『頭ぐしゃぐしゃ』の彼方に・・・

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chang-wei

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March 19, 2003
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カテゴリ: カテゴリ未分類
もはや後戻りできない状況をみずから作ってしまったアメリカ。


この武力行使は本当に「暴挙」なのか、その先に見えるのは、平和的解決を願ってきた諸外国からの非難とか孤立とか、そんなことばかりが思い浮かぶのだけれど・・・。
それを上回ってあまりあるだけの強力な根拠があるのか、それとも、ただ単に「戦争を好む」ひとが元首なのか。
よくわからない。

ただ、これまでさんざん戦争に加担しつづけてきた国ではあるよね。
これまで朝鮮半島と、ベトナムを分断して「南」を支援したアメリカ。またソ連のアフガン侵攻に対して軍隊を送り込み、ペルシア湾岸戦争、ユーゴなど東欧各国で相次いだ内戦にも、国連よりイニシアティブをとって、それぞれの「戦い」を仕切ろうとしたり・・・。
なんだか細かいことは、当時新聞やニュースを真面目に見てなかったこともあって忘れちゃったけど、とにかくアメリカが「世界の警察」みたいなツラをしてたってことは事実だ。

けど、今回が今までの戦争とはっきり違うのは、「ヨソのことに首をつっこむ」のではなく、自らの標的にまともに攻撃をしかける。それ以外の「○○を助ける」みたいな大義名分はない。自国の、極端な話、大統領自身がやりたい戦争をやるのだ。


一方で、第三者的な国々の「反米感情」は高まってきている。
それらが一気に噴き出すのではないのか。
もしそうなったとき、これらの「反米」の国々の、特に「右向き思想」の人々は、「政治」と「そのほかのこと(経済、文化、スポーツ、云々)」を分けて考えられるのだろうか。
またそんな冷静な視点で物事を見てもらえるのだろうか。

たとえば自分のことに立ち返ると、今自分が学んでいる「カウンセリング」は、まさしくアメリカで生まれ育まれた「文化」である。
いや、「生まれた」といっては語弊があるか。その起源はアメリカ独立よりもっと以前にさかのぼるのだろうから。
しかし、幾多の歴史を通じて語り継がれ、現在学ぼうとしている知識や技法を開発したのは、アメリカの研究所である、といい換えておく。

これを、今様々な人が受け継ぎ、学び、研究し、社会還元しようとしているんだ。
これを「アメリカ文化」だからという理由で否定されるような、そんな前時代的な感覚が、世界レベルの世論として定着してしまったらどうする・・・??
「わたしはモスレムだから、アメリカで生まれたカウンセリングは受けない」
「わたしは社会主義者だから、アメリカ人の手で開発された手法なんて信じない」


こんな発想はペシミスティックすぎるだろうか?あるいは極端なのか?
だけど、とかくいわれる隣国のような「共産圏」での、思想統制などを見ていると、満更こういうことが起き得ないとも限らないような気がしてくるのだ・・・。

とにかく、明日・明後日以降の「開戦」もしくは「武力行使」いかんで、もしくはそのあとの時間を経て、人々の価値観がどう変わるのか、今の自分にはさっぱりわからない。





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最終更新日  March 19, 2003 10:00:42 PM


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コメント新着

野鳥大好き @ Re:ちょいと試みに・・・(11/21) あのな…、解ったよん。
chang-wei @ Re[1]:やれやれ・・・(11/20) 野鳥大好きさん >やれやれ…でしたね。あ…
chang-wei @ Re[1]:やれやれ・・・(11/20) setattiさん >私のPCも時々おかしくなる…
野鳥大好き @ Re:やれやれ・・・(11/20) やれやれ…でしたね。あはは、赤ちゃんなん…
setatti @ Re:やれやれ・・・(11/20) 私のPCも時々おかしくなるから困ってるん…

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