『頭ぐしゃぐしゃ』の彼方に・・・

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chang-wei

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September 4, 2003
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カテゴリ: カテゴリ未分類
パリの世界陸上で100m、200m、400mリレーで金メダルを獲得したアメリカのケリー・ホワイト選手が、ドーピング(禁止薬物使用)によってメダル剥奪だそうです。


彼女は、数年前に暴漢に襲われて顔を殴打され、大きな手術をしないと顔がもとに戻らないほどのひどい怪我を負ったといいます。
そこから手術とリハビリを経て見事に復活、今回の栄冠に輝いた矢先のことでした。

睡眠障害の原因に、この数年前に受けた暴行のトラウマ等はなかったのでしょうか。
もしあったのだとしたら、医師の処方とドーピング規制との照合不足ということにもなるのでしょうけど、なんか釈然としませんね。。。

そもそもドーピング検査の対象となるようなアスリートというのは、世界でも超一流レベルに達している人たちばかりでしょうから、たとえば私たちのような者が仮に禁止薬物を使って、町の運動会で一等賞になったとしても問題はないでしょう。
けれど、世界の1位2位を争うような人たちの世界ともなると、それだけ規制は厳しくなるんでしょうね。

なんか、以前のシドニーでも、ルーマニアの女子体操選手が前日に飲んだ風邪薬に含まれる「エフェドリン」というのが禁止薬物に入っていてメダルを剥奪されましたよね。


まあ、これらの薬を禁じないことによって、選手の身体を蝕むような薬も使われてしまう恐れがあるから、安全を期する、という目的もあるでしょう。

ドーピングが騒がれ始めた頃よく問題になっていたアナボリック・ステロイドという男性ホルモン薬は、使うことによって、ちょっとしたトレーニングでグングン筋肉がついてパワーアップするんだけど、やめることによって肉体の女性化とか、癌に冒されるリスクと背中合わせで、バイキンに対する抵抗力が弱まったり精液が水みたくなったりするらしい。
これは最近つとにその使用の是非が、一般のボディビルダーの間でも話題になったりしており、批判の的になってたりもするから、これからこれがおおっぴらに使われることはないでしょう。

で、果たしてドーピングに引っかかる選手って、よく「罪人」みたいな扱いを受けてる場合がとっても多いんだけど、今回のホワイトさんみたいなケースは例外として、「違反を知っててやる人」が悪いかどうか、って考えると、個人的には「別にどっちだっていいじゃん」と思うのね。
そんな、人体に悪影響があるのを知ってて、人生に一度あるかないかの勝負に使うわけでしょ。自分の身体を張ってるわけよ。
ある意味「エライ!」と思えなくもないですわね。
同時に「バカ!」とも思えるけどね(笑)。
それで間違って死んじゃったりすると、見逃した競技委員の管理不足になっちゃうから、主催する側が血眼になる、というのもわかる。

ではね。
プレッシャーとか、バーンアウトの犠牲者ってのも同時にいるわけでさ。そういうのに対しての扱いが小さいと思わない?
こういうのもまた同じ悲劇なわけでさ。一生懸命になる人って、その分燃え尽きちゃう人でもあるわけよ。そのフォローが同等に行われて、または予防措置とかも十分にとられて、はじめて選手の安全管理に対して完璧に成功した大会っていえるのではないかな?


今のところ聞いたことないけど、そんなケースがあったらそれこそ本末転倒だよね。





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最終更新日  September 4, 2003 07:14:12 PM


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コメント新着

野鳥大好き @ Re:ちょいと試みに・・・(11/21) あのな…、解ったよん。
chang-wei @ Re[1]:やれやれ・・・(11/20) 野鳥大好きさん >やれやれ…でしたね。あ…
chang-wei @ Re[1]:やれやれ・・・(11/20) setattiさん >私のPCも時々おかしくなる…
野鳥大好き @ Re:やれやれ・・・(11/20) やれやれ…でしたね。あはは、赤ちゃんなん…
setatti @ Re:やれやれ・・・(11/20) 私のPCも時々おかしくなるから困ってるん…

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