いっちゃんのギター談義

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2005年02月19日
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カテゴリ: ギター
d-28


まあ、病み上がりのウツな気分ではあるが、前回の決着をつけたい。

1964年 D-28はいい音だった。結論から言うと、年数がたったからではない。この時期に使われているハカランダがこの音を出すのである。
だから、1969年までのハカランダはたいがい同じ音がする。
このD-28は、弦高が低く調整されていたので、ストロークには不満はあったものの、単音は良かった。見事にバランスが取れていた。
個人的には、低音の甘い響きは、70年からのローズウッドの方が断然好きだ。
しかし、ローズでは1、2、3弦のガラスを割ったような、シャープな音は望めない。

以前、知り合いから、「ハカランダとローズの違いはないような気がする」と言われたことがあった。
その人は、リイシューのハカランダと比べていたのだから仕方がない。



では、このギターと、70年代のD-45があったら、どっちを選ぶ?と聞かれたらどうするか。金額は同じ位だ。
答えは簡単。2本とも持って逃げる。(笑)

要するに、そんな材の違いを比較するほうがアホな話だ。
どっちが希少価値があるかなんてナンセンスじゃないか。
材は同じでも、プリウォーのハカランダと1960年代のハカランダを比べることだって同じだ。
その時代にある材を使って、真剣に作られたギターに対し、それを受ける側の意識の問題だと思う。
骨董価値、希少価値を論じるなら別だが。

話は戻るが、このギター、1964年とは思えない保存状態だった。ケースも含めフルオリ、と言いたいが、弦高調整の為ブリッジは交換してあった。
しかし、この時代特有の、幅の狭い三角ネック。(国産ではジャガードが近いかな。)グローバーペグだって70年代とは違う。
ロングサドルはさほど、そそらないが、ブリッジのエボニー材にしても70年に入ってからのものとは違いがはっきりわかる。
極めつけは、サイドの柾目のハカランダ。バックはさすがに板目だが、このあたりに60年代の実力を感じる。


リイシューでハカランダを使ってたりすれば、トップはジャーマンかアディロンなんかと組み合わすものだが、それがないところが、オリジナルであるゆえん。
この時代、D-28を偽D-45にコンバージョンしたモデルが存在したのと聞く。やりたくなるわなー。

別れ間際、最後にひとこと言ってやった、「おまえも、昔はフツーのD-28だったんだ」

弾いている

追伸、ギターを弾いている写真は、O氏である。勿論現場作業着。
この後、私もギターを弾き、再び、オヤジふたりの狂乱となった。よーやるわ。





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最終更新日  2005年02月19日 08時36分45秒
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