『頭ぐしゃぐしゃ』の彼方に・・・

『頭ぐしゃぐしゃ』の彼方に・・・

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

chang-wei

chang-wei

December 16, 2004
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
<カッコわるいふられかた>

大江千里の顔を思い浮かべると、俺はどういうわけか笑ってしまう。トンボみたいな顔しながら、けっこう当時の若造の間では「トレンディ」と思われてるような曲を歌ってたので、そのギャップが笑える理由なのかもしれない。

なんでテレビに出演しちゃったんだろうとか思っちゃう。
昔、こいつは「おれたちひょうきん族」にゲスト出演して、さんまに、
さんま:「なんやお前、若手芸人のくせに楽屋へ挨拶にもけえへんで」
大 江:「いえ、私これでもいちおうミュージシャンでして・・・」
さんま:「うそこけ、どう見てもお笑いの顔やないかい!!」
とか云われてたからな。あれは、さんまも無礼千万だけど、大江千里も失敗だったね。

引き合いに出して悪いけど槙原紀之もそうだね(爆)。
昔は、フォークの人たちの中には、テレビに出ない主義の人たちが多かったから、そういう魂を引き継げば、恥かかなくてよかったのに、と「余計なお世話」的に思っちゃったりしたもんだ。m(_ _)m

それにしても今どきこんな曲をリクエストする人がいるんだねえ。
つーか、有線でリクエストするという行為そのものも懐かしいね。
カラオケがそんなに普及してない時代、学生時代の俺たちの間では、喫茶店や居酒屋で、有線放送に電話かけてリクエストするのが流行ってた。
本当は、ラジオとかテレビの音楽番組にリクエストハガキを出して選んでもらったり名前呼ばれたりするのが嬉しかったりしたもんだけど、有線だと割とヒットする確率が高いんだよね。

それで、
「これオレがリクエストしたんだぜい」
「へえこんなの聴くんだ」
とか、本当に自分のリクエストが通ったかどうかなんてわからないんだけど、とにかくそういう話題で盛り上がるのが、お茶うけとか、ゴハンのオカズとか、酒の肴だったりしたわけだね。

時代をもう少しさかのぼるとジュークボックスになるのかねえ。これはカッコイイなあとは思うけど経験がないんだよね。



<つぼね>
僕らと同年代の女の人たちというのが、もし今でも皆さんのオフィスに残っているのだとしたら、その大部分は「おつぼねさま」になっていることでしょう(アメリカの心理学の論文的書き出し)。
忙しいキャリアウーマンで、周りに気を配る余裕がない人など、例外はあると思うけど。
この年代に限っていうと、バブル時代の遺物みたいな存在だね。
結婚してりゃあまだいいんだけど、未婚だったりバツイチだったりすると、これがさらに強力なんだよね。


つぼねの口から「あの子消すから」という言葉を聞いたこともある。背筋が凍りつく思いだったね。

松下由紀って、「大奥」で春日の局になってるらしいけど、ピッタリだね。
あまりにピッタリすぎて感心してしまうというか、あきれてしまうよ。
逆に、つぼね以外の役は全く似合わなさそうで、「ポスト・ピン子」のにおいがプンプン漂ってくるね。

「つぼね」の習性としては、まずオフィス内に派閥を作りたがるね。
爺いたちの会社の派閥とか、クラスのいじめグループなんかとおんなじ。はじめは群れたがる。
それで、はじめはとっても親切で人なつこい、いい人だったりする。
それになついてくる人たちを「つぼね派」に入れて、派閥はだんだんでかくなっていく。
そこでなつかない人で、仲良くしてても自分のメリットにならないとつぼねが思う人(上司含む)は、まずはじめの犠牲者となって、お茶に鼻くそ入れられたり、無視されたり、若い子にいたっては仕事にかこつけて恫喝されたりする。

次に「つぼね派」の中で、つぼねと距離をせばめていくうちに、どうもやっぱり折合いがつかない人とか、つぼねが使えないと思う人が、第二の犠牲者。
こうして、第三、第四と、犠牲者はどんどん増えていき、そのたびにつぼねは恐ろしさを増していくね。
この恐ろしさは諸刃の刃であり、孤立と背中あわせのリスクを常にはらんでいるから、このへんがいわゆる「つぼねの正念場」ともいえるんだよね(どこが「いわゆる」なのかは不明)。

だがそこで、頭のいいつぼねは自分の「お気に入り」の中からちゃんと後継者(というか腰巾着)を作り、自分が万が一カリスマ性を失ったときにフォローしてもらったり、失脚(=退職)したあとに「2代目」がオフィスを仕切ったりしてもらう、などの「つぼねの種まき」をしているかもしれない。
だけど、大概のつぼねは、自分さえよければそれでいい人が多いから、飛んだあとを濁していくね。よくわかんないけど、たぶんそうだと思うよ。

だがここで、「反つぼね派」が出てきてクーデターを起こしたり、「つぼね一目惚れ事件」が起きるなど、つぼねのシナリオに描かれていない出来事が起きると、劇的な変化が起きることだろう。
つぼねがつぼねという地位を失う瞬間が見れるわけで、シェークスピアの悲劇とか、プロレス団体の下克上を見るような気持ちで見ると、もしかしたら一見の価値はあるかもしれないけど、その瞬間を見るためだけに、もう一度どこかの会社に就職する気持ちは私にはさらさらないし、そんな物好きは世の中にはいないに違いない。
ライターが、戦場のルポを書くためにイラクに滞在しつづけて、帰れなくなるような話だよ。

つーか、なんでこんなアホのような話が、こんなに長くなってしまったのかは不明である。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  December 16, 2004 01:23:14 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

コメント新着

野鳥大好き @ Re:ちょいと試みに・・・(11/21) あのな…、解ったよん。
chang-wei @ Re[1]:やれやれ・・・(11/20) 野鳥大好きさん >やれやれ…でしたね。あ…
chang-wei @ Re[1]:やれやれ・・・(11/20) setattiさん >私のPCも時々おかしくなる…
野鳥大好き @ Re:やれやれ・・・(11/20) やれやれ…でしたね。あはは、赤ちゃんなん…
setatti @ Re:やれやれ・・・(11/20) 私のPCも時々おかしくなるから困ってるん…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: