れて行ってくれたのは食べるものに妥協を許さない(?)そんぽん番長。ってかもうあれ・・・何年前?8年、いや9年くらい前だと思う。とはいえ、番長のため声を大きくして言っておくが、番長はゲイではない。ノーマルだ。番長に連れて行ってもらったとき「ここのトムカーガイは、ものすごい。まるでクリームシチューだから白飯をたのむ!」と、まるで武士の切腹の介錯を頼まれたかのような潔い物言いにびびったことがある。 えー。トムカーガイにごはん~?でも、頼んでよかった…それくらい濃厚。 あ、そうそう。番長気絶するかもしれないけど、ほら、男女といえばカップルに見えるじゃん・・・あれ?今、タイから出刃包丁入りの小包が送られてきたけど、気絶じゃなくていやがらせの方にまわったのかな。いやだ、もう、番長ったら。殺虫剤まで入れてこないで(嘘です)!で、そんな男女の二人組なんて、どこのレストランでも珍しくないはず。なのに…ここは…男女二人組の方が居心地が悪かった。隣の席にいたファランのカップルは赤ワインを片手にもう片方の手をにぎにぎしあっていたんだけど…ものすごい集中力で二人の世界に入っていたんだろう。じゃなかったら、自分たち浮いてるって絶対気づくもん。それくらい周囲は欧米人とタイ人の男性同士のカップル…。それも、欧米人男性は100パーセント老人で、タイ人男性は100パーセント若者で、ぴたぴたっとフィットしたTシャツ率高し。ビジュアルは…あれ?タイってゲイさんの美形も沢山いるのに…申し訳ないけどこてこて、ごつごつのイサーン系顔が多いぞ。欧米人老人にはこういう顔が人気なんだろうか。わからん。番長いわく、マレーシアホテルの周辺で客を引いている男娼とおじいちゃんがここに来ることもおおいのだとか。だからいつ来てもこんな感じなのだとか。 そうか。自分、しらなかったっす、先輩。 そうだよね。おぢーちゃんになったって、恋愛の趣味は変わらないもの。ゲイさんのおぢいちゃんだって、いるはずだ。確かマレーシアホテルは古くはベトナム戦争時に休暇にやってきた米兵将校が使っていたホテルらしい。おぢいちゃんたち、よくよく考えれば、ベトナム戦争に行ったと思われる年代の人たちだ。 辛い戦場での辛い戦いの日々、バンコクは天国だったのかもしれない。そんなの、男子好きも女子好きも変わらない。きっとここに来て、ほっとしていたんだろうな。 と、勝手にファランのぢーさんたちの人生を想像し勝手に感動してみた。 だって、ぢーさんも、男娼も、目が合うと「はーい」と、とってもやさしく返してくれる。ああ、人類みな友だちだとも! そのころはまだデジカメを持っていなかったので、BO?WYで感動、フカヒレスープで悶絶した親友Kっちとのタイ旅で訪れた、その時のレストランの様子をアップしてみよう。 とってもかわいらしい店内・・・おしゃれではないんだけど、なんというのかな、昔ながらのヨーロッパのおじいちゃんの家を訪ねたら、アジア風の置物が飾ってあった的な(意味がわかりません)。さらにこのお店、屋外にスペシャルシートがあるんです。店員さんたちが、いい席があるよといってそこに案内してくれたんだけど、扇風機しかないから暑がりさんはやめておいた方が無難です。乾季は最高だろうなー。 きれいな透かし彫りの彫刻が施された、屋外個室。階段をあがっていくそこは、まるで木の上のおうちみたいで、トムソーヤになった気分が味わえます。自らゲイだろうとささやかれる、オーナーおじーちゃんのかわいらしいセンスの良さを感じる。 ふんだんに飾られたおしゃれな鉢植えの緑もとてもいい! さて、このお店、店員さんにもゲイさんが多いのですが「ちがうから!ぼくはノーマルだから!」と激しく区別化を求めてきた男の子がいた。彼はほかのなよなよとした店員さんたちが、「やだもー」「きゃっきゃっ!」とおしゃべりする中、黙々と働いていたまじめな、ミャンマー人。 「よっしぃ・・・なんで私タイに来たのにミャンマー人と写真撮ってるの?」複雑な気持ちをいだくKっちでした。 ミャンマーの方って働き者が多くないですか?まあタイ人と比較してってことだけど。で、番長と食べたトムカーガイをこの日も頼んでみたのだけど、やはり濃厚でとろーり。でも前みたいに「ご飯おくれ!」というほどではなかったので、料理人が変わったんだろうか。 さらにコームーヤーンを注文。 これが絶品! 脂多目ではなく、どちらかというと赤肉大目系。さっぱりとして、どんどん進みます。いやー、逆に量がすすんで、でぶりそう、がはははは!というわけで、かわいい、気の利いた雰囲気の「マリレストラン」。訪れてみてはいかがでショーか。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2011年06月19日
コメント(18)
というわけで、日本人観光客がとっても入りやすそうなフカヒレ3店を制覇すべく、バンコクのフリーペーパーにばりばり日本語の広告を出している「福(ホック)」に突撃したあたしとKっち。 きゃーーーー! なんか、べっくらこいた。だ、だって・・・「ちょー美人」のおねーさんが出てきた。おまけに日本語で「ニメイサマ、デスね。どぞー、どぞー。あ、あなたー、タイ語少ししゃべれるー。えらいねー」ってご機嫌とってきてくれる。な、な、なんで、ですのん? さらにお席に案内する人は、超ミニスカートのチャイナ風女性たち。あっ・・・怪しい! さらに店内は日本語で広告ばしばし出してるだけあって、日本人のゲストが圧倒的に多いんだけど、場所がスリウォンだけにタニヤ、パッポンという「男の獣道」だけではなく、スリウォンの「男の花道」(ゲイストリートに勝手に銘銘)が近いということで、強烈なキャラが集合している。 おかしい。キアックもスリウォンだったはずだが、ここまで露骨じゃないぞ? ってかおねーさんなんか、「久々に日本人の女の子、案内しちゃったー」的なうれしそうな感じで、普通の客に飢えてる感し…大丈夫か? 一番窓際には・・・どうみても20代前半、もしや10代?の露出のすごすぎるタイギャル(スタイルはいいが残念ながら顔は「????」)をつれた、おそらく・・・ 御年70越えの日本人おぢぢ。 その隣には年のころ40歳、目の前にはタイギャル(バリバリ水商売系)。それなのに 会話が全くないカップル ・・・女の子が日本語話せなくて、この男はタイ語も英語も話せないのかもしれん。会話もできないのに海外で女を買うとは、ある意味物凄い度胸の持ち主だ。 さらに、ごりごりマッチョでタンクトッツプ長渕剛ライクな襟足の長い髪の日本人と、細マッチョぴたぴたTシャツ ・・・のどう見てもゲイライクなタイ人男のナイスなカップル・・・しかし全くしゃべらず、渋くハードボイルドを決めているのが恐い。ま、まさか、剛よ。・・・そいつを買ったのか? ・・・さらに・・・ 2人のどう見てもタニヤ嬢(ある程度日本語は話せるからね)をつれた8人の日本人ぎらぎらオヤジたち。うわあ・・・ どういう配分なんだ!? 立ち尽くすKっちとあたしの顔色を伺ったミニスカチャイナねーちゃん「げっ!引いてる!」 と思ったのか「ティーナン、ディークワー、ナ(汗)・・・(あっちのほうがいいね)」と、まだお客の入っていないお部屋のテーブルに案内してくれた。 あ、ありがとう、ミニチャイナ! バンコクに慣れているあたしでも、一度に珍獣を見ると、広い野原でお花を摘んだり、アルプスの山を走りたくなるってもんよ(アルプスには行ったことありませんけど)。 おねーちゃんの心遣いに感動しながらも「おいおい、こんな客層で料理美味しいのかよ!」と不安に思う二人。フカヒレスープ、あわびご飯を含む炒め物やらデザートのついた豪華なコースが680バーツくらいからあるらしいんだけど・・・ あたいたち、男前女子! わりイが、デザートなんかいらん、ついでに、申し訳についている、どうでもいい炒め物でカロリーはとらん! 「一人1個フカヒレスープで、一人1個あわびご飯、で、ビールだよね!ね!ね!」 これをやると一人1000バーツはこえるんだけど、フカヒレとあわびでお腹いっぱぁいになりたいんだ!こういう時、お酒の飲み方のテンポや食事の好みが合う友達ってほんといいよね。思わずお互いにやにやしてしまった。で、出てきました。こんなに大きな土鍋のフカヒレスープ(これは一つ500バーツね) すごーーーい。パイナップルかとおもったらフカヒレだよ。そんなのがごろごろ入ってるよ!でかいし形が整ってる! これならあわびご飯、いらなかったかも。今度はフカヒレスープだけでビールにしてもいいかもなー。 見てよこれ、フカヒレだよ、これ? 日本円で1300~1400円で、こーんなに大きなフカヒレがごろごろ入ってるなら、1人1鍋やっちまってください! あれ?いつもは冷静なKっちがうつぶせている・・・ど、どうしたん? 「あー・・・この美味しさを知らなきゃよかったってくらいうまい・・・」 おおおお!すごい!そんなに美味しかったか!そうだよね、日本じゃなかなか食べれないもんね。これ。美味しさを知ったところで、タイ通いしてないと毎回ってわけにもいかないしね。 で、あわびご飯はこれまたよく考えられたボリューム。分厚くスライスされたあわびが3枚。 ・・・うますぎて興奮。写真撮り忘れますた。 帰る時、また迎えてくれたものすごい美人のおねーさんが「そーですかぁ、おいしかたですかー、うれしーねー」と満面の笑顔で送ってくれますた・・・客層が恐かったし、なんだか男の人が喜ぶ趣向ありありなお店だったけど、味は美味しかったなー。それに男じゃなくてもおねーさんたちは優しかったし。 「スクムビットヒューチャラム」「キアック」「福(ホック)」。 日本人に知られる有名店の同じメニューを食べ比べてみましたが、どの店もそれぞれに美味しかった!ボリュームだと「福(ホック)」?タイってさ、ワインとか日本よりぶっとぶほど高いけど、こういう食材がぶっとぶほど安く食べられるから、選んで贅沢するのもいいね~。ちなみにツバメの巣のデザートも安いらしいんだけど・・・一度一口食べて「なんじゃこりゃ?」と思うほど味わいを感じなかったので、誠に勝手ですがよっしいは食べません。 福シャークフィンレストラン・・・ってか日本語のナレーションまで出ちゃうホームページがあるんだけど(驚愕)!これ見たらみんなたどり着けそうです。 167/2 Surawong road, Bangrak, Bangkok 10500TEL:02-233-5839 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2011年06月15日
コメント(14)
免疫力が落ちて、先週は酷い風邪に悩まされていたのですが、実は6月11日、氷室京介がチャリティで、BOØWY全曲のライブやるってぇ、ことでぇ・・・実に10年ぶりくらいで東京ドームにお出かけ。 日本のバンドでは一番好きだった「ミッシェルガンエレファント」のギタリスト・アベフトシが亡くなってから、タイの音楽だろうが、日本の音楽だろうか、なんだかどうでもよくなってしまっていた。まして死に掛けてたもんで、何に感動していたのか頭が混乱してた。 でも東北大震災のチャリティ-であるというこの一大イベント、しかもBOØWYの曲しかやらないという氷室京介の一大決心! 見とどけたいぜえぇええ(思わずテーブルに足をかけてマイクをどっかにむけていそうだ) で、このチケットをとってくれたのは、一緒にタイ旅行に行って、SEK LOSO出演のPV見て「うわあ、浜省だぁああ」とカルチャーショックを受けていた大好きなお友達、そしてお酒を同じテンポで飲める酒豪・Kっち。元イベンター勤務で元音楽事務所勤務。 そして同行者はよっしぃが以前いた某音楽事務所で今も頑張っているGちゃん。BOØWYも好きだが、オリエンタルホテル好きでもあるよ。 そしてKっちのお友達の方。 4人ともそれぞれBOØWYには熱い思いを抱きつつ、行って見たところ・・・行って良かった! な、なんと席はとっても見やすいアリーナど真ん中(感涙)。でも・・・客層のあまりのキャラ揃いに「なんじゃこりゃー」と思ったり、目の前の席の「居酒屋氷室」かと思うようなまったくマナーを守らない酒飲みな上に周囲に迷惑ばかりかけている酔っ払いの三浦じゅん似と、蟹蔵(えび蔵風のはげ。でも似てはいないので蟹蔵)にドン引きだったけど、震災のためのチャリティーってことで5万人の黙祷には「危うく自分は今日ここで5万人に黙祷されているところだったんだあ」と思うと、すでに最初の時点で涙。 しゃべりべたな氷室氏ではあるけど、MCでは東北への思いもきちんと述べてくれ、ああ、あの時見ていた印象より、大人(ってかおっさん?)になったんだなあ~と感動。思わず家に帰ってママンに「東北を5万人で心配してきたよ」とメール。 あたし、ギターやりはじめたのも、音楽業界に興味を持ち始めたのもBOØWYがスタートなのよ。しかも当時東北の某市に住んでいるとき毎日聴いていて、毎日コピーすべくギターを弾いていたわけ・・・ でもライブは仙台のサーキット場で行われた大規模なイベントで一度だけ。解散ライブは携帯電話がなかった当時、高校の目の前の電話ボックスから狂ったようにチケットセンターに電話したけどとれなくて号泣。 あれからほにゃらら年・・・こんな状態で、こんな形で聴くなんてなんだか複雑。 本音言うと仕事に復帰しても、なんだか前と明らかに違う人の雰囲気とかに居心地の悪さを感じて、いろんなこと考えて、胃が痛くなって会社にいるのがいやだったり・・・、天気の悪い日には、あのままいなくなったほうが良かったのかなって思いつめることもあって。 でも行って良かった。♪on the wing with broken heat 破れた翼でもう一度飛ぶのさ♪って歌詞、なんなのよー!今聴いたら泣いちゃうじゃないのよー!ってことで、一番好きだった 「B・BLUE」 を聴いて、ものすごーーく泣けた。 もう一度頑張ってみようって思ったもん。仕事ではなくていろんなこと。この場にいて、この曲をこの場で聴けること自体奇蹟だったんだもん(^▼^)。 そんな前向きになれるきっかけをくれたKっちとのタイ旅を、しみじみ思い出してみますた。そしたら・・・パタヤやサメットの旅はアップしてるのに、バンコクのグルメ旅アップするのわすれてたぁーん! というわけで、アップ! えええっ!フカヒレですって?フカヒレスープですってぇえ? そう、日本であたくしたち庶民がお目にかかれるフカヒレと言えば、これでもかってほど繊維状態にされた、細い細い物体。 しかし、タイでは日本でちょっといいランチを食べる値段で、きちんとヒレの形を保ったフカヒレ様がごろごろ入ったフカヒレスープが飲める。 タイを訪れた人なら、結構食べている、土鍋に入ったふかひれスープ。 ヤワラー(中華街)にも多くのお店で出されているし、屋台でも気軽に食べられる。中華風なお店にあるので中華料理なのかなー、と思いつつ、なぜかタイでしか食べたことがないので、よくわからん。詳しい方、教えてください。 当然あたしが一番最初にこれを食べてた時には「いやー!今まで食べたふかひれスープってなんだったのぉお?おまけにうまい!タイ最高!」と身をよじったものであるよ。初めて食べた場所は、トンローの「スクムビットシャークフィン」っていういつも店の外でぐらぐらとふかひれの土鍋を豪快に、何台も煮ているお店。 なかなかローカルな雰囲気で、駐在日本人もよく来るらしく、このスープの相方に「あわびのあんかけご飯」を注文する人が多いのだけど・・・日本語で「あわびごはん」・・・というと「こくり」と店員さんがうなずいて、お望みのものを持ってきてくれる。 さすが、トンロー、日本人慣れしている! その次がスリウォンの「キアック」。ここはペニンシュラバンコクで仲良くなった日本人夫婦が連れて行ってくれたと記憶。 まー・・・ここも日本人だらけ。日本語ほとんど通じるんじゃないだろうか。だって看板がもう、これだもん。 ってかキアックって聞いたけど、キャックなわけ?看板が変。 タイ在住日本人の友人の中には「ここのフカヒレスープが一番うまい!」という人も多く、熱狂的なファンもいる。 あたし的にはスクムビットシャークフィンもキアックもそれぞれおいしかったように思う。フカヒレそのものには味がないからね・・・あれだよね。スープの味付けだよねー・・・で、まだ行っていないお店が、意外なことにフリーペーパーの広告で一番よくみかける、気軽に観光客が行けそうなお店、「福」。 福と書いて「ホック」と呼びます。 で、Kっちとタイ旅をした際、突入することに! つづく・・・ 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2011年06月12日
コメント(12)
タイに行かれる皆さん・・・やっぱりお金がないときは深夜着便に頼らざる得ないですよねエ。今回ゴールデンウイークをからめてチケットを探していたところ、羽田発なんか、もう格安航空券1枚もありませなんだ。あっても10万円超え。 で、成田の午前着探したら正規割引でも「えっ!?」っていう5万円台、6万円台がありまして・・・わが大田区にタイへの玄関が開いたって言うのに、成田から飛ぶはめになりそうな予感。 あ、ちなみにこの成田のチケットの値段は5月5日に帰国する分ではなく、6日朝着でそのまま会社に行く無茶をした場合の安い値段ね。数時間の違いで何万円も違うなら、ふらふらで仕事するしかないよね。・・・どんより・・・。 これからの海外、格安で飛ぶなら成田になりそうですね。あれ?今までとかわらないじゃんって感じかな(笑)。でももうよほど時間があるときじゃないと、UAやデルタみたいな成田発バンコク深夜着便は使わないだろうな・・・。羽田とくらべるとあまりにもね・・・。 ピーク時以外にお休みが取れた場合は羽田、ピーク時は成田という選択もある意味あり。ピーク時はGWや年末年始、お盆なんかでしょうから、他の時期より長くいけるモンね。短く行く時は羽田使えばいいってことよね。 今から2年ちょい前、バンコクがPAD(黄色軍団)の空港閉鎖にあったすぐあとって、チケットがアホみたいな値段で売られていたらしい。あたしはその時バンコクにいたからわからなかったんだけど・・・会社の元同僚がこぞってタイに来てくれたんですよ。 「よっしぃさん!HIS店頭で15000円のANA5泊6日っていうチケットが出たんで、タイに行きますねー!」 ってメールもらったときは「ANA15000円!?」ってびっくりしたもんだ。もちろん深夜便だったけどね。 ・・・で、皆さん、深夜にバンコクに着くと、どうします? バンコクに通い始めてかれこれ13年。あの頃はまだ不夜城と呼ばれるほど、朝までやっているお店がいっぱいありました。 クラブも朝までやってたし、屋台も朝までやってたし、食堂もおかゆ屋限定ではなく朝までポンポコやってました。バーだってね! ・・・それがどんどん取り締まり厳しくなりまして・・・。いつの間にか「おかゆ屋」と名乗らないと深夜営業なくなってきたように思うわ。 バーもクラブも限界で1時、2時までよねー。 UAやらデルタ、ANAやJALの深夜着便って23時~24時じゃない?UAへヴィーユーザーだったあたしってば、到着してからの深夜のバンコクでの1杯のビールが何よりも楽しかったわけよ。昔はシーロムのバーだって、ブリティッシュパブだって、深夜便でオッケーだったんだから楽勝でした。 で、も・・・ 厳しくなってからはほとんどおかゆ屋に頼りっきり。ここでいうおかゆ屋とは、バンコク在住の方や、タイ好きののんべえの方ならご存知・・・おかゆとたくさんのおかずとお酒を出してくれるところだ。 おかゆはお酒のあとに食べる・・・という法則なのかなんなのか知らんけど、「おかゆ屋」名義だと深夜まで営業できるという噂がある。 よく使うのは55ポーチャナーっていうトンローの食堂。 でも一番使うのは ウォンリーランスアン! 緑のどんぶりマーク(タイで美味しいとされるミシュランの★みたいなもの)付の老舗食堂で、新しくお洒落なお店ができてはつぶれしていくランスアンにおいて、ひなびた雰囲気を残しつつも未だに現役のかっちょいい存在。古きよきバンコクの雰囲気をそのままに残しているのがまたいい! ウォンリーランスアンのすごいところは、普通にシーフード屋で朝の4時まで営業していたことがあったんだけど、一時期、とりしまられたのか12時に終わる時期があったの。ペニンシュラバンコクに泊ったときなんざ「これからウォンリーランスアンに行きたい」と深夜に言ったら大爆笑されるくらいのローカル度なんだけど、観光客にも在住者にもよくしられた庶民的な雰囲気が人気の食堂だ。で、その時に「ウォンリーはもう閉まってるよ。昔は深夜までやってたんだけど・・・」と、自分も深夜のシフトの帰りによく立ち寄っていたというペニンシュラバンコクのオペレーターちゃんに言われて、ショックな時期もありました。 ところが・・・突如ウォンリーは「いや、おっかしーなぁ~、ほら、うち、おかゆ屋ぢゃん?」と、何を血迷ったのか、区分だけはおかゆ屋ということにしたらしく、1年しないうちに3時までの営業を勝ち取ったのでありました(爆笑)。 あ、例え深夜に行っても今までどおり、生簀を優雅に泳ぐ豪華ででかい海老とか、生がきや巨大シャコも食べれるんで、お間違いなくね。 いや、どうみてもシーフード屋なんだけど、まあいいか!おかゆ屋だよね(強引)! この店の良いところは、2階のエアコン席とエアコンのない席があって、気分で選べるのと、トイレもそこそこ清潔。一度、ちーさんが「でかい海老が乗ってたクンオップウンセンがいけなかったのかものすごく高かった!」と、自身の優雅な雰囲気とは相反する、悲しい言葉を吐き出してうめいたことがあっけど、そういう贅沢なものを間違って選ばなければ、炒め物など100バーツ台から200バーツ代前半。 どれもこれも味がけっこうしっかりついてて、うまいんだよね。 無愛想で、にこにこしてる人は少ないけど、おじちゃんもおばちゃんもきちんと対応してくれるし、不真面目にサボっている店員さんは1人もいない。深夜などはお店の方が「どちらに帰りますか?」といってタクシーをきちんと拾ってくれる。 庶民的な食堂で一流ホテルも真っ青な対応をしてくれるのが嬉しい。 で、15000円のチケットを握り締めてきてくれたSとぅと、Tちゃんを空港に迎えに行き、アパートの別棟にチェックインさせる。 その足でですぐにウォンリーランスアンへ! ほんとはうちからすぐ近くのロングテーブルで、バンコクの摩天楼でも見せながらカクテルでも飲ませるか、と思っていたところ「ローカルなタイのものを食べたい!」との仰せ。そう、タイに来る客人って、住んでいる人以上に「ローカル」な雰囲気に飢えていませんか(笑)? たしかパックブンファイデーンやお肉の辛い炒め物やら、小海老の蒸した奴をいただいたんだけど、「うまい!これですよ、こういうのが食べたかったんです!」と満面の笑みをいただいた。 うまいっす! 深夜にこの欲求に応えられ、お手ごろ価格で、さらに女子にはうれしい帰りのタクシーもきちんと対応してくれるって、なかなかできないよね。 ウォンリー・・・いつもありがとう、助かったよ! ウォンリー・ランスアン住所:101/25-26 Soi Langsuan.Phloenchit Rd.,PatumwanTEL:02-2251-8366ランスアンをまっすぐルンピニー公園へ向かい、サラシン通りとぶつかる左角 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2011年02月21日
コメント(20)
肉食女子の宴が、幕を開けようとしている・・・待ち合わせは日本オヤジが愛してやまない伝説の町・・・タニヤの日本語がぎらぎらまぶしいBTSサラデーン駅! 肉宴の主催者はおっとり系美女、さっちん。ベジタリアン料理も食べるし甘いものも好きだけど、肉も食べる。そしてそこそこ酒を飲む(笑)。バンコクでそこそこ酒が飲める友は非常に貴重であるよ。そんなさっちんが「肉好き友達がもう1人いるからジョインで、ぜひ連れて行きたい肉の店がある!」とパッポンの老舗、そして有名店でもある「ミズキッチン」に連れて行ってくれた。ってかこれ、去年の7月の話なんだけど・・・(照)。その時のことはリアルタイムでさっちんもアップしているのでご参照あれ。日本人のおじいちゃまが経営していて、なんと52年。実はもう閉まるのではないか?いや、閉まってるんじゃないか?と噂があった店ではあったが、なんとご健在。娘さんが後を引き継いだようだ。あー、良かった。タイでやわらかいステーキが格安の値段で食べれると、評判は知っていたけれど、なかなか行く機会は無かったので、「よぉっしゃぁああ!肉食うでぇえ!」と鼻息荒く、パッポンを練り歩くヒヒオヤジたちを突き飛ばしながら(大嘘)お店へ。うはぁあああ・・・レトロ! そこにあるのはまるで昭和30年代の古き良き街並みにある小さな洋食屋。肉の脂で煤けた壁、古いポスター、チェックのテーブルクロス。決しておしゃれでもきれいでもないけれど、なんだか日本人がきたらほっとする店だ。そしてもちろん日本のヒヒオヤジもタイ人美女を連れて憩っていた。ま、土地柄しょうがあるまい。しかしおやぢたちは優しく「うわあ!素敵~」と叫びながら店内の写真を撮りまくるあたしを、「あ、そうなのね」という表情で見守っていた。タイ人美女は引き気味だ。てへっ。メニューのハゲ社長がヒヒ社長ではないことを心から祈ろう。しかしメニューをうかがっているシェフが微妙に邪悪な微笑みを浮かべているように見えるのは気のせいだろうか?そしてどうして2本の手が親指を立てているの?なかなかシュールなタッチでこれも良し。 で、仕事で遅くなるお友達到着前に、先に「肉宴」を始めることにした我ら。定番の「サリカステーキ」、そして心引かれる「テールシチュー」を注文。どちらにもサラダ、パンがついて200バーツ程度だったと記憶。こんなに安くて本当に美味しいのか。一抹の不安がよぎる。さらに・・・じゅうじゅうの状態でやってきたサリカステーキにナプキンでよけろとのアドバイスも無く、問答無用に醤油ダレをびしゃっとかけるタイ人おばちゃんに「ぎゃー!」とびびる。醤油ソースを散々はねさせられようが美味そうなものは美味そう!バターも乗ってるから、香ばしいバター醤油の美味しい味付けでいただけるぞ。 肉をいただいてさらにびっくり。脂少な目の赤身肉だけど、とってもやわらかくて、レアにしているだけに肉汁たーっぷり。なんていうんだろう。霜降りでまったりとした味を楽しむのもいいけど、しっかりとした牛肉の美味しさを再認識。そう、牛肉はワイルドでなければ!赤身だけにヘルシーだとも思う。添えられたマッシュポテトも滑らかだし、にんじんもやわらか。ただ、このほうれん草、タイほうれん草と在住の日本人の方は呼んでいるようで、日本のほうれん草のように癖のないものを想像するとちょっと違う。若干癖があって、春菊とほうれん草のあいのこみたいな味がした。でも、このバター醤油のソースにひたひたして食べるとおいちい!そしてお次は・・・うぉおお!テールシチュー! シチューうまい!たっぷり野菜も入ってるしまーったりとしたコクがある!そして、お肉はとろんとろんに煮込まれていてたまらーん!ぶよぶよのパスタが添えられているけど、シチューにはアルデンテより、これくらいのパスタでもいい感じ。その後さっちんのお友達(香里奈似の美女)も到着して、サリカステーキを味わい興奮した後、「まだいけるよねー」と3人で目をぎらぎらさせ、メニューを物色。まだまだ肉、いける、酒いける・・・。当然ステーキには赤ワインと、グラスワインを頼んでいたのだが、先ほど醤油のソースをいやってほどはねさせてくれたおばちゃんが「ボトルで頼んだ方が安いわよ、450バーツ。」とぽつり。 なにー!450バーツのワイン?タイのスーパーで売ってる安いワインの値段と変らないじゃん!? 「でもどこのワインかなあ」「まずかったりして。」おばちゃん、「スペインのワインよ」とわざわざビンを見せてくれた。あら、良さそう。えーい、注文してしまえ!と頼んでビックリ、普通にうまい。前でのジャズバーの一杯380バーツにサービス税で400バーツ越えのワインよりはるかにガツンと濃い目のワイン!いいじゃんいいじゃん!こりゃもう、このワインにはやっぱし肉でげしょ?ってわけで、我々はやっちまいましたよ。Tボーンステーキ!「いいじゃん、3人だし」「そうだよね!3人だもん」「ボトルワインたっぷりあるしねー!」 がつーん!こちらも肉そのものの味がする、例えて言えばアマゾネスな味。タイのわりには柔らかく、美味しいけど、やっぱサリカステーキの方が美味しいわ。とか言いつつぺろっと平らげましたとさ(笑)。パッポンのど真ん中で、男と女の人間模様を眺め続けて半世紀以上も営んできた老舗・・・これだけ美味しかったら愛されて当然だと思った。いやー、サリカステーキ・・・忘れられない味だわー。バンコクで肉が食べたくて仕方がなくなったら、パッポンのヒヒオヤジを投げ飛ばしながら行ってほしい名店です。だってスペインのしっかり味そこそこ美味しいワインがボトル450バーツって・・・タイで1300円程度でボトルワインが飲める店は、自分の頭のデータにはなかったよ! で、気がついたら肉とワインを楽しみながら、ぺちゃくちゃおしゃべりが弾み、BTSの終わる時間まで過ごしてしまった(爆笑)。さっちん。伝説のステーキ店に連れて行ってくれてありがとう。お友達にもよろしくお伝えくださいな♪ 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2011年01月05日
コメント(27)
無職でタイに渡ったおいらは・・・ お金がなかった(爆笑)。 奢ってくれるならともかく(なんて奴だ、アラフォーのくせに)、割り勘なら安いところがいい!そのくせ美味しいタイ料理が食いたいと、わがままを申し上げたところもう10年近い、ながーいお友達となった食い物番長そんぽんこと、かずさんが、いつもならある程度リクエストをきいてくれるはずなのに有無を言わさず「エカマイ!」と言い放ちましたとさ。 有無を言わせない勢いの時は必ずや美味い場所へ連れて行ってくれる番長なので、こういう時はお任せするのが一番。ほいでもって日本帰国も目の前てことで、みんなで美味しくつまみたいから、ミニ駐Jちゃんも誘って3人でお食事~。 アラフォー2名に挟まれた番長。 そんな(どんなだ?)番長が今宵連れて行ってくれたのは、エカマイのパクソイから、ほんの少し歩いたソイ2へ、右折。どんどこ歩いた閑静な住宅街の奥に静かに佇む一軒屋レストラン「PRIM」。 ええっ、なんかすごくゴージャスなんだけど、本当に安いの? だ、だってあたし、もう帰国日近いからバーツだって心もとないし、日本円だって無職だからもっと心もとないのよ(哀)。万が一足りなかったら、お店の店員として皿を洗わなきゃいけないんだから、ふくくらいは手伝ってよね、二人とも(哀)! 聞いてんの?・・・誰も聞いていなかった。 そして店に足を踏み入れてびーっくりぃ。赴きある木造家屋のレストランは、髪型がゴージャスすぎる中華系奥様の率いる家族が一組いるくらいで、ほんっとにすいてるんだけど、とーっても素敵な内装。全然おしゃれとかじゃないんだけど、計算されていないインテリアは、普通のお家のよう。そう、タイのお金持ちの家のリビングでお食事をいただくような感じ。背筋を伸ばさずゆったりと寛げるのがいいわー。 やたらとはりこ時計が飾ってあるんだけど、店主のコレクションなのかなあ。 んでは早速お料理をばいただきますでげーす! クンチェーナンプラーと、ヤムマクアヤーオ。どちらも大好物だけど、ここのクンチェーナンプラーは非常にお上品。盛り付けも芸術的ざんす。海老がナンプラーにどっぷりと漬け込んだものではなく、あっさりしていたので、海老のお刺身を食べているような甘みを存分に楽しめました。で、ヤムマクアヤーオは茄子大好きなあたしとしてはたいていのお店では食べるのだけど、ここ、卵が半熟なの!半熟卵大好きの上に、茄子大好きで、もう昇天。とろりとした茄子には半熟のとろり感がはまるってもんです。いやー、わかってるでねえの!と目に見えぬシェフにテレパシー送ってみた。多分届いてない。 肉・肉メニューはスペアリブを使った料理と、イサーン料理屋じゃなくても、そうであっても頼み続けるコームーヤーン。スペアリブは甘辛く、日本で言うところの濃く煮詰めた味で、ビール、白飯、どちらも間違いなくすすみまくることでしょう。うちらはビールが進んじゃいました。で、コームーヤーンもイサーン料理屋ではないにしても、非常に美味。肉質がしっかりとしていて、本来のトントロの歯ごたえ、食感が楽しめた。肉につけた下味はあっさり目で、濃い味にしたい人はナムチムをたっぷりつけて、どうぞ。スペアリブが濃い目だったので、この日はコレくらいのコームーヤーンが丁度よかったかな。 で、一番印象的だったのは、内臓と海鮮とハルサメをいためたこの料理。名前は忘れてしまったがとーっても優しい味で、もりもり食べてしまいました。ほのかにしょうがの後味が感じられて、これもGOOD!あー、うまい!美味い上にお手ごろじゃない!いやー、さすが番長!やりますなあ。皿洗わなくて大丈夫だったぁ・・・良かった、良かった。ちなみにJちゃんは駐妻の集まりでランチに使ったことがあるらしいけど、夜は初めてだったとか。そして同じように内臓と海鮮とハルサメをいためたこの料理が美味しかったらしく「コレなんていう料理なんだろう!?」といたく感動してた。 で、店員さんが「もろに素朴」です。 昭和の女子高生を思わせるユニフォームに三角巾。むちむちのシンハーガールのいるお店と比べると正反対ですが(笑)、清楚な出で立ちで制服フェチにはたまらんかもしれんけど、そうじゃないかもしれんのでノーコメント(笑)。写真をばしばし撮り捲るワレに、控えめな「えへへ」「うふふ」という微笑みを浮かべつつ、対応もおどおど系。最近なかなか見ないほっとするタイの女の子的態度でしたぞ。いやー、美味しかったなあ。番長、美味しいお店に連れて行ってくれてありがとう。 また遊んでね~! PRIMEkamai soi 2をずんずん進んで左手に見えてきます。TEL 02-390-1635 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2010年11月24日
コメント(20)
訪タイ二度目から数年の間、雰囲気の良さと、イサーン料理とワインが楽しめるということで、毎回通っていた店がここバンチアン。場所はBTSスラサック駅1番から出たら逆に戻る感じでスラサック通りに出て、右折。最初の交差点を右折して道を渡ったら、すぐに見えくる。今ではおしゃれな一軒家レストランなんて珍しくもなんともないバンコクだけど、あたしがタイに通い始めた12年前は、こじゃれたレストランが少ない上、ポータルサイトやブログや口コミも少なく、王道すぎるガイドブックやタイ在住者に聞くくらいの情報収集しかできなかった。ここは確か記念すべき初宿泊でのペニンシュラバンコクで仲良くなった、超仕事のできるゲイのドアマン(退職)に教えてもらったんだった。ってなわけで、TENFACEについてこのブログあてに質問メールをもらっていた花の香りがするうえに(※イメージです)、めちゃくちゃ愛らしい駐妻Iさんと駐妻で男並の地図マニア、「川沿い開拓」バンコク支部で共に番長(うそ)のJちゃんを引き合わせるべく…実に7、8年ぶりこのレストランにやってきたのだった。 Iさんはこの頃、まだ駐妻としてバンコクにやってきて数ヶ月。初めての国で恐れおののいていたその時、あのUDDによるデモが起こって「タイってますます恐ろしい」と、ほとんど出歩かない生活を送っておったのだった。運が悪いとしかいいようがない・・・ 初めての海外生活でいきなりこれじゃ、Iさんじゃなくてもそうなりそう。 あかーん! 大好きなタイに住める羨ましい彼女をタイ嫌いにさせてなるものかー! そうはいっても日本に住んでいるあたしには何もしてあげられない。というわけで、同じ駐妻で出歩くの大好きなJちゃんとお友達になればって思って会わせたんだけど、それを聞いたJちゃん上品な顔をにやりとゆがめてIちゃんにこうのたまわった。 「そりゃもう市中引き回しの刑くらい引き回しちゃうわよ。」 ・・・しっ、市中引き回しの刑・・・ もうJちゃんに花の匂いが漂う(※イメージです)ことはないだろう。 そんなこともあり、あまり出歩かない人にもわかりやすい場所の方がいいかなあと思って駅近のこの場所をチョイス。バンコクにはぞくぞくと新しいお店が沢山できたため、すっかり行かなくなってしまったが、つぶれてないだろうな・・・あっ、あった! ちょっと外観も寂れたような気がするが、元々古い屋敷を改造しているから趣きはアップ!あいかわらずよく整えられた、かわいい装飾が目を引く中庭兼オープンエア席を横目に室内へ。ちなみにここのオープンエア席は蚊が多いので虫除けは必ずつけるべき。でなきゃデング熱への道を100歩進むことになる。 店内は相変わらず重厚なアンティーク家具、呪われそうな異国の方々の肖像画などなどに囲まれ、独特な雰囲気。 1人だけやる気のあるおじさんはいたが、もしや面接でやる気のない人しか採らないんじゃないかと思うほど・・・通い始めた頃からここの店員には全くやる気が感じられない。うつろな目の店員は「あーん、あ、そこどうぞー」的に我らに席を指し示した。これも肖像画から発せられる呪いなんだろうか。毎回同じ席に座らせられているような。以前中央に置いてあったバーカウンターがなくなっいたのは結構ショック。いかにも「酒飲めるけんの」というアピールがあってそこが好きだったのに。おまけに豊富に置いてあったワインの数々(グラスからカラフェからボトルまで)の紹介がなされていない。7、8年たつとこんなにお店は変わってしまうのかよ。がっくしだよー。バンチアンの名の通り(タイ東北部の有名な遺跡の名前)イサン料理を上品に食べさせてくれる店なもんで「ガイヤーンください」と言うと「ねえでげす!」と即答され面を食らう。「前あったじゃん!アハーンイサーンがうまいんだよね?」とやる気なさそうな従業員にたずねると「変わったんでげす。イサーン料理だったら、ナムトクはあるでげすよ。あと、鳥がよければガイトーもあるでげす。」歩くバンコクにだって紹介はされてないけど(哀)、地図上に東北料理って明記されちゃってるぞ、おい。どうすんだよ。 まあ、いい。勧められたものとソムタムを頼む。 しかし雰囲気は最高。新しくできたモダンなレストランにはないどっしりとした貫禄、そして幽霊の1人や2人、絶対さまよっていそうな(嘘)ちょっと影のある重厚さ。クラシカル&多くの人が本当に歩いたり使用したからこそある木のすり減り方や、飴色のてかり。ああ、古いっていい。ついでにトイレなんか、すごい!住みたい!と思うくらい広く、ゴシックな世界。12年前はトイレがきれいなレストランと言うのも、そんなになかったんだけど・・・当時はホテル以外ではここのトイレは一番だった記憶がある。トイレにここまで手をかけられるレストランはお客さん思いということ。それが店員のサービスに反映されていないのはまあ、仕方がないとして寛げるトイレは女性客の心もぎゅっと掴む! で、料理は ソムタムは非常に細く切られ、しっとりと味がパパイヤに染み、なかなかうまい。もちろんナムトクも以前東北料理をメインにしていただけに、すっきりとしていい。けど、もうちょっと以前は辛かった気がする。しかし何が感動したって、実は投げやりにすすめられたガイトー。 ああ、しもた~。驚いて写真を撮り忘れてしもうた! その味、日本のから揚げ粉の味。ああ、おかあちゃんの作ってくれたお弁当を思い出す、実に日本人の口に馴染みのある味。おまけにやわらかジューシー。「これ、うまっ!」「日本の味!」「懐かしいねえ」と異常に盛り上がりあっという間になくなったことも撮影するのを忘れた理由なんだけどね(笑)。駅近で、おしゃれに、そこそこ美味しくっていうお食事場所として、ご紹介しておきたいです。・・・市中引き回しの刑はどこまで進んだのか、Iちゃんからはその後全く連絡がないので(爆笑)・・・刑が酷すぎてタイを嫌いになっていないことを心より祈る。ちーん・・・。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2010年11月16日
コメント(18)
HARMONIQUEにおけるあたしのこれまでの経緯を、一生懸命聞いていたが、いきなり「むっきぃー!」と立ち上がったタイ人Mさん。 「HARMONIQUE、ダ、な。大好き~。マイチャイ、アロイアハーンタイ(タイ料理が美味しいとは違う)!アハーンタイと、アハーンファラン、ミックス、が、アロイアロイ・・・だ、ナ(タイ料理と欧風料理がまざった料理がとっても美味しい)。なんという?パーサーイープン。。。リアックワー・・・あー!わかたダ~、ヒュージョンリョウリ~、チャイマイ?チャイマイ(でしょ?でしょ)?」 なんでも、このレストラン、Mさんは頻繁にデートで利用していたらしく、なぜかここに行く相手にはMさんは100パーセントふられてきたため・・・「あー、でもダ。HARMONIQUEダなー・・・Mはナー・・・リアックワー・・・オックハックレストロンな。チューレーンー、ティー、レストロンな~、冗談ナー。(「失恋レストラン」とお店にあだ名つけてるよ)」 ぎゃははは!失恋レストラン!お前は逮捕歴6回の清水健太郎か! ちなみにタイ語で失恋は「オックハック」というらしい。心が折れるという意味らしいけど、なかなか言いえて妙ではないかね?英語でいうブロークンハートに近い表現だね。 しかし「失恋レストラン」でバカ受けしているあたしには理解が示せないようで「なんでだ?なんで笑う、ダ?笑う、ダメー。」と怒るMさん。その後なぜか頭が地面につきそうなくらい、威張って反り返ってこう言い放ち 「HARMONIQUEで美味しいもの、食べさせてやるけん、ついてきな!」的なニュアンスで、あたしを「むんぎゅ」とタクシーに押し込めるのだった。 きゃー、拉致られたー。 まずは前菜盛り。ありゃ、今までとは違う前菜が乗ってる。たしかちーさんと来た時と同じだったのはこの茶碗蒸しのようで、タイ料理の茶碗蒸しふうのようで、どちらでもないクリーミーな料理だけ・・・とってもヒュージョンなお料理。あ、コレは美味しいよね。あとはレモングラスにひき肉をまきつけたなにやら日本風つくねのようなもの、生春巻き、そして蟹の甲羅を器にした蟹のすり身のグラタン風?のようなもの。絶品だ! しかし、Mさんとあたしは同じところに反応してしまうのだ・・・あっ、蟹美と蟹子! や、やめて、そんなにつぶらな瞳で見つめないで。 蟹美&蟹子「わー、あそんで、あそんで!」 蟹の中身をきれいに食べた後、二人は、蟹美と蟹子をどちらが合図するわけでもなく手に取っていた。まさに同時だった。うちら前世は同一人物だったのかもしれん(嘘)。 蟹子「よっしぃー。ヤークジャキン、スペアリーブー、だ。これ、一番美味しいだ。」Mさんは、蟹子になりきり、やたら甲高くかわいい声を出していて、かなり不気味だしはきそうなほど気持ちが悪い。 蟹美「じんろ~?ヘンドゥアイ!ヤークジャキン、ナー(同感!食べたいナー)」 のりのりでよっしぃも蟹美になりきることにした。 そしてやってきたのがこれ! そのお値段は400バーツ代と決してお安くはないが、3,4人分はあろうかと思われる大きさだ。これは良心的であろう。 蟹美「ナーキンジャンルゥウウウウイ(すっごくおいしそう!!!)」蟹子「キンシ、キンシ!マイチャイ、ナーキン。アロイ、ジンジンな~(食べて食べて!おいしそうじゃなくて本当に美味しいからさ)」 蟹子は裏声で、まるで自分が作った料理のように鼻の穴を丸く膨らませ、裏声で叫ぶ。・・・その声に反応したファランの子どもが「マミー、あれほしい」ときゃっきゃ言うも、マミー的には「見ちゃいけません!」な場と言えよう。しかしセレブは慈善活動を美徳とする広い心を持ち合わせているため、裏声で人形ごっこならぬ蟹ごっこをし続ける我々に「かわいそうに、頭おかしいのね」と優しい微笑みを投げかけてくれた。 蟹美「んじゃ、いっただきまーす。ぱくっ・・・というかほろっ・・・」柔らかく焼きあがったスペアリブに、日本人的には「あれっ?これはてりやき風なソース・・・」の実に口にあうひと品。 なんかどこかで食べたような。 蟹美「自由が丘のスペアリブのレストランと味が似てる~」蟹子「やーくじゃぱーい(行きたいな~)!パーパイノ~イダイマイ(連れて行ってくれる?)?」 アホだ。・・・多くの外国人を見てきたであろう従業員も、固まった表情で食べ終わった皿をさげつつ、蟹美と蟹子は取り上げたら殺されると踏んだのか、二匹を置いて後ずさり。 そうそう、これも美味しかった! さくっと揚がった鶏肉にレモンソース。・・・多分胸肉だと思うんだけど、だからこそ、うまい。タイでよくあるガイトーじゃなくて、フライやフリッターのような衣。さくふわ。 蟹美「タイ料理というより洋食だね!」蟹子「ムアン、アハーンファランチャイマイ?テー、アロイロイチャイマイ?Mナ、ルアックティーニー、アハーンケーニーな(欧米料理みたいでしょ?でもとっても美味しいでしょ?Mはここではこれらの料理を選ぶよ)。ヨウショクだ、な。」 なーるーほーどー。 どちらもヘタな洋食屋よりはるかにうまかったのがすごいと思った。 というわけでワインも飲んで・・・蟹美と蟹子にも飲ませるふりして「マオ、マオ~(酔った酔った~)」と叫ぶMさんと共にひんしゅくをかいつつ、いい気分で帰った。 もちろん、蟹美と蟹子はテーブルに置いて帰ったので、即厨房でゴミ箱に捨てられただろう。 さようなら、蟹美、蟹子。フォーエバー! というわけで、1回目、2回目、3回目と同行者が徐々にHARMONIQUEに詳しい人になっていったおかげで、最終的には 「とっても美味しいアハーンファランのお店&宮廷風の優しい前菜はタイ物もうまいし、選び方によってはタイ料理もうまい・・・もちろん全然辛くないけど」 と、そこそこお気に入りの店になった。ちーさん、次はスペアリブ食べに行こう(笑)。蟹子もとい、Mさんは自由が丘の某店に連れて行こう。HARMONIQUE22 Soi34, Charoen Krung Rd. 0-237-8175応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2010年11月01日
コメント(16)
ジャルンクルン通りの、ワットケークに入るソイにある、老舗中の老舗のレストランHARMONIQUE。まだバンコクにおしゃれレストランが少ない時代から、ものすんごい存在感を放っていた異色のレストランだ。 この店に行った人の中の何人かが「隠れ家」「知る人ぞ知る」「日本のガイドブックに載っていない」とブログに書いているのを見つけてしまった。 びっくり。 それを言うなら、もうどのガイドブックにも載リ尽くして載ってないってかんじだし、みんな結構知ってますけど、って突っ込みたい感じだった。 超有名店ですだよ。 そりゃ「ソンブーン」みたいな誰でも知ってる「ド・メジャー」じゃないですけどね。そうか、「ソンブーン」や「コカ」と比べてんのかな? 古くからオリエンタルホテルやシャングリラ、シェラトンが「いいお店がありますよ」と宿泊客に紹介していたため、客は欧米人が圧倒的に多いが、タイ人もそこそこいる。花と緑があふれるアンテイ-クハウスだけど・・・よく「欧米人が見たアジアのインテリア」とか「モダンタイ」とかそんな一軒家レストラン、聞くじゃないですか。でもですね。ここは、まったく洗練されてなどおらず・・・ とんちんかんなインテリア、タイや中華風な置物、花や緑が目いっぱい配された、なかなか不思議な空間。 花いっぱいの中庭のようなテラス席、アンティーク家具がいっぱいの屋内席、パーティー席と、どこに座っても印象が違う。何にもしゃべらないから余計恐い、シュールな雰囲気を演出する偽オウムちゃんにもどきどきだ。 もしかして頭がおかしいんじゃないかと、びっくりするくらい少女趣味の花柄のワンピを来た英語ぺらぺらのおばちゃんが出迎えてくれるし(ピンクハウスレベル)、店員さんもとっても親切だ。 で、この店がどうしたの?とお聞きになりたいあなた・・・ええ、なにかっていいますとね。3回ほど行って、3回とも印象が違ったという、なんだか・・・その時に頼んだ料理だけで印象を決めてはいけないなあと、非常に勉強になったお店なのです。 そんな3回のお食事と心の移り変わりを書いてみようと思います。 初めて行ったのは、ちーさんと。 その結果「おいしくない、二度と来ない」というくらい、なんか全ての料理が甘かった。 前菜は美味しかったかな。クリーミーな茶碗蒸しに似た一品とか、日本のそれとはちがって超おいしかった~。 これがちーさんと一緒に頼んだメニュー。 前菜は上品でなかなか美味しく、辛い料理は一つもないけど、美味しいから納得。 ただし・・・ヤムヌアとカレー!これはいけません! ヤムヌアは肉はまあまあいけてたけど、味が・・・「なんだこりゃ?」とぽかんとしちゃうような、まずさ。トマトがたっぷりはいってるけど、おかげで水っぽさが増していた。辛い甘いの問題じゃなく、薄い濃い、の問題でもない。食べ物としてどうなんだろう・・・というくらい。 もしかして調理方法まちがった?それを信じたい。 で、カレーは甘みしか感じなくて「カノム・ゲーン(お菓子のゲーン)」と呼びたいくらい。ご飯にかけるなんて考えられない。信じられない!砂糖入れすぎ! その後ちーさんと、号泣しながらソフィテルシーロムで暴れワインした記憶が。ってことで、第一回目のHARMONIQUEは最悪の印象で終わった。 2回目・・・ ちょっとお手伝いしていたバンコクの某社の方々とお食事。タイ在住10年以上の某氏がタイ料理に慣れた舌でこうのたまわった。 「HARMONIQUEは美味しい!」 あ、そうなんでげすか?あたしゃ、この前食べに行った時、死ぬほどまずかった気が。 「この店は選ぶ料理にコツがあるんだよ。おいしいものはほんっとに美味しいから!」 あ、そでげすかー。 某氏は鼻息荒く、料理をご注文。 で、前菜なんですが! この前頼んだ前菜盛り合わせとは別の盛り合わせだった。でも、ここのどの前菜盛り合わせ(数種類あり)も、宮廷料理風で、美味しいようだ。もちもちっとした生地に包まれた中華風のあんかけおかず、ヤムソムオー、からっと揚がった海老春巻きなど。もちろんこれも全く辛くないけど、なんていうんでしょう。オカズにもおつまみにもなる、きちんとした味がついてます。 さーらーに!この奥にある「ヌアプーパッポンカリー」が今まで食べたことのない味!なんっていうんでしょう。完全に「日本が思うカレー味(つまりターメリック)、カレー色」で、「ほんとに蟹カレー」。贅沢に蟹の身を入れた、日本でよく食べるカレーみたい。これでご飯に食べたいよお!と、興奮して叫びたいくらいなんだか馴染みがある味。 ただ、これも全く辛くはないです。味もマイルドでとろーりとして、いやーん、これまた頼みたい!他にもシンプルなスズキのガーリック揚げなどいただき、これこれ!時々はタレにつけずに普通~に魚が食べたくなることもあるよねえと、嬉しくなっちゃった。タイって揚げた魚をナムチムやカピでいただくけど、タレにつけない魚の味が楽しめることって少ない気がする。 と、二度目にして、自分の価値観で選んだ料理だけで店を判断してはいけないなあと反省したのだが、三度目の訪問でますます、この店の料理の魅力に惹かれていくのであった。 つづく・・・。 HARMONIQUE22 Soi34, Charoen Krung Rd. 0-237-8175 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2010年10月29日
コメント(16)
会社から帰る途中、エスカレーターで、「オレ、チェンマイに3年いたよ。」「私チェンマイ好き~。●●●(場所聞き取れず)はきれいになったよね。」「おお!凄くきれいになったぜ!」という会話を聞き、興奮したよっしぃ。なぜなら、それは・・・タイ人でタイ語だったから。そんなこんなで、タイの思い出を引っ張り出しつつ・・・今日のブログ。もう2年も前じゃよ、げふげふ。・・・写真の整理をしていると「あ、これまだ載せてない」という店やらエピソードが後から後から出てきちゃうんです。すんません。たしかこの日は楽天ブログの仲間イン、タイランドってことで、ちーさんと、この日二度目のsakusakuさん、この日初対面のs-berryちゃんとお食事することになったのだ。 sakusakuさんはお仕事でバンコクやネパールにお仕事の仕入れに行くので、楽天ブログ仲間の皆さんとたまにご飯食べたりするみたいだ。アジアンモチーフの上品なデザインのTシャツや、ふわっと軽そうなフェミニンなワンピなど素敵なアイテムを販売しているのでのぞいてみてね。 あー。懐かしい・・・。 ちなみにこの日初対面のS-berryさんはバンコクの外れで子育てにいそしむ逞しくかわいらしいママ。美人で淡々として、一瞬クールだが、ブログ読むと・・・心は熱い。そしてそのブログもぶっ。ふふ・・・面白い。おちゃめで表情豊かなテイッ君の成長記は、なかなか読み応えありです。こちらも要チェキ(古い表現・・・)。 いたりあーの、いたりあーの、と心で叫びながら(→危ない・・・)、張り切りすぎて・・・なんだか一番早く到着してしまったワレ、おしゃれな一軒屋の佇まいにうっとり。ちなみに開店すぐで、従業員さんたち、ミーティングしておいでげす。暖かいぬくもり感あるインテリアにはそこはかとなく高級感も漂い、気軽に立ち寄れるけどカジュアルすぎず、どちらにも使えるイタリアーン。なかなかよぉーし! うふーん、素敵ぃいい。 そこにメガネの男がいそいそと近付いてきて、上品に水をついでくれながら、いらっしゃいませとか、挨拶を言うわけでもなく、いきなり手榴弾のようなぶしつけな質問をしてきた。 「結婚はしてますでげすか?」 びっくり!!!!! 「・・・!は?」 「恋人はいますでげすか?」 「・・・!!!!!へ?」 1人で座っている間、甲斐甲斐しくおしゃべりの相手をしてくれるのはありがたいのだが、とんでもないセクハラ発言がいつ飛んでくるかわからないので、花咲く草原の中の地雷なみに注意せねばならない。タイ人って、いきなりぶしつけに聞いてくるよね。友達同士とか女子同士のおしゃべりならいいんだけど、見ず知らずの女に男が言うのか?この、おばかさん!タクシーの運ちゃんはすごくこういう人が多くて、乗った瞬間「あんた、子どもいる?」、「タイ人の恋人いる?」コンビニで酒を買えば「あんた結婚してる?」タクシーの運ちゃんにいたっては結婚しているかどうか聞かなかった人のほうが少ない。恐らく1人か、2人しかいないだろう。一番凄かったのは5,6年前、めちゃくちゃ若いタクシーの運ちゃんが放った、原子爆弾、いや、この一言だ。「ぴぃ。たんまい、まいみー、ふぇーん、くらっぷ?(ねえさん、なんで彼氏がいないでげすか?)」 知るか(逆上)!?ってかあたしが聞きてぇわ! 憮然としたあたしは「マイルゥ・・・(しらない)。あー・・・プロワー、チャン、ウアム(あー、太ってるから)」と投げやりに答えると・・・「ぎゃーっはっはは」・・・とハンドルをばんばん叩いて笑いやがった。ちっ。笑いすぎだ。いくらなんでも笑いすぎだよ。しかも、失礼な質問した上に、バカ笑いだなんて、ひどいじゃないか、お前(哀)。しかしこれは日本人だけに行われるわけではなく、タイ人同士でもそのようだ。タイ人Mさんが、見知らぬ人に「アンタ給料いくらもらってんの?」って平気で聞かれた時、びっくりしたら「タマダー、ティー、コンタイな・・・。」(タイ人はふつーだよ)、となんともなさそげ。よって、タイ人の最初の一言には爆風で飛ばされない並みの身構えが必要だ。多分。しかしここはあれですよ、屋台でもなく、タクシーでもなく、コンビにでもない素敵なレストランでげすよ。しかもこのメガネ男、左手薬指に指輪をしとる。お前、嫁までいるんじゃないか。いかん、いかんぞ、メガネ。お前が勤務しちょるのは「もう、タイの運ちゃんだからしょーがねーか」というランクじゃなく、お客様に紳士として接せねばならない、そこそこ高級なレストラン。カオヤイあたりの滝に打たれて修行しなおして来い。 そこに、sakusakuさんとS-berryさんが到着。ちーさんは渋滞に巻き込まれて少しおくれて到着ー。大勢で食べると色々頼めてうれしいね。パスタや、ピザ2種や、サラダに、肉星人にうれしい、カツレツちゃん。 博学で落ち着きあるsakusakuさんは、その佇まいからドブロクをあえて茶碗で、何杯も飲めちゃいそうな雰囲気だけど、実はまったくの「げこ」。酒、さけぇええええ、と手が震えているのはあたしだけである。ちーさんも、ワイン飲むとはいえ、そんなに飲まないしね。「お酒飲むからって、遠慮されると飲まないほうも気をもむもんだよ」とsakusakuさん。へ?そうなの?おいら、飲まない友達と飲むときは多く払ったり、我慢して控えめにしてきただよ。「そうよそうよ」とS-berryさん。 あら、そう?それじゃあ、飲んじゃおうっかなー(図々しい)。 いやっほぅ。きんきんに冷えた白ワインはおいしいなあ。 石窯で焼いたピザはもちっとおいしく、パスタもしこっとしてうまい。カツレツちゃんもサラダもおいしい~。 食事を終える頃、メガネが「またいらしてください」とメンバー分、レストランのカードを持ってきた。うむ、質問は下品だがいい心がけだ。 ん?ん?なに?この電話番号。携帯? 「やだ、よっしーのにしか書いてないよ」 「あいつ、さっき非常に失礼な質問してきやがったのよ!」 「いいじゃん、これだって出会いだよ!やだあ、もてないとかなんだかんだいってさぁああ。」 ちっ、ちっ、ちっ。君たち、甘い。「あいつ、左の薬指に指輪してっから!」 「・・・。」 よっしぃにコクったりナンパしてくる男は昔から、一味おかしい男ばかり。中学生なのに40歳に見られる生徒会会長とか、ほとんどしゃべらずクラシックばかりききつづける、髪をぴっちり真ん中に分けた浮いた存在の秀才とか、嫁あり、子どもありのずるいおやじとか、タイだとめちゃくちゃ恐そうな(やくざ風)タイ人(おっさん)だったり、100キロ越えのくせに女遊びのおさかんな恐そうな男とか、「オレは若い女には興味がない」といきなり人を地獄に突き落とすような言葉を言い、甘い言葉とは正反対の厳しいビーチボーイとか・・・。 あ、忘れてた。日本での最高傑作は武器マニアで盗聴が趣味の某公務員とか。 ・・・なんでやねん。ぶひ。・・・ふっ(自虐の笑い) あまりの哀れみから薄い微笑みを浮かべるブロガー・一同。当時今から17キロ太っていた上に、決して若くないワシにすら携帯の番号を渡す嫁有りメガネ・・・ってことはでげすよ、デブ專おば好きでもないかぎり、この店に来た日本人婦女子は全てロックオンしてんじゃないの?バンコクで勉学にいそしむぴちぴちの留学生、たくましく生きている美しい現地採用、旦那がいようが花の香りのする駐妻(※イメージです)ほか、全ての在バンコク女性に告ぐ! リモンチェロのメガネ男に気をつけろ! でも石釜で焼いたピザといい、全てのお料理、おいちーよ。17soi11 sukumvit.Rd応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2010年09月17日
コメント(12)
「おいしくてそこそこおしゃれなのに、いつ行っても人が居なくて心配なんだよね」と食い物番長がおいしくておすすめというタイ料理屋に連れて行ってくれることになった。 場所はスクムビットのナナ駅。アラブ人、おねーちゃん目当ての欧米人、にほん人おやじがふらふらしているパクソイ(ソイの入り口)を入り、ひたすら一直線に進んでいく。 怪しいプールバーやらバービアが姿を消し、なんだか巨大で素敵なコンドミニアムを左に見て、右。 白くてかわいい、一軒屋レストランで、日本だったら青山あたりにたたずんでいそうな素敵な雰囲気。メニューも外国人用に英語で書かれているし、本当にそんなに人がいない店とは思えない。 ねーっ。いい感じでしょ? ん?まさか死ぬほどまずいのか? 「なにいってるんっすか(怒)?まずい店なんかつれてくるわけないでしょー!」 ・・・はいはい、はいはい、はーい。そうでした。わかりました。 「バーンヤー」とはおばあちゃんの家、という意味だと思う。ひまそーにパソコン見てたり、テレビ見ていたり、おしゃべりに盛り上がっていた店員がどんよりとした目でこちらを見る。 「客だ!」 あわててまくった店員に案内されてこれまたびっくり。しーん・・・ほんっとに人っ子ひとりいない。 あのう、余計なお世話ですがお店を開けていると逆に赤字なんじゃないか? 「どこにでもお好きなところにお座りください」って。ああ、そうだろうーよ。好きな場所に座らせてもらうよ、と、ゆったり寛げる奥の席に陣取る。 笑いがこみ上げるほどの静けさと、貸切にしていないのに貸切になってしまった微妙な空気。 「いつ来ても誰もいないんだよね。一組いた日もあったかな?」と番長。うーん、それはいないも同然かもしれんですな。とびぬけて最先端のクールな店ではなく、なんというか・・・昔からあるふうの、かわいい路線で女の子にもうけそう。 「しかも有名な料理研究家のお店なんですけどね。なんで流行ってないんだか」 目の前のコンドミニアムの住民がせめてランチにでも使ってくれていればいいのだけど。 で、番長はいつもほとんど自分の好みのものを大量に頼んでしまうので、食べたいなあ、と思うものは1品くらいしかねじ込めないが(笑)、大抵、番長に任せたほうがおすすめかつ食べたことがないものを食べられて面白いと言うもの。 ここの店には番長的に美味しいと思う王道のメニューがあるらしいので、とりあえずそれをいただいてみる。 いちばんびっくりしたのはこれ。鶏肉のカシューナッツ炒め。宝石箱を思わせるカラフルなそれは、よくある鶏肉のカシューナッツ炒めとは全く違う。 実はよっしー、苦手な料理だ。よく「どうでもいいものが嫌いだよね」と言われるけど、カシューナッツが苦手なの。 でもこれは、カシューナッツだけではなく、ギンナン、クワイ、他色とりどりの木の実類をほどよくブレンド。かわいらしいタロイモのバケットに入れられた、カラフルかつおしゃれな一品。 味も非常に上品で、カシューナッツだけの食感ではなく、様々な木の実の味のしゃりしゃり感、ほくほく感、こりこり感が口の中で混ざり合ってとっても楽しい。 うん、こりゃ斬新で新しい味。おいしいー。 で、「トートマンプラー」が食べたかった番長、「トートマンムーがあるよ!」とメニューから発見したものに目を丸くしている。じゃ、それ食べますか。 一口食べて、おお、と思う。なぜって、ほとんどトートマンプラーと味が変らない。元々魚のすり身を臭みなく食べれる一品の豚バージョンだから・・・もし黙って「トートマンプラー」と言われたら、そんなに気がつく人はいないのかもしれない。後味が魚のそれか、肉のそれかっていう違いだけ。歯ざわりも味わいもほぼ同じだ。 さらに番長はこのゲーンマッサマンもお気に入りだそう。 うん!これは、まさに「ゲーンマッサマン」の味に期待する王道な「がつん」系の美味しいさ。ゲーンマッサマンはこってりしてなきゃね。ジャガイモもほくほくだし、いい感じ。 ちなみにあたしはミントが効いた辛さよりすっきり感がきわだつナムトクムーも気に入ったぜよ。 ひと手間変化球を加えた上品な料理が食べられて、そこそこお洒落、そしてとっても静かな一軒家レストラン。 潰れないように、是非皆さんも足を運んでみてね。 値段は安くもないけど高くもない。でもお洒落系一軒家レストランの中では良心的な値段ですー。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2010年01月30日
コメント(8)
ささ、夕飯行きましょ、面白いから、ぜーったい面白いから!とミニ駐Jちゃんが鼻息荒く語るレストラン。ううむ。気になる。我々はプッタモントンの大仏像公園(勝手に命名)を後にして早めの夕食へ。 昼抜きで腹ペコで1秒でも早くご飯を食べたい状態のあたしは、ドライブ中も気がそぞろ。到着した場所は...面白いって...なんっていうか、その。面白いって言うよりは全くの予想外っていうか。あの、知ってます?伊豆にある「バガテル公園」のような。 あ、でもバガテル公園はイギリスだったかおフランス(どっちか忘れた)の庭園を模したとか、コンセプトがあった気がする(うろ覚え)。なんだかスイスなのかオランダなのかフランスなのか、イギリスなのか、で?結局はタイなのか?・・・と、みんなミックスされてるので、バガテル公園には失礼かもー?・・・脱力?いや、爆笑スポット?どう表現していいかわからない恐ろしい場所! とりあえず巨大な王様が出迎えてくれたっていうのは、もう絶対にタイなんだけど「さわっでぃーかー!」って迎えてくれたあなたはとってもチロリアンだから!はためく国旗は思いっきりタイなんだけどオランダな風車がまわって変な感じ。国旗の根元にはあっひるちゃーん。 ははーん、こりゃ長崎で浦上天主堂とか平和公園に連れて行ってもらえる予定がいきなりハウステンボスだったオランダ人の心境なんだろうか。もし始めてタイを訪れた人をここに連れてきたら、え?え?え?えええええーーー?って泣いちゃうかもしれない。何度かタイに来ていたらこのシュールさは絶対に味わうべきだ!ま、タイはじめてさんを連れてきて泣かせたい気もするけどね。Jちゃんの不思議に思うことは、こんなに不便な場所でもファランには絶対に会ってしまう、ということなんだって。しかもタイ人に連れてこられたわけじゃなく、ファラン同士で、バンコク市内でもないのに、どうやってかぎつけたんだろうねと。英語と道がわからないタクシーで運ちゃんにこの場所を告げるのは至難の業だろうし、車やバイクを所持している在住歴の長いファランさんしか来てないんだろうけどー。ファランって活動的だよねー。としみじみとJちゃん。そーだよね。日本じゃ「年取る前に海外いこう!」ってなるけど、ファランっておじーちゃんやおばーちゃんがガンガン旅行してる。元気だなあ。あ!でもあれだよ。Jちゃんのダンナさんみたく、会社に勤めててタイ人の部下に教わって、家族連れてきたとかそんな感じじゃね?こんな池作ったら巨大トカゲが住み着いちゃいそうだけど、無理やり排除し、劇団いろはよろしく設定されたステージに泳がされている白鳥に目頭が熱くなる。 さて、席に座りますかーって・・・なんっちゅー広さなんですか? 周囲に大きなビルがないのし、人口も密集していないせいか、バンコク(あれ?ここバンコクだっけ?)において大きな青空を眺めることができます。「前に来たときこれが美味しかった!」というミニ駐Jちゃんは、川えびのレッドカレーソースをご注文。そしてそれにガーリックパンを追加。 ぱっと見、これ洋食みたいじゃない?「タイ料理だよー。でもこれご飯じゃなくてガーリックトーストと食べるのがおすすめなんだってば!」言われて恐る恐るやってみる...。あれ?なんだこりゃー!このレッドカレーってばタイ料理というよりは洋食のソースに近いぞ?なんでだ?いや、タイカレーをガーリックトーストに乗せたらこんな感覚なのか?ずいぶんとクリーミーに作ってあるソースなので、タイカレーがというよりはこのソースにひと手間かけているに違いない。こってりソースとこってりタイカレーが好きだったらたまんないんでしょうねえ。うんうん。あら、でも川海老の悲しいところは頭や手に強力なボリュームを感じさせるのに、食べれる身が普通の海老と変らないところ。すごいボリュームとすごいインパクトを与えつつ、食べ応えがないのが悲しい。あたしがここで一番食べたかったのはポークチョップ。大好きなんだもーん。あっ。ますますタイではない(笑)!せっかくJちゃんが川海老のカレーで、ほんの少し不思議な国からタイを呼び戻してくれたのにー。あ、でもガーリックトーストで帳消しだったか?でもこのポークチョップ・・・ものすんごいジューシー!やわらかくって美味しい! こういう雰囲気の中だったら、もうタイ料理じゃなくてもいいよねー。あたしこれ一皿全部食べたいー!芝居がかった動物たちを眺めながら美味しい料理とビールに舌鼓をうっていると、日が暮れてきた。レストランはライトアップでまた違った雰囲気に変~身! 夕食の時間ともなるとこの混雑振り。どう見ても会社帰りのタイ人も多く、ちょっとした話題スポット&人気スポットなのかもしれぬ。しかし会社・・・どこにあんの?ビルなんか見当たらないしね。もしかして市街からわざわざ車飛ばしてきたのかな?夜になったら●ィ●●ーラン●みたいにキャストがかわるのかなあ。さっきまでいなかったウサギがもうにょうにょ動いてるけど!タイとは思えない不思議な空間でいただく洋・タイ折衷料理!なかなか変った趣向でよろしくないでしょーか?恐らくビールも世界のビールがそろって・・・知りません。頼みませんでした(笑)・・・。残念ながらあたしはこの場所がわからぬよ。Jちゃんの車に乗っていただけなので。プッタモントンの仏像の近く、ということだけは確かなようです。・・・幻を見ていたかのようなトワイライトゾーン??異次元レストラン??あれ?さわやかさより不気味さと笑いが残ってしまった。これでいいんだっけ?Jちゃん!? つづくぅ・・・。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2010年01月07日
コメント(12)
→カオサンカオサンでうほうほとワンピースをあさりまくったあと、お腹ぺこぺこ。以前から気になっていたレストラン「マヨムプリ」へ。バックパッカーの聖地カオサンにものすんごいリゾートホテルみたいな建物のレストランができて、値段はそのへんのレストランと変らない、と情報を得てから、こりゃー行ってみなければと思っていたのだけど・・・なんだこりゃーーー???まさか、ここまですごいとは。まるで宮殿。そして敷地に水を豊富にたたえ、なんとも幻想的。 ずっとトイレを我慢してカオサンを歩いていたので、すぐトイレに行ったんだけど、そのトイレってのもすごかったんだわ。その辺の一流ホテルよりうんとおしゃれで豪華。写真を撮ったらやばい人だと思われそうで、トイレ内の撮影はさすがに遠慮したのだけど、タイの昔の様子を書いた額入りの絵が飾られ、ドアは木製。一部オープンエア(一応一部壁あるよ)と・・・リゾートすぎ!手洗いは木作りの蛇口から、自動で水がでるっていう・・・。トイレにすんでもいいですか?っていうくらいの素敵さ。えーっ、つレストランだけってもったいない。2階にも無意味に席があって、人を入れてなくて、さらに高い塔があって・・・余分なスペースありまくり。地下にはグリルレストランもある模様。これホテルだったらまじ泊まりたい。通されたのは壁から水が涼やかに流れるスペースの前。いんやー、こりゃ落ち着きますねえ。カオサン滞在のおしゃれ外国人向けレストランに、最初からタイ料理を期待するのもいかがなものかと思い、今夜は洋食だせ!と、洋食メニューをあさる。これが大正解! 値段、たしかに、そのへんのレストランと変らない。こんなに雰囲気がいいのにー!さっそくビールのお供、ソーセージを注文。ソーセージ自体、かなり大きくて、タイで作ってるものでもないように思われ・・・日本でジャーマンソーセージをいただくのと全く同じ。とってもおいしいのだけど、添え物がびっくりするほど秀逸。タイじゃないみたい!ザワークラウトは丁度良い酸味ですっぱすぎず。あたしはすっぱすぎるザワークラウトが大っ嫌いなのだけど、ここのザワークラウト、そこまで酢づけじゃなくって、これならおつまみに十分食べられるし・・・いや、待て?酸っぱすぎるひつザワークラウトが好きな人は、嫌かも。あたしは、これもりもりいけます。さらにマッシュポテトが驚くほどクリーミー♪ちょい塩味が足りないけど、それはテーブルの塩コショウで調整すりゃいいことで。洋食の定番でいつも頼んじゃうのが大好きなほうれん草のグラタン。ほうれん草の高いタイにおいて、たっぷりと入ったほうれん草!ありがたーし。100バーツ代前半だったと記憶。味もホワイトソース、チーズの絶妙なバランス。どちらが多くても「うむ、失敗」と思ってしまうのだけど、ここは丁度良かった。さすが欧米人の多い町だけあるなー。で、ここ、「チキンポットパイ」が美味しいとのことで、とーぜん注文。やきたてほかほかのパン生地は、炭水化物ぎらいのあたしでも、「うわー、ほかほかでおいしいよー!」と言いながら、食べてしまいましたー。中身はトマト味のチキンシチュー。とっても優しい味で、塩加減も丁度良く、チキンもほろほろにやわらかく、このパン生地をつけてたべると「ぎゃー・・・うまいよう!」でした。カオサンで洋食食べたくなったら、あたしここかも。雰囲気もバツグンだし。バーとしても利用価値大で、カクテル、ワイン、お手ごろでそろってます。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2009年09月08日
コメント(9)
バンコク在住者も、バンコクによく来る人も、知っている人はたーくさんいるはずのこの店、安いシーフードで有名な「レックシーフード」!ああー、店の名前書いただけでバンコクに行って食べたくなってきたぁ。今度はいつ行けるのやら。BTSチョノンシー駅すぐにあって、とっても便利。この日は素晴らしい満月♪ 店先からはイカや魚、海老をやく香ばしい匂いが漂ってきて、そばを通って通り過ぎるのはすげえ難しい。店構えも屋台に毛が生えた程度で、会社帰りのタイ人の皆さんが合コンしてたり、普段着のタイ人が見れていいですなぁ。しかし、一度ここで店員さんに「ねえさん、室内で飲むとお酒ただですよー」と怪しい言葉をかけられ、単純なおいらは「わーい」って覗いてみたら、ぱっと見やくざ風なきんきら金の指輪を沢山した恐そうなおじさんたちに「酒を一緒に飲め」と言われた。「あ、こーいうことって・・・おい、だ、だましやがったな。あの店員!」と度肝を抜かれたことがある。店員はナンパのお手伝いもやってるのか!?よく考えりゃうまい話には裏がある。うむ、気をつけなければ。約1名、石橋凌似の男前のおっさんがいたけど、そいつが一番やばそうっていうか・・・どう見てもその筋系っていうかマフィア系ってか。あー、タイにもその筋の方が普通にいるのねぇみたいな。あっははは、チョー恐いんですけど。目を合わせたくないんですけどぉ!「明日朝が早いんでぇー、もう帰るところなんですー」と適当に言い訳して逃げ去ったものの、丁寧にお断りしなきゃ指でもつめられそう、明日チャオプラヤ川に浮かんでそうって思えるぐらいの迫力で、まじで・・・こっ、こわかったぁああ。でも丁寧に断ったら「残念です」と渋い笑顔で微笑んでくれた恐そうな男前おやじ。悪役同盟が幼少期から好きだったおいら「あら♪素敵・・・」ってだめだめだめーー!きっけーん。ま、そんなことがなければ、素晴らしい店であるよ。ここのオースワン(牡蠣と卵と片栗粉の鉄板焼き)は昔から大好きなのだけど、片栗粉と卵の加減がとろーりやわらかで、牡蠣もたっぷり入っていて優しいお味。他にもオースワンの名店を色々しった今は、ここが一番オーソドックスで基本の味でうまいっ!って気がする。で、プーパッポンカリーがうまいんだ、これ!ここのは卵がふわんふわん。殻がついているとふわんふわん卵の邪魔をするので、ここではいつもかに肉だけのプーパッポンカリーを頼んじゃいます。そうするともう・・・ふわんふわんの卵が実にうまいことかに肉にまざって、おいちぃー!クンパオ(海老の炭火焼)、これで500グラム。頭がでかいだけで身が小さいのがちょっと残念。でもクンパオ、塩味が効いてて、ビールが進む、進む。で、あんまりにも残った頭が大きく、迫力だったんでこのように、戦わせてみました。こっ、こわい・・・。 店員さんが冷めた目で「ふっ」と笑って通り過ぎていった・・・。ふん。 冷房の効いた室内席よりも、あたしは周りの宴会を眺めながら、屋外で屋台気分で食べるのが好き。汗をかきかき、冷たい氷入りビールをぐびぐび。ここ、レックシーフードはカニや海老や牡蠣をしこたま食べて値段も安い!ごくらくでぇーす! 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2009年09月02日
コメント(4)
本年2009年の4月。1ヶ月にわたる最後の長期タイ滞在中。久しぶりの(といっても1ヵ月半ぶり?)再会のちーさんと、以前から気になって仕方がなかった毎日がプロモーションだらけのホテル内レストラン、ワインパブに行って見ることにした。場所はビクトリーモニュメント駅近く、ランナム通りのプルマンホテルの2階。このワインパブ、曜日にあわせてお得なプロモーションを展開中。あっ!このホテル、好きだったけど客層が苦手でもう泊まることはないと思われるんで、決して宣伝マンのつもりはないんだけどね。この時のあたしたちが会う曜日は「タパス食べ放題」というプロモーションだった。今は変っちゃったのかな?ホームページを見たらワインがついて値段が上がってた。ワインボトル1本付きの方がいいや。何曜日だったか忘れたけど「パスタ食べ放題、ワインの飲み放題999バーツ」っていうのが過去にあった。ワインの高いバンコクにおいて、これはいつかチャレンジしたいと思う内容。ワインだけで元とれるもんね。1皿パスタ頼んで、あとはずーっとワインでも大丈夫だもん、あたす。あんたほんとにダイエットしてんのかって・・・てっへへ。この日の時点で史上最悪の体重からなんとか3キロ落としていたのだけど、なにせ「毎日ジムで運動する」というこころざしたかーい目標のため、「バンコクではキープできればいい」という考えでいた。大好きなバンコクで大好きな友達に会って飲み物も食べ物も控えるなんてナンセンスじゃーい!!でも、朝昼はキャベツと鶏肉のスープ。もちろん誰にも会わない日の夜も。食うために運動っていうストイックなことしてたら最終的に帰国前、扁桃腺になり(あたしが扁桃腺になる時は、大抵疲労の蓄積だ)ひぃひぃいなるはめになったんだけど、お陰であんなに「夜は食いまくって飲みまくる」だったのにタイ1ヶ月で3キロ減。就職決まったら初出社前にまたタイに行くつもりなんだけど、運動癖が着いたから、3キロとは行かなくても1キロ減はねらうぞー!話を戻しましてですね(笑)このワインパブのプロモーション、実にうまく考えてあった。例えば、「パスタ食べ放題、ハウスワイン飲み放題」だったとしよう。大部分の酒を大量に飲む人は、炭水化物を大量には食べない。さらにワインを飲んでいる人が、パスタだけつまみで何杯もいけるかってーと、「もごもごするから、生牡蠣でも注文しない?」ってことになるはずだ。ちなみにこのワインパブ、ニューヨークを髣髴とさせるとってもクールなお店でさらにホテルのダイニングなのに、世界の生牡蠣が30バーツ(税・サ込)なのだ!すごいよ!これ。そうそう、生牡蠣食べ放題、ワインフルボトル付っていうプロモーションもあった。でも考えてみればしょっぱい生牡蠣を食べ放題、そりゃ最初のうちだけ白ワインはすすむだろう。しかしどうですか?みなさん。生牡蠣だけをエンエン食べ続けたことがありますか?恐らくものすんごい牡蠣好きでも3,4個あたりでだいぶ、口の中が海水だらけになった気がしてきませんこと?あたしは無類の牡蠣好きで、生牡蠣も相当いける。松島に取材に行ってカメラマンが生牡蠣が嫌いで食べられず二人分食べ、「さあもっと食べて!」と言ってくれるお店の人にも申し訳なく、大粒の生牡蠣を20個食べたことがある。・・・酒もなしに!さすがにあの時は海でおぼれたらこんな感じかな?って思ったもんね。ぜーったい、4粒目あたりでそのうち飽きて「ねえ、他のおつまみかパスタでも食べない?」となるはずなのだ。そう、世の中そんなにうまくはいかない。お得に見えるようだけど、他の皿に手が行くように巧妙に工夫がしてあるのだ。さーすが、プルマン。毎回プロモーションは微妙に変っているようなので「ぱすたぁ?そんなもん一口で一皿だい!」という人や、全てのプロモーションを制覇してやおるというツワモノは、こちらのホームページを要チェク。Pullman hotel BANGKOK 夕方の運動で腹ペコでふらふらしているぐらいに気合が入っているあたし、そして、授乳でさらに腹ペコであるはずのちーさん。この時点で「痩せたねえ!」と褒めてもらえた。うひひ。まだまださ!でも今日は食うでよ!さあ、いざ食べ放題に出陣なのだ!テーブルに着くとタパスメニューはプリントされた紙にあり、チェックしていくシステム。タパスは小皿料理なんで、目に付いたものは全部チェックしていくと・・・「ねえ、このスモークサーモンも食べていいの?」「全部食べていいって言うからいいんじゃないの?」「なんだかここのメニューだけ高いんだよな。まあいいか」・・・そこに、従業員のおねーさんが「ノンノンノーン!」と割り込んできた。「これは高いタパスなので含まれませんですマダム。」・・・をいをいをい。全部食べていいって書いてあったのにー。まあ、タイってサーモン結構高いからね。サーモンだけ1人3、4皿食べられちゃった日には、シェフが泣きながら明日のホテルの朝ごはんからおかずを数種減らすのかもしれない(想像)。「やっぱすなー」「タイ人、サーモンだけ10皿とかやりそうだよねー」「あたしもやるところだった!」気を取り直し、安いと思われるタパスに親の敵のように印をつけていくちーさん、「あーこれもこれもー」とさらに指差すあたし。「ねえ、これってさ、今全部頼まないでもいいんじゃない?後で頼めば」「あはっ、そうか?でももう書いちゃったからいいよね。」「テーブルにのるかなあはははは・・・」 乗り切りませんでした・・・・(呆然)。周囲の欧米人もタイ人も、ものすんごい分量のタパスをたのんでいる二人のテーブルを呆然と見ている。「てっへぇええ、やっちった」、だよ。いろーんな種類のタパスがあったけど、オーソドックスなタコのトマト煮や珍しどころのナスでキャビアを模したつまみなんかがワインにあっておいしかったな。がっつり系の揚げ物なんかもあったので、大食漢の方は揚げ物からどーでしょう。しかし、高いメニュー以外のほとんどを制覇してしまったような気がするんだけど、どーなの、そこんとこちーさん!って。ちーさんは授乳をするから、栄養はミルクと共にちびまろに行くんだろうな。しかしー、栄養がミルクとして出るはずがないよっしーの場合、ただ太るだけであって・・・うふふ。翌日、レジデンスのジムからあたしの死に物狂いの呼吸音が廊下中に響き渡っていたのはいうまでもない。応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年07月04日
コメント(8)
あれは4ヵ月半タイに住んでいる時、しかもかなりクライマックスの時期、このブログに連絡をくれたさっちんさんと、「あっちゃいますかー!」と、いいながらやーっと会えることになった5月。遅いですか(笑)。前回は1ヶ月の滞在で調べまくったサービスアパートの中に「エカマイ72」というところがあって、併設のレストランがとってもよい雰囲気だと書いてあったのが気になっていたので、出かけてみることに。さっちんさん、あった瞬間「誰かににてるなあ(芸能人)」と思うほどの、可憐で上品な雰囲気の人。目なんかくるんとして「かわいらしい!」って感じなのに、バンコクですごく頑張ってる!おっとりとしたしゃべり方も癒し系。でもとってもしっかりしていて「バンコクじゃなきゃいけない」筋の通った理由も聞かせてもらって、ふんわりした雰囲気からは想像できない意志の強さを備えた人なんだなあって思った。で、なにがうれしいかって、この人、酒が飲める!!!!!!!!しかもけっこういける!!!!!!!!酒がたーくさん飲めるタイの友達って、タイ人チームはへたれおぼっちゃまキムとMさん。あとは、プーケットのまむあんさんと、バンコクの食い物番長。しかもキムはラヨーン在住で時々しかバンコク来ないし、Mさんはそんなに強くないし、酒豪仲間のまむあんさんはプーケットに訪ねていかねば飲めない。酒が「たくさん飲めちゃう」人との出会いは意外と少ない!雨季なんで、プールサイドのレストランの選択は無謀かと思ったけど、ま、いいや。屋根もしっかりついてるし。珍しく涼やかな風が吹くさわやかな夜、席に着いた瞬間、なんだか大きな黒いものがあたしに向かって突進してきた。「ん?」それは巨大な犬だった。「ばふー、ばふー、がうがうがう」といいながらあたしの腕をあまがみ。ぎゃーー!かまれたら病院よー!と思ったけどあまがみなんで、歯が立っていない。だいじょーぶ。しかしあまりの勢いにふっとばされて呆然。あわあわしているあたしに店員は「ぷっ。ソーリー」と噴出しそうになるのをこらえて言ってくれた。・・・どこにいっても、なんかあるよな。なんか悲しくなってきたぞ、おい。プールを囲んでそんなに席は多くなくて、テーブル間隔もひろーい。そしてとってもお洒落な雰囲気にモダンな家具。バンコクってお洒落な店はとことんお洒落だよなあ。 隣ではタイ人が景気よくワインをがばがば。いいなあ、タイってさあ、ワイン高いじゃん???あ、でも二人で目をうるうるさせながら「一杯ちょーだい」って言えばなんとかなるかなあ。なーにその後しつこくされたらプールに突き落として逃げればよし、ってダメかい。やめとこう。で、客は2組しかおらず、こんなに頑張って歌ってんのに30分くらい全く気づかなかった存在感のない男・・・フォークギターの男がアコギアレンジのタイロックやらオーソドックスな洋楽を歌いつづけている。「揚げた魚のヤムが美味しいんだって!」しっかり下調べしてきたさっちんさん。おすすめだったら食べなきゃあね!というわけで、出てきたのがこちら。レモングラスがたーっぷり、見た目とってもさわやか系のヤム。 揚げた魚をレモングラスとまぜつつ、口に入れて・・・どひゃーーーーーー、うまい!揚げた白身の魚、全然好きじゃないんだけど・・・ヤムにしたらめちゃくちゃうまいよ!知らなかったダヨ!甘酸っぱいタレとレモングラスのさわやかさで、脂っこさは一切無し。ふがぁああ、スプーンとフォークがすすむ、すすむ!ここでは絶対これを注文せねば。しかもフライはジャイアント馬場のワラジみたいに大きいし食べ応え十分よー!で、肉星人としてはポークチョップも頼みました。 で、で、かい。しかし残念ながらこちらは固かったです。もっと残念だったのはポテトフライ。さっちんさん、喜び勇んで注文したのに、ポークチョップにも大量にそえてあって、あたしら「いも地獄」に陥ってしまった。さらに、このポテトフライがさ・・・ほくっともしないんだよね。ほくっというか、もさっ???どっちかってーと、いもで腹が満たされてしまいそうだった。ポテトフライ頼む人は添え物に注意が必要だ。うむ。あっ!さっちんさん、でも、もぐもぐ食べている!いも好きなのかな。ビールをがばがば飲んでいるのでトイレが近くて、トイレへ。ん?トイレの中から話し声がする。きぃ、と開けると洗面所でさきほどあたし達の横でワインを豪快に飲んでいる金持ちグループの1人の女の子が、号泣しながら電話に向かって叫んでいる。なんだ、なんだ、なんだ???入っていいかとジェスチャーすると、号泣しながらも「どうぞ」と手で合図してくれたけど、人がいようと奴はしったこっちゃないのである。「迎えに着なさいよ!なんでこないのよ!」って怒鳴ってるんだけど、どういうことよ?隣のワイン組の比率から言って彼氏もいるもんだとおもとったよ。恐る恐る個室を出て、手を洗い、手を拭こうと備え付けの紙に手を伸ばそうとしたら・・・まだ号泣しながら金切り声でさけんでいるその子が邪魔。いいや、戻ってハンカチでふこう、と思ったら、金切り声を出しながらあたしに備え付けの紙もとってくれた。危ない人なんだかやさしい人なんだかわかんねえよ、おい。その後、さっちんさんもトイレへ。・・・同じく微妙な顔で戻ってきたので「女の子号泣してたでしょ?」と言うと「なんか彼氏とケンカしてるのかな?」・・・まだおさまっていないらしい。あ、あれ?戻ってきた。けろっと泣き止んでいる。そして、普通に元通りに明るく振舞い始めた。ううむ、人数的に言ってワイン軍団のスポンサーは少しおっさんのあいつに違いない(おばさんに言われたくないだろうが)。もしかしたらこの女の子は「飲みに行くからかわいいこ連れて来いよー。」と言われた若者が人数あわせに連れてきたんじゃなかろうか?と想像が膨らむ(爆笑)。「きっとそうだよね」「で、こうなんだよ」「そうそう」・・・←全然違うかもしれないのに想像だけで盛り上がる二人に罰が当たった・・・。ぎゃーーー!土砂降り!席は幸いがら空きなので屋根の大きな中央の席に通される。気がつけばワイン軍団は逃げ帰った(金は払ったと思う)ようで、客は我々二人だけ。かしきりでーす!土砂降りでまったく音が聞こえなくなったっていうのにアコギのおにぃーさん「ぼそ、ぼそぼそ」と唄い続けている。拍手してもサンキューもいえないシャイなやつ。誰にも聴いてもらえなかった屈辱で、うなだれながら土砂降りの中を帰っていった・・・。さようなら。その後もおいしくお酒を飲み、久々にほろ酔いになってご機嫌♪。さっちんさん。またバンコク行ったら、いい酒のみましょー!ペニンシュラのヘンリーさんに会いに行こうねー!応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年06月29日
コメント(8)
スクムビットソイ11を入って数十メートル。左側に「いつも欧米人がテラスで酒を飲んでいるなあ」というきらびやかなバーというかカフェというのがあって、いつもその存在はしっていたんだけど、「欧米人がすきそうな、普通のお店に違いない」と思っていて特に入ってみようとは思わなかった。店名は「Zanzi bar」この道を通った時、タイ人Mさんがこうのたまわった・・・「あれー???ここ、昔タイ人の方がお客多かったのに。タイの芸能人がお店経営していたんだけど・・・変っちゃったのかな?」うそぉん?「テラスが死ぬほど好き」な欧米人たちがずーっとビール飲んでる雰囲気なんだけど。「入る!」こうなるとMさんは、止められない。忘却の青春に出会った老兵のごとく、いや、いのししのごとく突進していく。ちぇ、んじゃ、ここで食べますか→うれしくない。メニューをひらくとタイ料理ももちろんあるけど、イタリアンが充実。生ハムなんかもあるし。で、室内席もあるのかな?と思いきや、ほとんどの席がオープンエア。案内してくれる店員さんがこれまたびっくりするくらい礼儀正しい。「どうぞこちらへ、ミス」って感じ。そんなに格式は高そうじゃないのにぱりっとしてます。さすが欧米人慣れしてるなあ。・・・と感心していたら、やはりタイ人。仲間を見たらふざけずにはいられないらしい。しばらくしたら「きゃっ、きゃ」いいながら店員さんの肩をうしろから羽交い絞めにしたりして、大人の男とは思えない無邪気かつ激しいじゃれ具合を展開。あんたたち動物か?席に座ると、外からみたきらびやかさをそのままに、木々には小さな豆電球がかざられて、いい感じ。 牛のカルパッチョとピザと魚介のトマトパスタっていう横道のイタリアンばかり注文。ナナという土地柄、客層はお下劣な欧米人が集結してもっと悪いかと思ったけど、ワインをボトルで楽しんで、ゆっくり食事する年配のご夫婦が多く、静かで落ち着いている。しかし、Mさんが食べないまま不振な動きをしているので、しばらくまてのポーズで待ってみる。おい、まだか?まだ食わんのか? 「前はもっと騒がしかった!音楽がんがんかかってた!」タイ人って食事のできる飲み屋にがんがん曲がかかっているのお好みだ。もちろん静かな場所が好きな人もちょっとはいると思うんだけど。まだぶいぶい言わせていた若かりし頃を思い出しているのか?Mさんはしばらくは感慨深そうだったが、その後「きょろ、きょろ、きょろ」と小動物並みに落ち着きがなくなり「なんだか、おかしい」と、つぶやきつづけている。「前はパブみたいに音楽が・・・」「なんで?なんで?」・・・あのう、大丈夫ですか?わかりましたから、Mさん。落ち着いてください。「もしかしてオーナー変ったんじゃないの?」と落ち着かせようとすると「そう思う」としょんぼりしている。なにか甘酸っぱい思い出でもあったのかしら(笑)。深くは聞くまい。「イタリア料理屋」ではなくカフェレストラン、らしいのであんまり期待しなかったけど、あれれ?ピザうすくてぱりぱりして美味しいイ!あんまりピザ好きじゃないんだけど、ほいほい食べれてしまう!パスタのソースの味もワインに合うしっかり味でかなり好み。そして、牛肉のカルパッチョ、タイとは思えないくらいやわらかーい!といっても激薄スライスだからそれでごまかされてるのかもね。あまりにも普通に見すぎていて、あるなあ、程度のお店も、入ってみると意外な発見があるもんだなあ。ちょっとうきうきしたお店でした。値段はそこそこしたと思うけど、他のちょっと高級イタリアンのお店よりちょっと下、くらい。高級なお店の雰囲気も素敵だけど・・・ここみたいにかわいらしい豆電球の照明に包まれた、一瞬、森を思わせる中で食べるイタリア料理も、南国ならではですなあ。ああっ、Mさん!カルパッチョかき寄せて1人で3分の2以上取るのはんそくぅうううう!!!!応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年06月24日
コメント(8)
以前から某友人宅を訪ねるにあたり通っては気になっていた一軒屋レストランに、ミニモ二ならぬ「ミニ駐」(ミニ駐妻、おい!)にして男並に地図と道路が好きで好きで夜も眠れないというJちゃんと行ってきた。大都会バンコクの真ん中とは思えない水音(ただの噴水なんだけどね)、のどかかつリゾーティーな雰囲気、ひなびたフォーク系の生演奏。そして、そこはかとなくおしゃれ・・・。 店員さんは男子はほとんど「ひげロン毛」で、面接前に「あなた・・・ひげでロン毛ですよね?」って電話で落としてるんじゃないかと不安になる。・・・でも後日行ったら「ひげロン毛」従業員だけではなかったのでシフトに「ひげ曜日」とかあるのかも・・・な、わけねぇじゃん!先に店に着いたあたし、とりあえず屋外席に着席。注文をとろうとする「ひげロン毛店員」に「ちょっとまってください。友達待ってます」と伝えるも、「ロー、サクルー、ディチャン、ロー、プアン、カー」の発音を聞き取ってもらえないらしく何度言っても通じない。うそーん!他では通じたのに。日本に帰っている間にだめだめちゃんに逆戻りか???と、しゅーんとしていたら隣の席のとーっても上品なタイ人ご夫婦の旦那さんが大きな声で「この人は友達待ってるって言ってる!」と店員さんに伝えてくれた。ほっ、おじさまにはきちんと通じていたようだ。きっとこの「ひげロン毛」は発音に完璧を求める人だったに違いない。難しいなあ、タイ語。おじ様に「あっ、ありがとうございます!」とワイすると、「にこり」と微笑んでくれた。このおじ様、けっしてビジュアル良くないんだけど(←大きなお世話である)身のこなしから、仕草からすごく上品で、奥様もすごく上品。たまにいるんだよなあ、こういうおじ様(うっとり)。いかん、おじ様マニアのあたし、そんなことでうっとりしている場合ではない。そんなこんなですぐ、Jちゃんモタサイで到着。「雰囲気良いねー」「味はどうかねー?」とわくわく度100パーセント!ヤムトゥアプー(四角豆のヤム)と、ヌアパップリックタイシーダーム(牛肉の黒胡椒炒め)と、ソムタムコームーヤーン(コームーヤーンとソムタム・・・えっと豚トロと青パパイヤのサラダ)を注文して、ビールをくびり。 この日頼んだ中で牛肉の黒胡椒炒め・・・うますぎ! 牛肉のまずいタイ、でも、たれに漬け込んだり、叩いたり、すじとったり、ダメな肉を良くするありとあらゆる方法を試したであろう下ごしらえが、客人への優しさを感じ、辛くてまったりしたヤムトゥアプーは、普通に美味しいけど、この店はまったりしすぎず、しゃきしゃきいけて、まぜてある海老も「海老いれりゃいいんでしょ?」ってんじゃなくてぷりぷりに調理してあってうまーす!かなり美味しいレベル。サービス、雰囲気共に考えるとかなりお得。ビール以外にウォッカを頼んだんだけど、これが「to-sit」オリジナルの徳利みたいな形のグラスに注がれててたーっぷり入ってて、いんやー日本酒みたいだねえー、と新橋のおやじよろしくいい気分。後日、「うまいんだからー!」と力説したところ「ちーまろ家族」のディナーが「to-sit」になって、なーぜかちゃっかりジョインさせてもらった(このへんずうずうしい)ときも、ちーさんの夫「菩薩」さんが「通いたいくらいうまい!」と牛肉の黒胡椒炒めをぜっさーん。タイが好きでタイ歴の長い「菩薩」さんがいうのだから、うまいとおもったレーダーはあっていたと信じます。・・・え?ちーさん、「そんなことねーよ」って首ふらないように。ちなみに、この日はコームーヤーンとパッガパオムーも注文。 また通いたいお店が増えましたなあ。Jちゃん!ホームページはこちら。ランスアンのソイ5のソイ沿いにあって、ソイトンソンからも行けまーす。to-Sit 応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年06月04日
コメント(10)
帰国目前に、なんだかすごい人の縁や運を感じることが起こりまくっている!これはすごい。自分がちょっと前に「そんなもんねーよ」と一時期超現実派になっていたのに「人生ってすばらしい、タイってすごい!」っていうことが起こりまくって・・・なんだか・・・タイってすごいです。やっぱしでかい「にーさん」です。そして、友達って素晴らしい、タイ人って優しい、タイっていう国も、あたしにとっては色々なことを教えてくれる国。なくてはならない大切な第二の故郷。しばらく来れないけど、また来れる日の為にがんばるから!ここ数日、なぜどうして?という不思議なできごとが沢山おきている気がします。こりゃ日本に帰ってからもがんばれそーだ!体重も4ヶ月半住んだピーク時から、なんと5キロ減!この1ヶ月のタイ生活でも2キロ減。体重が落ちたー!・・・ってかどんだけ太って帰国したかってことなんだけど。ばんざーい。日本に帰ってからもダイエットがんばっちゃうぞー!美味しい食べ物天国のタイで、ダイエットできたのも、自炊できる環境に身をおいたからですね(涙)。ま、今回の滞在の件は、後々書いていくとして、ぜんぜんまとめられていない、過去の日記をあげていきます。だって、下書きしておいたものじゃないと、滞在時間が短くて書いていけないのだもの。勉強の復習もしないとだし・・・。さて、本題に入ります。4ヵ月半の留学期間、いつも通学でモタサイで通っていたソイ16に、そこだけトワイライトゾーンのようなリゾーティーな場所があった。あれは、なんだ?あれは、なんだ?投げやりに3時半とか4時くらいから営業をはじめ、どーもランチは・・・やっていない雰囲気。茶色の葉で拭いた屋根、小さな噴水。どうみてもリゾートホテルのヴィラみたい。「すてきだなぁー・・・・」行ってみたい、行ってみたいと思っていたのだけど「仕事で使った!味は普通だけどのんびりできる!」というタイ人Mさんと、その後知り合ったかわいいお友達Jちゃんと、日本から来たホテル好き友達と3回も・・・行ってしまった。だって素敵だから!蚊が多いけど、ぜーったい屋外席がおすすめ!いちお・・・ぽりぽりかいてると、蚊取り線香のようなものをたいてくれたり、扇風機をまわして足にまとわりつく蚊を追い払うようにしてくれる。バリ風のテラスで木々に囲まれてまずは1杯。至福の時間! ここ、アソーク駅からソイ16へ。てくてくてくてく歩いてサマセットレイクポイントを過ぎた頃に右側に現れます。夜はまたすばらしく幻想的。しかし、ここ、雰囲気以上におもしろいことってーか、人がいる。どうみても外見が「あまりにも普通のおっさん」なのに、乙女心を漂わせたおかまさん。化粧はほとんどしてないけど、ユニフォームの民族衣装を男性のものではなく女性と同じものをチョイス。見事に青々しく駆られた美しい刈り上げ、短く清潔に整えられた短髪の前髪を、きてぃちゃんのかわいいパッチンどめで「ぱちん」ととめている。普通に歩いていたらオカマさんだと思われない。そう、ちょっとなよなよしているだけ。オカマじゃないのになよなよしているタイ人男子も多いので、普通の服着てたらちょっと弱そうだけど、視線は鋭いただのおっさん。でもこの人、その存在よりも行動が・・・バカうけ。ものすごーく気取っているんだけど、意地悪じゃない。きちんとうごいてくれるんだけど「ふふーん、つつーん」と上目線。なんでですか、おっさ・・・いや、おばさん(笑)。「あの、ソムタムくださいです」「そぉー、ソムタムね。つーん」「あとシンハービールと」「二つでよろしいのかしら?え?どうなのかしら。つーん」いちいち、あごを上に向け、めちゃくちゃ気取っている。ぷぷぷぷ・・・おかしくて大抵一緒に来る人とは足をけりあって笑いをとめている。しかしトイレで遭遇した時、この人はけっして意地悪なのではなく、くせできどっちゃうんだなあとわかった。トイレからおっさ、いや、おばさんが出てきたとき、あたしにきがついて「つつーん」とあごを上にしゃくったとおもうと、突然腰からしたくらいまでに頭を下げて、バレリーナのように手をあげて、うやうやしくおじぎして「どうぞ♪」・・・・。すげええ、演劇みたいだ!3度目に通う頃にはすっかりこのおっさ、いやおばさんに会いに行ってるんじゃないかって言うくらい、この「つーん」とするおっさ、いや、おばさんに夢中(爆笑)。すっかり顔を覚えられたようなのだけど、他のお店の人みたいに「わーい、いらはーい!」というタイ人特有の人なつっこさはゼロ。顔を見た瞬間、「あーら、いつもの方、いらしてよ」と、他のスタッフに威張りぎみに伝えて顎でサービスができる配置に着くように促す。なぜ、君はそんなに威張っているんだい?おっさ、いや、おばさん。店員さん同士でおしゃべりする時も、キレイな姿勢でたったまま、顔はまっすぐ、口に人差し指を当てて口先だけでしゃべるという、女優さんもまっさおのスタイルで「ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ」とおしゃべり。ちなみにお料理は「バリーラオス」という名前だけにイサーン料理。バリ風の家屋でイサーン料理かあぁ。もしかしたらリゾート好きのファランと、イサーン出身の奥さんが経営してたりして!!!なーんて話に必ずなってしまう。「絶対!そう!」・・・とおしゃれなキャンドルの光を瞳に反射させ、目をぎらぎら輝かせ、人差し指を鼻におしあてていたタイ人Mさんも、店員のおっさ、いや、おばさんなみに恐かったが。ソムタムも、ヤムも、きちんと辛いです。ガイヤーンは一口大に上品に切ってあって、どんなおちょぼ口の方でもいただけます。 味は・・・まあ、普通かな?「これめちゃくちゃうまーい!」という特別なものはないけれど、きちんと辛いのに割とあっさりとした味付けが、ヘルシーさを求めた場合の食欲に好印象。雰囲気の割には値段も安いし、ワインはボトル800Bから置いています。カクテルも豊富なので、バーとして利用するのもかなりいい!ファランはバーやカフェとして利用している模様。タイ人はがっつり食べている!またおっさ、いやおばさんに会いに行きたいな!応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年05月17日
コメント(8)
ちーさんは、フォーシーズンズホテル内「スパイスマーケット」のカオソイがことのほかお気に入りだ。あたくし、タイの麺の中で最も好きなのがカオソイなのだけど、高級ホテルでは食べたことがない。今まで食べて一番美味しいと思ったカオソイはタイ北部、チェンセンにある、地元の人に大人気のカオソイ専門店だったっけ。ありゃ、はんぱなく美味しかったなあ。このカオソイ、なんですか?といわれると、カレーラーメン?日本のカレーうどんにちょっとにている気がする。日本人も好きな味と思われるよ。茶色い、日本のカレーにちょっとだけ似たスープにココナッツミルクが入ってマイルド。この分量によってカレーちっくつだったり、クリーミーだったり。これはお店の好み次第。たいていやわらかく煮込んだ鳥肉が乗っていて、添えられた高菜やらを乗せて、ライムを搾っていただく。何が一番の特徴かというと、ふつうの中華麺の上に、具のように揚げた麺も乗っている。なんでしょ、この揚げた麺、おそばで言うところの「天かす」みたいな役割を果たしてるんですね。さくさくっとした揚げ麺と、普通の中華麺のハーモニーと食感が面白いし、時間がたつとさくさくの麺はスープに浸って、今度はしっとりしてきてまた別の食感が楽しめちゃう。うん、このへんが「天かす」と同作用!で、この日は「おいしいのよぉー」とちーさんが勧めるその味を試すべく、フォーシーズンズホテルへ。素敵なホテルに入る時って背がしゃんと伸びますね。素敵なロビー、管弦楽の流れる館内に入っていくと、「高級ホテルのレストランの割には少しカジュアル」な雰囲気のタイ料理屋、スパイスマーケットが現れます。 もともとここ、ガイドブックにもよく登場する有名レストラン。有名すぎて逆に行かなかったんだけど、こういう機会がないと試せないからわくわくするね。さらにここは、ちーさんの愛娘・・・既に芸人の風格と、めちゃくちゃかわいいのにオヤジのような仕草で人を悩殺するちびまろ様にも環境がいい。「高級ホテルのレストラン」というと「赤ちゃん大丈夫かな?」とちーさんはいつも考えるのだけど、ここのお店は「ちびまろ様VIP扱い」なのだ!すごいぞ!「えーっと、あたくし、ちびまろ様のおつきのものでございますです」というふりをしながら席へ。案の定、赤子好きなタイ人らしく、お店の人がすっとんできて、ちーさんが少しでも楽に食べれるようにあやしてくれる。このころのちびまろ様は、店員さんに抱かれて、ホテルを出て、エラワンハイアットにいって、そこの従業員にあやされて、その従業員が外に出て、インターコンチネンタルの従業員さんに渡して、そこであやされたとしても、静かにしていたような時期。で、肝心のカオソイ、すごい勢いで食べたので写真撮り忘れちゃったんだけど、ココナッツミルク分量がカレー分量より多い、マイルドな味。中華麺もぱりぱり麺も上品に盛られていて、食堂や屋台で食べるカオソイというよりは、もう高級麺。これはこれで非常に美味しい!しかも、ちゃんとカオソイです。他にも「タイは牛肉がまずいからいいホテルに来た時こそ、牛肉メニューを頼まねば」という理由から「ヤムヌア」を注文。 うーーーーん。お肉はステーキ並みで、やわらかく、まじでおいしいんだけど、味つけが甘すぎてあたしはちょっとダメ。でも、これ、これ!ソフトシェルクラブのハーブ炒め。これが半端なくうまい! 「パットガパオ」は食堂飯の代表格で、かなり美味しいんだけど油ギッシュな味で、変なところで食べると「やべえ、この油」という油で炒めている事があるんだけど、ここはさすがフォーシーズンズ。「こちとら質のいい油で炒めてます!」という主張が皿から聞こえる!それこそ、ハーブと油の部分だけご飯にかけても「おかーさん、ご飯おかわり!」って叫びたくなるようなおいしさ。もちろんソフトシェルクラブだって大きいし、たべごたえたっぷり。いやー、今度ここにきたらまたこれは食べなくちゃあ!それにしてもですね、しばらく外食していなかったというストレスのあるちーさんと、ワインがのみてぇ、と思っていたあたしは、えれぇ勢いで食べ物、酒、デザートなんかを頼んでしまい、ここがどこかっていうことを忘れて食いまくって「えええ?ここタイなのにぃ?」という金額の請求を受け、あと少しで「皿洗わせてください!」と泣きつく直前までいってしまった。今思い出しても泣けてくるようなすごい額だった(遠い目)。でも日本だと居酒屋でこれぐらいいってしまうこともしばしば。ここは日本だ、と言い聞かせて忘れることにして・・・いる(哀)。屋台飯30バーツで食べれるこのタイにおいて、あの値段は破壊的だった。その後、我々が地獄の節約生活に挑んだことはいうまでもない、ってちょっと大げさっすか?応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年04月24日
コメント(10)
4ヶ月半タイに住んでいたある日・・・chi-maroさんと、chimaroさんの2人の部下(タイ人女性)と、夕食を食べることになった!わぁーい、楽しそう!場所は聞いただけでもヨダレがたれてくる、ヤワラートのT&Kシーフード。通っていた時には「小室哲哉かなあ?」とか「どっちがTで、どっちがKなのかなあ?兄弟かなあ?」とか店名にはいろいろ思うところはあったんだけど、「結局あそこがおいしいよねえ」という話に。行ったことがある人は、みんな結局おいしいと思う店みたい。前から気になっているんだけど隣にも同じようなお店があって同じように人が混んでいるのね。あっちはどうなんだろう?どっちがT?どっちがKなメニューのイラスト ヤワラートの活気を眺めながら、シーフードにかぶりつくとビールも進んじゃうなあ。 ちーさんの部下のお二人、1人は日本語ぺらぺらの「♪ちゃん」もう1人は英語ぺらぺらでおだやかな・・・ああっ!名前忘れちゃったよ(号泣)!なんでも歌も唄っているそうだ。「★ちゃん」とさせていただく。二人とも上司の友達ってことでなんだかものすんごく気を遣ってくれて、おいらなんだか恐縮です。あたしはただの無職の学生ですから(涙)。で、で、まずは生牡蠣にがぶーり。安いしうまいし・・・タイの牡蠣って日本の牡蠣みたいなぷにょぷにょ部分がほとんどなくて(内臓みたいな液状みたいなところ)肉質の方が多いね。だから日本では牡蠣がきらいだけど、タイでは牡蠣が食べられる、という人も多いのだとか。 あ、あたしは牡蠣大好きなので、どんなタイプもオーケイなのよ、大好きなのよ。生もフライも焼いても炒めても「牡蠣が大好きなのよぉー!!!!!」はしゃぎまくるあたしを後日♪ちゃんがちーさんに「よっしーさん、すごく興奮してましたね」って言ってたらしい。 ・・・すみましぇぇん・・・。この部下お二人、どちらもお育ちがよく、★ちゃんのお家は海老富豪の家で、さらーに・・・有名なレストランも経営している一族の方なのだとか。で、今日はこの後、彼女のいとこが経営している、その有名なレストランと同じ系列で、スイーツ専門のお店に行く予定なのだとか・・・あわわわ。あたし、全くスイーツだめ。「あ、でもコーヒーがあるなら大丈夫・・・」そうですスイーツ食べなくったって、アイスラテとかそのへん飲んどきましょう。というわけでレッツゴー!トンローのJアベニューへ。応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年04月07日
コメント(8)
まむあんさん、コ・ピピのTさん、Kさん、との「大酒のみの宴」の夜がいよいよはじまっちゃったぁー!!!!ってかTさんは今日、日本を発ったばかり。なんでそんなに元気なんですか・・・。今夜は「飲みまくる」と決めていた4人。それだけで雄たけびを上げそう(うそ)。まずは暴飲の前に腹ごしらえをせねば。うひひひ。集まったのはこの日の二日前、まむあんさんが気になっているので行きたいと連れて行ってくれた店。再度来ることになるけど実はあたしも大賛成。なぜならその時、お店一押しというイカのライム蒸し、なるものが食べられなかったのだ。何でもスープに入れたり炒め物にする程度の小さないイカはあるけど、この料理には・・・巨大なイカを使用するそうな。「今日はそのイカがないんですぅ」とな。巨大イカ・・・どんなイカなんだろう。既にあたしの頭の中には、全長50メートル、いぼいぼの足で手こぎボードをつかみ、つぶす巨大イカ「ごんぞう」の姿が・・・。命がけの漁・・・ああ。。。「どすん!」とビールをおかれるまで巨大イカVS漁師の大スペクタクルロマンの世界に旅立っていたくらいに、ああ、食べたい。というわけで、どうしてもリベンジしなきゃってことでこの日にあいなったわけです。お店はパトンの北、パトンの出口の坂道をくだり(左にシューティング場あり)、ガソリンスタンドの角を右に曲がった「バンジージャンプ」会場のすぐ近く。バンジージャンプの看板がこれまた見もので、一瞬バンジージャンプだとは全体にわからないのだ。ただもだえ苦しんでいる人が描かれているだけ(爆笑)。夜だったからわかんなかったけどパンジージャンプ会場なんて・・・そんなものの近くだとは夢にも思わなかったよ。あはは。パトン方面から来ると通りの右側にこんな看板が。 このわらぶきの屋根、「ハット」というらしいのだけど、オープンエアの敷地にハットがぽつぽつと点在したかわいらしいお店です。 入り口には私服なので店員なのか客なのかわからない、あどけない顔の少年がいて、案内してくれます。で、ここは店員さんがすごくしっかりしてる。「全部そろいましたか?」「お味はどうですか?」と下手な日本のレストランより、お客を見ているし、ビールをつぐタイミングも絶妙!大好きなあさりを使ったあさり炒めと「おすすめですよ」といわれたクンパオを注文。ここのクンパオ、他の店と比較すると海老は小さい。でも、大きくてもおいしいと言うわけじゃない。頭の面積がでかすぎて、身は普通の海老並み、なんてことよくある話。ここのクンパオ、全体にまんべんなく塩の味もなじみ、身もぷりぷり。思わずあまりのうまさに、どんどん手が伸びるんだけど「かに道楽での合コン」みたいに剥くのに夢中になって無口になってしまいます。あさりの方はしっかりと味がつき、いつも「あさりはつまみ」と決めているあたしですら「めし!めしくれ!」叫びたいほどの炒めた汁のうまさ・・・。 で、夢にまで見た巨大イカ・・・いやイカのライム蒸しがこちら!ずどーん!! 全長50メートルではなくて全長50センチくらいかな?ってそれでも「でかいやないかーい!あーっはっはは!」カチン(グラスを当てる音)手漕ぎボードをつぶせるほどの大きさではなかったんだけど、一切れの切り身の大きいこと大きいこと。もちろんかみ応えは十分、食べ応えもありすぎ。身はつまみに、スープはご飯にかけたいくらいのおいしさです。とても食べ切れなかったけど、イカが好きで好きでたまらない、イカを思うと夜も眠れないという人には絶対のおすすめ。そうでもないという人は、大人数で頼みましょうね。うまくてあっという間に食い尽くして写真撮り忘れたんだけど、なんとここ、「プーニム」のメニューがすごく充実してるの!「プー二ム」とは「ソフトシェルクラブ」のこと。脱皮したばかりの皮が柔らかいカニを提供するには、その日とれたものじゃないとだめなんでしょーね。ってことは・・・毎日仕入れてるんだろうなあ。・・・と思ったらオーナーはなんと漁師さんなのだとか!!!!ふぇえええ。どおりで入り口でこんなに新鮮な南国ならではのカラフル魚さんたちが迎えてくれるのですね。 海沿いではなくてあえて通り沿いってところも渋い!あたしたちは「プーニムオップウンセン」で堪能。カニの出汁がウンセン(春雨)にからみ、イスラム教の人の多いプーケットではめずらしくこの店は豚ばら肉をなべ底に引いていて、豚からもうまみを取り、さらにしいたけも引き、出汁にしてるのね。以前豚ばら肉を使用しないクンオップウンセンをプーケットで食べさせてもらったんだけど・・・それはそれでおいしい。あっさりして。でもぉ・・・あたしゃ豚ばら肉のうまみたっぷりのウンセンの方が好きかな?だからここのウンセン・・・だーいすき。そして、チュムチムが大好きなこの二人!ここでも注文です! ええ?シーフードの店でイサーン鍋?と驚きのあなた。この店、あるんです。しかもナムチム(タレ)が、とてもおいしい。さらにシーフードではないメニューとしてはこんなメニューも。 揚げたピータンとひき肉と、ガパオ(ハーブ)のヤム。これがまた、うまっ!ピータンにはまったく臭みがなく、つまみにぴったり。あ、つまみといえば、こちらも写真撮り忘れましたが、衝撃のうまさのものも、もうひとつ。それは普通に豚を揚げたもの。最初は「つまみに」程度に頼んだのだけど、よく見かける干した豚肉のディープフライのはずでしたが・・・なーんととってもジューシー。まるで豚肉の素揚げを食べているみたい。・・・ってなわけで、ここ。頼んだ食べ物にひとつのはずれもなかったんだけど!・・・ああ、おおいしかった。ここではビールの大瓶を4本でがまん。だって次の店があるからね。次が・・・ふふふ。応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年03月14日
コメント(4)
美容室でカラーリング&ブローをしてもらい、盾ロールで「イライザ」みたいなお嬢と早めのディナーをすることに。いんや、そもそも、遅めのランチのはずがこの人のカラーリング待ちで早めのディナーになったんだけどね。周囲の面白さに笑いすぎて、腹が減って目の前がかすんできたので「ソムタムヌア!」と言われた時には、もう近けりゃ何でもいいやって感じ。この店、お嬢と何度も通っている。お嬢はうまいもの大好きなんだけど、このお店が一番好きだって言っていた。というか、あれだよね。サイアムスクエアが大好きだから、この店も通ってしまうんだろうね。行列が名物になっているこの店だけど、こんなに中途半端な時間(16:30ごろ)だったため、すんなり入れた。それでもお客さんはうじゃうじゃいる。個人的にはここのガイトート(揚げた鶏)、かなり好き!ガーリックが効いてる。あ、しゃぶりつきすぎて、写真撮り忘れた。お嬢はこの二つが好きみたい。スープもソムタムも名前は忘れたけど、カノムジン(そーめんみたいだけど米でできてるし、ところてんみたいに押し出して作るんだそう)の入ったソムタム。あたしもパパイヤのしゃきっと、カノムジンのむにゅ、っていう食感が結構好きだわ。すっごい辛くて辛いの大好きなお嬢でも「げほはっつ、げほ!」って病人みたいにむせている。もちろん「辛くして!」といったからだけど。ビールの値段設定はお高め。スープは内臓が入ってて少しすっぱめで、内臓好きのあたしにはたまらんのーう。左端はコームーヤーン。このお店のコームーヤーンは・・・うーん、どうでもいい味だ(笑)。 お嬢はあたしの好物ぜーんぶ覚えてる。「コームーヤーン食べるでしょ?好きでしょ?」あたしと交わした会話もぜーんぶ覚えてる。ほんっとにこの人は・・・時間守らなかろうが、なんってかわいい友達なんだ!店内はデートなのかな?って感じのおしゃれなタイの若者カップルと友達同士、っていう女の子が多い。タイのカップルって隣同士に座るから、見ていて変な眺め。まあいいけど。たどたどしいタイ語と、たどたどしい日本語でぺっちゃくちゃ話しているから、「????」という目でカップル達に見られる。タイ人に「うまい日本語」はわからないだろうから、お嬢は日本人に見られているのかもしれない。ちなみにお嬢は「日本人、モンゴル人、韓国人」に間違われるという。空港で「あんたタイ語うまいねー」といわれたほど、タイ人顔とは程遠い。「あたしはさ、日本人?って聞かれないのよね。シンガポール、香港、台湾って間違われて、ずばりチャイニーズって言われないのよ。」と言うと、「そーね、よっしーはチャイニーズ!って感じよりシンガポールか、台湾だね。香港はわからない・・・」といわれた。なんで?まぁ、いいんですけど。お嬢としゃべるとお互い話が止まんないよ。だって二人とも大のおしゃべり好きだからね。お嬢がいる間に、必ずタイに来ることを約束させられた。ぶっ、すぐ戻らなきゃ。・・・でもちょっと日本でダイエットしたいなあ。次はソムタムヌアのガイトート、おあずけかな。でもおいしいんだよなあ。タイって食べ物がおいしいし、ビールが進んじゃうから太っちゃうんだもの。応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年03月13日
コメント(2)
4ヵ月半の滞在中は、ずいぶんchimaroさんと遊んでもらった。イサーン屋台から、ちょちょっと贅沢な場所まで、いろいろ食べまくって飲みまくったね。今回はちびまろ・・・いや、勝手にあたしが「もも」と呼んでいるかわいいベビーの具合が悪くなったりで、おうちにお邪魔させていただくことが多かったんだけど(ごめんね、旦那さん)。帰国が近くなった日、頭が「パスタ、パスタ」になっていたあたしを、忙しいにもかかわらず、ちーさんってば、こんなに素敵なお店に連れて行ってくれた。ランスアンのカルデラッツオ・ビストロ。道を挟んだ反対側の本店の方が高級というか、ぴしっとしたお店なんだそうだけど、こちらだって十分雰囲気良くてハイソな感じ。 「ここはね、思い出のお店なの。それにお店の人、感じよくて好きなのー」と相変わらず目が飛び出るくらい美しいお顔なのに、あれっ?とひざかっくんされてしまいそうな、ふんにゃりとしたしゃべり方で、いろんなそのエピソードを話してくれた。ちーさんは去年の9月にバンコクに住んでいるときに出会った。優雅でキレイなのにぜーんぜん気取ったところがなく、言うこともすぱっとしていて、的を着いたことをはっきり言ってくれる。諸事情でわたわた慌てた時に「大丈夫?うちに来る?」といって、おうちに呼んでくれて、「大丈夫よぉ、きっとこうよぉ~」と穏やかに色々な話をしていくれたこともある。あたしのコンプレックスを取り除いてくれたことだってある。←しかしちーさんは気がついていないらしい・・・(笑)。彼女は優雅に見えて、ほんっとはたくさんの苦労をしてる。そして、ばりばり働いている。それなのに料理もうまいし、ちびまろにも惜しみない愛を注いでいる。いろんなことを経験しているちーさんが発するはっきりした言葉(でも口調はほんにゃり)だからこそ、ほっとするし胸を打たれるんだと思う。バンコクに来てちーさんに会えるのがすごく楽しいし。うれしい。でも別れるのもすごく寂しい。でもまた行くもんね。遊ぼうね。さて、料理だけど、前菜にサーモンのタルタル。パスタにラム肉ミートボールのパスタを頼みました。サーモンのタルタル、さっぱりして胃がすぅーっとしたわあ。写真撮るの忘れたけど、ラム肉はきっちりクセを残していて、ほんとは赤ワインの方があう感じ。お肉の臭み、そんなに嫌いじゃないのよね。 ちーさんの言うとおり、スタッフの皆さん、フレンドリーなのにぴしっとしていて、でも堅苦しいわけでもなく、やわらかな微笑を浮かべて接してくれる。タイって良いホテルのレストランで「ちょ、ちょっとーーー!その愛想なに?」っていう従業員が、たまにいるじゃない?で、意外と日本人経営のレストランでもっと安い給料で働いている人たちのほうが、きっちりと接してくれるし、屋台の人のほうがきびきびしていて、フレンドリーなんてことがあるじゃない?このお店は「あら、よく教育が行き届いててしかもタイ人のフレンドリーさを忘れてないわ♪」って思わせてくれる稀少なお店かも。そんなに広くなくて居心地がいいのも、良し。あたしはワインがばがば飲んじゃったけど、そんなに飲まない人は、そんなにお高くつかないかも。ランスアンってイタリアンとか、フレンチとかちょっと高級なお店が多くて「青山みたーい!」って思うけど、ラープランスアンみたいな都会の異次元みたいな場所とか、ウォンリーランスアンみたいな大衆食堂的雰囲気のお店もあるし、ちょっと歩けばルンピニー公園もあるから、お散歩も食べ歩きも面白いね。次にちーさん&「もも」に会うときは、「もも」はどんな進化を遂げているかな?とっても楽しみです♪。応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年03月06日
コメント(2)
SEK LOSOのライブでぼろぼろになった身体を引きずって、よたよたとシャワーを浴び、明け方爆睡した我々二人。それでもしっかりと朝飯は食らい、まむあんさんの帰プーケット前まで、ごろごろ過ごすことに。この時点ではひざの痛みが取れなくてかなりびびっていたんだけど。まむあんさんに「名誉の負傷!」といわれたので、そういうことにしておこう。で、まむあんさんがバンコクでしたかった「うまいラーメンを食べたい!」をするために、外出しようとすると・・・いや、前日ってかその日の早朝によれよれでSEKのライブから帰ってきたときから変だ、とは思ってましたよ。タイ滞在前半のわが家「センターポイントワイヤレス」はこの日・・・ピンク色の布でできたファンシーな飾り付けが随所に。白とピンクのフーセンでハートのオブジェまで作ってやんの!そうでした。ぼろぼろで帰った朝、この日はバレンタインデー。前から思ってたんだけど、タイ人って、クリスマスもバレンタインもものすんごい町中がさわぐというか、かざりもはですぎるっていうか。日本の比じゃない気がするよ。呆然とロビーを見渡すと「どうぞどうぞ、お菓子とお茶を。。。」宿泊者への甘い甘いサービスの一環のようだ。そういうのはすごくいいと思うんだけど・・・でも。いい年こいたおとっつぁん、目の血走った●●●人まで、このファンシーなピンク色とホワイトのロビーで、これまたピンク色とホワイトのお菓子を食らっている。・・・寝不足の女二人、おどおどと座る。女二人でこれ食べるの、なんか変!実は甘いものが大嫌いなあたくし、でもまあ、そこまでおっしゃるならとプラスチックみたいな味のするお菓子を食べたとさ。ホワイトチョコレートは比較的ましだったけど・・・ホワイトチョコレート、きらい。 あまあまになってしまった口を、おいしいラーメンで満たすべく、スクムビットソイ39にある「ばんからラーメン」へ。去年からタイ語学校の同級生に「できたんだって!」と聞いていたので、あたしも行ってみたかったんだよね。バンコクにはたくさん日本風のラーメン屋がある。もちろんちゃんとした日本人経営のちゃあんとしたラーメン屋もたくさん。でも中にはスープはおいしいけどかん水を使っていないへなへなした麺を使用するお店もあって「ああ、残念」と思うことがあったんだけど、あっ!ここの麺はちゃんと日本と同じ。スープも濃厚で、全部すすりたいけど、かなりこってりしていたので、そこまではできず。とんこつ、とんこつ醤油、味噌と種類があったけど、とんこつ醤油が好きな二人はとんこつ醤油ベースに辛いねぎがてんこもりのものに、煮たまごトッピング。 おいしーい。まむあんさんてば店員の目を盗んで箸、多めに持って帰ろうと虎視眈々と狙うも「サービスいきとどいていてなかなか目をそらしてくれない!」としょんぼり。おしゃべりもせずみんなてきぱき働いてて、日本みたい。タイの日本風ラーメン屋さん、他にもたっくさんあって北陸発祥の8番ラーメンなんてどこのデパートにも入っているくらいあるんだけど・・・まだチャレンジしたことがない。とうよりも、バンコクでしか8番ラーメンを見ていなかったため、北陸でみたときは「うわあ、バンコクのラーメン屋がある」とめちゃくちゃな感想を言って、北陸出身の友達に「何言ってんの?8番ラーメンは私の幼き頃の味よ!」と怒られたことがある。どこのラーメン屋だったかな?「てんぷらラーメン」とか、「とんかつラーメン」なんていう恐ろしいメニューもあるようなので、わざとそういう恐ろしそうなラーメンを食べてみるのも旅の記念になる・・・わけないか。え?あんたがやれば?って。コレ以上、変なもので太りたくない・・・。応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年02月28日
コメント(2)
これはまだ、11月中旬のお話。あっ、今は2月ですなあ。タイの2月ってどんなんですか?実はあたし、2月にタイに行ったことないんですよ。帰国した頃はタイ人が「もこもこセーター」「びしっとジャケット」「革ジャン」「マフラー」っていう「ええ?」と思うような冬服ファッションを楽しんでいたけど・・・すみません、あたしも感化されて思い切り巻物ファッションを楽しんでました。で、11月は昼も風がなんとなく涼しく(でも天気のいい日は暑い)夜なんて外でお酒がベスト!って感じの心地よさ。ビール好きにはビバ、乾季!ですなぁ。日本は暑くなるとビアガーデンのシーズンなのに、タイでは涼しくなるとビアガーデンのシーズン。雨の降らない、涼しいタイを楽しめるほんのわずかな季節をみんな心から楽しんでます。ってなわけで、ビアガーデンがいろんな場所に出没した時期。セントラルワールドプラザの前の華やかさといったら、もう。「飲め!飲め!」とささやきかけてくるし!そんな季節にタイ料理屋、コピピのTさんが、バンコクへ!Tさんとはタイの色々を話しつつ、お酒を酌み交わしたりタイカラオケ行っちゃう仲で、いつもパワーをもらえます。なんとなくタイに感じるスタンスが同じで「わかる、わかる!」が多くそしてTさんとは、まったくまむあんさんと同じ出会いかたしてる(笑)。んじゃー、今日はビアガーデンへ!っていうことで久々の再会を喜び合う会。セントラルワールド前のビアガーデン開催はライブシーズン突入の合図でもありって、どこかのビアガーデンで、有名なミュージシャンがほとんど毎日のようにライブやってます。今日はなにかあるのかしらん?「クラッシュだって・・・」クラッシュ。あー、よく名前は聞くー。よく見るー。バラードのメロディアスな曲が多くて、もちろんタイで大人気。すみません。個人的にはバラード、あんまり好きじゃないんです。てへ。実はTさんもあんまり・・・だそうで。でもメロディアスで、やさしいメロディーが好きな人で、「お好みの音域」内で確実な声量を求める人はたまらないのかも。「まあ、せっかくだからここにします?」ってFEDERBRAUとかいう初めて聞く名前のビール会社のビアガーデンへ。赤と白のポップなインテリアでかっこいいビアガーデン。メインステージは普通だけど細く伸びる通路がビールをついでくれるバーテンさんの後ろにあって、そこはゴシックなイラストにミラーボール。出演者も動くのが楽しそう。 一昔前、ビアガーデンによく通ってた頃・・・ほんと数年前までは、料理自分で見に行って注文する良い感じのひなび具合だったのに、今はどこのビアガーデンも素敵になってしまった。焼き豚ぐるぐる焼いてるところで、それちょうだいっていってたあの日がなつかしい。椅子も昔はがたぴしゃ傾くパイプ椅子と汚いテーブルだったような。大きな画面にはライブに呼ぶ人たちのスケジュールがでかい画面にばばーんと出てるんだけど、十分有名な人ばかり。バンコクってビアガーデンで、酒代だけで有名なミュージシャンが見れるんだからすごいよなあ。日本だったら・・・知らない手品師とか・・・。ビール自体は薄くて若干後味にクセあり。あんまりおいしいとは思わなかった。やっぱ屋外はシンハー氷入りだよね!そういいながら二人で「やっぱタワー立てますか?」って・・・合言葉と共にタワー飲み干したけれど(自爆)。でも大丈夫。今回はほぼ膀胱炎寸前の1人で1本半みたいなアホ飲みはしませんでしたから。終演後はモデルさんによる素晴らしいダンス(でもおしゃべりしながら踊るあたりはさすがタイです)で盛り上げてくれます。 こんなところで、気になるのが演奏者含めタイの男子の髪型。「タイ人男って髪の分け目が7・3、8・2、ひどいやつは1・9が多いよなあ。普通の髪型にすりゃいいのに」と痛感してしまう。特に長髪!そのわけ目で前髪耳にかけたり、なんだか暑い国なのに「もっさり」した髪型が多いような。分け目ウォッチャーとして観察しながら、まるでタイ人の髪の分け目がツマミなんじゃないかとか思えてきた。以前クラスメイトのNちゃんと「タイ人の子供の髪型、男の子っておわんみたいに髪を残してかわいいねえ」なーんていっていたんです。おわんカット一例 みんながしているのを見ると学校の決まり?「だから、おわんカットを卒業したらもっさりしたいんじゃないの?」・・・意味不明の推測で納得。そんなことを考えていたらボーカルがカメラでお客さんを撮影しながらあたしたちの目の前へ。ぜひTさんとあたしっていう美女を撮ってほしくて(多分、いつか殺されると思う)、「ちみ、写真をとってくれたまえ」と赤ら顔の酔っ払いになりつつ、あごしゃくってジェスチャーしたところ、いきなりボーカル「いんや、とらねえ」と首を横に。「なにぃいいいい(2人驚愕)???」今まで撮りまくっていたのに・・・なぜ・・・。美しすぎて撮れないのか(死ね!)、と思ったら。次の瞬間、ボーカル、頭を指で指して「覚えた」だって。きっと酔っ払い女子二人に恐れをなして、適当な言い訳をしてすごすご逃げたに違いない・・・って座ってただけなんですけど・・・。ふっ(自虐的な笑)・・・そういえば写真とってもらっても、もらえるわけじゃないから、お店の人に撮ってもらったほうがいいんだった。ってわけでぱちり。 しかし、あれですね。語り合いたい夜にはちょっと不向きな場所には間違いなく、音よりでかい声で話してたから少し声ががらがらになってしまった。とにかくまあ、すごい人気で・・・外からもこんなに人が見学してて・・・、そして、従業員もさぼってステージ鑑賞。こんなもんでバイト代もらえるんだったら、楽な仕事。 とはいえタイ人の皆さんが盛り上がっているところを見ているだけでも、面白い。その途中で二人でまむあんさんに電話してみたりして、酒飲みたちの会話は続く。翌日は禁酒日ってことで、みんな詰め込めるだけビールのんでる雰囲気もやけっぱちでいかれて・・・いや、いかしてます。しかしこの後・・・せっかくTさんにいただいた「納豆ふりかけ」を、この場に忘れて帰ってしまったのだ。ひぃいいいいい(号泣)。あわてて取りに帰ったけどなかった。セントラルワールド前に納豆ふりかけが転がっていたら・・・届けてください(うそ)。さらに数日後、同じコピピのKさんもバンコクに合流。Tさん、Kさん、あたしで、飽きることなく再びセントラルワールド前のビアガーデン広場へ。そして今回はビアチャーンのビアガーデン。ほんっとはシンハーが良かったんですが、もう満席 チャーンビールのイメージカラーはグリーンということで、FEDERBRAUのような凝ったステージの作りや装飾はないものの、グリーンの照明にあう、なかなか素敵なガーデン。こちらもお洒落です! ビールはFEDERBRAUよりはるかにチャーンの方がまし。というかFEDERBRAUがおいしくなさすぎた気がする。で、おつまみもFEDERBRAUのビアガーデンよりは充実。あははは、刺身盛りもありますです!タイでは刺身にも、寿司に定番の「カニカマボコ」も鎮座しておいでです! タイの人ってチャーンビールよりビアリオ派の人が多いけど、あたしチャーンビールでも気になりません、ごくごくいけちゃいますよ。一番まずいと思ったのはタイガービール・・・後味に来る不思議なケミカル味が恐ろしいです。でも好みの問題ですよね。もちろんあたしはシンハーが一番好き!皆さんはタイのビール、何がお好き?いやー、飲んだ飲んだ。ビアガーデン、いいねえ。またこの季節に行きたいものです応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年02月08日
コメント(2)
現在、江東区付近にゆかりのある(笑)友達の来タイラッシュが続いて、しゃべりっぱなしで扁桃腺が腫れてしまいました・・・が、それはのちほど詳しく書くとして(哀)、過去に書いていた日記を公開。。。こちらで知り合った友人の中に、小柄でキュートで、好奇心満点の駐妻、Jさんがいる。好奇心満点、なんでそう思うかって?だってバー・場末に付き合ってくれたんだから(爆笑)。いや、「バー・場末」の前に、スクムビットソイ16にあるロングテーブルにだって行きましたよ。←免罪符 みて、この巣晴らしい眺め。コンドミニアムの上階にあり、「太陽にほえろ」の前奏が似合いそうなビルを染める夕景に出会え、裕太郎(裕次郎ではない)・・・の持っている、あのジャバラ式のウインドシャッターのミニチュアがあったら、「シャー!」って開けてみたいくらい。え?知らない?がーん・・・ある一定の年齢以上ならわかるはずだ!さらに、室内には店名そのものになっているロングテーブル・・・あれですね。フランスの貴族がこんな長いテーブルでディナーして、会話が成り立つのかなあと貧乏人ならではの疑問を感じさせるながーいテーブルがあって。あれ?日本の居酒屋もこんな長いテーブルに2名がけ椅子、ならんでたよね。で、プライベートを保つ赤のソファーが斬新なカラーリングの小上がり席・・・あれ?小上がり席も日本の居酒屋では定番・・・ってほめたいのか落としたいのかさっぱりわからないけど。 落ち着きますですよ!で、バニヤンツリーとかシロッコより値段安いし。アペタイザーのガーリックトーストと豚のスペアリブのなんたらかんたら。ボリュームあるしね・・・ もちろんがばがば飲むんだったら、違う店の方がいいかもだけど、雰囲気と値段と考えたら合格!駐妻さんとのお食事、ここなら、そりゃー、ふさわしくねえですか?ちげえますか?あ、おまえがふさわしくねえってでげすか?だがしかし、おいら、どうしても行ってみたい場所があった。・・・「あのさー、あたし気になって気になって仕方がないバーがあるのね」ああっ、誘っちゃった!おいらは駐妻さんを誘ってしまったのだ。その名は「バー・場末」うそ。実はMIND BARって立派な名前があるんだけど。「バー・場末ってあたしは呼んでるんだけど・・・だーれもいないんだよ。客が。いつ通ってもいないんだよね。店員なんて地面見て固まったままいるし。しかも屋台に毛が生えたような場所で・・・欧米人向けに英語でなんかかいてあるんだけど、欧米人なんかくるはずもなくて、んでもって、流れる曲は爆音が道にはみ出すタイロック。でもパブじゃない。バーじゃない。レストランでもない。屋台でもない・・・」なぞ賭けか、一休さんのトンチかわかんないようなあたしの説明を聞いたにも関わらず、Jさんは力強く頷いた。「行こう!」まじでー???お世辞を百倍にしてもおしゃれじゃないよ?もしかしてならず者(ふるっ・・・)がやってくるかも?それくらい場末な雰囲気。だから1人じゃ行けない・・・。そういや、みわさんっていう、好奇心満点の元タイ駐妻友達もいるもので、一時期、駐妻さんって「花の香りがする」と勝手に思っていたんだけど(なんじゃそれ)、場末に興味を持つ人もいるってぇことで、実は探してみれば、真の「場末タイ」(はぁ?)を極めようとする人もたくさんいらっしゃるのでは???ね?Jさん(爆笑)?で、バー場末なんだけど・・・続きはまた・・・(笑)。応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2008年12月30日
コメント(6)
ちーまろさんは激美しい人妻であり、母だ。母乳でがんばってちびまろを育て、さらにばりばりのキャリアウーマンでもある。ちーまろさんも好きだけどちびまろも好き。この子、ヒステリーな泣き声をあげないのだ。ぷくぷくっとして、くるりとしたちーまろさん似の人形みたいな瞳。そしてめちゃくちゃノリの良い性格。母に似てダンス好きらしく、ちょっと手をひらひらさせると「きゃっ、きゃ」といいながら踊るのだ!んじゃ踊ってみるかと跳ねてみたら「きゃきゃきゃーー」とよだれ出しながら激しいダンスをする。こりゃ将来、クラブ荒らしになるんじゃ・・・。Sたんの来るこの日、そわそわして落ち着かないあたしと遊んでくれるというちーまろさんとちびまろ。ランチしてうちに遊びに来るっていう計画で、うちの近くのソイ16の「カッパ」でランチ。近く過ぎて入らなかったけど有名なお店でいつもファラン(欧米人)と日本人で混みあってるかんじ。夜にSたんを迎えにいくという大命題のもと、48時間できないタイ語の勉強と宿題をかたずけるため、先に来てお勉強。物覚えが悪いおばさんのあたま。人より多く勉強するしかないってのねえ。カフェアーリーがほっといてくれる店ならこちらは、ほっておかないサービス。後で来る友達は子供づれですー、って話をすると、最初は2人席に通されたけど「お友達の来る時間は何時ですか?」と聞いてソファー席に案内してくれた。これでちびまろも安心だ。で、ラザニア食べたんだけど・・・でかっ! でも味はおいしかったよ。ホワイトソース、うまー!しかし胃にもたれてSたんとご飯食べる深夜まで一切お腹がすかなくて、意外と経済的???なわけないか。でも、グラスワインが意外に高くてびびった。まあ、雰囲気も良いし、いいですねえ。バンコクって、お洒落なお店たくさんあるよね。そして屋台もある。なんか混ざり具合がすごくいい。ちーまろさんとは、ほややーんとした癒し系の話し方をする人なのだけど、会うといつも、すごく深い話になる。何度も助けられた。今回の4ヶ月のバンコクで、初めの方にできた最初のお友達で、なんだかすごく打ち解けた。出会えてよかった、と思うお友達。そしてこの前は「気になったから行こう!」とセントラルワールドプラザ内の「ZENSE」へ。ここもちびまろが寛げるソファー席がメイン。母はやはり、子が安心して過ごせる場所を本能でキャッチするのかな。すごいな。子をあやす母の笑顔とはなんと美しきかな・・・ここはいろんな名店が出店していて、例えば「今日は日本食が食べたい!」「えーっ、私はタイ料理はいいのにー」という不満を一挙に解消。少しお高めだけど、別々に好きな料理が食べられて、さらに絶景。夜は大人気で人が行列してるらしいのだけど、昼はがらーんとしてた。テラスもおしゃれで、昼はやってないみたいだけど、外に出て絶景を眺めることはできるのね。で、夜は正反対にルンピ二公園の屋台でビールとイサーン料理。イサーン料理って何回食べてもおいしいよね(涙)。お店も活気があって人気振りがうかがえたなー。お店の人もてきぱきうごいてて、笑顔もよかった。なんだかんだで辛くなってきて暑くなって、ビールがものすごく進んじゃったけど。また面白そうな場所に繰り出そうね。ちーまろさん!応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2008年12月24日
コメント(0)
基本タイ料理だけですごせてしまうあたしですが、いろいろあってかなりへヴィーに胃を壊し、病院へ。しばし、スーパーで豆腐かってみたり、カオトムとかクイッティオで、空腹を満たしておりました。胃だけは鉄でできていると信じていたくらい丈夫だったので、あら私ってばナイーブと初自覚。あー、会社の健康保険、あとで申請しなくちゃー。なので、クラスメイトと食べてかえる屋台でもぜんぜん辛くないものをチョイスしておりました。でも、胃って正直・・・唯一、対等に酒が飲める「バンコク酒飲み友」との飲みにもいつもは「うまうまタイ料理!」と叫んでいたにも関わらず「大変情けない話だけど、和食とか刺激の弱いものを食わしてーーーー」と泣きつく。つれてきてもらったのはじつはこれで2回目の「俺もどこにもあかしてないんだよねー」と場所を明確にするなとやんわり脅迫を受けた(うそ)某店。前回はあまり食べずに飲んで、ここでガーリックが香ばしく効いたカオトムをすすりながらまた飲んでしまったという、なんだかスパニッシュな雰囲気のシーロムの超有名通りの洋食屋。なんでいえないかっていうと・・・すごい、これは一体なんなんだ?と思うほどの完成度の高い料理が「ええ?まさか?」の値段であるということと、店の雰囲気がみょーにくつろげるというところ。場所柄、女1人で食事という雰囲気ではないんだけど、友達2人とかならありかもしれません。チキンバスケットのチキンは、その名の通り、チキンの形したバスケットに乗り、おもわず「こんにちわ、こんにちわ」と頭をいじるあたしに、セクシーなネーちゃんがあきれた視線を送って微笑んでくれた。で、このチキンが・・・衣薄めのあつあつで、うまーっ!添えてある野菜のディップのソースもうっすらチーズテイストでほのかにタルタルの雰囲気もあるこの店のオリジナル。さらに、本日のおすすめスペアリブなんて100B代ぎり前半ですよ、あーた!骨もほろりととれるやわらかさ。そしてソースが野菜の味がちゃんとわかるやさしくヘルシーな味。。 そして本体のスペアリブだけが驚愕ではない!添えものまでアロイ!マッシュポテトはきっちりバターの味がしつつ、きめが細かいのにぐちゃぐちゃではない、しっかりとしたいい具合のつぶし加減。水分一切出ずって感じ。さらにキャベツはスープで煮込んであって、胃が「おかーさーん!」って叫んでいます。が、家の母はこんな料理は出せません。ほうれん草のチーズグラタンも、こちらも水分が感じられないのにやわらかいほうれん草に、ホワイトソースがからんで、胃が一気に天国へ。いかん、この通りでGO TO HEVENしたら、恥かきそうだ。 それにしてもまた訪れたいすばらしき場所。食い物番長として生きる(?)友達ならではのお気に入りの場所であるよ。あー、うまかった。胃も癒された。「もう!シェフにほほずりしたい!」と叫んだところ「なんかやさぐれたいなかのおばちゃんみたいな人だよ」…こんなに洗練された洋食を、いなかのやさぐれたおばちゃんが作れんのかと厨房の方へ目を向けると…ん?今、なんか変なものを見てしまった。カーテンの奥からタバコふかしつつ、カウンターの美女から注文受けて、すわった目で返事している、エプロン姿のなんか…すさんだ顔の女性が…。「今、たばこすってるやさぐれた人が見えたんだけど」「その人じゃないかな」「…この腕なら一流ホテルにも勤められるよね(涙)」「だから誰にも教えたくないんだよ!」あい…わかりました。でも激うまだったから、ブログに詳しいことは伏せて載せる許可は得ました…。食べ物番長!これからも、その卓越した舌で、バンコク中の店を荒らしまくってくれ!応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です
2008年09月28日
コメント(12)
ガイヤーンにもんもんとした未練を残しつつ、会計を済ませていると、外はものすんごい土砂降りであった。「ビール以外で何か一杯・・・」そんな食後の何かを求め、われら3人は意を決して土砂降りの中へ。とぼとぼ歩いていると、こじんまりとした静かな雰囲気のたたずまいのお店が。「これなにかね?」「カフェかね?」えーい、入ってしまえ!ドアを開けると、下手なんだかうまいんだかよくわかんないんだけど同じ作者と思われる人の油絵がどどーんと並び、さながらギャラリー。でもおしゃれなカウンターと、一つ一つ吟味して選んであろうソファーやカウチが、センスよくならび、ハイセンス!そしてなんといってもほのぐらい間接照明がいい!カウンターには「仕事が終わった風」のファラン(欧米人)のにーさんや、家からととっと出てきた同じくファランのしぶめのおじ様方が、2人で、とか集団で、ではなく、みんな1人でやってきてぽつぽつと交流をはかっている。パッポンやNANAでみかけるうはうはな赤ら顔のファランとはぜんぜん違う面持ち!「こりゃーいい!」3人とも顔を見合わせいそいそと中央の大きなソファー席へ。カウンターを仕切るのは、タイ人らしく年齢不詳。若いのか年なのかわからない、それでもすこしスパニッシュな雰囲気もかんじさせるタイ人女性、1人。洋服のセンスがすごいおしゃれだし、ファランとも流暢な英語で楽しそうに話していたが、あたしたちのテーブルにいそいそとちかずいてオーダーをとりはじめた。この人品が良いのかと思ったけど、ものすごく良く笑う人で「タイ語しゃべれるのー、ぎゃーはははは」「どこに住んでるの?え?この近くなの?いやだー!あはははは!」とものすごい馬鹿でかい声で爆笑する。イメージがちーまろさんなみに違いますが・・・。さらに照明が暗いのに、その人の表情がとても豊かなので、少し離れたカウンターにいても「すごい笑顔」・・・っていうのがわかる。いやー、陽気な人だ。こういう人がやっているお店っていいなー。きもったまねーちゃんって感じ。 ちなみにワインを1杯ずつ頼んだんだけど(SAKUSAKUさんはガフェーイェン(アイスコーヒー)…ワイン1杯でたらふくくったラープランスアン2人前弱くらいでしょうか(哀)。おそるべし、ラープランスアン!でも、雰囲気もお酒もおいしかったからヨシとしましょう。ランスアン通りのスターバックスから道を挟み、中華屋の角を入って小道を少し歩いたくらいです。ひっそりとしたかくれがのような場所でした。ちーまろさん、SAKUSAKUさん、また大いに食べて飲みましょうね!応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です
2008年09月25日
コメント(6)
同じ楽天ブログ仲間さんと、タイ料理!というわけで「うまーい、イサーン料理が食べたい」気分だったあたくし、chi-maroさん「んじゃ、こことここと」と候補を挙げてくれた中に、3年前に行って以来とんとご無沙汰だった「ラープランスアン」が名前にあがっていたのでうきうき。ぜひぜひぜひ、とそこにお願いいたしました。とある事情で気になって仕方が無かった店だった。それは・・・おじいちゃんとおばあちゃんの消息。まだガイドブックにものっていない時期、在住のお友達に連れて行ってもらって1回、載っちまったけどどーしてもいきてぇーよってかんじで、そのあともう1回。そして今回で3回目なのだけど、激安な上に、激うま。さらにそこでせっせとレジ売っていたおばあちゃんっていうのが、かなりのお年の方で紙タバコで口を真っ赤にした、こわーい口元をしていて、ものすごい巨漢で、正直ちびりそうになった。そしてだんななのかしら?これまたかいがいしく料理を運んでくれていたのがよたよた、よれよれのおじいちゃん。そのとき一緒に行った友達と「数年後にきたら・・・遺影が飾ってあったら切ないね」というくらいのご長老さんなのです。場所はランスアンからもラチャダムリーからも入れる小道にある。「どこ?どこ?ねえどこ?」って一瞬わからないただの家風の軒先はお客さんでいっぱいだった。じーさん、ばーさん、生きててくれよ・・・。その前に、ちーまろさんとランスワンのスタバで待ち合わせ。入り口に、なんか女優並みの美女が立ってるんですけど、気にせず行こうとしたところ「よっしーさん?」と言われた。げええ?モデル?女優?なんだ?むちゃくちゃ美人なんですけどーー。女のあたしでもうっとり。そしてまたこれが「にっこり」と微笑んでいらっちゃっていて(あまりの美人を見ると自分とは星がちがうんじゃないかとあわてふためく傾向がある)…一児のおかーさまなんてとっても思えんよ。で、後で「全く酒が飲めない」と聞いてどぎもをぬかれたsakusakuさんが合流。なんでどぎもを抜かれたかというと・・・見た感じおわんで日本酒何倍でも飲んでしまいそうなイメージなのにやわらかーくやさしい殿方でした。ラープランスアンってばね、とにかくガイヤーンが激うまなんですよ。たしか以前5人でここを訪れたとき、そんなにでっかいなんて知らず間違ってガイヤーン大を3個も頼んだ上に、ビール大瓶を5本あけ、ほかにもソムタムやら赤貝やトムヤムやらしこたま食べて、1人80バーツだった時には。「やべえ、この店絶対会計間違ってるぜ!気づかれないうちに出るぞ!」と叫びながら逃げたくらいの衝撃の安さ。屋台とかわらない、もしくは屋台よりコストパフォーマンスは上???なんていろいろ考えちゃうのだ。「いやだー、このお店じゃなかったのぉ~?」衝撃の美人でありながらしゃべり口調はほんわか癒しキャラのちーまろさん。ずーっとその隣の店が「ラープランスアン」だと思っていたらしく、本物の「ラープランスアン」がわかった時には「え?普通の家?」とびびる。食堂なんてあるわけない。そんなところに鎮座しているのだ。で、はりきってガイヤーン大、コームーヤーン、ナムトクムー、イサーンソーセージ、ソムタム、ラープムー、カオニャオなどなど、イサーン●兄弟ならぬイサーン料理の定番を注文しまくり、もちろんビールも頼む。「きゃー・・・小さなゴキが!」初対面の乾杯前にちーまろさんのグラスにミニゴキが投身自殺・・・縁起が悪い。でもってここのガイヤーン大はあいた口がふさがらないほどでかいけど、ぱりっぱりの皮、やわらかな肉に手が止まらず、無口になって食べちゃうほど。タレもよくしみてて、うまーい。 「ガイヤーンもっと食べたい・・・」「小にする?」「いんや、大だろう」「いいよね、いっちまおうぜ」「コートーカー!コー、ガイヤ(すみませーん、ください、ガイヤ・・・)・・・」「マイミーカー(ありませんです)!」おい、まだガイヤ、しか言ってないぞ(衝撃)。「いやーん、本当にないの?」ちーまろさんのエキゾチックな瞳にはもう、こんがりとしたガイヤーンの残像しか移っていないらしく、「ほんとにないの?」と店員を脅迫手前(うそ)。あげく「いやーん、他の店で食べたいくらい、今ガイヤーンが食べたーい!」すみません。ここまでの美人でこんなに面白い行動をする人、始めてみました・・・ある種、衝撃。たしかにコームヤーンも、ラープもまあふつうにうまいんだけど、ここのガイヤーンは・・・やばすぎるうまさですよね。ええ。ちーまろさんには泣く泣く諦めてもらって(次回は大皿4皿頼もうね)、お会計。ビール大瓶3本頼んで3人でこれだけ食べて腹が千切れそうで・・・1人・・・120Bやすっ!そうか。この前は脱走しなくても良かったんだな。あはははは。そして、きになるおじーちゃんは孫(ひ孫かな?)と一緒に店内でもそもそとご飯を食べており、おばーちゃんはまだ、たまにお皿をあらったり・・・生きてました!しかしいくつなんでしょうか・・・気になります。そしてずいぶんやせていたのも気になります。さすがにもう噛みタバコはかんでいませんでしたが。そしてすってきなバー発見記はこの次に・・・応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2008年09月19日
コメント(6)
4月24日にあるはずだったBig Assのライブがない今、なーんかライブで発散したいのよ。ってなわけで、じゃ、ライブに行く?というMさんからのBODY SLAMのライブのお誘いに乗ったみた。あははは、前回途中で帰りましたけどね・・・。だがしかし、衝撃のできごとが…間髪いれずに襲い掛かったのだ。Mさん「今日のライブ5000B(日本円で15,000円以上)だって」よっしー「はぁああああああ?????」あたしはホテルに対してはミーハーなので(おい、ホテルは人間じゃないよ)こう思ってしまった。ご、5000B????高級ホテルにご宿泊できる値段なんだけど。●●●ならジュニアスイートに泊まれるしぃ、●●●だって泊まれる。ってかなんなんだ?日本の外タレコンサートくらいじゃん。なんだよそれ???Big Assがやろうが、ストーンズがやろうが死んでも見ないわ、そんな値段。なんで5000Bかっていうとこの日の会場は紳士がおねーさんと遊ぶ高級クラブでのライブだったそうで、日本じゃ信じられないけど、タイのミュージシャンはそういうお店に呼ばれてもコンサートは行うんだそうだ。ここで摩訶不思議、タイの音楽シーン(久々)!ほんとに、そんな店にお金払ってコンサート見に行く人いるの?と不思議な気がしちゃう。そもそもおねーさん目当ての紳士がバンドとか興味あるんだろうか?日本でキャバクラ行く人がキャバクラの値段をいつもより多く払いつつ、ロックバンドのコンサートを見るのか??見ないよね?どう考えても店側からのおねーさんたちへのねぎらいとしか思えないんだけど、客に負担させんのかよ、って気もします。いやー、それにしてもこんなに多くライブをやってるBODY SLAMでさえ、見れないってタイの音楽の神様に嫌われちゃったなあ。やっぱし好き嫌いはともかくとして一生懸命ライブやってる人のコンサートを放棄して途中で帰ったからいけないのかなー。ま、それは良いとしてこの界隈に死ぬほどあるインド料理を食べてみることにした。以前から気になっていた「ミセスバルビーズ」。すごくかわいらしい内装で、感激!大好きなマトンマサラ、エッグカレー、ガーリックナン、タンドリーチキン。ただちょっとここは値段が高めでした。なんとタンドリーチキンに添えられた、たまねぎが光るんですよ。うひょーーー。ここの従業員の方たち、いちいちそんなことで喜んでいるあたしに対し、とっても親切でした。インド人ではなくタイ人でしたけどね。 その時、Mさんの携帯が鳴った。Mさん「えええーーーーーーー????今日のライブ中止ーーー????」5000Bも庶民からぶんどろうとするその店に天罰がくだったんだわい!何も知らないあたしは、この時点ではタンドリーチキンにくらいついていた。ご陽気♪ しかしMさんはそれどころではない。どうもこのキャンセルっていうのは店側の都合でもなんでもなく、ボーカルのトゥーン氏が入院したようなのだ。Mさんがつい今しがたお店に確認をしたら、もうローディーもスタンバっていたようなので、つい今の話。数十分前に入院、キャンセルのお達しが「5000Bとりますといった店」にあったはず。そんなぎりぎりまで店もお客もわからないっていうのも恐い。でもこの情報網。まるで学校の連絡網だね。5000B払おうと払うまいときっとライブは見たかったMさん。これで心置きなく食事ができるけど、心配そう。…まあ、結局あたしはBODY SLAMはこの旅で見ることはないだろう。そのまま以前から気に入っていたSUK11、1階のバー&レストランへ。ここは必ず滞在中一度は訪れる場所。オープンエアで古民家風のこの場所はまったりといい時間が流れていく。 仕事の話やタイの話をしみじみとしていたところ、Mさんがおもむろに言った。「そんなにタイが好きなのにタイにすまないのは、書く仕事を捨てられないから、タイに住むのをあきらめたって言ってたよね。それができなくなるのなら、タイに来れば?もう日本にいなくてはいけない理由はなくなったってことだよね?大好きなことが日本でできているならいいけど、日本で今の会社にいてもできないんだよね?絶対リセットしたほうがいい。」うーん。タイに住みたいのは山々なのだけど、いつも自分の年を考えてしまう。もっと若かったら絶対住んでる。最近いつもそう思ってしまう。タイに住んでいる人が帰国を考えはじめる年すら越えているような気がする。Mさんは天真爛漫なキャラクターなのだけどずいぶん辛い思い出があったことをも後々知った。でも、タイって意外に何も考えないで行ってしまったほうが住めるんじゃないかと、思うことがある。あたしみたいに考え込んじゃうと勇気がでないのだろう。去年まではあたしには書くという大好きな仕事があった。でもディレクションの仕事にまわって半年ほど。書いてた頃は会社がとても楽しかった。ほんとーーーに会社がつまらなくなってからは、まだ半年ぐらい。「あたしもね、ずっと前から考えてるんだけど今の会社を辞めるときは一度はタイにすみたいと思ってるんだよねー」あたしもずっと思っていたことを口にした。「タイ人って外国人でも自然に受け入れてくれる。だからよっしーも受け入れてくれると思うんだけど。タイが嫌いならそう言わないけど、タイが好きなんでしょ?」「………。」トゥーンさんと、Mさんには悪いけど、今日はBODY SLAMのライブが5000Bもしくは、中止になってよかったかも。タイに来る時はなるべく嫌なことは考えないように日本のことを忘れていたけど、今日はしみじみと今、自分がどんな状態なのか考えることができた気がする。雨が激しくなって、まったりと過ごし、少し気が晴れた。あたしはラッキーだ。私がタイで知り合った人は日本人もタイ人もみんなびっくりするほど心の中に飛び込んできてくれる。決してうわべの生返事をしない。ゆるいけどあったかい、タイっていう国そのものみたいだ。ありがとうMさん。いろいろ考えてみるよ。ライブキャンセルって急なんですね、と思った人も、インドカレー屋おいしそうって思った人も、エーイ、お前、住んじまえ!と思った人もぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2008年06月15日
コメント(10)
もりおのお店のある通りって言うのがチョクチャイ4とかっていうあたしにとってはまーったく知らない道。しかもこの通り、めちゃくちゃ長い。で、なんっていったらいいんでしょーか。あたし何せ旅行者で、ホテル好きだったりするんで、リバーサイドとかシーロム、サトーン、スクムビットって観光客にもなじみあるところに多く出没するんですよ。ランスアン、サラシンあたりも好きですしーーー、ランナムやアーリーあたりも好きなんだけど、少し前まで素朴だったランナムにもアウトレットや巨大なホテルができて少し町並みがかわってきちゃったりしてね。最近、バンコク見慣れちゃってて。安心はするけど、「うわあ」という感動がなくなったなあとわがままにも思っておりました。それに比べてなんて「ど・ろーかる」な通りなのかしら!!!!!!!!!うっひょーい!これよ、これ。あたしがバンコクにいつも求めていたもの!これぞ良きバンコクってか、たくさんうまそーな屋台からもうもうと煙が上がってたり、もちろんBTSも地下鉄もなくて、バイクがいっぱい走ってて、高いビルがなくて、しかも活気があって。まだバンコクにこんな場所があるんだー?っていうような心温まる通り。あたしこういうバンコクを望んでいるのよね(^▽^)!なんかセントラルワールドプラザとか、パラゴンとかオールシーズンズプレイスとかって、きれいだけど、もうタイって感じの町並みじゃなくなってきてたから。なんかなつかしいおじいちゃんやおばーちゃんに出会った気がした。なんかおかしなことに泣けてきた。興奮したあたし「バンコク着いていきなりこういう通りに来れるなんて、なーんか興奮する!」。えぼこちゃんが「あははは!ついていきなりチョクチャイ4なんて、確かにおかしいかもー!」と笑う。なんかバンコクのはじめて見る通りで、こんな光景に出会えるなんて。お友達に大感謝なのです。でもこんな通りにミュージシャンが経営するお店があるんだー?と不思議な感じ。東京だったらこんな場所にはなかなか出さないよね?この道をずんどこ進んで、いい加減「ここまだバンコクなのかな?」と思い始めたころ、なっちゃんが絶叫した。「店が閉まってるよ!!!」ちーん・・・ほんとだ。でかでかと「くろーず」って書いてある。まあ、いいんですけど、お腹減ったよ。何でもいいから食いたいよー。コンサートはないはメシは食わせてくれないわ、酷いバンドだ(うそ)。「なんでだろう??」「コックでも逃げたんじゃないの?」「ソンクラン休暇が長いのかな?」「お金の持ち逃げでもされたのかな?」「もりおが忙しいからかな」「でももりおなんかいなくても店は開けるじゃん」「あ、そうか」…よーするに定休日なんじゃないの???でも木曜日????というわけでそのお店の近くの「グッドモーニング」とかいうお店へ。夜だけどグッドモーニングかあ。えへへへ(腹へって壊れ気味)。これがまたひなびた感じでいい!そこそこおしゃれなんだけどそこそこ哀愁があって、お子様のパーティーやっちゃってて、うらぶれたフォークバンドが歌ってる。だーれも拍手してくれませーん(爆笑)! こういう脱力したのんびりできる系のお店、まじいい!「この店、もりおの写真が飾ってあるんですよ!」となっちゃんうれしそう。「ほえ?ご近所だから?」でも写真だけでこんなに喜べるなっちゃんって乙女でかわいい。いずれにしてもラプラオからチョクチャイっていうバンコクの北のはずれは、Big Assの皆さんのお膝元のようだ。地元愛が強いんだね、きっと。あまりにもローカルすぎるのか日本人の乙女が何か注文するたびに、かっこつけてはいるが田舎くささの抜けないにーさんはいちいちへらへら笑いながら注文をとる。このへんもど・ろーかるだなあ。市街だと日本人なんてもう珍しくないもんね。このへんまでくると、日本人はパンダのような目で見られている。ああつ!パーティーやってるご家族からいきなりケーキをおすそ分けされた!!!!あ、ありがとうございます。なんかローカルなこういう感覚いいね!でもバターケーキでまずかった。残してごめんね、おじょうちゃん。そこで頼んだのはカイチアオムーサップとムーマナオとコームーヤーンとトムカーガイ。腹へってたんでがんがん食います。 辛くしないでっていったのに、青唐辛子のソースが死ぬほどかかったムーマナオが登場。でもこれがうまいっ!辛いけどうまいよ、にーちゃん!!!!←青唐辛子が… そこに、去年POTATOのライブで会ったMさん登場。久々の再会で興奮!タイの音楽話でわーっと盛り上がる。日本にいると、タイのバンドについて説明するのって時間がかかるけど、ここにいる人たちとは「ツー」といえば「カー」(ふるい)。それにタイの話やらバンコクの話だけでも説明するのに時間がかかる。でもいきなり○○○が、×××で、っていう会話が普通にできる。なんか楽だなぁー。東京で「○○○って病気になったらしいよ」とか「×××の○○通りにお店ができたよ」って話している感覚がここにある。そして聞こえる虫の声。ああ、バンコクっていいなあ。たまにはいつものバンコクを離れてみるのっていいねー、と思った人はぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2008年05月20日
コメント(10)
夜ご飯を、お嬢パパ(やさしそうだけど弱そうで地味)、お嬢ママ(「あたしんち」のママもびびる鬼パーマ&強い)、お嬢と、あたしという4人構成で夜ご飯を食べに行くことになった。ちなみにお嬢一家は美人なのにまったく男に興味がない女医の姉、英語ぺらぺらドエリートって感じだけど家族離れができないチビの長兄、お嬢は男前だというがまあ、ふつうかな?という感じのプレイボーイな次兄を含む5人家族。この日は3人ともどっか遊びに行っているようだ。さて、この日は「めったに行列しないタイ人がおとなしく待つ、というウンセン屋台」とやらに連れて行ってもらうことに。拾ったタクシーはヤワラーからペニンシュラのあるトンブリーへ。そしてペニンシュラのどちかくの小路に入っていた。フレンドリーすぎて親しみ持てちゃうタイのミュージシャンより、あたしにとってペニンシュラバンコクって芸能人みたい(爆笑)。いんや孤高のアイドル!あたしのタイで一番愛しい人(人じゃねーじゃん!)…「きゃー、ペニンシュラバンコクぅ!今回は高すぎて泊まれなくてごめんねえ…今度は泊まるからねえ…!」と騒ぎたて、お嬢に冷ややかな目で見られてしまった。あたしが聞き取れたタイ語の中で、運ちゃんとお嬢のかわした言葉はこんなかんじ。運ちゃん「その店っていつもたくさん人が座ってるよね」お嬢「そうです。食べたことありますか?」運ちゃん「ないです。」ぱっと見ただけでも大人気の店のようだ。さて、到着。店ってかほんっとに路上にテーブルといすが置いてあるだけ。素敵な屋台!こういうの大好き!まじで。 しかもほんっとに外国人なんてあたしだけ!あたしとお嬢が日本語で話すだけでもまるでパンダが来たみたいな目で見られる。そして…座れないほど人が並んでいる!ぎゃーまじかよ??よっしぃ「いつもどれくらい待つの?」お嬢「うーん、一番長くて一時間。普通は40分」よっしぃ「タイ人って並ぶのきらいでしょ」お嬢「そう。きらい。でもここは別。見て、みんな並んでるでしょ?」驚くなかれここのメニューはクンオップウンセン(海老のはるさめ土鍋蒸し)か、プーオップウンセン(蟹のはるさめ土鍋蒸し)、ホイメンプーオップ(ムール貝のむしたやつ)しかないらしい。ぎゃははは!なんじゃそりゃ!やっと座れたんだけど、周囲はいらいらした顔でまだ来ない土鍋を待ち焦がれていて、ほかの席に運ばれるたびに「ぐぅうう!」という顔で地団駄。当然うちらもその3種類を頼み呆然とほかの人の土鍋をにらみつけていた。待ちわびる隣のカップルなんかとも仲良くなってみたりして。お嬢ママなんか後ろの席のタイ人に「日本人が来てるからおいしいものを食べさせたくてつれてきたんですよぉ。でも遅いからこの人にわるいわあ」なんて話しかけてるから、あたしもそのタイ人に「こ、こんにちは。日本人です。えへへ」って言う羽目に。 最初に出てきたムール貝。あっという間に完食。あったりまえだよねー?ひとつしか頼んでないし。それに今日は選挙前日の禁酒日。だーれも酒は飲んでおらず、水だけでムール貝っていうのはぜんぜん醍醐味を感じず。おかずってかんじでもなく、つまみってかんじでもなく…微妙。 でもウンセンは一人1個ずつ頼んだから余裕だねー、なんて言ってたら…なんとぜんぜん出てこない。店に着いてな、な、なーんと1時間半待って、来たのはたった2つ!お嬢逆上、ママ発狂。だってすげえ待つっていったのあんたたちじゃん(爆笑)!いつもはこういうシチュエーションで真っ先にきれるあたしだが、あまりに2人がキレたので、キレるのを忘れてしまった(汗)。なんでも…材料がなくなったんだって。しょーがないからその2つを四人で分けました。で、肝心の味なんですが、確かにおいしいとは思います。でも…サムヤーンの方があたし的にはおいしかった(爆笑)。はるさめ同士がくっついていましてね。たまたま調味料が固まってる部分たべちゃって「げぇ、しょっぱーい!」だったし。 しかし蟹も海老もごろごろ入っててびっくり。でももう一度来たいかって言うと…別に…って感じです。少ないウンセンを分け合う4人。海老をお嬢に食べさせようとしたパパ。怒りすぎて食いたくない!と叫ぶお嬢にママが手を出したら「やーい!」といいながらパパ、自分でぱくり。ママ激怒! お嬢はパパ似 …タイの男の人って大の大人なのに、こういう子供みたいなことたまにするんで驚くよ。よく目撃する。こういうの。当然お腹は満たされず、2件目にGO!ちなみに、お嬢もパパ&ママも店の名前は知らないそうです。タイ人が1時間以上並ぶほどうまいのかって驚いた人はぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2008年04月04日
コメント(10)
右のフリーページ、「タイ、お気に入りの場所」、絶景レストラン編にバンコク「Deck by the River」を追加しました。今のところ毎回行きたくなるこのレストラン。何がそんなにっ?て問われたらまずは、ワットアルンを染める夕日の美しさに他なりません。最終日、お嬢とお嬢ママともここでご飯を食べました。しみじみとここで夕日と夜景を見ていたら、12/31のカウントダウンライブ、1/1のラストディナー・・・最後の2日は旅行の締めくくりに相応しい素晴らしいタイを楽しませてもらったなあ、とこの旅を振り返り泣いてしまった・・・。それくらい胸に染み入る景色と静かな雰囲気。旅の締めくくりはぜひここで、とおすすめしたいです。スタッフさんも親切で素朴です!英語も通じますよん。ちなみに楽しめるお食事はインターナショナル&タイ料理。お店自体は一押しをインターナショナル料理としているようです。 詳細はフリーページを読んでください。 アルンレジデンスっていうホテルを偶然ネットで見つけたとき、そこのレストランをクリックして発見。1人で歩いて探し当てたんだけど、翌年には「歩くバンコク」にも紹介されて、ああ、あたしの秘密の場所がー!とむかつきました。でもまあ、いいところは共有しあってこそ人間愛!素敵ー!ここ行きたい!って思った人も、ハネムーンの時にでもーって思った人も、ダーリンと行きたいな♪と思った人もぽちっと押してください。ランキング参加中です。あたしゃー、ダーリンといきてぇー!
2008年03月09日
コメント(6)
右のフリーページ、タイ、お気に入りの場所、タイ料理屋・イサーン料理編にシーロムの「パパイヤ」を追加しました。ええ、久々のタイの食事ネタですよー。ここのお店で絶対食べていただきたいのは、このガイヤーン! 鶏肉の中にハーブが詰められいて、ふんわり素晴らしい香り!しかも香草が苦手な人も大丈夫!ほどよい香りでちょっとした燻製の手前。でも燻製ほどにおいはきつくないしやわらかーい!大人気メニューなので3度通ったうち、2度目はガイヤーン売り切れでした(涙)。大好きなコームーヤーンは焼きすぎずジューシーーー!!!! たまらーん!コームーヤーン!最高!!お店の雰囲気もかなり好き。観光客向けでは決してないし、とってもかわいらしくしてあるけど、どこか垢抜けない。 3回とも、弾き語りのにーさんがぼろろーん、ぼろろーん、とタイのヒット曲をフォーク仕立てで歌っておりやした。この日のにーさんは年上彼女とやってきたスキンヘッドで、かなり歌のうまい人!ギャラをもらうリアルな瞬間まで目撃してしもーた。満席の店内、歌い終わっても拍手してあげてるのはあたしだけ(爆笑)。おにーさん、うれしげに気弱な微笑を浮かべてくれた。がんばれよぉ!店内は家族で食事に来ていたり、会社の仲間と来てたり、ゲイさんのカップルがいたり、ほほえましい(?)ローカルっぷり。店員さんも素朴でとっても親切♪お値段もローカルプライス♪場所はシーロムコンプレックスの真裏!1階に下りて、シーロム通りの逆に出る出口から出ると目の前です。雰囲気も悪くないし清潔。おまけにBTSでおりて、すぐ店内通って行けるのがいいですわねー。行ってみよう!と思った人も、イサーン料理最高って人もぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2008年02月14日
コメント(10)
アジア屈指の大都市、バンコクの夜景ってすごーく素敵ですね。川沿い、街中ともにいろんな特徴があってまたたまらんのです。前回のタイで訪れたのは2か所。一つは今年の5月に行きたかったけど行けなかったリバーサイドのレストラン。最近ぞくぞくとプチホテルが建ちつつあるワットポー付近の路地に建つホテル、アルンレジデンスに併設されたレストラン「Deck by the River」 17:00に行ったらまだテラスが開いてなくてカフェでまったり。その後移動してお食事タイム。料理はタイ料理というよりは洋食の方が豊富で、どれもとってもおいしく、ロケーションやホテル併設、という割には料理はお安め。でもワインが高い!タイ産ワインで唯一飲める「モンスーンバレー」が750B。あたしゃポークチョップがお気に入り♪ この美しいワットアルンと、ちゃきちゃき働くおしゃれなスタッフさんなら満足!夜は本当に幻想的。午後のお寺はそんなに混んでいないので(おそらく団体さんは午前に回るのかも)お寺参りを終わらせていくといいかもです。「なにがなんでもタイ料理!」な日ではなく(タイ料理はあるけどほんとうに数種類なので)「今日は洋食食べたいね」な日がお勧めですよ! ホームページはこちら。http://www.arunresidence.com/dining.htm#もう一つはバンコクのトップクラスサービスアパートメント(値段が・・・部屋は他のほうが素敵)エンポリアムスイートEL階、The Emporia 料理の値段はこの眺望と最高級ホテル並みのサービスでSサイズものが200B前後だったと思う。だがしかしビールが高い!翡翠海老、ダックの煮たやつ、茄子の煮込み、焼きそばを食べたんですがどれもあろぉーい!決め手は翡翠海老についてきたこのたれ! ほのかに蟹味噌の味がするんです!あたしゃこれだけなめながら焼酎くいっといけちゃうくらいでしたよ。どちらのレストランも詳細は右のフリーページ「タイ、お気に入りの場所」に追加予定なのでお楽しみに!うわー、タイって素敵なレストランがいっぱいね!と思ってくれた人はぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2007年10月27日
コメント(2)
全51件 (51件中 1-50件目)