肺炎の抑制のため、大規模のイベントについて今後2週間は自粛するよう要請した。
しかし、中国ではこれよりも前に、岡山市の西大寺観音院で行われた「裸祭り」や
各地のマラソン大会について、「日本が第2の武漢になる!」
「日本人はウイルスが怖くないのか」と驚きの声が上がっていた。
中国のネットメディア網易(NetEase)は16日、
「超濃厚接触! 日本で1万人の裸祭り 感染拡大の懸念」という見出しで報じた。
岡山市で15日夜に行われた西大寺会陽(裸祭り)について、
1万人の男性がふんどし姿となり、福を呼ぶ宝木(しんぎ)を奪い合う様子を伝えた。
環球時報(Global Times)や新京報(The Beijing News)など
多くのメディアも一斉に報道。
これに対し、中国のネット上で反応は「まるで日本の『万家宴』だ。
『百歩亭』より恐ろしい」というものだった。
これは、武漢市の百歩亭(Baibuting)地区で1月18日に行われた
伝統行事「万家宴」のことを指す。
当時は新型ウイルスが人から人へ感染すると認識されておらず、
住民が手作りした1万種類以上の料理を4万世帯の人々が味わった。
中国当局が人から人への感染を認めたのは2日後の1月20日。
それだけに1万人が密集した裸祭りに
「武漢の教訓を学んでいない」「日本も手遅れになる」という声が上がった。
さらに驚きを与えたのが翌日の16日で、
東京、愛知、大阪など10か所以上でマラソン大会が予定通り行われるとして、
中国メディアがこぞって
「リスク恐れない日本人 1日でランナー50万人以上が参加」と報じた。
中国では多くのマラソン大会が延期・中止となっていた。
こうしたことから、中国のネット上では
「マラソンをするなら、せめて全員5メートル間隔で走ったらどうか」
「これが死を恐れぬ日本の武士道精神なのか」という笑えないジョークや、
「2週間後のニュースを見るか。どうなっていることやら…」
「こんなことをしていたら、東京五輪ができなくなるよ」という心配の声も多い。
また、「日本政府は武漢市より対応が鈍い」
「安倍晋三首相の進退問題になるのでは」という書き込みもある。
「新型肺炎怖くないの?」 日本の「裸祭り」などに中国のネット民驚愕 https://t.co/is1fA9IREJ
— From China (AFPBB News) (@Afpbbfromchina) February 27, 2020
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