ぐっちいのスポーツを読もう!

2006.01.25
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カテゴリ: ラグビー
ラグビージャーナリスト・村上晃一さんのブログ 「ラグビー愛好日記」

「神戸製鋼もウィリスの意地のトライ、元木の懸命の頑張りには、ぐっときた。前半32分あたりだったか、交替出場のFL野澤が陣川のパントキックのあとに身を投げ出してボールを確保した動きには涙腺が緩んだ。ああいうのを見ると、彼のこれまでの努力が見えてきて感動する。日々の鍛錬はああいうプレーに出るものだ。いいもの見せてもらいました。野澤くん、ありがとう。」

22日に行われたラグビーマイクロソフトカップ1回戦、東芝府中vs神戸製鋼での話だ。
このマイクロソフトカップ(MS杯)は、テレビ中継はJ-SPORTSでしかやっていないので、スカパー視聴環境にない私にとっては、見たくても見られない、とてもツライ大会なのだけれど、村上さんの一文を読んで、野澤選手のプレーがどんなものだったのか、ぜひとも見てみたかったな、と思った。

ひとつのプレーの中に、その選手が過ごしてきた日々が透けて見えることが、確かにある。
例えば、私が去年の10月22日、ビッグスワンでマリノス戦を見て泣けたのも、あの試合で見せたアルビの選手たちのプレーのひとつひとつから、彼らが苦しい連敗から抜け出すために、どんな思いで十日町緊急キャンプを過ごしたのか、選手たち同士でどんな会話をし、どうチームを建て直そうと努力をしたのかが一気に理解出来たような気がしたからだった。
あのエジのゴールや、桑原がタクトを振ったオフサイドトラップや、菊地くんの突進のひとつひとつに。

そういうプレーや試合に出会えたときの感動と幸福感は、何ものにも変えがたい、宝物をもらったような気持ちになれる。


綴っている 。その中の言葉。

「セービングを(結果的に)したのは僕だが、あそこまで体を動かしてくれたのは小村さんの一言であり頭から飛び込めたのは慶應の練習なのだ。(中略)
これが、あのプレーの舞台裏だ。
プレーに宿るのは本人の執念だけではない。幾重にも重なった人間が宿る。自分は一人で生きてここまで来た訳ではないと、改めて痛感させられた。これが、東芝戦で手に入れた一番の収穫だったと確信している。」

人を動かすのは、物理的な何かではなく、人の言葉や思いが持つ力、なのだ。

選手の体を動かすものが、人の言葉や思いであるならば、ただ見ているしかない私たちにも、きっとできることがある。選手たちに勇気と力を与えられるように。そして、ひとつのプレーから、選手たちの努力や成長を汲み取ることができる感性を持ったサポーターや観戦者でありたいものだと思う。


さて。村上さんと野澤選手の日記を読んでいたら、どうしてもラグビーを見に行きたくなった。
選手たちのプレーから、何か大切な物を分けてもらいに、2月5日、秩父宮ラグビー場へ行くことに決めた。





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最終更新日  2006.01.26 01:27:16


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