高橋英夫のお買い物ブログ
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世界中で名前が知られていて、日本の誰もが知っているナチュラルチーズ、それは“カマンベールチーズ”ですね。日本では大手乳業メーカーが、トロ~リとした食感と、100g程度の食べきりサイズで販売をし、爆発的なヒットとなりました。 そんなカマンベールチーズも故郷を探すと人口300人程度の小さな村にたどり着きます。フランス・ノルマンディ地方にあるその名も「カマンベール村」。フランス革命の際にパリから逃げた司教がこの村に住んでいた農婦“マリー・アレル”にチーズの作り方を教えたのが始まりとのこと。今や世界中で作られていますが、このカマンベール村周辺のノルマンディー地方で伝統的な製法で作られたカマンベールチーズのみが「カマンベール・ド・ノルマンディ」として、AOC(原産地統制呼称)の認定を受けることが出来ます。 このAOCを受けるには非常に厳しく、地域、牛の種類など何項目もあります。チーズの特徴は無殺菌乳で作り、大きさは直径約12cm、高さ約3cm、重さが約250g。日本でよく見かけるカマンベールチーズよりひと回り以上大きいですが、この大きさはカマンベールチーズを熟成させるには1番適したサイズとか…。無殺菌乳で作られたカマンベールチーズは、殺菌乳に比べると非常に豊かな風味を醸し出します。 このようなカマンベールは最初からトロ~リとはしていません。最初はチョーク状のちょっと酸味のある芯があります。周りに覆われた白カビの働きで、外側からゆっくり熟成され、賞味期限ちかくになると中心まで柔らかくなります。しかし、賞味期限ギリギリまで熟成させますと、アンモニア臭もでてきますのでご注意!お好みの熟度でお召し上がりください。 そして、日本でも負けないくらい美味しいカマンベールチーズも作られています。北海道・十勝の共働学舎新得農場で作られる「笹ゆき」。以前は普通のカマンベールを作っていたのですが、フランスのチーズ製造の先生より「いつまでコピーを作っている」と叱咤され、北海道らしい特徴を出すため、北海道で多く自生する“熊笹”を使用。熊笹の粉末を塩と一緒にまぶし、仕上げにも熊笹の葉を巻いています。熊笹には殺菌酵素と様々な栄養素が含まれているの、完熟近くになると普通のカマンベールより一癖ある味わいに熟成されます。2007年はモンドセレクションで最高金賞に輝いています。 もうひとつ、同じ十勝・中札内村の十勝野フロマージュで作られる「ビーンズカマンベール」。十勝の豆は全国的に有名ですね。同村で作られる大豆「大袖の舞」をカマンベールに埋め込みました。チーズに足りない栄養素はビタミンCと食物繊維。ビーンズカマンベールは大豆を埋め込むことによりほぼ“完全栄養食品”となりました。 ひとくちにカマンベールと言っても生産者によっても味わいは様々!是非色々食べ比べて見てください。※紹介しました商品が価格変更や売り切れとなっている可能性もございますのでご了承ください。
2008年01月23日