『頭ぐしゃぐしゃ』の彼方に・・・

『頭ぐしゃぐしゃ』の彼方に・・・

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

chang-wei

chang-wei

September 17, 2005
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
アリの巣が増幅を続けているらしく、部屋の畳がアリだらけになってきて、

はじめのうちは大目に見ていたのだが、考えてみるとこやつらは、人の
ウチのベランダに断りもなく巣など作りやがって、あげくメシにまで手を
出そうとしている。

だんだん腹が立ってきたので、とうとう最終兵器「アリの巣コロリ」を、アリ
の巣の入り口付近にズドンと据え付けてやった。
するとどうだ。
3ヶ月ほど毎日のように室内に入り込んできたアリどもが、3日も経たない


まるで、源頼朝の襲撃を逃れようと、奥州藤原氏の民が平泉から忽然
と姿を消し、平泉を明け渡した史実のごとく、奴らは一匹残らずベランダ
から姿を消した。
この場合、ちょっと事情は異なるのであるが。
たぶん奴らは「アリの巣コロリ」の毒エサを食って一匹残らず絶命したの
であろう。

本来、あまりこういう残酷な手は使いたくなかった平和主義の私は、哀れ
なアリどもへのレクイエムとして、森山直太郎の「アリの終わり」を唄って
やった(ん、「夏の終わり」か?)。
こんな歌を唄ったところで殺生の罪は消えないだろうけど、許して欲しい。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *


を読んで、少し胸を打たれた。
現代の若者に、どんなにアホでも、これからカスみたいな大人になっても
いいから、どうか戦争で人を殺したり殺されたりだけはしないで欲しい、と
いうメッセージである。
そこまでひどいことは書いてなかったけど、そういう意味である(笑)。


になって、「憲法改正を急げ」だの「日本もアメリカに協力して戦争に参加
するべきだ」などの議論が渦を巻いた。
今はとりあえずそういう声も落ち着いているけれど、やがてまたテロが、
世界のあちこちで勃発したりすれば、この世論は再燃するでしょう。

そのとき、自分がどういう考えを持っていればよいのか、今のうちに考え
ておきたい。そして、胸に大切に抱いておきたい。
まだ平和な今のうちに。戦火が迫ってきたら、そんなことを考える余裕
さえないから。

ブッシュがイラクを攻めると云って騒いでいたとき「フセインのイラクを潰せ」
と云って息巻いていた奴が、とあるサイトの利用者の中にいた。
それ以来彼のことが嫌いになったけれど、あのまま戦争が続く中で、自分
もいずれ、彼と同じ感覚を持ってしまっていたのではないか、ということを
考えると、気分は穏やかではない。

昔から、単に国の指導者が入れ替わったというだけで、戦争推進か反戦
か、という国の姿勢はコロコロと変わってきたような気がする。
国民の根本的意識は、実際変わっていないのだろうけど、今回のアメリカ
を見ていて、それを強く感じた。
ブッシュの鶴の一声で、国全体がイラク攻撃を支持した。いや、支持させら
れてしまった。

日本だってそうなる可能性は少なくない。
いざ、政局が戦争に向かうことになって、与党の政治家が戦争参加を
叫べば、国民は指導者のいいなりに戦争を支持することにならないか。
すごく簡単にそうなってしまうように、私には見える。
今回の衆議院選挙を見ても、都知事選を見ても。すぐなびいてしまう。

戦争に行く兵士は、敵の兵士を「殺すことを目的に」戦地へ赴く。
場合によっては、軍隊には入っていない現地の人も殺すことになる場合
も多いだろう。
なぜ殺さなければならないのかという理由を、一兵士は確認する必要は
ない。いや、確認したいと思っても、できない。
指導者が「殺せ」といったが最後、殺さないことが、罪になる。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  September 17, 2005 06:53:09 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

コメント新着

野鳥大好き @ Re:ちょいと試みに・・・(11/21) あのな…、解ったよん。
chang-wei @ Re[1]:やれやれ・・・(11/20) 野鳥大好きさん >やれやれ…でしたね。あ…
chang-wei @ Re[1]:やれやれ・・・(11/20) setattiさん >私のPCも時々おかしくなる…
野鳥大好き @ Re:やれやれ・・・(11/20) やれやれ…でしたね。あはは、赤ちゃんなん…
setatti @ Re:やれやれ・・・(11/20) 私のPCも時々おかしくなるから困ってるん…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: