川本美器のお買い物ブログ

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2009年03月22日
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山々に桜が咲きはじめ、緑が芽吹くいい季節になりました。

今は京都市内というと京北町まで含まれてしまいますが、京都(山城)と丹波国の境というと、京都市と亀岡市の境ということになります。
亀岡から嵐山まではトロッコ列車が通っており、また保津川下りも有名ですね。


車で京都市内から亀岡に向かうとき、国道九号線(五条通)を進んでいくと、「老ノ坂峠」を越えることになります。
老ノ坂は大枝山といい大枝坂と呼ばれたものが、老ノ坂になったといいます。
この老ノ坂峠にまつわるのが、日本最強の鬼といわれる酒呑童子です。
酒呑童子の出自は越後とも奈良ともいわれていますが、はっきりしません。
京に上った酒呑童子は大江山を拠点として、、茨木童子をはじめとする多くの鬼を従え、都の貴族の姫君を誘拐したり、生のまま喰ったりの悪行三昧。

姫君の血の酒や人肉をともに食べ安心させた上、酒盛りの最中に頼光が神より兜とともにもらった「神便鬼毒酒」(レシピやいわれは不明)という酒を酒呑童子に飲ませて、体が動かなくされたうえで寝首を掻かれ成敗されました。酒呑童子は執念深く、首を切られた後でも頼光の兜に噛み付いていたといわれています。

ところで。
頼光たちは討ち取った首を京へ持ち帰ったのですが、大枝山(老ノ坂)で道端の地蔵尊に「不浄なものを京に持ち込むな」と忠告され、それきり首はその場から動かなくなってしまったため、一同はその地に首を埋葬したそうです。酒呑童子の執念で首だけが動かなくなったともいいます。
また、一説では童子は死に際に今までの罪を悔い、死後は首から上に病気を持つ人々を助けることを望んだため、大明神として祀られたともいいます。
これが現在でも老ノ坂峠にある首塚大明神で、伝承の通り首から上の病気に霊験あらたかとされています。

酒呑童子 京梅酒


梅酒も美味しい季節になりました。
ソーダで割っても、ロックでも、食前食後のおともに。
ハクレイ酒造のある京都府宮津市の由良地区は、眼前に日本海、背後に大江山連峰由良ヶ岳を従え、海と山に挟まれた風光明媚な砂州に位置します。
酒でも飲まないとやってられない。酒を飲みながら美しいものをめでたい。酒呑童子は、どんな思いで京の風景を見ていたんでしょうか……。





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最終更新日  2009年03月22日 11時22分37秒


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